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プロジェクトの状況が最悪な時に、心の杖にしてる事

朝出社して椅子に座ったなら、最低限の仕事は果たしていると思っている。

その上で、進捗ゼロでも会議に出る。

常に問題解決に焦点を当てて話をする。

何を棚上げしようと、問題解決にだけフォーカスする。

そこまで出来てれば、プロジェクトがどんな状況だろうと、クライアントが激怒してようと、自分の責任は果たしている。

最もダメなのは、その場におらず話が出来ない事だからだ。

担当者が話できなければ、一歩も解決に向かわない。

しかし、プロジェクトの状況が最悪な時は、ほとんどの時間が忙殺されているので、せめて『今は対応できません』を言うだけでもしなければならない。

それが言えれば、半歩だけだが前に進む。

だから状況がどうだろうと最低限、現場には出る。

それが出来ない人は、最低限の職責を果たしてないので職から去らなければならない。

今まで何箇所もの会社で何個もプロジェクトの炎上を見たが、ダメになる時は最終的にリーダーが出社拒否すると、後は経営層が出向いて銭金での敗戦処理になる。

リーダーが逃げなくてもダメな時はダメだが、少なくともリーダーが逃げると『あ、このプロジェクト終わったな』という空気になる。

ある程度の規模の組織でリーダーになるような人は、リーダーの仕事は常に前を向いて解決を目指す事であると分かってはいる。

ただ、本当にプロジェクトの状況が厳しくなり、解決出来ないどころか着手も出来ない課題がテトリスのように積み上がると、ネガティブ要素が多過ぎて、プレッシャーとストレスによってこの「常に前を向く」が極めて困難になる。

だから、自分は朝出社して椅子に座ったなら、最低限の仕事は果たしていると思っている。

これでどうにかならなかったプロジェクトは、今のところ無い。

MEMO: