■ 1. クライストチャーチ事件の概要
- 事件の詳細:
- 2019年3月15日、ニュージーランド・クライストチャーチで発生
- アルヌールモスクとリンウッドイスラムセンターが襲撃された
- 51名のイスラム教徒が射殺された
- 犯人の情報:
- ブレントン・ハリソン・タラント、28歳のオーストラリア人
- 犯行にあたり「ザ・グレート・リプレイスメント」という全74ページのマニフェストをネット上で配布
- マニフェストの主張内容:
- ヨーロッパが歴史上かつて見られなかった規模の侵略(白人虐殺)に見舞われている
- 白人は毎日数を減らし、老い、弱くなっている
- 問題は出生率であり、出生率こそ白人種の未来の鍵である
- 出生率の高い移民は今白人を滅ぼそうとしている
- 生存の問題として白人が移民を先に滅ぼさねばならない
- この攻撃は多様性への攻撃ではなく、多様性の名における攻撃である
- 多様な諸民族が多様なまま分離され独自性を保つため
- 世界の諸民族がその伝統と信仰に忠実に留まり外部者の影響によって薄められないようにするため
■ 2. グレート・リプレイスメント理論の定義
- 基本概念:
- 日本語訳は「置き換え論」「大置換理論」「大置き換え理論」
- 白人種が移民・難民・非白人の高い出生率によって置き換えられるという考え方
- 具体的なメカニズム:
- 在来種である白人種が少子化によって数を減らす
- 高い出生率を維持する外来種(職の外国人や移民)がどんどん数を増やす
- やがて白人という民族集団は自国の多数派ではなくマイノリティの地位へ追いやられる
- 白人はその支配権を喪失し、白人文化は有色人種文化に飲み込まれる
- キリスト教的価値観も失われていく
- 人口統計上の白人種の衰退が西洋キリスト教文明そのものを衰退・崩壊させる
- 陰謀論的側面:
- 自然な人口動態の変化として生じるのではない
- 何者かの政治的な意図によって計画的に置き換えられつつあるとする考え方
■ 3. 理論に影響された主な事件
- アメリカでの事例:
- 2018年10月27日、ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ襲撃(ロバート・バワーズ、11人殺害)
- 2019年4月27日、カリフォルニア州ポウェイでシナゴーグ銃撃(ジョン・アーネスト)
- 2019年8月3日、テキサス州エルパソのウォルマート店舗襲撃(パトリック・クルシウス、23人殺害)
- 2022年、ニューヨーク州バッファローで10人の黒人を射殺(ペイトン・ジェンドロン)
- 共通する主張:
- 白人が侵略者によって置き換えられ滅びようとしている
- バワーズ・アーネスト・ジェンドロンは明白にユダヤ人への敵意を表明
- 反ユダヤ主義と結びつく形で語られることが多い
- 白人絶滅の計画を進めている者がユダヤ人であるという論立て
- 正当防衛としてユダヤ人を攻撃するという理屈
- ヨーロッパでの事例:
- 2019年10月9日、ドイツのハレでシナゴーグ・通行人・トルコ料理店を襲撃(ネオナチのステファン・バリート)
- ノルウェーの連続テロ事件(アンネシュ・ブレイビク、77人殺害)
- 影響の規模:
- この概念が登場した2011年以降、260件以上の殺人事件の明確な動機となってきた
■ 4. 理論の歴史的背景(19世紀〜20世紀初頭)
- 19世紀フランスにおける人口問題:
- フランス・ドイツ・イギリス、特にフランスで人口問題が国家の存続を脅かす大問題と認識されていた
- 1849年、フランスの国民議会議員が著書でフランス衰退の原因を停滞する出生率に求めた
- 1902年、人口統計学者ジャック・ベルティヨンが国の人口再生産能力が損なわれれば共同体の持続や文化・文明が危機にさらされると主張
- 人口学者の見解:
- 国力の衰退を招く出生率低下を女性の社会進出や個人主義の台頭などと関連付けた
- それを文明の退廃として批判
- 白人全体の危機への拡大:
- 1893年、歴史家チャールズ・ヘンリー・ピアソンが「一般法則として下等人種は高等人種よりも早く増加する」と論じた
- 高等人種は衰退しつつあり、人口増加・発展を通じて黒人及び黄色人種に圧倒されるだろうと予見
- 地球は黒人と黄色人種の連続した帯にすっかり取り巻かれているのが見えるだろうと警告
- アーリア人とキリスト教に属する運命にあると考えていたが、かつて劣等的だと見下していた人々に押しのけられることになる
- ルーズベルトやグラッドストンなどの政治家が彼の議論に強く影響された
- フランスの小説家モーリス・バレス:
- パリで見られるような移民の流入がフランスの民族性を損なうと考えた
- 人種の純粋性に関する様々な主張を展開
- 特定の集団との混血によって純粋性が損なわれる
- いずれ白人が外人種に侵食され圧倒されるという恐怖
■ 5. 人種自殺概念の登場(20世紀前半)
- エドワード・ロスの主張(1900年):
- 同化不能な移民を継続すれば白人種が絶滅していくと論じた
- 同化不能な要素の移民は停止されなければならない
- アングロサクソン民族は人種的に優れた国家を再生産しなければならない
- マディソン・グラントの理論:
- 人種自殺を論じる上で最もよく知られている人物の一人
- アメリカ合衆国は北方人種すなわちノルディックの国であり、優れたノルディックによって構成されている
- 移民及び他の劣等人種、さらにはアルプス人種や地中海人種といった白人の中でも劣等なものたちによって出生数で圧倒される
- 人種的な絶滅に陥るだろうと論じた
- グラントの本はヒトラーに絶賛されており、ナチスにつながる置換論にも大きな影響を与えた
- ロスロップ・ストダード(1920年):
- グラントの支持者でありKKKの構成員
- 「有色人種の勃興」という本を執筆
- 白人支配が危機にさらされていることを唱えた
- 人種混合の危険性を説き、白人種が人種としての純粋性を維持することの必要性を訴えた
- 共通する発想:
- 優れた文化や文明を維持するためには優れた人種がマジョリティでなければならない
- 人口の問題が社会の同質性や文明の優越性といった問題とはっきり結びつけられている
- 現代の大置換理論も白人のマジョリティ低下と文明の衰退を結びつけている
- この当時の議論の再生産に近い部分がある
■ 6. 第二次世界大戦後の展開
- 表面上のリセット:
- ナチスの蛮行により露骨なレイシズムは遠ざけられるようになった
- しかし完全に消えたわけではない
- 戦後の移民現象:
- ヨーロッパの帝国は解体された
- かつての植民地から旧宗主国へのポストコロニアルな移民が進行
- 戦後の出生率低下期を迎えた欧米諸国は高水準の移民流入によって人口水準を維持
- 安定的な経済発展を続けるようになる
- アメリカの社会運動:
- 公民権運動が盛り上がる
- フェミニズムなどの政治運動が活発化
- イーノック・パウエルの血の川演説:
- この時期の人口問題への恐怖を象徴する演説
- 移民の流入によって英国という伝統的共同体が崩壊することを予見
- 「我々は国家として文字通り狂っている」
- 「国が自らの葬儀の薪木を熱心に積み上げているのを眺めているようなもの」
- 「現在の傾向が続けば15年か20年のうちにこの国には350万人のイギリス連邦からの移民及びその子孫が存在することになる」
- 「差別と剥奪・危機感と憤りを抱いているのは移民ではなく、移民がやってきた側の住民の中にある」
■ 7. 学術領域からの警告
- ピエール・ショニュの主張:
- フランスの歴史家
- 人口現象と出生率の低下が西洋世界を自滅へと向かわせていることを論じた
