20世紀リベラルの思想は、「まとも」とか「正気」とかいう概念は抑圧的で弱者を排除するのでやめましょうという方向で進んでいて、それはそれでけっこうだった(実際そういう点はあった)のだが、結果として当の本人たちが正気を失いまともじゃなくなっているのが現状。だから今起きている様々な事件は思想的な問題。
酒の席だったので話半分とはいえ、法事で顔合わすことになった法曹関係者だというオッチャンから色々面白い話を聞いたので、
実際ホントなんかなこれと思いつつも思い出しながら書いてみる。
まあ面白い話だなあと思ったが、そのオッチャンもニュースで報道されてるレベルの話ベースだったので、後で調べたらそういう面もあるんだな、って感じなので新鮮味はないかもだけど。
昨今、闇バイトの摘発件数が急増しているし、そういう関連事件が連日結構な頻度でニュースを賑わかせている。
しかもついに「再犯組」まで現れているというニュースまで珍しくなくなった
あんなに捕まりまくってるし、少子化のご時世なのに、それでもなお闇バイトに参加する若者が大量に増えているのは確かに不思議だった。
というか、原因なんかわかってんならそこらへんにメス入れればいいじゃん、と素人考えに思っていたが、法律の立て付けや行政間の問題でそう中々いかないらしい。
■結論から先に書けば「闇バイトの人材供給源のプールは、法律上超面倒くさい存在だから司法がメスを入れづらい」からだという。
今は状況がやや変わっているが、コロナ前よりこの手の闇バイトの実行犯の供給源はトー横などを筆頭とする「浮浪家出少年少女周辺の界隈」だという。
一番わかりやすいサンプリング・ケースとしてオッチャンはビール飲みながら語ってくれた。
概ねこういう盛り場に集まる連中は、
「県外から来ている」+「ネグレクト筆頭に家庭環境が終わっている連中揃い」なので、おまわりさんが補導したところで、そのおまわりさんやら所轄の警察署にかかる負担は半端ではない。
何せ、親元に帰したら今度はその親元が大問題だった、というケースばかりなのだ。その時点で面倒臭いし書かなければならない書類やら、所轄外+県外の児相などの別系統の行政への連絡や引継ぎなど含めて、手が腱鞘炎になるほどの書類かかなきゃいけない処理がのしかかってくる、という
しかもそれに何か不備があれば上司から怒られるし、その上司もさらに警察の偉い人たちに怒られて出世に響くのだ。おまわりさんからすれば溜まったものではない。
もはや非行少年少女を通り越して現場の警察官からすれば関わるだけで精神消耗しまくりの「天然破壊工作員」である。
ぶっちゃけ普通の非行少年少女を処理するより「超めんどくさい」のだそうだ。
だからいつまでたってもいなくならない、という。(後でネットで調べたら元警察官や、法曹関係者がまさにこの問題を提起してるインタビューニュースやnoteが結構見つかったので結構な問題の様だ)
しかも児相で保護したところですぐ脱走する。どんなクソ親であろうとも親権を盾に取られたらどうしようもない。
日本の親権の強さは半端ではないのだ。
根本的に「養育能力がないと法的に証明する」のは滅茶苦茶難しいという。親が薬やって捕まったとか、連れ込んだ養父が命に係わるレベルで暴行を日常的に加えているとか、そのレベルであるという。
そしてすぐ親連中は養育能力がないので逃げてトー横に戻ってくる。そのたびにおまわりさんはそいつらを補導して同じことの繰り返しだ。もはや拷問である。
警察官だって人間だ、こんな法律のバグの結果発生する存在に、解決策もないまま対処療法でいらん作業させられ続けたら仕事にならないし、他の仕事もあるから結局対応は後手になる。
問題視した「政府の偉い人たち」からケツ叩かれて、「警察の偉い人たち」から檄を飛ばされて、たま~に一斉補導はする、それでも元に戻る。誰も根本の責任は、行政とか法律のバグみたいな話なので、面倒くさいので放置されている。
警察が手出ししづらい上に、頭の悪い未成年層を、反社や裏社会の住人や「ワルイオトナ」達が悪用しないはずはない。結果闇バイトの実行犯としての人材供給源になる、という。
ここで少し警察を擁護するが、流石にガン無視放置はしていない、できる範囲で補導などもできる限りはやっている、という話はニュースでもたくさん出ている、警察自身も発表している。それでもいくら苦労してトー横から実家や保護施設へ叩き出しても、すぐ脱走して戻ってくるペースの方が遥かに早いからだ、もはや「人間蝗害」である。
挙句、根本的に福祉から自ら漏れ出てる上に、バカだから殺しでも火付けでも詐欺でも強盗でも、どんな重犯罪も何が悪いかわからずにやる人材、しかも未成年、医学的エビデンスでも認められたバカなので法律的に一般人やそこらの子供より保護される存在なんて、反社からすれば「宝の山」である。
法律的な強さで言えば、例えば「人間の言葉と価値観が多少わかって操縦できる山から下りてきた熊、しかも手を入れずともポンポン増えるくらいどこからか沸いてくる低コスト」なんてもんがいたら、理想のテロ兵器だと軍事関係者はみな口をそろえて言うだろう。法律のバグとはいえそれくらいの存在に近いと言えるのではなかろうか。
当然、警察だって頑張っている。この手の闇バイト関連の捜査・対策は年々強化されているし、現場の警察官たちの努力で検挙率も目覚ましい程に上がっている。それなのに根本問題の人材源は全く減らないしメスが入らないし、警察では入れられない。
となると、反社側は特攻形式でどんどん犯罪が凶悪化・残虐化するのも当たり前の話だ、という。100人の実行犯を突っ込ませて一人10万取れればいい方なんてことより、元手はゼロなのだから、99人捕まろうが1人が1000万でも取ってくれば元が取れる、という計算だという。
こうして闇バイトが加速度的に増えざるを得ない、という。
■というか言葉を濁さずに言えば、昨今の職業犯罪者が絡む犯罪の供給源は軽度知的障害などを持つ「グレーゾーン」が人材層となっている。という
トー横キッズの様な程よい層は、反社からすれば獲り合いになる。
犯罪者の世界も現実の経済と同じであるという。需要が供給を上回れば、他所から代替ルートを深耕したりする必要が出てくるというのだ。
そんなわけで、彼らはシノギのために他所から同じような人材を発掘せざるを得ない。
そこで使われるのがSNSだ、警察が追跡できないアプリの様な、昔のスパイ映画の道具みたいなものなんぞ昔のP2Pより簡単に探せてDLできる時代だ。
ニュースにもなっていたと思うが、信じられないことに、普段利用の携帯でアプリだけ入れて元締めの真似事してるようなミラクルバカタレが捕まっているなんて話もちらほらあるという。
誘導して馬鹿を選別するスキームを構築、そこを突破する「選りすぐりのアホ」を青田刈りなんて話は、実例だけでもXを見るだけでそんな怪しいアカウントは腐るほど出てくる。
それほどバカという「美味しいお魚さん」はそこら辺のネットの海を泳いでいるのが現状だという。
あとは少しの共感性のなさと、ゲーム感覚一つあれば「ほんの少しヤンチャな奴ら」が凶悪な「トクリュウ」に大変身だ。
闇バイトなんてリスクの高いこと以外でも、周辺犯罪も一時期は増えていたという。
例えば不同意性交をちらつかせた美人局などなら、わざわざバカのエリートを手間かけて探してくる必要もなく、パパ活やってる層が小遣い欲しさで幾らでも使える上に、
何回も同じことを同じ人間が繰り返すか、ビビッて自ら虚偽だったと捜査関係者の前で宣言するという、ありえない事でもしない限り、誣告(※やってもない犯罪を他人を陥れるためにでっちあげる事)罪なんて警察も検察も視野に入れないし立件のしようがないと
「悪い奴ら」に空気入れられて気軽にやらかすバカ共もそこそこいたというのが現実だ、という(※流石に法律制定当初の時代の話であって、今は流石に警察も被害者のいう事は嘘かどうかよく調べて聞いて判断するし、こんなん何回も問題になったら検察も警察も処罰食らって司法が機能停止するレベルなので、不同意性交で冤罪だとか不当拘束なんていうのは通常年末ジャンボ宝くじ一等賞レベルの確率で滅多におこらない、とのこと)
だからこの手のヤカラがゲリラ的に大量発生し、対策に当たるよう指示されたマル暴などの刑事は頭を抱えているという話を聞いた。実際、ニュース記事にもいっぱいなっている。
そりゃそうだ、昔ならこの手の犯罪の絵図をかけるほどになるには、中高から落ちこぼれて不良の盛り場にいって、そこで反社のパイセンと繋がってという、犯罪者としての下積みキャリアが必要だったのに、今ではそのレベルのことがタバコを排水溝にポイ捨てするレベルの手軽さでできる時代になったのだから。
寿司屋だろうがお花屋さんだろうが下積みは必要なのは、犯罪者の世界でも変わらない。駆け出しの不良少年少女にできることなど、コソコソ隠れてタバコ吹かすか酒飲むかくらいの悪事から始まるのが今までの常識だ。ところがツールの発達によって、いきなり数年下積み積んだ一本立ちした犯罪者がやるレベルの犯罪を、インスタントに出来てしまう時代になってしまったのだ。
昨日まで「ちょっと性格が悪い嫌な奴」が少しの元手で「プロの犯罪者」になれる時代なのだ、という。本来であれば生活安全課の仕事か、生活安全課と組織犯罪対策課が連携すべき事案なのだろうが、あまりに「トクリュウ」のバックボーンが多彩過ぎて、実態解明もしづらいのが現実だという。
それで大体捕まる実行犯は、捕まえて送致して検査したら軽度知的障害だらけだったというような話も結構あるというし、これもニュースで報道は出ていた。
当たり前である。「普通の人間なら」そんなことに引っかからないレベルの選別を超えてきた「アホのエリート」が、実行犯になるのだから、という話でしかないという。
これも根本的には「技術の進化によって、職業犯罪をやる上での起業コストが異様に低くなった」という面もあるそうで、そういう話も聞いたが、本筋ではないので割愛する。
さて、普通の人間なら実刑クラスの犯罪なんて執行猶予付き判決でも人生7割くらい終了レベルの大変なことである。
法律作る側の人たちも、それを執行する検察も警察も裁判官も、犯罪、それも刑事犯罪なんて「普通の頭か剽悍な奴が酒に酔って前後不覚になってるとか、切羽詰まってとか、狙って自信満々にやる」だろうという前提で、判決や執行の処理までノウハウやスキームが組み立てられている。
そこに「初犯かつ、検査してみたらグレーゾーンだった奴」みたいなのが大量に送り込まれてくるのだ。
大体初犯なのが一番の問題だという。
闇バイト強盗で人を殺して捕まっただとか、家に火つけて人ごと焼き殺して捕まっただとか、強姦しただとかみたいなレベルは論外だが、それ以外が大半であり、一発実刑でも最低下限、概ね執行猶予、ここまではいい。
これが普通の奴ならそのまま淡々と判決下して終わりだが、この手の闇バイトの実行犯層の場合は、さらに福祉と連携しなけりゃならぬ。ここでも無駄な書類仕事や行政間連絡などの、稼働が裁判所・検察・警察・福祉・精神医療・法曹界と大量に増える。
しかも警察・検察・法曹関係者と市民に降りかかる最悪の一番の問題が「冤罪」だ。
今でこそ流石に滅多におこらなくなったが、実際検索すればたまたま捕まった闇バイトのバカが、その場で思いだした何の関係もないクラスメイトやバイト同僚の名前を口走って共犯者だったなどとデマカセほざいたり、反社に空気吹きこまれてパパ活やってるアホ女や「みいちゃん」系の奴が、
不同意性交で誣告を気軽にかました結果、そもそも性行為もしてなければ、当日バイトや授業受けてた様なアリバイがあっても冤罪でしょっ引かれて、大問題になり弁護士会から名指しで検察や警察が批判を受ける、国が問題視するような事案になった、という話も実際ニュースに出ていた。(調べたら流石に裁判所から無罪判決が出たらしい、しかし1年以上拘束されていたという)
警察や検察をあえて擁護するが、バレたらタダではすまない誣告行為を、ウーバーイーツ頼むくらい気がるなノリでかますアホなんか従来の社会であれば考えづらいし、
まさか一発実刑レベルの犯罪かましたアホのいう「知り合い」だとか抜かす奴なんて、何の関係もない一般人ではありえないだろうから、多分同じようなヤカラや犯罪傾向のある人間なのだろう、と考えるのは致し方ないので、冤罪事件も多少発生してしまうのである(繰り返し言うがこの手の犯罪が問題になり始めた初期の話で、現在は流石にちゃんと調べるので滅多に冤罪や誤認逮捕なんて起こらない、警察や検察もそれを起こせば最悪クビだからである)
こんな問題おこしても対外的には「捜査には問題なかった」としか言いようがないから検察と警察への心証最悪であるし、コトはそれだけでは済まない。
こんな大問題が頻発した以上、キャリアが滅茶苦茶になった検事や警察官僚や警察官は両手両足の数では効かないだろう、という。もはやこれは「トクリュウ」による行政と司法と市民に対する無差別テロ作戦かなんかとしか言えないレベルである。
しかも裁判にかける実行犯は繰り返し言うが男も女も「医学的エビデンスで認められたきわめて科学的な根拠で証明できるアホ」である。いちいち検察や弁護士が「被告人は軽度知的障害があるから減刑を考慮に入れてほしい」「いや減刑なんかできるわけねーだろ、証拠はこれ」とやりとりしなければならないし、裁判官もいちいちそれを考慮に入れて判決を入れなければならない。裁判の稼働がさらにかかるのである。(実際、この問題を提起してる識者のニュース記事とか結構あったので司法や行政もかなり頭を悩ませてる問題らしい)
警察は冤罪や誤認逮捕防止のために口から出まかせほざく連中が誣告しないかを神経とがらせて精密捜査をしなければならないわけで、そりゃ警察官の疲弊は凄いことになるわけである。
「もうめんどくせえからそんな奴ら放り出して終わりにすりゃいいじゃん、また再犯したらそのまま刑務所ぶち込んじゃえば?」と俺は思ったし口に出したのだけれど、どうにもそうできない義務があるというのだとういし、そんなことすればみんな大問題になるというのだ。
つまり人一倍手間がかかる上に、雑な処理をしてしまえば関係者全員怒られて気分は超ブルー、下手すりゃだれが責任取るのかともめにもめて挙句罰則という司法と行政に送り込まれた「破壊工作特化型人間爆弾」と化しているのだという。
それってもう、本来は根本的な原因考えて対策しないといけないものを、裁判所や検察や警察や福祉、医療、法曹界といったところにフリーライドして丸投げしてるだけじゃないの、と思ってるのだが、どうしようもない話なのでしょうがない、という。
ここまで書いてなんだが、こういう話をしてくれたオッチャンは、別に障碍者差別とかでなく、そもそも本来はもっと根本的に国やみんなで考えないといけない問題を、みんなが面倒くさいからと「障碍者差別になるぞ!」と封殺するような風潮そのものが、だれも責任を取っていない一番の障碍者差別ではないかと思うし、
本当に考えているのなら、反社の鉄砲玉の供給源と化している現状を何とかすべきではないのか、というスタンスらしい。
だからこれからも増え続けるだろうし、今は反社だけで済んでるが、例えば、どこぞの日本を仮想敵国にしてる様な怖い国の諜報機関とかが、そいつらの様な「医学的エビデンスで証明されたバカ」たちを闇バイト形式で、ヤベー生物兵器とか、ヤベー毒ガスとかのアンプル持たせて首都圏のど真ん中で開封…みたいなテロに利用されかねないし、そうなったらもう誰がどう責任を取るとかいう問題以前の話なのだから、もっとみんな真摯に考えるべきだ、ともいっていた。
酒の席で真面目な人だなぁと思いつつも、結局こんな怖い世界には関わらない様にするのが個人としては一番だな、と俺は思った…
■ 1. 意見表明の理由
- 作品におけるみいちゃんの位置づけ:
- マンガ中でみいちゃんに障害があるとは明言されていない
- 描き方や作者の発信からは、知的障害や発達障害があると推測できる
- そのため、このマンガに関するネット上の様々な意見に関心を持ってきた
- 意見表明に至った二つの要因:
- 障害のある人を守る立場から当協会に意見を求める声が届いていること
- 「みいちゃん」が障害のある子を揶揄する言葉として使われる現実があること
■ 2. 現実に起きていること
- 揶揄語としての使用:
- 全国手をつなぐ育成会連合会の意見書に、複数の事例が報告されている
- 「みいちゃん」が知的障害や発達特性のある女性を揶揄・侮辱する言葉として使われている
- きょうだいへの影響:
- 自閉症の兄弟を持つ子が、学校でからかわれると心配しているとの報告が当協会に届いている
- 当事者と家族の反応:
- マンガを読んだ当事者や家族から不安感・不快感が寄せられている
- 意図の有無とは無関係な現実:
- 作者や出版社に差別する意図がなくても、このようなことが生じている現実は無視できない
■ 3. このマンガの問題点
- 困難が収益の材料にされたこと:
- 本来最も重く扱われるべきだった夜職にまつわる問題が材料として扱われた
- 貧困や障害という現実に存在する困難が、商業的な成功(収益)のための材料として扱われた
- 表現手法の問題:
- 不幸なみいちゃんを「さらりとしたタッチ」で表現したことが、揶揄する言葉に使われることにつながった
■ 4. 不幸を材料にしてしまった経緯
- 作品全体の構造:
- 最終話まで読むと、全体はみいちゃんと山田さんという二人の絆の物語である
- 話のほとんどを占めるみいちゃんの経過は、山田さんが亡くなったみいちゃんと約束した追悼のマンガ、つまり劇中劇と理解した
- 構造を踏まえてもなお残る問題:
- そうであっても、作品の大半は徹頭徹尾「みいちゃんに何が起きるか」を描いている
- 作品の大部分を占める「みいちゃんの受難」が評価の対象になるのは自然な反応である
- YouTubeチャンネルでの発言:
- 講談社ヤングマガジン編集部の公式YouTube「ヤンマガ日常ch」の企画中で本作品に触れられた
- 「みいちゃんが可哀想な目に遭うのを見たい」「この世界の底を見てみたい」というテロップが表示された
- 「人が堕ちていく様を見たいと思わせるみいちゃんのキャラ」というテロップも表示された
- 当該動画は8月1日に非公開化された
- 編集部の言及が示す事実:
- 編集部自身が、山田さんではなくみいちゃんの経過を論じている
- 本作が「山田さんによる追悼」ではなく「みいちゃんの悲劇」として世に受け取られた証拠である
- 弱い立場の人物が搾取され転落していく様が、娯楽として読まれたことの何よりの証拠である
- 「リアルみいちゃん」アクリルスタンド:
- 出版社は、涙を流し半裸の姿のみいちゃんのアクリルスタンドを「レア景品」として抽選プレゼントにした
- 出版社自らが不幸を商業的な価値で見ていると言わざるを得ない
- 作者の寄り添う気持ち:
- マンガ家志望の山田さんは、誰も訪れないみいちゃんの墓に毎年お参りする
- みいちゃんを救えなかった山田さんを通して、作者の寄り添う気持ちが象徴されているように感じる
- それでも生じた受け取られ方:
- 出版社と作者の姿勢からは、「弱い立場の人の不幸を娯楽化する」ものとして読まれた
- その結果、障害者やその家族に不快感を与えることになった
■ 5. ネット配信先行のリスク
- 監修機能が働かなかった可能性:
- このマンガはネットでの配信が先行したものであった
- 従来であれば、出版社の蓄積された監修やリスク回避機能が組織的に働いたはずである
- 監修が特に必要だった事情:
- この作品は作者のデビュー作だとされている
- デリケートなテーマを扱っていることから、なおさら監修が求められた
- 出版社への要請:
- 出版社はネット配信時代の監修体制を整える必要がある
■ 6. まとめ
- アニメ化への危惧:
- 年齢制限を設けることや、誰もが視聴できる地上波でなければ良いとは考えない
- このマンガの関係者の文化のもとでアニメ化されることに強い危惧を抱く
- 求める理解:
- 障害のある人への揶揄や侮蔑、そのきょうだいや家族へのからかいが起こらないようにすること
- 貧困や障害という現実の困難を、収益や他人の不幸をおもしろがる材料とせず、必要な支援につなげること
■ 1. 前提: 左派も陰謀論に陥る
- 前回記事への反応:
- 極めて例外的な左派の人物を取り上げただけではないか、という批判があった
- 相対的に見れば陰謀論を信じる人は右派のほうが多いのではないか、という反応もあった
- 専門家の指摘:
- 日本ではむしろ左派のほうが陰謀論に陥りやすい可能性が専門家から指摘されている
- 大阪経済大学の秦正樹氏は、陰謀論を体系的かつ計量的に検討している研究者である
- 著書『陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム』(2022)は左派・リベラル派からも好意的に紹介されてきた
- その著作では、左派にも同様に陰謀論的傾向を持つ人がいることが指摘されている
- 2024年の雑誌記事では「野党支持者が『陰謀論』を信じやすい理由」と題して論じている
- 政治的敗北と陰謀論:
- Uscinski and Parent (2014)は、政治的に敗北した側ほど敗北を陰謀で説明する傾向を指摘している
- 2020年米大統領選でトランプが敗れた後、MAGA系の不正選挙陰謀論が急速に活発化した
- それは最終的に議会議事堂襲撃にもつながった
- 日本の左派・野党勢力は長年選挙で敗北を重ね、「政治的敗北者」の状態が長期間続いている
- 本記事の位置づけ:
- 左派のほうが本質的に陰謀論者だという話ではなく、陰謀論は左右どちらにも出現しうる
- ただし「左派には陰謀論者などほとんどいない」と考えるのも現実とはかなり違う
- 政治家や新聞記者など影響力の大きい人が唱え、MAGAやネット右翼と同質のものを6個選ぶ
- 自己チェックシートの6項目:
- 自民党は芸能スキャンダルやJアラートを使って政治の話題からの目逸らしを行っている
- 日本の選挙では計数機など様々な手段で不正が行われている
- HPVワクチンや新型コロナワクチンは害が大きいのに製薬会社のロビーで強行された
- 福島第一原発から放出される水は危険なのにIAEAなどが握りつぶしている
- ロシアにも正義はあり、ロシアメディアは日本メディアと違って信頼できる部分がある
- 日本政府は統一教会を通じソウルからの指令で動いている
■ 2. メディア操作・「スピン」陰謀論
- 秦氏が挙げるリベラル型の典型:
- 政権によるメディア操作、いわゆる「スピン」がリベラル側の典型的な陰謀論パターンとされる
- 左派の有名人から定期的にこの手の発言が出ている
- ラサール石井の例:
- 槇原敬之逮捕を政府の陰謀と疑い、官邸に有名人の逮捕者リストがあるのではないかと投稿した
- 沢尻エリカ逮捕時にも、次期逮捕予定者リストがあって誰かがゴーサインを出していると述べた
- 同氏はその後政治家に転身し、現在は社民党の幹事長である
- 正常な広報戦略との境界:
- 政権がメディアを意識して広報戦略を組み立てること自体はあり得る
- 会見や発表の日程調整、重要政策の発表タイミングの検討は通常の政治広報の範囲にある
- 問題は、不都合なニュースの週の芸能スキャンダルを官邸が意図的にぶつけたと説明する場合である
- 彼らの間では、政権に都合のよいタイミングだったというだけで根拠として完結してしまっている
- Jアラート陰謀論:
- 北朝鮮のミサイル発射を日本の政権による目くらましだとする言説さえ出ることがある
- 日本政府が北朝鮮にミサイル発射を指示できるはずがなく、完全に陰謀論としか言えない
- なお「Jアラートは危機感をあおる世論戦略」という程度の意見は、ここでは陰謀論に数えない
- MAGAとの共通性:
- MAGAの「主流メディアはフェイクニュースだ」という言説と共通する
- MAGA側にも「distraction(目くらまし)」という説明が存在する
- トランプの起訴はハンター・バイデン問題から目をそらすためだという主張が現れた
- トランプが炎上する発言をわざと投げて関心をそらしているという説明も繰り返されている
- 反証を免れる構造:
- 結果として都合がよかったという事実から、政権が仕掛けたという因果関係まで遡るのは別の話である
- 主流メディアは敵だから真実を報じないと設定すれば、否定も隠蔽の証拠として処理できる
- これは左右を問わず陰謀論が反証を免れる典型的な構造である
■ 3. 不正選挙陰謀論
- 敗者が陥る型:
- 選挙に負けた側が不正選挙陰謀論に陥ることはよくある
- 2020年米大統領選におけるMAGA勢力のドミニオン投票機をめぐる陰謀論はよく知られている
- 日本ではムサシ製の機械が開票・集計に広く使われ、野党支持者の間でムサシ不正選挙陰謀論が語られる
- 具体例:
- 籠池泰典氏が、ムサシの筆頭株主は安倍晋三首相とも聞いていると語る動画が2024年10月に再拡散した
- 同氏は自動集票により不正が行われやすい状況になっているとも述べた
- 日本ファクトチェックセンターはこれを誤情報として検証している
- 2026年の衆院選では、チームみらいの11議席獲得を「大躍進は不正選挙の証」とする投稿が拡散した
- 投票用紙読み取り機に疑義を唱えるデマも、特定政党や機器を標的として広がった
- 飛躍の構造:
- 開票のトラブルや遅延、開票結果が遅い投票所があること自体は普通に起こりうる
- 陰謀論では、妙に時間がかかっているのは不正が行われているからだと主張する
- 機械の存在やトラブルから、特定候補に有利なようプログラムされていると結論するには別の証拠が要る
- 選挙管理委員会や立会人が不正を確認できなくても、それだけ隠蔽が成功していると説明される
- 不正が確認できないこと自体が、不正の証拠へと反転して理解される
■ 4. 反ワクチン系の薬害・隠蔽論
- 歴史的背景:
- 薬害エイズや薬害肝炎など、国や企業の対応が問題となった歴史的事例は実際に存在する
- それを暴いた左派系政治家が功績の一つとして誇っているほどである
- しかしこれが行き過ぎ、事実にそぐわないワクチン有害論に至っている例が見られる
- 支持者レベルではロバート・ケネディ・ジュニアやMAGA並みに反ワクチンへ突っ走る例もある
- 川田龍平議員の例:
- 「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」の会長であり薬害エイズ被害者である
- ロットによって接種者全員が亡くなっている統計があると投稿したが、これは誤りである
- 厚労省はロットごとの死亡件数を公表しているが、特定ロットで全員が死亡した記録はない
- 事務所は静岡県御殿場市のデータだと説明したが、開示請求の結果そのようなデータはなかった
- 阿部知子議員の例:
- HPVワクチンに薬害があるとする質問主意書を平成25年と令和元年に継続的に提出している
- 新型コロナでもワクチン接種を疑問視する発言を多く行っていた
- HPVワクチン中止については日本産科婦人科学会から非科学的失政だと強く抗議された
- WHOは、安全で効果的なワクチンが使用されない日本の政策決定は真に有害な結果となり得ると警告した
- 積極的勧奨は現在再開している
- 左派と親和する理由:
- 左派には国家や大企業、巨大製薬企業といった権力への警戒が強い
- 専門家や政府が正しいと言うから従うという姿勢への批判も強い
- 化学物質や人工的な医療介入を警戒する「自然派」とも、反権力・反企業の文脈で接続しやすい
- 右派ポピュリズムとの接続:
- 参政党も食や農業、環境、医療をめぐって「自然」や「身体に良いもの」を重視する主張を掲げる
- 神谷宗幣もワクチン後遺症を考える超党派議連に入っている
- ただしこちらは反権力思想ではなく、保守的な復古主義的感覚から自然派に接続していると見られる
- ここでの復古は考証に基づく復元ではなく、昔ながらの自然な生活を肯定する感覚的なものである
- 自然派的価値観は左派の反権力思想とも右派ポピュリズムとも接続可能である
- 現代の科学は何かを隠しているという物語を介して、陰謀論とも結びつきやすい
■ 5. 処理水「汚染水」デマとファクトチェック
- ファクトチェック普及の文脈:
- 日本でファクトチェックやコミュニティノートが普及した文脈の一つはMAGA的陰謀論の抑制であった
- コミュニティノートはマスク買収以前の2021年、米議事堂襲撃を受けBirdwatchとして実装が進んだ
- 基本的にMAGA系偽情報に対する牽制として作られたものである
- 国内でもリベラル・左派系のメディアや論者は導入や普及に比較的積極的だった
- 2017年にファクトチェック・イニシアティブ・ジャパンを設立した立岩陽一郎がその一例である
- 同氏には『トランプ報道のフェイクとファクト』などの著書があり、北朝鮮を表敬訪問してもいる
- 2022年10月に日本ファクトチェックセンターが発足し、2023年にはコミュニティノートが日本で利用可能になった
- 最初に俎上に載ったもの:
- 皮肉にも、真っ先に検証対象となったのはリベラル・野党側の「処理水=汚染水」というフレーミングだった
- 福島第一原発では多核種除去設備で主要な放射性核種を除去している
- 除去しきれないトリチウムも、世界の稼働原発より厳しい基準で濃度基準以下に希釈して放出する
- IAEAの監査も受け、科学的にも健康に影響のない範囲の放出と認められた
- 「汚染水」表記を用いた例:
- 立憲民主党の石垣のりこ参院議員は2023年8月の集会で党を代表すると名乗った
- 党の公式見解が「処理水」であるにもかかわらず「汚染水」を繰り返し、党執行部が対応に苦慮した
- 日本共産党は国会議員団としても一貫して「汚染水」の表現を用いている
- 西村経産相宛てに海洋放出の方針撤回を申し入れる際にも同様の呼称が使われた
- 阿部知子衆院議員はSNSで一貫して「処理汚染水」という表現を使用していた
- コミュニティノートによる衝撃:
- 阿部氏の投稿には、ALPS処理水が規制基準を満たすまでろ過・希釈されている旨の補足が付いた
- MAGA系偽情報への牽制だったはずの仕組みがまず左派に貼られたことは衝撃であった
- 当時は左派側からコミュニティノート撤廃論すら上がった
- ノートがリベラルへの攻撃に使われていると不満を漏らす人たちがあらわれた
- ファクトチェックされる側への転落:
- 日本ファクトチェックセンターも処理水と汚染水の違いを扱う検証記事を出した
- その中には「IAEAは日本から『賄賂』を受け取っているのか」というセクションがあった
- 当時そのような陰謀論が存在したことが伺える
- 追い詰められた結果のきわめつけが、朝日新聞の「『エビデンス』がないと駄目ですか?」という記事だった
- 『日本の反知性主義』(2015)で内田樹はエビデンスより体感的納得を重んじる旨の支離滅裂な主張をしている
- すでにこの時点で左派がエビデンスを嫌がっていたことがわかる
- 示唆:
- ファクトチェックもコミュニティノートもMAGA系偽情報を抑えるために導入の機運が生まれた
- 日本でも2020年頃まではリベラル派が自分たちの武器として積極導入しようとしていた
- それが実用になった瞬間、それで撃たれたのが当のリベラル側であることは示唆的である
■ 6. ロシアメディアの好意的引用
- MAGAとの共通性:
- ロシア政府系メディアを西側が報じない真実を伝える媒体として好意的に扱う傾向がある
- アメリカではMAGA系インフルエンサーでこの傾向が特に強いことは常識となっている
- 米司法当局は2024年大統領選への介入工作でロシア国営メディア関係者を起訴した
- 一部の保守派インフルエンサーは影響工作を受けたことを認めつつ、自分たちは被害者だと主張した
- 何が問題なのか:
- 外国政府系メディアの記事を紹介したり、ロシア側の主張を検討すること自体は問題ではない
- 問題は、情報源の政治的利害を検討する作業を飛ばす場合である
- 西側が報じない「もう一つの真実」を伝える媒体として扱う場合が問題になる
- 乗松聡子の例:
- 日本の護憲派・反基地運動の活動家である
- ロシアのウクライナ侵攻直後の琉球新報のコラムでロシア政府系メディアのスプートニクを引用した
- 西側メディアの報道を「ロシア悪魔視一辺倒」と批判した
- 当時からロシアのプロパガンダを擁護するものではないかとの批判が出たが、記事は撤回されていない
- 米国務省はスプートニクの経営者をクレムリンのプロパガンダと偽情報の主要な発信者と位置づけている
- 情報選択のパターン:
- MAGAではCNNやNYTは民主党のプロパガンダだという不信からロシア系情報源へ接近する例が問題になる
- ここで起きているのは単純な親露・反露の問題ではない
- 敵とされる側が言うからこそ既存メディアが隠す真実ではないか、と考える情報選択のパターンである
- 日本の左派も反米・反NATO・反基地という立場から同じパターンに陥りうる
- 西側メディアは政府や軍産複合体に支配されているという前提が強まると、ロシア発信を過大評価しやすい
■ 7. 「日本政府は韓国に支配されている」陰謀論
- ナラティブの転移:
- 韓国が日本を裏から支配しているという物語は、かつてのネット右翼・嫌韓論壇に典型的だった
- 一見すると左派とは最も縁遠そうな陰謀論である
- しかし現在では、統一教会批判や安倍晋三氏・自民党批判の文脈から類似のナラティブが出てくる
- 桜ういろうの例:
- 2023年に共同通信社の記者だったことが判明し懲戒処分を受けた左派系インフルエンサーである
- 当時の報道では左翼アカウントと認識され、保守系著名人やネトウヨ批判を繰り返す人物とされた
- その後の投稿には「政策はソウルで決まる」「ネトウヨの起源は韓国」といった言説が現れた
- 「安倍家は韓国人と入れ替わっていた」という、韓国支配型ナラティブに酷似する投稿もあった
- 町山智浩の例:
- 国家情報局という名前は韓国の国家情報院から来ているという趣旨の発言が晒されている
- つまり統一教会の指導だという趣旨の発言も見られる
- 2ちゃんねる嫌韓論壇の「韓国→統一教会→自民党」というルートの支配ナラティブとよく似ている
- 事実と飛躍の区別:
- 統一教会が韓国で創設された宗教団体であることは事実である
- 自民党の政治家との関係が問題になったこと自体も事実である
- しかし韓国の組織が日本の政治を支配しているという巨大な因果関係を導くには別途具体的な証拠が要る
- 推測される経緯:
- 安倍政権以降、統一教会を種に安倍派や高市早苗氏ら自民保守派を批判する道具として活用する時期があった
- その影響力がどんどん過大評価されていった
- 実際には他の職能別団体と異なり、参院に議員1人送り込めない程度である
- そんな中で立憲民主党などが公明党と組んで「中道改革連合」を作った
- 公明党も新興宗教勢力であり、統一教会と同じような批判がある
- 長井秀和が両親は創価学会に数千万円寄付したと告発した例がある
- 創価学会はよいが統一教会は駄目だという理屈付けとして、統一教会は韓国産で外国の陰謀だという理論が出た
- この飛躍は私にも理解不能であり、あくまで推測に過ぎない
■ 8. 結論と積み残しの論点
- 陰謀論は右派特有ではない:
- 複雑な社会問題を悪意ある単一の主体の仕業として説明したくなる心理は政治的立場を問わず存在する
- 今回は左派によく見られ、MAGAやネット右翼との共通性が強いものを6個集めた
- 左派でもこれは陰謀論だと認めざるを得ない強いものを選んだ
- 「新自由主義」という言葉:
- 定義が不明瞭であることを多くの学者が指摘している
- ダイアン・コイルは定義が緩すぎてオバマまで新自由主義になると論じている
- ノア・スミスは本当に「新自由主義的転換」なるものが存在したのかを検証している
