/note/tech

引き受けないお仕事の基準

たまたまお仕事の断り方という記事を読んだ。ひとり会社を経営してもうすぐ5年が経とうとしている。うちの会社では過去に1度、大きな失敗を経験してふりかえりを行った。その際に引き受けないお仕事の基準というものを社内で作成した。その失敗に至った原因の1つとして、本来引き受けるべきではないお仕事を受けてしまったと後になって反省した。

報酬が魅力的でも信用できない相手や嫌いな相手との取引

入金が遅い取引

自分のスキルアップにならない取引 (単純作業)

価格的に不利な取引

在庫などでこちらがリスクを負う取引

現金の出し入れや現金売上があがる取引 (手間が増える)

一般的に逆に思えるかもしれないが、本当の意味でお仕事は選ばなければいくらでもある。なんらかの理由で急ぎで運転資金や生活費を稼ぐ必要があり、仕事の内容を精査できない状況はあるかもしれない。それは向こうから依頼がくるのではなく、自らがそのお仕事を選択しているので別に構わない。

それは零細企業ほど他社のお手伝いにさけるリソースが小さく、それをいっときの雰囲気で判断してしまうと、中長期でみてうまくいかないことがある。むしろ、そのお仕事が失敗したとしても、自社にとっての収穫や価値があることを慎重に選ばないといけない。先の当社の失敗経験でいえば、結果的に2ヶ月ただ働きしたこととなり、何も得られるモノはなかった。