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Colaboの監査請求と役人文学の話

Colabo事業への監査結果を読んでみる

https://anond.hatelabo.jp/20221229122645

の元増田です。

つか本当は増田よりも行政系の専門の人に学術的にしっかり解説して欲しいのだけど、全然出てこないからなあ。

これは本当にね、そういう人がいたらいいと思います。

行政学に良い先生はいっぱいいるんだけど、行政の分析ではなくて、役人独特の文法・お作法に熟知している人はなかなかいないんですよね。

その感覚からいうとそうとう踏み込んだ文章になっています。

その原因は分かりません

(事業の監査体制がほんとにザルだったのか、役人もグルのようにとられたか、それとも「都議たる監査委員様に余計なことさせやがって」という政治的な事情なのか、など)

が、ぶっちゃけ「誰に詰め腹切らせんだオラ」って文章にしか見えません。注目したいです。

あ、私の経歴を明かしておくと例によって役人経験があります。

○基礎自治体・都道府県・本省庁それぞれで勤務経験あり

○一般競走入札(数千万~数百億)、補助事業(数十億)の担当経験あり

○国会・議会まわりの経験あり

○法令・条例改正案作成経験あり

○会計検査院の通常検査・特別検査ともに受けた経験あり

○国家賠償訴訟で大弁護団に名指しで訴えられたことあり

という感じですね。

その感覚からして、今回の監査請求結果はかなり驚きをもって受け止めています。

普通にダメで住民訴訟になると思ってました。

会計検査院からの厳しい指摘ならまぁ分からなくもないんですが、極めて行政有利な結果が出がちな監査請求でこれですからね。

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