/note/tech

外資系IT、日本人は35歳以上採用はかなり警戒する理由

語弊があるタイトルだけど、外資系どころか海外でIT企業で働く場合でもそう、俺大学出てからずっとITエンジニア一本でジョブホッパーやってるけど。

ここ3~4年でどこも外資系ITで「日本人のエンジニアで35才以上って時点でちょっと難色を示すね」っていう通念みたいなものがどの会社でもあって、一種「あるあるネタ」になっててちょっと興味深かったので、

この辺の事情、何故かXやはてなで書いてるやつごく少数しかいなかったので、今後若い日本人ITエンジニアとかの参考になるんじゃないかなと思って書き残しておきたい。

先に言っておくとだけど必ずしも35歳以上は絶対取らん、というわけではない。実際俺も35歳以上なわけだし。外資系で活躍してる日本人エンジニアは海千山千のツワモノが多いから35以上~50代当たり前ではあるし

ただある種の偏見(まあ一面真実なわけなんだが)というか、法則の様なものがやっぱり体感的に俺も、外資系で通用してる日本人エンジニア達や外人や経営層にもみんなあるみたいで、一種の「マーフィーの法則」みたいになってる。

■ ① 海外から見た日本の35歳以上のエンジニアを採用しづらい理由「技術的バックボーンの文化からして他責思想が染みついてるから」

これが一番の理由で、一番面白かったところ。

俺は口にはしないくらいの分別はあるとはいえ、気持ちの理解はできるけども、欧米中はもちろん、イスラエル、韓国、インド、東南アジアのIT新興国のエンジニアも皆本気で不思議がっている

「彼らはなんで、いつまでも金子勇とTRONは無理解な政府と、外国に潰されたって言い続けてるんですか?」って、確かにね、Winnyなんか出てた頃なんかまだブラウン管のPC残ってたような時代の事だから、今の若いエンジニアからすればもう理解不能の領域だよね、あの他責思想は。

前の外資ITにいたとき、そこの上司がアメリカの人だったんだけど、「TRONって世界中で使われて普及国産OSだから、端的に言って成功してると思うし、潰されたとか全然そんなことないのに、何であんなに他責思想なんだろうね、日本人エンジニアって」と酒の席で不思議がってたのをよく覚えてる。

「Winnyって、もう20年前の技術でしょ?20年前のパソコンなんて、僕は"シュタインズゲート"でしか見たことないよ」、「そんな昔の事いつまでも引きずってるから世界観からして技術のキャッチアップが偏っちゃってるところあるよね」って後輩の中国人・韓国人エンジニアが突っ込んでたのとも、ちょっと苦笑してしまった。

上司だったアメリカ人も「例えば、イギリス人のITエンジニアがアラン・チューリングは政府に潰されたせいでIT技術はアメリカに奪われたのだ!なんて言ってる人、いる?いないでしょ?いたら頭がおかしい人としか思われないよ」と滅茶苦茶辛辣なツッコミをしていた。

言われてみれば確かにそうだな、と思う。外資で働いてる日本人エンジニアって、俺含めてそういう部分は内心思うところはあるんだけど、口に出したりいつまでも気にしてる人全くいないんだよね。俺お金が稼げるからって理由で特に愛着とかないし。

でも、そういう「こだわりが強い(他責思想の)日本人エンジニア」は外資に挑戦してくることは腐るほど見て来たけど、みんな物にならずに去っていってるから(後述すると一部はハマって活躍できる人たちもいる)、採用コストも含めてその時点で難色を示すっていう「マーフィーの法則の亜種」みたいなのができちゃってて、

しかもこれ、例に挙げたのが前の会社ってだけで、ここ3~4年でどこもみんな似たような認識の話が出てるっていう話。

■ ② 特定のアニメ・サブカル分野が好きな奴は要注意

これも採用・人事考査に響くほどの謎の法則性があるんだよね。具体的な作品名は上げないけど、まぁ所謂「異世界で転生してやり直すとか、悪い女貴族に生まれ変わって…みたいなのがいっぱい書かれてるジャンルの某web小説系」が好きって日本人エンジニア、伏字にすると「●●●系」って奴。

コミュニケーション取ってる中でこの話題が出た時点で、周りの空気がピキって緊張感で凍り付く程割とみんな「あっ…(察し」ってなってしまうくらい、「使えない」というよりコンプライアンス・コミュニケーション的に問題ある「問題児」的な日本人エンジニアは圧倒的にこれが多かった。圧倒的というより、100%そうだった。

というか①に該当しなくとも「②」が発覚した段階で、空を見上げて「Oh…my god…」とみんななってしまうくらいのレベルだった。

正直「①」で上げた様な他責思想気味の人たちでも、もうテック大好き!ってくらいな人たちはこだわりが強いだけで、スキルセットがハマったらかなりうまく外資でも活躍できる可能性があるし、実際そういう人も結構いるんだよね、特にAI系とビッグデータ操れる人材は重宝されてるし。

でもこの「某アニメ分野が好きな」エンジニアって時点で、今までそんな奴一人もいなかった。マジで鍛えれば使えるとかマネジメントでどうこうなるって領域超えたレベルの、酷い奴は対人トラブルまで起こすレベルで、まぁ言葉悪いが「外れガチャ」しかいない。

これ、前の会社どころか、前々、今の会社でも同じような法則性で見てる外人や経営層が多くて、ちょっと笑っちゃった。外資で働いてる人らはてな含めて多いはずなのに、この辺のあるあるネタ出ないの割と不思議だと常々思う。

①と②がそろってるやつの率が圧倒的に35才から上で比率が異常に高かったから、なんか外資系でもそういう法則性みたいなのが流れちゃってるんだろうな、と個人的には思ってる。

まぁ逆に言えば、①と②の傾向がないエンジニアがそれだけ日本でも若手では増えてるから、「日本人のエンジニアだから」って取らないなんてことは全くないんだけども、

これから外資で働いてみたいっていう日本人エンジニアがいたら、①と②には注意してマインドセット変えた方がいいと思うよね、っていう老婆心ながら言いたいかな。

個人的な観測範囲でと前提するが特に②はヤバい、酒でべろんべろんになってたって絶対口が裂けてもいっちゃいけないレベル

しかしまぁどうしてもアニメ以外にコミュニケーションが取れないなら、外人ウケする奴がいい、結構外資は経験値高いんで外人も日本人も上司は40~50代プレイヤー多いから、鉄板は80~90年代のOVA系とか(攻殻とか銀英伝とか、あとGIジョーとかG1トランスフォーマーとか)はまぁ無難かな、って感じ。

MEMO: