■ 1. 問題の新聞記事
- 正月早々とても残念な新聞記事を残念な新聞社が出していた
- 「中国なにするものぞ」「進め一億火の玉だ」「日本国民よ特攻隊になれ」ネット上には威勢のいい言葉があふれていますという内容だった
- どこにあふれてんだよ
- 正月早々妄想を新聞記事にするのやめてくんないかな
- 正月くらい本当のことを書けばいいのに
- 案の定ネットでは大炎上しているようだ
■ 2. 界隈メディアと界隈人の共通点
- 毎度のことながらこの新聞社含め界隈メディアも界隈人も共通点がある
- それをとても言い当てている画像がネットにあったので紹介したい
- 頭の中で考えてばかりの人間は自己の認識こそが現実世界であると脳が錯覚しがちなのでまさに「お前の中ではそうなんだろう」となってしまう
- そうなってしまうと本当の現実がとても不愉快なので怒ってばかりになる
- 怒るのは自由なので勝手にすればいいがその自分の怒りをぶつける先が「まぎれもない事実や事実を正しく認識している人」に対して向けられるから厄介なのだ
■ 3. 現実との折り合いの重要性
- 所詮現実なんて大部分は不愉快で理不尽で個人からしてみれば「思い通りにはならない」ものなのが当たり前である
- だからこそ人は折り合いをつけて適応して生きていくものなのである
- なのに「思い通りにはならない」からと「お前は間違っていると」とか「事実を認めようとしない」というのはもはやガキと一緒だろう
- 見たくない事実を隠蔽や改竄してまで「自分の頭の中の世界」にこだわるのであればずっとそこに立ち止まって怒ってばかりいればいいと思う
- そうでない人は怒ったり泣いたりしながらもその先へ歩いていくから
- いやガキの方がまだマシかもしれない
■ 4. 界隈の問題行動
- こうした界隈は認めたくない事実をどうにかして事実ではなくそうとして嘘や捏造をし始めるからだ
- 何より面倒くさいのは本人に何を言っても聞く耳を持たないこと
- だって本人は自分こそが正しいと信じているから
- だからそういう界隈人は「客観的には正しい事実を間違っているものとしたいがために統計の数字すらも都合よく切り取って自分の正しいを証明しようとする」のである
■ 5. 少子化関連の誤った因果関係の例
- 具体的に少子化関連の話で言うと以下のようなものがある
- 地方からの女性流出が少子化の原因だ
- ジェンダー格差が少子化の原因だ
- 子育て支援に予算が足りないのが少子化の原因だ
- 男性の育休取得率が低いのが少子化の原因だ
- 居住面積が狭いのが少子化の原因だ
- 夫婦共働きができない環境が少子化の原因だ
- これらはすべて事実ではない
- もっと言えば相関はあっても因果ではない
- だから子育て支援予算を増やしても少子化は解決しないし男性の育休取得率をあげても少子化は解決しない
■ 6. 予算増加と育休取得率の実態
- 予算が増えても解決しないどころか増やせば増やすほど少子化が進んでいることの方が事実である
- 男性の育休取得率は実際あがっているがむしろそれの上昇とともに出生数は激減しているのも事実である
- というと男性が育休取得している夫婦の方が子どもの数が多いなどという「都合のいい切り取り統計」を持つ出してくるのだがそれはむしろ育休取得ができるような大企業や公務員しか今は子どもを持てなくなっているということの裏返しでしかない
- 「じゃあ男性の育休取得率を減らせば出生率はあがるのか」というアホなことをいうのも出てくるわけだがだからそこには因果はないという話だ
■ 7. その他の誤った因果関係の指摘
- 同様に「正規雇用の男性が働く時間を1日2時間減らせば出生率は0.35上昇する」とかを言っているトンデモ御用学者もいて本当に大丈夫かこの国の教育はと思いたくなる
- 「地方からの女性流出を防止せよ」みたいなことを言う愚かな有識者がいることも大問題で百歩譲って各都道府県が鎖国をしたとしても少子化は解決しない
- そんなもんは関係ないからだ
- 居住面積が狭い家に住んでいる夫婦は子どもが少ない狭いと多子化を諦めてしまうというのも一見もっともに見えるが子どもが少ないうちはそんな広い家に住む必要性がないからという因果の方が正しい
- これも百歩譲って広い家に住めるように住宅支援したところで少子化は改善されない
- だったらなんで一人当たりの居住面積がめちゃくちゃ広い秋田とか東北が少子化になるんだ
- 高度経済成長期に小さな団地住まいで子沢山だった事実はどうなるんだ
- 夫婦共働きの方が子どもの数が多いというのも因果は逆で子どもを増やせば働いて稼がないといけないようになるだけだ
- こんな頓馬なことを言うのは「女性流出を防止しろ」といった愚かな有識者と同じ人間だがもはや統計の正しい読み取りすらできないのかと哀れに思うほどだ
■ 8. 思想の押し付けの問題
- 自分だけの正しさで世界を覆うようにしたいという思想こそヤバい話なのだが幸か不幸かSNSの発達などで「ヤバいことを言う奴が指摘される」ようになった
- 思想は個人の自由なので好きにすればいいことなんだが自分の思想に全員を染め上げないと気が済まないのだとしたら内省が必要だろう
■ 9. 結論
- デカルトは「我思うゆえに我あり」と言ったが現実はそうじゃない
- 「我がどう思うと思わないとにかかわらず世界はなるべくしてなる」のだ
- むしろ「なるべくしてなった世界の中でしか我は思えない」