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「デザインは誰のためにある?」で意見が真っ二つ→「銀杏のエスカレーター」「背景に溶け込んだ消火栓」は...

MEMO:

将棋AIの強化学習の基礎が根底から変わりそうな件

これはおそらくLLMなどの強化学習でも使えるテクニックで、強化学習での教師生成のために(探索を行って)質の高い教師を生成する必要はなく、既存の(質の低い)教師データで桁違いに大きなモデルに学習させて、そいつを蒸留するほうが低い計算コストで済む可能性がある。

Sensible SQLite defaults

MEMO:

reproio/columnify - 行指向データを列指向データ(Apache Parquet)に変換する

MEMO:

DuckDB メモ v2

MEMO:

Separating Storage and Compute in DuckDB

MEMO:

Design Doc でチームを跨いだ開発を円滑に行う

先程も述べたような差分が数百行、数千行規模の PR をいきなりレビューしてもらうのは、PR の description やコメントをいくら丁寧に書いたとしても、レビュアーの負担は大きいです。

そこで実装に入る前の段階で Design Doc を作成して、大筋の実装内容について合意を取るようにしています。

Design Doc は以下のようなアウトラインで書いています。

## このドキュメントの目的
## やりたいこと
// ここではビジネス的な視点でなぜこの施策をするのかを書きます
## 仕様
// ここでは上記のやりたいことを満たす機能要件を書きます
## 対応内容
// ここではシステム的な視点でどんな対応が必要なのかを書きます

箇条書きは無闇矢鱈にインデントしてはいけない

「評論家気取り」という作る人の行き着く先が怖い

ソフトウェア開発における「パーフェクトな意思決定」

2024年のLinuxカーネル開発を振り返る

揉め続けるBcachefs⁠、Linusはサポートを後悔!?

“開発者は殺人犯”のRaiserFSがついにメインラインから完全に削除へ

20年来の悲願⁠、リアルタイムLinuxのサポートが実現

ロシアの開発者12名がメンテナーリストから削除

7つのリニューアル!『改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』:新刊ピックアップ

こんにちは,リファクタリング大好きなミノ駆動です。『⁠良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』の著者です。このたび2024年12月25日に,本書の改訂新版を出版します。

私のさまざまな知見のアップデートを経て,このたび改訂新版を出す運びとなりました。改訂内容は主に以下の7つです。

  • 【変更】凝集度,結合度からカプセル化,関心の分離へ
  • 【加筆】インターフェースと実装の分離
  • 【変更】interfaceの解説を改善
  • 【加筆】インターフェースと実装の分離にもとづいたinterface設計
  • 【加筆】アンカリング効果
  • 【加筆】ジョシュアツリーの法則
  • 【加筆】説明による設計スキルアップ

順番に説明します。

GoのTestifyを使って独立したサブテストを実現する

OpenAI o3は,人間とは全く異質の汎用知能である危険性【東大解説】

DBテーブルのカラムを削除するときにやること・考えること

DMMからビットコインを盗んだのは北朝鮮だと日本とFBIが名指しで発表、これまでの北朝鮮による仮想通貨強盗まとめ

MEMO:

【本には書いてないオブジェクト指向⑧】Privateメソッド禁止

MEMO:

DNSにおける委任の構造が大きく変わる!? IETFの「deleg WG」が最近熱いらしい。再設計を目指し、慎重な議論

滋賀銀行が次世代勘定系システムの構築を中止、日立が和解金80億円を支払い

滋賀銀行は2024年12月20日、次世代勘定系システムの構築を中止することで日立製作所と合意したと発表した。日立は和解金として滋賀銀行に80億円を支払う。次世代システムの構築は一旦仕切り直しになり、滋賀銀行と日立の双方にとって痛手になる。

滋賀銀行は次世代システムについて「想定を上回るハードルの高さと銀行システムの安定的な提供という観点からサービスインの時期を延伸してきたが、早期の完成が見通せないため、プロジェクトの中止を決めた」(総合企画部)と説明する。

滋賀銀行は2020年9月、日立のオープン勘定系パッケージである「OpenStage」を利用して勘定系システムを刷新する計画を打ち出した。当初は2024年1月の稼働を見込んでいたが、稼働時期を2度にわたって延期した。

次世代システムの完成が見通せないことから、滋賀銀行は約61億円を投じて富士通製メインフレームを更改し、現行システムを使い続ける計画だ。更改時期は2027年1月を予定する。現行システムを継続利用し、次世代システムを構築する時間を確保する。

MEMO:

終了の危機にあった15年続くWebサービスを全力で存続させる

COBOL技術者の減少と、技術の「時限爆弾」に我々はどう向き合うべきか ~「昭和100年」を前に~【フォーカス】

MEMO:

北米ソフトウェアエンジニアのインタビュー選考ってこんな感じだよ

todo.txtを布教したい #Todoアプリ

MEMO:

テストコードの改革を進めている話

GoでUnion型/直和型をいい感じに表現する方法 #Go

オニオンアーキテクチャにおけるテストコーディングガイド

良いユニットテストを書こう

パスキーの本質

MEMO:

アーキテクチャを設計するといふこと

クレジットカードを使う時にアクワイアラーとイシュアーの間で通信されるメッセージの標準規格「ISO 8583」の...

ペアプロが嫌すぎて会社を退職した話 #ポエム

アーキテクチャレベルで依存性を逆転させたら最高だった話

AppRun β | さくらのクラウド マニュアル

AppRunは、コンテナ化されたアプリケーションを簡単にデプロイし、自動的にスケーリングを行うサービスです。インフラ管理の複雑さを気にすることなく、開発者が本来の業務であるアプリケーション開発に集中できる環境を提供します。

コンテナイメージからの直接デプロイ

さくらのコンテナレジストリ(Lab) を利用してイメージを登録してください

登録されたイメージから簡単にアプリケーションをデプロイできます

APIによるアプリケーション管理

API経由でアプリケーション作成、更新、削除などの基本操作を実行できます

バージョン管理やトラフィック制御もAPIで対応可能です

リクエストに応じたオートスケール

リクエスト数に応じて自動的にインスタンス数を調整できます

ゼロスケールにより、未使用時のコストを抑えられます(β版は無料でお使いいただけます)

MEMO:

関数とかクラスとかを切り出すときに考えていること

エレファンテック、SustainaCircuits™ 技術による汎用多層基板の開発に成功

エレファンテックでは、インクジェット印刷技術によって銅の使用量を70~80%を削減する革新的な基板 SustainaCircuits™ の量産化を行ってきました。

ただし、これまでは片面フレキシブル基板という比較的ニッチな種類の基板しか開発ができていませんでした。片面フレキシブル基板は市場の2%程度に留まり、特に市場の8割1を占める汎用多層基板2への適用が期待されていましたが実現できておらず、2027年以降の実用化を計画していました。

このたび、いくつかの技術革新によって想定より早期に、汎用多層基板の開発に成功しました。主には(1) リジッド基材対応 (2) 多層対応 に成功し、世界の基板の大半の置き換えが可能になりました。

本技術により、CO2排出をはじめとした環境負荷を大幅に削減できるだけでなく、汎用多層基板のコスト構造で大きな割合を占める銅の使用量を70%削減3することを中心に、PCB製造における製造コストを年間1兆円以上削減するポテンシャルが存在すると見込んでいます。

既に複数の電機メーカー様と先行して取り組みを実施しており、2025年前半には試作提供を開始する予定です。

MEMO:

ゲームプログラマー志望の大学一年生を弟子にとってみたけど、うまくいかなかった話

MEMO:

Goによるrsc.io/scriptパッケージを用いた独自スクリプトでテストケースを記述するテスト手法紹介

MEMO:

microsoft/pict: Pairwise Independent Combinatorial Tool

PICT はテスト ケースとテスト構成を生成します。PICT を使用すると、手動で生成したテストよりも効果的なテストを、実際のテスト ケース設計にかかる時間のほんの一部で生成できます。

PICT はコマンド ライン ツールとして実行されます。テストするインターフェイス (または構成セット、またはデータ) のパラメータを詳細に記述したモデル ファイルを準備します。PICT は、パラメータの包括的な組み合わせカバレッジを取得するために使用する必要があるテスト ケースを表す、コンパクトなパラメータ値選択肢のセットを生成します。

たとえば、パーティションとボリュームの作成用のテスト スイートを作成する場合、ドメインは、タイプ、サイズ、ファイル システム、フォーマット方法、クラスター サイズ、および圧縮というパラメータで記述できます。各パラメータには、可能な値の数が限られており、それぞれの値はその性質 (たとえば、圧縮はオンまたはオフのみ) または同等のパーティション分割 (サイズなど) によって決まります。

これらの値の組み合わせは何千通りもあります。妥当な時間内にそれらすべてをテストするのは困難です。その代わりに、すべての可能な値のペアをテストすることにします。たとえば、{Single, FAT} は 1 つのペアで、{10, Slow} は別のペアです。1 つのテスト ケースで多くのペアをカバーできます。調査によると、すべてのペアをテストすることは、徹底的なテストの効果的な代替手段であり、コストも大幅に削減されます。これにより、非常に優れたカバレッジが得られ、テスト ケースの数も管理可能なままになります。

PHPからGoへのマイグレーション for DMMアフィリエイト

Goプロダクトにおけるテスト改善の軌跡

データモデリングの基礎:関数従属性と定義域制約

MEMO:

ウォーターフォールの悪魔化とアジャイルの神格化、もうええでしょう

MEMO:

compose.yamlはマージができるし、YAMLのtagでその挙動をコントロールできる

MEMO:

無自覚にメンバーの心理的安全性を奪っていた経験から得た学び

MEMO:

SQLiteをRustで書き直した「Limbo」が海外で話題に — 完全な非同期I/Oのサポート、WASM対応、メモリ安全性の...

Limboは、SQLiteの完全なリライトを目指すTursoの新たな実験的プロジェクトである。SQLiteの堅牢な機能を継承しつつも、メモリ安全性やモダンなアーキテクチャを実現することを目指している。このプロジェクトは、GitHubのリポジトリで公開されており、オープンソースとして開発が進められている。

Limboの背後にある動機は、SQLiteの開発における制約を解消するためだ。SQLiteはC言語で書かれており、メモリ安全性の問題があるほか、非同期I/Oのサポートが限定的だった。Limboはこれらの課題を解決し、Rustのメモリ安全性と非同期処理を活用して、よりモダンで堅牢なデータベースを実現しようとしている。

つらくないRepositoryパターンを求めて

MEMO:

Re: 履歴テーブルから最新の1件を取ってくる方法

DuckDBを使ったシンプルで安価なデータマネジメント

MEMO:

改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方

MEMO:

クリーンコードクックブック コードの設計と品質を改善するためのレシピ集

大規模で複雑なコードについて、改善できる部分を特定し、本番のコードに与える影響と対策を解説します。JavaScript、PHP、Java、Pythonなどのプログラミング言語の実例を使って、拡張や保守に役立つ方法を学びます。可読性、結合度、テスト容易性などの基本的な概念と、注意すべき状況とそれらへの対処方法を解説します。

クリーンコードとは、読みやすく、理解しやすく、メンテナンスしやすいコードのことです。日々変更が加えられるシステムにおいて、クリーンコードはコードの品質を保ち、ソフトウェアの進化を促します。

本書では、ソフトウェアは現実をモデル化したものとして捉え、ソフトウェア設計においてドメインオブジェクトは現実世界の概念と1対1に対応しているべきだとしています。この考えに基づき、コードに頻繁に発生する問題への解決策をレシピという形で解説します。ドメインモデル貧血症、プリミティブ型への執着、命名やコメントの適切な使い方、YAGNI原則、フェイルファストの考え方、if文やnullの使用方法、早すぎる最適化の回避、結合度の低減、階層構造の整理、技術的負債の対処法、メタプログラミングや型の活用など、幅広いテーマを網羅します。

コード改善の実装例を使ってリファクタリングを学ぶ本書は、コーディングスキルを向上させたいプログラマやアーキテクトにとって、必携の一冊です。

MEMO:

履歴テーブルから最新の1件を取ってくる方法

PostgreSQLで時間枠を適切に扱う設計

Twelve-Factor Appの定義がオープンソース化。今後はコミュニティによりアップデートされるように

PaaS(Platform as a Service)型のクラウドサービスを提供するHerokuは、SaaS(Software as a Service)やモダンなWebアプリケーションのプラクティスをまとめた文書として知られる「Twelve-Factor App」の定義をオープンソース化したと11月12日に発表しました。

AI、人間超えた説 OpenAIの従業員が「AGIを達成した」との見方示す

OpenAIの技術スタッフであるVahid Kazemi氏が12月7日、同社がAIの最終目標とされる汎用人工知能(AGI)を既に達成したとの見解をXで示した。

Kazemi氏は、OpenAIが12月5日に一般公開した最新モデル「o1」に言及し、「すべてのタスクで人間を上回るレベルには達していないものの、ほとんどのタスクでほとんどの人間よりも優れた性能を備えている」と主張している。

LLMが「レシピに従っているだけ」という批判に対しては、1兆個のパラメータを持つニューラルネットワークが何を学習できるのかを完全に説明できる人はいないと反論。科学的手法自体も「観察、仮説、検証」というレシピとみなせると指摘し、優れた科学者の直感も試行錯誤を通じて構築されたものだとしている。

Kazemi氏は2024年10月入社の新人スタッフで、LinkedInによれば、以前はApple、Google、Waymoなどの大手テック企業でAIや自動運転の開発に携わっていた。KTH王立工科大学でコンピュータビジョンとロボット工学の博士号を取得している。

なお、前日の12月6日には、OpenAIがMicrosoftとの契約からAGIに関する条項を削除することを検討しているとFinancial Timesが報じている。発言の事業的な意味合いは不明確だ。

GNU Shepherd 1.0 Service Manager Released As "Solid Tool" Alternative To systemd

MEMO:

日本のエンジニアは甘すぎ? 「初学者への育成論」が米国からみると超不毛な理由

いいかげんAtomic Designを捨てて別の統一解が欲しい

MEMO:

『メタルギア』『ZOE』の開発者がレトロゲームエンジン「Pyxel」を作った理由【フォーカス】

データ分析で用いるSQLクエリの設計方法

サクッと伝わるドキュメントを目指すためにエンジニアが意識していること

ソフトウェアは捨てやすく作ろう

クレカ表現規制に対するVisaの見解、山田議員が日本法人に「価値判断しない」と再確認 社長の発言を受け

山田太郎参議院議員は12月2日、ビザ・ワールドワイド・ジャパンに対し、クレジットカードの表現規制について「内容に関する基準は定めておらず、判断もしていない」とする見解を再確認したと、自身のXアカウント(@yamadataro43)で明かした。同社のシータン・キトニー社長へのインタビュー報道にて、成人向けコンテンツの販売に対し「時には、ブランドを守るために、使えなくすることが必要になる」との発言があったことを受け、改めて確認したとしている。

山田議員は8月、クレジットカードの表現規制を巡って米Visa本社を訪問し、「Chief Risk Officer」「Vice President Payments Policy」「Global Government Engagement」「Global Policy」ら各責任者と会談したと発表していた。その中で、Visaから「取引について、合法であるコンテンツ等に対する価値判断は行っていない」などの説明を受けたとしていた。