- 先進国における人口減少と第三世界における人口増加の不均衡が全車への移住の流れを強める
- 14世紀の黒死病に匹敵するような大厄が訪れるだろうと予見
- 1980年代の警告の高まり:
- 先進国の低い出生率を代替するための移民輸入に警鐘を鳴らす声がさらに高まる
- ヨーロッパには第三世界からの移民が急増
- 中でも多かったのが北アフリカや中東のイスラム系人口
- 安定的成長を支えるために呼ばれた労働者たちがやがて定住し家族を呼び寄せた
- ヨーロッパに大規模なコミュニティを築き始める
- イスラム化への警告:
- ヨーロッパ文明が置き換えられるという物語が漠然としたものではなくなる
- イスラム化というより現実味を帯びたものへと変化
- 1995年、人口学者ジャン=クロード・シェネが「西洋の黄昏」を出版
- ヨーロッパにおけるアフリカかアラブかイスラムかの到来を警告
- 出生率が低すぎる地域では統合する母体が不足するため移民の統合は失敗に終わる
■ 8. 文学作品での描写
- ジャン・ラスパイユ「キャンプ・オブ・ザ・セインツ」(1973年):
- 第三世界からの大量移民によって西洋の白人社会が破壊される様を描くディストピア小説
- 肌の黒い難民の艦隊によってフランス及び白人の西洋世界が侵略されるというモチーフ
- 第三世界人口の増大によって西洋文明が押し潰される様を描いた
- ラスパイユ自身の意図:
- 「他の人種の増大は我々の人種が今の倫理的原則に固執する限り絶滅へと追いやる」
- 「白人世界の終焉についての戦慄すべき小説」と宣伝された
- およそ50万部ほどを売り上げた
■ 9. ルノ・カミュによる理論の確立(2011年)
- 下地の総括:
- 白人種の出生率低下・移民流入・文明衰退という大置換理論に通底するナラティブがすでに形成されていた
- 広く共有されていた
- カミュの貢献:
- 2011年に「グレート・リプレイスメント」という直接的なタイトルの本を出版
- フランスに焦点を当てた
- ムスリム及びアフリカ系移民の高出生率を指摘
- 大規模な移民輸入がヨーロッパ文明を弱体化させていると論じた
- カミュの理論の核心:
- グローバル資本主義の発達により人間はその人種や民族を問わずいつでも誰にでも置き換え可能な単なる産業の駒となった
- 人々は共同体や文化から切り離された存在となった
- 移民という現象は土着の人々が外来の人々によって徐々に代替されていく置換という現象になった
- 何者かの陰謀とまではしないが、ヨーロッパ文明を破壊するためにモダンなリベラルエリートによって助長されている忌まわしい動きだと見なした
- 理論の普及:
- 置換という現象が進行しつつあることを最もらしく説明したことから一気に市民権を得た
- 右派の政治家や活動家に受け入れられた
- ジェネレーション・アイデンティティ運動、フランスのゼムール、ハンガリーのオルバンなどが取り入れた
■ 10. 陰謀論との結合
- カミュの立場:
- 陰謀論的なものには賛同しないことを表明している
- 現実の展開:
- 置換という概念は従来の漠然とした不安を白人の絶滅とそれを計画する者たちの陰謀という物語を強化する方向に働いた
- 極右の活動家たちはこの概念を扇動的ナラティブの中にうまく取り入れた
- ユダヤ人・イスラム教徒・フェミニズム・ジェンダー理論・欧州連合・LGBT政策といった敵を集約
- 白人の置換という物語の中に組み込んだ
- 白人文明の衰退と崩壊という破局を煽る恐怖扇動に劇的に再解釈して広めていった
- 歴史的連続性:
- 何者かが欧州社会を破壊しようとしているという陰謀論の雛形は18世紀末のイルミナティ論にすでに見られた
- 隠された少数派が社会や文化を操作し伝統的・支配的集団の価値や制度を終焉させようとしていると論じるもの
- 大置換という物語はこの使い古されたが一定の支持を保ち続けている大きなストーリーにすっぽりとはまるもの
