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Makefileを便利コマンドメモとして使うことに対する違和感

この手のMakefileを見るたびに次のようなことを考えています。

  • そもそもREADMEを充実させる方がよい
  • ワンショットで実行するものをいちいち載せたくない
  • マシンに依存するコマンドはプロジェクト固有のツールではない認識なので違和感を感じる
  • MiddlewareはDockerに寄せたい

複雑なコマンドの組み合わせを定義したいという動機は理解できるが、それが大量に存在している時点でプロジェクト構造やワークフロー自体に根本的な歪みがある可能性が高いように感じています。 「人が覚えきれないからMakefileに記述させる」というより、「本来、そんなに複雑であるべきではなかった設計をMakefileで補っているだけ」になっている危険性がありそうな印象です。

「本来はREADMEを充実させるべき」というのがAIにとっても新規開発者にとっても嬉しい施策だという理解です。 可能な限りREADMEなどのドキュメントをちゃんとメンテナンスしていきたいですね。