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娘が女性差別のせいで無い内定になった。○○○死ね。

娘は今年の春に卒業する。内定はまだ無い。

他の友人がやれ卒業旅行だの新人研修だの浮かれてる中、娘だけは就職活動を必死で続けている。

ギリギリまでは頑張るそうだけど、この時期に新卒を募集かけてる所なんて、思い切り足元見てるか危なそうな所ばかりだという。

その中からも何とか比較的マシな所を探して応募するも、それでも落とされる。

原因はわかっている。娘は所謂女性学・ジェンダー学の分野のゼミ出身だからだ。

初めはゼミで学んだ事などを堂々とアピールしていたらしい。

しかし、アピールが通じる事は無かったという。

男性の面接官だけでなく、女性の面接官からも良い反応は無く、案の定お祈りされると。

色んな所で似たような反応されて、娘も自分のアピールが致命的だった事に気が付き、方針を変えたらしいが

「ゼミで何をやっていたの?」「大学では何を中心に学んでいたのか?」という質問には、上手く答えられなかったり、正直に答えてしまったりして、駄目だったらしい。

娘が決して悪い訳では無い。少なくとも親としてはそう思いたい。

しかし昨今のフェミニズム・ジェンダー界隈の過激な主張を知っている世代からすれば

熱心にそういったものを学んできた人間など、社内で同様の主張をする「面倒臭そうなタイプ」と思われたのだろう。

コロナ全盛期よりは多少マシになったものの、まだまだ景気も戻っているとは言い難い。

そんな中に、危険分子の可能性が高い、明らかに分かる形で見えている新人など、避けたいというのが企業としては本音だろう。

何より私自身、会社では採用に携わる事はあるが、そういった学生は警戒するし、一面接官として採用は避けたいのが本音だと思っている。

かのシールズやしばき隊のシンパ、参加者、親和性が高い人物を採用したく無い様に、フェミニズムやジェンダーもその「ちょっと関わりたくない類」にカテゴライズされてしまっているのだろう。

少なくとも私から見たら、過激な人達程思想に染まっている様には見えない。

就活が難航しているストレスからか「私はアイツ(某有名な人)みたいに腕組みして睨み付ける様な女じゃないのに!!」って泣きながら怒っていた事もあった。

とても可哀想だと思う。

私の会社は所謂コネ採用には厳しいし、そもそも一個人で新卒枠を一人増やす、なんて事が出来る権限は無い。夫も同様だ。

何の助けにもなれないのが辛い。恐らく娘は、無い内定のまま卒業するだろう。

こうなったのは、誰のせいなのだろうか?

きっと個人の〇〇○が悪い訳では無いのかもしれない。

しかし世間に対し過激な言動・主張を繰り返し、反発・反感を買った結果がこれなのだ。

○○○のせいで娘の将来に暗雲がかかったのは事実なのだ。

いつも真っ先に被害に遭って、救済もされないのも末端だ。

正義感の強い方だった娘は、綺麗で正しい、正確に言えば綺麗で正し「そうな」主張を信じて学んだ結果、裏切られてしまった。

○○○が生んでしまった、新たな形の女性差別の対象となり、被害者になってしまった。

〇〇○の個人個人が悪い訳では無いという理性と、〇〇○のせいで娘が大変な思いをして!という感情がせめぎ合う。

〇〇○はいずれ滅ぶべきなのかもしれない。

増田文学だ