■ 11. 陰謀論的置換論の内容
- 宣伝者の戦略:
- 反移民・反中絶・反LGBT政策といった物語を結びつけることでインターネット上の様々な過激的コミュニティの不満を取り込む方法を見出した
- 陰謀論の主張内容:
- リベラル政治家・メディア・グローバル企業が白人とその文化を破壊するために組織的・陰謀的・意図的に連携している
- 西洋文化の破壊を目論むムスリムコミュニティや国際ユダヤ人が大量移民を仕組んでいる
- そうした勢力が白人文明を攻撃する意図を持って白人国家の人口構成を意図的に置き換えている
- 現状の白人社会はそうした勢力の陰謀にはめられ民族浄化・中絶容認・LGBT容認などと自ら絶滅の道を歩んでいる
- 最も高貴であるはずの白人文明がその自らの堕落さと愚かさによって劣等な者たちの奔流に押し流されていく
- 多様性を守れというのであれば白人にも生存する権利とその高貴な文明を守る権利があるにも関わらず
- バット・イェオールの「ユーラビア」(2005年):
- ヨーロッパとアラブのエリートの共同計画によりヨーロッパとアラビアを融合させた形態の社会が欧州に生み出されようとしている
- 荒唐無稽な話だが、大置換理論の登場はこうした与太話にも最もらしさを与えるようになった
■ 12. アメリカにおける白人虐殺論
- 白人虐殺論の定義:
- 移民・強制同化・暴力によって白人が絶滅へと追いやられようとしているというもの
- これら全てが白人を破壊するためにユダヤ人の陰謀によって意図的に仕組まれ操作されているという陰謀論
- 大置換理論との違い:
- より包括的である
- イスラムに対する恐怖よりも反ユダヤ主義とはっきり結びつけられている
- デイヴィッド・レインによる普及:
- 1990年代にネオナチのデイヴィッド・レインによって広く流布された概念
- レインはオーダーのメンバーでもある
- 「シオニストの陰謀は何よりもまず白色アーリア人種を絶滅させることを望んでいる」
- 「強制的な統合は冷酷で悪意あるジェノサイドである」
- 「我々の民族の存続と白人の子供たちの未来を守らねばならない」
- クライストチャーチ事件との関連:
- タラントはカミュとレインの両方の主張に強く影響されていた
■ 13. 欧州とアメリカの文脈の違い
- 欧州の文脈:
- 北アフリカ及び中東からのムスリムの計画的な移民
- アフリカから地中海沿岸諸国への黒人の大規模な移動が脅威となる
- 置換計画の推進者にはグローバリスト・ユダヤ人・イスラム主義者・欧州連合が挙げられる
- アメリカの文脈:
- サラダボウルなどと称されるアメリカは人種の分離を論じなければならないほどに多様性を抱えている
- メキシコ国境を越えて流入するヒスパニック系やアフリカ系アメリカ人が主な置換者とされる
- 彼らがアメリカ社会における白人の歴史的優位性や政治的支配を奪うという物語が主流
- 米国内の有色人種がいずれ蜂起し、国内で人種戦争を引き起こし、その結果として白人がジェノサイドに至るという筋書き
- 移民が増えることで白人を圧迫する民主党が有利になるといった文脈で語られる
- その背後にあるのはユダヤ人グループだということになっている
- ターナー日記との関連:
- ユダヤ人の欲望によりアメリカの白人が隷属させられ有色人種たちが我が者顔で振る舞う様が書かれている
- 米国におけるホワイトジェノサイドのあり方を分かりやすく表現したもの
- 混合の過程:
- 置換するという概念のキャッチーさが結びつき欧州産の大置換理論と混ざり合うような形で米国に広まった
■ 14. 理論の受け入れやすさと特徴
- 受け入れやすさの理由:
- 在来人口の出生率の低下と外来の人口集団における出生率の高さが劇的な人口動態の変化をもたらすのは統計的な事実
- 白人が少なくなり逆に移民の人口が増加し続けるコミュニティが現実に存在する
