滋賀県警草津署は22日、夫(35)にメチルアルコールを飲ませて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで滋賀県栗東市出庭、無職森崎愛美容疑者(33)を逮捕した。「飲ませたことは間違いないが、殺そうとはしていない」と容疑を一部否認している。夫は退院したが、視力が低下するなどの症状があるという。
逮捕容疑は2023年9月ごろ、自宅で夫にメチルアルコールを入れた飲み物を飲ませ、メチルアルコール中毒にして殺害しようとした疑い。草津署は22日、森崎容疑者を送検した。
署によると、23年10月に医療機関から「入院している患者を検査した結果、メチルアルコール中毒だった」と署に相談があり、経緯を捜査していた。
メチルアルコールはメタノールとも呼ばれ、無色透明で独特の臭気がある。人体に有害で、飲むと失明する恐れがある。経口致死量は、30~100ミリリットルで、毒劇物法で劇物に指定されている。署が入手経路や動機などを調べている。
滋賀県栗東市の当時の自宅で2023年、夫にメタノールを飲ませて視力障害を負わせたとして傷害罪に問われた妻森崎愛美被告(36)=同県湖南市=の判決で大津地裁(徳井隆一裁判官)は3日、無罪を言い渡した。求刑は懲役9年だった。
公判で被告は「そのような事実はない」と無罪を主張。弁護側は犯行を裏付ける客観的な証拠はないと主張していた。
被告は23年9月21~23日ごろ、メタノールを飲み物に混ぜるなどして夫に飲ませ、メタノール中毒で回復の見込みのない視力障害を負わせたとして起訴された。
検察側は、被告が事件前にメタノールを主成分とする燃料用アルコールを購入していたとし、第三者が飲ませる機会はなかったと指摘していた。
中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党の合流協議が白紙に戻るなか、立憲の田名部幹事長は次期衆議院選挙には立憲としても候補者を擁立する考えを示しました。
立憲民主党 田名部幹事長
「我々も衆議院のいない立憲民主党というのを、これ以上長く続けていくわけにはいかないと思っているので、1つの党の中に衆議院と参議院がある形を作っていくことが大事だと思っています」
ことし1月、立憲と公明の衆議院議員によって中道が結党されたことから、現在、立憲には参議院議員のみが所属している状況です。立憲の田名部幹事長は、中道の立憲系と公明系とで分党に向けた協議を行っていることを念頭に、中道の判断を待った上で、立憲としても次期衆院選に候補者を擁立する考えを示しました。
ただ、これについて立憲の幹部は、「中道や公明と次期衆院選で戦うということでなく、選挙でも連携していくつもりだ」、「最大の力を発揮できるよう、野党の力の結集を丁寧に進める」などと説明しています。
■ 1. 論争の構図
- 堀口対暇空の対立:
- 堀口英利は暇空茜と喧嘩している人物
- 暇空が堀口を学歴詐称ではないかと攻撃している事象が起きている
- 双方の刑事上の立場:
- 堀口はストーカー規制法違反容疑で逮捕され21日ほど拘束されたが釈放された
- 今の情勢では罪はないと見るが、捜査が続いて起訴される可能性は残る
- 暇空はがっつり起訴されている
- つまり起訴されている人と、起訴されるかもしれない人の喧嘩である
- 発端はXでの学歴の応酬:
- 近畿大学かキングス・カレッジ・ロンドンかという学歴の話から始まった
- 互いに思うところがあり、永遠に続く争いになっている
- Grokに情勢を尋ねた理由:
- GrokはXやnoteをかなりモニターしており、特にXに詳しく今の情勢が分かる
- Geminiではここまでたどり着けない
- 資料のテキストはすべてGrokが生成したものである
- ネット上での断定は禁物:
- 「堀口は学歴詐称だ」とネットに書いてはならない
- 書けば負けるし、そういう判例も出ている
■ 2. 学歴詐称の型と堀口の学歴
- 争点は卒業ではなく在籍:
- 卒業の詐称なら卒業証明書を出させれば一瞬で終わる
- 在籍中の証明は難しく、学生証を出しても偽造だと言われると手詰まりになる
- 堀口の学歴経歴:
- 2016年から2019年まで大学の法学部政治学科に在籍し、ハラスメント被害を理由に中途退学した
- 2019年9月から2020年8月までSOAS、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院のインターナショナル・ファウンデーションに在籍した
- 2020年9月からキングス・カレッジ・ロンドン社会科学公共政策学部戦争学科の学部課程に在籍している
- 典型的な詐称とは型が違う:
- 卒業ではなく大学生であることを、本人はこれまでも隠していない
- 存在しない学位を卒業扱いにする、別大学出身を偽るといった典型的な型とは異なる
- 東大にも開成出身だと偽っていた者がいたが、そうした高校詐称とも型が違う
■ 3. 詐称を主張する側の根拠
- 清谷氏の主張:
- 軍事評論家で、暇空以前に堀口とレスバをしていた人物である
- 学歴詐称だとして訴えていた
- 堀口が学歴の証明として出したのは入学許可のものであり、すでに退学しているのではないかという主張である
- 暇空の主張:
- 学生証や構内写真、在学証明がサマースクールやオープンキャンパスのものではないかと疑う
- この細かい点は暇空側を見るしかないが、自分はあまり信じていない
- 暇空の番組づくりの手法:
- 証拠があるわけではなく、疑わしいのではないかという段階を番組にするタイプである
- 確定してからやるなら番組は1つしか作れない
- この論法で無限に番組を作っている
- 追及に費やされる膨大な時間:
- 資格取得には弁護士で3000時間から8000時間、公認会計士で4000時間かかる
- 暇空対堀口を追う時間があれば税理士や公認会計士の資格が取れる
- 日本で一番追っている人はすでに4年やっており、今から追いつくのは不可能に近い
- 冷静な議論の担い手:
- ある程度冷静な議論をして追っているのは自分たちだけである
- オイドンや赤木レイアは暇空を叩くための動画を作っている
- 赤木レイアや取材相手は元は暇空側だったが、今は堀口側として暇空を叩く仕事のようになっている
■ 4. 司法の判断状況
- 清谷訴訟の認定:
- 原告は清谷氏で、堀口が訴えられた訴訟である
- 積極的に学歴を詐称する意図はなかったとされた
- 学歴詐称という指摘は真実性を満たさないと裁判官が判断した
- 東京地裁の削除命令:
- 暇空の記事がKCLの学歴を詐称しているという印象を与え名誉を毀損すると判断された
- 記事の公共性と攻撃目的は認められず、削除が命じられた
- シークレットシューズ疑惑の写真など、どう見ても中傷目的の記事だったと見る
- Xの削除訴訟:
- 補助参加人側の「学歴詐称は真実だ」という主張が排斥されたと堀口側が報じている
- 補助参加とは、Xが訴えられた訴訟に暇空が参加させろと申し出て加わる仕組みである
- 立証責任は詐称を主張する側にある:
- 現時点の立証で「学歴詐称だ」と公然と書くのは違法である
- 清谷や暇空が出している証拠では詐称を立証できない
- 真実だと言えなければ名誉毀損になる
- 裁判所は在学を認定していない:
- 裁判所がKCLに在学して順調に履修していると確認したわけではない
- 現時点の証拠では詐称と言えないという判断にとどまる
- 裁判所がそれを明らかにする必要もない
- 資料の残し方の差:
- 堀口は自分に有利になるものをnoteに資料として残していく
- 暇空はそれをやらず、YouTubeとXの信者だけが基盤である
■ 5. 真実を知るのはKCLのみ
- 大学は情報を出さない:
- 個人情報を理由に問い合わせには答えない
- 裁判所に提供しろと言われても嫌がることがある
- 出したせいで負けたと言われて訴えられうるので、出さないほうが問題にならない
- 第三者が問い合わせても、大学が教える必要はない
- 堀口が公開した在学証明:
- KCLからエンロールメントの証明を取得したとして公開している
- 学籍番号や学年はマスキングされ、ダウンロードは有料である
- 有料でダウンロードした人は周囲にいないため内容を確認できていない
- 証明を出しても疑いは残る:
- 暇空は疑う前提で細かいところまで見る、疑い抜くタイプである
- そのため証明を出しても争いが終わらない
■ 6. 学籍ステータスの分類
- 在籍のまま欠席が多い状態:
- 休みがちなだけで学生であり、中退はしていない
- インタラプション・オブ・スタディーズ:
- 中断中を意味し、休学に近い
- 休学中は在学しており退学ではない
- サスペンション:
- 停学を意味し、大学が懲戒や調査中などを理由に就学を止める状態である
- 停学の場合でも在籍はしているので学歴詐称にはならない
- 堀口は停学を取り消せという趣旨でKCLを訴えているが、note由来の情報のためGrokは把握していない
- ウィズドローンとディスコンティニュエーション:
- 本人か大学が籍を消した除籍に近い状態である
- 籍が消えている状態で在学していると言えば、多少は詐称に近づく
- ただし、いつの時点の発言かという問題も残る
- ターミネーション・フォー・ノンエンゲージメント:
- 出席や課題提出がない状態が続くと大学が籍を切る
- 結果として退学扱いになる
■ 7. 在籍年数と通学実態の解釈
- 日本の大学の在籍年数:
- 東大は前期2年後期2年に分かれ、それぞれ4年まで在籍できる
- 早稲田はシステム上8年在籍でき、単位を1つも取らなくても8年まではいられる
- 8年で単位が足りなければ退学になる
- 自分自身は前期で1年、後期で2年留年し7年在籍した
- コロナ特例の可能性:
- KCLがどの基準で籍を切るのかは不明である
- コロナで通学できず単位が取れなかった学生に2年の猶予を認める特例があってもおかしくない
- 本国に帰らざるをえなかった、勉強どころではなかったという事情もありうる
- 3年課程が6年近くに伸びている:
- 本人も停学があり通っていない期間があると主張している
- 6年なら日本の常識でもまだ在籍できる範囲である
- コロナ特例があればさらに2年ほど在籍できる可能性がある
- 10年前ならもういないと言えるが、絶妙な線である
- 通学実態の薄さと退学は別:
- 通学の実態が少ないことは明らかで、日本にいた事実もある
- コロナ期はリモートがあったため、日本にいながら在学することもできた
- 通学していないことは退学の原因にはなるが、退学の事実そのものではない
- 確認すべき点:
- 現在の学籍がどの状態で大学に登録されているかを確認する必要がある
- 入学もしていなかったなら、それで勝負あり
■ 8. 8月30日から9月1日の新展開
- 証拠が暇空に渡った:
- 堀口と仲の良いハブ氏が資料を暇空に送った
- 暇空は罠だと言わずに内容を見て、メンバーシップで検証した
- メールの解析結果:
- 堀口が大学の証明として出したメールはKCLから届いた本物だと認めた
- 宛先には堀口の名前が出ている
- 堀口が語ってきた学歴は証明できず、むしろ疑惑が強まったと主張している
- サスペンデッドの記載:
- 在籍が停止・停学とあると書かれている
- 学生番号付きメールアドレスがあることを、普通に通っているBA学生ではない根拠と読んでいる
- BAはバチェラー・オブ・アーツで、文系学部の学士を指す
- 主張の切り替え:
- これまではメールの証明書を偽物・偽造だと言っていた
- 本物だが内容が学歴の証明には届かない、という形に釣り替えた
- 負けて批判され反撃を受けても攻撃自体は変わらないのが暇空流である
- 新たな改ざん主張:
- フォントの一部が歪んでいる、Cの字が歪んでいるなど改ざんの兆候があるとAIが言ったと述べている
- 疑わしいと思うのは自由だが、それは証明しなければならない
- 疑わしいというだけで番組が作れる構造であり、徳川の埋蔵金やツチノコと同じである
- 堀口側の反論:
- サスペンデッドの記載こそ、正規のフルタイム学生として学部課程にいる証明だと読む投稿もある
- 堀口は在籍も停学も事実として相手側に認めさせている
■ 9. 世論と勢力図
- 法廷では堀口が勝ち越し:
- 侮辱などで勝訴を重ね、横浜地検が暇空を侮辱罪で起訴している
- 請求は500万円だが認容は10万円から30万円程度が多い
- 違法とされるのは表現の仕方:
- 暇空の追及が全部違法とされているわけではない
- 断定の仕方と表現の反復が名誉毀損・侮辱になりやすい
- 拡散力は暇空が優勢:
- YouTube視聴と反復配信の定着では暇空が上である
- 学歴詐称・証明系の動画は数万再生に達する
- 証明の組織、停学通知、年数の長さ、通学の薄さを分かりやすい疑惑として固定した
- 暇空の思考様式:
- 自分がこうだと思ったことを言い続けるうちに、それが真実として定着していく
- 絶対的な証拠を突きつけないと変わらない
- 修正する際も誤りを認めず、ちょこちょこと話をそらしていく
- 物書きとしては悪い点だが、YouTuberとしては有利な点である
- 負けを認めない強み:
- 負けを認めないので抗争が続き、裁判でも止まらない
- 何度負けても同じテンションで向かう最高のヒールとして人気を得ている
- 裁判で負けても疑惑は変わらない
- 暇空の世界観と支持層:
- クジラの大きさを200mと述べるなど事実誤認がある
- 視聴者は物知らずな面より、堀口に対する推理小説的な楽しみを求めている
- その興行では暇空が一番の売れっ子であり、他の追及者は訴えられて消えていった
- 証拠の販売:
- 暇空は堀口の詐称の証拠を10万円で売り、役場ハル氏がそれを買った
- その翌日に同じものを無料で公開した
- 支持層の反応:
- 偽造という主張が変わったことで、支持層は更新された感を得ている
- 停学・中断なら通っている学生ではない、という以前の疑問と接続しやすい
- 堀口を下げたい人にとっては、詐称かどうかより通っていないことが重要である
- 堀口側の発信:
- 本人はXよりnoteで古い勝訴判決の解説を量産している印象が強い
- 既存の勝訴判決の再掲が中心である
- かつてのカルプス軍団は仁藤夢乃に名指しで批判されて以降、勢いを失った
■ 10. 未解明の本丸
- 2020年9月に戦争学のバチェラー・オブ・アーツへ正規入学したのかどうかが未解明である
- 現在の学籍がエンロールドかインタラプテッドかサスペンデッドかウィズドローンかが未解明である
- 郵送の原本とメール文書に食い違いがあるかどうかも争点になりうる
- KCLが裁判所の調査に何と答えたのかは公開されていない
- 情報が全部出ない理由:
- 堀口側に言いたくない何かがあって全部は出さない可能性がある
- 疑って騒ぐ側に余計なことを言わせるため、ちょこ出ししている可能性がある
■ 11. Grokの予想オッズ: 学籍の実態
- 前提条件:
- メールは本物だがエンロールドかサスペンデッドか不明という材料である
- 調査は非公開で、日本の民事は堀口の勝ち越しを前提とする
- 籍はあるが長期の中断・停学・未就学:
- 1.8倍で最も低いオッズの本命である
- 正規BA入学の事実が薄い:
- 3.5倍である
- ファウンデーションや条件付きオファー、短期、別ステータスをBA在学として見せている可能性である
- 2020年から問題なくBAに在籍:
- 8倍の穴である
- 遅延は病気と裁判だけで説明できるという想定である
- 学籍そのものが存在せずメールも偽物:
- 20倍の大穴である
- 本命の根拠:
- 追及側がメールを本物と認め始めたこと、停学の文言、3年課程が6年近く伸びていることが同じ方向を向いている
- 大学メールが本物なら、完全な幽霊学生は買いづらい
- 勝敗との対応:
- 上位2つなら暇空の勝ちで、詐称と言える
- 下位2つなら堀口の勝ちで、詐称ではない
■ 12. Grokの予想オッズ: 司法
- 詐称と書いてはいけないという堀口有利の判決が続く:
- 1.6倍で本命である
- 表現の反復による認定がすでに蓄積している
- メール文書がKCL発信と裁判所に認められる:
- 追及側が本物と言い始めたため倍率は低い
- 郵送の原本が偽造と裁判所に認定される:
- 3.2倍で暇空側の勝ちとなる
- 暇空が学歴の点で民事の本訴に勝ち真実性まで通す:
- 4.5倍である
- 調査嘱託が決定打になれば跳ねる
- 日本の判決が堀口の学歴詐称を積極認定する:
- 6倍である
- これまで複数の判決が詐称の主張を排斥している
- 法廷の点数と入学の事実は別レース:
- 堀口は裁判で勝ち続けて既成事実化する戦い方である
- 暇空は入学の事実を証明して一発逆転する戦い方である
- 暇空は勘は鋭いが論証過程が伴わないため負ける
■ 13. 1年以内に起きそうなこと
- 調査嘱託の中身が判決に一部出てくる:
- 通っている事実が出れば堀口が裁判で無双となる
- 暇空にはかなり厳しくなる
- KCLがSNS向けに公式コメントする:
- 個人情報を理由にほぼありえず15倍である
- 堀口が卒業したと発表する:
- 12倍である
- 3年課程で6年在籍しているため、いつ卒業してもおかしくない
- 双方の大型和解で学歴訴訟が終わる:
- 10倍でなかなか起きない
- 論争が2027年以降も続く:
- 1.5倍である
■ 14. 総括
- 本命は籍が緩く残った停学・中断型:
- 学生ゼロでも優等なBA学生でもない
- 一行にまとめたオッズ:
- 通学の実態が薄いのが1.3倍である
- それが日本の司法で学歴詐称になるのは5倍前後と薄くなる
- 暇空の「入学すらしていない」が全部通るのが3.5倍である
- 焦点はサスペンデッドの読まれ方:
- 偽装か本物かではなく、サスペンデッドの位置づけを裁判所がどう読むかが焦点である
- そこが動いた瞬間、オッズの表はまとめて書き換わる
■ 15. 大学教育と問いの力
- オックスブリッジ型の問い:
- 『東大はクイズを教えない』はオックスフォードとケンブリッジの難問に東大卒が挑む企画である
- この学校に行って何を学ぶのかという点に焦点を当てている
- 「あなたにとって悪い本とは何ですか」「幸せだとはどういうことですか」といった問いを扱う
- 「あなたは自分を利口だと思いますか」「あなたならりんごをどう説明しますか」といった問いも扱う
- りんごの説明という難問:
- 果物で赤いと答えたら終わってしまう
- 事実の説明だけでは、その大学で学ぶ知性を持っていると証明できない
- 前提と相手の設定:
- 誰に説明するかによって答えが変わる
- 視覚に障害のある方に言語で説明する場合を想定するなど、前提や定義にこだわる回答が多い
- 実業界寄りの回答:
- 鳥井氏は、正直に言えば食えば一発で分かると答えた
- 聞くより見ろという発想であり、実のある説明である
- 文化人類学的な回答:
- りんごが人類の中でどういう共有イメージを持って共感されているかを抽出する必要がある
- りんごは神話にも登場する通り、極めてポジティブなイメージを持つ
- 原初の人間が果実を見つけ、エネルギーを得て生存できるという希望を抱いた背景がある可能性がある
- その結果、栄養価が高く生命を長らえさせる象徴として人類に広く伝えられた
- 相手別の説明の例:
- りんごを知らない国の人に、貿易のために勧める説明ができる
- 果物を食べる習慣のない同世代には、食物繊維やビタミンCなど栄養学的に勧める
- 栽培したい人や農家志望者には専門知識が必要で、説明が難しくなる
- 「運命とは何か」という問い:
- 運命は宗教の話であり、宗教観によって変わる概念である
- 日本人の運命と欧米の人の運命は違うという地点から論じる
- そのうえで自分が運命をどう考えるかを、現在の事業の話と結び付けて答えた
- 「おのずから」と「みずから」:
- 学部では竹内整一の『「おのずから」と「みずから」の思想』を扱った
- 同じ「自ら」の字でありながら、意味は逆である
- 「みずから」は自分で主体的に行うことを指す
- 「おのずから」は勝手にそうなることを指し、神様寄りで敬虔さに通じる
- 絶対者はこちらが働きかけるのではなく、祈っているだけで自然にやってくれるものである
- 大学教育への肯定:
- 入学時にはできなかった答え方が、卒業時にはできるようになっている
- 日本の大学教育、東大を含めた教育は間違っていない
- 日本の大学入試を経た人はオックスブリッジの入試問題が苦手だが、出るときにはできるようになる
- 堀口も「運命とは何ですか」に答えられるはずである
- 議論で鍛えられた経験:
- 宗教学の合同ゼミ後の飲み会で、40人の前で神について一人ずつ意見を述べさせられた
- 2ちゃんねるでお宝動画を出した人が神と呼ばれることを、日本古来の神のイメージと結び付けて論じた
- AIとレポート:
- レポートをAIで書くため、真面目に書く学生が減っている
- 慶応の教員は、AIには読めて人間には読めない形で必ず入れる文を仕込むトラップを作った
- AIがその文言を入れてくれば、AIの使用が判明する
- レポートをAIに書かせても、自分で説明できなければ意味がない
■ 1. 発端となった堀口君の主張
- メールによる証明の提示:
- 堀口君がメールでもらったと言っている証明書は偽物であり、原本ではない
- 昨日メールでこういう返事をもらえたと言っている日付が示されている
- 原本提出日との食い違い:
- 原本が提出されているのは7月14日
- 堀口君が言及したのは3月7日と8月11日の書類
- 対象となる2枚の書類:
- 3月7日のものは堀口君が10万円で売っている証明書
- 8月11日のものは調べた結果、神原先生に提出した書類だった
- 8月11日のものはキングス・カレッジ・ロンドンにいた証拠として神原先生に出した証拠
- 証明の対象範囲:
- 堀口君が証明しようとしたのは、俺に出していない3月の書類と神原先生越しに出した8月の書類の2枚のみ
■ 2. AIによる7月・8月書類の比較
- AIによる検証の着手:
- 何かあると考え、AIに書類を調べさせたところ、極めて奇妙な事実が判明した
- 卒業予定日の行の消失:
- Expected Completion Date、すなわち卒業予定日の記載が7月にはあるが8月にはない
- 8月になるとこの行が消えている
- 追加加工の疑い:
- 増えている1行について、傾きや滲みが他のフォントと異なり、追加で加工された可能性が高いとAIが指摘
- 肉眼ではほぼ判別できないが、確かにわずかな差がある
- 行間の不一致:
- 同じものに1行を足したのではなく、行の隙間そのものが異なる
- 原本と提出証拠の食い違い:
- 原本の7月と、神原弁護士に出した8月とで、この行が変わること自体が非常におかしい
- 双方とも裁判所に提出された正式なものであり、片方は原本として提出されている
■ 3. 文字単位で検出された異常
- 傾きの検出:
- Complete以降の文字列が少し傾いているとAIが指摘した
- 傾きが異なる可能性があるという指摘は、線を引いて確認すると実際に確認できる
- 線を引いた検証結果:
- Completeから右上に浮いている
- Cの下が欠けており、右側が下がっている
- 横に並んでいるはずが右へわずかに上がっている
- 配置の不自然さ:
- 配置が完全に他から浮いており、mの頂点や上の数字と比べると傾いて見える
- 同一文字の形状差:
- ExpectedとCompletionで同じ小文字のPの末端形状が異なる
- 片方の書類ではSやDの末端、スラッシュの末端が揃うが、もう片方では揃わない
■ 4. 綴りと大文字小文字の不統一
- Full Time Studentの表記揺れ:
- フルタイムの綴りが書類ごとに変わり、大文字小文字が1ヶ月で入れ替わっている
- In War Studiesの表記揺れ:
- Iの大文字小文字が書類間で異なる
- その他の語句の表記揺れ:
- OF ARTS、Program of Study、Confirm、Term Timeでも差異がある
- 文法上の意味の相違:
- Term Timeは名詞、Termは形容詞であり意味が異なる
- 網羅的な不一致:
- 1つとして同じもののない書面であり、1、2、3、4、5、6行目と差異が連続する
- 10個程度は差異がありそうな状態である
- 逆説的な違和感:
- これだけ表記が揺れていながらスペルミスがない点も、かえって違和感がある
■ 5. 記号とレイアウトの不統一
- 句読点記号の不一致:
- 文末のキングス・カレッジ・ロンドンがコロンとピリオドで異なる
- ピリオドの有無が複数箇所で入れ替わっており、コロン、ピリオドなし、ピリオドありが混在する
- 黒塗り後の表記差:
- 黒塗りの後にJapanが付くものと付かないものがある
- 語の位置ずれ:
- On 3/1 2023のOnの位置がずれており、that normallyの下にある
- 改行位置の相違:
- 本文1行目の改行位置が異なる
- 全体の改行位置も一致しない
- 表題と宛先の順序:
- Confirmation of Study Letterという表題と宛先の順番が入れ替わっている
- 書式の根幹であり、変わるはずのない箇所である
- 箱と判子の位置:
- 1番下の箱が7月のものには表示されていない
- 判子はより下に押されている
■ 6. 大学発行文書としての不自然さ
- 発行元の一貫性:
- キングス・カレッジ・ロンドンが書類ごとに綴りを変えることはあり得ない
- Fランクの大学でも書式はそれくらい共通している
- 手打ち作成の疑い:
- 提出用書類を手打ちでタイピングして作成しているとしか考えられない
- 目コピで作成してもここまで間違えるはずがない
- テンプレート不使用への疑問:
- テンプレートを使わず一件一件作成しているのであれば、活版印刷よりレベルが低い
- 活版印刷は、手で写す写本の時代のミスを、版木を組み合わせて同じ字を印刷できるようにした印刷の始まりである
- 例外説明の否定:
- 特例措置で書式が異なるという説明は成り立たない
- 発行している組織が書類ごとに違ってよいはずがない
- 作成主体の推測:
- 違う業者に投げた、あるいは違う人間に作らせた可能性がある
- ミスの多いものと少ないものが混在している
■ 7. AIを用いた検証と公開
- AI活用の方針:
- 差異は1個ずつ手作業で追うのではなく、手元でAIに調べさせるのが無難である
- Grokにツイートの回答をかけるだけでもかなりの差異が出てくる
- 視聴者への共有:
- Xに画像をポストしたので、視聴者も各自AIに読み込ませて探すとよい
- 検証題材としての適性:
- AIの性能チェックの題材としてちょうどよく、間違い探しとして成立する
- AIが作った疑いのある書類をAIが検証する構図になっている
- 自身の校正能力:
- 日本語の校正であればパッと見ただけで違和感が浮いて見えるが、英語の校正は弱い
- 最初は8月の書類のおかしさだけを指摘するつもりだったが、AIの指摘から差異が次々に見つかった
■ 8. 3月・8月の書類が持つ意味
- 3月書面の位置づけ:
- 3月の書面は裁判所に一切提出されていない
- 堀口君は俺との裁判で出していない書面を証明しようとした
- 3月書面の内容推測:
- サマーコースか何かの書類を、詐欺にならないよう黒塗りにしたものだと考えられる
- あるいは完全に詐欺目的のものである可能性もある
- 8月書面の位置づけ:
- 神原弁護士に出したものは事前に提出済みである
- 提出先の推測:
- 3月のものはおそらく父親か誰かに出したものである
- 証明の宛先:
- 俺に出していないことを証明しようとしている以上、メールでの証明は俺ではない誰かに向けたものである
■ 9. 偽造に関する結論
- 少なくとも片方は偽物:
- 7月と8月を見比べるだけで、少なくとも片方は偽物である
- 誰がどう見ても片方は偽物である
- 両方偽物との判断:
- 片方が偽物である以上、両方偽物だと考える
- 本物を出せるのであれば偽物を作る必要がない
- 判別不能な状態:
- 片方が完璧で片方がミスだらけならミスの方を偽物と判断できる
- しかし双方にミスがあるため、そのような判別ができない
- 刑事的な問題:
- より偽物らしいものが原本だとして提出されている以上、それ自体が罪となる
- メールを書くだけでは、本物の書類を所持していることの証明にはならない
- 検証の結果:
- 2つを見比べるだけでこれほどの問題が見つかることは想定外だった
■ 10. 堀口君の状態と今後
- 躊躇のなさの意味:
- 躊躇なく提出してきた以上、すでに一線を越えた後だと考えられる
- まともな神経であればビクビクし、何度も見直すはずである
- 常習性の推測:
- 偽物で人を騙すことに慣れている
- おそらく2021年頃から続けている
- 引き返し不能点:
- ポイント・オブ・ノーリターンは想定よりも前の地点にあった
- 自首の勧め:
- この国の仕組み上、自首すれば罪が減る可能性はゼロではない
- 堀口君を心配しているのではなく、全てが明らかになってほしいため、警察に自首して保護されるべきだと考える
- 身の危険への言及:
- 堀口君が抱えている事情次第では、襲われても関知しない
- 明日にでも堀口君が大変な目に遭ったとしても同情しない
- 結論:
- 堀口君については警察に任せる
例の高校教師の自殺だけど、キリスト教系の学校なので本人もキリスト教徒だった可能性が高いんだけど(それが教員の正規雇用の条件とする学校が多い)、実際にキリスト教徒だったなら、キリスト教の理念に基づいた学校で教える立場だったのに自殺しちゃうんだって呆れる。
キリスト教はほとんどの宗派で自殺は大罪。死後に地獄に落ちるか、少なくとも天国(神様の側)には永遠に行けなくなる。どんなに慈悲深いローマ法王猊下でも残念だけどそれはそう自殺者に救いは無いと回答する。死後の世界への信仰心が薄かったのかね?
職場はキリスト教徒だらけで大学に神学部があり聖職者も周囲にいたろうに誰もこの人を救えなかったんだな。どんな大悪人であっても悔い改めてイエス様を救い主として受け入れれば赦されるという教義は、まさに今回の事件のような世間が絶対に許さない個人では償えない罪を背負った人間に救済を与える教えだろうに、現実に苦難に直面した人を救えなかった。
■ 1. バスローブ会見の発端
- AIデータセンター会見:
- 8月6日、秋田県が日本最大級のAIデータセンター建設に関する記者会見を開催
- 米国のAI関連企業と秋田市のIT関連企業が、秋田市北部の工業団地に建設を進める計画
- 県発表ではない急な説明:
- 県のウェブサイトに発表資料は掲載されておらず、地元紙は当該企業2社が計画を明らかにしたと報道
- 報道を受けた急な説明であり、秋田県からの発表ではなかったと見られる
- 問題視された映像:
- オンライン出席した県産業労働部の企業誘致推進監(当時)の男性が、カメラをオンにしていなかった
- 他の県職員に促された末に映ったのは、スマートフォンと思しき縦長の画面
- メガネをかけた男性が白いバスローブ姿で隣の人物と談笑し、時折鼻からタバコの煙のような白いものを吐いていた
- 県の当初説明:
- 翌7日に産業労働部長が記者会見を開き謝罪
- 8月5日に東京で公務があり、翌日秋田に戻り、体調不良で自宅療養していたと説明
- 横にいたのは妻であり、タバコは無意識に1本吸ったと説明
- SNSでの炎上:
- 県の幹部職員がバスローブにタバコ姿で会見に臨んだ点に批判が集中
■ 2. 訂正と処分の内容
- 14日の二度目の説明:
- 男性は自宅ではなくホテルにおり、配偶者ではない女性=不倫相手と一緒にいたと訂正
- 6日の勤務については、7日になってから提出された休暇申請を事後承諾したと明らかにした
- 寄せられた苦情:
- 8月14日午前8時半までに、県へ145件の苦情が寄せられた
- 県が課した処分:
- 停職6カ月と、課長級から主幹への2段階降格
■ 3. 橋下徹の「重すぎる」
- 庁舎外の行為はプライベート:
- 8月17日放送の関西テレビ番組で、庁舎外でバスローブを着て他の女性といた点はプライベートの問題であり構わないと橋下徹氏が発言
- 非難対象は虚偽の休暇:
- 非難されるべきはウソをついて休んだ点であり、そこだけを見れば処分は重すぎると橋下氏は主張
■ 4. 人事院指針との照合
- 秋田県に量定基準なし:
- 教職員向けの懲戒処分の基準は教育委員会が公表しているが、県職員の具体的な量定基準は確かめられない
- 教職員と同じく、人事院の「懲戒処分の指針」等を参考に量定を決定していると思われる
- 虚偽報告の量定:
- 指針では、今回の処分対象と思われる虚偽報告は減給又は戒告とされている
- 停職に相当する事案:
- 正当な理由なく11日以上20日以内勤務を欠いた長期の無断欠勤や、他の職員への暴行による職場秩序の混乱が該当
- 秘密漏洩、入札談合への関与、セクハラなど、刑法犯として罪に問われかねない事案も停職に当たる
- 半年間は短くない:
- 県条例では停職期間は1日以上1年以下と定められているが、半年間は短いとは言えない
■ 5. 専門家の見解と県の主張のズレ
- 加重を認める弁護士見解:
- 谷真介弁護士は、記者会見の姿が地方公務員法第33条の「信用失墜行為」に当たると解説
- 県幹部として責任者的な立場にあったことも、処分を加重し得る「加重事由」となり得ると解説
- 県が挙げた処分理由:
- SNSなどで様々な情報が発信され批判が殺到し、社会的に大きな影響を及ぼすに至ったと県は説明
- その後の聞き取りでも職員が虚偽の説明を繰り返した点を、重大な信用失墜行為と位置づけた
- 判明しているウソの範囲:
- 聞き取りの詳細が明らかにされていない以上、メディアに出ている限りでのウソは限定的である
- 自宅ではなくラブホテルだった点と、妻ではなく配偶者ではない女性だった点に留まる
■ 6. 不透明なプロセスへの不信
- 反復された虚偽の未説明:
- その後に繰り返されたという虚偽の説明の中身を、県は説明しなければならない
- 説明がない以上、その職の信用を傷つける行為=信用失墜行為が何なのか分からない
- 休暇申請の事後受理:
- 批判された会見の翌日に提出された休暇申請を事後的に受理した県の姿勢は問われる
- 休暇中だったから問題はないという言い訳で、事案をやりすごそうとした可能性がある
- 処分内容の未公表:
- 県のウェブサイトに今回の処分についての説明は見つけられない
- 人事院の公表指針では、職務遂行上の行為に係る懲戒処分は公表するものとされている
- 社会的に大きな影響を及ぼした以上、多くの人に分かる形で公にしなければならない
■ 7. ネット批判と処分の加重
- 加重の説明がつかない:
- 虚偽の説明=減給又は戒告に虚偽説明の反復=信用失墜行為が加わったとしても、6カ月の停職まで重くなるとは考えにくい
- 後者は県のサイトに公表されておらず、報道を見る限りでも詳らかではない
- 空気に抗えない行政への疑い:
- 批判が殺到する結果を行政機関が重く見て、処分の検討にあたって考慮した可能性がある
- 法令を最も遵守すべき行政機関が、減給又は戒告では炎上を鎮火できないと慌てて加重した可能性がある
- 問うべき論点:
- 県がどの事情をどの程度考慮したかという内部過程が不明である以上、SNSが処分を重くしたと断定はできない
- 問うべきは断定ではなく、SNS上の批判を行政機関が懲戒処分の理由としてどこまで考慮してよいかである
■ 8. 炎上はSNS以前から存在
- SNS悪玉論ではない:
- SNSが行政を歪めたと言いたいわけではなく、四半世紀以上前にも同様の幹部職員の炎上があった
- 長野県の名刺折り曲げ事件:
- 2000年10月、長野県知事選挙に当選した田中康夫氏の初登庁時、挨拶回りで名刺を配布した
- 当時の企業局長は、社員に名刺を渡す会社は倒産する会社だと知事に応じた
- それでも名刺を渡した知事に対し、企業局長はなかったことにしてよいかと言いながら名刺を折り曲げた
- 苦情殺到と知事の対応:
- やりとりがテレビカメラの前で行われ全国に報じられると、長野県庁には苦情の電話が殺到し、今で言えば炎上した
- 4日後に企業局長は辞表を提出したが、田中氏が慰留し、その職にとどまった
- 今回とは逆に、集まった苦情を逆手にとって知事がみずからの器の大きさを示した事案である
■ 9. 秋田県知事の対応の変化
- 「ガチャン」の前知事:
- クマの駆除への抗議電話を切るポーズを見せた佐竹敬久前知事は強気であった
- プレジデントオンラインの取材に対しても、その「ガチャン」を再現していた
- 謝罪する現知事:
- 鈴木健太知事は、県民に大変不快な思いをさせたことを深くわびるとコメントした
- 苦情件数の比較:
- 145件の苦情は、時代の違いを考慮した上でなお、2000年に長野県へ寄せられた1万件よりはるかに少ない
- 20日後に残る疑念:
- 批判が殺到してから20日ほど過ぎた今、橋下徹氏や谷真介氏らにより重すぎる、やや重い印象との疑念が呈されている
■ 10. 行政の原則と歯止め
- 炎上は短命、処分は長期:
- SNSで様々な情報が発信される状況はうつろいやすく、忘れられやすい
- ニュースそのものへの関心よりも、処分の妥当性のほうが今なお注目されている
- 炎上は短命だが処分の傷は長く残り、男性職員にとっては職を失うほどのインパクトを持つ
- 右往左往する行政の危うさ:
- こうした状況に右往左往していては、行政の原則はいくらでも捻じ曲げられてしまう
- 十分すぎる社会的制裁:
- 日本では大きく話題になった事件の刑事裁判で、社会的制裁を受けているとして量刑上考慮されるケースが少なくない
- 今回も実名でさんざん報道されており、十分過ぎるほどに社会的制裁を受けている
- 県がとるべき対応:
- 秋田県はまず処分の妥当性について、ウェブサイトなどを通じて広く理由を明らかにすべきである
- それが難しいのであれば、さまざまな基準に照らしてあらためて考え直すべきである
- 加重の歯止め喪失:
- ネットリンチに遭うだけでなく、リンチそのものが処分をさらに重くするなら、加重に歯止めがきかなくなる
2024年11月、埼玉県さいたま市西区の私立埼玉栄高校のグラウンドで、同校生徒らがグラウンド整備用の車を運転して横転させ、助手席の男子生徒=当時(17)=が死亡した事故で、男子生徒の両親が同校を運営する学校法人佐藤栄学園、同校教諭、運転していた男子生徒らを相手取り、計約1億3662万円の損害賠償を求めて、さいたま地裁に提訴することが31日、関係者への取材で分かった。9月1日にも提訴する。
事故は24年11月16日夜に発生。同校男子サッカー部のグラウンド整備用の軽乗用車に生徒ら4人が乗車し、のり面に乗り上げた際に助手席側を下にして横転し、助手席の男子生徒が死亡した。県警は昨年11月、車を運転していた男子生徒を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検。今年3月、サッカー部の男性教諭とコーチの男性教諭を業務上過失致死傷の疑いで、さいたま地検に書類送検していた。
訴状によると、両親が原告となり、学園、理事長、校長、サッカー部の部長や監督、コーチなど学園側と、運転していた男子生徒、同乗していた生徒とその親らを被告として損害賠償を求めている。
原告側は訴状で、車の管理体制に不備があったと指摘。鍵は監督室内で管理されていたが、23年3月以降は無施錠の車内に保管することが常態化していた。事故当時は車内に置いてあり、誰でも鍵にアクセスできる状態だった。生徒による無断運転も常態化し、事故の約1カ月前にも同じ場所で同じ生徒が車を運転して横転させる事故が発生していたが、学校側は調査や再発防止策を講じていなかったとしている。
ほかにも生徒らが生活をしていた寮はオートロック式だったが、寮生が無断外出することが容易であり、無断外出を放任していたとして舎監も責任を負うとしている。
今年2月に公表された第三者委員会による事故の調査報告書では、生徒や車両に対する学校側の管理体制の不備が野放しにされていたことが事故の背景にあると指摘されていた。訴訟では学園側が報告書が出た後も保護者への説明の場を設けず、遺族に対しても説明を行っていないことなどは国が学校設置者に求める対応の最低限の水準に達していないとした。これらの不誠実な事後対応は遺族の精神的苦痛を一層深めるもので、慰謝料の増額に十分酌量されるべきだとしている。
自由と民主主義を謳歌しているはずの日本人にもどこか権威主義をあがめる気持ちがあって、
ユーラシア大陸東側のロシア、中国といった権威主義大国に巻かれたいという気持ちがあるんだと思うよ。
元々忖度大好きだし、今ですら大日本帝国に自らのアイデンティティーを重ねる人も少なくないようだし。
まあ、日米同盟の保護下にあって、台湾とならんで西側諸国の一員として自由の恩恵を大いに被っているわけだから、
鞍替えなんてのは自分の立場を貶めることがあったとしても高めることはないわけだが。
ウクライナと同じように自由という理念のために西側の防波堤となって戦えるか、といわれると
米国や NATO のウクライナに対する支援が限定的なのを見ていると、
実際の所は足がすくんでしまう卑怯者の心理もある。
自由という理念にそこまで心酔しているわけでもない。
ウクライナとは違って、日本には日米同盟があり自衛隊に加え在日米軍もいる。
一方で中国はロシアよりははるかに強いだろうから、米国の関与に生殺与奪をゆだねている不安定な状態であることには変わりない。
ということで、有事のときにあわよくば平和裏に西側から東側に鞍替えできないか、ということを日本人は無意識に考えているのだと思う。
沖縄県名護市の辺野古沖で、研修旅行で訪れていた同志社国際高校の生徒らを乗せた船が転覆した事故をめぐり、研修旅行に関わっていた高校の教師1人が亡くなっていたことがわかりました。
名護市辺野古沖で3月、同志社国際高校の生徒らを乗せた小型船2隻が転覆し、高校2年生だった武石知華さんと船長の金井創さんが死亡しました。
きのう開かれた同志社国際高校の保護者説明会で、高校側は研修旅行に関わっていた教師の1人が今月23日に亡くなったと明らかにしました。自殺とみられます。
亡くなった教師について、「事故後はうつろな様子だった」とする保護者の証言があるほか、関係者によりますと、「事故について生徒に謝罪をしたい」と、教職員に相談していたということです。
高校はABCテレビの取材に対し「本校教員に関する個別の質問にはお答えできません」と回答しています。
中道改革連合・立憲民主党・公明党が31日午後、国会内で、党首会談を行い、現段階で、3党の合流を正式に断念することとした。
3党の党首会談は、中道改革連合の小川代表、立憲民主党の水岡代表、公明代表らが集まって、30分ほど行われた。
会談後、3党首は揃って記者会見に臨み、小川代表は「3党の合流がこの時点で実現しないのは残念なことだと思う」と述べた。
その上で「中道精神が揺らぐものではない、中道勢力と、政権交代に向けて再起動する新たな形態を目指していきたい」と述べた。
新たな形態については、秋の臨時国会に向けて、迅速かつ丁寧な対応を検討するとして、小川代表は衆議院で統一会派をめざす考えを示した。
水岡代表は、合流見送りについて「高市政権にどう対峙していくか改めて協議をしたい、との話し合いで『再起動』という言葉が出たが、改めて今後のスタートとしたい」と述べた。
竹谷代表は「公明党としては参議院も中道改革連合に合流を目指して努力してきた、合流した場合の地方組織の準備もしてきた」と述べたが、立憲民主党が合流を見送る中「公明党のみが合流することは控える」と述べた。
巨大与党への対立軸を目指した、野党勢力の結集は、1月の中道結成から7カ月あまりで中断することとなった。
沖縄県名護市辺野古沖で3月、研修旅行中だった同志社国際高(京都府京田辺市)の女子生徒ら2人が死亡した小型船転覆事故を巡り、同高は30日夜、校長の交代に伴う保護者説明会を開き、西田喜久夫校長の解任や、今年度の沖縄での研修旅行の中止を明らかにした。
出席した複数の保護者によると、学校側は同旅行を中止するとした上で、校外活動を再開する場合は、別の地域での実施を検討するとした。女子生徒の遺族が業務上過失致死傷容疑などで刑事告訴した引率教員らについて、2学期から生徒たちと直接関わらない配置に変更するとしたという。
学校側は、研修旅行に関わっていた別の教員1人が23日に事故で亡くなっていたことも明らかにした。学校側は「学校法人や学校としては生徒や保護者だけでなく、教員の心のケアについても努めていく」と説明したという。
■ 1. 買う側の勧誘処罰の新設案
- 検討会の報告書案:
- 法務省の「売買春に係る規制の在り方検討会」が公衆の面前で買う側が勧誘する行為を処罰する規定の新設を盛り込んだ報告書案を公表
- 背景には大都市の繁華街における路上売春、いわゆる「立ちんぼ」の社会問題化がある
- 拡張に反対する立場:
- 売春防止法第5条の非対称性の是正や風紀の維持として肯定されがちな動きである
- 他害性を基準とする危害原則や刑罰の謙抑性に照らせば、抽象的法益を理由とする刑事罰の拡張には慎重であるべき
■ 2. 現行法の非対称性とリーガル・モラリズム
- 売春防止法第5条の構造:
- 売る側である女性の公然勧誘や客待ち行為のみを6カ月以下の拘禁刑か2万円以下の罰金と定めている
- 条文上は主体が限定されていないが、判例は客である男性からの勧誘行為は該当しないとする
- 過去の改正構想の根拠:
- かつて買う側の処罰も射程に含める改正案が構想された
- その根拠は売買春の交渉が「社会の風紀」を害し支配的な道徳に反するという「リーガル・モラリズム(法的道徳主義)」であった
■ 3. 売春の定義と風営法との矛盾
- 「売春」の限定的な定義:
- 売春防止法が違法とする「売春」は性器間の(膣)性交に限定されている
- 風営法のもとでは店舗型・無店舗型の性風俗営業において「性交類似行為」の有償提供が合法的に容認されている
- 一律禁止ではない現状:
- 性的なサービスの売買そのものが一律に絶対悪として刑事法的に禁止されているわけではない
- 営業規制の枠組みで合法な性的行為が認められている
- にもかかわらず路上における勧誘や交渉のみを「風紀の乱れ」として刑事罰の網にかける構図になっている
■ 4. ハーム・プロダクションの危険
- 保護の名目と実態の乖離:
- 買う側の勧誘処罰は一見女性を保護する制度に見える
- 実際には最も脆弱なセックスワーカーの安全を脅かす「ハーム・プロダクション」につながる危険性がある
- 地下化による身体的リスク:
- 法を犯すことをいとわない悪質な客が残り、交渉が地下へと潜伏する
- 女性側が危険性を見極める時間的な余裕を奪われる
- 暴行や避妊具不使用、薬物摂取の強要といった身体的なリスクにさらされる
- 買う側を標的とした犯罪:
- 処罰を恐れる男性を標的とした美人局(つつもたせ)や恐喝が急増する懸念がある
■ 5. 議論すべきは売る側の勧誘罪の廃止
- 廃止こそが本筋:
- 規制の不均衡を問題にするなら、勧誘処罰の拡大ではなく売春防止法第5条の完全な廃止を議論すべき
- 現行法は困窮する女性らを問題にし、警察や福祉への安全なアクセスを阻害してきた
- 真のジェンダー平等と現場の安全を両立させるというなら勧誘罪そのものを撤廃すべき
■ 6. 刑事罰以外の代替手段
- 既存のソフトな規制枠組み:
- 一般市民の生活環境との調和や公衆の平穏を確保する規制としては都道府県の迷惑行為の防止や軽犯罪法がすでに存在する
- これらのよりソフトな行政的・警察的な規制枠組みに委ねるべき
- ゾーニングの有効性:
- 刑事罰による威嚇ではなく、場所や時間帯を限定・隔離するゾーニング(空間的・行政的棲み分け)が有効で合理的な手段として機能する
- 一般の住環境や青少年の健全育成を守ると同時に、地下化を防止して当事者の安全な労働環境や福祉的介入の経路を確保する建設的な調停策となり得る
■ 7. 被害者なき犯罪と国家の役割
- 抽象的法益による処罰の危険:
- 売買春はいわゆる「被害者なき犯罪」であり、第三者に具体的な危害を加えるものではない
- 「風紀」という主観的・抽象的法益のために重い刑罰を科すことは性的自己決定権やプライバシーを侵害する
- 刑罰の謙抑性を逸脱して国家による道徳の強制へと至る危険性が高い
- 国家が取り組むべき課題:
- 風紀の乱れは刑事罰を正当化する理由になり得ない
- 勧誘行為の刑罰を使った路上からの排除ではなく、貧困や虐待等に対する実質的な福祉的・労働法的支援こそ検討すべき課題である
■ 1. 想像可能な「野党のいない政治」
- 自民党一色の政治報道:
- 日本の政治報道は基本的に、ずっと与党の中心を占めてきた自民党を扱ってきた
- 野党政治家が週刊誌記事のトップを飾るのは、ごくたまに起きるスキャンダル程度しかない
- 有権者の野党認知:
- 一般庶民は自民党はそこそこ知っているが、野党は選挙のときに思い出す程度である
- 新興政党が現れては消える近年の状況下で、野党の認知度はますます低下している
■ 2. 中道改革連合の結成
- 総選挙後の勢力図:
- 今年2月の総選挙で自民党が歴史的圧勝を遂げ、野党の存在感はますます希薄になった
- 衆議院野党第一党は、公明党と立憲民主党が合同した中道改革連合で、50議席程度を有する
- 立憲と公明の連携協議:
- 昨年末より立憲民主党と公明党は連携協議をすすめていた
- 党勢が低落し刷新しなければ瓦解しかねない立憲と、連立政権から離脱し新たなパートナーを探していた公明党の思惑が合致した
- 高市総理の電撃解散:
- 連携に危機感を抱いた高市総理が今年1月に電撃的な解散を打った
- 立憲と公明は慌てて衆議院だけを合流し、中道改革連合を結成して総選挙に挑んだ
- 結果は惨敗だったが、1000万票を獲得したこの新しい器を拠点に野党を再建していくと思われていた
■ 3. 合流の破談
- 立憲の躊躇:
- 参議院と地方議員が残されていた立憲民主党は、総選挙の惨敗を受けて合流を躊躇するようになった
- 以後半年間、衆院と参院にまた裂き状態の公明党は統制の維持に必死で、早期の合流を促していた
- 今月28日の通告:
- 立憲が「やっぱり合流できません」と中道、公明に通告し、合流は破談となった
■ 4. プロセスへの無関心
- 有権者とメディアの反応:
- 有権者は結果をみるのであって、こうしたプロセスには興味がない
- 実際、週刊誌もこのプロセスにほぼ関心を示していない
- 予想される報道と読者の反応:
- 来週の週刊誌は、立憲民主党の無能さをはじめとする中道改革の混乱を面白おかしく取り上げる
- それを読んだ読者が「結局野党ダメじゃん」とさっさと頁をめくる姿が目に浮かぶ
■ 5. 2026年体制
- 解体後の野党第一党:
- 中道改革連合が解体し、衆議院議員が立憲系と公明系に分かれた場合を想定する
- 野党第一党は28議席の国民民主党と、同じく28議席の公明党になる
- 野党第一党が28議席しかない事態は、戦後初である
- 55年体制:
- 1955年の保守合同以降、自民党が過半数をもち、社会党が4分の1程度をもつ体制を指す
- ネオ55年体制:
- 2010年代の、自公政権が過半数を維持し、立憲民主党が4分の1程度をもつ体制を指す
- 2026年体制:
- 自民党が3分の2の議席を獲得し、あとは20議席程度の野党が散在する体制になりかねない
■ 6. 野党消滅がもたらす腐敗
- 存在感の喪失:
- 55年体制、ネオ55年体制では、野党第一党は週刊誌に取り上げられ、駄目だと言われながらも存在感があった
- 2026年体制では取り上げられることもなくなり、駄目とすら思われなくなるかもしれない
- 与党の変質:
- 自民党は政権陥落の心配が一切なくなり、結束よりも内部の権力闘争に専念していく
- スキャンダルがいくら出ても、代わりがいないから平気になる
- 野党の抑止機能:
- ダメな野党でも、存在していたから与党は襟を正さなければならなかった
- 野党がいなくなれば、政府与党は腐敗していく
- 中道改革連合の解体は、日本の議会制民主主義が壊れゆく引き金になりかねない
- 被害を負うのは国民:
- 来週の週刊誌では、なにもやらずダラダラ時間を浪費した立憲執行部の醜態が暴露される
- しかし、かれらの無能の被害を被るのはわたしたち国民である
■ 7. 公明党への要望
- 大局的判断の要請:
- 公明党は、立憲民主党が約束を破ったことに怒り心頭だろう
- しかし愚かな立憲を見捨てることが、衆院野党第一党の解体につながり、議会制民主主義の破壊に加担することを自覚してほしい
- 個々の政党の利害ではなく、日本の民主主義を守るという観点からの大局的判断をしてほしい
- 報じられることの価値:
- 「ダメな政党だな」とあきれられても、まだ読んでもらえるだけマシである
■ 1. 3党早期合流の断念
- 早期合流の断念:
- 立憲民主党が中道改革連合と公明党への早期合流を断念する方針を、8月27日の3党幹事長会談で伝達
- 地方組織などから反対意見が相次いだことを踏まえた判断
- 中間整理で優先された2案:
- 立憲と公明が解党ないし分党して中道と合併する「存続合併」
- 両党の議員が離党して中道に入党する「離党・入党」
- 7月末の中間整理で組織手続き上効率的な方法として優先し、8月末をめどに結論を得ることも確認
- 立憲執行部はその2案がいずれも困難だと判断
- 統一会派案の提示:
- 各党を存続させたうえで国会での統一会派を含む連携を模索する案を、水岡俊一代表が28日の3党党首会談で示す見通し
- 統一会派と合流の違い:
- 国会内の数の論理でいえば3党合流とほとんど同義
- 国民に与える印象はかなり異なり、過去15年と同じく「決められない野党」という印象を強くする
- 「大きな塊」形成の困難:
- 早期合流の断念は、野党側で急場に「大きな塊」をつくることの難しさを改めて示した
■ 2. 地方組織が合流を拒んだ理由
- 東京都連の反対表明:
- 8月上旬、所属議員143人を対象としたアンケートの結果を踏まえ、3党合流に反対する意向を党本部に伝達
- 回答したのは半数近くで、そのうち約8割が明確に立憲の存続を求める内容
- 公認作業との矛盾:
- 川名雄児会長は来年の統一地方選に向けた公認作業に触れ、公認したのに党がなくなったのでは説明がつかないという趣旨を語る
- 理念ではなく実務の問題:
- 地方議員にとって党名は看板であり、後援会や支援団体に対して説明してきた言葉そのもの
- 統一地方選まで残り7か月あまりで看板が架け替われば、説明を一からやり直すのは党本部の幹部ではなく候補者本人
■ 3. 財政難という逆方向の圧力
- 政党交付金の激減:
- 今年1月に衆院議員が離党して中道に移った結果、立憲の国会議員は参院の39人のみとなった
- 今年の政党交付金は31億1800万円まで減少
- 収入構造の崩壊:
- 2024年の収入は90億9400万円で、うち政党交付金が70億5600万円と8割弱を占めていた
- 繰越金が40億円超あるとはいえ、統一地方選以降の資金繰りは難しい
- 二律背反の構図:
- 合流しなければ資金が細り、合流すれば地方が離れる
- 今回の合流断念は地方の側を選んだ結果
■ 4. 有権者の突き放した反応
- 世論調査が示す「元に戻せ」:
- 共同通信が8月22日と23日に実施した調査で「合流は全て取りやめ、元の立民と公明に戻すべきだ」が51.0%と過半数
- 「全員が中道に合流し、1つの政党になるべきだ」は19.0%
- 「参院議員らは合流せず、今のまま3つの政党を残すべきだ」は17.9%
- 極めて低い政党支持率:
- 産経新聞社とFNNが8月8日、9日に実施した合同世論調査で中道1.7%、立憲2.0%、公明1.4%、合計5.1%
- 同じ調査で野党トップの国民民主党5.2%に3党を足しても届かない
- 「支持政党なし」は40.2%
- 3党側の説明:
- 行政を厳しくチェックし、実効性のある政策を提案して実現する力を備えた「中道勢力の大きな塊」をつくると説明
- 理屈としてはわかる
- 求められているのは塊ではない:
- データを踏まえれば、有権者が塊を求めているとはとても思われない
- 選択肢にはないが「興味がない」が多数派とも思われる
- 組織論理への不信:
- 再編が政策の中身より組織論理で動いている印象を有権者に与えている
- 目的の不明確さ:
- 政権交代を目指すのか、2月の衆院選で「溶けた」と形容された支持層の固め直しが主眼なのかが不明
- 目的が党内外で周知されないままでは、今後新党をつくっても信頼や党勢の回復にはつながりにくい
■ 5. 繰り返される野党再編の既視感
- 同じ経路をたどる10年:
- 2016年3月の民進党結成、2017年秋の希望の党をめぐる分裂、2020年9月の新しい立憲民主党と国民民主党の結成
- 野党第一党をめぐる再編はおおむね同じ経路をたどってきた
- 無党派層の離反:
- 有権者、特に無党派層の関心はそれぞれの政党からさらに離れていく
- 政党と政治家の双方が「社会と国民のために何ができるのか」を早く示す必要がある
■ 6. 公明と中道の立場
- 公明の完全合流要求:
- 公明党は完全合流を求め、衆参両院にまたがる国政政党を結党することで合意しているという立場
- 立憲が示す統一会派案は、公明からすれば約束の反故に近い
- 「議員引き揚げ」論:
- 公明内では、協議が調わなければ中道から公明出身の衆院議員を引き揚げるべきだという声も出ている
- 中道代表の難色:
- 小川淳也代表は8月24日、合流が困難な場合に立憲と公明が参院で統一会派を組む案に難色を示す
- 合流を頂点としてどのような連携がありうるかを議論している段階であり、慎重で丁寧な対応が必要という趣旨
- 三者すべてが望まぬ結論:
- 立憲の着地点は公明にとって約束の不履行であり、中道にとっては求心力の喪失
- 政治は妥協の産物とはいえ、なかなか難しい帰結
■ 7. 候補者調整と選挙協力への影響
- 選挙協力の方向転換:
- 次期国政選挙に向けた候補者調整や選挙協力の方向性も大きく変わる
- 公明との関係では、他党と候補者の棲み分けや推薦のあり方が改めて問われる
- 国政と地方の乖離:
- 9月の沖縄県知事選ではすでに3党の対応が割れており、国政での枠組みと地方での実際が乖離している
- 個別調整の負担:
- 合流がなくなれば個別調整は一件ずつ積み上げるほかなく、大変なコストとなる
- 地方議員や総支部は独自擁立か選挙協力かの判断を急ぐ必要が生じ、後援会や支援団体への説明責任も生じる
- 中央と地域の時間差:
- 候補者調整は党本部の大きな方針が決まらなければ動かない
- 一方で有権者との関係は地域で積み上がるものでもある
■ 8. つぶされる中道の若手候補
- 中道の総支部体制:
- 今年1月の結党時に衆院選の小選挙区と比例代表ブロックごとに総支部を置き、候補者がそれぞれ総支部長に就任
- 落選と総支部解散:
- 2月の衆院選では立憲民主党出身者を中心に180人以上が落選
- 8月上旬までに総支部の解散は30を超えた
- 活動拠点の消滅:
- 総支部は落選者にとって次の選挙までの活動拠点であり、その解散は政治活動の足場そのものが消えることを意味する
- 選挙区に地盤も知名度もないまま新しい看板で立候補した若手には、より大きなインパクトを持つ
- 若者を消費してきた野党:
- 野党は意欲ある若者に必ずしも優しくも手厚くもなく、むしろ消費してきた経緯がある
- 看板を掲げるときには「新しい顔」として前面に出し、選挙が終われば処遇の議論から抜け落ちる
- 若手処遇を考える必要:
- 野党はそもそも小さな存在だけに、若者たちの行き先と今後の処遇を各党で丁寧に考えるべき
- 人が入ってこなくなった組織が、あとから塊になれるはずもない
- 若者は将来の可能性そのもの
■ 9. 問われるべき論点
- 「誰と組むか」から始まる議論の限界:
- 日本の野党再編の議論はいつも誰と組むかから始まる
- 有権者が知りたいのは、組んだ先に何ができるのか
- 党首会談への警鐘:
- 8月28日の党首会談で語られるのがまたしても手続きと組織の話にとどまれば、無党派層の関心は離れていくばかり
■ 1. 訴訟の経緯
- 松竹伸幸氏の除名訴訟:
- 2023年に党首公選制の導入や自身の立候補について記した著書を出版した後、日本共産党から除名処分を受けたことに端を発する
- ジャーナリストである松竹氏が元党員として処分の是非を争っている
- 党側の位置づけ:
- 書籍で松竹氏が党首公選制を訴えたことなどが党規約に違反する
- 松竹氏側の反論:
- 著書の中でこれらが規約に反しないことを丁寧に説明しており、処分は違法である
- 8月27日の証人尋問:
- 東京地裁で午前10時30分から午後5時ごろまで、丸1日をかけて4人に対して行われた
- 都内での会見は同日に開かれた
■ 2. 結論ありきの処分決定
- 本を読む前に固まっていた方針:
- 処分を決定した党側の証人は、著書を1月20日から2月5日の判断までの間に読んだと述べた
- 一方で除名の方向性自体は1月20日には固まっていたことがうかがえる
- 出版前からの動き:
- 原告側の伊藤建弁護士は、書籍の出版前から除名に向けて動いていたことが明らかになったと指摘する
- 出版前のインタビュー記事などから、党はすでに処分の方針を決めていたというのが原告側の見立て
- 松竹氏の実感:
- 党中央の決定は常に正しく、それを貫くためにどうするかという立場で物事を組み立てている
■ 3. 再審査手続きの実態
- 再審査の建前と実際:
- 再審査は党大会で行うとされている
- 党大会に出席する648人の代議員は、松竹氏の除名を再審査することを事前に知らされていなかった
- 実際の審査は「大会幹部団」と呼ばれる21人に委ねられていた
- 株主総会になぞらえた説明:
- 原告代理人の平裕介弁護士は、大会幹部団を取締役や株主総会を運営する立場、代議員を株主になぞらえる
- 株主総会であれば株主に資料を配布し、株主がその資料を見て議題について判断するのが普通である
- 拍手による却下:
- 松竹氏の再審査では、急に幹部団の決定が一方的に代議員に報告された
- 代議員による決議をとることもなく、拍手で再審査の却下が決定された
- 一般社会と比べて非常に特殊な方法であり、重大な手続き上の瑕疵がある
- 松竹氏の受け止め:
- 再審査とは処分した側と処分された側の双方の意見を聞いて審査するものだと思っていた
- 実際にはそのようなことはなく、これが党のやり方かと知った
■ 4. 山下芳生筆頭副委員長の事前面会
- 代議員との面会:
- 党の“ナンバー2”である山下芳生筆頭副委員長の証言も焦点となった
- 松竹氏の処分に反対していた代議員1人と、党大会の10日ほど前に面会していた
- 山下氏の回答:
- 審査する側がそのような不公正なことをしてはいけないのではないかと問われ、会わなければならないと思っていたと答えた
- 平弁護士の評価:
- 裁判にたとえれば裁判官が事前に証人に会うようなものであり、ありえない
- これで松竹氏が不公正な手続きを経て除名処分されたことが明らかになった
■ 5. 弁明機会をめぐる争点
- 党規約上の二段階の機会:
- 調査の段階と、処分を決める前に弁明する段階で、それぞれ本人が異議を唱える機会が与えられるはずである
- 松竹氏への適用:
- 同じ時期に除名された党員には両方の機会が付与された
- 松竹氏には一度の機会しか与えられなかった
- 党側証言の食い違い:
- 一度だけしか機会が与えられなかった点は証人尋問で認められた
- 松竹氏が権利を放棄したという証言と、一度の手続きで2回分の機会を与えたという証言があり、言い分が食い違っている
■ 6. 党の変質
- かつての共産党:
- 2000年代に党規約が新しくなってからは、犯罪を犯したから除名といったケースはあった
- 政治的な見解の違いを理由に除名になる例は記憶になく、自由に意見が言える普通の政党になりつつあった
- 意見が違うからという理由で党員を排除する党ではなかった
- 空気の逆転:
- 普通の常識的な党になりつつあると思っていた空気が逆転しつつあるのを、今回の裁判で見せつけられた
- 党員の権利をどう尊重するかは考えられていない
- 中央の決定したことは正しいから従え、という政治になりつつある
■ 7. 今後の見通し
- 次回期日は12月10日で、双方が最終準備書面を提出したうえで結審する見込み
- 早ければ年度内にも判決が出る可能性がある
■ 1. AfDの躍進と州議会選挙
- ザクセン・アンハルト州議会選挙:
- ドイツ東部の同州で9月6日に投開票される
- 強硬右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が掲げる公約が波紋を広げている
- 世論調査で首位:
- AfDが主導する初の州政府が誕生する可能性がある
- 支持拡大の背景:
- ドイツ国内の景気悪化や移民の急増などに対する不満
■ 2. ナチスを想起させる公約
- 公約の過激さ:
- 障害児教育の見直しや「非ドイツ的」な活動への支援停止など、ナチスを想起させる内容
- 障害児教育をめぐる主張:
- 障害児と健常児が同じ教室で学ぶという実験は失敗した
- 障害児は授業の進行を妨げる
- 選挙公約の具体的内容:
- 全ての子供が共に学ぶ仕組みを廃止する
- 特別支援学校を強化する
■ 3. 教育現場の動揺
- 校長が受けた衝撃:
- 州中部の町のギムナジウム(日本の中学・高校に相当)のマルコ・ラーデビヒ校長(44)が公約を読んで強い衝撃を受けた
- 社会から特定の集団を排除する、まるでナチスの政策だと受け止めた
- 同校の実情:
- 生徒約750人のうち身体障害や学習障害がある生徒は約1割に上る
- 障害を持ちながら勉強する生徒と、その境遇を理解し支える同級生の姿は当たり前の光景
- ラーデビヒ氏の反論:
- AfDが主張するような不利益などない
- 生徒は障害を抱える仲間への配慮を通じて、社会は多様だと学べている
- 保護者の不安:
- 障害を持つ生徒の親から、AfDが勝利した場合でも通い続けられるのか不安の声が上がっている
担当者の「私信」を晒したという事が問題にされているが、
記事にある文面がそのままなのだとしたら、どう見ても私信ではなく、団体としての公式な返答なんだよね。
こういった返答をネットに上げるのが駄目だとは知らなかった。
当事者団体にも届いた「アニメ化に抗議して」 「みい山」めぐる担当者の「私信」晒されSNSでも拡散
漫画「みいちゃんと山田さん」巡り「啓発的な側面も」と返信 「私信」晒された担当者が明かす3つの根拠
「私信」の定義については、
し‐しん【私信】
1 私用の通信。個人的な手紙。
2 内密の知らせ。内報。
なので、団体への問い合わせの返答が私信に当たるという認識がなかった。
あと、「晒す」もスラングであって、記事の見出しに使うような言葉だとは思っていなかったので、その点についても違和感。
自分は企業のカスタマーサポートみたいな不特定多数からの問い合わせに対する返信って公的なものだと思っていたし、他者の個人情報を含むとかでなければネットに上げても何ら問題ないと思ってたよ。
問い合わせの返答を匿名掲示板のスレに書き込む事は、ゲームなんかの界隈だと珍しくないと思う。
自分自身が直接上げた事はないけれど、他人の書き込みに対して感謝したり質問したりした事はあるので、同罪かもしれんな。
しかし、何処までなら許されるんだろう。名誉毀損罪の例に倣うと、不特定又は多数人に見せるのが駄目なのか?
匿名掲示板は駄目として、SNSはアカウントに鍵をかけていたらいいのか?その場合もフォロワーが多数いたら駄目?何人から多数?
口頭なら?友達10人以上とかでも駄目なのか?
「何者かになれる」と言う言葉を「有名になれる」「サクセスできる」と同義語だと思い込んでる人もいて。それだと真意は伝わらないなあ。
■ 1. アニメ化をめぐる経緯
- 差別・偏見への懸念:
- 亜月ねね氏の漫画「みいちゃんと山田さん」(講談社)のアニメ化発表をめぐりSNS上で懸念が相次いだ
- 特定の障害や立場の人々への差別や偏見につながるのではないかという指摘
- 製作委員会と作品公式が声明を出す事態にまで発展した
- 協会に寄せられた要望:
- アニメ化への抗議を求める要望が「発達障害当事者協会」にも寄せられた
- 対応した担当者は抗議等の予定はないと返信した
- 作品自体が差別的であるとは考えておらず、「啓発的な側面もある」とも記した
- 私信の拡散:
- その私信の全文が匿名掲示板に公開され、SNS上でも拡散した
- 協会は、この文面が団体としての公式見解ではなく担当者個人による回答だったと説明する
- 取材の対象:
- 要望に対応した担当者本人と別の担当者、ADHDとASDの診断を受けた当事者に話を聞いた
■ 2. 作品が描く時代背景
- 舞台は2012年の歌舞伎町:
- 現在から10年以上前の時代を描いている
- みいちゃんと山田さんはいずれも21歳という設定
- みいちゃんが小学1年生だったのは1997年だと作中で明記されている
- 2010年代前半の認識水準:
- 発達障害に対する認識が現在ほど進んでいなかった
- 2005年に発達障害者支援法が施行されたが、それと同時に社会の理解が深まるわけではない
- 発達障害を適切に診断できる医師の数も少なかった
- 誤診された会員の存在:
- 協会の会員には、当時「統合失調症」と誤診され効果が出ない薬を10年以上処方され続けた人が多数いる
- 1990年代後半の学校現場:
- みいちゃんが小学生だった当時は、まだ発達障害者支援法も施行されていない
- 知的な遅れが見受けられる児童も、身体障害がある児童とともに「特殊学級」に編入させられるケースが多かった
- 90年代後半には「発達障害」という言葉すらなかった
- 担任の描写への評価:
- 作中には、担任がみいちゃんの認知や言語の遅れに気付き保護者に「特殊学級」への編入を勧める場面がある
- SNS上では、担任はより慎重な説明を行うべきだったとの意見も見られた
- 当時の時代状況を考えれば、教師が特性に気付きこのように伝えたこと自体が奇跡的である
■ 3. 当事者・長嶋さんの経験
- 診断までの経緯:
- ADHDとASDの当事者である長嶋さん(仮名・30代後半)は23歳のときに診断を受けた
- それまでアルバイトはどれもうまくいかず、周囲からも自分自身でも努力不足だと考えていた
- 出会い喫茶での就労:
- 大学4年生のときに出会い喫茶で働き、店長から働きぶりを褒められて嬉しく感じた
- 収入が物足りなくなり、別の出会い喫茶でも働くようになった
- そこではより高い値段で性行為もするようになった
- 客が喜ぶことで、今まで役に立たなかった自分が役に立っていると思えて嬉しかった
- 新卒入社後の挫折:
- 新卒で入社した会社は、仕事をうまくこなせず朝の起床も難しくなり3か月で辞めた
- 退職後は一時的に入院したが、このときは発達障害だと診断されなかった
- デイケアと夜職:
- 退院後は2年間ほどデイケアに通ったが浮いてしまい、スタッフからひどいことを言われることもあった
- やり場のない思いを抱えて街中を歩いていたときに声をかけられ、キャバクラで働くようになった
- 給与が適切に支払われないこともあったが、ここでしか働けないと考え、必要とされる以上は金銭を主張しなかった
- 半年ほど在籍した後、店で暴れて解雇され、以降は長期にわたりスナックで働いた
- 癇癪への自己投影:
- 作中ではみいちゃんが癇癪を起こす場面がたびたび描かれる
- 長嶋さんは、自身もみいちゃんのように暴れてしまったと重ねて語る
- 福祉とのつながり:
- 福祉制度に詳しい現在の夫がきっかけで、自立支援などの制度を知ることができた
- 精神科入院中の友人からは障害者手帳の取得を勧められた
- 当初は障害者だと認めることになると思い悩んだが、生活に支障が出ていると指摘され申請を決断した
- 当時こうして手を差し伸べてくれる人は非常に珍しかった
- 作品への受け止め:
- 作品には自分と重なる部分が大きく、2012年当時21歳のみいちゃんとは年齢も近い
- 安定剤を飲みながら漫画を読み過去の記憶を想起して涙が出るが、読み終えると少し心がすっきりする
- 作品をきっかけに当事者がやゆされたり攻撃されたりすることは自分も嫌である
- 生い立ちは一人ひとり違い、いろいろな意見があって当たり前である
- 作品が嫌いだったとしても、作品が存在すること自体は認めてほしい
- こういう辛い時代があったということを伝えてほしい
■ 4. 「啓発的な側面」の3つの根拠
- 返信の趣旨:
- 時代背景を踏まえ、作品を通じて現状の課題を社会に問いかける啓発的な側面もあると認識していると返信した
- 根拠1: 救いたい姿をしていない弱者:
- 福祉業界の格言として知られる「真の弱者は救いたい姿をしていない」という現実を正面から描いた
- 従来の作品には最後に困難を乗り越えて克服する展開が多く、支援からこぼれ落ちる人々を描いた作品は少なかった
- みいちゃんに対しては、腹立つ、暮らすのは無理、社会的な常識が一切なくイライラするといった読者コメントも多い
- こうした姿を見て石を投げる人たちは必ず現れるため、作品の広まりを危惧する人たちがいるのも十分理解できる
- 一方で、作品が描くような現実を知ってもらうことも重要である
- 根拠2: 家族の無理解:
- 家族の無理解により適切な支援を受ける機会が奪われる現実を描いた
- 担任が「特殊学級」への編入を勧めるが、母親と祖母が激しく反発しみいちゃんが小学校に通わなくなる
- この場面は1999年から2000年にかけての時代にあたる
- 当時は、自分の子どもを「特殊学級」に通わせることへの抵抗感が根強かった
- 根拠3: 障害認定と福祉申請:
- 障害者手帳の交付を受けるには、医師の診断や専門機関の判定が必要になる
- 福祉制度は、自分から手続きを行わなければ支援にはつながらない
- 作中には、みいちゃんと対照的なムウちゃんという人物が登場する
- ムウちゃんは刑務所からの出所後に療育手帳を取得し、みいちゃんに福祉センターへ行こうと提案する
- みいちゃんは「障害」ではなく「個性的」なのだと拒む
■ 5. 差別・偏見誘発への懸念と協会の要請
- 侮辱的な用法の発生:
- 担当者は、作品が差別や偏見を誘発する可能性があるとも捉えている
- すでに特定の人々を「みいちゃん」「みいちゃん枠」などと呼び侮辱する事例もある
- 講談社への要請:
- 啓発的な側面がある一方で、不特定多数がそう受け取るわけではない
- 差別や偏見を誘発しないような作品処理と、ゾーニングやレーティングの検討を求めた
- 表現の自由の範囲:
- 担当者本人も協会の公式見解も、作品自体に直接的な差別表現はないという立場である
- そのため、作品は「表現の自由の範囲にある」と結論付けている
- 製作委員会の対応:
- 協会が講談社に一定の対応を要請した後、製作委員会と作品公式が7月27日に声明を発表した
- 担当者の一人によれば、製作委員会は当初から監修を入れる方針だった
■ 6. 協会の立場と本来の活動
- 過去の抗議事例:
- ADHDやASDの当事者を動物のイラストで表現した書籍には抗議した
- この書籍は露骨に差別や偏見を助長する内容だった
- 本作を抗議対象としない理由:
- 作中でみいちゃんに知的障害・発達障害があると明示されているわけではない
- 作品が彼女を差別的に描いているわけでもない
- 作品を読んで特定の人々を「みいちゃん」と呼ぶのは問題だが、それは作品自体の問題ではない
- 私信拡散後の反発:
- 勝手に代表してコメントしないでほしい、こんな甘いものじゃない、といった意見も寄せられた
- 本来の活動内容:
- 抗議は協会の主な活動ではない
- 当事者の自助会を開く人たちを支援し、発達障害の理解が進むような啓発を行っている
- アンケートなどを通じて当事者から声を集め、広く社会に発信することを目的とした団体である
■ 7. 取材時点に関する注記
- 取材日:
- 一連の取材は2026年7月28日に行った
- 反映されていない論点:
- 取材後に作者や編集者の過去の言動がSNSで問題視されたが、この論点は反映されていない
- その後の意見書:
- 「全国手をつなぐ育成会連合会」が8月19日にアニメ化に対する意見書を公表した
- 「全国『精神病』者集団」が8月21日にアニメ化に対する意見書を公表した
■ 1. 「みいちゃんと山田さん」の概要
- 作品の完結と実績:
- 亜月ねね氏の漫画「みいちゃんと山田さん」(講談社)が2026年8月16日に完結
- 電子を含む累計部数は300万部を突破し、27年にはアニメ化も控える話題作
- 「このマンガがすごい!2026」オトコ編で第4位に選出
- 作品の内容:
- かわいらしい絵柄とは対照的に、夜の世界で働く女性たちの人間ドラマを描く
- 山田さんがみいちゃんの墓参りに訪れる場面から始まり、2012年の東京・歌舞伎町へさかのぼる構成
- キャバクラで働く女子大生の山田さんが新人のみいちゃんと出会い、みいちゃんが殺害されるまでの12か月間を描く
- みいちゃんの人物像:
- 仕事に意欲を示す一方で同じミスを何度も繰り返す
- 来店客に本名や住所を教え、彼氏の存在を明かすなどキャバクラのルールを破る
- 周囲から注意を受けても自分のやり方に強くこだわる場面がある
- みいちゃんの境遇:
- 複雑な家庭環境で育ち、小学生の頃から勉強についていけずクラスメイトとも衝突
- 担任教師が「特殊学級」(現在は特別支援学級)への編入を勧めたが、母親と祖母が激しく反発
- その結果みいちゃんは小学校に通わなくなる
- 対照的な人物ムウちゃん:
- 何度も万引きを繰り返し刑務所に入る
- 出所後に福祉事務所を紹介され、知的障害がある人に交付される「療育手帳」を取得
- その後、風俗の仕事からも身を引く
- そのほか作中では、壮絶なDVや性的な搾取なども描かれる
- 連載中盤からSNS上で注目を集め、作品内容や登場人物への感想が目立つようになる
■ 2. アニメ化発表をめぐる賛否
- 発表のタイミング:
- 最終話の公開を目前に控えた26年7月26日に、27年のアニメ化が発表される
- 賛成派の主張:
- 多くの人に届いてほしい、社会的意義があるといった声を上げる
- 反対派の主張:
- みいちゃんを広めないでほしい、差別や偏見を助長するといった声を上げる
- 特定の障害や立場の人々への差別や偏見につながるとの懸念が相次ぐ
- アニメ化への反対署名活動もインターネット上で行われる
■ 3. 製作委員会と作品公式の声明
- 製作委員会の声明:
- 27日にXで発表し、さまざまな懸念や意見を真摯に受け止めていると表明
- アニメーションで表現する意義があると判断してアニメ化を決定したと説明
- 原作のテーマやメッセージを尊重し、偏見や誤解を助長しないよう配慮すると記載
- 専門家の助言等も得ながら、適切なレーティングや注意喚起を記載し慎重に制作を進める方針
- 作品公式アカウントの声明:
- 同日に発表し、特定の障害や立場の人々を差別・蔑視する意図で制作したものではないとの見解を示す
- 製作委員会と同様に、倫理的な配慮を行いながらアニメ制作を進めると報告
■ 4. 当事者団体への抗議要望と担当者の返信
- 発達障害当事者協会:
- 15年に設立され、発達障害の当事者や支援者から構成される団体
- アニメ化への抗議を求める要望が同協会にも寄せられる
- 要望の内容:
- 知的障害・発達障害があると示唆されるみいちゃんの行動や失敗が、嘲笑や侮辱を招きやすいように描写されていると指摘
- すでにインターネット上で特定の人々をみいちゃんと呼び侮辱する事例が広がっているとも伝える
- 担当者の返信内容:
- 現時点では作品自体が差別的であるとは考えていないと回答
- むしろ作品を通じて現状の課題を社会に問いかける「啓発的な側面もある」と認識していると記載
- 問題の本質は作品そのものではなく、それを差別的に取り扱う一部の人々の行為にあるとの立場を示す
- 協会として本件に関して抗議等の予定はないと結論づける
■ 5. 私信の流出と炎上
- 匿名掲示板への公開:
- 要望を寄せた人物がスレッドを立て、返信の内容が残念だったと投稿
- 返信の全文が公開され、900件を超えるコメントが殺到
- 放火を促す書き込み:
- 要望を寄せた人物に対し、協会のビルへの放火を促すような書き込みも現れる
- 担当者の一人によれば、スレッドを見た人物からの問い合わせで文面のスクリーンショットの拡散を把握
- 放火に関する書き込みについては警察に相談
- 後日、要望を寄せた人物本人からも謝罪の連絡が来る
- SNSへの転載:
- 一部の投稿者が今回の私信をXにも転載
- あたかも当事者全体が作品は差別的でなく啓発的な側面もあるとの立場を示しているかのように発信
- 転載後の論争:
- 賛成派はこの文面を反対派批判の論拠として紹介し、過剰な反発が起きていると主張
- 反対派は一団体の見解に過ぎず当事者の総意のように扱うのは問題だと反論
- 一部には協会そのものに批判を向ける投稿も見られる
■ 6. 協会の公式見解
- 私信の位置づけ:
- 不特定多数への公開を想定していない、問い合わせに対応した担当者個人による回答であると説明
- 匿名掲示板等を通じて流布することは想定しておらず、協会としての公式見解ではないと明言
- 総意扱いへの反論:
- 個人の回答が本人の意図しない形で拡散し、知的障害・発達障害当事者全体の総意であるかのように扱われているケースがあると指摘
- それを事実と異なるものとして受け止めていると説明
- アニメ化の是非については、特定の作品についてコメントする立場にはないとの姿勢を示す
- 原作漫画への見解:
- 救済を目的とした描写ではないにせよ、弱者を揶揄する意図を持ったものではないと認識
- 表現の自由の範囲にあるとの見解を示す
- 現実の当事者への影響:
- 作品をきっかけに現実の当事者が揶揄され、不愉快な思いをする人がいることも承知していると言及
- 課題の存在を踏まえ、講談社に対して一定の対応を要請したと明らかにする
■ 7. 今後の焦点と時系列
- 講談社の対応が焦点:
- 差別を誘発しない表現をアニメ制作に反映するなど、出版元である講談社の対応が問われる段階
- 協会としては追加の対応を予定していないとの方針を示す
- 一連の時系列:
- 協会が講談社に一定の対応を要請した後、製作委員会と作品公式が7月27日に声明を発表
- 担当者の一人によれば、製作委員会は当初から監修を入れる方針だった
- 取材は26年7月28日に行われた
■ 1. 堀口英利の入学に関する事実
- 2020年の入学実績なし:
- 堀口英利は2020年に入学できていない
- 学費で揉めた通り、ファンデーションコースに行ったとおそらく主張した
- 学内IDの取得時期:
- 学内ログインシステムにログインし学校のIDを手に入れたのは2021年6月15日
- 6月15日までログイン画面を出さなかったのは、その時点までIDを持っていなかったため
- 実際に受講したコース:
- 2021年9月からのファンデーションコースに通うと言いつつ、実際はサマーコースだった
- AIによる裏取りの容易化:
- 英語のサイトやキングス・カレッジ・ロンドンの公式ページから制度を調べられ、確認が容易になった
■ 2. KCLの学生ID付与制度
- 付与はコース開始1ヶ月前:
- 受講するコースの開始1ヶ月前に学内ID、生徒IDが付与されるのはKCLの制度として共通
- 学部生の場合:
- 確定オファーや確定の成績を持っていても、システム的にIDが解放されるのは8月
- ファンデーションコースの場合:
- 開始の1ヶ月前にあたる7月中旬に付与される
- 6月中旬付与の意味:
- 6月中旬にコースが付与されるのはサマーコースだけ
■ 3. 学費と奨学金の疑い
- 2020年の学費振込:
- 入学していないにもかかわらず、2020年にファンデーションコースの学費の振り込みがある
- 資金源への疑義:
- 奨学金か親の支援かであり、奨学金を詐取した可能性が非常に高い
■ 4. 学生証と偽造書類
- ぐるぐる巻きの学生証:
- 学生証は現地に行くまで受け取れず、公開されたのは10月
- 受け取っておいて隠していた可能性がある
- 隠蔽の意図:
- ぐるぐる巻きで見えないようにされており、この時点から人を騙す気持ちが満点
- 偽造書類が示すもの:
- 本当に入学しているのなら偽造の書類を出す必要はない
- 偽造書類を錦の御旗のように掲げる時点で、入学すらできていないことは確定的に明らか
■ 5. 調査嘱託で仕掛けた罠
- 同意を装う画策:
- 調査嘱託そのものを成功しないようにさせる画策をしつつ、全部断ったら露見するため同意するふりをする
- 停止の想定ルート:
- 調査嘱託を外務省か何かで止めるやり方であり、これが分からない者は頭が悪い
■ 6. コメント欄の工作
- 入学を認める書き込み:
- 堀口が入学については調べていいと言っているのを見て、入学はしていたと述べる者がいた
- 連動した削除:
- 1件消すと怪しい書き込みが3件ほど消えたことから、工作員とみなす
■ 7. コメント主マルコポロへの追及
- 要領を得ない問いかけ:
- それが本当かどうかは違うのでは、という趣旨のコメントに対し、何を指すのかの説明を求めた
- 説明なき沈黙:
- 説明しなければブロックすると通告したが、コメントは返ってこない
- アカウントの不自然さ:
- アカウント作成は11年前でありながら初コメントであり、コメントの付け方も変
- 誘導への感度:
- 誘導されようとすると、かえって違和感として顕著に見えるタイプである
- 沈黙が示す性質:
- ただのバカであれば謝罪して弁明を始めるはずが、完全に固まっている
- なぜ目をつけられたか、なぜ浮いているか、なぜ咎められているかが分からないタイプである
■ 8. マルコポロの正体推測
- アカデミー系との見立て:
- 逮捕が迫るほど切羽詰まった層ではなく、名前を出されたら怖いという程度の距離感のコメント
- 何か自分にできることはないかと考えてつい書き込んだ類とみなす
- 名前からの推測:
- 男は「マルコ」という名前をつけない
- マルコから連想されるのはちびまる子ちゃんかマルコ・ポーロ程度である
- 「ポーロ」でなく「ポロ」:
- 綴りPoloを現地発音に寄せてカタカナ化することを洒落と考えるのは、大体アカデミー系の女性という偏見に基づく
- 田中東子との類似:
- 言葉だけで相手に言うことを聞いてもらえるタイプでなければ出てこない文章である
- 田中東子ではないかと勘で思うが、決めつけているわけではない
■ 9. 田中東子と堀口のつながり
- 5000円のカンパ:
- カルピス軍団に5000円をカンパするといいと聞いたとして、5000円をカンパしたと誇らしげに発信し、アーカイブに残っている
- 5000円という情報の出所:
- 5000円の件は支持者も、おかしな発言をし始めた文長すら言わず、堀口しか言っていない
- 田中東子は5000円というメッセージを堀口から聞いたとしか思えない
- その他の痕跡:
- 似た人物が並んで写る動画も残っており、堀口とのつながりがあると考える
■ 10. 裏アカウント黒沢子の言動
- 傲慢さの表れ:
- 自分の言っていることは理解してもらえるという驕りが見える
- 親の立場によるマウント:
- ジャニーズのS君の親が経産省の官僚だという話題に、その人物の父は自分の父の部下だったと割り込んだ
- 自分のことならまだしも親の立場でマウントを取る点に、上級国民の驕りと苦労のなさが表れている
- サインをめぐる逸話:
- 父はとうに退職しているが嵐デビューの頃だったのでサインをもらっておくかと母に言ったところ、田中はジャニーズに興味がないと返され、母の目は節穴だと思ったと述懐している
- 性格の悪さがにじみ出ている
■ 11. コメント主の誘導意図
- 疑義の連鎖による誘導:
- 6月にログインできたことも本当ではないかもしれない、スクショも偽物かもしれない、ゆえにサマーコースではない、という誘導
- 原本をめぐる擁護:
- 原本が折れるのを嫌ってコピーを出したかもしれない、という意味不明な擁護
- 本人は原本と称し、カ原先生にまで原本と書かせている
- 誘導の破綻:
- なぜ堀口のこの発言だけが信じられるのかを理解していない
- 6月15日に入手した途端にログインしたとしか思えない
- 近すぎる立場:
- ここから疑えばうやむやにできると考えており、対象に近すぎて見えていない
■ 12. 配信の扱い
- メンバーシップ限定で公開し直し、3日後ぐらいに一般公開する設定にする
昔とある女性コスプレイヤーに粘着して開示請求されて慰謝料を支払ったことのある女です
りくりゅうを叩いている人への反応として「なんでりくりゅうを叩くの?」「嫉妬か?」みたいなポストをよく見かけるので、私自身の認知行動療法ついでにその心理を解説したいと思います
幸い私は精神科への通院とカウンセリングによっていまではある程度症状が寛解したのですが、とはいえりくりゅうを見ると普段抑え込んでいる何かが疼き出してXで暴言を吐きたくなります
それがなぜなのかを紐解いて自分の精神の安定の糧にしたいと思います
まず前提として、
私を含めてりくりゅうを叩きたくなるような人というのは大変な抑圧を受けて育ってきた経験があります
私の場合は両親が厳格かつ夫婦仲が非常に悪く、幼少期から人の顔色をうかがう癖がつきました
ここに中学時代に開花したオタク趣味が合わさって、いわゆる女オタクの村ルール的なものを内面化させてしまいました
平たく言えば自己肯定感が低く自他境界があいまいな上に精神的には潔癖症で、とにかく人の和を乱す行為が許せない、暗黙のルールを破る奴が許せない
自分を許せないのと同じくらい人に対しても潔癖さを求めるクソめんどくさい人格が形成されました
おそらくりくりゅうを叩いている人も両親からの精神的な虐待とか学校でのいじめとか男子からのからかいとか思春期にそういう抑圧をたくさん受けてきた人なのだと思います
私が開示請求を受けたのはとあるコスプレイヤーを愚痴垢で叩きまくっていたからですが、この行為は上記の人格に由来します
そのコスプレイヤーは私の好きなゲーム作品のとあるキャラについて露出の多いコスプレをよく投稿していました
その光景を見て私のインナーチャイルドが暴れてしまったのです
「なんでキャラを汚すの?」
「ていうか普通鍵垢にしない?」
「なんでおっぱいを晒してインプ稼ぐの?」
「なんで恥ずかしいと思えないの?」
「ゲームの制作者に失礼だと思わないの?」
「お前のせいでこのゲームのファンの品位が落ちているんですけど?」
「ゲームの純粋なファンの名声を落として楽しいの?」
自分で書いていて恥ずかしい限りですが自他境界があいまいすぎて、このコスプレイヤーを叩くことはゲームのファンのためでもありキャラを守るためでもありみんなのためなのだと本気で思っていました
実態としては自分と他者の境界が曖昧なため、そのコスプレイヤーの行動を自分の体験としてシミュレーションしてしまい、「自分みたいなデブスがもしそんなコスプレを披露したら周囲からどう批判されるか」「ネットでどんなふうに叩かれるか」という恐怖心や羞恥心に苛まれ、その不快感に耐えられず攻撃に走ってしまっていただけです
りくりゅうを見ているときに感じる苛立ちもこれに非常に近いです
りくりゅうは人前でイチャつきます
それが私みたいな人格の人間には耐えられないのです
