IT土方なんて言われている件ですよね。本来プログラマー、ソフトウェアエンジニアになるべきでない人達が、SE/PG(日本独自で世界には通用しない呼び方)と称して業界にたくさんいる事は確かです。残念ながらそういう方々は質が低いと言わざるを得ません。そういう方々をソフトウェアエンジニアには含めないと考えれば、実のところそんなにレベルが低いものではありません。
過去2000年に外資ベンチャーを経験しましたが、私達、日本法人のソフトウェアエンジニアと米国本社のソフトウェアエンジニアで実力、スキルに大差はありませんでした。違いといえば、本社の彼らよりも私達の方が年俸が安かったぐらいです。むしろ、几帳面に働く日本人の方が優秀なぐらいです。(笑
私達はよく勘違いしがちですが、金髪で目が青色で英語を話せば凄いと思いきや、蓋を開けてみれば、同じです。私達だって最初かた米国に生まれれば普通に英語を話します。
日本は有名なIT企業が誕生しない
これは、日本独自の働き方や、エンジニアの優位性を認めず、全員、会社員や工場労働者にしたがる日本の企業文化に問題があるかと思います。ソフトウェアエンジニアを含め、いわゆるスペシャリストは、ジョブ型雇用、年俸制でないと、うまく噛み合いません。
年功序列、終身雇用、新卒一斉採用、過度な解雇規制の元では、雇用の流動化もなく、技術革新もイノベーションも起こりませんね。