他に、成人向けコンテンツについても「(1)年齢に関するルールが順守されていること(児童ポルノではないこと)、(2)合意のもとで提供されるものであること、という万国共通の基準を定め、それに基づく判断を行っているが、内容に関する基準は定めておらず、判断もしていない」「VISA規約についても、本社は基準を決めているのみで、判断を行っていない(判断を行うのは現場)」などの見解をVisaが明かしたとしていた。

今回の社長の発言について、山田議員がビザ・ワールドワイド・ジャパンに確認したところ、「VISA本社が山田議員に回答した内容に変更・追加はない」「報道のコメントは、アクワイアラー(加盟店契約会社)や決済代行会社等の現場の判断としてそのような場合があることを承知しているというもの」との返答があったという。

これを受け、山田議員は「国民生活の安定と向上、公正かつ自由な競争の促進、表現の自由の確保等の観点から、国際ブランド・アクワイアラー・決済代行会社・イシュアー(クレジットカード発行会社)のそれぞれについて、どのようなルールが必要なのか、引き続き検討を進めていく」としている。

MEMO:

ITエンジニア2年目の女の子が泣いてるのを見かけて勢いでランチに誘ってしまった→「上司は指摘だけで具体的...

永続データプログラミングと永続データ構造

MEMO:

2024年末にデザインパターンについて考える

MEMO:

X(Twitter)連携サービスを運営していたら警察から事情聴取された

「DMMビットコイン」廃業へ 5月に482億円相当が不正流出 口座などはSBI VCトレードに移管

DMM Bitcoinによると、不正流出についての調査は続けており、暗号資産の出庫処理や現物暗号資産の買い注文の受付などのサービスの利用を制限している。一方で、この状況が長引くことは、ユーザーの利便性を大きく損なうと判断。同社に開設済みの口座・預かり資産を他社に移管することを決定したとしている。

今回の合意により、同社に開設済みの口座・預かり資産(日本円、暗号資産)は、2025年3月頃を目途に全てSBI VCトレードに移管される予定だが、レバレッジ取引における未決済ポジションは移管対象外。移管日前の一定の期日までに全て決済することになるという。移管完了後、DMM Bitcoinは事業を廃止する予定だ。

DMM Bitcoinによると、不正流出についての調査は続けており、暗号資産の出庫処理や現物暗号資産の買い注文の受付などのサービスの利用を制限している。一方で、この状況が長引くことは、ユーザーの利便性を大きく損なうと判断。同社に開設済みの口座・預かり資産を他社に移管することを決定したとしている。

今回の合意により、同社に開設済みの口座・預かり資産(日本円、暗号資産)は、2025年3月頃を目途に全てSBI VCトレードに移管される予定だが、レバレッジ取引における未決済ポジションは移管対象外。移管日前の一定の期日までに全て決済することになるという。移管完了後、DMM Bitcoinは事業を廃止する予定だ。

MEMO:

フロントエンドのProps設計について

Raspberry Pi 5を搭載したポータブルミニコンピューター「Pilet」

MEMO:

50以上のマイクロサービスを支えるアプリケーションプラットフォームの設計・構築の後悔と進化

俺のフロントエンド依存管理ポリシー20241120

「競プロは役立たない」論とちょくだい氏の悟り。「急すぎた地位向上」で背負った宿命【フォーカス】

日本語に特化したOCR、文書画像解析Pythonパッケージ「YomiToku」を公開しました

最近、LLMへのRAGを用いた文書データの連携等を目的に海外を中心にOCRや文書画像解析技術に関連する新しいサービスが活発にリリースされています。

しかし、その多くは日本語をメインターゲットに開発されているわけではありません。日本語文書は、英数字に加えて、ひらがな、漢字、記号など数千種類の文字を識別する必要があったり、縦書きなど日本語ドキュメント特有のレイアウトに対処する必要があったりと日本語特有の難しさがあります。

ですが、今後、海外の開発者がこれらの課題に対処するため、日本のドキュメント画像解析に特化したものをリリースする可能性は低く、やはり自国の言語向けのサービスは自国のエンジニアが開発すべきだと筆者は考えています。

もちろん、Azure Document Intelligenceをはじめとした、クラウドサービスのドキュメント解析サービスはありますが、クラウドを利用できないユースケースも多くありますので、ローカルサーバーで実行できるサービスも必要だと思います。

そこで、ローカルサーバーで実行可能かつ、日本語文書に特化したOCR,ドキュメント画像解析を行うPythonパッケージ「YomiToku」を開発しました。YomiTokuの名前は日本語の"読み解く"から来ています(安直ですね笑)。

SI「システム開発の見積もりは5千万円」弊社「予算に合わないですね」SI「ご予算は?」弊「3千万円です」...

SI「システム開発の見積もりは5千万円」

弊社「う〜ん予算に合わないですね」

SI「ちなみご予算は?」

弊「3千万円です」

SI「じゃあ3千万円でいいです」

は?やめて??根拠のない値下げ。「この機能は急ぎではないでしょうから来期にしましょう」とか提案して??何が削られるのか分からない値下げは終盤に工数足りないとか言い出すからやめて??

上司「何で安くなったの?」

私「よく分かりません」

とか仕事出来ない人まるだしになるからやめて??

内訳は出してもらっていますが、そんな内訳に意味あるんですかね。ITシステムはほぼ人件費のなので、顧客次第でサポートやら説明資料を作るやら人件費が爆増する可能性があるので、削られるのは説明責任だったり不具合対応の人数だったりこちらが計算すれば想像が付くわけです。そこの定義をちゃんとして削る事を宣言してもらわないと信用できますかそれ

オペレーション再現性を高めるための作業用ホスト使い捨て戦略

イチからつくり直したほうが速い、という幻想

MEMO:

NUCっぽい小型堅牢PCを作れる「Raspberry Pi Compute Module 5」の開発キット組み立てレビュー

MEMO:

RDRAとLLM

NHKのネット受信契約(案)が“ダークパターン”過ぎて見過ごせない件(前編) NHKの見解は?

マネジメントが主務になって痛感するソフトウェア開発の不確実さ

EMになってかれこれ1年半ほど経過しました。仕事でほとんどコードを書かなくなってからは1年くらいが経ちます。代わりに組織やヒトのマネジメントが主務になっています。情報収集をしてチームの軌道修正をしたり、メンバーの活躍や成長を助けたり、組織の成果を大きくするための変化を企画したりといった具合です。何かを考えておく、文書にまとめるという仕事が日々大量に襲ってきます。それらを効率よくこなす訓練をしていくと、日々の仕事の不確実性はどんどん下がっていきます。この件は30分で結論を出す!この企画書は1時間でまとめきる!それを見積り通りやれるようになっていきます。パフォーマンスを出す上で、仕事に不確実性はないし許容できないというマインドが強くなるのを感じます。

そんな暮らしの中で、たまに開発タスクをやることがあります。チームの負荷を下げるため一部の保守運用を巻き取ることにしているのです。その仕事に対して、これは1時間でカタをつける!とマネージャーのモードで入っていくと酷い目に遭うことが多いです。エラーと実装をいくら読んでも原因の見当がつかないとか、他の仕様との兼ね合いで問題の箇所がいじりづらいとか、エンジニアをやっていた時は当たり前の日常ではあったものの、予想を超える障害物が当然のように次々と現れます。マネジメントが主務になったからこそ、ソフトウェア開発って大変だな……と改めて痛感します。アジャイルな見積もりと計画、スクラム、DevOpsといった道具はやっぱり必要なんだと再確認できます。そして、そうしたカオスな課題に対して、しっかり計画をして、約束をして、達成をしていく開発チーム、やっぱりすごいなと素直に思います。コードを書かなくなると、この感覚やリスペクトが薄れていく恐怖というのがあって、それを忘れないためにこういう記事に残してみたところです。