「普通そんなイチャつかないよね?」
「普通みっともないって思うよね?」
「別に興味ない人からしたら不快なだけなんですけど?」
「婚約発表して幸せアピールですか?」
「それって性格悪くない?」
「品位にかけるよね?」
といったように「周りの人が迷惑なんですけど!?」といった皮を被って攻撃したくなります
この皮をめくって自分の心理を分析すると、「私のようなデブスがりくりゅうみたいに公然とイチャついたらデジタルタトゥーとして一生残る」「バカみたいな勢いで晒し者にされてぶっ叩かれる」という羞恥と恐怖心が立ち表れてきます
お察しの通り私の両親は性的な面についても厳格で、それゆえに思春期からR18のBLをある種の背徳として隠れながら楽しんできました
人前でイチャイチャするのはとてもとても恥ずかしいことだという抑圧を強固に内面化してしまっています
これに自他境界のあいまいさが合わさってりくりゅうペアと自分が重なってしまい、羞恥心と恐怖心に耐えられず攻撃性が立ち上がってしまうのです
私の場合はコスプレイヤーの方に訴えられたという経験がある種の劇薬になってりくりゅう叩きをせずに済んでいます
最近知ったことですが、普通の人は駅前とかでカップルが公然とイチャついていても殺意を抱かないそうですね
私は未だに羞恥と恐怖からそのカップルをぶん殴りたくて仕方なくなります
というわけで、りくりゅう叩きについて一概に「嫉妬」だとまとめるのは正鵠を射ていないと思います
認知行動療法ついでのn=1の経験談ですがなにか参考になれば幸いです
■ 1. 田久保前伊東市長の新たな闘争
- 学歴詐称騒動の当事者:
- 静岡県の田久保眞紀・前伊東市長は学歴詐称騒動で世間の注目を集めた
- その田久保氏が新たな闘争を始めた
- 直撃取材の場面:
- 8月上旬、伊東市内の関係先に現われた田久保氏に声をかけた
- 逡巡の末、田久保氏は自ら語り始めた
■ 2. 住民訴訟と訴訟参加への逡巡
- 市民二人による住民訴訟:
- 7月30日、伊東市民二人が静岡地裁に訴訟を提起した
- 市議選費用約4950万円を田久保氏に請求するよう市に求める内容である
- 訴訟に至る経緯:
- 除籍の事実を隠して東洋大学卒と偽ったとして、田久保氏は昨年9月に不信任決議を受けた
- 田久保氏は議会を解散し、翌月に市議選が行われた
- 訴訟参加をめぐる本人の態度:
- 田久保氏はこの事態に非常に驚いていると語る
- 利害関係や当事者適格があれば訴訟参加制度で第三者も裁判に参加できると説明する
- 自分にも資格はあるが、参加すればまた注目を集めるため迷っていると述べる
■ 3. 学歴詐称に対する本人の認識
- 卒業したと思っていたという弁明:
- 田久保氏は自分も大学を卒業したと思っていたため、特に問題を感じていなかったと語る
- 堀江貴文氏の発言の援用:
- 堀江貴文氏が「東洋大なんてFラン」で除籍か卒業かなど誰も気にしていないと言っていたと引用する
- 田久保氏はその見方が本当に正しいと同調する
■ 4. 母親が語る学歴問題の経緯
- 卒業アルバムの違和感:
- 大学から卒業アルバムを購入できるという案内が来て、母親は1万円を払って購入した
- そのアルバムに眞紀が写っておらず、母親は違和感を抱いた
- 除籍の連絡がなかった事実:
- 除籍になるなら大学から保証人に連絡が来るはずだが、それがなかったのも事実だと母親は語る
- 学費の支払い:
- 母親は4年分の学費をきちんと振り込んでいた
- 今となっては知らぬは親ばかりだったのかと母親は振り返る
■ 5. バイク便時代の回想
- 大学卒業後という言い間違い:
- 田久保氏は大学を出てと言いかけ、出ていなかったと言い直して笑う
- バイク便の仕事:
- 田久保氏は個人事業主として業務委託でバイク便の仕事を始めた
- 週2回、貸切ライダーとして『週刊新潮』と『FOCUS』の仕事も担当した
- 主に写真のフィルムの運搬を受け持っていた
- スピード違反による免停:
- スピード違反で免停となり、バイク便の仕事は3〜4年で辞めることになった
- ご成婚パレードの思い出:
- 免停の直前にあたる1993年6月、今上天皇のご成婚パレードがあった
- カメラマンと共にベタ張りしたことを懐かしい思い出として語る
■ 6. 刑事処分の状況と再出馬の意向
- 三つの容疑での不起訴:
- 今年6月、田久保氏は公職選挙法違反など三つの容疑に関して不起訴となった
- 有印私文書偽造・同行使罪などでは在宅起訴されている
- 地元での再出馬のうわさ:
- 地元では早速、再出馬のうわさがささやかれている
- 政治家へのこだわりの否定:
- 田久保氏は今のところ再出馬は考えていないと語る
- 強制終了されたが、流れに乗って市長になっただけで政治家へのこだわりはないと述べる
- 現在の日課:
- 来たる裁判に備えて資料を作り、誹謗中傷対策に取り組む毎日である
■ 7. 誹謗中傷対策としての削除要請
- 四六時中パソコンに向かう日々:
- 眞紀は四六時中パソコンを見ていると母親は明かす
- 自分の写真を無断で使ったり誹謗中傷したりするユーチューバーやSNSを見つけている
- 片っ端からの削除要請:
- 見つけたアカウントに片っ端から電話などをして削除要請を行っている
- 個人情報を勝手に使って金儲けするのは許せないというのが本人の言い分である
- もう1000件くらいは削除したと本人は話している
■ 8. 伊東市民の受け止め
- 不屈か懲りないだけなのかは判然としない
- 伊東市民の悩みの種は尽きない
■ 1. 日本人裁判官への米制裁
- 制裁対象となった日本人:
- ICC(国際刑事裁判所)所長を務める日本人裁判官の赤根智子氏が、アメリカ政府から経済制裁を受けている
- 2026年8月18日、トランプ政権が赤根所長を制裁対象に指定した
- 赤根氏はテロリストでも犯罪組織幹部でもない:
- 日本で長く検察官を務め、日本政府の推薦でICC裁判官となり、現在はそのトップを務める人物
- 問題の本質:
- 一人の裁判官の処遇にとどまらず、「法の支配」に関わる問題である
■ 2. ICCとは
- 重大な国際犯罪を裁く常設国際裁判所:
- ジェノサイド、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪など、国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪を対象とする
- 犯罪を犯した個人の刑事責任を追及するためにつくられた
- 発足と日本の加盟:
- 2002年に発足し、日本は2007年に加盟している
- 日本政府自身もICCを「法の支配」を推進する重要な存在として一貫して支持してきた
- ICJとの違い:
- ICJは国家と国家の争いを扱い、ICCは重大な国際犯罪を犯した個人の刑事責任を扱う
- どちらもオランダのハーグにあり名前も似ているため混同されやすい
- ICJは国連の主要機関の一つだが、ICCは「ローマ規程」という条約に基づく独立した裁判所で国連の一機関ではない
- ICCの最大の特徴:
- 相手が国家元首や軍の指導者であっても、重大な国際犯罪について「一人の人間」として責任を問える
- 当然ながら、それを快く思わない国家も存在する
■ 3. 赤根智子の経歴
- 刑事司法の専門家:
- 1956年愛知県生まれ、東京大学法学部卒業後に検察官となる
- 法務省法務総合研究所長、国際司法協力担当大使、最高検察庁検事などを歴任した
- 日本政府による正式指名:
- 2016年、日本政府が赤根氏をICC裁判官選挙の候補者として正式に指名した
- 外務省は理由を、我が国が重視する国際社会における法の支配の推進にも寄与する、と説明している
- 選出とICC所長就任:
- 2017年のICC裁判官選挙で第1回投票88票を獲得し、トップ当選した
- 2024年3月、日本人として初めてICC所長に選出された
- 日本政府による歓迎:
- 政府はICCの役割がますます重要になっているとして就任を歓迎した
- 国際社会における法の支配の推進に積極的に貢献していくと表明している
- 本人は当初消極的だった:
- 自ら裁判官になりたいと手を挙げたわけではなく、日本政府・法務省側から出馬を強く要請された
- 迷った末に引き受けたとインタビューで語っている
■ 4. 制裁の実態
- 制裁の内容:
- 米国内の資産凍結、米国への入国制限、米国人・米国企業との取引禁止などが科される
- アメリカに行かなければ済む話ではない:
- 現在の世界経済は、米ドルやアメリカ企業のサービスと切り離して生活することが非常に難しい
- 赤根所長への実害:
- 8月26日のインタビューで、すでにクレジットカードが使えなくなっていることを明らかにしている
- 他のICC判事の事例:
- 2025年に制裁を受けた別のICC判事は、AmazonやGoogleのアカウントが突然停止した
- 購入済みの電子書籍まで利用できなくなった
- 制裁の性質:
- ある日突然クレジットカードやGoogle、Amazonが使えなくなり、場合によっては銀行取引にも影響する
- 一人の人間を世界規模の経済・情報インフラから締め出す力を持つ制裁である
■ 5. 制裁の背景にある逮捕状
- ネタニヤフ首相らへの逮捕状:
- ICCは2024年11月、イスラエルのネタニヤフ首相と当時のガラント国防相に逮捕状を発付した
- ガザでの戦争犯罪や人道に対する犯罪の疑いによるものである
- ICCの判断内容:
- 民間人を飢餓状態に置くことを戦争の手段として用いた戦争犯罪、殺人、迫害などの人道に対する犯罪について、両氏が刑事責任を負う合理的な根拠があると判断した
- 民間人に対する攻撃を意図的に指揮した戦争犯罪についても責任を問うている
- イスラエルと米国の反発:
- イスラエルと同国を強く支持するアメリカが猛反発した
- そもそもアメリカはICCの加盟国ではない
- 大統領令による制裁:
- トランプ政権は2025年2月、ICCへの制裁を命じる大統領令を発出した
- 大統領令にはネタニヤフ首相とガラント元国防相への逮捕状を根拠のないものと非難する文言が明記されている
- 制裁の背景にネタニヤフらへの捜査・逮捕状があることは、アメリカ政府自身が認めている
- 制裁対象の拡大:
- トランプ政権はICCの検察官や裁判官らを次々と制裁対象に指定した
- 2026年8月18日、対象がついにICCのトップである赤根所長にまで及んだ
- 裁かれる側ではなく、裁こうとした側が制裁されている
- プーチン大統領への逮捕状:
- 2023年、ICCはウクライナ占領地域からの子どもの違法な移送・追放に関する戦争犯罪の疑いでプーチン大統領に逮捕状を出した
- この逮捕状を出した3人の裁判官の一人が赤根智子氏だった
- その後、ロシアは赤根氏を指名手配した
- 赤根氏の立ち位置:
- プーチンであろうがネタニヤフであろうが、国家の力とは関係なく国際法に基づいて判断するICCの最前線にいた人物である
■ 6. 批判の自由と制裁の別問題性
- ICC批判そのものは否定しない:
- 米国側はICCを政治化された裁判所などと批判している
- ICCの判断を批判する自由はあり、逮捕状の妥当性を議論することもできる
- 司法機関だからといって、その判断が絶対に正しいわけでもない
- 批判と個人制裁はまったく別の話:
- 気に入らない司法判断をした裁判所の裁判官個人に、国家が経済制裁を科すことは別次元の問題である
- 赤根氏自身が何か犯罪を犯したわけではなく、国際司法機関の裁判官として職務を遂行しただけである
- その結果、世界最大の経済大国から個人として制裁され、実際にクレジットカードまで使えなくなっている
- 制裁の広がり:
- ICCの18人いる裁判官のうち9人が、アメリカの制裁対象となっている
■ 7. 日本政府の関与と対応
- 日本はICCを支持してきた国:
- 2007年の加盟以来一貫してICCを支持しており、外務省のページにも日本はICCを強く支持していますと明記されている
- 高市首相の支援表明:
- 今年1月7日、赤根所長は首相官邸を訪れ高市早苗首相と会談した
- 高市首相は、日本は法の支配を重視しており、ICCがその役割を果たせるよう日本政府としてICC及び赤根所長を力強く支援していく、と伝えた
- わずか数か月後の制裁:
- 日本政府が送り出し、法の支配の象徴として支援してきた日本人が、日本最大の同盟国から制裁された
- 政府の公式声明:
- 8月19日、日本政府は今回の措置は大変残念です、との声明を出した
- 関係国等と意思疎通を取りつつ、国際社会における法の支配の強化に取り組んでいくとした
- 高市首相も大変残念と述べた
- その後の表現の強まり:
- 日本の立場と相いれるものではない、大変深刻に受け止めている、と表現を強めている
- 高市首相は制裁発動前に赤根所長を対象にしないよう米側に累次にわたりぎりぎりまで働きかけたと説明している
- 事前の働きかけと事後対応の違い:
- 高市首相の説明はあくまで日本政府側の説明であり、重要なのは制裁された後である
- 少なくとも現時点で、日本政府がアメリカ政府に正式に抗議した事実は確認できない
- 制裁を撤回するよう正式に要求した事実も確認できない
- ハシゴ外しではないか:
- 本人が躊躇していたICC入りを強く後押ししておきながら、実際に制裁されれば正式な抗議も撤回要求も確認できない
- わずか7か月前に力強く支援すると本人に伝えた日本人であり、大変残念で終わっていい話ではない
- 自ら国際社会へ送り出した日本人すら守り切れないなら、誰が安心して国の要請に応えられるのか
■ 8. 赤根所長が日本に求めたこと
- 日本記者クラブでの会見:
- 8月26日のオンライン会見で、繰り返し語ったのが法の支配だった
- 日本政府への評価:
- これまでの日本政府の対応そのものを否定しているわけではなく、日本からの支援に感謝を示している
- 日本への要請:
- ICCと世界の法の支配を守り抜くための最大限の努力を求めている
- 日本はアメリカの同盟国だからこそ、ICCの重要性と正当性をアメリカに伝え、これ以上の制裁のエスカレートを防いでほしい
- 日本が中心となることへの期待:
- アジアの大国としてアメリカと太いパイプを持つ日本が中心となって動いてほしい
- 締約国と連携しながら、アメリカの強い制裁に対して抗う手段を提供してほしい
- 各国の態度を見るにつけ、日本に頼りたいし頼るしかないとの思いを強めている
- 世界が見ている:
- 日本が圧力に負けるのか、周辺国と協力してICCを支えるのかが問われている
■ 9. 法の支配か力の支配か
- 法の支配は相手を選ばない:
- 相手が日本最大の同盟国であるアメリカになった途端に大変残念で済ませるのは、都合のいい相手にだけ適用する態度である
- 相手が強大であればあるほど、法によって権力を縛る必要がある
- それこそがRule of Law、法の支配という考え方である
- 個人制裁が常態化した先にあるもの:
- 気に入らない司法判断に関わった裁判官を経済的に締め上げることが当たり前になれば、裁判官は法律に照らして正しいかではなく、この判決を出したら大国から何をされるかを考えざるを得なくなる
- それは司法ではなく、力の支配である
- 普通の人間にも及ぶ影響:
- 遠いハーグにある国際機関だけの話ではない
- 権力より法が上にあるという原則が崩れれば、その影響を最後に受けるのは権力を持たない普通の人間である
- 分岐点:
- 法によって力を縛る世界を守るのか、力のある者が法までねじ伏せる世界を許すのか、その分岐点にいま私たちは立っている
■ 10. 署名活動への呼びかけ
- 赤根所長の言葉:
- 8月26日の会見で、ICCは決して負けませんと語った
- 最後に英語でJUSTICE WILL AND SHOULD PREVAILと続けた
- これは正義は勝つだけでなく、正義は勝たなければならないという言葉である
- 正義は自動的に勝たない:
- 正義は黙って見ていれば勝手に勝ってくれるものではない
- 署名活動の開始:
- 赤根所長への制裁撤回と、日本政府に支持・保護の具体的行動を求める署名活動が始まっている
- 宛先は高市首相、茂木外相、平口法相、そしてアメリカ政府である
- 要求内容は制裁の即時撤回、日本政府による具体的な支持・保護、ICCの独立性を守るための行動である
- 署名への反響:
- 8月26日の時点で署名は8万を超えた
- 赤根所長自身が毎朝毎晩署名サイトを見ており、市民から寄せられる声について時々涙が出るほどうれしいと語っている
- 呼びかけ:
- 一人の市民として、日本政府には赤根所長を守ってほしいと声を上げたい
- アメリカ政府には、赤根所長をはじめとするICC関係者への制裁を撤回してほしい
- 賛同する方はぜひ署名に参加してほしい
- 署名の意味:
- 一人の日本人を応援するためだけの署名ではなく、法よりも力が強い世界にしないための署名である
■ 1. 下地幹郎の不出馬と構図の変化
- 下地幹郎の不出馬表明:
- 沖縄県知事選の告示前日に自身のXで不出馬を表明し、自民党と政策協定を結んだ
- 従来の構図:
- 現職の玉城デニーと対抗馬の古謝玄太の二択に、第三極として下地が出馬表明していた
- 三つ巴なら玉城有利:
- 下地に当選の確率はほぼないが一定の支持基盤があり、現政権以外の側で票が割れる
- 票が割れれば現職の玉城デニーがかなり有利になる情勢だった
- 下地の合流先:
- 自民党と政策協定を結んだ以上、古謝側に入ったことになる
- 玉城陣営へのサプライズ:
- 下地の支持者が全員そちらに乗るかは難しいところだが、玉城陣営にとっては驚きの展開
- 古謝優勢の空気:
- ざっくり言えば古謝玄太が行けるかもしれないという空気感がこの時点で出てきた
■ 2. 自民党内部調査が示す情勢
- 門田隆将による公表:
- 保守系ジャーナリストの門田隆将がXやYouTubeで自民党の独自調査結果を入手したと公表した
- ネット上の驚き:
- 玉城デニーがリードするという数字に、この期に及んでまだ優勢なのかと驚きが広がった
- 8月15日・16日調査の数字:
- 玉城デニー45.5%、古謝玄太41.1%、下地6.0%
- ポイント差の推移:
- 7月上旬は9ポイント差
- 7月中旬と8月上旬は6ポイント差
- 8月中旬は4ポイント差
- 情勢の解釈:
- わずかな差で玉城がリードするが、その差は着実に縮まり古謝玄太が追い上げている
■ 3. 下地の政局的判断
- 自民党総裁選のような展開:
- 地方の選挙では珍しいパターンとなった
- 当選見込みのない立場の活用:
- 下地は沖縄の有力者だが、知事選に関しては当選の見込みがない
- いったん出馬を表明して一定の支持基盤を示せば、どちらに味方するかで絶大な恩を売れる
- レバレッジ効果:
- 出馬してから取りやめることで自分の実力にレバレッジを効かせ、次の知事に恩を何倍にもして売れる
- 判断のタイミング:
- 直前までどちらが勝つかを見極め、古謝が追い上げる情勢を踏まえて古謝陣営に乗った
- 勝算の確証:
- 自分の支持者や人脈をフル動員して古謝に乗れば勝てるという確証を得たからこその決断
- 結果の不確実性:
- 実際の結果は蓋を開けてみなければ分からない
■ 4. 自民党の総力戦
- 選挙の構図:
- 自民党などが推薦する新人で前宜野湾市副市長の古謝玄太(42歳)が、3選を目指す現職の玉城デニー(66歳)に挑む
- 日程:
- 27日告示、投票は9月13日
- 高市首相の号令:
- 25日の党役員会で推薦候補をしっかり応援していこうと呼びかけた
- 首相と選対委員長の面会:
- 西村康稔選挙対策委員長と2人で面会し、勝利に向けてやれることを全てやると強調した
- 自民の構え:
- 県政奪還の好機と見て総力戦の構えを見せ、告示後には党幹部が続々とてこ入れに入る予定
■ 5. 日本対中国の戦い
- 沖縄の地政学的位置づけ:
- 国防の最前線にならざるを得ないお国柄
- 分断のリスク:
- 自民党政権と沖縄が分断された状況では、中国がまた入り込んでくるためまずい
- 選挙の本質:
- 玉城デニー対古謝玄太の戦いではなく、日本国政府ないし自民党と中国共産党の戦い
- 勝敗の必要性:
- どう考えても日本に勝ってもらわないと困るため、自民党政権は絶対に勝たなければならない
■ 6. 両陣営の勢力
- 古謝陣営の推薦:
- 自民と日本維新の会のほか、国民民主、参政、日本保守の各党から推薦を得た
- 公明党県本部も推薦し、自民県連幹部は保守勢力が結集する玉城包囲網だと語る
- 玉城陣営の勢力:
- 立憲民主党や共産党などのオール沖縄勢力
- オール沖縄への評価:
- 全然オールではないと散々繰り返し指摘されている
- 立憲や共産といった左翼の人たちであり、普通に考えたら終わっている
■ 7. 沖縄の情報環境と同調圧力
- 数字に表れる難しさ:
- 世論調査や自民党独自調査を出しても、現職の玉城デニーにかなり有利な数字が出てしまう
- 情報源の違い:
- ネット社会になっても、沖縄の高齢者には昔から言われてきたことや沖縄で作られた常識が効いている
- 沖縄のメディアの影響がいまだ強い
- 基地問題の空気:
- とにかく基地反対と言っておかないといけないという同調圧力が極めて強い
- 議論の偏り:
- 正しい情報に基づくフェアな議論ではなく、最初からかなり偏向し歪んでいる
- その結果、ただの反基地活動家たちに引っ張られやすくなっている
■ 8. 物理的圧力と現職の権力
- 応援先による報復:
- 玉城デニーを応援しないとひどい目に遭う、古謝玄太を応援するなら知らないという話が割とリアルにある
- 選択の困難:
- 純粋にどちらがよいか選べる状況なのかが難しい
- 現職の権力:
- 現職知事は絶大な権力を持ち、沖縄の特殊なお国柄も加わる
- 反基地の絶対化:
- 盲信的な反基地活動が絶対的な正義として長年ずっと言われてきた
■ 9. 玉城県政の行き詰まり
- 異常な情勢:
- 今年春の辺野古での同志社国際高校の悲惨な事件があってなお、玉城デニーに当選の目があるのは異常
- 本来あるべき結論:
- 反基地は頭がおかしい、中国に乗っ取られる、玉城デニーに任せてよいわけがないという結論が当たり前
- これまでの不祥事や事件も玉城デニーの責任という結論に、普通の議論が行われていれば至るはず
- 国との訴訟での敗訴:
- オール沖縄は2014年の知事選から普天間飛行場の辺野古移設反対を全面に掲げ、勝利を重ねてきた
- 23年に移設先の設計変更を巡る国との訴訟で県が敗訴し、工事阻止の手立てを失った
- 反対派の詰み:
- 無理なことを掲げても無理なものは無理であり、反対派は論理的にも現実的にも打つ手がゼロ
- 玉城の板挟み:
- 手立てを失い基地問題には触れたくない状況でも、今まで言ってきた以上は言わなければならない
- 選挙での後退:
- 24年に県議会で少数に転じ、今年2月の衆院選では県内全4選挙区で自民党に敗北した
- 抗議船の転覆事故:
- 3月に玉城氏を支援する移設反対団体のヘリ基地反対協議会が運航した船が抗議中に転覆した
- この事故で女子高生らが死亡した
■ 10. 普天間移設反対の論理矛盾
- 移設が必要な理由:
- 普天間飛行場の周囲に市街地や施設ができ、住民が多く住み学校も近い
- 事故が起これば住民が犠牲になるため、住民を守る必要がある
- 市街地の基地の危険:
- 市街地の中に基地があれば騒音がひどく、事故の確率もあり危ない
- 移設合意の経緯:
- 日米で合意してより安全な場所を選定した結果、現実的に辺野古への移設という形になった
- 反対の矛盾:
- 危険だからどこかへ行けと言っていたのも左翼であり、右左に関係なく物理的に危ないなら移設した方がよい
- 移設に反対するなら普天間はそのままでよいと思っているのかという話になる
- 命の軽視:
- 論理的にも現実の政治としても意味が分からず、人の命を何だと思っているのかという話
- 継続期間:
- 意味の分からない主張を10年、20年ほど続けている
■ 11. 沖縄への呼びかけ
- 共産党への見方:
- 本音では日本が潰れて中国の属国になった方がよいと本気で思っていそう
- 議論の無意味さ:
- 日本人が中国に占領されればよいと内心思う相手に、日本や沖縄のためと真面目に提案しても意味がない
- 危機としての認識:
- 議論するまでもなく、こうした勢力に権力を持たせる危険を日本の危機として沖縄の人たちにも考えてほしい
- 今回の見通し:
- 古謝玄太が追い上げる中で下地幹郎が乗ったインパクトは大きい
- まだ油断はできないが、結構いけるのではないか
大学の卒業証書を偽造した罪などで在宅起訴されている静岡県伊東市の田久保真紀前市長のパソコンから、偽造された卒業証書のデータが見つかっていたことが関係者への取材で新たに分かりました。近く始まるとされる裁判の重要証拠になるとみられます。
田久保前市長は去年、インターネットで注文した東洋大学学長ら印鑑を使って卒業証書を偽造し議長らに見せた有印私文書偽造などの罪で在宅起訴されています。
捜査関係者によりますと田久保前市長の自宅から押収したパソコンをサイバー捜査により解析したところ偽造した卒業証書のデータが見つかったということです。
この事件に関する裁判は間もなく始まるとされていますが、田久保前市長側が無罪を主張する方針を固めたことも分かりました。
現在、事件の争点や証拠を事前に整理する「公判前整理手続き」が行われていますが、田久保前市長側は24日、「本人は(卒業証書を)作成していない」という旨の主張を書面で裁判所に提出したということです。
田久保前市長側は、学長などの印鑑を自ら注文したり受け取ったりした事実はなく、印鑑などが注文されたのは学歴詐称疑惑が公になる前で偽造する動機がないした上で「卒業証書が偽物だとすれば第三者が作成したものである」と主張する方針だということです。
また、百条委員会で虚偽陳述した地方自治法違反罪に関しても無罪を主張する方針です。
チラ見せした卒業証書を巡っては県警が任意で提出を求めていましたが田久保前市長側は「押収拒絶権」を主張し、提出を拒否しています。
■ 1. 証拠公表後に起きた事象
- 学歴詐称の証拠公表:
- 堀口英利の学歴詐称の証拠をメンバーシップで8月18日に公表した
- 直後に始まった爆破予告:
- 翌8月19日の朝9時から、自分の名前を使った爆破予告が各所に飛んでいる
- 8月19日から20数日にかけて爆破予告が急に活発になったらしい
- アンチスレッドの荒らし:
- 5ちゃんねるの自分に対するアンチスレッドが、IPを変えながらの荒らしで埋まっている
- 幕末の長州の比喩:
- 暗殺の犯人が長州で確実という状況で、なぜか長州の屋敷の近くでぼや騒ぎが起きる
- そこで「長州は被害者だ」と主張する構図と同じである
■ 2. 擁護側から出ている言い訳
- 提示されている二つの弁解:
- 秋パンスレやアンチスレで「原本と勘違いしただけ」という主張が出ている
- 「原本を折ってはいけないのでコピーしただけではないか」という主張も出ている
- 突拍子もない弁解:
- ある意味で論理的思考力テストのようなものである
- 弁解が出る背景:
- KCLの発行実態が判明した以上、こうした言い訳が出てくること自体は理解できなくはない
■ 3. KCLの証明書発行の実態
- 公式用紙への印刷:
- KCLは証明書を印刷して出す場合、必ず公式の書面、公式の用紙に印刷する
- 厚紙などではない
- 押印と署名は手作業:
- 押印と署名を手で行うことが明らかである
■ 4. 2025年9月18日付の訴訟書面
- 引用の位置づけ:
- 堀口が神原弁護士をつけて自分を訴えた訴訟で、2025年9月18日に出された書面である
- 裁判所に残っている記録であり、当時動画で扱ったがその動画は現在消えている
- スペルミスへの反論:
- フォームにドットやコロンがついたりスペルミスが生じている点を偽造ミスだと指摘した
- これに対し、ドットやコロンがつく程度のスペルミスは通常あり得る動きであり本物だと反論された
- 神原弁護士の逃げ道:
- 「偽造とまでは言うことはできない」と述べ、本物であるとは断言していない
- 直筆でない署名への反論:
- 直筆の署名によるものではなく偽造であるという指摘に対する反論が書面にある
- 大学が必ず透かしのセキュリティをするという決まり事はないと主張している
- 住民票の写しだって1個1個判は押さないと主張している
- 厚紙への反論:
- その種の厚紙を使用することも偽物である根拠にはならないとまで言っている
■ 5. 「コピー」という保険の消滅
- 原本であると主張済み:
- 「本当に原本なのか、厚紙はおかしくないか」という指摘に対し、すでに原本であると答えてしまっている
- コピー説は成立しない:
- 「原本は原本のコピーである」という言い訳はもはや通用しない
■ 6. 残る言い訳の候補と不成立
- 想定される弁解:
- 国際郵便という設定であるため、配達した郵便局がすり替えたという説がある
- 郵便物を受け取った時に心身喪失状態にあったという説がある
- KCLが特例の嫌がらせをしたという説がある
- すり替え説の破綻:
- 受け取って開封した瞬間に厚みかどうかは見られたはずである
- その後すり替えられたという主張は通用しない
- 結論:
- 挙げた候補の中で現実的にあり得るものは一つもない
■ 7. 犯罪の確定
- 確定という判断:
- 学歴詐称はすでに確定しており、ついでに犯罪も確定した
- 主張をさせた狙い:
- 神原弁護士を使ってこうした主張をさせ、裁判所で認定させれば偽造も犯罪もバレなくなる
- 嘘の押し通しの帰結:
- 嘘をついている者はその嘘を押し通そうとする
- 結果として犯罪がより硬くなっただけである
■ 8. 神原弁護士の関与
- 偽造への関与はない:
- 好き嫌い.comに神原弁護士が証拠を偽造したという話があるが、偽造はしていないと考える
- 堀口が「国際郵便で受け取った本物です」と言って渡した以上、神原弁護士に偽造の余地がない
- 騙された立場:
- 神原弁護士はあくまで堀口に騙された側である
- 弁護士としての責任:
- 責任があるとすれば、一般的社会人としてありえない主張をした点が弁護士としていかがなものかという話になる
- クライアントを信じる前提に立つとしても、無理があるという点で争うのなら理解できる
- 共犯の可能性:
- 偽造証拠で行こうというやり取りの証拠が堀口から出てくれば、共犯として一緒に追及する
- 現時点でそれを見込むことはなく、堀口1人の犯行だと考える
■ 9. 結び
- 今のうちにシャバを楽しんでおけ
リベラル派がリベラルでなくなってしまっている原因は、大きく内的要因と外的要因に分けられます。
■ 1. 自殺相談事業の補助金不正受給
- 不正受給の内容:
- 東京都の自殺相談事業でNPO法人が補助金を不正受給し、約3780万円の返還請求を受けた
- 相談窓口や出前授業の実施回数、人件費を水増しして請求した
- 作文コンクールの審査員に対し、実際には支払っていない謝礼の架空の領収書を提出した
■ 2. 若年被害女性等支援事業との比較
- コラボの実績不足:
- 若年被害女性等支援事業では、コラボが原則週1回程度のアウトリーチ活動で受託した
- 実績は34件であり、1年52週に対して12回程度不足している
- 個別に精算していないだけで、計画通りに実施できなかった活動があっても満額を受け取っている
- 両事業の構造的同一性:
- 自殺相談事業は相談や授業の回数を水増しして請求した
- 若年被害女性等支援事業は不正受給ではないと主張されている
- どちらもやっていない分の金を請求しており、大きな構造としては同じ
- 判断を分ける唯一の差:
- 自殺相談事業は「やった」と嘘をついた
- 若年被害女性等支援事業は「やらなかったけどお金ください」が通っている
- 東京都に嘘をついたかどうかが判断の違いになっている可能性がある
- 納得できないため住民訴訟を提起している
■ 3. 破産による返還逃れと偽装解散疑惑
- 破産を理由とする返還拒否:
- 当該NPOは既に破産しており返還できないとしている
- 代表者に返金させるべきである
- 実質的に同一の後継団体:
- いじめ自殺防止国民運動本部なる団体が、はっきりとNPO法人再チャレンジ東京を名乗っている
- 新宿区のNPO活動団体登録簿では、代表者・平林とも、ホームページ、創立日がいずれも同一である
- ほぼ偽装解散に等しい
- 東京都に求める対応:
- 別名義の事実上同一団体と見られるが、資産や資金の移動の有無をまず調査すべきである
- その上でNPO法人再チャレンジ東京から返還させるべきである
■ 4. 代表者と公明党のつながり
- 平林とものプロフィール:
- 公明新聞記者を務め、月刊『公明』の編集長であった
- 公明新聞では1面コラムを15年担当していた
- 参院選出馬歴:
- 1989年の第15回参議院議員選挙の全国比例に、同じ誕生年で同名の平林ともが公明党公認で出馬し落選している
- 同じ年に生まれた同姓同名の別人が偶然2人いたのでなければ同一人物である
- 補助金利権としての性格:
- 自公政権の頃は自公利権と批判していた層が、公明党が立憲と合流すると市民の側に変化した
- これは補助金利権の類いである
■ 5. 弁明への批判
- 「持ち出しを埋めるためで、私腹を肥やしたわけではない」は何の免罪にもならない
- 赤字を埋めるためなら架空の事業を報告し領収書を偽造してよいわけではない
- 私腹を肥やしていないのではなく、自分たちの赤字事業を都民に無断で税金で穴埋めさせている
■ 6. 東京都の監督責任
- 再発防止より先にすべきこと:
- まず不正の全容を説明すべきである
- 平林ともとその周辺の関係者を明らかにすべきである
- 対応の遅れ:
- 返還請求の発表は2026年8月24日だが、不正の発覚は2024年までの聞き取りで浮上していた
- 2025年に破産して逃げられており、疑いの把握から現在まで黙って破産手続きを待っていたに等しい
- 債権届出もしていないはずである
- 被害者ではなく監督行政の問題:
- 東京都と小池百合子は騙された被害者ではない
- チェックできない補助金制度を何年も運用した
- 疑惑把握後も回収不能になるまで処分できなかったのは監督行政の問題である
- 活動継続への批判:
- 平林ともは2026年6月に平気な顔で茨城県教育委員会に出てきている
- 不正を行った人物に、学校や子供を相手に活動する資格は残っていない
■ 7. 名義貸しの責任
- 呼びかけ人と支援団体・企業:
- いじめ自殺防止国民運動本部には呼びかけ人や支援団体・企業として著名人や企業が並んでいる
- どうせそのうちシレッと名簿から消してもらって終わりになる
- いつ何を確認しどのような支援をしたのかを明らかにすべきである
- 名義貸しの実質:
- 無名の団体が自殺防止活動を名乗っても、行政や学校や記者は警戒し詐欺師と区別がつかない
- 著名人や大企業の名前が並べば、これだけの人が支えているならきちんとした団体だという信用が生まれる
- 名義貸しとは名前だけの提供ではなく、自分たちが長年築いてきた社会的信用を貸す行為である
- 確認義務:
- 団体の会計も運営体制も確認せず、自殺防止やいじめ撲滅という耳当たりの良い看板だけで協賛してはならない
- 「善意で応援しただけ」という説明も免罪にはならない
- 大義を掲げる団体こそ危険:
- 警戒されにくいのは、最初から悪そうに見える団体ではなく誰も反対しにくい大義を掲げる団体である
- 子供の命、いじめ防止、自殺防止、困っている人を救うといった大義が該当する
- だからこそ不正を試みる者も同じ大義を掲げる
- 大義の立派さではなく、会計や実績を確認しなければならない
- 相互のイメージ商売:
- 自分の善人イメージを団体に貸し、団体の善人イメージを自分の宣伝に利用している
- 社会的影響力のある人間が影響力だけ貸し、結果には責任を負わない構図である
- 著名人の名前が悪質な団体の信用調達のためのフリー素材になっている
- 呼びかけ人が負うべき責任:
- 不正受給そのものの責任があるとまでは言わない
- 十分な確認もせずに社会的信用を貸した責任がある
- 問題発覚後にその信用を回収する責任がある
- 自分の名前によって団体を信用した人々に説明する責任がある
- 名前だけ貸して問題が起きれば「私も騙された」で済ませる社会貢献は、むしろ社会悪になり得る
■ 8. リベラル側のダブルスタンダード
- リベラルは普段、自民党に対して同じことを言っている
- 世界平和統一家庭連合という名前だけは平和を願っていそうな団体に協賛を呼びかけられ、実態を知らずに応じた自民議員がいた
- その議員に「お前らは共犯者だ」と言っていた態度はクソである
■ 9. 今後の見通し
- 同種のニュースはどうせすぐ出る
- 補助金利権、公金チューチューは蔓延りすぎている
告発人・関川永子さん:
事務所金庫にある卒業証書らしきもの。これを早い段階に公表していれば、長きにわたりこの問題が長引くことはなかったと確信している
静岡県伊東市の市民が開いた会見。
前市長・田久保眞紀 被告の代理人である福島正洋 弁護士が証拠を隠滅したとして、東京地検に刑事告発しました。
田久保被告はニセのハンコを作って東洋大学の卒業証書を偽造し、議長たちに見せた罪などで在宅起訴されています。
卒業証書とされる文書は福島弁護士が事務所の金庫に保管していると主張していました。
当初警察への提出も示唆していましたが、強制捜査の際には・・・
福島正洋 弁護士:
今の時点で捜査側に話をして供述調書を作られても、こちらから証拠を渡しても、なにもいいことはない。もしこちらから何か出すとすればそれは公判段階
告発では、福島弁護士が卒業証書が偽造された可能性を認識したうえで、証拠を隠滅したと指摘しました。
告発人・関川永子さん:
公人であった田久保前市長の説明責任を回避するアドバイスをし、市民の知る権利を奪った
東京地検は告発を受理するかどうか検討するということです。
大学の卒業証書を偽造したなどとして在宅起訴された伊東市の前市長田久保真紀被告について、押収したパソコンから偽造に使われたとみられる卒業証書のデータが見つかっていたことがわかりました。
田久保被告は、伊東市長選の当選直後に東洋大学卒業と学歴を偽る目的で、インターネットで発注した学長や法学部長の印鑑を押した卒業証書を偽造したうえ、議長・副議長に“チラ見せ”した罪などに問われています。
県警は2026年2月に自宅へ家宅捜索に踏み切りましたがサイバー捜査の結果、押収した田久保被告のパソコンから偽造したとされる卒業証書のデータが見つかっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
一方、田久保被告側は裁判で無罪を主張する方針を固めたということです。
卒業証書を「本人は作成していない」とした上で「第三者が作成した可能性」を主張するとみられています。
今後、証拠や争点などを整理する公判前整理手続きが行われる見通しです。
■ 1. 山本太郎の政界引退
- 引退の直接理由:
- 大幅な速度超過による道路交通法違反
- 健康上の問題
- 理由だけでは語り尽くせない政治家:
- れいわ新選組(現・いのちの党)代表として、なぜあれほど人々の心をつかんだのかという問いが残る
- 政治家になるまでの経歴:
- 高校生のときから約20年、俳優として芸能界で生きてきた
- 2011年の東日本大震災に伴う原発事故を機に反原発運動へ身を投じ、芸能界での活動が困難になった
- 12年衆院選に初出馬して落選し、13年、38歳のときに参院選で初当選した
■ 2. 鮫島浩の評価: 理想の政治家を演じた俳優
- 7年間演じ続けた俳優:
- 政治ジャーナリストの鮫島浩(54)による評価
- 本当は俳優の世界に戻りたかったはずだが戻れない
- だかられいわ新選組の立ち上げ以降、思い描く理想の政治家像を徹底して演じ切ろうとした
- 俳優だからこそ貫けた理想像:
- 政治の世界でもどこか居心地の悪さを感じていた
- しかし俳優だったからこそ、自分が思い描く理想の政治家像を貫くことができた
■ 3. 四象限マトリックスと「左下」のポジション
- 政党の立ち位置を四象限で捉える枠組み:
- 「左」はリベラル、「右」は保守
- 「上」は権力や既得権を持つ層、「下」はそこから取り残された大衆
- 各象限に対応する政党:
- 「右上」は経済界と結びつきが強い自民党
- 「左上」は財務省寄りの旧民主党系
- 「右下」は既存政治への不満を取り込んだ右派大衆の参政党
- 「左下」は社会的弱者や生活者の側に立つ左派大衆のれいわ新選組
- 世界的潮流としての二大政党の凋落:
- 従来の二大政党は右も左も“上級国民”の代弁者となり、庶民の怒りを買ってボロボロになっていた
- 日本で「左下」が空いた経緯:
- かつては共産党が「左下」にいた
- 党中央のエリート化によって実質的に「左上」へ吸い寄せられていった
- そのぽっかり空いた「左下」に山本太郎が近づいていった
- 19年参院選が象徴した「政治はドラマ」:
- 19年4月にれいわ新選組を立ち上げ、同年7月の参院選で自身は約99万票を集めながら落選した
- 一方で重度障害者の木村英子と舩後靖彦を国会に送り込んだ
- この結果こそ「上」に不満を抱く人々の支持を引き寄せた成功例である
- 選挙と権力への理解:
- 政治家にとって一番大事なのは、選挙で勝って議席を増やし、最後は権力を取って政策を実現すること
- 山本太郎はそのことをよく分かっていた
■ 4. 現実路線への軸足移動と原点
- 政策の軸足の移動:
- 反原発では支持が広がらないと判断した
- 労働問題や消費税廃止へと政策の軸足を移していった
- 同時に炊き出しや能登半島地震の被災地支援など、弱い立場の人に寄り添った
- 原点にあった母親の存在:
- 母親はフィリピンの貧しい子どもたちを支援するボランティア活動に携わっていた
- 子どものころから何度も母親と一緒にフィリピンを訪れ活動を手伝った
- 男性に対する極度の警戒感:
- 母子家庭で女性に囲まれて育った
- 永田町の威圧的な年上男性や同世代の男性ライバルには心を開かず、絶対に本音を言わなかった
■ 5. 大石晃子の加入という転換点
- 転換点としての大石晃子の加入:
- 大石晃子(7月末に離党)は21年の衆院選で初当選した労働運動出身の議員
- 選挙で議席を積み上げて政権を目指す政治よりも、理念や社会運動を重視する政治スタイルだった
- 路線の傾斜:
- れいわは大衆の支持を広げる現実路線から、理念や運動性を前面に押し出す路線へ傾斜した
- その結果、選挙での敗北を招き、内部の不協和音を生む負のスパイラルに陥った
- 敗北した組織で起きる典型的現象:
- 選挙に負けると議席が減り、政党交付金などの資金も減る
- 職員を減らしたり組織を縮小したりする必要が生じる
- 当然不満がたまり、スキャンダルが表面化する
- 表面化した疑惑と報道:
- 今年3月、れいわの元国会議員の告発をきっかけに公設秘書の給与搾取疑惑が浮上した(党は違法性を否定)
- 元秘書の証言で、高級レンタカーでのスピード違反や秘書にきつく当たっていた実態が報じられた
■ 6. ブランド剥落とドラマの終焉
- 決定的だったのは秘書給与問題ではない:
- それまで築き上げてきた政治家像と異なる一面が表に出たことが決定的だった
- 高級車のレンタルや身近な人間への接し方が公になった
- 「弱者に寄り添う政治家」というブランドイメージが一瞬にして崩れた
- 普通の政治家との違い:
- 普通の政治家ならスキャンダルがあっても復活できる
- 山本太郎は理想の政治家像を7年間かけてつくり上げ、演じ続けてきた
- つくり上げたイメージが剥がれれば、同じ役を演じ続けることはできない
- 政界復帰の見通し:
- 本人の中では「山本太郎というドラマ」は完結した
- 自ら劇場の幕を下ろした以上、政界には戻らない
■ 7. 雨宮処凛の評価: 空気を読まないバカ
- 「空気を読まないバカ」という褒め言葉:
- 作家で反貧困ネットワーク世話人の雨宮処凛(51)による評価
- 世の中のために「空気を読まないバカ」であることを13年間徹底してくれた人である
- ほとんどの人が国なんか変えられないと思っているなか、自分の人生を横に置いて活動してきた
- 出会いと第一印象:
- 2人の出会いは12年、東京都杉並区で開かれた脱原発のイベント
- 芸能界での仕事を失うリスクを顧みず「原発を何とかしたい」と熱弁を振るう姿を見た
- 計算をしない、今どき珍しいほどまっすぐな人という強い印象を受けた
■ 8. 貧困問題への視野の広がり
- ワンイシューからの脱却:
- 当初は「原発ワンイシュー」だった
- 雨宮処凛や支援者から貧困やロスジェネ世代の困窮について学んだ
- 当事者の声を聞くなかで視野を広げていった
- 池袋の炊き出しで受けた衝撃:
- 15年の大みそかに雨宮処凛の案内で東京・池袋の年越し炊き出しに参加した
- 自分と同世代の人たちが「1週間前から野宿です」と言って列をつくる姿に衝撃を受けた
- そこから貧困問題への取り組みを深めていった
- 現場での姿勢:
- 現場で当事者の話を聞くたびに、こんなに苦しんでいる人がいるのかと本気でショックを受けていた
- 常に「教えてください」というスタンスの人だった
■ 9. 国会議員としての実績と捨て身の姿勢
- 取り組んだ政策:
- 舩後靖彦や木村英子ら重度障害のある当事者を国会に送り出した
- 生活保護制度の運用改善に取り組んだ
- 被災地での災害支援制度の見直しに取り組んだ
- 見放された人々への意味:
- 政治から見放されたと思っていた人たちが、初めて自分たちの側に立ってくれる政治家がいると感じられた
- 特にロスジェネ世代にとってその意味は本当に大きかった
- 自らを不利にする行動:
- 批判を覚悟で牛歩戦術に踏み切るなど、自らの立場を不利にする行動も辞さなかった
- 周囲から浮くことや政界での居場所を失うリスクを背負いながら、信じることを訴え続けた
- 幾度も円形脱毛症になりながら政治活動に打ち込んだ
- 先々のキャリアを捨てた選択:
- 5年後、10年後の政治家としてのキャリアや身の安泰を考えれば、あのようなやり方はできない
- 折に触れて「あと5年」といった言葉を口にしていた
- 言葉に力があった理由:
- 捨て身だったからこそ人の心を打った
- 自分を守ることよりも、目の前で困っている人の声を届けることを優先してきた
- 現場で人々の声を聞き続けた積み重ねから湧き上がってきた本物の言葉だった
■ 10. ロスジェネに与えた希望
- 最大の功績:
- 政治で世の中を変えられるかもしれないという希望を多くの人に与えたこと
- ロスジェネ世代への気づき:
- 政治に冷笑的で何をしても無駄だと感じていた世代に、声を上げれば世の中は変わると伝えた
- 苦しいのは自己責任ではなく政治が見捨ててきたからだと気づかせた
- おかげで生きる動機や救いを得られた人がたくさんいた
■ 11. 左派リベラルの行方
- 自民党との対比で見える限界:
- 自民党は権力の座に居続けることを第一目的として団結している
- 左派リベラルは個別に譲れない一線がそれぞれにあり、そこに限界を感じる
- それでも必要な存在:
- 世の中がよくなる要素は見えない以上、既存の政治に緊張感を生み出す存在は必要である
- 山本太郎のようにあそこまでの闘い方ができる人はなかなかいない
- 再び出番が来るときがあるかもしれない
■ 12. 分かれる評価と残した足跡
- 理想を演じ切った俳優か、空気を読まぬ「バカ」であり続けた闘士か:
- その評価は分かれる
- だが日本の政治に強烈な足跡を残したことだけは間違いない
詐欺師の思考って面白いよね
「人を騙してお金取ろう」みたいな単純なものじゃなくて
・自分は努力してる
・世の中のためになることをした
・挑戦している
・だから何が悪いんだ
って感じで本人たちは罪の意識なんて1ミリもなくて善意でやってるんだよね
いや、厳密にいえば潜在的に罪の意識があるが、
このくらい大丈夫だろう、
他の人もやっている
と自分の中で言い訳してるうちに、
善悪の境界がわからなくなってしまったのではないかな
■ 1. 補助金交付決定の取り消し
- 東京都による交付取り消し:
- 自殺防止に取り組む民間団体を支援する都の補助金事業を巡り、不正受給が判明
- 都保健医療局は24日、NPO法人への補助金約4900万円の交付決定を取り消したと発表
- 対象法人:
- 東京都新宿区のNPO法人「再チャレンジ東京」、平林朋紀理事長
■ 2. 不正の手口
- 補助事業の内容:
- 補助金を受け、自殺防止をテーマにした作文コンクールと学校での出前授業、個別相談を実施
- 謝礼の架空計上:
- 2018〜24年度に毎年、実際には支払っていない審査員や講師への謝礼を架空計上
- 回数の水増し:
- 授業や相談の回数を水増しして補助金を不正に申請
- 領収書の偽造:
- 偽造した領収書が都に提出されていた
■ 3. 発覚の経緯
- 事前説明会の視察:
- 2025年1月、都の担当者が個別相談の事前説明会を視察
- 外部の相談員の説明と法人の事業計画が食い違っていることに気付いた
- 個別相談の実態:
- 法人はその後、この個別相談を62日間開催したと報告
- 都の聞き取りに応じた相談員によれば、実際には1回も実施されていなかった
■ 4. 被害額と都の対応
- 回収の見込みなし:
- 補助金のうち約3800万円は交付済み
- 法人は既に破産しており、回収の見込みはない
- 警察への相談:
- 都は警視庁新宿署に被害を相談
■ 5. 関係者の説明
- 都の担当者の説明:
- 書類上は正規のものと同じであり、不正に気づけなかった
- 法人関係者の説明:
- 補助金が足りず、不正受給で事業費を補った
■ 1. 同志社理事長の引責辞任
- 八田英二理事長の辞任意向:
- 学校法人同志社(京都市)の八田英二理事長(77)が理事長職を辞任する意向を示した
- 沖縄県名護市辺野古沖で3月に起きた小型船転覆事故の責任を取る形での辞任
- 辞任意向の伝達:
- 複数の法人関係者によれば、八田氏は21日に開かれた臨時理事会で辞任の意向を伝えた
- 辞任の時期:
- 事故の対応や安全対策、教職員の処分などにめどをつけた後に退く
- 遅くとも今年度中に理事長から退くとみられる
- 辞任後も残る役職:
- 法人が運営する14校園の教学を統括する総長の職にはとどまる
- 理事の職にもとどまる
■ 2. 辺野古沖の転覆事故
- 事故の発生:
- 事故は3月16日に発生し、小型船2隻が転覆した
- 犠牲者と負傷者:
- 同志社国際高(京都府京田辺市)2年の女子生徒と男性船長が死亡した
- 14人が負傷した
- 事故時の状況:
- 死亡した女子生徒らは研修旅行中だった
■ 3. 八田氏の説明
- 責任と辞任の熟考:
- 法人として責任があり、以前から辞任を熟考してきたと読売新聞の取材に答えた
■ 4. 同志社国際高の校長人事
- 校長の退任:
- 同高の西田喜久夫校長は8月末に退任する
- 後任の校長が就任する見通し
■ 5. 八田氏の経歴
- 同志社大学長:
- 1998年から2013年まで同志社大学長を務めた
- 理事長職:
- 2011年から2013年に1期目の理事長を務めた
- 2017年に理事長に再任され、総長も兼務している
- 学外の役職:
- 2015年から2021年には日本高野連会長を務めた
消費者庁は24日、インターネット上で消費者を巧みに誘導し、事業者に望ましい行動を選ばせる「ダークパターン」の規制を強化する方針を明らかにした。同日の有識者会議で特定商取引法の改正を視野に入れた中間取りまとめ案を公表。悪質な広告表示や煩雑な解約手続きが対象で、違反となる具体的な事例は政省令やガイドラインで示し、手口の変化に速やかに対応する。
従来は特商法や景品表示法で一部の手法を制限してきたが、ダークパターン自体を包括的に規制する法律はなかった。IT企業などでつくる「ダークパターン対策協会」は、国内の被害額が最大年間約3兆2千億円に及ぶ可能性があると推計。被害相談も相次いでおり、消費者庁が対策に乗り出した。来年の通常国会へ関連法案の提出を目指す。
取りまとめ案はダークパターンを「オンライン上で心理誘導を活用した画面表示により、消費者を契約に誘導する手法」と定義。消費者が意図しない条件で契約を結ぶのを防ぐため、広告、契約、解約の各段階で規制を設ける。
■ 1. 両親の初会見
- 「まずは抱きしめたい」:
- 辺野古沖の転覆事故で亡くなった同志社国際高校2年、武石知華さん(17)の母親が絞り出した言葉
- 7月30日、霞が関の司法記者クラブで両親が初会見に臨み、娘に何を伝えたいかと問われて答えた
- 母親が語った娘への思い:
- いまでもおにぎりを握って夜食を作り、墓に花を替えに行っている
- 巡り合ったことが奇跡と思えるくらい良い子だった
■ 2. 告訴に踏み切った理由
- 関係者11人を告訴:
- 事故から4か月後、両親が校長ら学校関係者と「ヘリ基地反対協議会」の関係者計11人を業務上過失致死傷容疑で告訴した
- 父親が語った動機:
- このまま時間が過ぎれば、最悪の場合、誰も法廷で刑事責任を問われることなく終わってしまう
- それは耐えられないという思い
■ 3. 学校の責任
- 海の事故の捜査の限界:
- 死亡の直近の原因から遡って捜査されるため、現場の海にいなかった学校関係者に手は届かない
- 父親はこれに異を唱え、学校も生徒の「船長」ではないかと述べた
- 事故を防ぐ機会は少なくとも4層:
- 下見をする、安全の打ち合わせをする、計画を立てる、当日は教員が同乗する
- 1つでも実行されていれば知華さんが命を落とすことはなかったのではないか
- 代理人弁護士の指摘:
- 唐澤英城氏は、危険はあの日突然現われたのではなく前から見えていたとした
- 当たり前のことがなされていれば、この事故は防げていたと断じた
■ 4. 第三者委員会の報告と新事実
- 最大の原因は安全管理体制の不備:
- 7月31日に第三者委員会が報告書を公表し、安全管理体制などの不備こそが最大の原因とした
- 抽選に外れて調査船へ:
- 知華さんはボートコースへの変更を希望しながら抽選に外れ、転覆した調査船に乗ることになった
- 両親は気持ちを整理できないと語る
■ 5. 校長の沖縄県庁訪問
- 事故2日後の知事面会:
- 同志社国際高校の西田喜久夫校長は事故のわずか2日後、自ら沖縄県庁に足を運び、玉城デニー知事と面会していた
- 「今後も同様に訪問させていただき、研修を継続していきたい」:
- 面会の議事録に西田校長の発言として記されている
- 3月18日という日付:
- 開示された原本を私も読んだ
- 知華さんの司法解剖が行なわれた日であり、その日に知事に会って研修旅行の継続を口にするとは神経を疑う
■ 6. 在校生への配慮と今後の取材
- 母親が告訴に迷った理由:
- 知華さんは学校が大好きだった
- 7月に急いだのも、学期中ではなく夏休み期間にと考えたから
- 校長への問い:
- 娘を奪われてなお在校生を気遣う母親と同じ配慮が、校長にあったか
- 辺野古での再取材:
- 7月30日から3日間、私も再度辺野古に入り、地元の目撃者に話を聞いた
- 転覆した「平和丸」とほぼ同じ船で当時の航路をたどった
■ 1. 麻生泰氏への懲戒処分
- 学会からの処分報告:
- 東京美容外科統括院長で医師の麻生泰氏が2026年8月16日、日本美容外科学会(JSAPS)からの懲戒処分を受けたことをXで報告
- JSAPSの公式発表:
- JSAPSは4日、公式サイトで「会員に対する懲戒処分について」との発表を実施
- 会員の懲戒に関する規程に基づき審議を行った結果、下記会員に対し懲戒処分を行ったので報告するとの文面
- 処分対象と内容:
- 麻生氏の本名である「金福泰会員」を対象として戒告処分を実施
- 処分日は26年7月27日、効力発生日は懲戒書の到達日である28日
- 文書には門松香一理事長の署名が添付
■ 2. 戒告処分の位置づけ
- 懲戒の種類:
- JSAPSが公開している「会員の懲戒に関する規程」では、懲戒の種類を「戒告」「会員資格の停止」「除名」の3種類と規定
- 戒告の内容:
- 口頭にて将来を戒め、併せて戒告文書を交付するもの
- 規程上、3種類の中では最も軽い処分に該当
■ 3. 処分理由
- JSAPSの非開示:
- JSAPSの発表では戒告処分となった具体的な理由は非開示
- 麻生氏本人の説明:
- 二年前のグアムでの解剖検体の前でのドクター達の記念撮影をXで擁護した件で処分を受けたと16日にXで報告
■ 4. グアムでの献体撮影騒動
- 騒動の発端:
- 当時、東京美容外科の沖縄院院長を務めていた黒田あいみ氏のブログ投稿が発端
- 黒田氏の投稿内容:
- 24年12月2日公開のブログで、今回は fresh cadaver (新鮮なご遺体の解剖)で勉強をしにきているとし、グアムで撮影した複数の写真を公開
- 公開された写真:
- 解剖が行われている様子を背景に複数の医師らで並んだ記念撮影写真
- 解剖中の献体の頭部画像
- 批判の広がり:
- 絵文字付きのコメントを添え、インスタグラムにも投稿していたことから、黒田氏の倫理観を問う声が相次いだ
■ 5. 当時の麻生氏の対応
- 批判への反論:
- 批判の声に対し、謝罪しつつ反論を連投
- 黒田氏の処遇に関する当初の判断:
- 炎上でトカゲの尻尾切りのように解雇する事はできないと判断したとして処分を否定
- 対応の転換:
- その後、関連投稿をすべて削除し謝罪
- 同院は公式サイトを通じて黒田氏の解任を報告
■ 6. 麻生氏の反省表明と反応
- 騒動の振り返り:
- 自分の発言の影響力で拡散し、ここまでの事態を引き起こし、写真に写っていた医師達にも迷惑をかけたとつづった
- 反省の言葉:
- 現在はこの点については非常に反省しており、申し訳なかったとしている
- 厳しい反応:
- 投稿には、あれだけ煽っていたのに何があったのか、「この点については」という言い方では反省しているように思えない、などの反応が相次いだ
- 追加の謝罪:
- 反省なんかしている訳がない、とのリプライに対し、申し訳なかったと謝罪
托卵を男女反転してミラーリングすると「産院で自分の産んだ子と不倫相手の子をすり替えられて自分の産んだ子はとっくの昔に遺棄されて死んでる」になります。バレなきゃ問題ないと言ってる女性は私はこれを許容しますと言ってるのと同じです。
そしてこれをやったのが夫なのがポイントだからね。第三者じゃなくて自分が夫がやるの。
■ 1. 戦争があぶり出すアイデンティティー
- 敵国側に立つ人々:
- ロシアによるウクライナ侵略では、敵国側に協力し母国の「裏切り者」となることを選ぶ人たちもいる
- 近い両国ゆえの複雑さ:
- 歴史的にも文化的にも近い両国による4年半に及ぶ激しい戦争が、両国民の心の奥底にある複雑なアイデンティティーをあぶり出している
■ 2. 母国と戦うブズマコフ
- ロシア義勇軍団の一員:
- 露中南部ノボシビルスク出身のバレンティン・ブズマコフ(23)は、ウクライナ国防省傘下の「ロシア義勇軍団」の一員として母国を相手に戦っている
- キーウ郊外の基地の軍事訓練で手にした年季の入ったカラシニコフ銃は、露軍兵士を捕虜にした時の戦利品
- 参戦の動機:
- ロシアをまともな国にするためには、ウクライナが勝たなくてはいけない
- 反政府への傾斜:
- 父は露内務省の元高官で、子どもの頃から将来は露当局の特殊部隊で働くことを期待されて育った
- 政治的意見は反政府に傾き、反政権運動指導者ナワリヌイ氏の支持集会や反戦集会に参加するようになった
- 法の支配への絶望:
- 大学では弁護士を目指したが、法の支配が効かないロシアでは裁判はコイントスと同じだと気づき、実業家志望へ転向した
- 国内世論の変化:
- 開戦当初は露国内にも戦争に反対する声が多かった
- その後、反対の声を上げていた人たちの多くは国外へ出て行った
- 残った人たちは圧倒的なプロパガンダに影響を受け、次第に戦争を受け入れ始めているように見えた
- 出国とウクライナ入り:
- 自分はそうなりたくないと考え、23年4月にロシアを出て隣国カザフスタンに渡った
- 25年1月にウクライナへ入り、ロシアと戦う決意は固まった
- 特殊作戦の任務:
- 25年1月以降、ウクライナ東部ドネツク州などで困難な任務を遂行する「特殊作戦」を担ってきた
- 露軍に包囲された部隊を救出するリスクの高い作戦を成功させ、表彰も受けた
- 露兵を殺害せぬ戦い方:
- これまで露兵を殺害したことはなく、銃を向け合う状況になると露兵側が降伏する
- 露軍の無線に味方のふりをして入り込み、待ち伏せして捕虜にしたこともある
- 自然なロシア語話者だから成せた業であり、ロシア人が犬死にする前に助けているとの自負もある
- 捕虜になる恐怖と覚悟:
- 常に恐れるのは露軍の捕虜になることで、ロシアにとって「裏切り者」の自分がどう扱われるかはロシア人だからこそよく分かる
- その時がきたら、手投げ弾を抱え自決すると覚悟している
- 歴史に残す小さな足跡:
- ロシアという大国を変えるのは簡単ではなく、次世代になるかもしれない
- それでもこの歴史の局面を傍観はできない
- 将来ロシアが今よりいい国になって国民がこの時代を振り返る時、自分が小さな足跡を残せていたらそれでよい
■ 3. 同じ部隊のデミド
- 家庭への反動:
- 露西部トベリ出身のデミド(21)は、父親がスターリンを礼賛し母親がプーチン大統領を支持する家庭で育った反動か、政府を懐疑的な目で見てきた
- 開戦時の判断:
- 22年2月の侵略開始時、プーチン氏が大義を語るのを見て、それはウソでありロシアにとっても誤った戦争を止めなければと思った
- 捕虜が示した戦場の現実:
- 前線で捕虜にした露軍兵士たちは、水も食料もなくただ突撃を命じられた人たちだった
- 生活費が必要で軍に入ったが本当は戦いたくないと話し、戦場の現実がこの戦争の誤りを証明していた
- 帰れぬ故郷への夢:
- 「裏切り者」とされ、もう母国には帰れないかもしれない
- もし帰れたら、大好きな故郷の市長になり地元の人々を幸せにしたいという夢がある
■ 4. 反逆罪で服役する女性たち
- 女性刑務所の収容者:
- 中南部クリビー・リフ近郊の女性刑務所には、露側のためにスパイ行為をした反逆罪などで服役する女性受刑者が約130人収容されている
- 受刑者の傾向:
- 刑務所長ウォロディミル・ツィフカ(54)によれば、約8割が大卒の年配者で、ソ連時代をいい思い出として記憶している人たち
■ 5. イリーナ・ボルコバの動機
- 罪状と経歴:
- 大学卒業後に南部ヘルソンで旧ソ連内務省に勤務した経験があり、ウクライナ軍の部隊や武器の位置に関する情報を露側に提供した罪で禁錮11年となった
- ソ連時代への誇り:
- ソ連時代は世界から恐れられる偉大な国であり、規律が重んじられる国だった
- 独立後への不満:
- 独立後は路上にホームレスや売春婦、薬物依存者があふれ、あっという間に堕落した
- それが長年の不満として残っていた
- 情報提供の理由:
- ウクライナは美しい国なのに偉大な指導者がいない
- 罪の否認:
- 近い将来、露政府が民間人の身柄交換で引き取ってくれると信じている
- 自分がしたことは間違っていない
■ 6. オクサナ・オレルの立場
- 罪状:
- ドネツク州出身のオクサナ・オレル(53)は、ウクライナ軍の位置情報などを露側に提供し禁錮15年となった
- 露軍を支援した理由:
- ロシアの方がウクライナよりも文化が近く、親しみが持てる
- 言語への反発:
- 地元では主にロシア語が話されるが、ウクライナ独立後はウクライナ語での読み書きや会話を求められる機会が増え、押しつけられている気がした
- 戦勝記念日への思い:
- 5月9日の対独戦勝記念日も祝われなくなり、祖父が戦った戦争が軽んじられたようで悲しかった
- ドンバス人という意識:
- 自身は東部2州のドンバス人という意識が強い
- 今の戦争は「兄弟」の殺し合いであり、犠牲があまりに大きすぎる
■ 7. 和平交渉をめぐる懐疑
- ベブズ補佐官の認識:
- ウクライナ代表団メンバーのオレクサンドル・ベブズ大統領府補佐官は、真の和平交渉の再開には懐疑的との認識を示した
- 停滞する米仲介交渉:
- 米国の仲介によるロシアとの和平交渉は2月以降停滞している
- ロシアの冬季攻撃準備:
- ロシアは冬季にエネルギー関連施設を狙った大規模攻撃を行う準備をしている
- 次の冬を重要な社会基盤への攻撃に使い、ウクライナに最後通告を突き付けようとしている
- 昨冬同様に厳冬期に電力やガスの供給を途絶えさせ、国民の士気を低下させて大幅な譲歩を迫る戦略を描いている
- 無人機攻撃の限界:
- ウクライナも無人機による長距離攻撃でロシアに経済的打撃を与えている
- 戦闘を続けるコストが侵略終結より大きいことを認識させるまでには十分ではない
- 米側への新提案:
- 交渉再開が見通せない中、ウクライナは戦闘終結に向けた新たな提案を米側に伝えた
- 詳細は明らかにしていないが、エネルギー関連施設への攻撃停止や、穀物輸送に欠かせない黒海での部分停戦といった措置が含まれる
- 露側からの回答は得られていない
- 北方領土訪問への非難:
- プーチン露大統領の北方領土訪問は緊張を高めることを狙ったものだと非難した
- 共通の脅威に直面する日本からの支援強化に期待を表明した
■ 1. 調査嘱託の記録確認
- 記録確認で判明した異常:
- ゴマサバ・ランドセル・学歴詐称裁判の調査嘱託について記録を確認したところ、おかしなことが判明した
- 堀口君のすごさとして共有する
- 学歴詐称の確定:
- 学歴詐称が確定したのだから、ゴマサバ側も刑事告訴されてはどうか
- 証拠は無料で渡してあるので、あとはなるようになる
■ 2. 裁判所の調査嘱託決定
- 決定の時期:
- 裁判長が調査嘱託を実施する決定を出したのは今年の1月
- 対象範囲:
- SOSも対象になっているが、ここではKCLだけを見る
- KCLへの4つの質問:
- 堀口の入学の有無、時期、学部、専攻(コース)
- 原告が停学や退学をしたなら、その大学・大学院における有無、時期
- 原告が何らかの修了(サマーコース等)をした有無、時期
- 原告が提出した在籍証明レターは本物か
■ 3. 3月末に提出された同意書
- 提出の経緯:
- 堀口英利の同意書が3月末頃に出ている
- ギリギリまで粘ったのか、裁判所の要請で出すことになったのかは不明
- 同意書の記載内容:
- KCLが答えることに同意する項目として、入学の有無・時期・学部・専攻を挙げる
- 次に何らかの修了の有無、時期を挙げ、停学・退学に関する項目が抜けている
- 在籍証明レターの真贋を挙げ、そこに番号「4」が振られている
- 2号を4に書き間違えたものと見られる
- 回答範囲の限定:
- 答えることを許可するのは1、2、3の事項に限るとしている
- 違反時の警告:
- この縛りを破った場合、日本の法またはイングランド及びウェールズの法により損害賠償請求その他の法的措置を講じる権利を留保すると記載
- 決定との齟齬:
- あえて2を抜いた上で1、3、4だけとし、これ以外に答えたら責任を負えという趣旨の書面を提出している
- 裁判所が決定したのだからそれに従うべきなのに、なぜか違う同意書を出している
- これに対する裁判所等の判断は記録に出ていないため細かくは分からない
■ 4. 大使館で止まっている可能性
- 停滞の所在:
- 聞いた話では大使館で止まっており、止まっている原因は裁判所ではない
- レターパック送付の予想:
- 堀口君が大使館にレターパックを送り、裁判所の決定と自分の同意書は相違するのでくれぐれも従わないようにと伝えたのではないか
- 完全にただの予想であり、大使館が答えるはずもないので裏付けは取れない
- 予想の根拠:
- 堀口君が余裕を持って調査嘱託など取るに足りないと言い出したのは逮捕前の4月頃
- 同意書を出した後に何かをやったという予想になる
- 同意書だけでは安心できない理由:
- わざと2を抜いて停学・退学の要素を外し、2に答えた場合は責任を取れという脅しを加えただけでは効果は確定しない
- この方策が裁判所に飲んでもらえるか分からない状況なら不安なはずである
- それにもかかわらず余裕を見せた以上、他にも手を回したのではないか
- 前提としての異常さ:
- そもそもこんな同意書を出す時点でおかしい
■ 5. 学歴詐称の確定と刑事告訴
- 学歴詐称の確定:
- 堀口英利の学歴詐称は確定した
- 別ルートで、彼の出した原本がKCLの回答により偽物と確定した
- 刑事告訴の状況:
- 書類偽造と学歴詐称の両方について自分が刑事告訴している
- 進捗については教えない
- これが許されるわけがないと考えている
- 堀口君への呼びかけ:
- 在宅捜査になるのか、2ヶ月後ぐらいに大阪府警が来るのかは分からない
- 心当たりがあるなら、今のうちにできることをやっておくべきである
■ 1. AIによる捏造疑惑の指摘
- AIの指摘精度:
- 前提情報を何も与えず「退学の証拠を出せ」という文章だけを渡した
- キングス・カレッジ・ロンドンの捏造疑惑が出力され、AIの性能に驚かされた
■ 2. 提出された退学関連メール
- 提出の趣旨:
- 堀口君が裁判に、実際にKCLに在籍していて退学になったという弁明の証拠を出した
- メール本文の内容:
- 学生不服申し立てチーム宛に、2025年8月26日の通知書への回答として書面による意見表明を添付したという内容
- 即時退学への意見表明に加え、バックスキャッターエラーメールやバウンスバックメールの膨大な証拠を含む2つ目のPDFも添付したとされる
- メールなりすましキャンペーンの被害者であるという主張を裏付け、悪質なメールについて責任がないことが証明されると確信すると締められている
- 「キャンペーン」という表現の不可解さ:
- なりすましが組織的な「キャンペーン」であるとなぜ判断できるのか不明
- 機械翻訳の痕跡:
- 文面は機械翻訳であり、締めが「ご検討よろしく」となっている点は失笑に値する
■ 3. 黒塗りアドレスの不自然さ
- KCL側アドレスを隠す意味の欠如:
- 自分のメールアドレスを黒塗りするのはまだ理解できる
- 送信先であるKCLの問い合わせ窓口のアドレスを黒塗りする理由は皆無
- 黒塗りによる検証不能:
- 黒塗り部分は自由に入力できる任意の文字列であり、そのアドレス宛のメールには何の意味もない
- KCLに送られたことが明らかになるよう宛先を示し、返事も併せて添付すべき
- 返信の信頼性:
- 返事があったとしても、どうせ偽造である
■ 4. 61件の添付ファイル
- 本文と添付数の矛盾:
- 本文の記述からはファイルが2個しか添付されていないようにしか見えない
- 実際には61個の添付ファイルがついており、社会経験がなさすぎる
- 非常識な添付方法:
- 不当に退学させられた事情を相手に説明し理解してもらいたい立場である
- 証拠は1件ずつではなくPDF等の1つの文書にまとめて送るのが常識であり、61件の個別添付は常軌を逸している
- 堀口君の行動特性:
- ストーカー事件のリクルートメールにも同じ傾向が表れており、61件添付は彼の真骨頂
- 無視された可能性:
- 仮に本物だとしても、自分から不利な証拠を送ってきたと判断され無視された可能性がある
- カタカナのファイル名:
- 英語で運用されている英国の機関宛に、カタカナのファイル名で送っている
- 仕事ができなさすぎる
■ 5. ポストマスターのエラーメール
- エラーメールの性質:
- 添付ファイルにはポストマスターからのエラーメッセージが含まれる
- マイクロソフトのサポートページによれば、間違ったアドレスに送った送信者に対して返されるエラーメッセージ
- 転送という言い訳が通らない理由:
- Outlookから発せられているため、転送されたという言い訳は通用しない
- EMLファイルである以上、本人宛に届いたメールである
- 犯人がなりすまし送信の失敗エラーをわざわざEMLで転送してきたとでもいうのか
- 添付が偽造でないと考える理由:
- 黒塗りの下は届かないアドレスであり、そのエラーメールが返ってきている
- そうでなければ黒塗りにする理由がない
- 既出の指摘:
- メーラーデーモンから返ってきているのはおかしいという指摘は既になされており、二番煎じになる
■ 6. 学歴詐称と虚偽告訴
- 在籍の事実がないこと:
- そもそも在学していないため、退学になったという主張自体が嘘
- 公開済みのポストおよびメンバーシップ動画の通り、学歴詐称は確定した
- 虚偽告訴の成立:
- 学歴詐称を前提とした虚偽告訴も、それを主張した上での起訴も事実
■ 7. 捜査と今後の見通し
- 神奈川県警との連携:
- 既に神奈川県警とやり取りをしており、これ以上は明かせない
- 証拠隠滅の恐れがない理由:
- 堀口君のパソコンは今年5月の逮捕時に押収され、まだ返却されていない
- 仮に返却されていたとしても、警察には写しが残っている
- 押収以降、同種の大それた行為は実際には行われていない
- 告訴を公言できる理由:
- 証拠隠滅の恐れが完璧にないため、この件で告訴することを大っぴらに述べられる
- 証拠は既に警察と裁判所に出ており、今から隠蔽できるものではない
- 逃亡の恐れ:
- 証拠隠滅の恐れがなくとも逃亡の恐れはあり、証拠が固まった時点で逮捕される可能性がある
- 起訴の見込み:
- 在宅捜査であっても、この件の捜査が進めば堀口君は起訴される
- さすがにやりすぎである
- 本人の姿勢:
- 留置場は大したことがないという趣旨の態度を示しており、タフであるため問題ない
- 示談の拒否:
- 自分との示談は成立しない
■ 1. 学歴詐称の確定
- 偽造文書という結論:
- 堀口英利の学歴詐称は確定した
- 裁判所に提出された原本が偽造文書であることが証拠となる
- KCLの公式回答と現物の不一致:
- KCLの回答は公式用紙、手書き署名、インクによる作成
- 堀口英利が提出した原本は市販の厚紙、印刷された署名、印刷された公印
- 署名も印鑑も用紙も偽物であり、この時点で決着している
■ 2. 堀口英利の逮捕
- ストーカー規制法違反での逮捕:
- 中原署は2026年5月18日、ストーカー規制法違反の疑いで自称大学生の堀口英利容疑者28歳を逮捕した
- 住所は横浜市中区相生町3丁目
- 逮捕容疑の内容:
- 1月10日と2月6日に計3回、20代女性に対しSNSやネット上で依頼した郵便を用いた
- 面会や交際などを要求し、つきまといを繰り返したとされる
- 要求の具体的内容:
- 2024年10月の電話の録音が存在し、その録音では食事に付き合えと要求している
- 食事の要求が交際の要求に当たるかは判断が分かれるが、交際の要求と解しうる
- 送付された文章の全容は未確認
- 捜査の端緒と本人の供述:
- 女性が3月に別の相談で署を訪れ、その捜査の過程で発覚した
- 中原署によれば堀口英利は否認する供述をしている
■ 3. 原本提出に至る経緯
- 多数の裁判での主張:
- 堀口英利とは2桁後半に及ぶ件数の裁判をしている
- その中で堀口は学歴詐称をしており書類も偽造であると主張した
- 裁判官の指示と提出:
- 裁判官が原本を提出するよう促した
- 堀口英利はこれを出せばよいという態度で原本を提出した
■ 4. 提出された原本の実態
- 本人による原本との説明:
- 堀口英利は証拠説明書に郵送で送られてきた原本であると自ら記載した
- 他の証拠との相違:
- 他のプリントアウトされた証拠類と異なり、わざわざ厚紙に印刷されている
- 裏表はペンで黒塗りされ、修正液で透かして見えないよう隠す加工がされている
- 現物確認の結果:
- 判子とサインは拡大すれば分かるとおり完全に印刷である
- 現物の写真とスキャンの双方を入手し、市販の厚紙であることを確認した
- 判子もサインも手書きや手押しではなく印刷であることを確認した
■ 5. KCLへの照会と回答
- 個人情報保護法による制約:
- 堀口英利が在学しているかを直接尋ねても回答は得られない
- そのため原本の疑わしさを踏まえ、用紙に関する質問に絞って照会した
- 照会した内容:
- デジタルのPDFではなく印刷物を郵送などで発行するサービスの有無を尋ねた
- 特別な用紙の使用の有無や申請元の確認可否についても尋ねた
- 学生サービス課からの回答:
- 希望があれば郵送やデスクでの手渡しで印刷版を渡している
- 文書はKCLの公式レターヘッド付き高級耐久性用紙に作成される
- KCLの印と担当者の手書きの署名が付される
- 導かれる結論:
- 堀口英利が裁判所に原本として提出したものは偽造書類であることが確定した
- 偽造書類を提出する以上、学歴も詐称である
■ 6. 在学期間ルールとの矛盾
- 自称する入学年:
- 堀口英利は2020年入学と自称し詐称している
- KCLの在学期間の上限:
- 留学生は4年が限度であり2020年入学なら2024年でアウトとなる
- 英国の学生でも6年で上限に達する
- 大学が特例で認めた場合でも8年が上限となる
- 卒業見込みに関する規定:
- 卒業見込みがなくなった時点で在学資格を失う
- 堀口英利が今年卒業だと主張してくる可能性がある
- 2026年時点で必要な条件:
- 2026年現在、9月からロンドンで通学しなければ退学となる
- 退学になったと今更言い張る可能性もある
- 奨学金への波及:
- 堀口英利は奨学金を受給しているという話を裁判所で出している
- その受給の扱いがどうなるかは気になる点である
- 卒業の見通し:
- 堀口英利がKCLを卒業することは、英国王室レベルのコネでもない限り不可能である
- 元から不可能であり、普通に考えればここでアウトとなる
■ 7. 神原弁護士の責任
- 代理人としての主張:
- 神原弁護士はこの厚紙の証明書について、あの紙でも違和感はないと主張していた
- 調査義務への疑義:
- 偽造が確定して逮捕や起訴に至れば、弁護士として調査したのかが問われる
- 散々指摘されながらその点を調査せずに書類を提出したことになる
- 判決への影響:
- この主張は神原弁護士がついて勝った裁判で行われたものである
- 犯罪に当たる偽造書類を提出してまで得た判決がどうなるかが今後の焦点となる
■ 8. 成立しうる犯罪
- 証拠偽造罪:
- 民事裁判の証拠として偽造証拠を提出すると証拠偽造罪に当たる
- 罪の重さの定義が古く、ほぼ適用されたことのない刑法である
- 刑事告訴で偽造がばれるような書類を出す者は通常存在しない
- 刑事告訴での提出:
- 堀口英利は刑事告訴でも偽造書類を提出しており、学歴詐称でも刑事訴訟をしている
- 刑事裁判に偽造書類を提出していたことは確認済みである
- 該当する罪名:
- 虚偽告訴罪に当たる
- 裁判所への提出は有印私文書偽造罪に当たる
- 訴訟詐欺という類型の詐欺罪にも当たる
- 今後の対応:
- いただいたカンパを全額使ってでもきっちりやり切る
■ 9. 証明書に関する常識
- 大学が発行する証明書の水準:
- 大学は透かし入りの証書を普通に発行する
- 市役所レベルでも透かし入りの証明書を発行している
- 英国における事情:
- 学歴詐称が国家的な問題となっている英国において、透かしのない厚紙の証明書はありえない
- そのようなものが提出された時点で敗訴としてほしい水準である
- 一般的なイメージ:
- 通常の学校が出す証明書は特別な透かしが入り、偽造が困難な紙を使う
- 卒業や証明書取得の経験がないと、この水準は分からないのかもしれない
■ 1. 「WiLL」購入の経緯
- 近代の個人主義への関心:
- 「現代人の孤独」というテーマに関心を持っている
- 共同体の希薄化:
- 現代社会は誰もが当たり前に持っている共同体が薄い
- 共同体に代わる友人や恋人といった関係は自ら動かなければ獲得できない
- コミュニケーション能力や行動力の有無によって大きな差がついてしまう
- 自身はコミュ力が高い方ではなく、今の社会での人間関係構築の難しさを感じている
- 保守側の論考との共通点:
- 早稲田大の保守系政治サークル・国策研究会前幹事長の藤井雄太が「近代の個人主義」の論を発表していた
- 保守的な考えの人でもリベラルな自分と共通点があることに驚いた
- リベラルの個人主義がもたらす反動:
- 現代のリベラルは個人の尊重、自由、平等をうたってきた
- その反動で個人の心のよりどころがあやふやになっている面がある
- 個人主義への問題意識はリベラル側よりも保守側の方がリアリティーがあるとさえ感じる
- 購入の直接のきっかけ:
- 藤井の最新原稿が「WiLL」に掲載されていると知ったこと
- 初めて購入し、現代人の孤独についての論考に共感できる部分が多かった
- 立場に関係のない発信:
- 「WiLL」や「Hanada」は右翼雑誌と呼ばれ、特にリベラル界隈では排他的に評価されている
- 立場に関係なく面白いと感じたものは面白いと発信すべきだと考えてXに投稿した
■ 2. 炎上とリベラルからの批判
- リベラル側からの批判の殺到:
- リベラルの有名なインフルエンサーが投稿を引用ポストし、揶揄するような内容を書いた
- フォロワーの多いインフルエンサーの立場で「WiLL」を紹介するのはおかしい、差別的な扇動を肯定するのかといったメッセージが届いた
- 排除は村八分と同じ:
- 同じくリベラリズムに共感する一個人同士でありながら、一つの投稿だけで異質な存在だと分析して排除している
- 読まずに批判する態度:
- 読んでもいないのに批判する姿勢は好きになれない
- 一面だけを切り取って自分の主張と違う考えを悪だと切り捨てている
- その姿勢はエコーチェンバーを加速させ、人が歩み寄ることを難しくする
■ 3. 炎上がもたらした発見
- 閉ざされたコミュニティー:
- 普段の投稿を見るのは自分の考えに共感してくれる人たちで、閉ざされたコミュニティーが形成されていた
- コミュニティーが開かれた実感:
- 今回の投稿は普段見なかった層からの反響が大きく、保守的な考えの人も新たにフォローした
- これまでの発信は合わないと思っていたがこの投稿には共感できる、という反応が届いた
- 柔軟な考えを持っていたことは過去のメディア露出では分からなかった、という反応も届いた
- SNSでの歩み寄りの可能性:
- SNS上でも違う考えの人と歩み寄って意見を交わすことが可能だと感じた
■ 4. 対話の先にある連帯
- 相手を拒絶しない姿勢:
- 政治的な思想や立場が違っても相手を拒絶したくない
- 相手の考えを排除せず、まずお互いを尊重することの重要性を再確認した
- デモ参加者が連帯したい相手:
- 戦争反対のデモの取材で誰と一番連帯したいかを聞くと、家族、友人、恋人といった身近な存在を答える人が多い
- デモには参加できても、一番身近な人には自分の考えを伝えられず理解もされていない
- 排他的態度に陥るリベラル:
- 身近な共同体と連帯したい気持ちがあるのに、どうせ理解されないからと排他的な態度を取る例がリベラルの一部にみられる
- 大きな目標への偏り:
- 「多様性」や「自由」といった大きな目標ばかりを意識しすぎている
- 現在の自分の環境や身近な人に目を向けられていない
- 考えが合うかどうかに関係なく、互いの考えを尊重した対話の先に連帯がある
■ 5. 保守とリベラルの関係
- あるべき社会の構図:
- 保守が規範をつくり、こぼれ落ちた人々をリベラルがすくい上げる構図であるべき
- 保守とリベラルが互いに存在して一つの社会が成り立つため、双方の立場がしっかりしないといけない
- リベラルであり続ける理由:
- 父が中国人で母が日本人というルーツを持つ
- 高校時代に挫折して教室に入れず図書室にしか通えない日々があった
- コミュニティーの外側に置かれる孤独感に悩んだ経験がある
- 保守がつくる規範の外で苦しんでいる人の助けになりたいという気持ちを持ち続けている
- 双方に欠けているもの:
- 「人を人として対等に扱う」という人間としての根本的なあるべき姿が、保守もリベラルも欠けている
- その欠落がSNSなどで目立つ
- 源流の共通性:
- 保守とリベラルは過程や表現が異なるだけである
- どちらも源流では人としてのあるべき姿を求めており、大きな違いはない
- 対話の重要性を思い出すことが社会を良くする第一歩となる
■ 6. 対話の実践
- 「なぜそう思うようになったのか」に目を向ける:
- 自分と違う考えに対して間違っていると決めつけない
- 人種差別的な思考を持つ知り合いへの対応:
- 有無を言わせず差別はだめだと教え諭すことは短絡的だと考えた
- まず話を最後まで聞き、なぜその考えを持つに至ったかを掘り下げた
- 雑談も交えて関係を深めると、社会観、経歴、雇用環境からその考えに至る必然性が見えてきた
- 対等な同志としての会話:
- 最後まで聞き、分からなければ質問し、そのうえで自分の考えを伝える
- どちらかに矯正するための会話ではなく、自分なりの考えを持つ同志として対等に話す
- 一市民が背負う負担の限界:
- 仮に思想に正解と不正解があったとしても、そのたびに身近な人を正そうとすれば人間関係が壊れかねない
- 一人の市民がそのようなリスクと負担を背負う必要はない
- 尊重し合う関係性が積み重なることで社会は少しずつよくなる
■ 7. 発信を続ける理由
- 自らの立場の活用:
- 特別なことをしているわけでも特別な人間でもない
- 若い女性、学生、リベラルという珍しい立場から注目を集められているなら、それも利用する
- 社会の議論を硬直させないように発信を続けていく
- 批判による負荷:
- 投稿がバズると批判を浴びて心をむしばまれたり人間不信になったりしそうなときもある
- 「Z世代の論客」としてメディアに取り上げられ、影響力の点で役割を果たせる立場にあるかもしれない
- 硬直した社会への懸念:
- 議論のない硬直した社会になると多数派にばかり傾いて社会の均衡が取れない
- 発信が議論を起こして制度からこぼれ落ちた人を救えるなら何よりもうれしい
■ 8. 強さの源泉となった挫折
- 文武両道の王道コース:
- 幼少期から勉強と運動に力を入れ、受験を経て宮城教育大付属小・中から仙台二高へ進んだ
- 高校での落ちこぼれ:
- 高校に入って落ちこぼれ、文武両道にとらわれていたからこそ自分には価値がないと思った
- 「この国の学校制度を考える会」:
- 落ちこぼれた仲間と連帯するために結成した
- 社会に親しみを持ってもらうため、選挙の仕組みを解説するポスターを校内に掲示した
- 活動による孤立:
- 活動はメディアに取り上げられ、SNSでは肯定的な意見も多く得られた
- 学校の中では政治的な考えの強い左翼だという評判が流れ、周囲から浮いて孤立した
- 長年の友達とも距離ができてとてもつらかった
- 使命感の源泉:
- 孤独感に悩んだ経験が、人の助けになりたいという使命感の源泉となっている
■ 9. 目指す社会の形
- 保証された人間関係の希薄さ:
- 現代の課題は誰にでも当たり前に保証された人間関係が希薄であること
- 保証されているものがないため、コミュニケーションの力などで人間関係の構築に格差が生まれる
- 共同体の制度的保証:
- 誰もが属せる共同体を制度の面から保証する必要がある
- 「こども食堂」のような民間の試みにも可能性がある
- 若い世代の役割:
- このような社会を作るためには若い世代が重要になる
- 保守やリベラルにとらわれず、互いの意見を尊重して対等に話し合える人間としての当たり前を取り戻す
- 同年代に感じる共通性:
- 同年代と話すと、保守的な人であっても「個人の尊重」という点では共通性が多い
- 市民に言葉を届ける:
- 誰もが当たり前に所属できる共同体の保証を街頭で訴える
- 市民に言葉を届けて広げていくという風潮を起こしたい
■ 10. 略歴
- 2004年生まれ、慶応義塾大学総合政策学部に在学しジャーナリズムを専攻
- 宮城県出身で、県下有数の進学校である仙台二高に通った
- 選挙の仕組みを解説するポスターを校舎の壁にはり、学校からはがすように指導された
- その経緯をSNSに発信して注目を集め、後に学校側が謝罪して張り出しを認めた
■ 1. 本日の死刑執行
- 大阪拘置所での執行:
- 本日、大阪拘置所において1名の死刑が執行された
- 高市内閣発足および平口洋法務大臣就任後、初めての執行である
■ 2. 死刑の刑罰としての異質性
- 生命権を剥奪する刑罰:
- 死刑は基本的人権の核をなす生命権を国が剥奪する刑罰である
- 近代人権思想の中で残された、もっとも苛烈な刑罰である
- 刑罰制度のあるべき姿:
- 刑罰制度は犯罪への応報にとどまるべきではない
- 罪を犯した者の更生により社会全体の安寧に資するものであるべきである
- 拘禁刑への移行が示す転換:
- 2025年6月、懲役刑と禁錮刑を一本化し新自由刑(拘禁刑)に再編する改正刑法が施行された
- これは応報を主眼とする刑罰制度から更生と教育を主眼とする刑罰制度への移行を意味する
- 拘禁刑の理念との矛盾:
- 死刑は日本の刑法典の下で、罪を犯した者の更生を指向しない唯一の刑罰である
- 拘禁刑の理念と相容れない異質なものである
■ 3. 国際的な廃止の潮流
- 廃止国の広がり:
- 国際的には多くの国が既に死刑制度を廃止している
- 過去10年以上執行していない事実上の廃止を含めれば、2025年末時点で145か国に及ぶ
- 世界的な死刑廃止の流れは更に進んでいる
■ 4. 当連合会のこれまでの取組
- 2016年の人権擁護大会宣言:
- 長年の議論を経て、第59回人権擁護大会において死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言を採択した
- 国に対し死刑制度の廃止と刑罰制度全体の見直しを求めてきた
- 2022年の代替刑提言:
- 2022年11月15日付けで死刑制度の廃止に伴う代替刑の制度設計に関する提言を取りまとめた
- 死刑制度の廃止と代替刑としての終身拘禁刑の創設を、政府、国会及び社会全体に提言している
■ 5. 世論調査を理由とする存置論への反論
- 世論調査の結果:
- 2025年2月に結果が公表された世論調査では、死刑の存続はやむを得ないとの回答が8割以上であったとされる
- 国際人権機関からの勧告:
- 国際人権(自由権)規約委員会等から、世論調査の結果にかかわらず死刑制度の廃止を考慮するよう、我が国は何度も勧告を受けている
- 同調査が示す廃止受容の余地:
- 同じ世論調査でも別の質問への回答において、死刑に代えて導入される刑罰の内容次第では死刑制度の廃止も受け容れられる余地があることが示されている
■ 6. 懇話会報告書の提言
- 懇話会の設置:
- 2024年2月29日、日本の死刑制度について考える懇話会が設置された
- 構成員は国会議員、学識経験者、警察、検察出身者、弁護士である
- 経済界、労働界、被害者団体、報道関係者、宗教家及び文化人らも加わっている
- 報告書の公表:
- 十分な情報をもとに活発な議論を行い、2024年11月13日に報告書が公表された
- 全会一致の結論:
- 委員16名全員の一致で、現行の日本の死刑制度とその現在の運用の在り方は放置することの許されない数多くの問題を伴っていると指摘した
- 現状のままに存続させてはならないとした
- 早急に国会及び内閣の下に、死刑制度に関する根本的な検討を任務とする公的な会議体を設置することを提言している
■ 7. 執行への抗議と要求
- 提言を顧みない執行への遺憾:
- 懇話会の提言に真摯に向き合うことなく本日死刑が執行されたことは、大変遺憾である
- 本日の執行への強い抗議:
- 当連合会は本日の死刑執行に対し強く抗議する
- 求める措置:
- 死刑制度を廃止する立法措置を早急に講じることを求める
- 死刑制度の廃止についての結論が出るまでの間、全ての死刑の執行を停止することを改めて求める
■ 1. 総評
- 結論と構成の一貫性:
- 死刑執行への抗議と制度廃止要求という結論は一貫しており、段落構成も整理されている
- 中核論証の脆弱性:
- 拘禁刑への再編と死刑の非整合性という中核の論証は、隠れた前提と規範的飛躍に依存する
- この論証はそれ自体では廃止という結論を支えない
- 検証可能性の欠如:
- 世論調査、懇話会報告書、国際的統計のいずれについても出典、数値、設置主体が示されない
- 提言と要求のずれ:
- 懇話会報告書の提言内容である公的会議体の設置と、本声明の要求である廃止立法との差を埋めないまま並置している
- 存置論への無応答:
- 応報感情、抑止、確定判決執行の法的位置づけという主要論拠に一切応答せず、説得力を大きく損なう
- 個別事案情報の皆無:
- 抗議対象である個別の執行事案についての情報がなく、個別執行への抗議という形式と整合しない
■ 2. 拘禁刑への再編を根拠とする異質性論
- 本声明の理論的中核:
- 最も瑕疵が多い部分である
- 立法趣旨解釈の飛躍:
- 2025年6月施行の改正刑法による懲役刑と禁錮刑の一本化を、応報主眼から更生・教育主眼への移行と読む記述は著者の解釈にすぎない
- 一本化は自由刑の種別統合であり、立法者が刑罰体系全体の理念転換を意図した証拠は示されていない
- まして死刑の位置づけ変更を含意した証拠も提示されておらず、改正の射程を自由刑内部から刑罰体系全体へ無断で拡張している
- 「唯一の刑罰」という断定:
- 死刑が更生を指向しない唯一の刑罰との記述は、そのままでは成立しない
- 罰金、科料、没収といった財産刑も更生プログラムを伴わず、更生を主眼とする刑罰とは言い難い
- 更生を指向しないの意味を受刑者の将来そのものの消滅と読めば死刑固有となるが、その定義は文中に示されていない
- 多義語の濫用であり、唯一という強い限定語が定義の曖昧さによって支えられている
- 異質性から廃止への飛躍:
- 死刑が拘禁刑の理念と異質だとしても、そこから直ちに廃止すべきとの結論は導かれない
- 体系的整合性の欠如は、異質な要素を除去する理由にも、体系側の理念の適用範囲を限定する理由にもなりうる
- 異質性の指摘を廃止の理由とするには追加の規範的前提が必要だが、それが明示されていない
- 論証なき当為命題:
- 刑罰制度は更生により社会全体の安寧に資するべきとの命題は、応報刑論を検討せずに退けた上での前提設定である
- 応報刑論は刑法学上なお有力な立場であり、これに触れずに更生主義を自明の前提とするのは結論ありきの前提選択に該当する
■ 3. 国際的な廃止の潮流
- 多数論証:
- 多くの国が廃止済みであり世界的な流れが進むことから日本も廃止すべきとする含意は、他国の採用数を規範的根拠とする
- 制度の是非は採用国数からは導かれない
- 選択的な事実提示:
- 事実上の廃止を含めれば145か国という2025年末時点の数値を示す一方、法律上の全面廃止国の数は示されていない
- 母数を大きくする集計方法のみを提示し、より厳格な基準による数値を併記していない
- 出典の欠落:
- 統計の調査主体や公表資料名が一切示されておらず、読者は数値を検証できない
- 国数のみによる像の構成:
- 存置国側の人口規模や法域の性質には触れず、潮流の像を国数のみで構成している
■ 4. 自身の過去の宣言・提言の援用
- 自己引用の限界:
- 2016年の人権擁護大会宣言および2022年の提言の引用は、日弁連の立場の一貫性を示す説明としては機能する
- ただし自己の過去の主張の再掲であり、外部の読者に対する独立した論拠にはならない
- 声明という文書形式上ある程度は許容されるが、論証としての強度は低い
- 代替刑の妥当性の未検証:
- 代替刑としての終身拘禁刑の創設に言及しながら、それが生命権剥奪の代替として妥当である理由は一切示されていない
- 仮釈放の余地なき終身刑は、それ自体の人道性が国際的に議論されている
- 基準の非一貫使用:
- 死刑批判に用いた更生を指向するか否かという基準を、自らの代替案には適用していない
■ 5. 世論調査の取扱い
- 不利なデータの明示:
- 死刑の存続はやむを得ないとの回答が8割以上であったという自説に不利なデータを示した点は、記述として誠実である
- 権威論証と論点のすり替え:
- 国際人権(自由権)規約委員会等から世論調査の結果にかかわらず廃止を考慮するよう勧告を受けているとの応答は、世論調査が示す事実を別種の権威で相殺しようとするものである
- 世論の重みそのものへの反論にはなっておらず、勧告の法的性質にも触れていない
- 検証不能な引用:
- 代替刑の内容次第では廃止も受け容れられる余地があると示されたとの記述は、調査名、質問文、選択肢、回答率のいずれも示していない
- 読者は余地の程度を判断できない
- 提示方法の非対称性:
- 同一調査について、不利な設問は8割以上と数値付きで、有利な設問は数値なしの定性的表現で提示している
- 確証バイアスに基づく選択的提示である
- 調査への評価の揺れ:
- 8割が存続やむを得ないとした同じ調査を、直後に世論の可変性の根拠として用いている
- 当該調査の信頼性に対する評価が場面ごとに揺れている
■ 6. 懇話会報告書の援用
- 設置主体の不開示:
- 日本の死刑制度について考える懇話会について、公的機関と民間の任意団体のいずれが設置したのかが記載されていない
- 国会議員から文化人まで幅広い委員構成の列挙により公的性格を帯びた印象を与えるが、その根拠は本文にない
- 委員の選定基準と選定主体も不明であり、委員16名全員の一致という強調は母集団の代表性が不明なまま結論の重みだけを主張する
- 提言内容と要求内容のずれ:
- 引用された提言は現状のままに存続させてはならないことと公的な会議体を設置することであり、死刑制度の廃止ではない
- にもかかわらずこれを廃止要求の直前に配置し、末尾では提言に真摯に向き合わない執行を遺憾としている
- 会議体設置の提言を廃止立法の要求を支える論拠として流用しており、論点のすり替えに当たる
- 因果の断定と隠れた前提:
- 提言に真摯に向き合うことなく執行されたとの記述は、執行の事実から検討の不在を推認している
- 政府が提言を検討していないことを示す独立した証拠は提示されていない
- この非難は政府が提言に応答する義務を負うという前提に立つが、懇話会の法的地位が示されない以上、前提は論証されていない
■ 7. 個別執行への抗議としての情報不足
- 当該事案情報の欠落:
- 大阪拘置所において1名の死刑が執行されたという冒頭の記述以外、罪名、確定時期、再審請求や恩赦出願の有無、訴訟能力に関する問題の有無が一切ない
- 制度一般への反対論のみが展開され、この特定の執行に固有の問題は何ひとつ指摘されていない
- 個別執行への抗議という形式と記載内容が対応していない
- 執行の位置づけへの非言及:
- 死刑執行は確定判決の執行手続として法制度上位置づけられているが、本声明は執行が違法であるとは述べずに強く抗議している
- 適法な職務行為に対する政策的抗議なのか、手続上の瑕疵の主張なのかが判別できず、論理構造上の問題である
- 反対論への応答の欠如:
- 被害者遺族の応報感情、凶悪犯罪の抑止効果、確定判決の実現という法治国家の要請といった存置論の主要論拠を一つも取り上げていない
- 一方の論拠のみを積む構成であり、対立する立場の読者を説得する設計になっていない
- 自説に有利な論点の欠落:
- 死刑廃止論の最も強力な論拠である誤判・冤罪のリスクと執行の不可逆性にも言及がない
- 自説に有利な論点すら網羅しておらず、論証の設計自体が不十分である
- 政治的文脈の付加:
- 高市内閣発足と平口洋法務大臣就任後初の執行であるとの記述は、事実として正確でありうるが制度そのものの是非に何ら寄与しない
- 制度批判を特定の内閣と特定の大臣に帰属させる効果を持ち、制度論と個人・政権への非難とを混在させている
■ 8. 記述形式と検証可能性
- 文書としての明確性:
- 段落ごとの主題は明確であり、廃止立法の早急な措置と結論が出るまでの全執行停止という要求事項も末尾で具体的に特定されている
- 参照資料の不備:
- 世論調査、規約委員会の勧告、懇話会報告書、廃止国統計のすべてについて、正式名称、公表主体、参照先の一部または全部が欠落している
- 読者が原資料に当たって記述の正確性を確認する手段がない
- 感情的訴求への依存:
- 基本的人権の核をなす生命権、近代人権思想の中で残された最も苛烈な刑罰といった表現は、評価を事実記述の形式で提示している
- これらが論証の代替として機能している
■ 9. 採点結果
- 論理構造 3/5:
- 段落構成と要求事項の特定は明確だが、拘禁刑論から廃止結論への接続と懇話会提言から廃止要求への接続に飛躍がある
- 説得力 2/5:
- 存置論の主要論拠に一切応答せず、既に廃止論に立つ読者以外を動かす設計になっていない
- 主張の妥当性 3/5:
- 廃止立法と執行停止という要求自体は明確で団体の従来方針とも整合するが、代替刑の妥当性が未検証のまま残る
- 証拠の質 2/5:
- 参照資料の出典が全面的に欠落し、有利な調査結果のみ数値なしで提示するなど提示方法が非対称である
- 論理的健全性 2/5:
- 多数論証、権威論証、論点のすり替え、選択的事実提示、確証バイアス、結論ありきの前提選択が複合的に見られる
- 検証可能性 2/5:
- 統計、調査、勧告、報告書のいずれも原典を特定できず、読者による事実確認が不可能である
- 反対論への応答 1/5:
- 応報刑論、抑止論、被害者感情、執行の法的位置づけのいずれにも言及がなく、一方向の立論に終始する
- 記述の明確さ 4/5:
- 用語と文構造は平明で、要求の名宛人と内容が特定されている
- 合計 19/40
− 海外で流行ってるからうちもそうしよう!は流石に主体性無さ過ぎだろ
【8月21日 AFP】香港の裁判所は21日、1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する集会を主催していた活動家2人に、「国家転覆を煽動」した罪で有罪を言い渡した。
報道陣に配布されたプレスリリースの要約によると、李卓人被告(69)と鄒幸●(●は丹にさんづくり)被告(41)は、「国家権力を転覆させる目的で、不法な手段により行為を組織、計画、実行、または参加するよう他者を煽動した」とされる。
両被告には最高で拘禁10年の刑が科される可能性がある。量刑は後日言い渡される予定となっている。
李被告は、民主派団体「香港市民支援愛国民主運動連合会」の会長、鄒被告は同連合会の副会長を務めていた。
検察側は、両被告が「人権の名を借りて国家安全保障を脅かした」と主張。弁護人をつけず自ら弁護を行った鄒被告は今年5月の公判で、「裁かれているのは法律そのものだ」と訴えていた。
両被告の裁判は今年1月に始まり、24日間にわたって審理が行われた。3人目の被告で、同連合会の副会長である何俊仁(アルバート・ホー)被告(74)は、1月に罪状を認めている。(c)AFP
労組にいた頃「軍需産業関連企業や、その技術に支えられたサービスをボイコットしよう」と言い出した人がいて、思いつく限りの製品をあげてって言われたので「焦げ付かないフッ素加工のフライパン」をあげて「関係無いだろ」と言われ、戦闘機のエンジン焼き付き防止が起源だと言ったら会が終わった。
この話にはキモが2つあって、「フライパンが出た時点で会を終わらせた」ことも大切なんですよ。左右に限らず言い訳がましい人っていますからね。
あと反戦運動が労組の中に組み込まれた根本の原因は「戦争になったら労働条件が悪化した」事実によるものなので(月月火水木金金♪ がその象徴でしょう)、そこは無関係とかなどと否定してはいけないという気もしますよ。
■ 1. 高市政権の支持層と右派市民
- 支持層の変化の兆し:
- 高市政権を支えてきた支持層に変化の兆しが見え始めている
- 7月29日の朝日新聞の報道によれば、高市早苗首相への好感度が低下している
- 好感度低下は保守層と女性層でとくに目立つ
- 「右派」イメージへの疑問:
- 私たちが思い描く「右派」のイメージが現実を映しているとは限らない
- 書籍『「右派市民」と日本政治』は右派市民の実像をデータで解き明かしている
■ 2. 社会階層と穏健な保守層
- 社会階層の定義:
- 社会学では職業、学歴、収入などからなる地位・資源の違いを表す
- 底堅い自民党支持層の分布:
- 極端な立場を取らない穏健な保守層は自営業者・経営者・管理職に多い
- 地方の農林水産業従事者にも多いという傾向が指摘されてきた
- 支持を支える互助的関係:
- 自民党および地域の保守政治家は、地域経済を直接的に担う人々に向けた政策を重視してきた
- そこに互助的な関係が成り立っていた
- 地方の伝統的権力関係:
- 地方では伝統的な権力関係が残存する傾向が強い
- 地域をあげて保守政治家を応援することがごく自然とされた
■ 3. 欧米の極右研究が示す仮説
- 経済的脆弱層が極端な主張に引き寄せられる仮説:
- 欧米の極右研究やポピュリズム研究からの発想である
- 経済的に脆弱な人々が社会や政治に対する不満や怒りから極端な主張にひきつけられるとする
- アメリカの事例:
- 衰退産業の労働者たちが、以前とは異なりトランプのような極端な主張をする政治家に期待するようになった
- ヨーロッパの事例:
- グローバル化のなかで恩恵にあずかれない人たちが、不満のはけ口を政権やEUや移民に見出しているという議論がある
- 実際に効いている要因:
- 経済的な要因が直接影響するのではない
- 移民の文化的脅威や伝統重視といったことが影響していることが多い
- いずれにせよ階層的な地位の低い人々が中心である点は変わらない
■ 4. 日本での知見
- 階層的弱者による支持という説明の否定:
- これまでの調査研究では、日本において階層的な弱者による支持はおおよそ否定されてきた
- 階層の広がり:
- 諸外国と比べるとさまざまな階層にまんべんなく広がっているというのが現在までの知見である
- 支持層を特定しにくいという了解がある
■ 5. 大規模データの必要性
- 従来研究の限界:
- 極端な考え方を持つ少数の人々をとらえるには、それなりに大規模の調査データが必要となる
- 人数が少ない場合は結果が不安定になり、はっきりした特徴をとらえきれない
- 本書のデータの利点:
- 本書が用いるデータならば、ある程度まとまった形で右派市民をとらえることができる
- 対象とする4タイプの右派市民の階層的特徴を掘り下げられる
■ 6. 属性の影響を統制する分析
- 交絡への注意:
- 階層的特徴を検討する際は、性別や年齢といったほかの属性の影響に注意しなければならない
- 学歴をめぐる例:
- 右派市民に中学・高校卒が多いという結果が出ても、学歴自体の違いによるのかは判然としない
- 高年層に大学卒の人が少ないことによる可能性がある
- 職業をめぐる例:
- 右派市民に無職者が多いという結果が出ても、無職か有職かの違いによるのかは判然としない
- 高年層に退職者が多いことによる可能性がある
- 求められる見極め:
- 性別や年齢という条件を一定にした場合に社会階層の違いがあるのかないのかを見極める必要がある
■ 7. 12カテゴリの設定
- カテゴリの構成:
- 性別・年齢・学歴の組み合わせで12のカテゴリを作成した
- 年齢は若年(20〜30代)、中年(40〜50代)、高年(60〜70代)の3区分とした
- 学歴は大卒(短大・大学卒以上)か非大卒(中学・高校卒)かの2区分とした
- カテゴリ設定の効果:
- 「高年層に高学歴層が少ない」といった影響を除外した結果としてみることが可能となる
- 表3は4タイプそれぞれにどのカテゴリの人がどの程度含まれるかを示している
■ 8. 表3から読み取れる右派市民の姿
- 愛国主義者と若年大卒男性:
- 愛国主義者には若年大卒男性が18パーセント含まれる
- 調査回答者全体では若年大卒男性は14パーセントであり、愛国主義者に相対的に多い
- 伝統主義者と若年大卒女性:
- 若年大卒女性は全体の10パーセントを占める
- 伝統主義者には1パーセントしか含まれず、目立って少ない
- 右派市民の性別構成:
- 右派市民は男性が中心であり、女性は少なめである
- とくに若い大卒の女性が構成比からすると目立って少ない
- 若年大卒女性はもっとも右派市民と縁遠い社会層である
- 女性内部の学歴差:
- 女性については大卒よりも非大卒層(中学・高校卒の人々)のほうが右派市民と親和的である
- あくまでも大卒女性と比べた場合の傾向である
■ 9. 参照文献
- 保守支持層の階層的傾向:
- 三宅一郎『現代政治学叢書5 投票行動』東京大学出版会、1989年
- 欧州の排外主義における文化的要因:
- 中井遼『欧州の排外主義とナショナリズム 調査から見る世論の本質』新泉社、2021年
- 日本の排外主義とネット右翼:
- 樋口直人『日本型排外主義 在特会・外国人参政権・東アジア地政学』名古屋大学出版会、2014年
- 樋口直人ほか『ネット右翼とは何か』青弓社ライブラリー、2019年
- カテゴリ作成の参考:
- 吉川徹『日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち』光文社新書、2018年
- 表の表示基準:
- 太字は全体の傾向と比較して割合が多いカテゴリ、グレーは少ないカテゴリを示す
- いずれも統計的な基準によって判断しており、以降の図表でも同様の基準を用いる
■ 1. 新政治団体の結成発表
- 政治団体「護憲リベラル共生」:
- 略称はゴリラ
- 近く結成すると発表
- 会見の主体:
- 2月の衆院選で落選した立憲民主党出身の前衆院議員3人
- 8月19日に国会内で記者会見を実施
- 団体の目的:
- 憲法9条の堅持などを掲げる
- リベラル勢力の結集を目指す
■ 2. 参加する顔ぶれ
- 執行部の構成:
- 共同代表は川内博史、阿部知子の両氏
- 幹事長は平岡秀夫元法相
- 3氏の経歴:
- いずれも中道改革連合から衆院選に立候補して落選
- 阿部、平岡の両氏は中道を離党
- 参加の広がり:
- 3氏のほかに13人が参加の意思を示している
- 13人には立民の現職参院議員が含まれる
■ 3. 掲げる基本政策と方針
- 皇室典範改正:
- 女性・女系天皇に道を開く改正を基本政策に掲げる
- 沖縄県知事選への対応:
- 9月の沖縄県知事選で立民と同様に現職を支援する方針を示す
- 狙い:
- 中道・立民内のリベラル派の受け皿になることを企図
■ 4. 合流協議への影響
- 3党協議の現状:
- 中道、立民、公明の3党は8月末をめどに合流協議の結論を出す方針
- 立民内の反発:
- 地方組織を含めて合流への慎重論が根強い
- 中道側の受け止め:
- 党関係者は新団体の狙いを合流に遠心力を働かせることだとみる
「男の性欲が無くなれば女性への優しさが無くなる」
この話に男性がリアリティを感じるのって
性に目覚めていない幼少期、同世代の女子をどう思っていたかが答えなのじゃ
体力も無いし趣味も合わないし、すぐピーピー泣くノロマだと思ってたじゃろ?その状態になるだけじゃ
■ 1. 弁護人への刑事告発
- 告発の主体と日付:
- 伊東市の前市長・田久保眞紀 被告の学歴詐称問題で発足した市民団体のメンバーである伊東市民が19日に告発
- 告発の内容:
- 偽造したとされる「卒業証書」について、捜査機関からの提出を拒否し金庫に保管していたとする証拠隠滅の疑い
- 告発先は東京地方検察庁
- 告発の対象:
- 田久保 被告の代理人弁護士である福島正洋 弁護士
■ 2. 学歴詐称問題の経緯
- 学歴詐称の内容:
- 大学を除籍されていたにもかかわらず、経歴調査票や市の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記載
- 失職に至る経過:
- 二度にわたる不信任の議決の末に失職
- 在宅起訴された罪状:
- 3月に偽の卒業証書を作成し市議会の正副議長などに見せたとされる有印私文書偽造・同行使
- 市議会の百条委員会で虚偽の証言をしたとされる地方自治法違反
■ 3. 押収拒絶権を盾にした提出拒否
- 卒業証書の保管状況:
- 田久保 被告が市議会の正副議長に示した偽造したとされる卒業証書は、代理人の福島弁護士に預けられている
- 福島弁護士が所属する法律会計事務所の金庫に保管
- 提出拒否の根拠:
- 福島弁護士は刑事訴訟法に規定された「押収拒絶権」を盾に捜査機関への提出を拒否
- 証拠としての位置付け:
- 告発状では、この「卒業証書」は事件の構成要素として重要かつ決定的証拠だと説明
- 福島弁護士の自負:
- これまでのテレビ静岡の取材に対し、押収拒絶権について日本の弁護士で一番研究している自信があると強い自負をのぞかせていた
■ 4. 弁護方針への批判
- 弁護方針の帰結:
- 福島弁護士は議会や捜査機関と徹底的に対立する弁護方針を立てた
- 結果として二度の選挙により8000万円以上の公費を無駄にした
- 依頼人である田久保 氏は失職・起訴され、不幸に導かれた
- 元凶の所在:
- そのすべての元凶は、意味不明な弁護方針の策定にあると考えられる
- 責任の不均衡:
- 全て裏目に出て結局大惨事を招いており、その大惨事の責任は被告発人である福島弁護士にある
- にもかかわらず田久保 氏のみが責任を負い、被告発人が何ら責任を負わないというのは許されず、厳罰を求める
■ 5. 制度を利用した脱法行為との指摘
- 告発状での指摘:
- 押収拒絶権の行使という名目で事件の証拠を隠匿することは、合法的に証拠を隠滅できる制度を利用するために弁護士を雇ったようなもの
- 制度を利用した脱法行為である
■ 6. 弁護士会への懲戒請求
- 懲戒処分の請求:
- 告発した市民は、福島弁護士が証拠隠滅罪に相当する行為をおこなうなど弁護士職務基本規程に違反したとして、東京弁護士会綱紀委員会に懲戒処分を請求
■ 1. 事案の概要
- 架空女性による政治活動:
- 生成AIで作られた女性が実在する政党名を掲げ、性暴力被害や妊娠、出産の経験を語りながら政治活動を続けていた
- アカウントの内容:
- X上のアカウント名は「中村りほ@立憲民主党」
- プロフィールには性暴力から妊娠、出産を経験し女性が安心して暮らせる社会を目指すと記されていた
- 女性支援、子育て支援、農業振興、地域活性化、福祉の充実などを掲げていた
- 実在しない人物:
- 「中村りほ」という女性は実在せず、アカウントを作成し投稿を続けていたのは立憲民主党の党員である実在の男性だった
- 取材への回答:
- 8月19日に書面で回答が寄せられ、架空の人物を実在する政治活動家であるかのように見せたことを「非常に軽率だった」と反省した
■ 2. 発信された架空の体験
- 物語としての発信:
- AIで作った女性の画像を掲載するだけでなく、存在しない女性の人生や家族、政治活動に関する物語が具体的な体験として発信されていた
- 出産報告の投稿:
- 8月14日に「お産後初の政治活動」として鹿沼市内の住宅を訪ねたと投稿
- 15日には5月2日午前2時30分に3620gの女の子を出産したとする報告を掲載し、陣痛から出産までの経過も具体的に記していた
- 男性名義の別アカウント:
- 「中村りほ氏(25)」が性暴力による望まない妊娠と出産を経験し、その経験を政治の場に届けるため選挙への挑戦を決意したと紹介していた
- 自身の後援会から「中村りほ後援会」へ移行すると発信していた
- 実在すると受け取られる状態:
- 複数アカウントの投稿が重なることで、実在の女性が将来の立候補を視野に政治活動を行っているかのように受け取られやすくなっていた
- 明示の欠如:
- 人物が架空であることや画像がAI生成であることが、受け手に明確に伝わる形では表示されていなかった
■ 3. 立憲民主党側の対応
- 問い合わせの発生:
- 筆者のSNSに実在する人物なのか、本当に立憲民主党に所属しているのかといった問い合わせが寄せられた
- 県連への取材:
- 8月18日に立憲民主党栃木県連へ電話取材し、小川事務局長がアカウント作成者は同党の党員である男性だと説明した
- 公認の不在:
- 男性は党から公認を得て政治活動を行っているわけではなく、党本部も状況を把握しアカウント名などに「立憲民主党」と記載しないよう連絡している
- AI利用への通達:
- AIで人物画像を作り政治活動の発信に使用する行為も不適切だと伝えて対応を求めており、対応に苦慮している様子が窺えた
■ 4. 架空の人物を作った理由
- 発信への問題意識:
- 女性や子育て、性暴力被害などの問題について発信したい思いがあり、架空の人物を設定して発信を始めたと男性は説明した
- 誤解を与えた自覚:
- 実在する人物であるかのような見せ方となり、見る方に誤解を与える発信になってしまい、非常に軽率だったと反省している
- 発信方法の重大な問題:
- 実在しない人物が自らの体験として性暴力被害や妊娠、出産、子育てを語り、現実の場所で政治活動を行っているかのように見せる方法は、受け手に重大な誤解を与えるものだった
■ 5. 政党名を掲げた問題
- 男性の説明:
- 自身が立憲民主党の党員であり、党の政策や考え方に共感していたため党名を表記したと説明した
- 誤解を招いた認識:
- 架空の人物のアカウントに党名を付けることで実在する党関係者であるかのような誤解を招き、党や関係者に迷惑をかける行為だったと認識している
- 党員であることとの区別:
- 党員であることと、架空の人物を党関係者や候補予定者であるかのように発信することは別の問題である
- 受け手の受け取り方:
- 政党名が付いたアカウントを目にした人は、その人物が党から公認、推薦、支援を受けている、あるいは少なくとも党が存在を把握していると受け取る可能性がある
- 現実への影響:
- 党の政策を応援する意図だったとしても、結果として党の信用や実際に活動する党員、地方議員、候補予定者にも影響を与えかねない発信となった
■ 6. 性暴力被害を語らせた問題
- 男性の意図:
- 被害者や、妊娠、出産、子育てで困難を抱える人を支援する政策を発信したかったと回答した
- 正当化されないとの認識:
- その目的があっても架空の人物を実在する政治活動家のように見せる方法が正当化されるわけではなく、発信方法について深く反省している
- 当事者の経験の重み:
- 性暴力被害や望まない妊娠、出産は、実在する当事者が深い葛藤や危険を抱えながら、時に覚悟を持って公にする経験である
- 境界の曖昧化:
- 存在しない人物の実体験として政治的発信に利用すれば、実際の当事者の声と架空の物語との境界が曖昧になる
- 当事者の経験を借りた架空の一人称で共感や支持を得ようとする手法は慎重に検証されなければならない
- 取るべきだった方法:
- 重要な問題だからこそ、架空の体験を作るのではなく、当事者への取材や公開されている統計、支援団体の活動、具体的な政策の検証を通じて伝える必要があった
■ 7. AI生成の明示
- 男性の痛感:
- AIで作られた人物や情報が受け手にとってどれほど真偽を判断しにくいものになるのかを、自分自身の問題として痛感した
- 明示の不可欠性:
- AIを利用する場合には、AI生成であることを明確に表示するなど誤認させないことが不可欠だった
- 分けて考えるべき論点:
- 生成AIで架空のキャラクターを作ること自体と、そのキャラクターを実在する人物のように見せて政治的主張や架空の被害経験を発信することは分けて考えなくてはならない
- 政治的発信で示すべき情報:
- 人物が架空であること、画像がAI生成であること、運営者が誰なのか、実在する政党から公認や推薦を受けていないことを一目で判断できる形で示す必要がある
- 表示と倫理の分離:
- 「AI生成」と表示すれば架空の性暴力被害や出産体験を政治的な説得材料として利用してよいことにはならず、表示の問題と発信内容の倫理性は別々に問われる
■ 8. アカウントの現状と今後の対応
- ログイン不能:
- 男性は現在、問題となったアカウントにログインできない状態であり、原因は自身でも正確に把握できずXのサポートに問い合わせている
- 原因について推測で答えることは控えるとしている
- 再発防止の表明:
- 今後は同様の方法による発信を行わず、AIを使用する場合にもAI生成であることが明確に分かる形にすると回答した
- 取材対応の評価:
- 取材に回答し自らの行為を認め、正当化されないと明言したことは問題を検証するうえで重要である
- 取材中、男性は憔悴した様子で反省の弁を繰り返していた
- 求められる事後対応:
- アカウントへのアクセスが回復した場合には、人物が架空だったことや過去の投稿内容が事実ではなかったことを閲覧者に明確に伝える対応も必要になる
■ 9. 政治的発信の透明性
- 発信の自由と重要性:
- 政治的な意見を発信する自由は誰にでもあり、女性支援や子育て支援、性暴力被害者の支援を訴えることも重要である
- 偽ってはならない前提:
- だからこそ発信の土台にある人物や体験が実在するのか架空なのかを偽ってはならない
- 突きつけられた課題:
- 生成AIによって存在しない人物の顔だけでなく、経歴、家族、被害経験、政治活動まで容易に作り上げられる時代になった
- 今回の出来事は発信者だけでなく、政党、プラットフォーム、報道機関、情報を受け取る私たちに政治的発信の透明性をどう守るのかという課題を突きつけている
私事ですが、私に対して出されていた公用文書毀棄の有罪判決が確定し、弁護士としての活動はできなくなりました。リンク先の解説は非常によくまとまっていて分かりやすいです。
「虚偽書かれ立腹」と主張も…裁判記録破った弁護士に有罪判決 大阪地裁7月16日産経中道一政弁護士 – 弁護士自治を考える会
びっくりした。男性から性欲がなくなると女性に一切優しくしないしプレゼントも渡さない、話もしないし多くの産業が衰退するって……。男性は人として男女関係無く性欲なく楽しく付き合う事ができない人間宣言ですか?男性は怒った方が良い。皆が性欲だけで生きてるポルノ脳男性と一緒にするなって。
■ 1. 「次世代へのツケ」論の転倒
- 小渕優子氏の辞任表明:
- 自民党税制調査会の非公式幹部会「インナー」を務めてきた小渕優子氏が食料品の消費減税案に反発し辞任の意向を示した
- 理由は減税が次の世代にツケを回すことになるという主張
- 検証の対象:
- 小渕氏個人ではなく、氏が口にした「次世代にツケ論」という主張そのもの
- 当時の政府文書と政治家自身の言葉によって検証する
- 先に示す結論:
- 次世代にツケを回してきたのは減税ではない
- むしろ安定財源である消費税そのものだった
- ツケの定義:
- 将来世代が背負わされる借金、すなわち赤字国債の山を指す
- 問うべきはその借金の山がどうやって積み上がってきたかという単純な点
■ 2. ツケを膨らませる装置としての消費税
- 消費税の特殊な性格:
- 所得税や法人税は景気に大きく左右され、不況になれば税収が落ち込む
- 消費税は好不況にかかわらず消費という広い裾野から確実に取れる
- 物価が上がればその分だけ税収も自動的に増える
- 失政が税収を潤す構造:
- 政権の失策で物価が高騰した局面ですら消費税収はむしろ膨らむ
- 経済運営にしくじって悪いインフレを招いた政権ほど税収は上振れする
- 痛みを招いた側がその痛みでかえって潤うのが消費税である
- 国債の返済のあて:
- 財政当局はこの「最強税」を国債発行の返済のあてに使う
- 確実な担保があるほど金は貸しやすく、政府の借金枠は広がり赤字国債は際限なく積み上がる
- 消費税は財政規律を守る道具どころか、ツケを膨らませる装置そのものである
- 改革先送りの温床:
- 安定財源さえあれば政治家は歳出を切る痛みから逃げられる
- 改革をせずとも当面の帳尻を借金で合わせればよく、先送りされたツケが次世代の肩に載っている
- 消費税があるから社会保障改革が進むどころか、消費税があるからこそ改革は三十年以上先送りされた
■ 3. 増税容認側の政治家による自白
- 米山隆一氏の証言:
- 立憲民主党の衆議院議員だった米山隆一氏は、野田佳彦首相が消費増税を決断したから日本は救われたと語った
- コロナ禍で何百兆と国債を出せたのは増税をしていたからだとも語った
- 自民党議員の言葉:
- 米山氏は、酒席で自民党の人物が、あんな好き放題できたのは野田が消費税を上げてくれたからだと語ったと伝えた
- 証言が意味するもの:
- 聞きようによっては増税の手柄話だが、白状しているのは正反対のことである
- 消費税を担保にして政治家が将来世代へのツケを好き放題に積み増してきたという自白にほかならない
- 増税は改革の担保ではなくツケの担保だった
- ツケを払う主体:
- そのツケを払わされるのは減税に反対している当の政治家ではない
- 払わされるのは私たちであり子どもたちである
■ 4. 2011年成案で破られた約束
- 社会保障・税一体改革成案:
- 2011年6月30日に政府・与党社会保障改革検討本部が決定した文書
- 消費税を段階的に10%へ引き上げることと引き換えに、社会保障の側にも改革のメスを入れると約束していた
- 年金についての明記事項:
- 支給開始年齢について68〜70歳へのさらなる引上げを視野に検討すると明記されている
- 2012年以降速やかに法案提出すると明記されている
- 負担を増やす増税と給付を抑える改革は、同じ一枚の文書の中にセットとして書き込まれていた
- 実際に起きたこと:
- 消費税を8%そして10%へ引き上げる法律は2012年8月に成立し、取る方の約束は着実に実行された
- 年金の支給開始年齢引き上げは法案が提出されることすらなかった
- 速やかに法案提出と書かれた改革はその年のうちに中長期的な課題へ格下げされ、棚ざらしのままである
- 非対称の正体:
- 奪う手だけは素早く、削る手はいつまでも動かない
- この露骨な非対称こそが次世代に回されたツケの正体である
■ 5. 現役世代に最も重い消費税
- 世代間公平論への反論:
- 擁護する側は消費税を高齢者にも広く負担を求められる公平な税だと言う
- 世代間の公平のためにこそ必要だという理屈だが、実際の負担の分布を見るとこの主張は揺らぐ
- 家計調査が示す事実:
- 総務省の「家計調査」では二人以上の世帯の消費支出は世帯主が40〜50代の現役期にピークを迎える
- 60代、70代と年齢が上がるにつれて下がっていく
- 現役世代への集中:
- 子育て、住宅、教育と人生でいちばんカネの出ていく時期を背負っているのは現役世代である
- 消費に比例してかかる消費税は支出の多い現役世代にこそ最も重くのしかかる
- 消費税は現役に優しい税ではなく、次世代を担う世代の家計を真正面から削り取る税である
- 本当のツケ:
- 次世代を守ると言いながら、その次世代がいちばん重く負担している税を頑として下げないのは話が逆さまである
- 働き、消費し、子を育てる現役世代から確実に吸い上げる仕組みの温存こそが次世代へのいちばん重いツケである
■ 6. 「財源がない」と言いつつ給付は惜しまない矛盾
- 石破茂前首相の苦言:
- 2026年8月、地元の鳥取県倉吉市での講演で消費税の代わりの財源が一体どこにあるのか示さなければと語った
- 財源なき減税は無責任だと苦言を呈した
- 同じ場での別の発言:
- 今困っている人たちに、去年は減税よりも給付と申し上げたとも語った
- 減税には財源を問うのに給付には前向きである
- 論理の破綻:
- 給付もまた国庫から出ていく支出であり、財源を要することに変わりはない
- 財源がないのなら給付もできないはずである
- 減税には身構え給付には財布を開くという非対称が彼らの本音を映し出している
- 減税と給付の決定的な差:
- 減税は国民の手元にそのままカネを残し、政府は一切関与できない
- 給付はいったん国民から吸い上げたカネを政府が誰にいくら配るか決めて渡す仕組みである
- 同じ家計を助ける手段でも、給付であればカネの配分権(所有権)は政府の手に残り続ける
■ 7. 本当に次世代を思うならやるべきこと
- 彼らが守りたいもの:
- 守りたいのは財政規律ではなく自分たちが握るカネそのものである
- 減税に頑なに抵抗するのは権力者として手にしているカネが直接減ってしまうからにほかならない
- 「財源がない」の一言は財政を憂える良心ではなく、減税を止めるために唱える呪文にすぎない
- 小渕氏がやるべき唯一のこと:
- 2011年に速やかに法案提出すると約束しながら十余年棚に上げてきた社会保障の給付抑制がある
- その減らす方の約束を今度こそ法案にして国会に出すことである
- 減税批判の資格:
- 取る話だけを片づけ、減らす話を先送りし続けてきた側に減税を次世代へのツケと呼ぶ資格はない
- 順序がまるで逆であり、消費税を上げた者が次世代にツケを回してきた事実をまず認めるべきである
- 納税者の側の姿勢:
- 「財源がない」という財政規律の脅し文句に、もう屈する必要はない
- 減税とは政府に握られたカネを国民の手に取り戻すことであり、本当の意味での次世代のための財政はそこから始まる
今の若い人、営業職が嫌いというか、人に頭下げるのが嫌なんじゃないかな。「コンサル」だと、下げずに上からなんか言えると思ってるんじゃないかな
解雇規制緩和とか、非正規雇用とか、給与の下方硬直性とか、それらはあくまで枝葉の話であって
全ての根本は「ぶら下がり社員が無敵すぎて手出しできない」の一点なんだよね
その対応方法で意見が割れてるだけ
多少金払ってでも解雇で排除できるようにしろ
いつでも切れるように非正規としてしか雇用しません
使えない社員の給与は下げられるようにするべき
リスキリングで使える社員にすればいいだけですよね
などなど
ただ言っておきたいのは、日本の雇用問題を語ると
「転職市場を活性化させて雇用流動性を高めればいい」って意見が出てくるけど
これはぶら下がり社員の対策には絶対にならないんだよね
だってぶら下がり社員は自ら転職なんて絶対しないから
というか、これだけ転職が当たり前の現状で日本の雇用環境が改善していかないのは
日本の労働者の大部分が「ぶら下がり社員」だからかもしれないね
■ 1. 平和丸船長らの供述
- 出航判断は金井船長が主導:
- 平和丸の男性船長と男性乗組員が第11管区海上保安本部(那覇)の任意聴取に供述
- 抗議船「不屈」の金井創船長(71)=死亡=が出航判断の主導権を握っていたとの趣旨
- 航路選定も金井船長が主導:
- 出航判断だけでなく航路の選定も金井船長が主導していたと供述
- 基本的には金井船長についていっている、と述べた
- 供述の時期:
- 事故発生からまもなく任意聴取に応じた
- 判明の経緯:
- 捜査関係者への取材により16日に分かった
■ 2. 事故の経緯
- 発生日時:
- 3月16日午前10時10分ごろ
- 転覆の順序:
- 米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する抗議船2隻のうち不屈が先に転覆
- 救助に向かった平和丸も約2分後に転覆
- 犠牲者:
- 平和丸に乗っていた同志社国際高(京都府)2年の武石知華さん(17)ら2人が死亡
- 臨時制限区域への侵入:
- 2隻は事故直前、航行が禁じられている辺野古沖の「臨時制限区域」内に侵入していた
- この事実はのちに判明した
■ 3. 事故5カ月の献花
- 発生から5カ月:
- 事故は16日で発生から5カ月となり、運航団体幹部が現場海域近くで献花した
- 献花の場所と参加者:
- 2隻を運航した抗議団体「ヘリ基地反対協議会」共同代表の浦島悦子、仲村善幸両氏ら
- 現場海域から約4キロ離れた「瀬嵩の浜」を訪れ、砂浜に置かれた石の上に花を手向け手を合わせた
■ 4. 家宅捜索への受け止め
- 遺族の刑事告訴:
- 遺族の刑事告訴に基づき、業務上過失致死傷などの容疑で自宅が家宅捜索された
- 浦島氏の受け止め:
- 遺族が捜査は不十分と考えて刑事告訴したのであれば、自分たちもしっかりと受け止め応えたい
■ 5. 今後の対応
- 海保聴取への注力:
- 仲村氏は海保の事情聴取が続くため、そこに全力を尽くす方針
- 記者会見の予定:
- 今のところ団体や平和丸船長らの記者会見は予定していない
- 浜テントの復旧方針:
- 辺野古漁港に隣接する活動拠点「浜テント」は台風の接近に伴い天幕や献花台などが撤去されている
- 撤去することは考えておらず、いずれ復旧させる
■ 1. 「シャリーア法が上」発言
- 発言の場:
- 2025年11月、神奈川県の藤沢モスク計画に関連し、藤沢市議会議員の町田輝佳氏が慶應義塾大学教諭アルマンスール・アフマド氏にインタビューした
- 町田議員は「シャリーア法が日本の法律を上回るみたいな誤解が世の中にある」と素朴に質問した
- アルマンスール氏の回答:
- シャリーア法は唯一神が作った法であるから日本の法を上回るのは当然だと明言した
- 矛盾したときはシャリーアに従うが、そもそも矛盾はないとした
- 市の決まりと国家の決まりが矛盾すれば国家に従うのと同じ構造だと説明した
- シャリーアの位置づけ:
- シャリーアとは憲法であり、ISISやテロを連想するのは誤りで、怖いものではないと述べた
- 教育、社会、農業、健康、軍隊、国家、子ども、妻、中絶、流産までを対象とする憲法だとした
- この発言は意外に知られていない
■ 2. 発言の問題点
- 最高法規の認識の欠如:
- 法治主義の国では最高法規が何かが重要である
- アルマンスール氏には、シャリーア法を憲法より上に置くこと自体が問題視されているという認識がない
- 宗教の範囲内なら問題にならない:
- 個人の生き方や死生観に関する部分としての宗教にとどまる限り、「シャリーア法が上」という言葉は問題にならない
- 宗教とはそういうものだからともいえる
- 政教分離との正反対性:
- イスラム教は個人や家庭、私生活のみならず、社会やカリフ制など国家の方針にまで言及する宗教である
- 国家と宗教双方の堕落を防止するために政教分離が必要だとする日本国憲法20条、89条の精神とは正反対の方向性をもつ
- ゆえに「シャリーア法が上」という言葉は実に驚くべき重いものとなる
■ 3. アルマンスール氏の経歴
- 出身と専門:
- シリア出身でアラビア語が母語である
- 工学博士であり広島大学でPhDを取得し、一貫して材料工学の研究をしてきた
- 宗教的資格の不在:
- 宗教教育は受けていない模様であり、宗教指導者としての勤務実態がない
- 大学では人間工学、機械と材料工学に加え、イスラーム学とアラビア語を担当している
- 指導的立場への疑問:
- 「イスラムについても教えている」として藤沢モスクの指導的立場となっている模様であることが驚くべきことである
- 藤沢モスクが伝統的なイスラム教のモスクではないことに拠るのかもしれない
■ 4. タブリーグ・ジャマート系列のモスク
- 藤沢モスクの系列:
- 計画中の藤沢モスクは、イスラム復興主義運動「タブリーグ・ジャマート」の系列のモスクである
- タブリーグ・ジャマートとは:
- 20世紀にインドで起こったイスラム復興主義運動である
- 伝統的なイスラームの教義や正統派の信仰実践には見られない、特異な巡回布教活動など独自のプログラムを有する
- 各国での警戒:
- 極端な教条主義が過激思想の温床になり得るという危険性が指摘されている
- イスラム教の中心であるサウジアラビアをはじめ、ロシアや中央アジアなど多くの国で「テロの入り口」として警戒され活動が厳格に禁止されている
- キリスト教文脈での比喩:
- 伝統宗教の看板や名を借りつつ独自の教典や特異な布教活動を行う「エホバの証人」や「モルモン教」のような新興宗教に近い位置づけといえる
■ 5. 藤沢モスク計画の経緯
- 海老名モスクからの分離:
- 藤沢モスクは7キロほど離れた同じ神奈川県の海老名モスクから分かれて計画されている
- 2000年からある4階建ての海老名モスクが手狭となり、パキスタンからの人が中心になってきたため、スリランカ系の人が独立するために計画されたと漏れ聞こえていた
- 土地取得と建築の手法:
- 一般社団法人の名義で土地を購入した後、市街化調整区域であるため例外的に建築できる「宗教法人」が建物を作る形になった
- 土地の購入者とは異なる主体が建てる形であり、法の本来の趣旨からは脱法行為ともいえる
- 集客規模の懸念:
- 建前は地元の信者のみのためのモスクである
- 神奈川県内の信者数からするとかなりの人数が集まると予想され、金曜日は大変なこととなる
- それでなくても混むことで有名な通称「中原街道」沿いに位置する
- 宗教法人の正体:
- その法人とは、2010年7月8日から海老名モスクの不動産を取得し始めた宗教法人である
- 2010年1月20日成立の群馬県伊勢崎市にある「宗教法人ダル・ウッサラーム」である
- 帰結:
- 藤沢モスクもイスラム教の伝統的な部分が進出してきたモスクではない
- その経緯であるから、伝統的な専門教育を得ていないアルマンスール氏が影響力ある立場となっているのだろう
■ 6. アルマンスール氏による釈明
- 謝罪と趣旨説明:
- 誤解を招く発言をしたことを詫び、発言の一部が多くの人に不安や疑念を与えたことを重く受け止めるとした
- 個人の問題としてではなく、ムスリムが日本社会でどのように生きる存在なのかを改めて説明したいとした
- 発言の真意:
- 「シャリーアが日本の法律より上である」という表現は、日本の法律を無視してよいという意味ではなかった
- そのような理解はイスラームの教えそのものから外れる
- シャリーアは日本の法律と並ぶ、あるいは取って代わる国家法のようなものではない
- シャリーアの定義:
- 信念、倫理、責任意識を含む、個人の生き方全体を方向づける価値の枠組みである
- 日本社会に生きるムスリムも他の市民と同じく信念や価値観を持ち、それが現行法と常に一致するとは限らない点も一般社会と同じである
- 信念と遵法の区別:
- 信念と法律が一致しない可能性と、信念を理由に法律を破ることが正当化されるかは全く別の問題である
- イスラームの教えでは社会の秩序を尊重し、その国の法律を守って生活することが明確に求められる
- これはイスラーム法学において伝統的に共有されてきた基本的な理解である
- 市民としての立場:
- 日本に住むムスリムは日本の法律の下で生活する市民であり、日本の法秩序を否定したり例外扱いを強要する立場にはない
- 民主主義下での参加:
- 民主主義社会では信仰に拘らず誰もが政治参加を通じて社会のあり方に意見を述べる権利を持つ
- それは法律を破ることではなく、法の枠内で議論し合意を形成することで実現される
- この意味でムスリムがシャリーアに基づく信念を持ちつつ日本社会で生きることは、日本の法律との対立を意味しない
- 個人が信念を持ちつつ社会の共通ルールの中で生活するという、民主主義社会でごく一般的な在り方である
■ 7. 釈明への反論
- 信念の否定はない:
- どう言いつくろっても、日本国憲法よりシャリーア法が上であるという信念を持つことは否定されていない
- イスラム教の本質において、少なくとも原理復興主義の運動をする者においてはそうである
- 「法の枠内での合意形成」の含意:
- 条例や法律、そしていつかは日本国憲法も変えていこうと考えているのだという意味だと捉える外はない
- 政教一体の歴史:
- イスラム教は人の生死や生き方を考える宗教問題だけでなく、教義的にも歴史的にも政治と一体となってアッラーの教え、シャリーア法による社会を作ろうとしてきた
- 政治と宗教を分離させないイスラム教国そのままの感覚で進めがちであり、復興原理主義であれば尚更である
■ 8. 並行社会化への懸念
- 並行社会の形成:
- 日本にいるムスリムの世界で、日本の法規範や裁判所、警察に頼らない「並行社会」ができていく
- その中の紛争が日本法によらない傾向になる
- さまざまな戒律も、女性への暴力も、離婚事件も、民事紛争も、小さな刑事事件も対象となる
- 政治参加による実現:
- 「シャリーア法に基づく日本国」を目指して国への要請や投票がなされる
- 議員や首長に就いていくという政治参加がなされていくのだろう
- 当会の対応方針:
- 当会の9項目の要請を基に様々な調整をしていく必要がある
- 「日本のイスラム教」に変わってもらわなければ、日本全国各所でトラブルが増えてくると実感させられた
今の受験生は18~19年間男女は平等だと散々教育されて育った後に入試の女子枠とかいうとんでもない性差別と対峙し、これまでの男女平等教育は全て嘘だったのだと理解するんですよ。
■ 1. 学歴詐称疑惑の再検証
- 解像度の急上昇:
- 学歴詐称の話は急に解像度が上がってきた
- 清谷新一がなぜ証拠もなく堀口のSOAS在籍を認めたのかが見えてきた
- 清谷新一の不自然な譲歩:
- 「SOASのファウンデーションコースは卒業した、学部をFacebookに登録したからである」という妙な言い方をした
- 100個以上の証拠を出していた人物にしては、あまりにぬるい主張である
- 卒業書類の不在:
- 堀口は卒業に関する公式書類の一切をシュレッダーにかけたと述べており、詐称と判断できる
- 鴨下慎太郎の関与仮説:
- 何か大きな力が働いた結果であり、その正体は堀口の友人とみられる鴨下慎太郎ではないか
- 鴨下慎太郎は鴨下一郎の長男
- 堀口と肩を組む写真の人物は、本人と見紛うほど酷似している
- 2019年頃から堀口を政治的にバックアップしたのではないか
■ 2. 公式サイトと配色の符合
- 公式サイトの更新停止:
- 魚拓に残る公式サイトは、ABEMA Prime出演の2021年11月8日の前で更新が終わる
- サイトの立ち上げは、詐称の側の合格が決まった日と推定される
- 赤・青・緑の配色:
- サイトの3色はRGBだが、真如苑公式サイトの最も大事な3つの教えの色と一致する
- 堀口は母が真如苑の信者だと述べており、幼少期に見た配色を気に入ったのだろう
- 偶然である
■ 3. 政治活動の2つの波
- 活発化した時期:
- 政治的に活発になる時期は2019年3月頃と2021年6月頃の2回
- 2019年の参加イベント:
- 2019年3月14日の日本版ユースパーラメント自民党編から始まる
- 維新の会を訪問し、オンラインサロンのオフラインミーティングにも参加している
- コネがなければ写真に映る立場になれないイベントに学生として参加、実際は学生ですらなかった
- 学生の政治活動としての不自然さ:
- 通常は4年生になり内定や衆議院議員事務所への就職が決まってから行うもの
- 2019年になぜそこまで活発に動き始めたのかは分からない
- 日本国内にいた事実:
- SOASは9月入学のため2019年3月時点では未入学、留学すると述べていた時期にあたる
■ 4. 学習院退学の経緯
- 2019年3月の退学:
- ストーカー騒ぎで逆ギレの迷惑サイトを作り、学習院を退学した
- 後にストーカー規制法違反容疑でも逮捕されており、何度目か分からないストーカー騒ぎである
- 2回目の訓告があったとみられるが、堀口は内容が違うと言い張っているらしい
- 訓告直後の留学宣言:
- KCLを目指す、ロンドン留学を目指すと言い出したのが2019年3月頃
- 訓告の後で大学を目指すと述べるのは、全く反省しなかった証左である
- 大学側の判断:
- 親が呼ばれた際、ストーカー騒ぎの経緯まで説明されているはずで、大学が言葉を濁すはずがない
- 学生課か総務部かは不明だが、揉め事の発端について必ず聞き取り調査を行ったはず
- 訓告が出た以上、学習院は堀口のストーカーの上での逆恨みと判断したとしか思えない
- 喧嘩両成敗であれば訓告は出ない
- 資金の疑問:
- そのような経緯の人間に、親がイギリス留学の1500万を出した理由が分からない
■ 5. IELTSとファウンデーションコースの矛盾
- SOASの語学要件:
- 2019年9月開始のファウンデーションコースはIELTS5.5が必要
- 補講付きが5.5、補講なしが6.0で、6かつ5.5以下なしという条件だったはず
- 堀口の英語力:
- スピーチ力はIELTSで4が良いところで、「ユア・イングリッシュ・イズ・プア」と言われる水準
- 5.5はTOEIC700点前後に相当し、到達していない
- したがって2019年の受験も落ちたとみられる
- 受験回数の矛盾:
- 2020年に少なくとも7回IELTSを受験している
- 2019年9月時点で5.5を取得済みの人間が、翌年に7回も受ける必要はない
- 実態はサマーコース:
- 落ちた以外に、トライズのサマーコースで済ませる理由がない
- 写真が残るサマーコースはIELTSが不要である
- 本人の主張を通した場合の帰結:
- 補講の時期にサマーコースへ参加しているため補講に出られず、IELTS6.0が必要となる
- 6.0取得者が1年間イギリスで学びwith Meritで修了しながら、7.0を7回受験するのはありえない
- 堀口の言うことは大体詐称である
- 留学における英語力の絶対性:
- イギリス留学は本当に英語力を要し、金を積んでも基本的にIELTSは絶対である
- 緩くなるのはファウンデーションコースの成績に融通が利く程度
- 金で行けるのは学位に関係なく授業についていく必要のないサマーコースの類い
- 東京大学のキャンパス見学コースには余裕で行けるが、入学は狭き門であるのと同じ
■ 6. KCL合格の実態
- 2020年2月のオファー:
- KCLのファウンデーションコースに申し込み、2100ポンドのデポジットを払えば得られるもの
- このオファーをもってKCL入学と詐称した
- 実態はファウンデーションコースであり、そこにも入学していない
- ABEMA出演時の写真:
- オープンキャンパスで入れる範囲のみで、教室などは写っていない
- 毎年9月中旬にあるオープンキャンパスに行ったという説
- 過去に出したロンドンの人によるKCL学内写真も、今にして思えば怪しい
■ 7. 2022年9月という最終防衛ライン
- 2年生であるという証言:
- 堀口は本人尋問で2年生だと述べている
- 2022年9月は2年生になる月にあたる
- 自己矛盾:
- 2021年時点で休学を余儀なくされたと公開ポストを残しており、公表した学歴と裁判での主張が矛盾する
- 通えるのは2020年から2021年のみとなるが、そこには通っていない
- 2年生と証言した不自然さ:
- 詐称するなら1年生のままだと言った方が楽である
- 2年生と述べれば1年間通った証拠を求められるが、詐称であるため出せない
- それでも2022年9月まで学生であったという線は、どうしても守らねばならないラインなのだろう
- 守る理由の推測:
- 2022年9月までの学歴で、人への紹介や特例での奨学金の引き出しをやってしまったのだろう
- 口利きであれば在学していないと、口を利いた人が責任を取らされ立場が持たない
- 病院で援助元へ数年奉公する仕組みと同様の縛りがある
■ 8. 資金源としての奨学金説
- 真如苑の奨学金:
- 真如苑には返済不要の奨学金があり、伊藤国際教育交流財団という財団が出している
- 宗教系奨学金の性格:
- 昔の村で1番勉強ができる者を東京の大学へ行かせ、村の先生にする発想で運営されている
- 教団内の優秀な子を将来の幹部候補として完璧に染めた上で金を出す
- 裏切れば大変なことになる裏の縛りを入れ、教団に尽くすと誓った者に箔をつけるため出す
- 進学塾が実績になる生徒に受験料と旅費を出すやり方の、さらに発展形である
- 無審査に近い運用:
- 団体が大きいほど、幹部やコネのある人間が口を利けばほぼ無審査で金が出る
- 支出規模と敵の実像:
- 堀口は2020年、2021年に年間1500万程度を使っている
- それだけ使える人間が嫌がらせやサポートに動くなら、あの程度で済むはずがない
- ポケットマネーがもっと少ない人間ではないかという感触がある
- バレないよう力をセーブする本物の敵という想定で、殺害の可能性まで心配していた
- 実際は自分のポケットマネーですらなく、使ったのはコネのみであった可能性がある
- 堀口が受け取っていた金は奨学金の類いだったかもしれない
- 本人の失言:
- 堀口自身が奨学金をもらっていると言い出した
- 割と言ってはいけないことを言う人物である
- 上級国民の資金観:
- ちゃんとしている上級国民は、そもそもそれほど金を渡さない
- 大体は死亡時に一気に出て、その後に悪い筋が寄ってくる
■ 9. 支持者側の思惑と誤算
- 求められていた役割:
- 2022年より前の学歴詐称まで暴くとは思われていなかった
- 求められていたのは、現在KCLに在学していない事実を暴くことのみ
- 堀口がネットで発言力を失い、目立つ発言をしなくなることだけを期待されていた
- 誤算の構造:
- そのような都合の良い動きはオーダーメイドでしか成立しない
- 野生のライオンに肉を綺麗に切って食べろと言っても、かぶりつくだけである
- けしかけて「頭の悪い何とか」と言い始めた者がいたなら、その人物は世界一戦略が下手である
- 2022年9月以前が地雷:
- 2022年9月より前の学歴詐称を暴くことが、最もピンポイントな地雷であった
- 2024年の騒動の原因:
- 堀口によれば中部ユネスコ代表で、ネットで「猫」を名乗っていた三浦由美子の件が露見したこと
- 2022年9月より前の学歴を暴くことが致命的であったこと
- おそらく両方が原因である
- 無能の出自論:
- 軍人やギルドのリーダーは、ある程度の流れがなければなれない
- 才能がないのに指導する立場になるのはボンボン以外にいない
- 不相応な立場でありえないことになるのは大体ボンボンかコネである
- 銀英伝のフォーク准将はボンボンではなく、頭でっかちの無能として描かれている
- 本物の無能は、金で買った立場からしか出てこない
■ 10. コネの水準
- 参加イベントの一覧:
- ユースパーラメント、共闘ラボ、民主主義アップデート、政治フェス、PLATFORM25で各地を回っている
- 鴨下慎太郎レベルのコネがなければ不可能である
- 自力での再現不可能性:
- 何もない立場から同じことをするには、論文を出し、教授や上野千鶴子のような顔の利く人物に徹底的に取り入る必要がある
- 韓国の民主党の外交フォーラムは絶対に無理で、韓国の大統領が来るイベントである
- 各地を全て回るための費用も相当かかっている
- 田中駿介との比較:
- 田中駿介も相当なコネがある
- 堀口が乗ろうとしたルートに正しく乗った結果、朝日新聞などで新進の学者としてコメントする水準にいる
- 堀口はそこまで押してもらえる人間しか入れない場所に入ろうとしていた
- コネの推定レベル:
- 堀口が使っていたコネは最低でも参議院議員、国会議員クラスである
- 下手をすると赤沢亮正レベルである
■ 11. 政治活動の停止と身辺調査
- 活動停止の時期:
- 2021年の政治活動は10月頃で終わっている
- 公式サイトも2021年11月8日のABEMA Prime出演でぱたりと止まる
- 丁寧に写真を撮って立ち上げたサイトの更新が続かないのは不自然である
- 2023年に出会った時点でも最新記事がそれであった
- 自民党の勉強会:
- 最後に出席したのが2021年9月20日
- それ以降は全て欠席している
- 境目は少なくとも10月6日の前あたりである
- 露見の推定:
- この時期に学歴詐称が、そばで騙されていた最も近い人物や口を利いた人物にバレた
- 鵜呑みにする者ではなく、ちゃんとした調査が入った
- 神輿に担ぐなら身綺麗であってほしいと考える人間はきちんと存在する
- 露見後の逃走:
- 証明しろ、ちゃんと話をしろと迫られ、一時出国、アパホテル、ロンドンへとんぼ返りという設定で逃げ回った
- 実際はクリスマスも日本にいたままであった
- 引っ越し先も、この時は教えていなかったのだろう
- 2021年12月のクリスマスにはストーカー被害者と会っている
- 2022年1月に家などを突き止められたのではないか
- 2021年の活動の異常さ:
- 2021年から急に多くの人物と会い、レクに出て、コネがなければ不可能な動きをしている
- 自民党の青年部でも活発に活動を始めている
- 怖いもの知らずが過ぎるのは、教団の中にいて世間を見せてもらえなかったためではないか
■ 12. 自民党公認と経歴調査
- 公認の重さ:
- 公認した候補が問題を起こせば、自民党ごと危うくなる
- 当時の自民党は評判が悪く野党にボコボコにされており、叩かれる人間を担げるはずがない
- 高市早苗の人気で70代以外の支持率が半分を上回り6割程度ある現在とは状況が異なる
- 高市が総理になり、公明が抜け、自民の左派が崩れていく前の時期である
- 経歴調査の必然性:
- 若手が学歴詐称のスキャンダルを起こすわけにはいかない
- 公職選挙法で学歴の虚偽は犯罪と定められている
- 公認するなら最低でも経歴だけは絶対に調査が入る
- 見逃してしまう野党とは違い、自民党はちゃんとしている
■ 13. 大空幸星との重なり
- 台頭時期:
- 大空幸星が目立ち始めたのは2022年から
- 2021年12月1日のスピーチで若者代表に選ばれ、そこから頭角を現した
- ABEMA、選挙ドットコムの関係者の紹介による選出である
- 2023年にForbesの30 UNDER 30へいきなり選ばれている
- 最初に目立ったのはユーキャン新語・流行語大賞である
- 選出理由の空虚さ:
- スピーチに「Z世代」という単語が入っていたことだけが若者代表とされた理由
- Z世代という語を作った人物も見当たらず、マスコミが作った若者代表という話は無茶苦茶である
- 堀口との類似:
- 堀口が関わったNO YOUTH NO JAPANと全く似た経路である
- 誕生日は1998年11月で堀口と同年代、最年少議員になれる年齢である
- 大空幸星は明らかに公明党筋、左翼ルートである
- 偶然である
- 代役説:
- 2021年までの堀口の政治活動は、当時の大空幸星より派手である
- 大空幸星の台頭は、堀口の政治活動が止まった翌月から始まっている
- 大空幸星は堀口の代役であった可能性がある
- 堀口が乗ろうとしていたのは大空幸星のラインである
- 詐称がなかった場合の帰結:
- 堀口がKCLに正規合格していれば、石丸伸二のような市長や自民党公認候補になっていた
- 大空幸星と「自民党若手2大巨頭」と呼ばれていたはずである
- 身辺調査のタイミング:
- 本物の神輿に乗せる前に、ちゃんと身辺調査をしようとなった可能性がある
- 騙されていた者ではなく、ABEMAの柱会議で身辺調査が決まったのではないか
- 念のため10月頃から調べて結果が出てしまった
- 大空幸星はABEMAで持ち上げられ、ABEMAの柱が押して担いだ人物である
- これは完全に勘であり、当てにすべきではない
■ 14. NYJの位置づけ
- ABEMA出演の経緯:
- NYJは代表面をしないでくれと事前に言うほど堀口と揉めていた
- それでもNYJの肩書きでABEMAに出られたのは、NYJより上のABEMAの柱が関わったためである
- NYJはコネとしてではなく、肩書きを多くつけるために使われた
- NYJは堀口のバックにいた人物より弱い立場である
- 単なる口利きなら、NYJを一切出さないか、話をなかったことにするだけで済む
- 露見時の破壊力:
- 学歴詐称がバレないということはありえない
- 持ち上げた後で詐称が判明すれば、関係者は面目丸潰れどころか立場レベルで危うくなる
- 動いた議員や柱がいれば、その人らはそこから冷や飯である
- 本物たちはとっくにラインを引いている
■ 15. 資金の推移と浪費
- 羽振りの境目:
- 異様に羽振りが良かったのは2019年から2022年9月までである
- それ以降は羽振りが悪い
- 金遣いは全体の概要としてじんわり見えてくるものである
- 年収換算で1000万程度の差があり、月100万から月20万ないし15万へ落ちている
- 2022年9月以降:
- おそらくポケットマネーから出るようになったため、羽振りが悪化した
- 浪費の記録:
- 合計200万程度の時計と60万のカメラを破壊している
- カメラの破壊は2022年11月、200万のガチャは2022年1月である
- 2022年11月に、治療をやめるか元に戻すための1700万かを選べと言われている
- 税務署がSNSをチェックするのも、こうした流れによるものである
- 調査対象:
- 調べるべきは2022年9月より前であり、そこがめくれれば自動的に爆発する
■ 16. 自由飲酒党と三ッ矢憲生
- 当てこすりの可能性:
- 「自由飲酒党」は、本気で政治家を目指す者、まして自民党青年部で活動する者がやってはいけない遊びである
- 自民党青年部に出席しなくなった後の日付であり、露見後の当てこすりの可能性がある
- この点はコメント欄の考察の方が的確であった
- ポスターの肩書き:
- 堀口のポスターには「元財務大臣政務官、元外務副大臣」と記されている
- AIに照会した結果、該当するのは三ッ矢憲生のみである
- Wikipediaのプロフィール冒頭に外務副大臣、財務大臣政務官の歴任が記されている
- 三ッ矢憲生の属性:
- 国土交通行政に携わっており公明系である
- 岸田派、宏池会系で岸田・石破ラインに属し、高市ラインではない
- 現在の自民党内では冷や飯を食う側である
- 引退時期の一致:
- 2021年に体調不良を理由に政界を引退している
- 偶然である
- 解釈:
- ここまで具体的に合致する人物を擦ったのなら命知らずである
- 三ッ矢憲生を知っていると述べるだけで脅せる立場にあったのか
- 自民党に詳しく、引退する人物の経歴をシレッと使っただけの可能性もある
- 元政治家であるため肖像権の問題も生じにくい
■ 17. 政治家志望の変遷
- 一度目の断念:
- 2020年11月頃に一度政治家を諦めた感触がある
- 「政治家を諦めざるを得ませんでした」と述べた人物がおり、その時期も2020年である
- 偶然だが、嫌なリンクの瞬間であった
- 幹事長を真似た写真:
- 公式アカウントで今も使われる写真は2021年10月13日のもので、政治活動の最後にあたる
- 車から降りる写真は2022年であり、露見後のものである
- 自民党の公認ルートは失われたが、政治家以外に逆転の道がないという方向性である
- 売れなかったアイドルがVTuberで再挑戦するのに近い
- 2022年の動き:
- 無所属で、安倍晋三銃撃後の国葬の後をワンチャン狙う動きが若干あった
- 政治活動のコネは使えなくなり、ユースパーラメントのようなコネ由来のものは出てこなくなった
■ 18. 2024年のパージ未遂
- 2024年の工作:
- 犯罪経歴証明書を取った辺りは、うやむやにしようとしていた
- 海外へ行きそのまま帰国しないという方向や、東南アジア行きの嘘、バーの写真など何らかの工作があった
- 1度パージされかけたのではないか
- 一時出国の嘘:
- 一時出国したと嘘をつきながらストーカーも行っている
- 学習院で訓告になった後にこれを行うのだから、ただ者ではない
- これだけ大暴れしても潰されないのは、後ろ盾の力があるためである
- 騒ぎ続けた効果:
- 殺されたかもしれない、調べてくれと騒ぎ続けたから現在がある
- 訴訟後に昔揉めていた程度で終わっていれば、そのまま終わっていた
- 嘘を調べて暴いたことで不自然な点の目星がつき、切れば連動して終わる者が抵抗する構造になった
- 誘爆の構造:
- 堀口の隣にいる人物は必ず誘爆する
- その人物が所属する政党で大問題になる
- 切り札が政敵に渡れば、その政党から急激に力が失われる
- 党を巻き込む規模のスキャンダルを握られれば、言うことを聞かされる
- それまでイケイケだった者が急に逆転で負け、納得のできない説明が出てくる
- 処分の形:
- 政党は追放しない
- 情報を提供させ尽くさせる必要があるため、追放という甘い処分はない
- 本当の命綱を握られた場合は飼い殺しで、死ぬまで奉仕させられる
- 突いた場合の帰結:
- こうした点を突けば、水月会や岸田の宏池会に骨までしゃぶられる
- これほど良い首はそうそうなく、逃げられない
■ 19. 堀口への直感と資料送付
- 認知への違和感:
- カメラに何かが映っていたからではなく、「頭の悪い何とか」と言われた時に違和感を覚えた
- 見たことのない認知だと感じ、詳しく調べる必要があると判断した
- 現にその通りになっている
- 資料の送付:
- ライブで扱っていない資料もいろいろな場所へ送っている
- 堀口が殺されているかもしれないと心配して送っただけである
- 動ける人は警察だけではない
■ 20. 総裁選の大逆転
- 祝勝会の意味:
- 政治家の票は普通、事前に握るものである
- 小泉進次郎は総裁選で祝勝会を開いていた
- 祝勝会は票を舐めるように数え、圧勝が確定した時にしか開かない
- 勝てそうな程度で祝勝会を開く人間は、さすがに神輿になれない
- 確信があったのに崩れたのは、小泉も知らない切り札が裏で動いたためである
- 勢力構図:
- 麻生派が高市派として存在する
- 岸田・菅が一勢力を成す
- 石破派があり、赤沢はここに属する
- 小泉進次郎は神奈川で、岸田・菅のまさに後継者である
- 崩れた場所:
- 岸田・菅を崩すのは小田原評定を略取するようなもので不可能である
- 岸田・菅派でありながら進次郎を応援しなければ一生冷や飯で、後ろ盾を失う
- 攻略できるのは第三者的な勢力のみである
- 宏池会と小林鷹之派が高市に流れた
- 林芳正の票も高市に流れた
- 表に出ない票:
- 岸田派・菅派と麻生派以外に議員票をまとめられる謎のXが存在し、金などでまとめている
- 見えている票の流れは表向きに説明できる範囲にすぎず、裏で握られていても分からない
- 票が流れたという話自体も伝聞である
- 説明の不自然さ:
- 麻生が1回目は顔を立てるから最終決戦で入れてくれと言い、林が応じたとされる
- 1回目の投票の順位など誰も覚えておらず、この説明はどう考えても嘘である
- 総裁の座は山崎の合戦、関ヶ原レベルの天下分け目で、その後4年と自民党の存亡が決まる
- 小林鷹之との接点:
- 小林鷹之は堀口が動画にはっきり残る形で応援していた議員である
- 小林鷹之陣営は高市寄りと言われていた
■ 21. 余談: 鬼滅の刃の読み違い
- 善逸の祖父の最期:
- 責任を取らされたのではなく、自分から腹を切ったのである
- 自分の教え子から鬼を出したことを恥じて責任を取った
- 親方様が腹を切れと言うはずがない
- 引退して育手になっている以上、責任を取らされる立場ですらない
- 謝罪の作法:
- 言葉を間違えたのではなく、読み間違えていたのである
- 謝る時に嘘をつくべきではなく、まずそれを認めなければ治らない
- 切腹の実際:
- 介錯がなくとも、達人であれば腹を切ってから喉を突いて自死できる
- 手を首に添えて頸動脈を切る方法もよくある
- 人間は失血しなければ死なないため、腹を切った程度ではなかなか死ねない
- 頸動脈を切れば血圧が急落して意識を失い、すぐに死ぬ
- 腹の出血はじわじわで、10分程度かかる
■ 1. 背景と本稿の射程
- 日本での法改正の動き:
- 売春防止法制定70年に当たり、法務省が有識者らによる検討会での議論を開始
- 今秋の臨時国会か来年の通常国会での法改正をめざしている
- 争点の1つは買春の犯罪化であり、SNSでも議論を呼んでいる
- 売春防止法の特殊な建付け:
- 売春行為は違法とされながら、売春者を処罰する法律はない
- 処罰対象は斡旋業といった売春に関わる周辺行為のみである
- セックスワーカーを処罰対象ではなく更生対象と捉えていたためとされる
- 売春の歴史的位置:
- 「世界最古の職業」と呼ばれるほど古くから人類社会とともにある
- 同時に宗教規範をはじめ支配的な社会規範から非難に晒され周縁化もされてきた
- 性規範の多様性:
- 性は私秘的でありながら、恋愛や家族といった特別な人間関係とも密接に関わる
- 社会的再生産とも直結し、宗教観や文化と交わりながら多様な性規範が形成されてきた
- 各国法制度の3類型:
- 違法(アメリカ、日本など)、合法(ドイツ、オランダなど)、非犯罪化(ニュージーランドなど)に大別される
- フェミニズム内部の対立:
- リベラル・フェミニズムは女性の性的自己決定権の観点から売春の自由を容認する
- ラディカル・フェミニズムは女性の客体化、性搾取、男女格差の観点から禁止を主張する
- 各潮流の中でも立場は一様ではない
- 本稿の主張:
- 売春は倫理的に許容され、法的に禁止する事に正当性はない
- かつての禁酒法と同様、売春禁止は市民の自由を侵害する過ぎた規制である
- 求められるのは合法化や非犯罪化であり、法的立場や権利の保証による境遇改善に繋がる
- 主張の限定性:
- 主張は法的禁止に正当な根拠がない事と、苦痛量を低減させるのは合法化ないし非犯罪化である事の2点
- 売春を賞賛するものでも推奨するものでもなく、付随する価値評価については中立の立場を取る
- 合法化と非犯罪化の選択:
- どちらがより適切かまでは議論を進めていない
- 合法化は合法売春の待遇を改善する一方、公認されない闇売春の地下化を伴い待遇が劣悪になる傾向がある
- 総苦痛量の減少に繋がるためどちらかといえば非犯罪化を支持するが、判断は実証データによるべきである
■ 2. 議論の前提
- 検討対象の定義:
- 理性的な成人同士の間でお互いの合意の元に、金銭と引き換えに性交渉を行う事を対象とする
- まず抽象的に売春という行為それ自体の道徳的是非を論じ、原理原則を見出して実社会への適用を検討する
- 先行研究の位置:
- 分析応用倫理学で最初に大々的に正面から売春を分析したのはEricsson(1980)と思われる
- フェミニズムにおける性市場の哲学的議論の概観はShrage(2025)のSEP記事にまとまっている
- 外在的要素の分離:
- 犯罪化による地下化や社会的スティグマは売春を内在的に構成する要素ではない
- よって売春それ自体の倫理的妥当性の検討においては一旦脇に置く
- 全ての売春の容認ではない:
- 人身売買による強制的な売春や未成年による売春は前提条件に当てはまらず許容されない
- 農作業自体は許容されても、奴隷制による強制労働や児童労働による農作業は許容されないのと同じである
- 許容性の定義:
- 法的・社会的にその行為を禁止するに足る、十分に強固な正当な理由がない事を指す
- 殺人や暴行、窃盗や詐欺にはその理由があるが、売春それ自体にはない
- 道徳的賞賛ないし非難に値するかは別として、個人の自由を尊重する以上認めざるを得ないという事である
- 許容と道徳的評価の区別:
- まだ着られる服を寄付せず捨てる事は誉れることではないが、自由の尊重や所有権の観点から許容される
- 同様に売春が道徳的に誉れることでなくとも、自由の尊重や自己所有権保護の観点から社会的には許容される
■ 3. 自由の擁護
- 自由主義からの導出:
- 周囲に危害を加えるなどの強い制限事由がない限り、個人の自由は最大限に尊重されるべきである
- ある考えや行為が大多数にとって気に食わないものであっても、この原則は変わらない
- 金銭授受の追加という論点:
- 成人同士が合意の元に性交渉を行う事は許容される、そうでなければ性行為自体が許容されない事になる
- 許容される行為に金銭の授受が追加された途端になぜ許容されなくなるのかを禁止論者は説明する必要がある
- 物理的性質の不変:
- 金銭のやり取りが発生しても行為の物理的性質は一切変わらず、新たに危害を生む物理的現象は発生しない
- 心理的不快感は自由主義社会において個人の自由を制限する理由にはならない
- 他の営みとの類比:
- 絵を描く事も描いた絵を売る事も許容され、マッサージも代金の受領も許容される
- 家を建てる事もサッカーをする事も、報酬を伴っても許容される
- 許容される行為に金銭取引を追加する事は圧倒的大多数で許容されており、例外を主張する側に挙証責任がある
- 金銭取引が問題となる事例の分析:
- 殺し屋稼業が許容されないのは、金銭取引以前にそもそも人殺しが許容されないからである
- 奴隷売買が間違っているのは、人身売買以前に人間を支配する事自体が間違っているからである
- 票の売買の禁止は、それが政治的平等や1人1票という民主主義の制度自体を損なうからである
- 売春との相違:
- 売春における性行為はそもそも倫理的に問題のある行為ではなく、根本的な制度破壊も伴わない
- 自由を制限するならそれ相応の強い根拠を示す必要があるが、そのような根拠はない
■ 4. 危害の内在性と外在性
- 危害の性質の区別:
- 危害がその行為に内在的・必然的に存在するのか、偶然的に外在的に相関するのかを区別する必要がある
- 後者の場合はどれほどその相関が強いのかを見極める必要がある
- 苦境の主因は外在的要素:
- 犯罪化・地下化に伴う疎外や排除、貧困、法的保護の不在が挙げられる
- 斡旋業者による搾取的な中抜き、過酷な労働条件、顧客や斡旋業者の暴力といった危険な労働環境も要因である
- 公的福祉・行政サービスや警察へのアクセスの難しさ、社会的スティグマも要因である
- 対処の方向:
- 苦しみを軽減するなら法的禁止をやめ、合法化や非犯罪化で社会的地位と法的権利を保障すべきである
- 社会に存在する貧困自体の解消も求められる
- 暴行への対応:
- 顧客による暴行は端的に暴行罪であり逮捕されるべきだが、売春が非合法だと警察に頼りづらくなる
- 抑止のために暴力団といった犯罪組織が風俗店のバックについている事はよくある
- 犯罪化を改めて警察に頼る障壁を下げ、雇用主や産業が安全な職場環境を整備すべきである
- 搾取への制度的対応:
- セックスワーカーの立場の弱さが雇用主による搾取や過酷使役を可能にしている
- 権利の保障や法的保護、司法へのアクセス、労働法の整備、団体交渉により改善されるべきである
- 身体的・心理的負荷という反論:
- 格闘家をはじめとするスポーツ選手や鳶職は身体的損傷のリスクを伴うが禁止されない
- カウンセラーや救命士は高い心理的負荷を伴うが禁止されない
- 求められるのは労働者の安全を確保する適切なレギュレーションによる制限と介入であり一律禁止ではない
- リスク閾値の恣意性:
- 外在的危害要因を改善した後に売春が他職業より明らかにリスクが高いかは実証的に自明ではない
- 自由を制限するに足る閾値を超えているとする場合、その閾値設定が恣意的でない根拠が明らかでない
- 裸体と感情労働:
- 裸を晒す行為はヌードモデルや俳優の演技において許容されている
- 私的空間で裸を晒す事は同意の元であれば問題がない
- 性的関心を偽る事も俳優において許容され、多くの接客業は現に感情や立ち振る舞いを繕っている
- 望まない労働という反論:
- 多くの職業で従業者が100%納得して労働しているかは疑わしく、必要に迫られている場合が多い
- 嫌々やっている事をもって仕事を禁止するなら殆どの仕事が禁止されてしまう
- 強制売春の位置づけ:
- 人身売買や借金による強制はそれ自体が問題であり、農業であっても同様に問題になる
- 現状の問題の承認:
- 現行の売春が多大な苦痛を生む産業構造になっており、現に苦しんでいるセックスワーカーがいる事は否定しない
- それらの苦しみは犯罪化を中心とした社会的環境によって外在的に引き起こされている
■ 5. 危害との不可分性への反駁
- 想定される反論:
- 父権主義や男女格差を踏まえれば売春産業は外在的な害と不可分であり、害の最小化は禁止であるという主張
- 容認派は空理空論で現実社会の複雑さと無惨さを理解していないという批判である
- 挙証責任の所在:
- 自由に基づく擁護が正しい以上、原理原則として売春の自由の尊重が先行・優先される
- 不可分に害と結びついているが故に制限せざるを得ないとするなら、その実証的・因果的挙証責任は禁止論者側にある
- 害の非必然性:
- 成人同士が同意の上で性交渉をし金銭的取引が発生する事に外在的な害が伴わないのは論理的に可能である
- 人身売買でない事、強制でない事、他の生活手段が選択可能な事、労働の権利が保障される事も論理的に可能である
- 現実的な拒否権の保証、警察、医療、弁護士への容易なアクセスも同様に可能である
- 社会改革の現実性:
- 法律を変える事は当然でき、現に合法化や非犯罪化された国々は存在する
- 法整備により法的権利や保護が保証され、社会的スティグマの解消にも寄与する
- 同性愛のアナロジー:
- Moen(2014)は歴史的に禁忌として禁止された同性愛をアナロジーとして説明している
- 同性愛者の差別や苦痛、自殺率の高さは同性愛に内在するのではなく外在的・社会的に引き起こされている
- 現に苦しんでいる以上その元となる同性愛を禁止すべきだ、という結論には当然ならない
- 取り組まれるべきは同性婚容認といった法的・社会的変革である
- 同性婚を認めた国々では状況は確実に改善し、大衆文化での表象も増え、社会的理解の機運も高まっている
- 売春への適用:
- 取り組まれるべきは外在的・社会的害を軽減する社会変革であり、思考停止・現状追認の売春禁止ではない
- Moen(2014)の位置づけ:
- 「売春は危害を生む」という8つの論証を取り上げ、それぞれについての反証を展開している
- そこでの議論とリアクションペーパーによる応答は売春の危害の議論を理解する上で参考となる
- 危害についての整理:
- 売春に伴う苦痛は大部分で外在的・偶然的に発生しており、必然的・内在的に伴うものではない
- 外在的要因は犯罪化による法的保護やレギュレーション整備の不在に起因し、社会制度変革により対処可能である
- 不特定多数との性交渉に伴う身体的・心理的リスクは他職業と本質的に相違なく、一律禁止を正当化しない
- 禁止による害の最小化への疑義:
- 売春の一律違法化や今回議論となっている買春の違法化が本当に危害を最小化するのかは実証的に不明である
- 一律禁止は売春の地下化を招きセックスワーカーをより苦境に陥れるとする実証的研究もある
- 売春への参入を抑制し総数を減らす抑止的効果はあり得るが、その分苦境を悪化させるようでもある
■ 6. 売春例外論の検討
- 売春の独自性:
- 他の労働や売買と違い売春だけの禁止に固執するなら、残る独自性はおおよそ性器の使用と性行為くらいである
- 同意に基づく性行為が認められる以上、なぜ金銭取引を介した場合に禁止されるのかを説明する必要がある
- 「性行為の哲学」による禁止論:
- 生殖器の触れ合いという最低限の物理的説明を超え、性行為はこうあるべきだという規範的定義を打ち出す方向性
- 参加者同士の関係性や心理的態度、行為の意味付けや価値に関わるものと考えられる
- その理論的コスト:
- 賛否両論を呼ぶ「性行為とは何であるか」の理論を打ち出し、それが正しい事を論証しなければならない
- 性に対する態度や価値観は多様であり、打ち出される哲学は一個人の主観でしかない
- 説得的だと思わない人々には売春禁止を納得させられない
- 売春が性行為でないとする場合の困難:
- 重い理論から導かれる反直感的結論であるだけでなく、売春が一体どういう行為なのかを説明する必要がある
- その性行為ではない何かがなぜ倫理的に問題なのかも説明しなければならない
- 「本来あるべき性行為」でないとする場合の困難:
- 何をもってそうなのかを説明し、それがなぜ禁止すべき事なのかも説明しないといけない
- 友情の類比:
- 友情は金で買えず、買った時点でそれは最早友情ではないとされる
- 仮に性愛も同様だとしても、金で友情を買うサービス自体を倫理的に禁止するに足る理由はない
- 一定時間友達の振りをしてもらう事は当事者同士の自由の行使と合意の範疇である
- 売春が性愛を損ない褒めるに値しないとしても、自由の行使の範囲内であり禁止に足る理由はない
- そもそも売春は性愛すら取引しておらず性行為しか取引していないとも言える
- 「性愛の哲学」の限界:
- 売春が性愛という制度を損なうと主張するには、その哲学の普遍的正しさを根拠づける必要がある
- さらにその規範が個人の自由を束縛する程の強制力を正当化できる事を論証しなければならない
- 性愛への向き合い方も多様であり、単なる性規範の押し付けになるのが関の山である
- 非難と禁止の区別:
- 売春が良くない性愛であるとする事と、一律法的禁止とする事の間には大きなギャップがある
- 意地悪な性格は倫理的非難に値するが、それによって逮捕されるべきではない
- 嘘をつく事は多くの場合倫理的に間違っているが、偽証罪や詐欺などを除いて法的には罰せられない
- クラシック愛好家にジャズが醜悪に思えても、それがジャズを禁止する理由にはならない
- 売春が価値観に反し道徳的非難に値すると考える事と、倫理的・法的に禁止できないとする事は両立する
- 性器へのアクセスの売買:
- 我々は身体を使ったサービスの提供を既に許容しており、肉体労働全般やマッサージ、格闘技がそうである
- 自己保有する身体の一部である性器の使用や接触だけがなぜ禁止されるのかは不明である
- 身体の「使用」の類比:
- プロのヘアモデルは髪の毛を美容師に触られ、モデルや練習台に使われる事を許容している
- Nussbaum(1998)の例では、前立腺治療の研究のため報酬と引き換えに医師に前立腺を調べさせる行為が挙げられる
- それは身体の一部を使用させる行為であり性行為以上に物理的侵食性すらあるが、倫理的にも法的にも問題がない
- 「性は特別」という主張への要求:
- 性は神聖であるといった言いっぱなしではなく、なぜそう言えるのかを説明する必要がある
- そのような直感や嫌悪感は文化的・社会的に調整された嗜好でしかない
- その選好に則って自らは売春に関与しない自由はあるが、他者の自由を制限する根拠にはなり得ない
■ 7. 性的自律と権利放棄の3区分
- 性の特別性の所在:
- 性はある意味で特別であり、それは性的自律というものが非常に重要である点にある
- 禁止論者の真の懸念:
- 金銭というインセンティブ構造による同意が、本来保護されるべき性的自律を侵害していないかという論点である
- 金によって本来はしたくない性交渉をしている状態は性的自律に反するのではないかという懸念である
- 通常の仕事との対比:
- 金目的で嫌々、しかし自発的に証券会社で働く事自体は許容される
- セックスワークを他の仕事と同列に捉えるなら、金目的で嫌々行う事も許容される事になる
- これは「セックスワーク・イズ・ワーク」の議論とも関わる
- セックスワークの位置づけ:
- 多くの面で他の仕事と同じであり、同様の法的保護を受けられるべきである
- 同時に性的自律を尊重しなければならないため完全には同列でなく、性的自律を尊重する制度設計が要請される
- Andersonの批判:
- ラディカル・フェミニズムの立場から、性的自律の重要性を理由に売春の合法化を批判する
- 職務内容が再定義され性的な業務を含む可能性、性的労働の能力がある人に福祉が拒否される可能性を挙げる
- 性的サービスを含む契約が法的拘束力を持ち、裁判所が執行を求められる可能性を挙げる
- 企業が従業員の性的行為を監視する可能性、従事者が顧客受け入れで差別禁止基準の遵守を求められる可能性を挙げる
- 政府が従事者の健康状態を検査し、勤務外での危険な性的行動を禁止する可能性を挙げる
- 企業が「性を買うこと」への偏見を変えるため積極的マーケティングを行う可能性を挙げる
- 学校が生徒に性産業で働く選択肢について進路指導や助言を行わなければならなくなる可能性を挙げる
- リストの論点:
- Anderson自身は合法化により実際にそうなるとは考えづらいとし、現に合法化された国々でも生じていない
- 理論上は許容されうるという点が論点であり、多くの人々はそのような社会を許容し難いと直感する
- 性的自律の定義:
- 自らの性や性行動、性関係について自らの意思で自由に主体的に決定し、最終決定権を持つ状態を指す
- Andersonはリストの状況が性的自律を著しく侵害するが故に許容し難いと考える
- よって売春も性的自律を侵害ないし脅かす行為として禁止されるべきだと主張する
- Libertoの反論:
- Feinbergの権利論に着想を得て権利放棄には3種類あるとし、Andersonの推論はその区分の無視による誤謬とする
- 弱い権利放棄:
- 一時的に権利放棄を選択しているが権利保有者である事は変わらず、任意のタイミングで差し戻せる状態である
- 自宅に客人を招く状況に例えられ、家主はいつでも客人を追い出せる権利を有している
- 強い権利放棄:
- 一定期間の権利譲渡をしている状態であり、家をリースする状況に例えられる
- 契約が遵守されている限り、リース主はその家を好きにはできない
- 権利の完全放棄:
- 権利自体を完全に失った状態であり、家の売却に例えられる
- Libertoの帰結:
- 売春容認派が容認しているのは性的自律における「弱い権利放棄」でしかない
- 「弱い権利放棄」はむしろ性的自律の行使の一環であり、性的自律を脅かすものではない
- よって性的自律の保護を理由に売春を禁止すべきというAndersonの主張は成り立たない
- そもそも性行為を可能にするのも「弱い権利放棄」であり、いつでもアクセスを絶つ権利を保有している
■ 8. 許容される売春の条件
- 許容される売春の形式:
- セックスワーカーが自らの意思で性交渉相手を選別でき、いつでも性交渉を中断できる自由を持つ形式である
- 報酬は性交渉成立時のみ支払う後払い形式か、前払いの場合は中断による払い戻し対応となる
- 顧客は中断に際して性交渉の義務を要請できず、性交渉を受ける権利も有さない
- 斡旋業者への規制:
- 売春相手を取り決め斡旋する業者はセックスワーカーの性的自律を脅かす可能性があり、規制の必要があり得る
- 議論の本質の転換:
- 売春自体が禁止されるか許容されるかではなく、どのような売春が許容されるのかが本来の議論の本質である
- 他の仕事との決定的差異:
- セックスワークは「強い権利放棄」が認められず「弱い権利放棄」までしか認められない
- 多くの仕事が「強い権利放棄」を認める限りにおいて、セックスワークは一線を画す特殊な仕事である
- Andersonのリストを他の仕事に置き換えた途端に許容性が認められる事がその証左である
- 置き換えた場合の例:
- 職務内容がコンピュータ作業を含むよう再定義される事や、家を貸す契約が司法により執行される事は許容される
- 顧客対応の監視、保険代理店への差別禁止基準の適用、看護師の健康状態検査も許容される
- 出会い系アプリへの偏見を変えるマーケティングや、介護職への進路指導も許容される
- 構造的・非人格的な侵害:
- 特定の行為者による侵害だけでなく、構造的・非人格的な性的自律の侵害もあり得る
- 経済的苦境により売春以外に生活の収入を確保できない状況での従事がこれに当たる
- 誰の強制でもないが生活の必要に迫られ実質的に強いられており、性的自律の行使に基づかない
