■ 1. コンピューター・情報科学専攻の学生急減
- 4年制大学の学部生:
- 2026年秋のコンピューター・情報科学専攻は前年秋比12.4%減
- 米非営利団体National Student Clearinghouseの研究部門が10月29日に速報値を公表
- 高等教育機関の学部生全体は0.6%増であり、対照的な動き
- 他区分でも2桁減少:
- 2年制大学などの学部で12.3%減
- 大学院で10.4%減
- 「2年制」の定義:
- 学士課程を設けていても、準学士号の授与が中心の一部大学を含む
■ 2. 医療系の増加と全体動向
- 医療系専攻の増加:
- 4年制大学の学部で6.2%増
- 2年制大学などの学部で4.3%増
- 大学院で2.0%増
- コンピューター・情報科学とは対照的に全区分で増加
- 高等教育機関全体の在籍者数:
- 前年秋比0.2%増でほぼ横ばい
- 学部生全体の増加率は前年秋の2.4%から0.6%に鈍化
- 大学院生全体:
- 1.6%減少
- 修士課程では3.7%減
- 同団体のMatthew Holsapple氏の見解:
- 在籍者数は全体として比較的安定
- 大学の種類、学位の段階、専攻分野によって状況が大きく異なる
■ 3. 減少の背景
- 公表資料での原因:
- コンピューター・情報科学分野の減少原因は示されていない
- 米国の雇用環境:
- ソフトウェア開発職の求人がコロナ禍前の水準を下回る
- 特に若手の就職環境が厳しい状況
- AIの影響の可能性:
- AIの普及を含む雇用環境の変化が学生の専攻選択に影響している可能性
■ 4. 調査データの概要
- データの範囲:
- 2026年9月24日までに報告された約792万件の在籍データに基づく
- 在籍データを提出する米国の高等教育機関のうち46.0%が対象
- 前年比較の方法:
- 各年の同じ時期に継続してデータを報告した大学などの情報を使用
- 速報値の扱い:
- 数値は今後修正される可能性あり
- 確報は2027年1月に公表予定