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日本にリベラルが本当に根付くために、中道改革連合に期待していること。

要約:

■ 1. 日本でリベラルが人気がない理由

  • 格差が欧米ほど深刻化していない背景:
    • アベノミクス型政策が欧米では左派的な政策に相当
    • 日本的調和を10年程度維持する効果を発揮
    • 政策転換の必要性が高まる中でアベノミクスの意義を認識した上での議論が必要
  • 欧米の左派と日本の左派の相違:
    • 韓国左派は原発推進を決定し軍事費増額にも前向き
    • 保守派側のテーマも自ら考える立ち位置を確立
    • 日本では安全保障議論自体が左派として許容されない雰囲気
  • 日本の左派の問題点:
    • 歴史的経緯から理想のバーを高く設定しがち
    • 段階的変革ではなく自民党批判と理想論の対立構造
    • 選挙スローガンが誹謗中傷レベルの内容
    • 純粋な理想を掲げるグループと政権担当グループが不可分一体

■ 2. ポエムと散文の使い分け

  • マムダニ市長の名言:
    • 選挙運動はポエムで実務は散文で
    • 散文にポエムを込める努力の重要性
  • 自民党の信頼感:
    • 選挙時のフカシ発言と実務の使い分け
    • ポエムと散文を区別できる信頼を国民が保持
  • リベラル勢力の課題:
    • ポエムと散文の使い分けに対する信頼感の欠如
  • 公明党の条件設定の意義:
    • 立憲民主党との合併条件として安保法制と原発再稼働を提示
    • 政権交代スタンバイ状態への最低限の条件として評価

■ 3. 脱原発と安全保障における現実性

  • 脱原発プランの問題:
    • 自然エネルギー財団やバークレー研究所のプランへの懐疑
    • 東北と北海道での大量洋上風力建設への依存
    • 欧州の風況と同等視することへの疑問
    • 再エネ変動吸収のシミュレーションとコスト見積もりの甘さ
    • 三菱商事の洋上風力プロジェクト撤退事例
    • 未確定段階への一本足打法的依存の危険性
  • 建設的アプローチの必要性:
    • 現状の事情と未確定領域の丁寧な腑分け
    • 段階的な協力関係構築
    • 保守派の再エネ敵視論調の問題性
    • ベストミックスへの粘り強い取り組み
  • 日本の左派の傾向:
    • 現実の難しさを自民党や東電の邪悪さに帰結
    • 陰謀論的思考への陥りやすさ
  • 安全保障の現実:
    • 長期的な対米自立の理想と現実的対応の必要性
    • 中国の周辺国威圧への対抗策
    • 北朝鮮やロシアを含む環境での軍事的均衡維持
    • ウクライナ事例における偶発的危険の回避
    • 長期的全方位平和外交と短期的軍事均衡の両立

■ 4. 純粋左派と中道左派の分離

  • 韓国左翼の特徴:
    • エネルギー政策の現実性保持
    • 軍事に対する当事者意識
    • 政権交代スタンバイ状態の実現
  • 参政党と自民党の分離との類似性:
    • 参政党の強引な外国人排斥主張
    • 自民党の現実的落とし所の模索
    • 役割分担の明確化
  • 分離の必要性:
    • 非武装中立や即時原発ゼロを主張する純粋左派の存在意義
    • 政権交代スタンバイ政党との分離による信頼獲得
    • 文化左翼的課題や貧困対策の実現可能性向上
  • 現状の問題:
    • 文化左翼的問題意識が即時原発ゼロと安保法制違憲とのセット売り
    • 自民党選択への消極的誘導
  • 期待層の存在:
    • 高市政権の積極財政路線への懸念を持つビジネス保守層
    • 自民党の復古主義的テイストへの不満
    • エネルギーと安保における与党感と文化的左翼方向の両立への需要

■ 5. 多党化時代の戦略

  • 選挙結果の評価基準:
    • 現有議席ではなく立憲単体での予想との比較が妥当
    • 公明党組織力による底上げとダメージ抑制
    • 一定のまとまりを残すことの意義
  • 中道改革連合の位置付け:
    • エネルギー政策と安保で条件クリア
    • 文化左翼的問題意識の保持
    • 韓国左派的ゾーンでのまとまり維持
  • 多党化時代における重要性:
    • 単独過半数困難時代の到来
    • 連立のコアとなる中道政党の必要性
    • れいわ新選組と自民党や参政党と立憲民主党の連立不可能性
  • 日経新聞記事の論点:
    • オランダ総選挙での改革中道政党の第1党獲得
    • 既存中道右派・中道左派と急進派のいずれも支持できない層の存在
    • 国民民主党人気の背景分析
  • 立憲民主党の問題:
    • 単体過半数戦略による無理な拡大
    • 中道議員支持層の最左翼層への幻滅
    • 左派層の安保容認論調への反発
  • 発想の転換:
    • 単体過半数から多党化時代の中道結集軸へ
    • 人数減少よりも中道政権交代スタンバイ状態の維持
    • 長期的な連立可能性の構築
  • 将来的な連立可能性:
    • 中道改革と石破的自民党と国民民主党的勢力とチームみらい的勢力の連携
    • 減税ポピュリズムではなく良識派存在のアピールの重要性

■ 6. 現場レベルとマクロレベルの使い分け

  • 敵とも話せるSNSの運営経験:
    • 支持政党を超えた対話の場の提供
    • 分断を超える対話可能性の発見
  • 日常レベルでの左派要素の必要性:
    • 科学政策における研究者の地位安定と研究時間確保
    • 左派政党特に共産党のみが問題意識を表明
    • 京大教授の研究時間不足問題
    • 現場の声の反映とグローバル競争力の両立
  • その他の問題:
    • 生活保護受給者への過剰な罵倒
    • 外国人政策の厳格さと無意味なヘイトデマの放置
    • 日常レベルでの左派要素の不足
  • セット売りの問題性:
    • 日常レベルの左派要素と即時原発ゼロや安保法制違憲のセット販売
    • バラ売り不可能な状態の不健全性
  • 両輪としての必要性:
    • エネルギー政策と安全保障での保守派懸念への対処
    • 日常レベル政策での左派的良識の共有
    • 相互補完関係の構築
  • 過剰な対立の問題:
    • 通常の安全保障議論がファシズム軍国主義扱い
    • 左派伸長が日本崩壊扱い
    • 双方のバカバカしさ
  • 重要な姿勢:
    • マクロとミクロの使い分け
    • 相手意見の悪魔化回避
    • 真摯な傾聴の必要性