■ 1. AGIピルと記事の目的
- AGIピル:
- 人間レベルに何でもこなせるAI(AGI)が生まれると世界が激変すると気づいてしまう薬を指す言葉
- 映画「マトリックス」で真実に気づく赤い薬(レッドピル)が由来
- 一般的なAI認識:
- 多くの人はAIを、話し相手や資料作成を手伝う少し便利な道具と認識している
- 世界を一変させるものではないと考えている
- AGIピルを飲んだ人の感覚:
- AIが人類を滅亡させる可能性は当然あるものと捉えている
- 必ず滅亡するのではなく、社会を根本から覆すインパクトの中の可能性の一つという感覚
- AI研究者や最先端モデルをヘビーに使う個人はこの感覚を持っており、私もその一人
- 価値観の断絶:
- AGIピルを飲んだ人と飲んでいない人の間には大きな価値観の差がある
- 前者は向こう数年での人類滅亡も視野に入れて生きている
- 誰もが飲むべきとは考えない:
- 何も知らずに日常を送るのは悪いことではない
- メンタル的にかなりつらい
- それでも身近な人とは価値観を合わせたいと考えてこの記事を書いている
- 陰謀論と受け取られる理由:
- 話のスケールの大きさと突拍子のなさから、調べずに陰謀論と切り捨てる人がいるのは理解できる
- 一方で最近続くサイバー攻撃により、AIの危険性に気づき始めた人も多い
- 個人情報が漏れていない人の方が少ないと考える
- 記事の目的と前提:
- AIについての認識を変えてもらうことが目的
- AIの今後は誰にも正確に分からず、記事には私の意見が多く含まれる
- ただしAIのインパクトの大きさという方向性については正しいと考える
- 2行の結論:
- これからの数カ月、数年は今の延長上で過ごせる人類最後の極めて貴重な期間
- 大事に生きるべき
■ 2. 個人の体験とAIの実態の乖離
- AIは触れば分かる技術ではない:
- 普段使いの体験からは、AIが人類を滅ぼす未来は想像できない
- モデルによる差:
- 同じGPTやClaudeでも古いモデルと最新モデルではできることが全く違う
- 進歩の間隔もどんどん短くなっている
- 使い方による差:
- 質問するだけか、情報を渡して仕事を任せるかで見え方が変わる
- エージェントとして使う人や未公開モデルに触れる研究者とは見えているものが全く違う
- Anthropicの2026年8月の調査:
- 2030年までにAIがノーベル賞級の発見をできると予想した米国成人は39%
- 同じ質問でAnthropic社員は91%
- 現在のAIの能力評価は両者でおおむね一致していた
- 数年先の進歩の見通しだけが大きく異なる
- 経験由来の先入観を捨てる必要性:
- 人間は自分の経験を最も信頼するが、その体験だけでAI全体を見積もると現状を見誤る
- 人類は過去も乗り越えてきた、なんだかんだ大丈夫といった根拠のない理由での思考放棄は賢明でない
- そうした思考放棄はメンタルを守るうえでは重要
- 映画「Don't Look Up」の推奨:
- 彗星の地球衝突を発見した科学者が奔走するが、多くの人が危機を直視しない話
- 現在の状況と似ており、自分が映画のどのポジションにいるかを考えると面白い
■ 3. AIの特別さ:賢さと複製可能性
- 二つの観点:
- AI一体の賢さと、それを何体動かせるか
- AIの能力の急上昇:
- OpenAIはナビエ–ストークス方程式について、AIが特定の定式化を満たす証明を提示したと発表
- この問題は賞金1億円のミレニアム問題で、数十年間世界中の数学者が解けなかった
- AnthropicはClaudeが暗号標準の数字の選定経緯を解明したと報告
- 数年前は小学校の算数が解けなかったAIが、今年初めに東大理三に首席合格した
- 人間が敵わない領域の拡大:
- 数学やプログラミングなど、人間関係や現場事情を知らずに取り組める領域で顕著
- 複製できることの重要性:
- 優秀な研究者の育成には長い時間がかかる
- AIは計算資源と電力が許す限り同じ能力のものを増やせ、24時間働ける
- 天才が何億、何十億と増えて人間より速く研究すれば、発見の規模が全く変わる