ソフトウェア開発の複雑さに立ち向かう

妻殺害で服役中のReiserFS作者、LKMLに謝罪の手紙

私は(LKMLに)直接投稿することができない。2006年に妻のニーナを殺害して投獄されているからだ(I don’t post directly because I am in prison for killing my wife Nina in 2006.)―1月18日付けでフォントデザイナー兼8chan創設者として著名なFredrick Brennanがカーネル開発者向けメーリングリスト「LKML.org」に投稿した内容がLinux関係者の間で話題を呼んでいる。2006年に妻のNina Reiserを殺害した容疑で逮捕され、第一級殺人罪で有罪判決を受けたReiserFS開発者 Hans Reiserが獄中からBrennanに宛てた手紙の全文が掲載されていたからだ。

Brennanは2023年10月、Reiserに宛ててReiserFSがLinuxカーネルから削除される予定であることを伝える手紙を書いており、その返事と返事の公開を求めたところ、11月にReiserから手書きで2通に分けて返信が届き、LKMLでの公開に至っている。

2通目は30枚近い紙数におよぶ非常に長い手紙となっており、Linuxコミュニティへの謝罪、ReiserFS V3の振り返り、ともに開発していた仲間や企業への思い、刑務所内での"社会的スキル"獲得の取り組み、ファイルシステムや名前空間に対して抱いた夢、ロシア人やロシア文化に対する思い(殺害された妻はロシア人)などが綴られている。手紙の最後には「話し合いを通して問題を解決する、そして話し合いで解決できるということを信じ、それを実行する ―私は刑務所でこれらのことを学んだ。結婚する前やLKMLに参加する前にこれらのことを学んでおければよかったのだが。こうしたことが小学校で教えられるような日が来ることを願っている」と書かれており、自身の対人/対話スキルに大きな問題があったことを後悔している様子がうかがえる。

2001年にメインラインにマージされ、一時はLinuxにおけるジャーナリングファイルシステムの草分け的存在でもあったReiserFSだが、Reiserが2006年に逮捕されてからは開発が縮退し、Btrfsやext4といったモダンなジャーナリングファイルが主流となったこともあって、カーネル開発者の間ではReiserFSの削除を求める声がしだいに大きくなっていった。2022年5月リリースの「Linux 5.18」で非推奨となり、以前はデフォルトでReiserFSを採用していたSUSE/openSUSEもすでにReiserFSのサポートを終了、2023年10月リリースの「Linux 6.6」ではメインラインでのサポートも正式に終了しており、2025年にはReiserFSのすべてのコードがLinuxカーネルから完全に削除される予定となっている。Reiser自身の出所も近いと見られているが、それも含め、ReiserFSのすべての歴史が幕を閉じる日は刻一刻と近づいている。

関連:

“時は来た”―ReiserFS、Linux 6.13でカーネルから完全に削除へ

2025年1月リリース予定の次期Linuxカーネル「Linux 6.13」に向けて、マージウィンドウではすでにいくつもの新機能が取り込まれつつあるが、一方でメインラインから完全に姿を消してしまうものもある。Linus Torvaldsは11月21日、Linux 6.13の変更作業においてジャーナリングファイルシステム「ReiserFS」をカーネルコードから削除するコードをマージした(冒頭のコメントはプルリクエストを送ったJan Karaのコメント⁠)⁠。これにより、2001年から23年間に渡ってメインラインコードに存在してきたReiserFSが完全にLinuxカーネルから消えることになる。

