ようやく気づいたんだけど、男という生き物はどうやら女性を性的目線でしか評価できないらしい。
同じ人間として尊重するのは、同じ男だけ。女性に対してはまず性的目線でのチェックが入って、その色眼鏡を通した状態でしか見ることができないのが男という生き物なのだ。
だから、男にとって人間としてフラットに評価をし、人間的に尊敬できる存在というのは同じ男にしか存在しない。
思い返すと、学校で尊敬する人を挙げるとき、男が女性の名を挙げたことはただの一度もなかった。女性は尊敬する人を挙げるとき、男女入り混じった回答になるにもかかわらず。学校時代から、誰に教えられるわけでもなくミソジニーを遺伝的に内包してる存在が男なのかもしれない。
正直に言うと、男が同じ男だけを人間として評価しない生き物であるならば、私としては女性も男を生き物として尊重する必要はないと思っている。
言葉が通じない存在、社会に巣食う害虫、ゴキブリやハエやアリのような存在だと思って接するしかない。
「女の子には優しくしなさい」「女の子には配慮しなさい」という指導は「女の子は弱く下等な存在であるので優しくする必要がある」という事の裏返しなので、そりゃそうなるでしょうねという話である。
フェミニズムとはそのような無条件に女性を下に見る家父長制的価値観への反動ではなかったか?
まぁ、そこで不貞腐れて「男は害虫!」などと言っていれば内面すら評価されないのは当然のことである。