- そうした移民が多数派になるようなコミュニティは犯罪が多発し治安が崩壊し街が荒廃する悲惨な状況にあるとされる
- 移民は非ヨーロッパ的な存在であるから受け入れる側に同化することはなく、むしろその同質性を脅かして汚染していくとされる
- 統合のメカニズム:
- 移民に対する不安感情に治安の問題・教育の問題・中絶の問題・女性の社会進出・政治不信といったあらゆる要素を統合していく
- 誰もがどこか何かしら納得のできる最もらしいナラティブを形成していくことが可能になる
- SNSのような空間ではとめどなく広まっていく性質のもの
- 分離・隔離・排除への誘導:
- もはやこの問題を解決するには分離・隔離・排除といった手段を取るしかないという方向に話を持っていく
- この考え方に染まりきって直接行動に出てしまった者は何人もいる
■ 15. 世論調査に見る浸透度
- フランスの状況(2017年):
- 有権者の実に48%が人口置換はフランスで起こる、または起こりうると考えていた
- イギリスの状況(2018年):
- 英国人の58%が政府は移民の真のコストを国民に隠していると信じていた
- 51%が過去20年間に渡り政府が意図的に移民政策を通じて英国社会をより民族的に多様化させようとしてきたと考えていた
- 解釈:
- これらの人々全員が過激な陰謀論者というわけではない
- 同質性の高い社会で静かに暮らしている人々であれば当然に抱く漠然とした疑問や不安と言える
■ 16. 理論の問題点と対応の難しさ
- 陰謀論としての破綻:
- 何者かによって白人種が計画的に置き換えられようとしているというのは陰謀論
- 文化の消滅を人口動態で語ったり移民の出生率が高止まりすると仮定したりその最もらしさには破綻している部分が目立つ
- 事実の存在:
- 移民コミュニティというのは実存する
- 欧州連合が移民や難民に寛大というのは陰謀論でも何でもない
- 無茶な難民受け入れを行った国があるのも事実
- 労働力供給のために移民輸入を望んだ人がいることも事実であり隠された秘密でも何でもない
- 移民や難民に好意的な人たちが不寛容と見なされた人を攻撃しているのも事実
- 先進国の出生率が下がっているのも単なる事実
- 理論を扱う上での難しさ:
- 最もらしく聞こえる理由はちゃんとある
- 「なんか変じゃない」と思うところに「実は〜」とやられたら信じる人がいるのも理解できる
- 正当な不安と陰謀論の区別:
- 移民に懐疑的であることが極右陰謀論に親和性があることを意味しない
- 過激主義者に同調するような考えの持ち主であることは全く意味しない
- むしろそうした漠然とした不安や疑問に向き合うことなくただ単に抑えつけようとすることこそ危険
- 過激な陰謀論者につける隙を与える
■ 17. 対策と課題
- 信頼喪失の問題:
- この考え方を漠然と支持する人は移民が怖いとか憎いという以前に行政や公的機関に対する信頼を失っていることが多い
- 移民との生活トラブルを放置されたり移民の犯罪を取り締まってくれないみたいな不満
- 文句を言ったら差別主義者扱いされる
- 現実に移民の集団的な犯罪や生活トラブルが解決されないまま長期間放置されていた例はある
- 必要な対応:
- デマや陰謀論を指摘していくことは重要
- 同時に移民と地元住民のトラブルを放置しないこと
- 治安の問題にきちんと対応すること
- 今起きていることをできるだけクリアに説明すること
- 地味な仕事をサボった結果、過激なことを言う人たちが伸びてしまう
- 過激主義につける隙を与えないためにはまずは行政の信頼回復が第一
- 結論:
- 膝を突き合わせた地道な対話と信頼される制度を作るしかない
- 綺麗なお題目を唱えているだけだと過激な人たちの養分が増えるだけ
- 共生とは遠く険しく長い道のりのように思われる