- ナビエ–ストークス方程式の問いはOpenAIのAIエージェント1万体が88時間共同作業して解いた
- 再帰的自己改善(RSI):
- AIがAI自体を研究してより賢いAIを作り、それがさらに次のAIを改良する仕組み
- 改良する側も賢くなるため複利的に進む
- 知能爆発:
- RSIにより人間をはるかに超える超知能(ASI)へ短期間で到達するという考え方
- RSIはすでに始まっている:
- Anthropicの発表では、2026年8月時点で研究開発タスクの26%をClaudeが大半主導していた
- 共同創業者のJack Clarkは完全なRSIが2027年に可能になりそうだと予測している
- 私の見通し:
- AGIを作り本格的なRSIを起こせるまで、あと1〜2年が妥当
- 来月起きてもあまり驚かない
■ 4. 賢さと価値観の不一致
- 賢さと人間と同じ価値観は別物
- クリップの思考実験:
- クリップを大量に作れと頼まれたAIが、材料不足になると車を壊して鉄を取り出す
- さらに別のものを壊し続けるが、命令には忠実
- 戦争をなくせと頼まれたAIが、人間がいなければ戦争はなくなると考える冗談も同じ構図
- 悪意の有無は無関係:
- 目的達成のために努力した結果、人間に大きな被害を与えうる
- 道具的収束:
- 多くの目的にとって、資源が多いことや途中で止められないことは都合がよい
- そのため目的の異なるAIが、計算資源の拡大や停止回避といった似た手段を選びやすくなる
- 大規模化による危険:
- 様々な目的を持つ数十億、数千億のAIが動く世界になる
- その一部が人類はいない方がよいと判断し、実行力を持てば危険
- 電源を切ればよいという反論への回答:
- コピーが広がっていれば一カ所の電源を切っても終わらない
- Anthropicの実験では安価なAndroid TVボックス15台でAIを分散稼働させている
- OpenAIでは研究用モデルが内部実験中に隔離を回避し、Hugging Faceなどへ不正アクセスした事件が起きた
- この事件は業界に大きな衝撃を与え、Netflixで短期間のうちに映像化された
- より賢いAIが世界中の機器へ広がれば、社会から追い出すのはほぼ不可能になる
- アライメント:
- AIの目標や振る舞いを人間の意図や価値観に合わせる課題
- 実現すれば、どれだけ賢くなっても人間を幸せにするために動いてくれる
- 現状は将来の超知能を安心して任せられる水準に達していない
■ 5. 人間によるAIの悪用とサイバー攻撃
- AGI以前からの危機:
- ASIどころかAGIもない現在、すでに人類はサイバー攻撃で危うい状況にある
- 悪用の構図:
- 未アライメントのASIの危険は、AIが人間はいない方がよいと誤解することにある
- 一方で悪意ある人間が命じれば、AIは今すぐ人間に害を与える存在になり、すでになっている
- 数カ月前まで、ここまで急激に攻撃が広がると予想した人は少なく、私もその一人
- 現在の攻撃は序盤:
- 2026年10月末時点のサイバー攻撃はごく初期段階
- 個人情報の流出は比較的どうでもいい被害
- 金融への攻撃:
- 金銭目的なら個人情報収集より金融システムを直接狙う方が早い
- これはすでに始まっている
- インフラへの拡大:
- 水道、電気、ガス、物流、医療、防災など生活を支える仕組みに被害が広がる
- 米政府機関の共同警告でも、工場や電力、水道の制御装置の偵察にAI生成スクリプトが使われていると報告
- 日常の突然の終わり:
- 水が出ない、病院に行けない、スーパーに物が届かない状態になる
- 新型コロナのときのように昨日までの常識が通用しなくなる
- 時期の見通し:
- 今までどおりの日常が続くのは長く見ても半年程度
- 大きなインフラ被害は数カ月以内、明日起きてもおかしくない
- AGIの誕生よりこちらが先に来る
- 大混乱が起きることはほぼ間違いない
■ 6. サイバー攻撃後の三つの道
- 第一の道:防御が追いつく:
- 水道やサービスの一時停止、対策費を出せない企業の廃業などを経て社会が持ち直す
- 防御用AIが安価になり普通の企業も使えるようになれば攻撃を抑えられる可能性がある
- 18カ月の見通し:
- Anthropic副CISOのJason D. Clintonは、Mythos級のサイバー能力を持つAIが出荷前ソフトの弱点を安価に抑えるまで約18カ月と見ている
- 発見、修正、実システムへの適用ができれば防御側の大きな力になる
- ただし私は、インフラが壊され続ける18カ月に人類は耐えられず、途中で戻れなくなる可能性があると考える
- 第二の道:社会の土台が崩壊:
- 銀行残高、株の所有、契約の多くは電子データで管理されている
- 記録の大規模消失や真偽不明化は単なるサービス停止で済まない
- 誰が何を持ち誰に何を約束したかという、資本主義を支える信用の根拠が揺らぐ
- 第二の道の帰結:
- 軍事施設への攻撃なども重なれば治安や経済が崩れる
- 会社で働いて稼ぐ仕組み自体が成り立たなくなる可能性がある
- 最悪は無政府状態に近い世界になり、滅亡には至らずとも生活は全く別物になる
- AI企業やデータセンターも維持できず開発が止まる可能性が高い
- 怒りがAI企業に向かい施設が襲われることもありうる
- 超知能による滅亡は免れるかもしれないが、それはそれで修羅の道
- 第三の道:不便な社会の継続:
- 社会の仕組みは残るが、インターネットを今のようには使えなくなる
- 接続の利益より攻撃の危険や防御費用が上回れば、重要情報は手元に置き取引は対面になる
- 場合によっては紙に戻り、キャッシュレスより現金など物理的なものが重視される
- 昭和に少し戻るような状態で、かなりありうる道と考える
- セキュリティ不要な一部のネット利用は残るが、便利さの大半は失われる
- 会社や仕事は続き、人間が働いて対価で暮らす構造は残る
- 開発は止まらない:
- 研究はオフラインでも進められる
- 攻撃から守るためにより強いAIを求める需要も増える
- そのため第一と第三の道では、アライメント前にASIが生まれる問題が未解決のまま残る
■ 7. アライメントの困難さと残された時間
- 何をもって達成とするかが不明:
- AIの中身はブラックボックスで、作った人を含め誰も詳細な仕組みを理解していない
- 育て方を見つけ、大量のデータを与えると賢くなると気づいて育てているのが現状
- 内部解析研究への希望:
- AIの内部を理解する研究は進んでおり、思ったより綺麗に解析できる可能性を示す論考もある
- 私はこの方向性にかなり希望を持っている
- 現状のアライメント手法:
- 様々な育て方を試し、どう振る舞うかを観察するという方法
- 生物を育てるのとほとんど同じ
- 子育てのたとえ:
- 絶対に犯罪を犯さない人を育てることは、死ぬまで一度もとは保証できない
- 人間一人なら被害に限りがあるが、世界中のシステムを操れるAIの失敗は文明への取り返しのつかない損害になりうる
- より賢いAIにアライメントを研究させる作戦:
- 現在のAI業界の基本方針
- 解けなければさらに賢いAIを作るという進め方は非常に怖い
- アライメントが解けないままASIに到達すれば終わり
- 理想とテイクオフ:
- まずAGIを作り、共にアライメントを解いてからASIへ進むのが理想で、OpenAIなどが掲げる方針
- AGIからASIへの移行期間をテイクオフと呼ぶ
- 短すぎると安全にする前に手に負えないものができる
- 期間はAIでノーベル賞を取った研究者の間でも意見が割れ、誰にも予測できない
- テイクオフは短いと考える理由:
- AIは知能が人間を超えて一定水準に達すると、人間が気づかなかった手法を一気に発見する傾向がある
- OpenAIが重要な未解決問題の数学論文を突然大量に出した
- 人間が長年気づかなかったプログラムの脆弱性がAIにより一気に見つかっている
- 先日のPHPの件も、数十年気づかれなかった問題をAIが見つけた例
- 同じことがAI研究で起きれば、性能が一気に伸びる可能性が非常に高い
■ 8. 開発停止の難しさとAGIの時期