- サミュエル・ハモンドは新自由主義が「何ではないか」を整理している
- タイラー・コーエンは、この言葉は誕生当初から罵倒でしかなく分類用語ではないとしている
- 結果的にイルミナティやディープステートと似た、世界を支配し私たちを苦しめるものという扱いを受けやすい
- 「軍産複合体」という概念:
- もともとはアイゼンハワー大統領の退任演説に由来する真っ当な問題提起だった
- 現在では武器産業・国防総省・議会が結託した単一の複合体が戦争を望むかのように語られる
- 実際の安全保障政策の決定は、議会の委員会や官僚機構、シンクタンク、同盟国、世論が絡む複雑な過程である
- 実際に戦争が起こると予算が人件費や燃料費に食われ、装備品の新調はむしろ遅れることすらある
- それでも戦争を仕掛けたがる勢力がいるという説明の型は、ディープステート論と機能的に似通っている
■ 1. 事案の経緯
- 問題の投稿:
- 東京大学大学院教育学研究科の本田由紀教授が三笠宮家の彬子さまを巡り「遺伝的要因のおそろしさを感じる」などとXに投稿
- 差別的な表現ではないかとの批判が殺到
- 時系列:
- 元投稿は9月1日、本田氏本人による「解説」は9月5日
- 東大の対応:
- 2026年9月8日、研究科長が本人に注意
- 「社会からの受け止めが一定あったことを踏まえ」「個人のSNS投稿についても十分考慮して行うよう注意をした」との説明
- 東大は9月5日の「解説」についても承知したうえで注意を行った
- 学生有志の抗議:
- 「差別と二重基準のない東京大学を」が投稿の撤回と謝罪を求める抗議声明を発表
- 今回の投稿とその対応をめぐり、差別に向き合う姿勢の一貫性を問う
- 社会問題化:
- 週刊誌からも取材が来ており、ネットの範囲を超えた社会問題になっている
■ 2. 「注意」の組織的意味
- 注意に至る経路:
- 大学に抗議や問い合わせが多数寄せられ本部事務から研究科に対応を求められる経路が考えられる
- 理事・副学長級以上から対応を求められた経路も考えられる
- 本部コミュニケーション戦略課が回答しているため、J-CASTの取材対応を契機に本部と研究科が調整した可能性もある
- 実際にどの経路だったのかは外からは分からない
- 注意に含まれる三つのメッセージ:
- 大学として問題を放置せず注意・指導を行ったという記録を残しておきたいという意図
- 現段階なら部局内の注意で収められるが、継続や炎上拡大があれば全学のコンプライアンス部門が扱う案件になり得るという警告
- これ以上部局を巻き込まないでほしいという要請
- 三つは排他的ではなく通常はすべて含まれている
- 部局の負担:
- 教員個人の発信であっても、抗議対応、報道対応、事実確認、執行部への説明、再発防止策の作成は部局の仕事になる
- 研究科長の監督責任も問われ、組織的・対外的な負担は確実に増える
- 位置づけ:
- 今回の注意は現時点で重大案件になっていることを意味しない
- むしろできるだけ穏便に収束させるための初期対応
- このレベルで収まらなくなると次はより面倒な段階に進むためのアラート
- 組織内言語としての穏当な表現:
- 「十分考慮して行うよう注意した」は外から見れば甘く見えるが、ある種の「旧帝大しぐさ」とも言える
- 地方国立大学ならもう少し直接的かつ強く怒られそうな性質のもの
- 旧帝大では教員の自主性が強く、個人の発信内容に強く介入すると言論・思想統制だと反発される
- そのため明確な禁止や命令ではなく持って回った表現になる
- 表現が穏当でもメッセージは弱くなく、これ以上問題を拡大させるなという相当に明確な警告と読むべき
- 注意と解説の前後関係:
- 解説の後に注意が行われた可能性のほうが高い
- 元投稿から解説までの期間で大学が確認・調整を終えて注意するのは対応が早すぎる
- J-CASTの記事が解説を承知したうえで注意を紹介している点も根拠となる
- ただしどちらも確証ではなく、大学実務からの蓋然性の推測にとどまる
■ 3. 東大の部局自治と対応コスト
- 国立大学の権限集中:
- 法人化以降、各部局が持つ権限を引き剝がし大学本部・学長へ権限を集中させる改革が迫られてきた
- 東大の例外性:
- 例外的なほど強い部局自治を残してきた「最後の楽園」が東京大学
- 予算・人事・組織運営が伝統的に各部局へ委ねられ、予算配分過程も不透明だった
- 単なる教授会自治を超え、各部局が相当程度独立した組織として動いてきた
- 医学部の不祥事で露呈した本部との連携不足、縦割り、責任所在の曖昧さもこの強い部局分権と無関係ではない
- 対応の困難さ:
- 他大学なら本部主導で容易に進む対応も東大では簡単にできない
- 今回の研究科長注意でさえ本部と部局の連携、対応方針や文言の調整に外部からは想像できない行政コストがかかった
- ここから先も一足飛びには進まないため、しばらく静かに見守るべき
■ 4. 「注意」の評価をめぐる対立
- 大学が本田氏の解説を退けたとする読み:
- 東大の注意は大学側が本田氏の「解説」を退けたことを示す
- 結果として岡美穂子氏および隠岐さや香氏らによる擁護的発言が無効化された
- 本人が正当化する立場を貫いたにもかかわらず組織としての東大が明確に否定した点で想像を絶する屈辱
- 人文社会系の学者は自身の非を認めて謝罪することを極度に忌避する傾向にある
- 大学は判断を下していないとする読み:
- 東大は投稿内容が差別的発言だったかどうかの判断を下していない
- 解説文を認めも退けもせず、世間に騒がれないよう考慮せよと言っているだけ
- 大学がかばったとする解釈への警告:
- 東大が本田氏をかばったかのような解釈を撒き散らすことは大学側にダメージを与える
- 黙殺しなかったことへの評価:
- 東京大学が黙殺しなかったことは評価に値する
- 学会やメディアが今後どう対応するかも注視すべき
- 妥当とする評価:
- 東大が本田氏に注意したのは妥当な対応
■ 5. 対応が不十分または不適切とする批判
- 口頭注意では収まらないとする見方:
- 東大がスルーせず対応した点は想定外だが、口頭の注意では世論は収まらない
- むしろ燃料を投下している
- 処分の軽さへの批判:
- キャンセルどころか「けん責」ですらない「注意」であり東大はもうダメ
- 手続きの不備:
- 全学の委員会で慎重に検討せず教育学部長に任せた形に見える
- 本田氏より後輩の学部長が単なる注意で済ませたように見え、絵に描いたような下手な対応
- 事態の重大さを認識しておらず東大はかなりまずい立場に追い込まれる
- 求められる対応水準:
- 懲戒解雇が無理でも学長、副学長、学部長同席の謝罪会見を開き謹慎や減俸程度は必要
- 一度注意で済ませると軌道修正が難しい
- 大学自体への処分要求:
- そもそもこのような人物を教育学の教授にした東大が処分を受けるべき
- 政府は関係部局の予算を数割カットするなど厳正な処分を行うべき
- 処分の公平性への疑問:
- 東大は過去に中国人は雇わないと発言した人を解雇にしている
- 皇族の写真を引用して遺伝的要因が恐ろしいと投稿した本田氏との間で処分に公平性がないのはおかしい
- 過去に懲戒・解雇にした事案の発言が今回と比較して差別と言えたのか東大は公式に発表すべき
- 人事プロセスへの疑問:
- 本田氏より業績のある人が同じポストに応募したことがあるのか公表すべき
- 地方大学や私立大学にいる本田氏以上の業績を持つ人がなぜ東大教授になっていないのかも公表すべき
- 説明がなければ炎上はさらに悪化する
■ 6. 注意という措置そのものへの懸念
- 内容を検討しない措置の危険性:
- 皇室問題であるだけに、当事者が反論しているにもかかわらず内容を検討せずふわっとした理由で注意して見せるのは危険な傾向
- 本人が受け入れていない可能性:
- 謝罪も撤回もしていないのに注意されても受け入れていないのではないか
- 本人が否定を続けるなかで皇室マターに見えるものにサンクションを下すように見えることは本当に大丈夫なのか
- 注意を受けた投稿が削除もされず載ったままであること自体がかなり異様
- 前例としての評価:
- 優生主義的な発言をSNSでした場合、就業規則上の処分に至らない注意が妥当という基準ができた
- キャンセルカルチャーの根絶に向けた大きな一歩
- 謝って済む仕組みの必要性:
- 政治家も同様だが、これは謝って済むようにした方がよい
- 職を追われるとか、政治的な主張や党派、人によってまちまちな対応はよくない
■ 7. 差別の定義をめぐる論争
- 差別の性質:
- 差別とは長い年月をかけて地層のように積み上がるもの
- しばしば似通ったトラウマを契機にコミュニティを作り上げるもの
- 長い積み重ねがあるため当事者でない人には些細に見える言葉もトリガーになる
- その「些細」の判断は氷山の沈んだ部分を見ずに海上部分だけ見て判断するようなもの
- 文脈依存性:
- 差別を理解していない人ほど言葉狩りに盛り上がる
- 差別は前後の文脈なしには判断できない
- 集団性と当事者性:
- 「個人を不快にする」だけでは差別ではない
- 差別は基本的にグループを対象とし「私も同じことをされていた」の記憶を呼び起こすためMe tooというタグができた
- 基本的に告発は当事者から来るものであり、周りの人はどう行動するかを問われる
- 差別を否定したがる側への批判:
- 差別を否定したがる人々は主に誰かの口を塞ぐことに躍起になる
- 敵対相手の言葉尻を捉えて「あいつの方が差別的だ」「不道徳だ」という浅薄な非難を繰り返す
- そこにMe tooはなく共有された傷もなく、にわか検閲官や裁判官を演じたい匿名多数がいるだけ
- 有利な立場には差別が適用されないという論への反論:
- 差別は有利な立場には適用されないという考え方は危険
- 諸個人の地位は多元的であり、そのどれかについて差別する側が恣意的に有利と判定すれば差別が正当化されてしまう
- その結果ほとんど誰でも差別されうる、しうることになってしまう
■ 8. 「遺伝的要因」表現が個人に与えた傷
- 見落とされている当事者:
- 擁護派も糾弾派も社会の大きな構図や組織の論理の文脈で評する向きばかり
- あの表現に個人的にショックを受けた人もおり、X上では目立たない
- そうしたマイノリティにも配慮するのが優しい社会
- 血縁への読み替えへの批判:
- 「遺伝的要因はおそろしい」を「血縁」と変換したり天皇制批判で正当化する人たちは、遺伝的要因を恐れて暮らす人など眼中にない
- 個人的経験:
- 自身の祖父母はいとこ同士の結婚であり、日本では合法だが他国では禁止する国もある
- 近親婚では遺伝由来の疾病が発現しやすいとされ科学的に正しく、多くの社会で近親婚をタブーとする規範が確立してきた
- 昔の日本の田舎ではいとこ同士の結婚もよくある話だった
- 父の妹たちは体が弱く、おおらかに受け入れる人もいたがそうでない人もいた
- 近所の人から祖父母がいとこ同士だから叔母たちは体が弱くて大変だ、あなたはそうならなくてよかったと言われた
- それ以来そこはかとない不安がずっと心の中にある
- 血縁と遺伝の違い:
- ただの血の繋がりであれば縁を切ったり距離を取るなど自分の努力で一定程度断ち切ることもできる
- 「遺伝的要因」は今のところ自分のコントロールの及ばないところにある
- 自分ではどうすることもできないことは「おそろしい」
- 消えない感情:
- 子供がおらず遺伝的要因を心配する意味はないが、遺伝に対するネガティブな気持ちは消えない
- 恵まれた人生であっても、そのおそれは絶対になくならない
- かつて言われたことへのおそれはふとした時に湧いてくる
- 誤読だとか解説だとかで上から目線で正当化されることに自分の感情が否定されたと感じ本気で悲しんでいる人間がいることを残しておきたい
- あの言説が正当だと思われたくなかったから書いた
■ 9. ダブルスタンダード批判
- 本田氏の過去の発言との矛盾:
- 本田氏は2019年に、差別発言を繰り返している件について雇用者側は早急に対応すべきと述べていた
- 本田氏の主張によれば本田氏のような人はキャンセルされるべきという話になる
- 取材拒否と謝罪形式への批判の矛盾:
- 本田氏は取材に応じないことや「そんな意図はなかった」「誤解を与えたら申し訳ない」式の謝罪を批判してきたはず
- その手の政治家や企業の対応を問題だと言ってきたはず
- 自分ができないことを他人にだけ要求し、権威に無自覚で自分に甘い姿勢が問われる
- 処分水準と過去の言動の関係:
- 本来、処分としては注意くらいで充分であり懲戒として履歴に残る必要もない
- しかし本田氏や隠岐氏のこれまでの主張からすれば注意程度で済ませてはいけないはず
- あの人たちのダブルスタンダードこそが問題であり、過去のキャンセルを見直すべき
- 過去の事案の清算要求:
- 過去のあらゆる発言がブーメランになっており、オープンレターや草津の問題について謝罪を求め続けるべき
- 舌禍程度でキャンセルすべきでないと言うなら、過去に本田氏らによってキャンセルされた人たちの職位、名誉、基本的人権の回復もなされるべき
- 本田氏は彼らの名誉回復のために率先して行動すべき
- 擁護者への問いかけ:
- 本田氏をエクストリーム擁護した隠岐氏や岡氏らは今回の東大の対応をどう評価するのか
- 権威主義による帰結の予測:
- 本田氏はおそらく身内の甘い裁定と権威主義によって失職は免れる
- ならば今後いっさいの場面で彼女を「人格者」や「教養人」として扱うのを辞めればよい
■ 10. 批判の内容と表現をめぐる評価
- 撤回と謝罪の必要性:
- 最低でも撤回と謝罪が必要であり、「解説」で済ませてはならない
- 斎藤幸平氏の「普通に撤回しよう」という指摘はその通り
- 表現選択への批判:
- 本田氏の批判はシンプルな麻生批判であり、党派性が強くにじみ出た半ば陰謀論的なもの
- であればもっと端的な言葉で簡明に批判すべきだった
- 「遺伝的要因のおそろしさ」などとだいそれた言葉を持ち出さず単にそう言えばよかった
■ 11. 大学内の力学と本田氏への評価
- 指導教員としての評価:
- 本田氏は自身の指導教員であり、実学教育の可能性を探っていた辺りまでは同意できる部分もあった
- 政治活動家になってからは尊敬できる要素がない
- 今回については初手から少なくとも倫理的に誤った態度を取り続けている
- 学内で異論を言えるかどうか:
- 東大生で本田氏は間違っていると堂々と言える人は極めて少数のはずという見方がある
- そういう人は「自分は東大生である」以外の拠り所を持っているという指摘もある
- 実際にはそれくらい言える人は東大にたくさんおり、指導教員に恭順する学生ばかりではない
- ただしそういう人が東大に残れないことは事実
- 今後の焦点:
- 組織としては注意で終わるとして、他の東大教員や学生がこれからどう声を上げるかが問われる
- 差別発言やキャンセルカルチャーを見直すきっかけになればよい
- 本田氏への支持:
- 今の日本にはゼッタイに必要な方であり、パソコンやスマホにしがみついて戦う人を嗤う者には分からない
- 本田氏は国会前デモで、人々の生命、生活、尊厳を守る原則とは真逆の振る舞いをし続けているのが自民党だとスピーチした
本田由紀先生の事案、学会や大学当局としては「まあ、本田先生も反省しておられるようですし…」といういつもの落としどころを取ろうとしたら、本人が例の「解説」を出してしまったことで、「まったく反省していない」ことが明らかになった以上、このオプションが使えなくなったからさぞや頭を抱えているだろうな。
で、こういう状況が長期化すると、有限である脳の認知リソースや思考リソースが減衰していくから、「男子中学生が長い間出していない提出物」と同じになって時間切れを狙うようになる。
■ 1. ザクセン・アンハルト州議会選
- AfDの歴史的勝利:
- 6日の州議会選で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が暫定開票で得票率44%を得て第1党に躍り出た
- 定数83の州議会で過半数まであと3議席に迫った
- 掲げた主張:
- 移民の排斥を訴えた
- 「ドイツ的な文化の再興」を訴えた
- 州政権掌握の可能性:
- 連立交渉によっては州政府の実権を握る
- 分権的な制度の下で州政府には強い権限が与えられている
- 過半数確保にめどがつけば教育や文化政策に大きな影響力を持つ州首相の座を得る可能性がある
■ 2. 戦後ドイツの国家理念の綻び
- 選挙結果より重い意味:
- 「反ナチス」を国是としてきた戦後ドイツの国家理念が綻び始めた
- 戦後ドイツの終焉を告げる鐘が鳴った
- 欧州への波及:
- 地殻変動はドイツにとどまらない
- 欧州全体の政治秩序を揺さぶる可能性をはらむ
■ 3. ナチスとの近似性
- 地方政治からの権力掌握という経路:
- ほぼ100年前にナチスも地方政治で実績を積み、1933年に国家権力を掌握した
- 同一視すべきでないとの意見は過小評価:
- 党内では民族主義的な言説が公然と語られている
- 2013年の結党時から民族主義的な世界観は色濃い
- ゲッベルスに学ぶ議員:
- ある連邦議会議員の自宅の書斎にはナチス宣伝相ゲッベルスの演説集などの書籍が並ぶ
- そこから政治家としての人心掌握術のヒントを得ようとしている
- ナチス時代を彷彿とさせる言葉遣い:
- 別の議員は既存政党をドイツをだめにする病原菌だと取材で訴えた
■ 4. 届かなかった警告
- 大統領の明確なメッセージ:
- 投票2日前の今月4日、ドイツ西部ボンの大統領官邸でシュタインマイヤー大統領夫妻に会った
- 民族主義的な思想やナショナリズムによる孤立主義では、いまの課題を解決できないと語った
- 経済界や労組、宗教指導者の警鐘:
- 選挙前に寛容な社会の重要性を説いた
