■ 1. 週報の目的と背景
- FindyではAI活用以前から全スタッフに週報を義務付けている
- 週報の目的は2つある
- 経営陣が現場の解像度を維持し意思決定の質を高めること
- メンバー個人の振り返りと成長の機会を創出すること
- 近年AI生成と判別できる週報が増加し読む価値が低下している
■ 2. AIによる週報の問題点
- AI生成週報に共通する問題点は以下の通り
- カレンダーの予定やNotionのメモ・GitHubイシューをまとめただけの内容になっている
- 不必要に長く読むのが困難
- 経営が必要とする個人の考えや気づき・現場の一次情報が欠落している
- AIによる業務整理自体は問題ないが週報そのものになると読む価値がほぼなくなる
■ 3. 良い週報の共通点
- 顧客・ユーザーの生の声が含まれている
- 新技術や施策を試した体験と結果が記述されている
- これらはAIには生成不可能な書き手固有の情報である
■ 4. 新フォーマットの構成
- ① 今週の印象的な出来事・気づき:
- 現場でしか捉えられない一次情報として冒頭に配置する
- ユーザーの声・商談・新技術体験など内容は問わない
- ② 経営とマネジメントの気づき:
- 出来事から経営・マネジメント視点での解釈を記述する
- 「なぜ起きたか」「市場や技術として言えること」「組織・事業として何をすべきか」を問う
- ①と②についてはAIを使わず自分で書き切ることを推奨する
- ③ 数字・進捗:
- 営業・プロダクト・エンジニアリングなど自分の仕事に紐づく数字を記載する
- 全ての仕事に数字が存在するという認識を全員に持たせる意図がある
- ④ 個人の振り返り:
- 今週の学びと来週の変化を短く記述する
■ 5. 改訂の目的
- 経営への効果:
- 冒頭から現場の一次情報と思考プロセスを取得できるようにする
- メンバーの体験と気づきを通じ経営陣の現場解像度を向上させる
- 個人成長への効果:
- 毎週「数字」「印象的な体験」「経営・マネジメントの気づき」を問い続けることで習慣化する
- 現場体験から気づきを引き出す能力が積み上がり長期的な成長につながる
■ 6. AIと週報に関する方針
- 業務効率化にAIを活用すること自体は推奨する
- 週報は「自分がどう考えたか」を残す場所として位置づける
- AI時代だからこそ思考の痕跡を残すアウトプットの価値は高まる
- 全員が現場体験から経営・マネジメントの気づきを発見する習慣を醸成し会社全体の意思決定の質向上を目指す