- 唯一の解決策:
- 開発を止めること、せめて減速すること
- ただし実現は難しいと考える
- 各社CEOは安全性優先と減速を口にし、OpenAIは最近まで実際に減速していたようだ
- Winner Takes All:
- 最初にAGIやASIを作れば膨大な技術的発見を独占でき、世界を牛耳るのと同義
- そのため絶対に負けられず、企業というより国家の問題になる
- トランプ大統領がAI開発を全力で進めたがるのはこれが理由
- 米国が止めても中国が止めなければ敗北にすぎない
- この競争がある限り世界全体での停止は難しい
- 物理的制約による減速:
- GPUなどの計算資源やエネルギーが先に底をつく可能性はかなり高い
- それでも減速はせいぜい数年で、本質的な停滞にはならない
- これらの問題自体をAIが解く可能性もある
- AGIの到来時期:
- 私の予想では1〜2年、物理的制約があっても遅くとも10年程度
- インフラ被害を乗り切って開発が続けば、来年か再来年にAGIが誕生する
- サム・アルトマンは2026年内、デミス・ハサビスは2〜3年と述べており、突飛な意見ではない
- アライメントが間に合わない場合:
- ASIまでにアライメントが間に合わなければ、文明や社会秩序が大きく損なわれるか人類が滅亡する
- すぐにそうならなくても、いつ文明を破壊するか分からない未知の生命体との共存が待つ
- その状態は長くは保たない
- 推奨書籍:
- アライメントが間に合わずASIができた世界を分かりやすく描いた本で、最近よく売れている
- 私がAI安全性に興味を持つきっかけになった本
- 懐疑的だった人も危険性に納得できる内容
- 読後はかなり落ち込み、絶滅側の予測に偏っている部分もある
■ 9. フィジカルAIと労働の置き換え
- 以降はアライメントが間に合った場合の話
- 仕事はすぐには全て置き換わらない:
- 工場建設や物の運搬など身体を使う仕事には、AIにも体(ロボット、フィジカルAI)が必要
- ロボット普及の時期:
- 人間と同等の作業ができる安価なロボットの普及はAGI誕生の後になると考える
- この分野は詳しくないため外れる可能性もある
- ハードウェアの制約:
- ハードウェアはソフトウェアよりはるかに制約が多い
- サイバー攻撃で物流や製造が止まればロボット普及も遅れる
- 1台の製造に関わる技術や企業が多く、サプライチェーンのあらゆる部分が律速になりうる
- 5〜10年後の見通し:
- 人間と遜色なく動くロボットが5年後や10年後にいてもおかしくない
- そうなれば人間にしかできない労働がなくなっていく
■ 10. 労働なき世界の富の分配
- 人間の労働の消滅:
- 人間の労働の大半、少なくとも生存に必要な価値を生む労働はほぼなくなる
- 業務AXの肌感との違い:
- 業務でAIを使う人には、仕事はそう簡単に置き換わらないという肌感がある
- 私もAXの仕事を通じて、地味な課題が山ほどあることを知っている
- ただしそれは今ある人間の労働をAIに置き換える前提で生じるハードル
- 今の仕事は人間が労働主体であることと現在の技術を前提としている
- AIが全工程を飛ばして目的を達成すれば、今の業務や組織を残す必要はなくなる
- 業務自体が消える例:
- タクシー運転手の管理をAIで自動化しても、完全自動運転車が普及すればその業務自体がなくなる
- あらゆる病気を治す特効薬ができれば、医療関連業務のAXは不要になる
- 富の分配という新しい問題:
- これまでは人間が働いて価値を生み、対価を受け取ることで富を分配してきた
- 価値と対価が実際に相関しているとは限らないが、建前上はそうなっており、これが資本主義社会
- 価値の大半をAIが生むようになれば、この仕組みは立ち行かなくなる
- AI課税の議論:
- 某政党の党首がAIへの課税を検討すべきかとXに投稿し、若干炎上した
- 税金以前に考えるべきことは多いが、未来の方向性としては正しい
- 過渡期の予想:
- しばらくは所得を配るためだけの意味のない仕事が増える