- 極右が台頭すればドイツの国際的な信頼が揺らぐと警告した
- 不確実性の高まりから景気がさらに悪化しかねないと警告した
- 支持は極右へ集中:
- 度重なる警告にもかかわらず有権者の支持がAfDに集中したことは衝撃的である
- 同党は単独過半数に迫る大勝だった
■ 5. 欧州統合の分岐点
- 反ナチスが支えた欧州統合:
- 反ナチスを戦後国家の土台にしてきたからこそドイツは欧州統合の推進役となった
- 通貨ユーロの信認を支えてきた
- 前提が崩れた場合の影響:
- 自国優先に転じれば欧州の外交や安全保障、通貨・金融政策などあらゆる面が根底から揺さぶられる
- ドイツも欧州もいま歴史的な分岐点に立っている
■ 6. メルツ首相の責任
- 責任は重い:
- 首相が率いる保守系のキリスト教民主同盟(CDU)は得票率が20%を下回り惨敗した
- 党内に広がる首相交代説:
- 選挙期間中から不人気のメルツ氏が足を引っ張っているとの指摘が党内にあった
- 29年の次回総選挙はメルツ氏では戦えないとの声が漏れる
- 政局は一気に流動化しそうだ
■ 7. 地政学リスクの震源地となる独仏
- フランスの極右台頭:
- 隣国フランスでは来春の大統領選で極右のルペン氏が有力候補になっている
- 欧州の軸の変質:
- 欧州統合の軸となるべき独仏がいまや地政学リスクの震源地となった
- ドイツで鳴り響く鐘の音は欧州の未来を問う響きでもある
■ 1. 全体評価
- 論説の構造:
- 一州の州議会選挙結果を起点に、戦後ドイツの国家理念の崩壊から独仏の地政学リスク化までを一気に接続する
- 評価できる基盤:
- 州政府の権限に関する制度説明は的確である
- 大統領への面会や議員取材という一次情報を持つ
- 中核の飛躍:
- 連邦の一部にすぎない一州の結果から「戦後ドイツの終焉」を宣言する論証がほぼ存在しない
- 前回得票率や投票率、他州・連邦支持率といった比較データも示されない
- 分析の欠落:
- AfDが支持を集めた理由の分析が完全に欠落している
- 警告したのに聞かなかったという構図の提示にとどまる
- 信頼性を損なう要素:
- 結論への滑り坂的な連鎖が見られる
- 匿名逸話への依存と反論の一行棄却も認められる
■ 2. 一州の結果からの一般化
- 冒頭の断定:
- 戦後ドイツの終焉を告げる鐘が鳴ったと断定する
- 続けて「反ナチス」を国是としてきた戦後ドイツの国家理念が綻び始めたと結論する
- 不完全な帰納:
- 提示された事実はザクセン・アンハルト州一州の議会選挙結果のみである
- 論証の飛躍である
- 州の代表性の欠落:
- 同州が連邦全体の中で占める位置が一切書かれていない
- 人口規模、旧東独地域という属性、他州との支持傾向の差への言及がない
- 検証可能性の不在:
- 同州の結果が全国的傾向の先行指標なのか地域固有の現象なのかが判別できない
- 他州や連邦レベルのAfD支持率が併記されていれば主張の強度は検証可能になった
- 中間項の不在:
- 「州議会選」の水準と「戦後ドイツの国家理念」「欧州全体の政治秩序」の水準の間には少なくとも二段階の論証が必要である
- その中間項は文中に存在しない
■ 3. ナチスとの類比の扱い
- 前例提示の限界:
- ナチスも地方政治で実績を積み1933年に国家権力を掌握したという記述は経路の前例提示にすぎない
- 前例が一件あることは同じ経路が再現される根拠にならない
- 地方選で躍進しながら国政に至らなかった政党の反例が検討されておらず、選択的事実提示の疑いを免れない
- 論点のすり替え:
- ナチスとAfDを同一視すべきではないという意見を「それは過小評価だ」の一文で退けている
- 「同一視すべきでない」という主張と危険性を過小評価しているという指摘は論理的に両立する
- 同一視の否定への反論は「同一視すべきだ」でなければならない
- 反論の中身の不提示:
- なぜ同一視すべきでないとされるのかが一切紹介されない
- 読者は反論を評価する材料を与えられないまま反論が退けられたと受け取る
- 根拠の不足:
- 過小評価だとする根拠は党内で民族主義的な言説が公然と語られている点のみである
- 民族主義的言説の存在はナチスとの本質的同型性を示す十分条件ではない
■ 4. 書斎の記述と証拠の質
- 連座の誤謬:
- ゲッベルスの演説集の所蔵は歴史研究者やジャーナリスト、批判的関心を持つ者にも起こりうる
- 蔵書の存在自体は思想的同調の証明にならない
- 読心的断定:
- 人心掌握術のヒントを得ようとしているという断定に根拠が示されていない
- 当該議員の発言か筆者の推測かが判別できない
- 本人の発言であればその旨を明記すべきであり、推測であれば断定形は不当である
- 標本の問題:
- 匿名の議員2名の逸話で党全体の性格を特徴づけている
- 党内で対立する見解や穏健派の存在が検討されていない
- 逸話が党内でどの程度典型的なのかを示す情報が皆無である
■ 5. 「届かなかった警告」の構成
- 権威論証:
- 権威が反対したという事実はAfD支持が誤りであることの論証にならない
- 引用される大統領の言葉も主張の提示であって論証ではなく、その当否は検討されない
- 原因分析の皆無:
- なぜ警告が届かなかったのかの分析が存在しない
- 移民政策への不満の内実や経済状況が一行も書かれていない
- 旧東独地域の統一後の経験や既存政党への失望の理由も書かれていない
- 有権者の判断の除外:
- 警告にもかかわらず支持が集中したことを衝撃的とする記述は有権者の判断を説明対象から外している
- 不可解な逸脱として扱っている
- 非対称性:
- エリート側の主張は詳述され、44%の有権者側の理由はゼロである
- 確証バイアスおよび選択的事実提示である
- 原因分析なき現象記述にとどまり、論説としての価値が大きく損なわれている
- 判別不能な解釈:
- 権威の側の警告が有権者の反発を招いた可能性という解釈も成立しうる
- その検討がなされたか否かは文章中の記述から判別できない
- 面会場面の描写:
- 大統領夫妻に会った、笑顔を見せつつといった描写は大統領の主張の当否に寄与しない
- 取材アクセスの提示が主張の重みづけとして機能し、権威論証を補強する方向に働いている
■ 6. 欧州統合とユーロへの因果推論
- 因果の単純化:
- 反ナチスを土台としたからこそ欧州統合の推進役となりユーロの信認を支えたという記述は因果を単純化している
- ドイツの役割やユーロの信認は経済規模や輸出主導型の産業構造によっても説明されうる
- 財政規律の伝統や中央銀行の独立性も要因として挙げられる
- 隠れた前提:
- 反ナチス理念を唯一ないし主要な原因とする根拠は文中に示されていない
- 滑り坂論法:
- 一州の選挙結果から国家理念の綻び、自国優先への転換、欧州秩序の全面的動揺への連鎖が既定路線のように提示される
- 各段階の移行確率が一切示されていない
- ドイツが自国優先に転じるという中間段階は州議会選の結果からは何ら導かれていない
■ 7. 連立の実現可能性
- 実現可能性の未評価:
- 州政権掌握が現実的選択肢であるかのように二度言及される
- 他党がAfDとの連立に応じる見込みに関する情報が皆無である
- 他党の方針や過去の連立交渉の実績、交渉の現状が示されていない
- 伏せられた帰結:
- 定数83のうち過半数まで3議席不足ということは残余の議席を他党が分け合っていることを意味する
- AfDを除く諸党が連合すれば政権が成立する数的余地が存在する
- この可能性は記事の数値そのものから読み取れるにもかかわらず一言も言及されない
- 条件節の反復:
- 条件節を用いて形式上の誤りを回避している
- 実現可能性の評価を欠いたまま反復することで、政権掌握が切迫しているという印象のみが残る
- 出典なき見出しの引用:
- 見出しの「終わりの始まり」は鉤括弧に入れられているが発言者も出典も本文中に存在しない
- 誰の評価であるかが判別できない引用符の使用である
■ 8. メルツ首相への責任帰属
- 比較基準の欠落:
- 前回の同州選挙でCDUが何%だったのかが示されず、惨敗の程度を読者は評価できない
- AfDの44%についても前回比が示されず躍進の幅が不明である
- 定量的主張を掲げながら比較データを欠く点は証拠の質の問題である
- 因果と相関の混同:
- 州議会選の結果を首相個人の不人気に帰す推論は因果と相関の混同に接近している
- 州レベルの候補者要因や地域の支持構造、争点の性質といった代替説明が検討されていない
- 匿名の党内の声は責任論の存在の証拠にはなるが、責任帰属が妥当であることの証拠にはならない
- 根拠なき予測:
- 政局は一気に流動化しそうだという予測に根拠が付されていない
■ 9. フランスへの拡張と結語
- 確度の異なる情報の並置:
- ドイツについては選挙結果という実績があるがフランスについては将来の選挙に関する見通しにすぎない
- 独仏が地政学リスクの震源地となったと完了形で断定するのは論証の飛躍である
- ルペン氏が有力候補になっているとする根拠も示されていない
- 結語の修辞:
- 鐘の音が欧州の未来を問う響きでもあるという結語は修辞であり論証を加えない
- 冒頭との呼応は文章として整っているが、感情的訴求による論理の補強として機能している
■ 10. 評価できる点
- 制度説明の的確さ:
- 州政府に強い権限が与えられているという説明は州選挙が重要である理由を正しく伝える
- 記事の前提として必要かつ十分である
- 一次情報の存在:
- 大統領との面会と議員への直接取材という取材基盤が明示されている
- 日付と場所も特定されている
- 数値の具体性:
- 得票率44%、定数83、過半数まで3議席、CDU20%未満といった数値が具体的に示されている
- 構成の明快さ:
- 選挙結果から歴史的含意、警告の不発、欧州への波及、国内政局、仏への拡張という展開は追いやすい
- 主張の所在が読者に判別しやすい
- 立場の明示:
- 署名入りの論説として筆者の立場が隠されておらず、読者が割り引いて読むことが可能である
■ 11. 採点結果
- 論理構造(3/5):
- 構成の流れは明快だが、一州の選挙結果から国家理念の終焉への中間項が欠落し記事の背骨が空洞である
- 説得力(2/5):
- 制度説明と一次取材は有効に働くが、支持理由の分析が皆無で現象の記述にとどまる
- 主張の妥当性(2/5):
- 主張の規模が提示された証拠の規模と釣り合っていない
- 証拠の質(2/5):
- 検証に必要なデータが軒並み欠落し、党の性格づけは匿名の逸話2件に依存する
- 読者が主張を独立に検証する手段がほぼ与えられていない
- 論理的健全性(2/5):
- 滑り坂論法、論点のすり替え、連座の誤謬、権威論証、確証バイアスが複合的に見られる
- 多角性・反対論の検討(2/5):
- AfD支持の動機や政策的主張の内実、同一視に反対する論拠のいずれも紹介されない
- 表現・可読性(4/5):
- 簡潔で明快であり、鐘の比喩による冒頭と結語の呼応も効いている
- その修辞が論証の欠落を覆う方向に働いている点は減点要素である
- 合計:
- 17 / 35
https://anond.hatelabo.jp/20260904235743
この記事がどうにもXでバズっている様だが、その内容を見ればあまりにも氷河期世代の言い訳がひどくて、
流石に書いた当初は同情的にも思ってたが、どうしようもねえなこいつら、という感情が9割くらいに傾いてきている。
先に書いとくが全部実話やぞ、もっとひでえこと言われたけど、全部書いたらお前ら氷河期世代が脳の血管ブチ切れて憤死するくらいのレベルだから勘弁してやっとるだけやぞ?
■ まず言いたいのは…
な~にが「AIだ!」「謀略だ!」だよ、アホじゃねえの?お前らAIで書いたものか判別もつかん氷河期世代如きが、何上等コいちゃってんの?
長年の他責思想と不摂生のせいで脳味噌でモノ考えないで、神経節で思考する様になった別種の類人猿にでも進化しちゃったのかな?としか思えないんですよね。「ニホンヒョーガキピテクス」みたいな?
寧ろお前らが政府やどこかの政治団体による謀略かなんかで扇動して使い物になって、年貢の1円でもGDPの1ドルでも平均押し上げられる程根性と見込みがあるなら、喜んで「隠れた才能(笑)」とか「本気出す」とやらで発揮させてキリキリ働いてくれよ、としか言いようがないんですよね。
そんなこともできないから社会保障のお荷物とか「ゴミ」とか言われてんだよ、お前ら。
何が「政府と企業が公務員や正社員雇用を増やさなかったからだ」だよ、それってお前らが長年他責思想で仮想的にしてる共産主義思想や社会主義思想と何が違うんだよ、頭おかしいんじゃねえの?あ、おかしいから氷河期世代なんて括られてるのか(笑)
普通に考えて、この明治時代より資本主義やってる日本で、何で不景気にわざわざ採用増やさないといけない道理が企業側にあるんだよ
それにさぁ、お前ら当時散々新自由主義信奉してたじゃん、今更小泉前首相や竹中氏に責任擦り付けるなよ、その二人を熱烈に「マンセー(死語)」と持ち上げてたの、当時のお前らじゃん。
俺ガキん頃、まだ2chの2010年以前のサーバーぶっ飛ぶんで見れなくなる前に、その時代の過去ログみたことあるけど、
バカヅラ下げて「俺達はITというデジタルとアナログの両方を知っている新世代、息苦しい規制を取っ払えば老害どもに頭下げずに自由に時代を切り開ける」とか散々、もう今から考えれば失笑レベルのアホな書き込み大量に見かけたぞ?恥ずかしいぜマジで
■ あとさぁ、「戦いましたよ!やりましたよ!」とかナチュラルに歴史捏造するその思想反転での精神防御する癖、止めたら?
戦ってもねーから今お前ら氷河期世代はネット含む社会の害悪レベルで零落れてんだろーがよ。
何調子くれちゃってバナージくんみたいな自己弁護始めちゃってるワケ?ハッキリ言ってすっげえだせえぞ?今いくつよおたくら。あんなの許されるのは遅くとも高校2年生の夏までなんだよ、タワケ
俺もよぉ、大学ん時の専攻分野だから卒論にでもしようと思って色々調べたワ
実際は戦ったどころか、自ら基本的人権を放り出してでも「ボクたちを雇ってくださいィィィィ~~~~~ン」と、基地外みたいな中小ブラックや、ブラック飲食や、武〇士みたいなブラック企業にアナルおっぴろげで裸土下座して靴をひょっとこフェラする勢いで縋り付いて、
自分たち同士でセルフダンピングしてただけだろーが、そのせいで中小統合進まないから賃上げもその後遅々として進まなかったんだから、お前らもはややってる事害悪以外の何物でもね~んだよ。おわかり?
まぁお前らの脳内世界観すげえある意味面白いよなw
何もできずに負けた敗残者が「苦しい就職氷河期を生き抜いた戦士」になり、ただビビって黙っていたチキンが「ネットでサイレント・テロを行った抵抗者」になり、ただ無能で何もしなかった、できなかった奴がが「沈黙の抗議者」になるんだもんなw
すげえわ、マジでその言い訳っぷり。他責思想選手権でもあれば黄金の世代と言われてたかもなw
あ、Xで「サイレントテロをしたんだぞッッッ」とか寝言ほざいてる奴らもいたナ、まさか自分から底辺界隈の底辺経営者や管理職のマゾ豚奴隷に志願してイジメられるという、それがサイレントテロのつもりだったの?ん?w
大体よぉ、どこも氷河期雇わないなら氷河期雇う会社を氷河期自身が作れたよかっただけなんじゃねえの?
会社から要らねえとあしざまに罵られてるのに「どうか!どうかボキタンたちを見捨てないでくだされ~~!後生でござる!殿ォォォ~~~~ン!」と乞食の様にはいつくばって、厄介者に見を窶す。あ、「窶す」って読める?脳味噌使わなくて人文系を邪教の様に嫌ってるお前らヒョーガキのオッサンにわかりやすくひらがなで書いてやるよw「やつす」なw
そんでよ、初任給が60万突破するこの今の時代ですらお前らの下の世代は自分で稼ごうと事業立ち上げる奴ら多いのに、お前ら氷河期世代はただただドブ川のボラみてぇに口開けてエサ待ってるだけでしょ?与えられることしか望まないってだけでしょ?
社会への文句だけは一端でバブバブゥ!とコメ欄でもXでも泣き喚く。そりゃもう年金も医療保険も社会保障も打ち切って良し!と政府や社会がなるわけですワ。
そんでXでは、できもしねえ癖に「俺達氷河期世代をバカにしたらテ〇するぞ!」だの「最大票田だから後で覚えてろよ!」とか寝言ほざいてるわけじゃん、あれ、脅しかなんかで言ってるつもりなの?ミナミコアリクイの威嚇並にバカにしか見えねえからな?ハッキリ言って。
■ 2000万人(自称)もいて四半世紀団結すらできなかった烏合の衆が今更何が出来んの?w
まぁこれっすわ、四半世紀もあって自分らの意見代弁する政治家一人擁立もできず、政党一つも作れなかった奴らが、どうやって最大票田になったから「日本社会へ合法的に復讐」すんのさ?w
あとさぁテ〇だの勇ましい事ほざいてるバカヒョーガキどももいるけどさあ、幽体離脱して自分を客観視してから寝言は土日祝日に休み休み言えよ。
お前らがアホヅラ下げて秋葉原で20年前「俺達の麻〇!」とか「オタクイズビューティフル!」とか本田透あたりのクソオタ思想本片手にホコ天で妖しき邪教の舞を踊って、バカヅラ下げて人生逆転してコスプレ美少女や電車男の「エルメスさん」みたいなのと出会う方法探してた頃にはよ~
今は亡き秋葉原MADや軍拡通りで、韓国やセルビアやスペインの特殊部隊が使ってた殺〇ボ〇ガンや殺〇コンバットナ〇フが旬の野菜の如く軒下に2万円くらいで何の規制もなく売られて並べられてたろーが。
書泉では上田信のコンバット・バイブルとか普通に売られとったやろうが、何でその時にでも武を練るくらいの発想なかったの?
お前ら氷河期のゴミ連中が毎年靖国神社で恥ずかしいコスプレしてっけどよ、その徒歩3分先の九段下の昭和館では、当時のナマ本で戦史叢書から回想禄、歩兵操典まで全部タダで見れるぞ?知らなかったの?
