■ 1. オンボーディング高速化の概要
- 転職・異動のたびに「立ち上がりが早い」と評価される筆者が自身の取り組みを言語化したもの
- オンボーディングの速さはエンジニアとしての評価・チームからの信頼に直結する
- 「情報」「人」「組織」「自分」の4軸を意識して行動する
■ 2. 情報収集の仕組みを作る
- ドキュメントのAI活用:
- 専用GitHubリポジトリを作成し社内ドキュメントをまとめてAI(ClaudeまたはCursor)から参照できる環境を構築する
- リポジトリはアーキテクチャ設計書・API仕様書・運用手順書・議事録などの分類で管理する
- 会社のポリシーや組織規約の範囲内で実施する
- 過去ログの精読:
- GoogleドライブやSlackの過去ログをすべて読む
- Slackの過去ログにはドキュメント化されていない暗黙知(設計の背景・過去の障害・各メンバーの専門領域)が含まれる
- システム全体像の把握:
- 最初の1週間でシステム全体の構造を頭に入れる(細部は後回しでよい)
- 自分で図を描き先輩に確認することで理解の正確性を担保する
■ 3. 人との関係を築く
- 積極的な質問:
- 質問しない新人は「何を考えているかわからない」存在と映る
- 質問により自分の理解度の提示・相手への教える機会の提供・コミュニケーションの創出が可能になる
- AIやGoogleでは得られない社内知識は人に聞くことでのみINPUT可能
- キーパーソンマップの作成:
- 最初の2週間でインフラ・ドメイン知識・フロントエンド・過去の経緯など分野ごとのキーパーソンを把握する
- マップがあることで問題解決のスピードが向上する
- 助けを求める姿勢:
- 経験10年のベテランでも新環境では新人であり変なプライドを持たない
- 「助けてもらう」ことを前提に動くことで周囲も協力しやすくなる
■ 4. 組織を理解する
- 業務フローの把握:
- PRのレビューフロー・デプロイの頻度とタイミング・会議体の種類と目的・承認権限の所在を理解する
- 技術的に正しくても進め方が合っていなければ指摘される
- マネージャーの視点の理解:
- 今期のチーム目標・チームが抱える課題・上層部からの要求を把握する
- 1on1の機会があれば直接確認することも有効
- 組織課題の早期把握:
- 組織が困っている点・改善したい点を早めに把握することで自分の貢献領域が見えてくる
■ 5. 自分の立ち位置を見つける
- 足りていない領域の探索:
- チームを観察し「誰もやりたがらない仕事」「手が回っていない領域」を見つける
- 貢献領域の見極め:
- 自分の強みとチームのニーズが重なる部分を探す
- 最初の1ヶ月を観察期間とし2ヶ月目から貢献できる領域で成果を出しにいく