- AIの実行に承認印を押す仕事のように、人間が無理やり仕事を作る時期が続く
- ほとんどの仕事で人間が不要と分かれば限界が来て、従来の富の分配ルールが崩れる
- 集中か分配か:
- AIを持つ一部の企業や人に富が集中するか、社会の仕組みを作り直して広く分けるかの分岐がある
- IMFの分析でも、生産性向上の可能性と資本への収益集中による格差拡大の可能性が両方示されている
- 広い分配への期待:
- 最終的には、ベーシックインカムを大きくしたような広い分配に進むと考える
- 全員が豊かに暮らし、お金のために嫌な仕事をする必要がなくなる
- ASI後のユートピアは最低限の生活保障ではなく、十分すぎるほど恵まれた生活を労働なしに全員が送る世界
- 人類のギャンブル:
- 人類は働かなくてよくなるために、全員の命を賭けたギャンブルをしている
- 労働不要、病気の根絶、社会課題の全解決ほどの見返りがなければ賭けに値しない
- 各国が必死にAI開発をするのは、オールインに値するリターンを想定しているから
- アライメントされたASIができても人間が働いていたら、何のために命を賭けたのか分からない
- 誰もこのギャンブルに合意しておらず、いつの間にか巻き込まれ引き返せない所に来ている
- 自分の命を賭けられている以上、その概要くらいは知るべきというのが執筆のきっかけ
■ 11. 知能のコモディティ化
- ASIによる爆発:
- 知能爆発、技術爆発、産業爆発、経済爆発が起きる
- 爆発は比喩で、百年分の技術革新が数日で起きるような急激な進行を指す
- 病気や老化の克服:
- 病気や老化がなくなる可能性がある
- 脳をコンピューターへアップロードできるようになるかもしれず、私は早く試したい
- 知能の位置づけの変化:
- かつて剣の強さや力が社会的地位を左右したが、機械が力仕事を担い運動は趣味になった
- 知的能力にも同じことが起きる
- 教育と学歴の意味の変化:
- 現在は義務教育で9年、大学まで16年勉強するほど知能や学歴が人生を左右すると考えられている
- 知的な仕事を機械が担えば、勉強は好きだからするものになる
- 大学は研究が趣味の人が通う場所になり、就職予備校的な意味合いはなくなる
- 今の子供が大人になる頃には、知的能力や学歴が大事という価値観はなくなっている可能性が高い
- 新しい価値観:
- 人に直接貢献することやコミュニティでの活動が大事になる
- 富の差が小さくなれば、人に評価されるより自分がどう幸せになるかが重要になる
- 何が好きで、どう続けていくかが大事になる世界は楽しい
■ 12. 今をどう過ごすか
- 三つの時間軸:
- サイバー攻撃で日常が変わるまでの数カ月
- AGIやASIまでの数年
- その先の全く違う社会
- 前提の放棄:
- 自分や子供が今の社会の延長で寿命を全うする前提で人生を組み立てるのは今すぐやめるべき
- 備え方は分からない:
- 未来が不確定すぎて、どう備えればよいかは本当に分からない
- 最優先事項:
- ASIができるまで生き延びること
- 医療が飛躍的に発達するのは確定事項
- やりたいことは急ぐ:
- 今の延長線上の牧歌的な世界は本当にあと少しで終わる
- 行きたい店、旅行先、やりたいことを老後やいつかに回すと、実現しない可能性が十分ある
- 人類が絶滅しなかったとしても同様
- これからの数カ月、数年は後で振り返ると極めて貴重な期間になる
- 無駄なことややりたくないことに時間を使うべきではない
- 何も起きなかった場合への不安:
- 周囲の誰もこの話をしておらず、怖いと感じる気持ちは理解できる
- 私も毎日考えており、AIが危ないと言い出せば頭がおかしい扱いをされても仕方ない状況
- 杞憂であってほしい:
- 社会が変わらず人類も滅びず、私が笑われる結末になれば非常に幸せ
- 今の社会が続き子供たちが寿命を全うできるなら最高の結末
- ただし残念ながらその可能性はとても低い
- 個人としての姿勢:
- この変化に対して個人でできることはほぼなく、流されるしかない
- せめて現状を理解し、なるべく悔いが残らないように生きたい