政府が禁武政策してるんだ、刀狩りしてるんだって馬鹿じゃねーの、ホントにしてたらそんな本タダでガキでも読める場所に公共サービスで税金で運営して保存してるかよ。結局ガキなんだよね、お前ら氷河期って。
結局お前らがやった事って何?エッチなゲーム見てイチモツおっ立たせてただけだろ?
まぁ俺達の麻〇!とか抜かしてたのに今や「ザイム真理教のシンパ」とか抜かして麻〇叩きに走ってんのは、マジで頭悪すぎて絶句したけどな、メダカの水流実験並に何も考えずに生きてきてんだなーこいつらヒョーガキってと思ったよ。
あ、そういういえばあれもお前ら氷河期世代がデモやってたんだっけ?デモっていうよりお飯事みてぇなの。
散々馬鹿にしてた「パヨク」の猿真似して、アジビラにタテカン用意して、増税してるのは財務省のせいだとか、財務省のお役人様たちから聞けば「こいつら中学校真面目に通ったのか?」と本気で唖然とするような事喚いてる動画恥ずかしげもなくyoutubeで出してた姿はお笑いだったぜw
ホントに官僚がそんな秘密結社みたいなパワー持ってたら、プライマリーバランスこんなんなるわけねえだろ、ま、いっても理解もできねえだろうけど。
お前ら氷河期に必要だったのって、ITだのプログラミングだのパソコンカチャカチャする前に、まずは子供部屋の勉強机に並べられた、妙に使用感のない中高の教科書から勉強し直すことと、神田と秋葉原の図書館で四書五経でも読んで人間としての基本常識勉強することだったんじゃないの?としか思えないんですよね、ボカァね。
■ つーかよ、お前らみたいな世代がヒリ出されてしまったのは当時の教育のせいっていうの、割とガチだよね
お前らヒョーガキの大好きなITに関してもよぉ~、当時の2chのDL板なんて世界最先端のP2P技術のリファレンスサイトだったそーじゃん。
秋葉原のパソコンショップに並べられてるパソコンで、AdobeだのExcelの今よりはるかに少ないフル機能暗記して使えるだけで、すぐ年収600万くらい余裕だったみたいな話もあるそーじゃん、俺が昔働いてたIT企業で聞いたぞ?
お前らその時代何やってたの?Winnyでエロゲーやエロアニメ違法〇Lしてただけだろ?ホコ天でらき☆すたの制服やハルヒの制服着てキモい女装ダンス踊ってただけだろ?幕末のええじゃないかの様に。
いやマジ逆に聞きたいんだけど、おたくら何でそんな危機感なかったの?せいぜいFXのハイリバでバクチキメてただけだろ?親の金パクって。
「ブラック企業でいっぱいいっぱいいじめられたんだ~~~」とかほざいてるのもXでいるけどよ、今のんきにXでクソリプ飛ばせる程度に五体満足なら、何でどうにかしようとせめてまだ若いと形容できた2010年代にどうにかしようと思わなかったの?馬鹿なの?アホなの?鳥なの?ヒコーキなの?あ、ヒョーガキか…
悔しいか?ん?
どうせここまで言われたって他責思想で「AIだろッッッッ」としかほざけねーんだろ?w
ダサくて惨めでホント憐れだよな、お前ら氷河期世代ってw
お得意のチャッピー君に俺のこの文章全部読ませてAIで書かせたかどうか聞いてみろよw
まぁAIはお前さんらの気持ちに寄り添ってくれるから断言はしないだろーけどな、イーロンマスクにお願いでもすりゃいいんじゃねえの?「AI搭載型2.5次元美少女アンドロイド開発してくだされ~!」ってよ、
お前らの大っ嫌いな中国が今一番力入れてるけど、「宗教上の理由」で中国は推せないもんな?お前らヒョーガキって。
すまん、ハッキリ言わせてもらうワ
お前らがやったとほざいた「サイレントテロ」なんてな~んも世の中にきいとらんぞ?
当たり前じゃろうが、消費をやめたところで、巨大企業は倒れるわけなかろうが。結婚しなかったところで、国家は崩壊しないやろうが。
おのれらヒョーガキが働くのやめたところで、霞ヶ関の時計は止まるわけなかろうが。
社会はのぉ、個人が思っとるよりもはるかに鈍感なんやぞ?
社会という巨大な船はの、己ら一人の船員、いや一匹のドブネズミがが甲板から降りたくらいでは、ほとんど進路を変えんのじゃ、わかったかタワケ
ま、お前らが推してたトランプ大統領が世界のインフラ流通完全破壊してくれちゃったおかげで、
お前らが意図せず望んだ「セカイノオワリ」が来てくれてるからよかったじゃん。
まぁ、ここまで言われてもでもでもだってだってと仮面ライダードライブの歌詞みてぇなこといって他責思想で逃げるだけなんだろーな、お前らって。
全くヒョーガキのバカさ加減は群をぬいとるわ
死ぬまで自分がグリッドマンに変身できるようになって美少女JKとの恋愛含む選ばれし青春人生が始まるとか、ウルトラマンが助けてくれるとか思うとるわけだ。
お前らみたいな他責思想のオッサンなんかヒーローになんかなれないし、ウルトラマンなんかいねぇしこねぇよw
あー書くだけ書いたらすっきりした。全くさっさといなくなってくれねえかな、この世代。
■ 1. 東大による注意
- 教育学研究科長からの注意:
- 東京大学は2026年9月8日、本田由紀教授に個人のSNS投稿についても十分考慮して行うよう注意したと明らかにした
- J-CASTニュースの取材に対する回答で判明した
- 問題視された投稿:
- 三笠宮家の彬子さまを巡り「遺伝的要因のおそろしさを感じる」などとXに投稿したもの
- 差別的な表現ではないかとの批判が殺到した
■ 2. 批判の発端となった9月1日の投稿
- 引用リポストという形式:
- 本田氏は彬子さまに関する他者の投稿を引用リポストしたうえで書き込んだ
- 引用元の投稿内容:
- 彬子さまの皇族費が倍増すると報じた東京新聞の記事を受けたもの
- 彬子さまと麻生家を「さもしい」と表現し、皇籍離脱させるべきではないかと主張していた
- 麻生の血筋から天皇を出すのかとも主張していた
- 彬子さまと麻生氏の関係:
- 彬子さまは自民党・麻生太郎副総裁の姪だと複数メディアが報じている
- 本田氏の書き込み内容:
- この人たちを目にするたびに「遺伝的要因のおそろしさ」を感じると記した
- 露出の増加が逆効果になるかもしれないとも記した
- SNS上の反応:
- 投稿の内容や表現に対し、差別的な表現ではないかといった批判が相次いだ
■ 3. 本田氏による「解説」
- 5日に掲載した釈明文:
- 「曲解」が広がっているとして「解説」と題する文章をXに掲載した
- 皇室典範改正や皇室における養子制度などに言及したうえで各表現の意味を説明した
- 「遺伝的要因のおそろしさ」の趣旨:
- 自らと遺伝子を共有する血縁者を優遇しようとする麻生太郎氏の行為の問題点を指すとした
- 「露出の増加が逆効果」の趣旨:
- 彬子さまや妹の瑶子さまがメディアなどに登場するたび、麻生氏のふるまいの問題点が想起されるという意味だとした
- その結果として視聴者は反発を抱くであろうということを指すとした
- 差別・誹謗中傷の否定:
- 「差別」「誹謗中傷」などの非難にはあたらないとした
- 「遺伝的要因」という表現が最適だったかどうかは検討の余地があるとした
- 「血縁者」や「親族」などの言葉と置き換え可能な意味で用いたと主張した
- ルッキズム批判への反論:
- 投稿では容姿に関して一切言及していないとした
- そこに容姿云々といった意味を読み取ることは、読み取る者自身が有するルッキズムを露呈させているに他ならないと反論した
■ 4. 「解説」に対する批判
- 斎藤幸平准教授の指摘:
- 東大大学院総合文化研究科の斎藤幸平准教授は普通に謝って撤回しようと指摘した
- その他の批判:
- こんな言い訳は通用しない、詭弁、「お詫び」ではなく「解説」だといった批判が寄せられた
■ 5. 東大の回答内容
- 5日の投稿の把握:
- 本部コミュニケーション戦略課は8日、本田氏による5日の投稿についても承知していると説明した
- 学内の定め:
- 構成員は人権を尊重し、高い倫理観を持って行動しなければならないと定めている
- 注意に至った理由:
- 本人にその意図がなかったにせよ、差別的な発言という本学の基本的な方針にも反する社会からの受け止めが一定あったことを踏まえた
- 今後の対応方針:
- 構成員に対する人権尊重及びコンプライアンスの重要性の周知に努めるとした
■ 6. 日本教育学会の対応
- 倫理委員会での検討:
- 本田氏が会長を務める日本教育学会の事務局は7日、「解説」も含めて倫理委員会で検討中だと回答した
- 3日の取材の時点でも、投稿を巡り倫理委員会において対応を検討中としていた
「自分は仕事も家事もひととおりできるけど、稼ぐのは自分がメインにするからせめて女性には家事を多めにやってほしい。それすらできないとなると、もはや男性にとって女性養う価値がないじゃん? じゃあ貴女はなにで価値提供できるの?」と考えているからです。
■ 1. 本人の希望と救急現場のギャップ
- 心肺蘇生を望まない意思:
- がんの終末期や老衰で人生の最終段階を迎えた人の中には、心停止時に心肺蘇生を受けないことを本人や家族があらかじめ希望している場合がある
- 穏やかに見送ってほしいとあらかじめ意思を示す人が増えている
- 通報後は蘇生継続が原則:
- 実際に心停止となって119番通報されると、救急隊は原則として心肺蘇生を続けながら病院へ搬送する
- 現場で本人の意思を確認し心肺蘇生を中止するための全国共通の仕組みが日本にはない
- 誰も悪くない構造的問題:
- あわてた家族や高齢者施設の職員が救急車を呼ぶと、救急隊は本人の意思を目の前にしても蘇生を始めざるを得ない
- 本人も家族も救急隊も誰も悪くないまま、望まない心肺蘇生が行われてしまう
- 地域独自の手順:
- 一部の地域では、本人の意思の確認やかかりつけ医への連絡など条件を満たせば心肺蘇生を中止できる手順を独自に整えてきた
- この手順が全国にどれだけ広がり実際に使われているかは、これまで明らかになっていなかった
■ 2. 調査の概要
- 研究主体と発表:
- 岡山大学医学部の田邉綾客員研究員(救命救急・災害医学)らの研究グループによる全国規模で初の数値化
- 2026年9月1日に国際医学誌『Resuscitation Plus』にオンライン掲載
- 調査方法:
- 2025年11月から12月にかけて、全国のメディカルコントロール協議会と791の消防本部を対象にオンライン調査を実施
- 2024年の1年間に心肺蘇生を望まない意思が示された事例への対応を尋ね、手順の整備状況と運用実態を把握
- 明らかになった二重の課題:
- ルールがないという問題に加え、ルールがあっても現場で使われていないというもう一つの深刻な課題が示された
■ 3. 3つの発見
- 手順の整備は約半数:
- 回答のあった561消防本部のうち、病院搬送前に心肺蘇生を中止できる手順を整備していたのは265本部(47%)
- 都道府県協議会レベルでの整備は46本部中15本部(33%)にとどまり、地域差が大きい
- 約7割が蘇生継続のまま搬送:
- 心肺蘇生を望まない意思が示された事例3,308件中2,352件が、心肺蘇生を続けたまま搬送されていた
- 手順のある消防本部では46%、手順のない消防本部では82%であり、手順の存在が本人の意思の尊重を助けている
- 手順の半数が未使用:
- 手順を持つ消防本部でも、その半数(52%)は1年間に一度も手順を使っていなかった
- 手順を作ることと実際に使うことの間に大きな溝があることが、全国規模のデータで初めて明らかになった
■ 4. 心肺蘇生と最期の願い
- 高齢者への身体的負担:
- 心肺蘇生は救命に有効な治療だが、体力の落ちた高齢者には肋骨骨折を伴うこともある負担の大きい処置である
- 救急医療の役割:
- 心肺蘇生を望まないという意思はその人の最期の願いである
- すべての人に一律に心肺蘇生を行うのではなく、その願いを受け止めて穏やかな最期を支えることも救急医療の大切な役割である
■ 5. 社会的意義と今後の課題
- 運用面の遅れ:
- 人生の最期に関する本人の意思を受け止める救急医療の体制が、ルールの整備だけでなく実際の運用面でも追いついていない
- 研究の目的:
- 救急車を呼ぶことを控えることでも、心肺蘇生を一律にやめることでもない
- 本人の意思を現場で安全に確認し、救急医療に反映できる体制を全国に根づかせることを目指す
- 今後の研究:
- 作られた手順がなぜ使われにくいのか、その理由を明らかにする研究を進める予定である
- 救急隊や医師、介護施設、家族が迷わず使える仕組みへつなげることが次の課題となる
- 元気なうちの話し合い:
- 家族のもしものときをどうするか、元気なうちに話し合っておくことが願いを叶える第一歩になる
- 最期の願いを社会として受け止める一歩は、制度の整備と同時に家族や地域の対話から始まる
■ 1. 幸せを口にしない処世術
- 発端の主張:
- 自分が幸せだと思ったことは口にしない方がいい
- 義母から聞いた話:
- これは若い時だけの話ではない
- 孫が何人いるか、孫がどのくらいの頻度で遊びに来るかも対象になる
- 息子や娘との関係性、貯金や資産も同様に対象になる
- 当たり前の幸せの危うさ:
- 自分にとっては当たり前の幸せも、誰かにとっては喉から手が出るほど羨ましいこと
- だから話すべきではない
■ 2. 妬みを買う理由
- 素直に喜ぶ人の少なさ:
- 人の幸せを素直に喜ぶ人は少ない
- 顔では喜んでいても、内心では焦りや劣等感を感じている
- 逆の立場での想像:
- 自分が大きな悩みを抱えているとき、他人の幸福に満たされた日常の話を聞きたいか想像すればわかる
- 悪気の無関係性:
- 悪気がなくても嫌味になってしまうことがある
- 幸せ話が自慢に聞こえてしまう人が一定数おり、僻みや妬みの種になる
- 老後まで続くマウント:
- 老後になると本来の資産が見えてくるため怖い
- 一生マウント合戦が続く
- 蛭子さんの人生相談:
- 人に幸せそうなところを見せた時点でもう不幸が始まっている
- 他人の幸せそうな姿を見て誰が喜ぶのか、みんな不幸になるように呪いをかけているかもしれない
- 人が羨ましがるようなところは見せない方がよく、絶対にしっぺ返しが来る
- 海外にも同種の文化:
- エジプトに、他人から嫉妬されるようなことは言うな、羨ましがられるものは持ち歩くなという文化がある
■ 3. 特に危険な話題
- 相手の欠落に触れる話題:
- 子どものいない人に子どもの話、借金のある人にお金の話は特にタブー
- 孫やひ孫の話:
- 孫、ひ孫系は子どもの有無よりも地雷になりやすい
- 職場での家庭の話:
- 上司の前で家庭の話をするのは気をつけた方がいい
- 自分が自慢しているつもりがなくても、相手がどう受け取るかは別
- 金銭の余裕:
- お金を持っているアピールはしない方がいい
- むしろキツキツですと言っておくくらいがよい
- 日常の些細な話:
- 美味しいものを食べたという話だけでも疎まれる
■ 4. 実際に起きた不利益
- 命や物を失った例:
- 俺は1000万持っていると吹聴して殺された人がいる
- 親の形見を自分の経営する店舗に置いて壊された人がいる
- 大切なものは人に見せず隠しておかないと、余計な逆恨みを買う
- 宝くじの当選者:
- 宝くじが当たった人は不幸になると言われている
- 疎遠になった友人:
- 素直で純粋な友人が、自慢のつもりではなく家族旅行や夫からのプレゼント、買ったブランド品の話を普通にしていた
- 悪い人では決してなかったのに、だんだん皆が疎遠になっていった
- 逆上された経験:
- 何気ない呟きに逆上する人が過去に数人いた
- 病院での家族自慢:
- 病院の外来で隣に居合わせた人に話しかける高齢者が非常に多い
- 入院病棟で、来る医者や看護師、薬剤師に娘は看護師、息子は警察官と延々家族自慢をする高齢者に何度も遭遇した
- 同室の人たちが気の毒だった
- 会うたびの総括:
- 中学からの友人が最近どうかと聞いてくるので、仕事の愚痴や推しの話をする
- すると脈絡なく、自分は恵まれた環境にいる、人にも夫にも恵まれていると返してくる
- それは、お前は恵まれていないと直球で言っているのと同じ
- 不妊治療での経験:
- 恵まれていることを自覚していない人からの無自覚の言葉がとにかく辛かった
- それ以来、少しでも羨ましがられる可能性があることは言わないようにしている
■ 5. 反論と異論
- 幸せな話を歓迎する立場:
- みんなの幸せな話をいっぱい聞きたい、こちらまで幸せな気持ちになる
- 嫉妬するのは一部という見方:
- 幸せ話に嫉妬するのは捻くれた人だけではないか
- 人の幸せ話はうんうん良かったねと嬉しくなる
- ただし捻くれた人に目をつけられたら面倒だという話でもある
- 比較の無意味さ:
- その人ではないのだから比べても仕方がない
- 相手を選べばよいという立場:
- 他人の地雷がどこにあるかは分からない
- 自分が話したい話をして相手の話も聞き、一緒に盛り上がれる人とだけ仲良くすればよい
- それで誰も残らなかったら自分を見つめ直すべき
- 問題の所在の言い換え:
- 幸せな出来事を話すこと自体が悪いのではない
- 相手との距離感や状況を想像せず、自分にとっての普通を語ってしまうことが難しい
- 嬉しさを共有しつつ、相手の事情を決めつけない配慮が大切
- 共有したい気持ちとの両立:
- 嬉しかったことは誰かと共有したい気持ちもある
- よく考えてから行動に移す必要がある
■ 6. 対処法
- 相手を限定する:
- 同じ境遇の人に話すしかない
- 同じステータスの人と付き合うべき
- 気を使わなくていい同じ状況の人同士、昔からの友達や趣味で繋がっている友達が残る
- 自慢する相手の選び方:
- 自慢したいなら明らかに自分より恵まれていそうな人限定にする
- 自分と同等以下と思われる人には黙っていた方がいい
- 愚痴をカバーストーリーにする:
- 楽しい話や幸せな話は相手を選んで話す
- カバーストーリーは介護の愚痴、生活の愚痴、健康の愚痴が鉄板