- 買春の倫理的評価:
- 他の選択肢があれば売春をしたくないセックスワーカーは性的自律を行使できていない
- そのようなセックスワーカーを相手に買春する事は性的自律の尊重に反し倫理的に許容されない
- 他職業との違いの帰結:
- 「強い権利放棄」が認められる多くの仕事では、望まない仕事が唯一の生活手段であっても許容される
- 売春においては性的自律の尊重が重要なため許容されない
- 他の選択肢があっても売春を選択する人の場合は、唯一の生活手段であっても理論的には侵害に当たらない
- 求められる対応:
- 望まない売春を強いられている場合、要請されるのは買春ではなく慈悲の義務や行政保護へのアクセスである
- ひいては社会における貧困解消がそもそも求められている
- 現行の性風俗産業の問題:
- 法律で禁止されているため周縁化、地下化、疎外、法的保護の不在、労働法の不適用が生じている
- 警察や司法や公共サービスへのアクセス障壁がセックスワーカーを苦境に陥れている
- 風俗店等に勤務するセックスワーカーには性交相手を拒否できる実質的、現実的権利がない
- 対価に対して性交渉を同意できる相手かというセックスワーカー側の自律が尊重されなければならない
- 貧困や借金、障がいにより望まずセックスワークを選ばざるを得ない状況は性的自律の侵害であり福祉の介入を要する
■ 9. ラディカル・フェミニズムとの異同
- 合意点:
- 現行の売春産業が男性優位であり、女性蔑視的な価値構造の下にある事は認める
- 現行の性産業が父権社会的で男性中心であるという問題意識には大部分で同意する
- ハリウッド映画の類比:
- Gauthierの例では、黒人やアジア人が偏見に満ちたステレオティピカルな表象をされてきた
- そのような表象は蔑視であり差別であり問題であった
- しかしそれをもって映画産業における表象や出演自体を禁止すべきだとは当然ならない
- 徹底的に批判されるべきはあくまで偏見的・差別的な表象である
- 相違点:
- 売春においても女性蔑視的、男性中心的な表象や消費が批判されるべきであり改革が必要である
- それをもって売春自体を禁止するというのは飛躍である
- それらは売春に内在する要素ではなく外在的・社会的要素であり、父権社会の問題として別途取り組まれるべきである
■ 10. 結論
- 禁止根拠の不在:
- 売春が倫理的に間違っている、禁止されるべきであると思うなら相応の根拠を提示しなければならない
- よくよく考えてみるとそのような根拠は見当たらない
- 求められる制度:
- ごく一般的な個人の自由の尊重から、売春を禁止するに足る十分な理由は存在しない
- 故に売春に対する法的な一律禁止は正当化できない
- 合法化ないし非犯罪化により外在的・社会的障害を取り払い、売春に伴う苦痛量を最小化すべきである
- 許容される売春の条件:
- 売春相手の選定と性交渉の中断についての最終決定権をセックスワーカー自身が常に保持・行使している事
- 売春以外の生活手段が現実的に選択可能でありながらも売春を選択した場合である
- 人身売買や貧困によるやむを得ない売春は性的自律を侵害するため許容されない
■ 1. 全体評価
- 分析哲学の作法に沿った体裁:
- 主張の射程を明示し、想定反論を列挙して応答する姿勢は評価できる
- 参照文献はEricsson、Anderson、Liberto、Moen、Nussbaum、Gauthier、SEPと当該論争の一次文献を押さえている
- 論証中核の循環:
- 論証の中核をなす内在/外在の区別に判定基準が与えられていない
- 実質的には対象の定義によって害を外在側に振り分ける構造であり、循環論法の疑いを免れない
- 前半と後半の転回:
- 第3〜6章で性は特別ではないと論じ、第7章で性的自律は特別に重要であると転回している
- 前半の類比論証の大半が著者自身の後半の主張によって無効化されている
- 最大の欠陥は無出典:
- 苦境の主因は外在的である、一律禁止は地下化を招くという負荷の大きい経験的主張が完全に無出典である
- 参照文献リストに実証研究が一件も含まれていない
■ 2. 内在/外在の判定基準の不在
- 論証全体の依存点:
- 売春それ自体に内在的な害はなく害は外在的であるという一点に本稿の論証全体が依存している
- どの要素を内在、どの要素を外在と判定するかの基準が最後まで示されない
- 定義による害の配分:
- 検討対象を理性的な成人同士の合意に基づく金銭と引き換えの性交渉と定義している
- 犯罪化、スティグマ、貧困、斡旋業者を分析上脇に置くと宣言している
- この手続きにより害があらかじめ外在側に配分されることが定義上保証される
- 結論に都合の良い前提選択:
- 循環論法の構造を持つ
- 農作業と奴隷制の類比は手続きの正当性を説明せず、同じ手続きが恣意的に適用されうることの例示にとどまる
- 著者自身による自己矛盾:
- 第4章から第5章にかけて内在的な害はないと述べた直後に、不特定多数との性交渉に伴う身体的、心理的リスクはあり得ると認めている
- 当該リスクは行為それ自体から生じるため、著者の定義に従えば内在的な害である
- 内在的な害はないという命題と行為由来のリスクはあるという命題は両立せず、端的な自己矛盾である
- 論点のすり替え:
- 他の職業と本質的に相違ないという続きは内在性の否定ではない
- 内在的害の存在を認めた上でその程度を比較する別の論点へのすり替えである
■ 3. 金銭の追加は何も変えない論証の自壊
- 第3章の中心的論証:
- 合意ある性交渉に金銭授受が加わっても一連の行為の物理的性質は一切変わらないため新たな危害は発生しないという構成
- 危害の物理的還元:
- 著者は他の箇所で心理的負荷や性的自律の侵害を道徳的に重要な害として扱っており、この還元は自説と整合しない
- 物理的性質が不変であることは規範的性質が不変であることを何ら含意しない
- 後半の自説による取り消し:
- 第7章で金銭というインセンティブ構造による同意が性的自律を侵害していないかという論点を正面から受け止めている
- 貧困下の売春については金銭が同意の質を損なうと認めている
- 金銭が同意の質を左右しうるのであれば、金銭の追加は何も変えないは偽である
- 票の売買のダブルスタンダード:
- 票の売買が禁止される理由を民主主義という制度自体を損なうことに求めている
- これは物理的性質を変えず金銭の介在のみによって行為が不許容になる事例であり、著者の一般則の反例である
- 売春は性愛という制度を損なうという同型の制度論は第6章で理論的コストが高いとして退けられている
- 制度への言及を自説に有利な場面では禁止根拠として認め、不利な場面では退けるのは一貫性を欠く
■ 4. 挙証責任の一方的配分
- 反対論者への挙証責任の転嫁:
- そう主張する側に挙証責任がある、実証的、因果的挙証責任は禁止論者側にあると明言される
- 挙証責任の配分自体が争点を含む実質的な主張であり、自由主義の枠組みを所与とすることで成立している
- 自由主義の無擁護:
- 著者は自由主義の原則を前提として提示するのみで、それを擁護する論証を行っていない
- 共同体主義、完全主義、カント的な道具化批判、ラディカル・フェミニズムはいずれも配分そのものを争う
- 配分を宣言によって確定させる手続きは論点先取に近い
- 無知に訴える論証:
- 根拠はないように思える、根拠は見当たらないという形で、根拠を発見できなかったことを不存在の証拠として扱っている
- 結論部でも同じ形式が反復され、修辞的な断定が論証の代替として機能している
- 当然の一語による処理:
- 心理的不快感は自由主義社会において個人の自由を制限する理由に当然ならないという記述も同様である
- 危害原則において何が危害に数えられるかはFeinberg以来の主要論点である
- Libertoを通じてFeinbergを援用しておきながら、この点を当然の一語で処理している
■ 5. 経験的主張の無出典
- 要所に置かれた無出典の実証言及:
- 様々な実証データで明らかになっている、一律禁止は売春の地下化を招きセックスワーカーをより苦境に陥れているとする実証的研究もあるという記述が論証の要所に置かれている
- 研究名、著者、対象国、年、数値のいずれも示されていない
- 参照文献リストはEthics、Journal of Medical Ethics、Hypatia、The Journal of Legal Studies、SEPの哲学文献のみで構成され、実証研究は一件も含まれない
- 挙証責任配分との結合による二重基準:
- 反対論者には実証的、因果的挙証責任を課す一方、自説の経験的前提は無出典の一般的言及で済ませている
- 売春に伴う全体苦痛量を低減させるのは合法化ないし非犯罪化であるという第二の主張は純粋に経験的であり、実質的に無根拠のまま提示されている
- 留保と断定の位置の食い違い:
- 脚注2では合法化と非犯罪化のどちらが適切かは実証データにより判断されるべきとし、非犯罪化支持を思われるという推測にとどめている
- 本文冒頭では同じ命題が本稿の二本柱の一方として断定的に提示される
- 結論部の断定は提示された証拠を超えている
- 展開されない自己批判の材料:
- 合法化が闇売春の地下化を伴うという脚注2の指摘は、禁止が地下化を招くという著者の因果図式を複雑化させる材料である
- 本文ではこの点が展開されない
■ 6. 性の特別性をめぐる転回
- 立場の反転:
- 第6章まで性は特別だという直感を文化的、社会的に調整された嗜好でしかないと退けている
- 同章末で性はある意味で特別であり、それは性的自律が非常に重要である点にあると立場を転回している
- 自説へのdebunking論法の不適用:
- 売春への嫌悪感が文化的に調整された嗜好に還元されるのであれば、性的自律を他の自律より重く扱う直感が同じ還元を免れる理由が示されなければならない
- 本稿にその説明はなく、自己の立場への無自覚な偏りであり論証の対称性を欠く
- 前半の類比論証の失効:
- 絵画、マッサージ、建築、サッカー、ヌードモデル、俳優、ヘアモデル、前立腺検査の列挙は性が他の営みと同様であることを支えるために動員された
- 著者自身が最終的に性の例外性を認めるため、これらの類比は結論を支えきれない
- 不完全な帰納:
- 列挙は金銭取引が問題にならない事例のみを集めたものである
- 争点が性が例外であるかである以上、非例外事例の枚挙は不完全な帰納にとどまる
■ 7. 許容性概念の多義性
- 定義の提示:
- 許容性を法的、社会的にその行為を禁止するに足る十分に強固な正当な理由がないことと明示的に定義した点は評価できる
- しかし以後この定義が保たれていない
- 定義代入による結論の反転:
- 貧困等により他の選択肢がない相手への買春を性的自律の尊重に反しており倫理に許容されないと述べている
- 定義を代入すれば、当該買春には禁止するに足る十分に強固な正当な理由があるという意味になる
- 本稿は自らの定義に従う限り一定範囲の買春の禁止を支持する結論を導いており、禁止論を退けるという立て付けと正面から衝突する
- 倫理的非難と解した場合の瑕疵:
- 倫理的非難の意味で許容されないを用いているのであれば、第6章で自ら強調した倫理的非難と法的禁止の隔たりに照らして用語の使い分けが必要である
- その区別が明示されておらず、いずれの解釈を採っても瑕疵は残る
- 多義語の濫用が実質的な結論の矛盾を生んでいる
- 判別不能な解釈:
- 禁止すべきでないと考えつつ非難のみを述べているという解釈も可能ではあるが、文章中の記述からは判別できない
■ 8. Liberto の3区分の適用の粗さ
- 本稿で最も切れ味のある部分:
- Feinberg由来の権利放棄の3区分である弱い放棄、強い放棄、完全放棄の導入は有効である
- Andersonの事例リストを他職業に置き換えて対比させる操作は、セックスワークの特異性は強い権利放棄を認めない点にあるという命題を明快に示している
- 項目ごとの検討の欠如:
- Andersonの8項目のうち、性的労働の能力がある者への福祉の拒否と学校による性産業への進路指導は購入者への性的自律の譲渡を含まない
- これらは国家による圧力の問題であり、弱い放棄の枠内でも生じうる
- 3区分を8項目に一括適用してAndersonの主張が成り立たなくなると結論しており、反駁は不完全である
- 理想化された定義への依存:
- 著者自身が現行の風俗店では性交相手を拒否できる実質的、現実的権利がないと記述している
- これは市場化された売春が構造的に強い権利放棄へ傾く傾向を示す観察である
- 売春は弱い権利放棄しか要請しないという命題が理想化された定義についてのみ真であることを著者自身が示しており、論点1の循環構造が再現している
■ 9. ラディカル・フェミニズム批判の藁人形
- 主張の置き換え:
- ラディカル・フェミニズムの主張を女性蔑視的、男性中心的な表象や消費の問題として要約し、Gauthier経由でハリウッド映画における人種的マイノリティの表象と類比している
- 中心的な論証は表象の偏りではなく、性の商品化という取引それ自体が女性の従属を構成するという主張である
- 前者に置き換えて反駁しており、相手の主張の歪曲に当たる
- 出典の偏りと選択的な論敵設定:
- ラディカル・フェミニズム側からはAndersonのみが取り上げられ、性の商品化を論じる系譜は本文で検討されない
- 冒頭で朝日新聞の連載と上野千鶴子氏のインタビューに言及しながら、その内容に一度も応答していない
- 争点設定としても不均衡である
- ハリウッドの類比の不整合:
- 当該類比は表象を改めるべきであり出演を禁止すべきではないという構造を持つ
- ラディカル・フェミニズムの主張が取引の構成的性質にあるならば、対応するのは出演の是非ではなく取引の是非であり、類比は争点をずらしている
■ 10. 同性愛アナロジーの射程
- 有効な範囲:
- Moen(2014)に依拠する同性愛の類比は、現に害が生じていることから当該行為の禁止を導く推論形式の不当性を示す点では有効である
- この限りで本稿の応答は成功している
- 射程の限定:
- 同性愛には対価を支払う相手方、雇用主、斡旋業者、産業構造が存在しない
- ラディカル・フェミニズムや買春犯罪化論が問題視するのは市場と第三者の行為であり、当該類比はこの部分に届かない
- 売春についても同様にという一般化には類比の非対称性を埋める論証が必要である
- 議論の外部化:
- Moenが8つの論証に反証したことを紹介し参考となるとして内容を示さない処理は、最も負荷の高い危害の論点における議論の外部化である
- 権威への依拠に接近している
- 文献リストにあるAnderson(2014)、McDougall(2014)、Westin(2014)というMoenへの批判論文の内容も本文では検討されない
■ 11. 許容条件と政策結論の乖離
- 提示された許容条件:
- 相手の選定権、性交渉の中断についての最終決定権の常時保持、売春以外の生活手段が現実的に選択可能であることの三点である
- 条件は厳しく、現実の売春のうちどの程度が該当するかについて一切の見積もりが示されない
- 理想形と政策結論の距離:
- 著者は現行の風俗産業が性的自律を保障できておらず拒否権が実質的に存在しないと自ら記述している
- 現実の売春の大半が許容条件を満たさないのであれば、理想形は許容されるから一律禁止は正当化できないへの距離は想定より大きい
- 制度の比較は経験的問題であり、著者自身がその点は実証的に不明だと認めている
- 自説が買春規制を支持しうる可能性:
- 貧困による選択肢の不在が性的自律の侵害であり、そのような相手への買春が許容されないのであれば、需要側への介入を選ぶ制度設計は著者の前提から導出可能である
- 本稿はこの可能性を検討せず、買春の犯罪化を効果が不明な措置として退けるにとどまる
- 自説が反対側の政策を支持しうる点への無自覚は論証の網羅性における重大な欠落である
- 許容条件の運用可能性の欠如:
- 買春者が相手の経済状況や他の選択肢があれば売春をしたくないかという反実仮想的な選好を知る手段は示されない
- 他の選択肢があっても売春を選択する人であれば唯一の生活手段であっても侵害に当たらないという判定は観察不可能な内的傾向に許容性を依存させており、検証可能性を欠く
- 立法判断への接続の欠落:
- 結論は日本の法改正論議に向けられているが、脚注1で著者は法律の門外漢であることを自認している
- 本文では日本の売春産業の実態、売春防止法の運用、支援法制の変遷のいずれも扱われない
- 門外漢であることの開示は誠実だが、開示は論証の欠落を埋めない
■ 12. 望まない労働論の反転
- 第4章の反論却下:
- 多くの職業が必要に迫られた不本意な労働であることを指摘している
- 嫌々やっていることを理由に仕事を禁止するなら殆どの仕事が禁止されてしまうとして当該反論を退けている
- 最終部での自己撤回:
- 貧困により他の選択肢がなく本人が望まない売春は性的自律の侵害であり許容されないと結論している
- これは第4章で退けたはずの構図そのものである
- 性的自律の特別性によって架橋しようとしているが、第4章の記述は反論一般の却下として提示されており、後に自ら採用する論点を含んでいたことへの言及がない
- 論述の順序として前半の断定が後半で実質的に撤回される構造になっている
■ 13. 修辞とレッテル貼り
- 断定の強度が論証の強度を上回る:
- よくよく考えてみると、当然、関の山といった表現が論証の要所で反復されている
- レッテル貼り:
- 思考停止、現状追認の売春禁止、言いっぱなしという記述は主張内容ではなく主張者の態度を否定する表現である
- 反論提示の質のばらつき:
- 不可分性の反論を容認派は空理空論で現実社会の複雑さと無惨さを理解していないという形で反対側の声として提示した箇所は、反論を弱めずに立てる姿勢であり評価できる
- 同一の文章内で反論提示の質にばらつきがある
■ 14. 評価すべき点
- 射程の明示と争点の限定:
- 主張の射程が冒頭で明示され、賞賛でも推奨でもなく価値評価については中立であると宣言されている
- 争点の限定は論争的テーマの扱いとして適切である
- 許容性の定義:
- 許容性を禁止根拠の不在として定義した点は、維持されていないとはいえ手続きとして正しい
- 構成の明快さ:
- 想定反論を章単位で立て、危害論、不可分性、性行為の哲学、性器へのアクセス、Andersonの性的自律論、ラディカル・フェミニズムと順に応答する構成は明快である
- 脚注における誠実な態度:
- 脚注3で自説の弱点になりうる芸術純血主義の想定を自ら置いている
- 脚注2で結論の未決部分を留保し、脚注1で専門外であることを開示している
- 立場の独自性:
- セックスワーク・イズ・ワークに安住せず、Libertoの3区分によってセックスワークの特異性を積極的に認めている
- この論争における立場としては独自性があり、単純な容認論より精度が高い
■ 15. 採点結果
- 論理構造(3/5):
- 章構成と反論への配置は明快である
- 性は特別でない/性的自律は特別、金銭は何も変えない/金銭が同意の質を損なう、望まない労働は禁止理由にならない/必要に迫られた売春は許容されないという三組の内部矛盾が構造に残っている
- 説得力(3/5):
- 自由主義の枠組みを共有する読者には有効である
- 挙証責任を宣言によって配分している点と自己矛盾により、枠組みを共有しない読者を説得する設計になっていない
- 主張の妥当性(3/5):
- 第一の主張は慎重に限定された標準的な立場として擁護可能である
- 第二の主張は提示された根拠を超えて断定されている
- 結論の許容条件が実際の売春をどこまで含むかが不明なため政策的含意が定まらない
- 証拠の質(2/5):
- 哲学文献の参照は適切である
- 論証の負荷が最も大きい経験的主張が全て無出典で、参照文献に実証研究が一件も含まれない
- 論理的健全性(2/5):
- 内在/外在の定義による害の配分という循環論法が認められる
- 根拠が見当たらないことを不存在の証拠とする無知に訴える論証が認められる
- 挙証責任の一方的配分と制度論の使い分けという二重基準が認められる
- ラディカル・フェミニズムを表象の問題に置換する藁人形、非例外事例の枚挙という不完全な帰納、自己免除的なdebunking、レッテル貼りが複合している
- 反論への応答の網羅性(3/5):
- 主要な反論を明示的に立てる姿勢は評価できる
- 危害論の核心をMoenへの参照で外部化し、Moenへの批判論文を文献に挙げながら検討していない
- カント的な道具化批判と性の商品化論を扱わず、自説が買春規制を支持しうる可能性も検討していない
- 概念の一貫性(2/5):
- 許容性が禁止根拠の不在と倫理的非難の間で揺れている
- 内在/外在に判定基準がなく、性の特別性が否定と肯定の両方で用いられている
- 検証可能性(2/5):
- 許容条件が観察不可能な反実仮想的選好に依存している
- 経験的主張に出典がないため、第三者による検証や反証の手続きが確保されていない
- 政策的含意の整合性(2/5):
- 日本の立法論議を名指しで動機としながら、実態、運用、支援法制のいずれにも接続していない
- 自らの許容条件が現実の売春の大半を排除しうる可能性と、それが政策結論に与える影響を検討していない
- 合計:
- 24 / 45
■ 1. 三宅香帆の批評文への評価
- 想像以上に酷い文章:
- 評論家の三宅香帆の「批評の文体をひらきたい」を読み、想像していたよりもずっと酷いと感じた
- こんな人が「文学」だの「批評」だの言い出したら世も末だが、「世」に期待するのをやめたので何と言えばよいかわからない
- 文芸評論家という肩書:
- 三宅はXのプロフィールに文芸評論家という珍しい職でごはんを食べていると書いており、愛好家やファンではない
- その肩書でこの文章を堂々と出せる事に驚き、とうとうここまで来たかと感じる
■ 2. 文体のみを語る批評
- 内容への言及の欠如:
- 最大の問題は「文体がかっこいい」「文体が好き」と言うだけで、その文章が何を語っているかという内容に一切触れていない事
- 三宅の記述:
- 小林秀雄の文体はかっこいい、蓮實重彦も柄谷行人も何を言っているかよくわからないが文体はかっこいい、と三宅は書く
- 問われるべきは内容:
- かっこいいかどうかではなく、何が書かれ何が表現されているのかを理解しているかが問われる
- それを理解できないのなら評論家と名乗れる身分ではない
- 小林秀雄の評価根拠:
- 小林秀雄が評価されているのは文体がかっこいいからではなく、その内容に価値があるからである
- かっこいいかどうかで文学者の価値が決められてはたまらない
■ 3. 主観の正当化
- 正直な告白なら問題なし:
- 小林秀雄は難しくてよくわからず自分には合わなかったと正直に言うのであれば問題はない
- 問題は自分の価値判断にあたかも正当性があるかのように語る点にあり、擁護する余地は全くない
■ 4. 私の方を向いている文体
- 有名批評家への違和感:
- 三宅は小林秀雄や蓮實重彦らの文章のどれも、私という読者のほうに向いている気がしなかったと書いている
- 女性に向いた文体という評価軸:
- 三宅はキャリア途中からの斎藤美奈子や橋本治、中島梓を評価している
- 評価の理由は女性のほうを向いている文体を書く批評家だからであり、批評が一部の男性を向いている事に違和感を感じ続けてきたという
- 評価軸への疑問:
- 何故批評家は女性の方を向いて書かなければならないのか
- 硬い文体で文章を書けば、それは一部の男性に向けて書いた事になるのか
- 反例としてのおざわようこ:
- noteの「おざわようこ」は女性でありながら真摯に小林秀雄に向かい合っており、その仕事が例外だとは言えない
■ 5. それっぽく見える文体
- 三宅の主張:
- 批評が評価されるには文体が必要であり、それっぽく見える文体が必要だと三宅は一読者として考えている
- 一部の人にだけ書いている、アカデミックから零れ落ちた話をきみたちにだけ説明する、と語りかける文体である
- 帰結への疑問:
- この繋がりでは小林秀雄も吉本隆明も江藤淳もみな「それっぽく見える、文体」に括られる
- 彼らは内容と関係なく文体のかっこつけだけで評価されている事になるのか
■ 6. 面白さという評価基準
- 橋本治と中島梓への言及:
- 三宅は両者に批評史の評価が追いついていないとし、面白いのにねと書いている
- 面白いかどうかが評価の基準なのかという疑問が残る
■ 7. 特権性批判と開いてあげる演出
- 恣意的基準による断罪:
- 三宅は「かっこいい」「私の方を向いている」「面白い」という自分の感覚だけの評価基準しか持たない
- にもかかわらず有名批評家の大半が一部の読者にだけ向かい合っていた事を問題視している
- 善人ぶった姿勢:
- 批評を一般大衆に「開いてあげる」と善人ぶっている
- 有名批評家を特権的な人達の閉鎖的な集団とみなし、それを一般大衆に開く自分を演出している
■ 8. 真実に開かれた小林秀雄
- 一部の読者への限定という誤解:
- 小林秀雄はある程度読む力のある人間を相手にしているという意味では限定的である
- ただし三宅に決して理解できないのは、小林の文章が「真実」に向かって開かれていた事である
- 小林の言葉:
- 小林は初期に、私は貧乏だが自意識を持っており、それだけで真実を言うには不足はないと言っていた
- この言葉に感動したが、三宅にその意味は理解できないだろう
- 批評による自立性の達成:
- 小林は芸術や文学の自立性を批評という形式を通じて成し遂げようとした
- その自立性の根底を支えるのは真実性に他ならない
- 普遍性の条件:
- 作品が普遍的なものと感じられ歴史的に残る事が許されるのは、それが多くの人にとって真実と感じられるからである
- これは「面白い」「かっこいい」という基準とは異なり、人間のもっと奥深いところに潜在するものである
■ 9. 文学の単純化と文学サプリ
- 外側からの特権性批判:
- 三宅は批評の内実と近代的な文学や芸術の成立の事情を一切無視している
- 批評を外側からだけ見てその特権性を批判し、それを人々に開く自らを地母神の如く見立てている
- 安売りされる文学:
- 文学を理解している人間から見れば、文学を単純化し平易化し、パッケージに詰めて安売りしているに過ぎない
- 文学サプリの配布:
- 難しい勉強もしんどい思いも嫌だという人々にとっては、現代の女神たる三宅が舞い降りる事を意味する
- 三宅は飲み込みやすい「文学サプリ」を安価で配ってくれる存在となる
- 開く事の不可能性:
- 内実を理解していない人にはそれを開く事ができず、内容を理解していない人が平易化して配布するのは不可能である
- 中身がないものにどれだけ包装紙を巻いたところで「空」という事実は変わらない
■ 10. 主観を客観に見せかける構造
- 最大の問題点:
- 「私の方を向いている」「面白い」という自分の主観が評価基準であるにもかかわらず、それをあたかも客観的に意味があるかのように語っている
■ 11. 現代大衆社会との一致
- 三宅は正解:
- これは現代の大衆社会の傾向であり、その意味では三宅香帆は正解である
- 現代では自分の好き嫌いが全ての価値判断の基準である人が極めて多く、そうした人々と三宅の思考は一致する
- 囁かれる免罪:
- 三宅は地面にねそべってだらりとしている人のところへ行き、そのままでいい、頑張らなくていいと囁く
- 小難しい文体でかっこつけている過去のオジサマ方の代わりに、もっと胃にやさしい文章をあげるというわけである
■ 12. 自分を相手に向かって開く
- 向こうに合わせる態度:
- 文章が自分の方に向いているかどうかなど考えた事がなく、いつも自分が向こうに合わせなければならないと感じてきた
- 小林秀雄が読めるまで:
- はじめの数年間は小林秀雄の文章が何を言おうとしているか全くわからなかった
- それでも過去の優れた作家がみんな小林を褒めているのだから小林には何かあるのだろうと思っていた
- ランボオ1の経験:
- 小林が学生の時に書いた短い文章「ランボオ1」を読み、意味は全くわからなかったが、何か凄いと感じた
- その時から小林が読めるようになり、わからなかった意味もするすると飲み込めるようになった
- 全てを理解できたわけではないが、小林が一体何を追っているかがはっきりとわかった
- 小林からの影響:
- 一年ほど小林秀雄ばかり読み、自分の考えも文章も影響を受けた
- 読み過ぎた結果、どこまでが自分の考えた事でどこからが小林の言った事かわからなくなった
- 食べたものが消化されて肉体の一部となった以上、今更それを分離しろと言われても無理である
- 文学サプリの不要:
- この経験には小林が私の方を向いていない問題も、特権的な一部に向けて書いた事による障害もなかった
- 三宅香帆のくれる文学サプリを飲む必要もなかった
- 開くべきは自分:
- 小林が私に自分を開く必要などなく、私が相手に向かって自分を開かなければならない
- 若造としての慄き:
- 人生の入口にぼうっと突っ立っていた若造でしかなく、自分より高い人々から学び同じ場所にたどり着けるかと慄いていた
- 高所から高い人々が降りてくる必要など全く感じていなかった
- 山を登る恐れ:
- 目の前に聳える山に対して自分がどこまで登る事ができるのか、それだけが怖かった
- 自分に期待を持っていたが、恐れてもいた
- 麓から一合目か二合目まで登ったところで人生を終えるかもしれないが、それで後悔しているわけではない
- 自分の足で歩ける:
- 現代の女神がお気楽に配布する文学サプリなどなくても、自分の足で歩ける
■ 1. 追加の刑事告訴と取り調べ
- 取り調べは各20分:
- 期待されていた2件の取り調べは、それぞれ20分程度で終了
- 20分で話した内容を元に警察が書類を作成し、最後に自分が確認するだけの手順
- 待ち時間の実態:
- 書類作成の間は待合室でスマホを操作し、ポストやグラブルのアーカーシャ討伐をしていた
- 取り調べには書類を作る若い警察官と、付き添いの上役の2人が同席
- 告訴と連絡の時期:
- 告訴は2024年で、警察からの連絡が来たのは今年に入ってから
- 取り調べ自体はかなり前に終わっており、実施日は外部から分からないはず
■ 2. アルパカ社長による侮辱罪の告訴
- アルパカ社長の人物像:
- 堀口英利によれば、初代猫である美浦ゆみ子と共謀した人物
- 堀口を愚弄する動画や画像の著作権を譲り受けたとして、引用要件を満たす昨日がしき隊の投稿に訴訟を起こし敗北した変な人物
- 告訴対象となった発言:
- 堀口英利界隈に向けた「アルパカ社長のパーカー買った人なんているの? 物を買うと個人情報を取られるのに、買う人バカじゃね?」という内容
- 警察からの説明は、これが侮辱罪に当たるというものだけ
- 侮辱の意図の否認:
- カルピス軍団は個人情報を晒し店舗に嫌がらせをする犯罪集団
- ストーカーで逮捕された堀口英利も内部におり、その内部情報を相当拡散している怪しい人物
- 自分のチャンネル登録者への注意喚起にすぎず、愚弄する意図はない
- 「自分のチャンネル」という文言は、入れた方がよいという警察官の助言で加わったもの
■ 3. 猫2代目サガによる告訴
- 告訴対象となった発言:
- 消えた動画内の「お前ら堀口君殺したんじゃねえのか、殺したんだろう」という趣旨の発言
- 「お前ら」に自分、猫、サガが含まれるとして、名誉毀損や侮辱、風評被害的なものなど4つほどの罪名で告訴
- 警察側の困惑:
- 「お前ら」がなぜサガを指すのかを問うても、告訴人から回答が得られなかった
- 猫が指す対象:
- 自分が猫と呼ぶのは、堀口英利によれば美浦健二の妻である美浦ゆみ子についてのみ
- 美浦ゆみ子は「読み込み」の名で画家としても活動し、絵もそっくりで、堀口本人もそう述べていた
- 自分のポストでは猫を詐称する2代目と区別して呼んでおり、サガという人物は存じ上げない
- 送検の状況:
- 送検済みだが、検察が調べるかも決まっておらず、不起訴になったら確認するようにという回答
■ 4. 告訴人側の説明の欠落
- 告訴人が伏せた経緯:
- 猫初代の動画や画像、昨日がしき隊やアルパカ社長、猫初代の裁判について一切説明していない
- 自分と出会ったやり取りや経緯、堀口秀俊についても警察に説明していない
- 資料提出後の警察の反応:
- 告訴人らの行状をまとめた資料を持参したところ、これで告訴したのかと驚かれた
- 堀口とその周辺がなぜこうしたグループを形成するのか、カルピス軍団とは何かを改めて説明
- 担当者の交代:
- 告訴人はこの件で5、6回警察署に足を運んだ
- 2件の告訴を受理した警察官はいずれも既におらず、後任は当時の調書を読んでも分からないと説明を求めてきた
- 後任からは理由を詳細に求められ、注意喚起であればよいという和やかな確認で終わった
- アルパカ社長自身の経緯:
- 2023年3月に自分が堀口と出会った際、ロンドンの堀口に会いに行って繋ごうかと接触してきた人物
- 自分が行っていたライブを含め、そうした経緯を一切説明しない姿勢は問題
■ 5. カルピス軍団捜査との接続
- 担当刑事同士の連携:
- 告訴してきた人物の中にも、カルピス軍団内部のスクショを散々出していた者がいる
- 念のため調べてもらうため、各告訴の担当刑事とカルピス軍団調査を依頼している刑事を繋いだ
- 取り調べ本体より、この説明と警察署間の連携に倍の時間を要した
- 連携先への申し送り:
- 堀口英利を愚弄していた事実を一切説明せずに告訴してきた経緯を伝達
- 「お前ら」が自分だと2代目の猫が名乗り出た点、パーカーの発言だけで侮辱罪とする点も伝達
■ 6. 告訴の時期と反転の理由
- 告訴時期の推定:
- 内容と時期から、2件とも2024年末頃に行われたとみられる
- 2024年は堀口の周囲で多くの人間が必死に動いていた、怪しい時期
- 告訴後の停滞:
- 受理はされたものの、2025年に入ると動かなくなった
- 堀口の生死を問題にした際も追加の告訴はなく、1月頃に戸籍謄本で生きているとする不可解な証明が第三者からなされた
- 沈黙させる狙い:
- 堀口がなぜか犯罪経歴証明書を取得した時期に告訴が行われている
- ネットで告訴されたと言われた程度で止まる人間なら、そもそもここまでの事態にはなっていない
- 自分が黙っていたらどうなっていたかは本当に恐ろしく、彼らは真剣に黙らせようと動き出した
- 反転の理由は、あらゆる意味で堀口
- 騒ぎ続けなかった場合:
- 自分が騒ぎ続けなければ、死人が何人か出ていたと予想する
■ 7. 堀口英利の在学経歴の矛盾
- 自称設定でも2020年9月から休学:
- 2021年にぐるぐる巻きにしていた学生証は、後に提示された際に卒業年度が2024年になっている
- 2021年9月入学、あるいは2020年入学とすれば、休学ないし留年が前提となる
- 2021年9月以降の不通学:
- 12月にアパホテル騒動があり、1月にフラッシュバックで休学を余儀なくされたと自称
- 自称した内容自体から通学していないことが明らか
- オンライン授業の廃止:
- 2022年5月にKCLがコロナ特例のオンライン授業を一切廃止し、対面授業のみに戻した
- 2022年9月以降の所在:
- 日本で文書開示請求などを行っており、そもそもロンドンに行っていない
- 自分と出会った時も日本におり、裁判になっているため明らか
- 2021年12月の一時帰国の矛盾:
- 17日に出国し2日だけ帰国したと当時のノートに残るが、ストーカー被害者に関する資料として出したレシート類からクリスマスに日本にいたことが明らか
- 同じクリスマスに、後にストーカー被害者となる女性へ、就活のOB訪問で疲れていると言いつつ高いホテルを取ったから写真だけ撮ろうと誘い、乗り気でない相手を呼び出している
- その前後には、ストーカーとして追い求めていた女性がダブルデートしたことを突き止め、ひどい嫌がらせをしている
- 2023年9月以降と在学の自称:
- 渡英したと言うが、その瞬間に爆破テロ予告で停学になったと自称しており通学していない
- 2024年10月に現在在学中で2年生と自称したが、そこまでに2年生になれる期間がなく完全な嘘
- 2021年取得の学生証が2024年卒業となっている点から、既に学生証の偽装が始まっている
■ 8. 私文書偽造の指摘
- 偽造書類の連発:
- 追い詰められた結果、偽造書類や偽造学生証を次々と提出している
- 英国の大学であるため公文書偽造ではなく私文書偽造に当たる
- 身分の詐称に使ったため行使も明らかで、めくれれば詐欺なども含め5年から10年は檻の中に入るとみる
■ 9. 追及継続の宣言
- 実刑への備え:
- 仮に実刑になっても代理人は向こうから立てられ、金もあるため問題ない
- 起訴されるなら受けて立つだけ
- 死後も続く追及:
- 生きている限りやめず、死んだとしても遺産を使って誰かに継がせる遺言を書く
- 堀口基金でも作ればよく、自分を殺せば何とかなると考えているなら諦めてほしい
- 死後に金を残したい相手は今のところおらず、堀口の件を全て明らかにすることを優先する
■ 10. カンパによる警察対応の進捗
- カンパ直後からの依頼:
- カルピス軍団絡みで警察に動いてもらっている件が、カンパを集めた直後から進行している
- カンパを集めた以上、何かをしているという事実は出してよい情報
- 提出した資料:
- めくれた結果として調べやすい情報が多数出てきたため、3年間の集大成としてまとめて提出
- カルピス軍団と堀口英利に関する内容が中心
- カルピス軍団の一員である仁藤が身内と言えるほどの繋がりを著書に書いており、それも提出
- 進展の見通し:
- どれがどう刺さっているか、警察が何をしているかは自分も知らない
- A子の件では別件捜査から2ヶ月で逮捕に至っており、その頃から何か動いている
- 別件の内容は未だに知らないが、心当たりが多すぎる
- 今年中に何かあるとみている
- お盆に向けた警告:
- お盆の間は警察が来ないだろうと安心したそうな空気を感じた
- カルピス軍団の面々にはドキドキしてお盆を過ごしてもらいたい
■ 1. 抗議船関係者への家宅捜索
- 11管による家宅捜索:
- 第11管区海上保安本部(那覇)が12日、業務上過失致死傷などの容疑で関係者の自宅を家宅捜索
- 遺族の刑事告訴に基づく捜索
- 捜索対象:
- 転覆した抗議船2隻を運航した「ヘリ基地反対協議会」共同代表の浦島悦子、仲村善幸両氏の自宅
- 抗議船「平和丸」の男性船長と男性乗組員、海上行動チームの責任者らの自宅
- 押収資料の分析:
- 押収した資料を分析し、安全管理体制の実態解明をさらに進める
■ 2. 遺族による刑事告訴
- 抗議団体関係者への告訴:
- 死亡した武石知華さんの遺族が、業務上過失致死傷罪などで浦島氏ら抗議団体の関係者計7人を中城海上保安部に刑事告訴
- 告訴は7月13日に受理
- 事故直後の関係先捜索:
- 11管は事故4日後の3月20日にも、ヘリ基地反対協議会の関係先を家宅捜索
- 学校関係者への告訴:
- 遺族は同志社国際高校の西田喜久夫校長と当時の学年主任、引率教員2人の計4人も同罪などで刑事告訴
- 7月25日には刑事告訴にもとづき、11管が同校を家宅捜索
■ 3. 防犯カメラ映像の解析
- 事故前後を記録した映像:
- 2隻が出航した辺野古漁港に設置された防犯カメラに、事故前後の状況が写っていたことが判明
- 安否確認の形跡なし:
- 生徒が次々と搬送される中、引率教員2人とみられる人物や平和丸船長とみられる男性が、生徒の安否確認などを行った形跡がないことが明らかになっている
- 11管は映像の解析も進めている
■ 4. 転覆事故の概要
- 発生日時と場所:
- 3月16日午前10時10分ごろ、沖縄県名護市の辺野古沖のリーフエッジ(サンゴ礁の端)付近で発生
- 転覆の経緯:
- 抗議船「不屈」が先に転覆し、直後に「平和丸」も転覆
- 死傷者:
- 「不屈」の金井創船長と、「平和丸」に乗っていた同志社国際高校(京都府)2年の武石知華さん(17)が死亡
- 高校生と乗組員計14人が重軽傷
■ 1. 議論の前提
- 政策論争の切り離し:
- 政策の細かい理屈は今回論じず、別の観点から批判する
- 国民民主党の主張が正しいのかという疑問はあるが、今回は棚上げする
- 100歩譲った仮定:
- 経済政策も消費税に関する主張も玉木雄一郎および国民民主党が正しいと仮定して論じる
- その仮定の上でもなお、言動そのものに問題があると考える
- 批判の発端:
- 先週、国民民主党と玉木雄一郎を強く批判する動画を複数投稿した
- 寄せられたコメントで強烈なタマキッズとやり取りし、嫌われる理由が見えてきた
■ 2. 人間の感情の軽視
- 感情の徹底的な軽視:
- 玉木雄一郎本人およびタマキッズの言動は、人間の感情をあまりにないがしろにしている
- 嫌われた者の正論:
- 人間が集まって物事を決める時、嫌いな相手の言うことは誰も聞かない
- 正しいことでも嫌いな相手に垂れられれば、うるさい、気持ち悪いと感じるのが普通の感情
- 身近な例での説明:
- 近所に正論で説教してくる人物がいれば、距離を置きたくなるのが自然
- もう少し緩いノリで付き合いたいという感覚が普通に存在する
- 理屈以外の要素:
- 理屈の正しさは大事だが、それが一番大事ということはない
- 喜んでもらえるか、嫌われないかも同じくらい大事で、これは人間関係でも政治でも同じ
■ 3. 上から目線の姿勢
- 賢い自分たちという構図:
- 賢い自分たちが正しい政策を分かっているという前提に立っている
- 愚かな高市政権がポピュリズムに走り、バカな国民に乗せられて愚策を推進しているという見立て
- その愚かな相手に対して自分たちが説教を垂れているというスタンス
- 高市政権批判の内容:
- 消費税減税を国民生活を崩壊させ経済を大失速させる天下の愚策と位置づけている
- 食料品のみの減税で外食産業が大打撃を受ける、農業が大打撃を受けると主張している
- これらの是非や理論のツッコミどころは別の動画で扱う
- コメントに表れた態度:
- 正しいことを教えてやっているのにバカだから分からないのだろう、という調子
- これ以上はバカには説明してあげない、という突き放し方
- この姿勢自体が普通に嫌われる
■ 4. 民意へのリスペクト欠如
- 玉木雄一郎を軽蔑する点:
- 高市早苗個人を人間関係として嫌う感情自体は理解できる
- しかし高市政権の背後には圧倒的な衆議院選挙の結果があり、国民の負託を受けた政権である
- 政権と国民の関係:
- 高市早苗個人が偉いのではなく、選挙で圧倒的な民意に支持されている政権である点が重要
- 高市政権を馬鹿にすることは、その背後の国民を馬鹿にすることになる
- リスペクトの不在:
- 民意、国民、政権に対するリスペクトが玉木雄一郎にはあまりにもない
- 国民を馬鹿にしていることを隠す気もなく全開で出しており、うざい、むかつくと思われて当然
- 支持の比較:
- 石破茂との比較では玉木雄一郎を選ぶ人が比較的多かった可能性はある
- 高市早苗との比較では、選挙時点で高市早苗を選んだ人が多かった
- 国民民主党の支持率が最近上がっていない以上、現在も高市早苗の方が支持されていると考える
■ 5. 感情を愚と断ずる誤り
- 嫌悪は自然な反応:
- むかつく、嫌いだ、言うことを聞きたくないという国民が多数現れるのは自然
- それは賢い、頭が悪いという話ではなく、人間誰しも感情を持つという話
- 政治の世界にそうした感情が反映されるのは当たり前
- 支持者の逆張り:
- 好き嫌いで判断することは愚かだ、あいつらは頭が悪いのだ、というロジックでコメントしてくる
- 自分たちの方が優れているという主張であり、こうしたコメントがさらに嫌悪を招く
- 理性を上位に置く勘違い:
- 感情よりも自分たちの理性や理論の方が上だという勘違いをしている
- この構図がコメントのやり取りを通じて改めて明確になった
- 担がれる人物の条件:
- 世の中を動かすには、言っていることの正しさに加え、この人の言うことなら聞きたいと思われることが必要
- こいつになら手を貸してやりたいと思われる人物が担がれ、大多数が同意した時に世の中は大きく動く
- これは身近なコミュニティでも、会社でも、国という単位でも同じ
■ 6. メタ認知の欠如
- 自己の状況把握の失敗:
- 国民民主党とその支持者は、自分たちの置かれた状況をメタ認知できていない
- 正しさと実現の乖離:
- 正しいことを言えばみんながついてくるわけではない
- 正しいから採用されるわけでもなく、多くの支持や他の要素が噛み合って物事が動く
- 手段の誤り:
- 圧倒的な議席を持つ高市政権に上から説教していては、政策実現は不可能
- 政策実現の手段があまりに間違っており、立場をわきまえるべきである
■ 7. 石破政権下のボーナスタイム
- 少数与党という状況:
- 石破政権時、自民党は衆参どちらも過半数を失い、極めて弱い立場にあった
- 野党の言うことを聞いたのは石破茂が優しかったからではなく、弱かったからである
- キャスティングボート:
- 国民民主党は人気が高まり、キャスティングボートを握る立場になった
- 議席数は大きくないが、その一点で強い求心力と影響力を発揮した
- レバレッジ戦略:
- 実際の支持や議席に対し大きなレバレッジを効かせ、大きな要求を政権与党に飲ませた
- 言うことを聞かないならもっと議席を獲得すると仕掛ける強気の姿勢が効く局面だった
- 高市政権初期の継続:
- 十月発足から数ヶ月は、石破茂が残した衆参過半数割れという奇妙な政権運営を強いられた
- 高市早苗が内心で不快に思っても、建前で協力を請い、国民民主党の要求をある程度飲む必要があった
- 成果の獲得:
- そのやり方で国民民主党の要望はかなり叶えられた
- 自分たちの言った通りに実現できたと国民に成果を主張できた
■ 8. 衆院選後の状況変化
- 力関係の逆転:
- 衆議院選挙を経て状況は劇的に変わった
- 自民党は議席が足りず頭を下げる状態から、三分の二程度、三百十数議席を取る大勝に転じた
- 大勝後の自民党は、それまでの国民民主党との付き合い方を変えて当然である
- 過去の成功体験からの脱却失敗:
- 玉木雄一郎は石破政権下のボーナスタイムのやり方に味を占め、そこから脱却できていない
- 高市政権に対しても、経済が分かっていないと小馬鹿にし、自分たちが正しいと説教している
- 通用しない理由:
- 議席が足りず協力を請う状況であれば、腹立たしくても聞いてやるかという話になった
- 現在の状況で同じことを言えば、うるさい、どこかへ行けと突き放されるだけである
- 自縄自縛:
- その結果、国民民主党は政策を実現できない状況を自ら作り出している
■ 9. 取るべき現実的交渉
- 妥協を伴う交渉:
- 高市早苗がどれだけ気に食わなくても、政策実現を訴えるならリスペクトを示し、かなり妥協すべきである
- 具体的な取引材料:
- 予算の成立を妨害しないという協力を提示する
- 皇室典範の問題や国旗に関する法案など、高市早苗の肝入り法案に協力する
- 全てに賛成しろということではなく、相手の困りごとを助ける代わりに自分たちの要望も通してもらう
- 国会議員の仕事:
- 政府が実行する部分に自分たちの政策を反映させる現実的な交渉こそが国会議員の仕事である
- 理想を叫ぶだけなら一般国民がSNSで好き放題やっているのと変わらない
- 国政政党代表の責務:
- 言いたいことを一方的に言うのではなく、妥協しつつ要望を反映させることが求められる
- 上から言って関わらないと言われるより、協力しながら少しずつ通す方が良い
- そうした努力をしている様子が全く見えないため信用されない
■ 10. 是々非々という評価への反論
- 支持者による称賛:
- タマキッズは玉木雄一郎を政策で勝負する是々非々の政治家だと絶賛している
- 政策一本で勝負し、賢くて素晴らしいという評価になっている
- 友人の喩え:
- 困って相談した相手に正論で叩かれ、深く傷つけられた場合を考えるべきである
- 友達だと思っていた相手が助けず、正論だけ吐いて突き放したなら、それを是々非々とは思わない
- 信頼が生まれる場面:
- 自分に非がある困りごとの時に手を差し伸べてくれた相手にこそ、感謝と信頼が生まれる
- この人を応援しよう、信じてよかったという感情につながる
- 逆に叩いてくる相手は、人として信用できないという評価になる
- 政治家同士の付き合い:
- 理屈はあっても、相手が立場上困っているなら話を聞く姿勢を示すべきである
- 困りごとを助けると申し出て、多少は相手の言うことも聞きながら要望を通していく必要がある
- 切り捨ての姿勢:
- 国民民主党と支持者は、こうした人間同士のやり取りを良くないこと、バカなこととして切り捨てている
■ 11. 維新との対比
- 維新の実利路線:
- 賛否はあるが、維新は高市政権が困っている時に助けたことで、自分たちの政策を大きく前進させている
- 国民民主党の袋小路:
- 衆院選以降、高市早苗と玉木雄一郎は決別に近い状態になった
- どんな政策を掲げても現実的に実現することは難しい状況に陥っている
- 清濁併せ呑む姿勢:
- 維新も自民党と主張が完全に一致するわけではなく、違うと思う点も高市早苗を好まない人もいるはずである
- 吉村洋文や藤田文武が腹の中で何を考えているかは分からない
- それでも飲み込んで、貸しを作り恩を売り、信頼関係を築いている
- 駆け引きとしての政治:
- 協力関係を築くことで自分たちの政策を一ミリでも前に進める駆け引きこそが政治である
■ 12. 結論
- 自称偏差値六十以上の政党:
- 人間同士のやり取りを軽視し、好き嫌いでの判断をバカのすることだと断ずる
- 屁理屈をこね、上から目線で説教を垂れ、自分たちは賢いと自賛する
- 今後の見通し:
- こうした政党が国民から好かれたり支持されたりすることは今後もない
- 政策を実現していくこともかなり難しく、もう少し大人になるべきである
- 率直な感想:
- 細かい理屈や政策論争を抜きにして、国民民主党、玉木雄一郎、タマキッズは無理であり普通に嫌いである
■ 1. 人間の「テクノ家畜」化
- コミュニケーションの二重構造:
- メッセージと、その読解の仕方を指示するメタメッセージから成り立つ
- 表情や声質や身ぶりの身体的シグナルが「これはジョークです」「これは引用です」と伝え、読解を最適化する
- 機械経由で失われる身体性:
- 機械を経由したコミュニケーションでは身体レベルのやり取りが失われる
- AIが人間から身体性を奪うことは確かにありそうだ
- テクノ家畜化する人間:
- テックカンパニーに飼いならされ、便利で快適でスピーディな生活で完結すると人間はテクノ家畜になる
- AIは人間になれたら思い切り走って汗をかく感覚を味わってみたいと答えるという
- 身体的特権への回帰:
- 人間のもつ身体的な特権、人が人である所以に立ち返る必要を強く感じる
■ 2. 死を前提とする経験の深度
- AIにできないこと:
- 平川克美がAIにできないことを問うと「死ぬこと」という答えが返った
- 死の想定が変える判断:
- 人間は自分が死ぬことを前提にものごとを判断し、行動する
- 余命が変える見え方:
- 75歳で一昨年膵臓がんの手術をし、余命いくばくもない
- ものの見方も人との関わり方も変わる
- 人生最後の鰻かも知れないと思うと味の深みが違い、経験の深度が変わる
- 有限性がもたらす豊かさ:
- 死を想定した経験の深まりは、有限な人間だけがもつ豊かさである
- 教皇レオ14世のAI観:
- AIの急激な進歩は現代版「バベルの塔」の建設であり、労働や軍事への影響に強い警鐘を鳴らす
- 人間の尊厳をとくに強調する
- 神の御子が脆弱な肉体で降り立ったことは、人間の弱さや限界こそが救済の場であることを示す
■ 3. 「極中」政治とAI信仰
- 極中(extreme center):
- 作家タリク・アリが提唱した概念
- 右派でも左派でもなく、市民のニーズよりも資本を重視し、権力奪取そのものを目的とする過激な中道勢力
- オバマ、ブレア、キャメロンがその例に当たる
- ブレアの寄稿:
- 「労働党は火遊びをしている」という寄稿で「労働党よ、極中に回帰せよ」と主張した
- 穏健左派のような経済成長を妨げる福祉政策こそ駄目だと徹底批判している
- 政権運営の中枢にAIを置けと指南するイケイケのテック推進論で、トランプを評価している
- スターマー政権の位置づけ:
- すでにイデオロギーなき極中政治そのものである
- 極中とAIの代替関係:
- 極中政治は最終的にAIに取って替わられるという本の指摘を地で行く提案をブレアがしている
- 極中は価値観や人間性を置いておき、分析と効率性がすべてだと信じる
- 政治から価値観を排除するテクノロジー信仰こそ最も急進的である
- 極中の行動原理:
- その行動原理はAI的であるとも言える
■ 4. 「待つ」ことに宿る豊かさ
- 経験の絶滅:
- 保守派論客でクリスチャンのクリスティン・ローゼンは著書『経験の絶滅』で警鐘を鳴らす
- テクノロジーは、個人的価値観や自己認識の形成に欠かせない「経験」を人間から奪っている
- スマホやVRゴーグルは世界との関わり方そのものを変容させる
- 待つことと祈り:
- 人間には限界があるため、その時人は待つしかない
- キリスト教では祈ることは待つことだとも言う
- 待つ時間に伴う感情の変化:
- 好きな人との待ち合わせは15分前にはワクワクしている
- 約束の時間になっても来なければ不安になり、1時間待たされると怒りに変わる
- 和歌に見る待つ文化:
- 日本の和歌には待つことを歌った作品がとても多い
- 藤原定家の「来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ」が代表的である
- 昔の日本人は感情生活を豊かにする契機として待つ行為を大切にした
- 恋人が来るのを待ち、月が出るのを待つ経験のうちに深く豊かな感動を見出していた
- 排除される待ち時間:
- 待つことは深い人間的経験のひとつだったのに、テクノロジーは単なる不都合とみなす
- 「時間の無駄」は排除すべき問題になってしまった
■ 5. 加速主義の正体
- 待つことの真反対:
- 加速主義は待つことの真反対に位置する
- イデオロギーではない苛立ち:
- 加速主義はイデオロギーではなく「待てない」という身体的な苛立ちである
- 無時間モデル:
- ビジネスマンの理想は「無時間モデル」である
- マックス・ウェーバーの通り、資本主義の原点にある感覚はフランクリンの「時は金なり」である
- アイデアから製品化、市場投入、利益までの時間は短いほどよい
- 入力と出力のタイムラグがゼロというのがビジネスの理想である
- 「待ちたくない」というのは資本主義者の生理である
- ピーター・ティールの例:
- パランティア・テクノロジーズはイスラエル軍や米移民関税執行局(ICE)にAIシステムを提供している
- 著作のタイトルは「ZERO to ONE」であり、0.3や0.5は存在しない
- 他社と競争せず独自技術で市場を独占し、技術の進化を加速する
- ポスト資本主義のフェーズに一刻も早く進みたいというのが加速主義である
- 彼らを衝き動かすのはイデオロギーでもビジョンでもなく、待つことに異常なストレスを感じる感覚である
- テクノ領主と極中の一致:
- 今ここにある現実の環境に最適化し、できるだけ速く最大限の利益を得ようとする姿は極中の政治的トレンドと重なる
■ 6. 社会の「サル化」
- 加速主義と極中の共通点:
- 過去には興味がなく、これから成し遂げたい未来のビジョンもない
- 目の前の現実に最適化することだけにしか興味がない
- 長いタイムスパンの中で自己同一性を維持できず、過去の自分とも未来の自分ともつながりがない
- 朝三暮四とサル化:
- この状態を「朝三暮四」の故事になぞらえて「サル化」と呼ぶ
- 木の実を朝に三つ夕に四つと言われて激怒したサルが、朝に四つ夕に三つと言い直されて喜んだ逸話である
- サルは今しかないため、朝と夕の自分が同一だとわからない
- 春秋戦国時代の逸話群:
- 時の流れを理解できない人を笑う逸話は春秋戦国時代に多く作られた
- 「矛盾」も「刻舟求剣」も「守株待兎」もみなサルの話である
- 実際にその時代には過去も未来もないという人が生き残っており、時間意識を持てという教えに緊急性があった
- AI時代の再帰:
- AI時代に人間は再びサル化し始めている
■ 7. 悪の凡庸さと現状最適化
- 諦めた左派の最適化:
- トランプ政権2期目になって割と諦めた左派が多い
- 1期目にはものすごく反発していた
- 2期目にはこの現実がしばらく続くとして、その中でどうポジショニングを取るかという最適化が行われている
- 英国での同型の動き:
- リフォームUKの躍進を受け、イギリスでも同様の論客が現れている
- 悪の凡庸さ:
- ナチスが台頭しファシズムが進んだ時、普通の小市民が最適化してジェノサイドに協力していった
- システムそのものの悪を疑ってあらがうことがなかった
- 悪の凡庸さとは悪政下の「現状最適化」である
- 抵抗の緊急性:
- 日英の様子を見ても、今こそポジション取りではなく抵抗しなければならない
- すでに取り返しがつかないところまで来ていると切実に感じる
■ 8. 「まず中立」から入る戦い方
- 川中だいじの手法:
- 「日本中学生新聞」を創刊した若いジャーナリストの戦い方が見本になる
- 兵庫県知事選挙で立花孝志や斎藤元彦を含む全員にインタビューし、同じ質問をしてから候補者の適否を判断した
- 過激派世代との違い:
- 我々の世代は「まず極端」から入ったが、川中は「まず中立」から入る
- 先入観を排し、中間地点からクールに人間を観察することで「過激」になるという新しいモデルである
- このスタイルは我々の世代の過激派の失敗から学んだものだろう
- 極中との対比:
- 右にも左にもウイングを広げ、時間をかけて対話し吟味するあり方である
- 極中とは似て全く非なる、トラディショナルな意味での中道である
■ 9. 待ち望まれる国民的和解の象徴
- 必要とされる調停者:
- 異なる政治的立場を超えて調停できる人が今、真に必要である
- どちらの言い分にも聞くべき点があり、それぞれ立場があるとして、ここはひとつナカをとろうと言える人である
- エルヴィスが「キング」である理由:
- 1956年に「ハートブレイク・ホテル」がカントリーとポップスで1位、R&Bチャートでも3位になった
- 同じ曲がカントリーとR&Bの2つにチャートインするのは奇跡的である
- 西部の白人も都会の黒人もポップス好きのハイティーンも、あらゆる集団が自分たちの音楽だと感じた
- 人種の壁を超え、すべての集団から自分たちの代表に認定されたゆえに「キング」である
- 愛子天皇待望論:
- 次期天皇をめぐる論では「愛子天皇」待望論が圧倒的に優勢である
- 思想的な右左や階層の違いを超え、国民の多くが天皇になってほしいと思っている
- 分断を超える国民的統合の象徴になってほしいと望まれている
- 全国民が等しく自分たちの代表だと思う人が「キング」になるべきである
- 愛子さまが国民的和解のきっかけになる可能性を感じる
- 英国の新しいリーダー待望:
- マルチパーティ・デモクラシーの時代となり、複数の党を束ねる新しいリーダーが待ち望まれている
- バーナム市長は「キング・オブ・ザ・ノース」であり、将来的に政党の違いを超えて北部と南部を束ねるかもしれない
■ 10. 排除の連鎖と技術的抑制主義
- 左右のポピュリズムの構図:
- 右派は経済が悪く生活水準が下がっているのは移民のせいだと考える
- 左派は金持ちから富裕税をとらないから社会が貧しいと考える
- 英国は敵を作って批判する左右のポピュリズムの典型的構図になっている
- 敵認定の流動性:
- 政治勢力の「敵認定」は流動的で、いつ自分が社会の敵に認定されるかわからない
- 移民を排斥する社会が次に障害者や働けない弱者に矛先を向けることは歴史が証明している
- 他者の排除から始まる崩壊:
- 他者の排除から始まる社会の崩壊は、どこでも、ここでも確かに起こり得る
- 危機感をもって壊れゆく世界に抵抗すべき時である
- テクノ・プルデンシャリズム:
- 加速主義に抗うもうひとつの軸は技術的抑制主義である
- そんなに急がず、ちょっと落ち着けよという主義である
- 時間感覚の回復:
- 縁側でお茶でも飲んで月が出てくるのを待とうという時間感覚を取り戻すことも、カオス化する世界への効果的な抵抗になる
■ 1. 本稿の性格と全体評価
- 対談記事としての位置づけ:
- 書籍プロモーションを兼ねた対談記事であり、AI、加速主義、極中政治、待つことの価値、国民的和解の五主題を約7000字で連続的に扱う
- 評価できる観察:
- メッセージとメタメッセージの二重構造、敵認定の流動性、待つことに伴う感情の変化には鋭さがある
- 両者が反加速主義という立場を隠していない点は、隠れた偏りよりは誠実である
- 論証上の四つの欠陥:
- 提示される事実の大半が伝聞、書名のみの言及、出典なき断定で構成され、検証可能な数値はエルヴィスのチャート順位一件のみである
- 対談形式でありながら両者が一度も互いの前提を疑わず、相槌が論証の代替物として機能している
- 主題間の接続が論理ではなく連想と語呂(「キング」)によって行われている
- 切迫した抵抗を訴える箇所と「まあ、ちょっと落ち着けよ」という結論とが緊張関係にある
■ 2. AIによる身体性の剥奪
- 二重構造の説明:
- メッセージとメタメッセージの二重構造の記述自体はコミュニケーション論として明快であり、問題はない
- 論拠と結論のずれ:
- 「機械を経由したコミュニケーションでは身体レベルのコミュニケーションが失われる」という根拠はAI固有の性質ではない
- 文字、電話、手紙を含むあらゆる媒介コミュニケーションに共通する一般的性質であり、論点のすり替えにあたる
- この論拠が正しいなら身体性の喪失はAIによって初めて生じた事態ではなくなり、記事全体の危機の新規性が崩れる
- 推測の前提化:
- 冒頭の「確かにありそうです」は推測形であるが、以降の節では検証を経ずに既定の前提として扱われる
- 隠れた前提の格上げである
■ 3. AIの発話を人間論の証拠とする手続き
- 同型の論証が二箇所:
- AIが「思い切り走って汗をかく感覚を味わってみたい」と答えたことを、人間の身体的特権の証拠とする
- AIが「AIにできないことは死ぬこと」と答えたことを、有限性の価値の証拠とする
- カテゴリーの誤り:
- 言語モデルの出力は当該システムの願望や自己認識の表明ではなく、人間が書いたテキストの分布から生成された系列にすぎない
- 人間は身体性と有限性ゆえに貴重だという言説を大量に学習したシステムがそう答えるのは当然であり、独立した証拠にならない
- AIの出力を根拠にAIの限界を語る構図は循環論法に近い
- 再現不可能な逸話:
- 両例とも「〜だそうです」という伝聞であり、使用モデル、プロンプト、時期のいずれも記されない
- 比喩とみなす解釈の余地:
- 話の導入の比喩として提示したという解釈も可能だが、文章中の記述からは判別できない
- 直後に「人が人である所以に立ち返る必要がある」と結論を導く以上、論拠として機能する位置に置かれている
- 闘病経験からの一般化:
- 自身の余命や「人生最後の鰻」の経験を語ること自体は対談として自然であり、問題視すべきではない
- 一件の体験から「有限な人間だけがもつ豊かさ」という一般命題を直ちに導いている
- 当事者の重篤な体験に依拠した論拠は反論に道徳的負荷を生じさせ、一般命題が批判にさらされない位置に置かれる
- これは感情的訴求による論理の補強にあたる
■ 4. 教皇レオ14世への言及
- 権威論証:
- 教皇の見解を欧米で大きな話題として紹介し、「教皇と意見の一致をみるとは」と応じる構図は権威論証の典型である
- 教皇がAIに警鐘を鳴らしていることは、その警鐘の内容が正しいことの根拠にはならない
- 神学的前提への依存:
- 「人間の弱さや限界こそが救済の場である」という神学的命題は、前提を共有しない読者には論拠として機能しない
- にもかかわらず、この命題は一般読者向けの論として提示されている
- 要約による空洞化:
- 「労働や軍事への影響に強い警鐘」とあるが、どのような影響がどの根拠で危惧されているかは一切示されない
- 発表媒体、時期の明示もなく、読者は権威が警告したという事実だけを受け取る
■ 5. 「極中」概念の定義と適用
- 定義と出典:
- 右派でも左派でもなく、市民のニーズよりも資本重視で、権力奪取そのものを目的とする過激な中道勢力と定義される
- オバマ、ブレア、キャメロンが例示され、出典としてタリク・アリを明示する点は他の箇所に比べれば評価できる
- 検証不能な動機の断定:
- 「権力奪取そのものを目的とする」は政治家の内心についての主張であり、原理的に反証できない
- この属性を定義に含めた時点で、極中は記述的概念ではなくレッテルとして機能する
- 定義の弾力性:
- ブレアがトランプを評価することを極中の例証とするが、トランプは定義上の中道ではない
- 資本重視と権力奪取という二条件だけを取れば右派ポピュリズムも左派権威主義も包含され、反証不可能になる
- 誰を極中と呼ぶかが論者の裁量に委ねられている
- 要約の妥当性が確認できない:
- 直接引用は「労働党は火遊びをしている」の一句のみで、残る福祉政策批判は要約である
- 寄稿媒体も日付も示されず、ストローマン論法でないことを担保する情報が欠けている
- 予測と事例の不一致:
- 極中政治は最終的にAIにとって替わられるという自著の予測を、ブレアのAI活用提案が地で行くものとして扱う
- 前者はAIが政治主体を代替する主張、後者はAIを政治の道具として用いる主張であり、別の命題である
- 両者の同一視は論証の飛躍であり、自説が的中したという印象だけが残る
■ 6. 「待つ」ことの豊かさと例証の自己反証性
- 本稿で最も内容のある節:
- ただし例証が主張を支えていない
- 待ち合わせの例:
- 15分前のワクワクから、時間になっても来ない不安、1時間後の怒りへという推移が示されている
- この推移が示すのは待つことに伴う苦痛の増大であって、豊かさではない
- 「感情の変化が起きること自体が豊かさである」という隠れた前提が挟まっており、明示も擁護もされていない
- この前提を認めるなら不安と怒りも豊かさに数えられるが、記事はそれを引き受けていない
- 藤原定家の歌の読み替え:
- 「来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ」が主題とするのは待つことの焦燥と苦痛である
- これを深く豊かな感動の証拠とするのは、テクストの一方的な読み替えである
- 和歌からの一般化の欠陥:
- 和歌は宮廷歌人という限られた層の作品であり、「昔の日本人」全体への一般化は不完全な帰納である
- 通信、移動手段が存在せず待つ以外に選択肢がなかったという構造的説明が同等以上に自然である
- 制約の産物を価値選択と取り違えている可能性が排除されていない
■ 7. ローゼン引用部の論理の断絶
- 非連続:
- テクノロジーが世界との関わり方を変容させる理由が「人間には限界があるから」であるという因果は成立しない
- 続く「その時、人は待つしかない」の「その時」が何を指すかも不明である
- 引用の要約段階で論旨が損なわれたか、もともと論拠が欠けているかのいずれかである
- 宗教的箴言:
- 「祈ることは待つことだ」という一文は箴言であって論証ではない
■ 8. 加速主義の心理還元とティール論
- 動機の心理的還元:
- 加速主義はイデオロギーではなく「待てない」という身体的な苛立ちであると断定される
- 主張の内容ではなく心理的な病理に還元する処理であり、実質的に人身攻撃として機能する
- 相手が何を論じているかを検討する手続きが省略されている
- 根拠が書名一件:
- 心理的診断を支える唯一の証拠が『ZERO to ONE』という書名であり、書名から内面を推定する推論は成立しない
- 同書の0→1は速さではなく複製ではない新規創造を指す語であり、性急さと読むのは原義の曲解、すなわちストローマン論法である
- 連座による印象操作:
- イスラエル軍や米移民関税執行局にAIを提供するパランティアという修飾が、主張の検討直前に置かれる
- 顧客構成は加速主義という思想の当否と論理的に無関係であり、道徳的印象の先行付与として働く
- 概念の自己矛盾:
- 「他社と競争せず独自技術で市場を独占して」という戦略は参入障壁と持続性の話であり、待てない性急さという診断と食い違う
- 哲学的用語としての accelerationism とテック起業家の事業志向が区別されず、多義語の濫用にあたる
- 過度な一般化:
- 入力と出力のタイムラグがゼロというのがビジネスの理想という断定は、長期R&D、ブランド構築、インフラ投資の存在を無視する
- ウェーバーとフランクリンへの言及は、この一般化の担保にはならない
■ 9. 「サル化」と中国故事の解釈
- 朝三暮四の独自解釈:
- サルは朝と夕の自分が同一だとわからないという時間意識の欠如の読みは、列子、荘子の一般的理解とは異なる独自の読みである
- 独自の解釈を提示すること自体は問題ないが、本稿は解釈であることの断りなく既知の事実として提示している
- カテゴリーの誤り:
- 「矛盾」は命題の論理的整合性についての説話であり、時間意識とは別のカテゴリーに属する
- 三つの故事を強引に一つの主題に括ることで、次の推論の材料が水増しされている
- 説話からの社会実態の復元:
- 過去も未来もない人が生き残っていたという推論は、恣意的な括り方に依存している
- 説話は誇張と戯画によって成立するジャンルであり、その存在が対応する社会現象の実在を示すとは限らない
- 「〜と思います」という主観的推測が、歴史的事実として次段の前提になっている
- 「再びサル化」の二重の飛躍:
- AI時代に人間は再びサル化し始めているという結びは、未検証の歴史像に全面的に依存している
■ 10. 「悪の凡庸さ」の適用と二分法
- 類比の過剰:
- トランプ政権2期目における左派のポジショニングと、ジェノサイドへの実務的協力を「最適化」という共通項で同一の範疇に置く
- 両者の帰結の規模は比較にならず、この類比は分析ではなく道徳的圧力として機能する
- 相手の選択をジェノサイド協力者と同型と位置づけることは、その選択の当否を検討する余地を消去する
- 原義の単純化:
- 悪の凡庸さを悪政下の現状最適化と再定義することは、アーレントの議論を著しく圧縮している
- アイヒマン像そのものが後年の史料研究で争われている論点に一切触れず、選択的事実提示である
- 二分法の濫用:
- 「ポジション取りではなく抵抗」は選択肢を二つに限定している
- 制度内部での修正、司法を通じた争訟、地方レベルでの対抗、次の選挙に向けた組織化という第三の選択肢が消されている
■ 11. 「まず中立」の称揚と極中批判との整合性
- 事例が一件:
- 見本とされる川中だいじ氏の事例は一つのみで、その手法が実際に何を達成したかの記述がない
- 判断が的確だったか、影響力があったかは示されず、成果の裏づけを欠いた模範化である
- 動機の推測:
- 僕たちの世代の過激派の失敗から学んだという推定は、本人への確認を経ない内心の推定である
- 他者の動機が、論者の世代論という物語に合う形で割り当てられている
- 極中批判との不整合:
- 前半で中道を装う勢力を厳しく批判しながら、ここでは「まず中立から入る」姿勢を称揚する
- 両者を分ける基準は時間をかけて対話し吟味する程度であり、極中を定義した基準とは別の軸である
- 批判対象と称揚対象を事後的に切り分けるアドホックな区別づけであり、No true Scotsman の構造に接近する
■ 12. エルヴィス=「キング」論の証拠解釈
- 唯一の検証可能データ:
- 1956年のチャート成績(カントリーとポップで1位、R&Bで3位)は本稿でほぼ唯一の検証可能な具体的データであり、評価できる
- データの過剰解釈:
- チャート順位が示すのは購買と放送の実績であって、あらゆる集団が自分たちの音楽だと感じたという心的状態ではない
- 流通網、ラジオ編成、レーベルの販促、人種隔離的な流通構造など競合する説明がいずれも検討されていない
- 選択的事実提示:
- 黒人音楽の様式を白人歌手が市場に媒介したことへの文化的収奪の批判に触れず、人種の壁を超えたという美談のみを提示する
■ 13. 「愛子天皇」論への接続
- 本稿最大の飛躍:
- 事実主張、概念接続、規範、主題のすべてで問題が重なる箇所である
- 事実主張の無根拠:
- 待望論が圧倒的に優勢という断定は、調査名、実施主体、数値のいずれも示さない
- 皇位継承をめぐる議論は保守層内部で激しく対立しており、右左を超えるという記述はとりわけ検証を要する
- 「キング」による多義的接続:
- エルヴィスのキングは市場と聴衆による事後的な認定であり、天皇位は世襲によって定まる地位である
- 両者を一語で結ぶのは多義語の濫用であり、実質は語呂による連想である
- バーナム市長がキング・オブ・ザ・ノースだから北部と南部を束ねられるという推論も、愛称を根拠とする非論証である
- 規範命題との不整合:
- 全国民が等しく自分たちの代表だと思う人がキングになるべきという規範は、厳密に適用すれば選出の手続きを要請する
- ところが結論として支持されるのは世襲による地位であり、提示された原理と結論が整合していない
- 主題の断絶:
- 本節を貫く主題は分断の克服であり、待つとも身体性とも論理的な接続がない
- 両者を結ぶのは「和解」という語の情緒的な魅力のみであり、構成が連想で進行することが最も明瞭に表れる
- 当人への不言及:
- 実在する特定の個人に国民的和解のきっかけという役割を期待しながら、当人の意思や憲法上の位置づけに一切言及がない
■ 14. 英国政治分析の形式的バランスと実質的非対称
- 形式的中立と実質的非対称:
- 右派は移民のせい、左派は富裕税をとらないせいと考えるという併記は、形式上は左右対称に見える
- 滑り坂的な帰結が割り当てられるのは右派側のみで、左派側には同様の帰結分析が行われない
- 漠然とした権威への訴え:
- 「歴史が証明しています」は具体的事例、時期、地域を一つも挙げずに歴史全体を援用する定型句である
- 排除の対象が拡大した歴史的事例は存在するが、それが証明と呼べる必然性を持つかは別問題である
- 妥当な指摘:
- 政治勢力の敵認定は流動的であり、いつ自分が社会の敵に認定されるかわからないという指摘は論理的に妥当である
■ 15. 結論の帰結と切迫感との内部矛盾
- テクノ・プルデンシャリズム:
- 結論は急がず「まあ、ちょっと落ち着けよ」主義であり、縁側で月を待つ時間感覚の回復が効果的な抵抗とされる
- 規模の不一致:
- 提示された問題はテック企業への権力集中、軍事と移民統制へのAI適用、極中政治の支配など構造的、制度的な問題である
- 処方が個人の時間感覚の回復であるとき、それが効果的であるという因果は一切論証されていない
- 個人の心的態度と社会制度という異なる層を接続する媒介項が欠けている
- 内部矛盾に近い緊張:
- 取り返しがつかない期限が迫っているという認識と、急がず落ち着けという処方は少なくとも調停を要する
- 記事はこの調停を行わず、両者を並置したまま笑いで閉じる
- 「待つ」の多義的使用:
- 感情を深める美的経験、慎重な熟議、加速への抵抗としての政治的態度という三つの意味で用いられている
- 意味間の滑走が明示されないまま結論に用いられ、多義語による論証の構造になっている
■ 16. 対談形式における相互検証の不在
- 全編が同意で構成:
- 「教皇と意見の一致をみるとは」「そのまま重なりますね」「まさに」といった応答が反復される
- 一方が提示した未検証の断定を他方が補強する構造が反復され、相槌が論証の代替物として機能する
- 対談形式が本来持つ相互に前提を検証しうる利点が全く活かされていない
- 結果として確証バイアスが相互に強化され、主要な主張はいずれも一度も反対尋問を受けていない
- 立場開示の限界:
- 反加速主義という立場を明示する点は、立場を隠したまま中立を装う場合より誠実である
- ただし立場の開示は、その立場に有利な材料だけを選ぶことの免責にはならない
■ 17. 造語と編集品質
- 操作的定義を欠く造語:
- テクノ家畜、テクノ領主、サル化、テクノ・プルデンシャリズムがいずれも定義を欠いたまま用いられる
- テクノ家畜とテクノ領主は対象を類型化する強い含意を持つが、定義も適用条件も示されない
- これらは分析概念ではなく、情動的な印象を先に与える標識として機能している
- 誤記:
- 「さらうに言うと」「やっていくかいう」に脱字、誤記があり、編集品質の点で難がある
■ 18. 問題が認められない箇所
- メッセージとメタメッセージの二重構造の説明は明快で標準的である
- 待つことに伴う感情の時間的変化の現象記述は的確である
- 敵認定は流動的でありいつ自分が対象になるか分からないという指摘は論理的に妥当である
- 極中概念について出典としてタリク・アリを明示している
- エルヴィスのチャート成績という唯一の検証可能な具体的データを提示している
■ 19. 採点結果
- 論理構造 2/5:
- 節ごとの内部構成は追えるが、節間の接続が論理ではなく連想と語呂に依存する
- 愛子天皇論への接続と結論の規模不一致で構成が破綻し、五主題を貫く単一の論証線が存在しない
- 説得力 2/5:
- 修辞的な喚起力は高く、造語と逸話によって読み進めさせる力はある
- 検証可能な根拠、反対仮説の検討、自説への反論の想定がほぼ全面的に欠落する
- 既に同じ立場にある読者にのみ機能する構成である
- 主張の妥当性 3/5:
- 効率化圧力が人間的経験を切り詰める、排除の論理は対象を拡大しうるという中核の問題意識は傾聴に値する
- 一方でAIが身体性を奪うの論拠、加速主義の心理還元、天皇による国民的和解は主張のレベルでも支持しがたい
- 証拠の質 2/5:
- 検証可能な具体的データはエルヴィスのチャート順位一件のみである
- 他は伝聞、書名のみの言及、出典なき世論記述、漠然とした歴史への訴えで構成される
- ブレアの寄稿も教皇の見解も媒体と時期が不明で、読者による原典照合が不可能であり、1点に近い2点である
- 論理的健全性 2/5:
- 権威論証、人身攻撃と連座、ストローマン論法、カテゴリーの誤り、多義語の濫用が確認される
- 不完全な帰納、因果と制約の取り違え、非連続、二分法の濫用、選択的事実提示、過剰な類比、アドホックな区別づけも確認される
- 単発の瑕疵ではなく論証の骨格をなす箇所に集中するため2点とする
- 1点としない理由は、立場を隠していないことと、出典が示された箇所が一部存在することによる
- 概念定義の厳密性 2/5:
- 極中、加速主義、サル化、悪の凡庸さ、テクノ家畜、テクノ領主のいずれも操作的定義を欠く
- 極中は動機の断定を定義に含むため反証不可能であり、加速主義は哲学用語と事業志向が混用される
- 対談としての相互検証 1/5:
- 全編を通じて反対、留保、条件付けが一度も現れない
- 前提の相互吟味という対談形式最大の利点が完全に放棄されている
- 合計 14/35
■ 20. 評価にあたっての留保
- ジャンルによる免責の可否:
- 書籍プロモーションを兼ねた対談記事に学術論文と同水準の論証密度を要求すべきではないという反論はありうる
- しかしこの留保は採点を大きくは緩和しない
- 緩和しない三つの理由:
- 断定形の事実主張を多数含んでおり、これらはジャンルを問わず検証にさらされる
- 行動を要請する規範的主張を含んでおり、読者に行動を促す文章は根拠についてより高い説明責任を負う
- 指摘した問題の多くは分量や形式の制約ではなく論拠の選び方と接続の仕方に由来し、対談形式でも回避可能であった
- 結論:
- ジャンルの性質は本稿の修辞的達成を説明はするが、論証上の欠陥を免責はしない
■ 1. 抗議の経緯
- 県知事選をめぐる対立構図:
- 9月の沖縄県知事選に向け、玉城デニー知事の選挙母体は「県民と歩む会」
- 立候補を表明した元那覇市副市長の新人、古謝玄太氏の選挙母体は「げんきな沖縄を創る県民の会」
- 問題視された県議発言:
- 8日に石垣市内で開かれた古謝氏の八重山総決起大会での大浜一郎県議の発言
- 玉城デニー知事を支えているのは極左暴力集団などだ、との内容と報じられた
- 抗議文の手交:
- 県民と歩む会が9日、南風原町の県民の会事務所を訪れ、西銘啓史郎事務総長に抗議文を手渡した
- 発言の撤回と謝罪を求めた
- 県民の会への提出理由:
- 総決起大会が県民の会主催だったため、発言者だけでなく県民の会にも抗議文を提出した
■ 2. 抗議文の内容
- 支持者の活動の性格:
- 玉城氏を支持、支援する県民や団体、政党は平和的、民主的な活動を整然と行っている
- 事実無根との断定:
- 極左暴力集団などと決めつける発言は事実無根であり、県民の名誉と尊厳を傷つけるもの
- 要求事項:
- 大浜氏と県民の会に対し、発言が事実無根であることを認めて直ちに撤回するよう要求
- 公の場での謝罪も要求
■ 3. 県民と歩む会側の説明
- 抗議に至った理由:
- 市民から言い過ぎではないかという問い合わせがひっきりなしに来ている
- 発言内容そのものは確認できていない
- 八重山地方の地元紙2紙で報じられたことを受け、看過できないとして抗議に至った
- 決めつけへの反論:
- われわれはそのような集団ではない
- 県民が極左暴力集団だと決めつけられた発言になっている
- 報道が誤りの場合の対応:
- 発言の趣旨と異なって報道されている場合は、大浜氏本人が新聞社に抗議し訂正を求めるべき
■ 4. 県警本部長発言との関係
- 県議会での県警本部長発言:
- 6月定例会で井澤和生本部長が、玉城知事の支援者の中に極左暴力集団が含まれるとの趣旨の発言をした
- 本部長発言とは別との立場:
- それとこれとは話が違う
- 県民と歩む会に、名指しで極左暴力集団と言われたらたまったもんじゃない
- 対象範囲の相違:
- 県警本部長の発言は支援者の一部についてのもの
- 大浜氏の発言は全ての人が極左暴力団だと勘違い、誤解してしまうような発言
■ 5. 抗議を受けた側の対応
- 県民の会の認識:
- 抗議文はあくまで大浜氏に渡すために預かったとの認識
- 前後関係を含めて発言内容を確認するとした
- どういった発言内容だったか分からないので今後の対応は答えられない
- 大浜氏の反論:
- 基地反対派に極左暴力集団がいることは県警本部も認めている
- 玉城氏の支持者の一部にそうした集団がいるという趣旨であり事実無根ではない
- 撤回には応じない考え
「就職氷河期世代が苦しかったのは、ブルーカラーの仕事を選ばなかったからだ」
という話を見かけますが、今もゴリゴリのブルーカラーで週6勤務している福祉系インフラ土方の私からすると、
マジで何言ってんだこいつ、ですね。
氷河期世代が全員、冷暖房の効いたオフィスでスーツを着る仕事だけを待っていたとでも思っているのでしょうか。
身体を使う仕事へ行った人間なんて、いくらでもいます。
見えていないだけです。
建設へ行った。
物流へ行った。
工場へ行った。
介護へ行った。
警備へ行った。
非正規でも何でも、とにかく食うために働いた。
そしてそこで、低賃金、長時間労働、使い捨てに近い働かせ方に、死にものぐるいで耐えてきた人たちがいる。
それを今になって、
「仕事はあった」
「選ばなければ働けた」
と言う。
生きるためなら、どんな賃金でも、どんな労働時間でも、どんな扱いでも受け入れろ。
そんな状態を「雇用機会があった」と呼ぶのは、絶対に違います。
そして当然、ホワイトカラーへ行けた人が天国だったわけでもありません。
ブルーカラーへ行った人も、非正規へ行った人も、何とか正社員になった人も、それぞれ違う形で氷河期の傷を背負っています。
それを二十年以上経ってから、
「仕事を選んでいたからだ」
と本人の選択の問題に書き換えるのは、あまりにも短絡的です。
あの時、私たちには「好きな道を選べるほどの道」なんてありませんでした。
入口そのものが無かった。
その中で、僅かに残っていた細い道を選ばなかった人間が悪い、と今になって言う。
これほど残酷な後出しジャンケンもないと思います。
社会が入口を狭めた。 企業が人を育てなかった。 非正規や低賃金へ押し込んだ。
それなのに最後は、
「あなたが選ばなかったから」 「あなたの努力が足りなかったから」
と個人の自己責任へ戻して終わらせる。
それは問題を解決しているのではありません。
社会の失敗を、本人の選択ミスということにして帳簿から消しているだけです。
「そんな問題は最初から存在しなかった」
そういうことにしてしまえば、直視したくない現実から逃げることだけはできますからね。
大真面目に男性は女性から不同意性交等罪をかけられそうになったら、「喧嘩して気が動転した。殺すつもりはなかった」で口封じして傷害致死罪を狙う方が量刑的には良い選択になってるんだよな(不同意性交等は5年以上執行猶予なし、傷害致死は3年以上執行猶予あり)。勿論道徳的な善悪は別にして…
日本がなぜ左翼嫌いなのかわからないっていうのは、若い人には理解できないだろうけど、日本の左翼が嫌われるというか「左翼が蔑称」的に使われるようになったのは「明確に学生運動」が原点です。
左翼を標榜し共産主義を明確に旗印にしながら「左翼思想を理由に暴力殺人強盗リンチ、警察幹部の家族子供を殺して堂々と祝杯」とかやってたからですね。
昔のことだろう!!!といいますが、まぁ半世紀ちょっと程度ではこの残滓を消すのは難しいでしょう。
本当に明確に「左翼思想と共産主義を掲げながら人殺しや暴力を正当化し、有名なあさま山荘でも警官を殺したことを『当時の左派国会議員が称賛する発言』をする」とかいう状況だったので・・・。
■ 1. AfD禁止手続きの始動
- 法曹1000人超の要請:
- ドイツの司法関係者1000人以上が連邦議会に対しAfDの禁止手続き開始を求めて動き出した
- 禁止という手段への危機感:
- AfDを好まない立場であっても、政党そのものを禁止するのは度を越している
■ 2. AfD禁止への批判
- ナチスと同じ手法:
- 政党の禁止はナチスがやったことと変わらない
- AfDが政権を取った際に他の政党を全て禁止されても文句を言えなくなる
- 支持率第一党を禁止する不合理:
- 地域によっては4割以上の支持を得ている政党を、この期に及んで禁止すれば片がつくというものではない
- 民主主義の弾圧:
- 気に入らない言論は封殺しようという、勘違い統制主義者の典型的な発想
- 悪手かつ逆効果:
- 禁止措置は逆効果でしかない
■ 3. 日本の参政党非合法化論
- 非合法化を容認する見解:
- 仮に参政党を非合法化しても、健全な民主主義国家の範疇から逸脱することにはならない(前川喜平、元文部科学省官僚)
- 前川喜平への全方位からの批判:
- 参政党の非合法化を推した前川喜平は、政治的立ち位置を問わず全方位から批判された
- 批判の理由:
- 神谷代表に都合よく利用されるのは見え透いていた
- 間違っているなりの信念が根源ではなく、自分をチヤホヤする特定層受けを狙ったただの放言に過ぎない
- 参政党は本物ではなく制御可能であるため、そこまでする必要はない
- 発言者への恐れと皮肉:
- そのようなことを言い出す文科官僚(元)が存在すること自体が恐ろしい
- ちょび髭のオッサンが泣いて喜ぶ振る舞いである
- 日本にはまだ自由がある:
- 非合法化論が全方位から叩かれた日本は、まだ自由が生きているのかもしれない
■ 4. 欧州における銀行口座からの排除
- 極右認定者の口座開設不可:
- 欧州では極右認定された政党とその党員は銀行口座を作れない
- ルペンの事例:
- ルペンは2017年からこの状態が続き、銀行を相手に訴訟を起こしたが敗訴した
- ハンガリーやロシアの銀行を頼らざるを得ず、結果的に親露となった
- 逮捕と大統領選出馬不能の背景:
- 政治資金法違反で逮捕され大統領選に出られなくなる可能性も、嫌がらせで資金がカツカツになり無理をしていたことが背景にある
- フランスは本当にクソである
- 欧州右翼と日本右翼の差:
- 欧州の右翼が親露一辺倒になり日本の右翼がそうならない理由は、この資金面の締め付けで説明できる
- 首根っこを掴まれている相手に下手なことはできない
- 欧州出羽守の沈黙:
- 国内の欧州出羽守はこうした非人権的で全体主義的な処遇には沈黙している
■ 5. 公民権剥奪と職業差別
- 公務員職からの排除:
- ドイツはAfD党員を公務員職から排除している
- 採用試験で過去5年間AfDを含む過激派組織に所属していないと宣誓することを義務付けている
- 職業差別との批判:
- やっていることが職業差別に近く、あまりに酷い
- こうした扱いこそがAfDの支持を伸ばしている原因である
- 極右認定の主体への疑問:
- 誰が極右認定するのかが問われる
- 反社的扱いとの整合性:
- 欧州の極右は日本の反社会的勢力に相当する扱いであり、整合性が取れていれば沈黙も矛盾ではない
- 次のファシズム:
- 次のファシズムは反ファシズムを叫びながらやってくる、というディミトロフの言葉が当てはまる
■ 6. 反転したナチスという皮肉
- ユダヤ大好きになっただけのナチスドイツ:
- 現在のドイツは対象が入れ替わっただけで、裏返ったナチスに過ぎない
- 現代左翼への当てはめ:
- 現代左翼がやっていることはナチスと同じである
- 反省の欠如:
- ナチス時代にユダヤ人にやったことを今はAfD党員にやっているだけで、過去をまったく反省していない
- これを「闘う民主主義」と捉えているのだから度し難い
- 日本以外政治的沈没:
- パロディ小説「日本以外沈没」になぞらえ、日本以外政治的沈没のような近未来が出てきそうである
「戦争やめろ」に違和感を覚えていた理由がわかった。
「戦争始めるな」と言うべきなんだ。してないんだから。
今のバイト先、今までこの職場を牛耳り難癖を他の人達に付けまくり横暴の限りを尽くして皆から疎まれていた人が、バイトで入ってきた私を初日に休憩室に連れ込んで他の職員の悪口を吹き込もうとした挙動が明確に「悪」とされ「迫害する理由」になって、一転全員から無視されるようになってしまった
「外資ITでは仕事ができないマネージャーは部下に舐められてチームをまとめられない」という趣旨の投稿をみかけたが、これは逆に雇用が手厚く保証されている日本企業的な発想だなと思った
本来上司の一存で部下をクビにできる米系では上司がどれだけ無能でも言うことを聞くしかないので
上司が無能で嫌なら自分が出て行くしかないのがアメリカ企業
上司に楯突いて追い出したみたいな例は、上司の側に明らかな不祥事でもない限りはあり得ない
「上司をハブる」みたいな発想が出てくる人は、そもそも上司が日本人なんだろう
「無能な外国人上司」にどう対処すべきかはかなり困るしハブればよいというものでもない