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草津町長への名誉毀損などの罪 元町議会議員に懲役2年求刑

草津町の元町議会議員がうその証言をした電子書籍で町長の名誉を傷つけた罪などに問われている裁判で、検察は「極めて悪質だ」として懲役2年を求刑しました。 一方、弁護側は名誉毀損の罪については改めて無罪を主張しました。

草津町の元町議会議員の新井祥子被告(56)は6年前、フリーライターと共謀して「町長室で性交渉をした」といううその証言を基にした電子書籍を出版し、黒岩信忠町長の名誉を傷つけたとして、名誉毀損の罪に問われています。

また、町長からわいせつ行為をされたとするうその刑事告訴をしたとして、虚偽告訴の罪にも問われています。

24日、前橋地方裁判所で開かれた裁判で検察は「町長との面談の音声記録に性交渉やわいせつ行為をうかがわせる内容は存在せず、町長の名誉を大幅におとしめる極めて悪質なものだ」として懲役2年を求刑しました。

弁護側は虚偽告訴の罪を認めた一方、名誉毀損の罪については「電子書籍は、被告が伝えていない表現を著者が使っており、書籍の詳しい内容は出版後に初めて知った」として改めて無罪を主張しました。

判決は9月29日に言い渡される予定です。

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