- 自分の不幸話をしておけば間違いなく、可哀想な子だと思われても周りは優しい
- 高齢者の病気自慢の意味:
- 歳を取ると体の不調の話ばかりになるのは、交友関係を乱さないためだった
- 誰でも得られる幸せを話す:
- お金や時間をかけなくてもみんなが得られる幸せの話をした方がいい
- コンビニ菓子が美味しい、天気が良くて風が気持ちいい、花が綺麗、連ドラが面白いといった話題
- 安いキャラを演じる:
- 女友達の間では、ささやかでショボいことでも感動して幸せになる単純で安い女キャラでいる
- 社交辞令の共感をしてもらいやすく、相手も自分の話をしやすくなる
- 話題として不幸な愚痴を言うよりよい
■ 7. この処世術の副作用
- 話題の消失:
- では何を話せばいいのか、今日はいい天気ですね程度しか言えなくなる
- だから自分ではない誰かの噂話ばかりになる
- 自己検閲の疲弊:
- Facebookを使っていたが、だんだん何を書けばよいか分からなくなった
- 自分にとっては日常でも自慢に聞こえることがあり、嬉しいことなら尚更
- 困ったことは愚痴になり、馬鹿にされるのも嫌で、自己検閲に疲れた
- 社会全体への波及:
- 日本人は自然とこうしてしまっている面がある
- 不幸な話や被害、文句ばかりがSNSで目立ち、結婚子育てのネガティブキャンペーンになる
- その結果、結婚や出産を嫌になる若者が増える
- 持たざる者の受け取り方:
- こうして持たざる者が、結婚はつらい、子育ては大変でしかないと真に受けていく
例の話題で「謝ってごまかすのは不誠実」ということについてはマジで世界観の断絶があると思います。
以前の職場で某プロジェクトを数ヶ月以上かけて私が指揮してなんとか完了させたのに、それいついて議論するSlackで新卒2年目の子が「このプロジェクトは失敗でしたね」という言い方をしたことがあって。
「失敗ですという言い方はあまりにも失礼なので、謝ってほしい」と言ったら「言い分はわかりましたけど、納得するまで謝罪したくありません。考えさせてください」という唖然とする答えが返ってきたことがあるんですよね。
彼にしてみれば「納得してないことについて謝るのは不誠実」だったのでしょうけど、社会通念上、失礼な言葉で相手の気分を害したら「まず謝って関係修復をしてから、プロジェクトのどこが納得いかなかったかを言う」のが一般的なわけで、こういう断絶は「定型発達(TD; Typically Development、いわゆる「普通の人」)」とそれ以外の世界の断絶とも言えるわけで難しいなあと。
■ 1. 二つの炎上に潜む共通構図
- 2026年9月上旬の二つの出来事:
- 「反戦」を掲げるアニメーターが、ロシアの侵略を正当化する団体に協賛していた
- 「差別ではない」と釈明する東大教授の文章に、典型的な陰謀論の語彙が練り込まれていた
- 一見無関係な個別の炎上:
- 並べてみると、奇妙な共通点が浮かび上がる
- 左派・リベラルの語彙の裏側:
- 「反戦」「反差別」「ネトウヨは敵」という看板の裏に、雑多な「隠された敵」の物語が同居している
- ロシアの対外プロパガンダ、ディープステート論、反ワクチン言説、皇室をめぐる血統陰謀論が並ぶ
- 既視感のある構図:
- 反ワクチンやロシア擁護は旧れいわ新選組がはっきりと掲げたことがあり、さほど意外ではない
■ 2. 中野彰子氏: 反戦バズの後に掘り出された言説
- バズった反戦アニメ:
- アニメーターの中野彰子氏が2026年9月2日に短い反戦アニメを公開し、閲覧1000万超に達した
- 注目が集まると過去の投稿が掘り起こされ、デマ拡散や直球の陰謀論が並んでいたことが問題になった
- 一水会への協賛表明:
- 批判に対し、自分はサヨクではなく一水会の理念に協賛する保守だと返答した
- 一水会はロシアのウクライナ侵攻をプーチンの訴えとして受け止める立場を公にしてきた団体である
- 反戦動画を出しつつ侵略を支持する団体に協賛するという自己規定そのものが論点となった
- ゼレンスキー人身売買デマ:
- 2026年2月、高市早苗氏のウクライナ支援メッセージを引用し、ゼレンスキーにエプスタイン文書由来の人身売買疑惑があると投稿した
- 支援は疑惑解決後でよく、人身売買する者に金を渡すのは加担と同じだと主張した
- この言説は親露プロパガンダが拡散した典型的なデマであり、ファクトチェックで繰り返し否定されている
- 文書中に名が現れること自体はあるが、犯罪的関係を示す証拠はない
- コミュニティノートでも親ロシア派のプロパガンダと指摘され、BBCもロシア発の偽情報キャンペーンを報じている
- 反戦アニメで注目を集めた人物が、侵略側に都合のよいフェイクを流していたという落差は大きい
- ディープステート言説:
- ブルームバーグを個人名かつDS構成員として扱い、高市早苗氏を悪く言うはずがないと投稿した
- エプスタインやDSの陰謀がなければマイケル・ジャクソンは今も活動していたはずだとも語った
- エプスタイン事件の実在は論証可能だが、何でもDS陰謀に還元するナラティブは検証可能性を失ったデマである
- 反ワクチン・パンデミック陰謀論:
- コロナワクチンやパンデミックがやらせではないかという都市伝説が実際に行われていたと述べ、日本で報道されないことを問題視した
- 河野太郎氏には、勉強して世界のことが分かったのであなたの陰謀も分かってきたと返信した
- その「勉強」の中身は検証された知見ではなく、YouTubeや陰謀論ブログの語彙である
- 「従順な家畜」言説:
- ロシアのキツネ家畜化実験を引き、日本人も従順な個体を選別交配すれば家畜のような奴隷になると投稿した
- 動物の家畜化実験を日本人に当てはめる語りは優生思想・人種差別の系譜に近く、反戦のイメージと著しく食い違う
■ 3. 本田由紀氏: 釈明に織り込まれた陰謀論的構図
- 発端の投稿:
- 東京大学大学院教授で日本教育学会会長の本田由紀氏が、2026年9月1日に三笠宮家の彬子さまや皇族費増額報道に触れた
- この人たちを見るたび遺伝的要因のおそろしさを感じる、露出の増加は逆効果かもしれないという趣旨を投稿した
- 血統・遺伝を理由にした否定的評価ではないかという指摘が相次ぎ、投稿は削除され、所属大学や学会の対応も報じられた
- 9月5日の「解説」:
- 遺伝的要因のおそろしさとは皇族への差別ではなく、遺伝子を共有する血縁者を優遇する麻生太郎氏への批判だと釈明した
- 麻生氏が天皇の外戚として平安時代の藤原氏のように権力基盤を保持しようとしている、という説明が組み込まれていた
- エプスタインとの親密関係をめぐる言説も説明の一部として使われ、典型的な左派陰謀論だと批判された
- 皇族費増額の実際:
- 政治学者の木下ちがや氏は、麻生の指示による増額はありえず、法改正の結果だと説明した
- 2026年7月の皇室典範改正に合わせて成立した改正皇室経済法により、独立生計の内親王・女王の皇族費が男性皇族と同額に引き上げられた
- 宮内庁の令和9年度概算要求にも増額分が計上されており、制度的な措置であることが確認できる
- 三笠宮彬子への支給増額は、支給の男女差をなくす皇室まわりのジェンダー平等政策のひとつと整理できる
- これを麻生家の私的優遇と説明するのは、制度の説明として飛躍が大きい
- 専門知の空転:
- 本田氏は日本学術会議社会学委員会ジェンダー政策分科会の元委員長である
- ジェンダー平等で説明しやすい制度変更を外戚陰謀の文脈に引き寄せるなら、専門領域で目を曇らせていると言わざるを得ない
■ 4. 一水会と共産党支持層の親和性
- 一水会の立場:
- 愛国者団体を標榜しつつ、ロシアやアサド政権に理解を示す言論で繰り返し批判されてきた
- 2022年3月には、祖国とスラブ民族共同体のためのプーチンの訴えを真剣に受け止めると投稿した
- NATO傀儡政権のスラブ解体策謀の犠牲になった親ロ・ウクライナ国民に哀悼の意を表するとも述べた
- 2024年12月にはアサド政権を相対化し、イスラエルの虐殺を免罪する西側報道への警戒を煽った
- 侵略や残虐行為の責任を曖昧にする語り口である
- 松尾潔氏の事例:
- 2024年7月8日、第256回一水会フォーラムに「ジャニーズ問題と都知事選」の演題で出演した
- ほぼ1年後の2025年7月28日には、太田啓子氏らと共産党まわりの「デマと差別が蔓延する社会を許しません」の発起人として記者会見に姿を見せた
- 共産党支持層の傾向:
- ロシア侵略やアサド政権を擁護する側のフォーラムに立った人物が、翌年には反デマ・反差別の顔として共産党系の場に立つ
- 共産党の支持層が一水会を忌避しないという傾向は、中野氏に限らず見られる
■ 5. 左派側の韓国支配陰謀論
- ネトウヨ言説への接近:
- 統一教会批判を軸に安倍晋三氏や自民保守派を攻撃してきた界隈の一部が変質している
- 「日本は韓国に支配されている」という、全盛期ネトウヨを彷彿とさせる構図にシフトしている
- 桜ういろう氏の事例:
- 2023年に共同通信社の元名古屋支社デスクではないかと身元を特定され、炎上と譴責処分を受けた左派系インフルエンサーである
- 「政策はソウルで決まる」「ネトウヨの起源は韓国」「安倍家は韓国人と入れ替わっていた」といったナラティブを展開した
- ネトウヨの嫌韓は差別だと批判する側にいたはずの言説圏から出てきた点が問題である
- 左右のラベルを横断して同じ物語の型が再生産されている例にほかならない
- 同系統のナラティブは映画評論家の町山智浩氏でも指摘されている
- 陰謀論の伝染経路:
- 反統一教会の旗印が反韓国・反政府陰謀論へ変質し、かつてのネトウヨ的な韓国支配論と重なっている
- 2ちゃんねる嫌韓論壇にも、韓国が統一教会から自民党のルートで日本政府を支配するというナラティブが存在した
- ネット右翼側の統一教会陰謀論が左派に伝染した形とも言える
- より極端な事例:
- 社民党や太田啓子氏、金子勝氏をリポストする左派寄りアカウントが、文鮮明が日本人の人口削減計画により第三次世界大戦を切望し裏工作していると投稿した
- 反カルト・反安倍という政治的動機を超え、人口削減と一枚岩の黒幕という典型的な陰謀論パターンに落ち込んでいる
■ 6. 蹄鉄理論と陰謀論の雑食性
- 事例に共通する奇妙さ:
- 反戦、反差別、弱者擁護という左派・リベラルの語彙の担い手が、気づけば侵略正当化論やDS論と地続きになっている
- 反ワクチン言説、皇室をめぐる陰謀論的図式、韓国支配というネトウヨ的言説とも連続している
- 蹄鉄理論:
- 政治的立場を一直線ではなく馬蹄形に捉える見方で、ジャン=ピエール・フェイエが提唱したとされる
- 左右の対立軸を突き詰めると、極左と極右は中央の穏健派よりも互いに似通ってくる
- 権威主義的な体質、既存の制度・報道への不信、本当のことは隠されているという世界観で共鳴し合う
- ただし中道こそ正しいというレトリックに使われがちで、学術的に厳密なモデルとは言い難いという指摘も多い
- 独白型の信念体系:
- 被害妄想的な傾向を持つ人が陰謀論にはまりやすいと考えている
- Ben GoertzelとTed Goertzelの議論を踏まえれば、対話型の信念体系は批判や客観性を受け入れる余地がある
- 独白型の体系はその余地が少なく、ある陰謀を信じるとほかの陰謀も信じやすくなる
- 真偽とは別に、独白型のほうが矛盾を無視して混ぜる傾向にある
- バークン『A Culture of Conspiracy』も、偶然の否定と一枚岩の陰謀主体を陰謀論文化の核として扱っている
- 陰謀論を見分ける三点:
- 陰謀をたくらむ集団の存在を主張する
- 偶然を否定し、すべてが裏でつながっていると考える
- 世界を善と悪に二分する
- 矛盾の同居:
- 三点が満たされる限り、複数の、時には互いに矛盾する陰謀論をまとめて受け入れる傾向がある
- 左右どちらにもスイッチしうるし、両方が一人の中に併存すらする
- デヴィッド・アイクという先例:
- 1980年代終わりから緑の党の全国スポークスマンを務めた
- 1990年前後の神秘体験を境に、爬虫類型異星人が世界を支配しているという陰謀論の教祖へ転身し、緑の党を追放された
- それでも出自の政治的立場を問わず幅広い支持者を集め続けた
- 環境・平和運動から出発し反ユダヤ主義的陰謀論の象徴となった経路は、陰謀論への親和性が党派とは別の軸で働くことを示す
- 雑食性という結論:
- 陰謀論を好む態度そのものが一種の雑食性である
- 権威や公式発表への不信という一点さえ共有していれば、反戦・反差別の看板の下でも区別なく取り込んでしまう
- 逆に保守を自称する人が、反米・反グローバリズムの一点でロシア支持に回る
- そこから旧れいわ新選組と参政党の間に見られたような支持者のスイッチが起きる
- どちらも、事実検証より先に「隠された敵」を措定する物語の型が先行している点で根は同じである
■ 1. 本稿の前提
- 対象範囲:
- ツイッターで私の視界に入る「アンチフェミ」の派閥だけを一覧表として説明する
- ここにない派閥がありそうなら教えていただきたい
- 「派閥」の意味:
- 派閥といっても主要な力点が違うというだけである
- 一個人が2つ以上の派にまたがる場合がある
- 相互に不干渉で共存する場合も、対立し別の派閥を攻撃する場合もある
■ 2. フェアネス派: 福祉派
- 成り立ち:
- 貧困、障害、虐待などの問題を扱ううちに、支援の男女格差を問題視してきた
- 子供の福祉の観点から"虐待ママ"問題や"司法の女割"論にも積極的
- 「弱者男性」の語義:
- 福祉の網から漏れる人々という意味で古くからこの語を使ってきた
- フェミニズムとの対立理由:
- 本来フェミニズムと対立する必要はない
- 論壇フェミニズムが《常に女性は被害者で男性は加害者》という教義を持つ
- その教義のまま支援の比重に首を突っ込むため対立する
- 構成層:
- 支援職の男性が多い
- 基本形を一番保っているのは一柳良悟であり、小山晃弘もここの出身
■ 3. フェアネス派: シングルファザー・男性DV被害者
- 構成層:
- シングルファザーとなったあとシングルマザーとの支援格差に行きあたった者
- 離婚時の親権争いでハーグ条約違反の日本の司法に憤慨している人
- DV認知活動によって声を上げ始めた男性DV被害者
- 共通属性:
- 結婚した結果として女に失望した人々という属性である
- 主張の力点:
- "司法の女割"などに一番批判的
- 母親が子供を殺した場合、ただ殺すより虐待してから殺すほうが罪が軽くなるという学術論文を紹介したのもこの派
- 論壇の中心:
- 幅広いが医者など頭のいい職業の人が多くなりがち
■ 4. フェアネス派: リーンイン・フェミニスト
- 主張:
- 女性の社会進出を支持する
- 管理職や政治家などバリキャリ職の女性比率を、バリバリ働く正攻法で上げることを推進する
- 日本ではジェンダーギャップ指数改善を錦の御旗として掲げる
- 思想的背景:
- 「リーン・イン」を代表として2010年代のアメリカを席巻したフェミニズム思想である
- 「アンチフェミ」扱いされる理由:
- 「アメリカ女性のように働け」と主張してゆるキャリ層や主婦、無職女性と対立する
- 家事育児負担には「アメリカのように外注するかパートナーを主夫にしろ」と主張する
- その主張が多くの女性の価値観と反するため日本では「アンチフェミ」扱いになっている
- 構成層:
- 管理職の女性比率の数値目標達成を求められる人事関係者など社会的立場は比較的高め
- 「女性に働きやすい職場」を作るためにしわ寄せを食った人が、自立して働けという主張に賛同する例も多い
- 医者が多く、女医もかなり多い
- バリキャリ女性お役立ち情報を発信するのでバリキャリ女性の支持者も一定数いる
■ 5. フェアネス派: 機会平等派(女子枠批判派)
- 主張:
- 女性向けアファーマティブアクションをアンフェアとして非難する
- 外国では違憲判決が出ており国内でも違憲だろうと主張する
- 現在は女子枠批判が一番ホットな話題になっている
- キャッチフレーズ:
- 男女差別で不当な利益を得たなら、その主体であるシニア男性教授が辞めて席を空けろ、他人の腹で切腹するな
- 構成層:
- 入学枠や就職枠を争っている若く高学歴な男性が主体でかなりの数がいる
- これに法学や法曹の関係者も混じる
- 女子枠の出現により一気に増えた
- 代表例は慶應大学の國武悠人
■ 6. フェアネス派: 性犯罪冤罪危機感派
- 主張:
- 痴漢議論などでしばしば起こる「男性は全部犯罪者予備軍」的な扱いに反発する
- アメリカで黒人の犯罪率が高いからといって黒人全部を犯罪者予備軍として扱う意見を正義とみなす人はいない、というのがお決まりのセリフ
- 構成層:
- 議論の中心となる固定メンバーがいるというより、男性に薄く幅広く広がっている
■ 7. フェアネス派: セックスワーク擁護派
- 主張:
- コロナ禍などで明らかになったセックスワークが労働として扱われていないことを問題視する
- 構成層:
- インフルエンサーに男性はほとんどおらず女性のセックスワーク当事者が中心
- そのためか「アンフェの姫」的な扱いをされることが多い
- 他のアンフェと動機がかなり違うので意見対立も多い
■ 8. 恋愛論派: インセル(非モテ自認層)
- 語義:
- インセルは北米発祥の語で「involuntary」と「celibate」を組み合わせた混成語である
- 「弱者男性」を主に「モテない男性」という意味で使う傾向にある
- 勢力の推移:
- ゼロゼロ年代には比較的多かった
- 2010年代以降はフェアネス派に数で押されるようになった
- すももの登場で一時期揺り戻しはあった
- 女子枠問題などでフェアネス派の「アンチフェミ」が激増した結果、現在は完全に傍流になった
