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ITコンサルタントとITエンジニアの相性が激烈に悪い理由

ITコンサルタントとITエンジニアの相性が激烈に悪いのは「知らないこと」に対するアプローチが「知ってるフリをする」コンサルタントと「知らないことを認める」エンジニアの構図が原因な気がする。

優秀なエンジニアは"無知を指摘したときに誤魔化してくる奴"への生理的嫌悪が激しいから。

@hummer

コンサルタントにしてみると、客の目の前で「知らない」などというのはビジネスに対する妨害行為にほかならないので「エンジニアはビジネスをわかってない」ってなるが、エンジニアからすれば不確定事項をわかってるフリをするなど信義原則というかライフスタイルに対する冒涜なので許せるわけがない🤔

@hummer

エンジニアにとって「知ったフリをする」行為というのは、精神的な自殺行為なのを本能的に理解しているので、どんなにビジネスの重要性を解かれようがその矜持を捨てるわけにはいかない。

それをたった1度でもやればコンサルタントに"堕ちる"しかないから。

@hummer

これをコンサルタント側からみれば、「プロジェクトに雇われてる分際で、自分本位のワガママを言う、ビジネスを理解しない連中ばかり」という解釈になる。

彼らにとっての"優秀なエンジニア"っていうのは「客の前で平気で嘘をつける」か「コンサルの嘘の後始末を黙ってやれる」人というわけだ。

@hummer

実際のところエンジニア"だけ"でビジネスを受注してうまく回すのは非常に難しく、コンサルタント的なポジションが重要なのは認めざる得ない。

同じプロジェクトに関わる間柄だというのに、この相互嫌悪は文化構造的な問題で"なにもしない"だけで勝手に不信が増加するという状況はどうしたもんかね…🤔

@hummer

営業とエンジニアの相性が悪い問題と同じで、要するに職務上言いっ放しが許されるか許されないかの差でしかない。