ReiserFSは2001年リリースのLinux 2.4.1から標準実装となったジャーナリングファイルシステムで、データベースでよく使われるB-Treeアルゴリズムを採用し、高速な書き込みやファイルオープンを実現することから高い人気があったが、メイン開発者のHans Reiserが2006年に妻のNina Reiserを殺害、第一級殺人罪で有罪判決を受けたことから開発が停滞する。最終的には第二級殺人罪で懲役15年以上という判決となり、Reiserは現在も収監中だ。このことからReiserFSの評判は大きく下がり、また、ジャーナリングファイルシステムとしてBtrfsやext4の勢いが増してきたことから、ほとんどのディストリビューターがReiserFSのサポートを終了した。メインラインでも2022年5月のLinux 5.18で非推奨となり、2023年10月のLinux 6.6ではメインラインサポートが終了、2025年にカーネルから完全に削除する決定が行われ、このことは獄中のReiserにも伝えられていた。

MEMO:

関連リンク

IT業界の三大信じられないもの。 1、営業の「できます」 2、管理職の「大丈..

IT業界の三大信じられないもの。

1、営業の「できます」

2、管理職の「大丈夫です」「問題ありません」

3、経営者の「我が社の高い技術力」「お客様からも高い評価」

4、新米プログラマの「できました」「完成です」

一番信用すべきだけど、常に無視される物.

1、熟練プログラマの「ムリです」

「日本のテスト技術者が知るべき72のこと」っぽい『にしさんの教え』を読んだ

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2025年は「Linux」飛躍の年--性能向上、新デスクトップ、市場シェアなどを予測

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React への依存を最小にするフロントエンド設計

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プログラミングにおける直交性とは

超高速・軽量なデータフレームライブラリ“Polars”とその推しポイント

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コードレビューでよくお願いする、コメントの追加のパターン7選

MEMO:

米グーグルに「クローム」売却要求へ、独占解消に向け司法省-関係者

米司法省は、米アルファベット傘下グーグルにインターネット閲覧ソフト「クローム」の売却を命じるよう裁判所に求める方針を固めた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、世界有数のテック企業に反トラスト法に基づく事業売却を求める歴史的ケースとなる。

非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、反トラスト法執行担当者と訴訟に参加した複数の州当局は20日、独占の弊害解消に向け、データライセンシング(使用許可)要件をグーグルに課す是正案もメータ判事に示す予定だ。

訴訟はトランプ政権下で提起され、バイデン政権でも継続された。判事が是正案を受け入れれば、オンライン検索市場と急成長するAI業界を一変させかねない。マイクロソフト解体に20年前に失敗した後、違法な独占が認定されたテック企業を制限する最も大掛かりな動きとなる。

MEMO:

ツイッターにはいなさそうだけど実際は存在するITエンジニアについて語ってみる

Google は ChromeOS を廃止して Android に統合する計画があるとの報告

先ほど、Google が新しいハイエンドノートPCの開発に着手し始めていることが報告されましたが、続いて Google は ChromeOS を Android に完全に移行する計画があることが報告されました。

これまで ChromeOS は Chromebook など主にノートパソコン向けに開発されている OS ですが、タブレットも含まれています。しかし、タブレットへの最適化に関しては ChromeOS は Android ほど完成度が高いとは言えません。Google はそのギャップを埋めるため、ChromeOS と Android の両方を利用できるようにしていますが、それでもまだ Android や iPad のようなエクスペリエンスには届きません。

そこで、Google は今年6月に ChromeOS に Android Linux カーネルや Android フレームワークなど、Android の技術スタックを一部採用しはじめています。これにより ChromeOS が Android に近づくことになります。

一方、Android にも Chrome と ChromeOS の機能を近づける技術が導入されたり、Linux ターミナルの導入により Linux アプリを実行することができるようになるなど、Android も ChromeOS に近づいています。また、最近リリースされている Android 15 QPR では、デスクトップウィンドウモードやキーボートとマウスのサポートの改善、外部モニターのサポート、複数のデスクトップといった、生産性向上のための新機能にも取り組んでいます。

非同期処理においてデータの整合性を保つアーキテクチャパターン

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オンライン投票はなぜ『難しい』のか

レガシーシステムにどう立ち向かうか 複雑さと理想と現実

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日本のソフトウェアの品質が低すぎる理由とは?

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