■ 9. 恋愛論派: ナンパ師
- 成り立ち:
- 主にゼロゼロ年代に伸びた「アンチフェミ」男性
- 単に自分の性欲を満足させようという人もいる
- パートナーを得られないと社会的スティグマまでつけられ人間扱いされないことへの防衛という動機で入った人もいる
- 特徴:
- 「恋愛工学」を自称する勢力が代表的
- 女性を確率論的に反応する存在とみなすのでミソジニー傾向が強い
- オペレーションズリサーチとも近しく、見合い・出会い系の最適戦略を博論として書いた鳩山由紀夫も先駆者的なところがある
■ 10. 恋愛論派: "進化心理学"論者
- 主張:
- 性的二形・繁殖戦略の違いは本能である
- その帰結として男女平等は女性の望みとして実現しないと主張する
- リーンイン・フェミニストが主張するパートナーの主夫化(下方婚)は女の本能に反するので実現しないというのがいつもの発言
- 論法:
- 政治的にこうあるべきという主張ではなく、このようにしかならないのだという主張の仕方をする
- 代表例はエボサイ
■ 11. 表現の自由派: 漫画表現の自由派
- 立場:
- 漫画表現の規制論に対抗している
- 石原都政時は都が規制派だったため相対的に左派と組むことが多かった
- 「アンチフェミ」扱いされた経緯:
- 矯風会(福音派=宗教右派)の影響を受けた北原らが"フェミニスト"を名乗り共産党と組んで規制派の代表となった
- 宗教保守的な主張をする規制派がフェミニストを名乗るようになったから「アンチフェミ」と呼ばれるようになっただけである
- 表現の自由派はそもそもフェミニズムを嫌っているわけではない
- 構成層:
- 漫画家・イラストレーター等は普通に女性が多く、女性身体表現の自由も相まって女性比率が高い
- 古くはオタク層だったが、漫画が普遍化したためかなり広い範囲に存在する
■ 12. 表現の自由派: 女性の自身の身体表現の自由派
- 主張:
- 女性が自分の性欲を満足させるために開放的な身体表現をして何が悪い、男性目線など気にしたことがないと主張する
- もっとあけっぴろげに見た目や性を売って何が悪いと主張する人もいる
- グラビアアイドルやセックスワーカーの権利擁護運動が該当し、性嫌悪フェミニストと対立する
- 構成層と不安定さ:
- 男性がこの派閥のアドヴォケイターとなることは少なく、女性中心の派閥である
- ミスコンに出ていることをプロフに書きつつルッキズム批判をする人などもザラにいる
- 派閥の出入り、賛成派と反対派の急転回は日常茶飯事である
■ 13. 政治性向派: 反極左
- 成り立ち:
- Woke以降フェミニズムが極左運動と接近した結果として、反極左の文脈の「アンチフェミ」が出るようになった
- 端的な例は草津冤罪事件で有名極左フェミニストが支援した虚偽告発への批判である
- 分布:
- 政治性向的には左派と目される大学教授から、cdbやもへもへなどのマイクロインフルエンサー、暇空などの極北まで広く分布する
- 極左サイドからは暇空あたりが目立つが、左派と目される大学教授まで反Wokeは普通にいる点に留意が必要
- これは米国民主党内での意見対立でも同様である
■ 14. 政治性向派: 伝統回帰保守派
- 現状:
- いまどきあまり見なくなってきた
- 夫婦別姓論議では別姓反対派という形で明瞭に認識される
- 筆者の対案:
- フランスのPACS的な「対等夫婦婚」制度を女性の社会進出を支援する文脈で提案している
- 内容は別姓OK、同性婚OK、夫婦が対等に養育費を負担し配偶者への扶養義務や財産分与はなしで親権は対等というもの
- 従来制度の男女非対称を排除するのが狙いである
■ 15. 政治性向派: 少子化対策派
- 主張:
- 少子化対策として強制ではないが「産め圧」を加えよと主張する
- 手段は税金や補助金による有形の傾斜、ないし無子者への無形のスティグマである
- 位置づけ:
- 女性のリプロダクティブライツと対立するので真っ向から「アンチフェミ」といえる
- それ以外の女性の権利についてはそれほど関心がない
- 支持層:
- 参政党がこの手の主張をしており、母性保護論争における母性保護派とも被るせいか女性の支持者が結構多い
- 社会の継続性や高齢者福祉を論点として薄く広く支持者がいる
- 女性のほうが寿命が長く高齢者福祉のお世話になる期間が長いため、子持ち女性が高齢化するとこの派閥に入る人が多い
- "女性の望み"冷笑派と重複するケースもある
- 個別の女性の望みを全部聞くと結局昭和の専業主婦になるケースが多いという指摘が重複の背景にある
■ 16. 冷笑派: アカデミアフェミニズム批判派
- 主張:
- 大学で教えられている学問としての「フェミニズム」が人文学としても社会学としても水準に達していないと懇切丁寧に指摘する
- 学問の水準ではないと言っているだけで、政治発言することを否定しているわけではない
- 影響と構成層:
- 社会学と人文学を焼きまくったためアカデミアでの影響は小さくない
- その性質上、大学教員や博士号持ちなどアカデミアの人間が主体である
- 代表例は不満研究事件の仕掛人のボゴジアンやリンゼイ
- 評価:
- 不満研究事件の結末を見る限り、実証系はともかく思想系の大学フェミニズムは学問を名乗るに足る水準に達していないという主張は証明されてしまったように見える
■ 17. 冷笑派: "女性の望み"冷笑派
- 主張:
- ネットで声高に言われる"女性の声"を総合すると昭和の専業主婦PTAおばさんの主張にしかならないと冷笑する
- その"女性の声"とは、エロ表現をやめろ、育児を自分でしたいから男の年収に頼るのは当たり前といったものである
- 性格:
- 逆説的にはフェミニズムを否定しておらず、自己矛盾の存在や羊頭狗肉であることを批判しているともいえる
- フェミニズムについていけないというあきらめから、MGTOWもここに入れてよい
- 代表例はeternal_wind
■ 18. 冷笑派: 嘘松嘲笑派
- 活動内容:
- 創作実話系の男性による加害ツイートについて、それが嘘であることを指摘し晒し物にする
- フェミ松速報などが分かりやすい例である
- 嘘松の性質:
- 正義属性vs悪属性の二分論ですべてを理解する
- 悪属性に加害される被害者という意識を持つ
- "悪属性"全体への無差別攻撃を主張する
- エコーチャンバー化が進み仲間内に受けそうな嘘をでっちあげてRTしあう
- ネトウヨやDS陰謀論と同様の陰謀論としての性質が強く、心的メカニズムは似たようなものだと推測される
- 批判側の問題:
- 嘘松批判もファクトチェックで済めばよい
- 相手の一番馬鹿な行動を取り上げる性質上、男女対立・ミソジニーの傾向が強まるようにふるまっている嫌いがある
- 最近は嘘松被害報告に露骨な障害者差別などが混じるようになってきたので、ちゃんと叩くべきという気持ちもある
■ 19. 派閥間の交差と対立
- 全体の関係:
- これらの派閥は必ずしも対立しておらず、個人が2つ以上の派にまたがる論説を唱えることは珍しくない
- 一方で対立し別の派閥を攻撃する場合もあるなど複雑な関係である
- 筆者の立ち位置:
- 筆者はリーンイン・フェミニストの派閥といえる立場である
- 恋愛論派への批判が多く、すももやエボサイを名指し批判した結果彼らからはブロックされている
- 今のアカウントは絡んでいないせいかブロックされていない
- 表現の自由派とはあまり交差せず、時たま意見が一致したときだけ助け舟を出す程度の交流にとどまる
- 政治系論壇ではもへもへからフォローされているが暇空からはブロックされている
- フェアネス派と恋愛論派:
- 最近も弱者男性という言葉の語義の主導権争いをしていた
- 必ずしも対立するわけではなく、「障害者の性の権利」は福祉論者とインセルの交差点になりうる
- 表現の自由派の不安定さ:
- 女性比率が特に高い「アンチフェミ」である
- 一方で割と簡単に規制派にスイッチする人もいる
- 規制派の主張と自由派の主張を同時にする人も珍しくない
■ 1. 欧米リベラル女性の暴走
- リベラル女性の劣化:
- SNSの普及で情報格差が一般化し、論理よりも感情が勝つようになった
- 女性の権利拡大を掲げるフェミニズム思想を学ぶ大学生が増えた
- フェミニズムを学んでも就職に役立たないことに激怒している
- 人生否定への抵抗:
- これまでの自分の人生を否定したくない代わりに、アメリカ社会をぶっ壊そうと暴走している
- 不法移民の犯罪を庇い、トランプ政権への抗議活動が過激化している
- AWFUL:
- 裕福、白人、女性、都市部在住、リベラルの頭文字を取った揶揄
- 「ひどい」という意味とのダブルミーニングになっている
- クロワッサン症候群との類似:
- 雑誌の影響で独身生活を選び、年齢を重ねてから将来への不安や孤独感、心理的葛藤が湧く現象
- AWFULな女性も高学歴で独身が多く、同様の葛藤や怒りを抱えている
- SNSという感情の増幅装置により、100倍ほど厄介な状況になっている
- 既婚者への拡大:
- これまで独身女性の暴走と思われていたものが、既婚者や恋人ありの女性でもやばさが明らかになった
- その契機となったのがリンジー・クランシー事件である
■ 2. リンジー・クランシー事件の概要
- 事件の内容:
- 2023年1月24日、産後うつ病で精神科の治療を受けていた元看護師リンジー・クランシーが3人の子供を殺害した
- 自らも2階から飛び降りて自殺を図ったが死なず、下半身麻痺になった
- 夫による赦し:
- 事件の4日後、夫パトリックの友人がGoFundMeで葬儀費用や医療費の寄付を呼びかけるページを作成した
- そこにパトリック自身が、自分が許したようにリンジーを許してほしいと投稿した
- 同情の土台:
- 産後うつ病で苦しんでいたかわいそうな女性という認識が、騒ぎになる前から存在していた
■ 3. SNSでの炎上と裁判の結果
- SNSでの拡散:
- 裁判が始まった7月頃から、TikTokやInstagram、Redditで何十万件もの投稿がされた
- 数百万回の視聴を稼ぐ投稿もあり、アメリカ国内でかなりの話題となった
- NBCやCNNなど大手メディアも裁判の模様を取り上げ、数十万回再生の動画がざらにあった
- 割れる意見:
- 状況を考察してリンジーは確信犯だったという有罪支持
- 産後うつ病に同情し、私も同じだと共感を示す意見
- そもそも旦那が悪い、旦那を捕まえろという意見
- 抗議活動と募金:
- 8月20日、裁判所に約300人が集まりリンジーは無罪だと抗議活動をした
- 集会に先立ちインフルエンサーが勝手に募金を開始し、9月5日時点で110万ドル、約1億8000万円を集めた
- 目標額を300万ドルに引き上げたという報道もされた
- 評決不成立:
- 12人の陪審員のうち1人が反対に回り、評決を出せず無効となった
- 弁護側がその1人の解任を訴えていたことから、残る11人は無罪と判断したと考えられる
- 1人のせいで判決が出なかったと批判する報道もあるが、子供3人を殺して無罪はないという常識的な判断である
■ 4. 男性側の反応とリンジーテスト
- 男性から見えた別の風景:
- 旦那が仕事のストレスで精神病になり子供を3人殺したら、無罪で済むわけがないし済ますべきでもない
- 女だったら許されるが男なら絶対に許されないという非対称は恋愛や仕事のレベルなら残り得る
- しかし犯罪となれば話は別であり、人を殺しても女だから許されるのかという話になる
- 共存不可能の認識:
- 産後うつを患う可能性があるとはいえ、自分の子供を殺しても許されると思う人とは一緒にいられない
- 逃げ出す男性の増加:
- リンジーを支持するかという議論で女性がイエスと答えると、逃げる男性が増えている
- リンジー支持を理由に彼女と別れたという男性の投稿がTikTokに多数上がっている
- ワシントン・エグザミナーによれば、結婚した者同士の間でも同様のやり取りが行われている
- フェミニズムが当たった壁:
- 男はスケベな生き物であり、アメリカでも女性のフェミニズム的主張に寛容な姿勢を示してきた
- 『セックス・アンド・ザ・シティ』の女性の強さでもアメリカ男性は付き合えると感心した記憶がある
- 今回の事件で、既婚や交際中の男性でも女性のわがままが本能的な嫌悪感にまで発展した
- 一発アウトのライン:
- 男性が浮気したら一発アウトと考える女性は多いが、それと同レベルの線が今回明らかになった
- 自分の子供を殺すことを肯定する相手と一緒にいたくないのは当然である
- 判別ツール化:
- リンジーを支持するかという質問は、何でも権利を主張すれば通ると思うフェミニストを見分ける道具となった
- 顔やスタイルがよかろうが、やばい女はやばい女だと判別できる
■ 5. 支持者による類似事件
- 2歳児殺害事件:
- 9月1日、リンジー・クランシー裁判に熱心だった女性が2歳の息子を殺害した
- この母親は息子が悪魔であり反キリストだと信じるようになって犯行に及んだと報道されている
- 印象の決定化:
- この事件により、リンジー支持者がかなりガチでやばい人だという印象を与えた
- ダメージコントロールの破綻:
- メディアやリベラル女性は、支持は産後うつや子育ての大変さを知るゆえで本当に殺すわけではないと反論してきた
- 女性の大変さを理解してほしいだけだという釈明もしてきた
- 類似事件を機に、半信半疑だった男性も本気でリンジーテストを行うようになる
■ 6. 社会正義の基準の欠如
- 主張者自身に基準がない:
- フェミニズムやLGBTQなどリベラルの社会正義はYouTubeでも馬鹿にされる動画が多い
- 主張している当人すら明確な基準を持たないまま権利を主張しているアホな人間が多い
- トランスジェンダーの女子スポーツ参加:
- 転換手術を必要とせず、自分は女だと言えば通るという滅茶苦茶なルールのスポーツ団体が多かった
- パリ五輪で物議を醸し、トランプ政権のトランスジェンダー優遇撤廃で多くの競技が見直しに入った
- WNBAの騒動:
- 見直しを頑なに拒否していたのがアメリカの女子プロバスケットリーグのWNBAである
- 元NBA選手のエンス・カンター・フリーダムが、自分も女性と自認するから応募すると表明した
- LGBT寄りの政策を進めていたコミッショナーのキャシー・エンゲルバートは、騒動を避けて年末退任を表明し逃げ出した
- 学術界の腐敗:
- 橘玲の『世界はなぜ地獄になるのか』に、でたらめな社会正義の論文が査読を通り7本掲載された事例が紹介されている
- うち1本は、公園で自分の犬が他の犬に危害を加えた際の被害側飼い主の反応を、飼い主の性別で比較する内容だった
- ギャグとしか思えない論文が通ることは、この分野の専門家がいかにアホばかりかを示している
- 知能の欠如:
- 社会正義を押し付ける輩は、自分たちで整合性の取れるルールを決められるほどの知能指数を持っていない
■ 7. マイノリティ=正義というカルト
- どんぶり感情の正義:
- マイノリティイコール被害者イコール正義という適当な基準のアホなカルト宗教になっている
- 加害者は数が少ないからマイノリティ、マイノリティだから被害者、被害者だから正義という論法である
- リンジーが支持されるのも、リベラルが移民犯罪を擁護するのも同じ構造による
- リベラルがのさばれた理由:
- 人種差別を根絶しなければならないという社会の空気が後押しした
- リベラルが得る利益が政府の補助金や大学の採用枠など、実感しにくい部分での政治闘争だった
- 男性側の気づき:
- 私のわがままを認めるのか、子供の命を優先するのかというアホな権利闘争を仕掛けられてきたと男性が気づいた
- 厄介な女性集団との共存を男性側が明確に拒否した初めての事例である
■ 8. SNSの共感ビジネス
- 共感を売る構造:
- 現在のSNSには、共感を最大化することで利益を上げるインフルエンサーが多数存在する
- キャバ嬢インフルエンサーの例:
- 男の金払いが悪くなったため、キャバ嬢志望の女性をターゲットに望まれる言葉ばかり言うようになった
- ユイピスというキャバ嬢が、あなたの年収を1日で稼ぐと年収マウントを取って炎上した
- 客はキャバ嬢に憧れる女性であり、美容整形への紹介料が商売なので男性をディスる方が喜ばれる
- リンジー騒動への適用:
- リンジーテストで逃げる男性に対し、そんな男はこっちから願い下げだと強気に投稿する女性がいる
- 男性から見ればドン引き案件だが、女性の共感を得るためなら商売上は合理的な選択である
- それに騙されて勘違いする女性は増え続け、過激化する地獄絵図へ突入する
■ 9. 『26世紀青年』と今後の展望
- 映画の内容:
- 知能指数が高く慎重な高学歴夫婦は出産子育てに慎重になりすぎて子供を作らない
- 一方でアホな夫婦は子供を作りまくる
- 主人公の軍人がコールドスリープの手違いで500年後に目覚め、アホだらけのアメリカで奮闘するコメディである
- 現実への当てはめ:
- 子殺しも許されると考えるほど極限まで権利を主張する女性は、男性の本能的嫌悪により誰とも一緒になれなくなる
- 男性よりも女性の方がSNSに流されやすく、アメリカではSNSでの流されやすさが生物的特性につながるのかもしれない
■ 10. 総括
- フェミニズムの暴走:
- アメリカのフェミニズムは人種差別撤廃運動を追いかけずに女性の権利拡大を過度に主張した
- それが受け入れられる空気があったが、次第にわがままが暴走し価値基準がどんぶり感情になった
- 分断の決定打:
- リンジー・クランシー事件でフェミニストの無罪要求が盛り上がった
- 支持者による類似殺人が起こり、男性側が本能的に過激なフェミニストを避けるべきだと理解し始めた
- 今後の見通し:
- SNSでは女性インフルエンサーが女性を顧客に共感を売り込むため、攻撃的なリンジー支持派に騙される女性は増える
