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高速化したインメモリDB「Redis 8.0」正式リリース。AGPLv3対応によりオープンソースに復帰

Redisは昨年(2024年)3月に、それまでのオープンソースライセンスから商用サービスによる利用を制限するRedis Source Available License (RSALv2)とServer Side Public License (SSPLv1)のデュアルライセンスに変更しました。

ある意味で同社の狙い通り、このライセンス変更が発表された翌月の2024年4月には、AWSが中心となりLinux Foundation傘下でRedisのフォークとして「Valkey」プロジェクトが開始され、Google Cloud、Oracleなど多くのベンダが協力を表明。

こうした状況を受けて、Redis 8.0ではオープンソースライセンスであるAGPLv3が追加され、オープンソースライセンスに復帰することとなりました。

2024年3月にRdisの非オープンソース化を決断したRedis CEOのRowan Trollope氏は今回のオープンソースへの復帰に関して、Redisのオリジナル開発者であるSalvatore Sanfillipo氏(通称:antirez氏)が昨年11月にデベロッパーエバンジェリストとして同社に加わったことを紹介しつつ、同氏の当初のビジョンに従ってRedis を進化させながら、開発者が愛するプラットフォームを作っていくとしています。

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