こないだ依頼者と「不倫ってなんでダメとされてるんでしょうかね?」という話になったとき「不倫を許す共同体は性病の蔓延で滅びがちだから?」と答えたらえらく納得してた。僕もそれ以外に腑に落ちる理由が思いつかない。
MEMO:
- 共同体の中で嫁が共有・乱婚の文化圏は多かったが
- 人類の歴史を見れば共同体の子供は共同体全体で育てるという期間の方が長く、不倫という観念すら薄かった
- 古代社会でも女は資産という価値観があり、他人の資産に手を出すと制裁されることはあったが、それは不倫とは違う感覚であるように見える
- 農耕文明に移行し、庶民も資産や土地を持てるようになると血縁以外に資産を分配したくないという素朴な血縁主義が生まれ、それが民法に反映されている
- 性病の危険というけど、梅毒が流行りまくっていた江戸時代〜明治の日本は滅ぶことなく存続している
- 結局のところ、配偶者は個人資産という観念が現在でも支配的であり、その因習に異を唱える者は批判されるというシンプルな話でしかない
- 自由主義を掲げるなら姦淫は自由にすればよいという話でしかない
- 姦淫が自由になると必ず「誰からも選ばれなかったミジメな奴」が発生するので、そういう無敵の人を生み出さない知恵でもあるのかもしれない
- とはいえ、それは自由恋愛という形でほぼ実現しているのであるが
- 女が配偶者の不倫を嫌うのは、自分(と子供)に振り分けられるはずだった旦那の金が余所の女(と子供)に分配されて不利益を被るからであり、これは母親が経済的自立を果たせていない事が問題である
- 要するに働け
(2025/08/19)