中国・北京で3日に行われた軍事パレードに出席した習近平国家主席とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、臓器移植を通じた寿命延長について話していたことが明らかになった。
このやり取りは、両首脳が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記と共に、北京市中心部の歴史的な天安門広場を歩いていた際、中国国営テレビのライブ配信中に偶然収録された。
会話では、プーチン氏には中国語の通訳が、習氏にはロシア語の通訳がそれぞれ介在していた。英語にはBBCが翻訳した。
習氏の通訳はロシア語で、「昔は70歳を超える人は珍しかったが、今では70歳でも子どもだと言われている」と述べていた。
その後、プーチン氏の発言は聞き取れなかったが、中国語の通訳が「バイオテクノロジーの発展により、人間の臓器は継続的に移植できるようになり、人はどんどん若返り、ついには不死さえも実現できる」と言った。
続けて習氏の通訳が、「今世紀中に150歳まで生きられる可能性があるという予測もある」と述べた。
習氏とプーチン氏は、それぞれ13年と25年にわたり、政権を維持している。いずれも退任の意向を示していない。