- そういう女性は男性側が本能的に拒否するため、誰とも一緒になれなくなる
- ポリコレ要素を入れた『26世紀青年2』を作るべき時が来た
- 世界的な男女分断:
- 男女の分断は世界的に進んでいるが、その過激さではアメリカと韓国が一歩も二歩も先を行っている
- 今回の一件は、ついに男性側が女性を見限るきっかけとなった
X(旧ツイッター)への投稿に関する解説 1/2
X(旧ツイッター)への投稿に関する解説 2/2
X (旧ツイッター) への投稿に関する解説
2026年9月5日 本田由紀
私が9月1日に行ったX(旧ツイッター) 投稿について、 私自身や所属する複数の組織に対して、その意味に関する問い合わせや、書いていない内容を恣意的に解釈した批判が行われています。
当該の投稿は、他者 (知人ではありません) の投稿を引用する形でなされたものです。 その他者の投稿では、 三笠宮彬子女王が当主である三笠宮家の皇族費が倍増されたこと、 彬子女王が自由民主党の麻生太郎氏の血縁者であることが批判的に指摘されています。
私自身の投稿は、「この人たちを目にするたびに、遺伝的要因のおそろしさを感じる。 露出の増加が逆効果になるかもしれない」 という内容です。
本来、 X (旧ツイッター) への投稿に関して解説する責務を投稿者は負っていませんが、 曲解があまりに広がっていることから、 以下に投稿の意味を解説します。
当該の投稿に関して、 背景事情を以下に確認します。
周知のように、 第221 回特別国会において、 2026年7月17日に、 改正皇室典範が成立しました。 その主要な改正内容は、 「親王、 親王妃、 内親王、王、 王妃及び女王 (皇嗣及び皇嗣妃を除く。)は、 皇室会議の議を経て、この法律による皇族男子であった者の嫡男系嫡出の子孫である現に皇族でない年齢十五年以上の男子であつて、 配偶者及び子がないものに限り、 養子とすることができる。」 という条文が加わったことにありま す。
皇室における養子制度は、1889年(明治22年) に制定された旧皇室典範において廃止されたものであり、多くの問題を含みます。
この廃止の主旨や皇族養子制度については、2021年に行われた皇位継承問題に関する有識者ヒアリングにおいて、 岡部喜代子 元最高裁判事が述べている通りです。 すなわち、 「世襲という人の行為が入り込む余地のない原則で皇位継承を定めようとしているところに人為的な親子関係が入り込んでくるとき、様々な人の思惑などが入り、家同志の争いなどを反映して継承順位や皇統の正当性に争いが生じる種になる」 (2021年5月10日) というものです。
このように問題の大きい養子制度を推進してきたのが自由民主党の麻生太郎氏です。そして新たな皇室典範において養親となりうる4つの宮家のうち、2025年に新たに創設された三笠宮寛仁親王妃家の当主である信 子親王妃は麻生太郎氏の実妹であり、また三笠宮家の当主である彬子女王は信子親王妃の実子、すなわち麻生太郎氏の姪です。このように、養子をとることができる宮家のうち2つが麻生太郎氏の血縁者です。
濃厚な利害関係者である麻生太郎氏が皇室典範の改正を含め皇室制度に介入すること自体が、 皇室の私物化であり大きな問題を含むということは多々指摘されてきました。 政治学者の御厨貴氏は、 「文藝春秋」 2026年7月号において、 麻生太郎氏が天皇の外戚として平安時代の藤原氏のように権力基盤を保持しようとしていると述べています。
三笠宮彬子女王については、 皇族費が2025年に640.5万円から 1067.5万円に増額され、 また 2027年度予算要求においては1067.5万円から2135万円へと倍増されるなど、この間に顕著に皇族費が増やされてきた ことも、すでに報道されている通りです。
この三笠宮彬子女王のマスメディアへの登場も増加しており、批判を呼ぶ行動も見られます。 たとえば彬子女王は、 2026年8月に、 伊藤穰一千葉工業大学学長とブータンへの非公式訪問に同行しました。 伊藤氏は、アメリカで児童らへの性的暴行で有罪判決を受けた富豪ジェフリー・エプスタイン氏と親密な関係にあったことから、ブータンにおいて彬子女王が伊藤氏と二人でレッドカーペット上を進んだことが批判されています。
こうした文脈の中で、 私は冒頭の投稿を行いました。 この投稿内の 「遺伝的要因のおそろしさ」 という言葉は、自らと遺伝子を共有する血縁者を優遇しようとする麻生太郎氏の行為の問題点を指しています。 また 「露出の増加が逆効果になるかもしれない」という部分は、 三笠宮彬子女王やその妹の瑤子女王がマスメディア等に登場するたびに、上記の麻生太郎氏のふるまいの問題点が想起され、視聴者は反発を抱くであろうということを意味していました。
すなわち、この投稿は、強大な権力や財力を背景に、自身の係票を優遇しようとする麻生太郎氏への批判としてなされたものです。
この投稿に対して、 「差別」、 「誹謗中傷」であるといった非難などが寄せられているようです。
しかし、 「差別」 とは、一般的には属性等により不当に不利な処遇をすることを意味しており、不利どころか有利な立場を占有しようとする麻生太郎氏やその親族に対して適用することが正当な概念ではありません。
「誹謗中傷」とは根拠のない否定的言及を意味しますが、 当該の投稿は幅広く報道されている事実を背景とするものです。
さらには、「遺伝的要因」 という言葉に反応している非難もあるようです。 しかし、 改正皇室典範に加えられた条文 「皇族男子であった者の嫡男系嫡出の子孫である現に皇族でない年齢十五年以上の男子であつて、 配偶者及び子がないものに限り、 養子とすることができる。」 は、 明確に血筋に基づく規定です。 投稿における「遺伝的要因のおそろしさ」 とは、権力者の血縁者であるからこそ公的な取り扱いにおいて優遇贔屓とみられかねない処遇を慎むべきであるという規範が蹂躙されていないかという危惧を述べているものです。 それを表現する上で 「遺伝的要因」 という表現が最適であったかどうかは検討の余地があるとしても、 「血縁者」 や「親族」 等の言葉と代替可能な意味で用いたのであり、その言葉を使用したことがイコール 「差別」や「優生学」 といったことを含意しているわけではありません。 科学の内部でも日常的にも、 「遺伝」 という言葉はしばしば使用されており、 それを投稿で使ったことでこれほどに非難されていることに驚いているというのが率直なところです。
また、投稿では容姿に関して一切言及しておらず、そこに容姿云々といった意味を読み取ることは、読み取る者自身が有するルッキズムを露呈させていることに他なりません。
以上が投稿に関する解説であり、 曲解を交えた非難は当てはまらないということについての説明です。 ただし、 X (旧ツイッター) という、 短文を主とする媒体においては、説明を伴わない形で凝縮した言葉が用いられるケースが少なくないというリスクをはらむことについては、今後も継続していっそう注意を払って臨む所存です。
なお、投稿に書かれていない内容を恣意的に読み込み、そうした曲解に基づいて投稿者や所属組織に非難を行う行為は、それを行った者自身の責任が問われる結果になりうることを警告しておきます。
(以上)
■ 1. 文書全体の評価
- 文書の性格:
- 自らの投稿に向けられた差別、誹謗中傷等の非難に対し、投稿の意図を事後的に説明して反駁する弁明文
- 相対的な長所:
- 改正皇室典範の条文、有識者の発言、皇族費の金額、血縁関係といった背景事実を具体的に列挙している
- この種の弁明文としては相対的に情報量が多い
- 中核部分の欠落:
- 問題の投稿文二文から著者の主張する意味がどう導かれるのかについて、論証がほぼ存在しない
- 著者の宣言のみで処理されている
- 反論部分の手法:
- 差別、誹謗中傷の定義を自らに有利なように限定する
- 批判をルッキズムの露呈と読み替える人身攻撃を行う
- これらが反論部分の中心を占め、論理的健全性は著しく低い
- 全体を貫く二重基準:
- 自らの投稿については厳格な文面主義を要求しながら、他者の動機については文面外の推定を自由に行う
■ 2. 中核的解釈の未論証
- 文書の生命線となる解釈:
- 投稿中の「遺伝的要因のおそろしさ」が、麻生太郎氏の血縁者優遇行為の問題点を指すという解釈
- 宣言されるだけで、投稿文からの導出が一切示されていない
- カテゴリーの誤り:
- 「遺伝的要因」は形質の原因を指す語であり、行為の問題点を指す語ではない
- 縁故優遇は社会的、制度的な行為であって遺伝的要因ではない
- 代替可能性テストの自壊:
- 著者は血縁者や親族等の言葉と代替可能な意味で用いたと述べる
- 実際に代入すれば「この人たちを目にするたびに、血縁者のおそろしさを感じる」となる
- 麻生氏の縁故優遇行為の問題点という意味は生じず、テストは著者の解釈をむしろ否定する
- 指示対象の未特定:
- 投稿の主語である「この人たち」が誰を指すのかを、文書は最後まで一度も明示していない
- 「〜を目にするたびに」は視認可能な特定の人物群を対象とする構文であり、行為を指す読みと構文上整合しにくい
- この不整合に文書は触れていない
- 反証不能性:
- 投稿の文言と独立に意図を述べるだけであれば、いかなる文面にもいかなる意味を後付けできる
- 自らの読解を支える根拠は著者自身の言明のみであり、非難と自弁が同じ基準の下に置かれていない
- 末尾の自認との矛盾:
- 表現の最適性には検討の余地があると述べ、凝縮した言葉が用いられるリスクにも言及している
- 文面が多義的でありうることを実質的に認めており、読者の解釈を一律に曲解と断ずる姿勢と正面から矛盾する
- 文面が多義的であるなら、別解釈に到達した読者を恣意的と呼ぶ根拠は失われる
■ 3. 批判対象を麻生氏のみとする主張の破綻
- 結論と説明の不一致:
- 文書は当該投稿を麻生太郎氏への批判としてなされたものと結論する
- 第二文の説明は、彬子女王や瑤子女王がマスメディア等に登場するたびに視聴者は反発を抱くであろうというもの
- これは女性2名の公的な露出に向けられた評価であり、対象は麻生氏のみという主張と両立しない
- 飛躍と自己矛盾:
- 上記は論証の飛躍であると同時に、文書内部の自己矛盾でもある
- 瑤子女王の唐突な追加:
- 瑤子女王は背景説明のどこにも登場しない
- 皇族費の増額にも養子制度にも伊藤穰一氏の件にも関係づけられていない人物が、解釈の段で唐突に対象に加えられている
- 反発を招くべき理由は、文書自身の論理では何も提示されていない
- 投稿の対象が血縁でくくられた人物群であったことを示す、文書内部の証拠として機能してしまっている
- 「逆効果」の未処理:
- 逆効果という語は誰かの目的を前提とするが、誰の何のための目的に対して逆効果なのかが述べられていない
- 彬子女王側の自己露出を増やす意図を指すのであれば、当人への根拠なき動機帰属となる
- この点も隠れた前提として未処理のまま残っている
■ 4. 差別への反論における定義操作
- 定義の恣意的限定:
- 差別を属性等により不当に不利な処遇をすることと定義している
- それ自体は一つの用法だが、本文書ではこの限定が反論を成立させるためだけに機能している
- 言論が定義上除外される構造:
- この定義では発言、言論はそもそも処遇ではなく、いかなる投稿も定義上決して差別になりえない
- 批判を原理的に成立不能にする定義を自ら選択して勝利を宣言する構成であり、反論として空虚である
- 有利な立場論のすり替え:
- 有利な立場を占有しようとする麻生氏やその親族に差別概念の適用は正当でないという一文は、論点のすり替えである
- 争点は投稿が属性(血縁、門地)に基づく否定的言及であったか否かであり、対象者の社会的優位は別問題
- 特権的な相手には差別概念が適用されないという前提は明示されないまま結論に用いられ、隠れた前提でもある
- 親族への言及という自認:
- 「麻生太郎氏やその親族」という記述は、投稿が親族をも対象としていたことの自認である
- 対象は麻生氏のみという主張と矛盾する
- 自己論駁:
- 著者自身の定義に照らせば、血縁者であるがゆえに露出のたびに反発を抱かれるという言明は、属性に基づく不利な扱いを予期、是認するものと読みうる
- 文書はこの自己適用の可能性に一切触れていない
■ 5. 誹謗中傷への反論における立証対象の取り違え
- 立証対象の取り違え:
- 誹謗中傷を根拠のない否定的言及と定義し、当該投稿は幅広く報道されている事実を背景とすると反論している
- 提示された報道事実は皇族費の金額推移、血縁関係、法改正の内容であり、争点の表現「遺伝的要因のおそろしさ」の根拠ではない
- 周辺事実に報道の裏付けがあることは、特定の否定的表現に根拠があることを意味せず、前提と結論の間に接続がない
- 定義の狭小化の反復:
- 事実に基づく言及が侮辱的評価を伴う場合は、一般的用法でも法的評価でも問題視されうる
- その可能性は検討されておらず、自らに有利な定義の選択という同じ手法の反復である
■ 6. 遺伝批判への応答の破綻
- ストローマン論法:
- 遺伝という語は科学の内部でも日常的にも使用されており、非難されることに驚いているという記述
- 批判を「遺伝」という語の使用そのものへの非難に矮小化している
- 実際の非難は特定の実在人物を指しておそろしさを帰属させた点に向けられており、その形の批判には応答していない
- 感情的訴求:
- 驚いているというのが率直なところであるという一文は論証ではなく感情的訴求であり、論理を補強しない
- 人身攻撃:
- 容姿の意味を読み取ることは読み取る者自身のルッキズムの露呈に他ならないという主張である
- 批判の内容ではなく批判者の内面的属性を攻撃する典型的な人身攻撃である
- 他ならないと断定しており、文面の多義性や投稿の文脈という他の説明可能性を排除する根拠は示されていない
- 末尾で凝縮した言葉のリスクを認めていることとも矛盾する
- 未応答の解釈可能性:
- 遺伝的要因を個人の遺伝的形質への言及と読む解釈は、性格、能力、資質など容姿以外にも複数ありうる
- 文書は容姿という一つの解釈のみを取り上げて人身攻撃で処理して終え、反論としての網羅性を欠く
- 条文援用の飛躍:
- 改正皇室典範の条文が明確に血筋に基づく規定であることから、「遺伝的要因」という語の適切性は導かれない
- 制度が血統に基づくことは、特定人物におそろしさを帰属させる表現を正当化せず、論点のすり替えである
■ 7. 背景記述における因果の未立証
- 不完全な帰納:
- 養子制度は問題が多い、麻生氏がそれを推進した、ゆえに麻生氏は問題であるという連鎖が論証の骨格
- 第一項を支える根拠は岡部喜代子氏の発言一件のみであり、賛成する立場の論拠は一つも紹介、検討されていない
- 廃止と問題性の非接続:
- 1889年の旧皇室典範において廃止されたものであり多くの問題を含むという接続は、過去に廃止された事実を問題性の根拠として扱っている
- 両者の間に論理的接続がない
- 結論ありきの構成:
- 養子制度の是非、御厨貴氏による藤原氏になぞらえた評価、伊藤穰一氏の件は、投稿の意味の解説という目的には不要である
- 投稿の語義を特定するのではなく、批判対象への否定的心証を先に形成する働きをしている
- 介入の未立証:
- 麻生氏の介入自体が皇室の私物化と述べるが、具体的にどの手続でどう介入したのかは示されていない
- 示されているのは推進してきたという要約と血縁関係の存在のみである
- 血縁の存在という相関から、優遇の企図という関与、意図への飛躍がある
- 増額主体の不記載:
- 皇族費の増額に関する記述は一貫して受動態であり、増額の主体が誰であるかは一度も明示されていない
- それにもかかわらず、これが麻生氏の血縁者優遇行為の証拠として機能する構成になっている
- 算定制度の内容や、増額が制度上の要件変化か裁量かは検討されておらず、選択的事実提示の疑いが強い
- 金額提示の不正確さ:
- 2027年度分は予算要求においてはと断りながら、直後に顕著に増やされてきたと既成事実として要約している
- 冒頭では引用元投稿の内容を皇族費が倍増されたことと完了形で紹介し、要求段階と決定済みの増額を混同している
- 比率と表現の不備:
- 養子をとることができる宮家のうち2つが麻生氏の血縁者とするが、4宮家の内訳は列挙されていない
- 読者は2/4という比率を検証できない
- 宮家が血縁者であるという表現は世帯と人物を混同している
- 制度理解の空白:
- 当該条文が定める養子候補は皇族男子であった者の嫡男系嫡出の子孫であり、麻生氏の血統とは無関係である
- 養子制度によって麻生氏の遺伝子が皇統に入るわけではない
- 遺伝的要因という語を制度批判の根拠と結びつける論法は、この点に触れないまま成立している
■ 8. 伊藤穰一氏に関する記述の連座の誤謬
- 二重の連座の誤謬:
- 伊藤氏がエプスタイン氏と親密であったことから、ブータンで彬子女王が伊藤氏と二人でレッドカーペットを進んだことが批判されているという記述である
- A氏はB氏と関係があり、C氏はA氏と同行した、ゆえにC氏は批判に値するという構造である
- 彬子女王自身の行為として何が問題なのかは示されていない
- 無主語の受動表現:
- 批判を呼ぶ行動も見られる、批判されているという表現が用いられ、誰による批判かが示されていない
- 他者の批判の存在を援用して自らの評価を正当化する構成であり、批判の質や妥当性は検証されていない
- 段落の存在自体の矛盾:
- この段落は彬子女王個人の行動に対する否定的評価である
- 投稿は麻生氏への批判であって彬子女王らに向けられたものではないという中心的主張と整合しない
■ 9. 検証可能性と出典の不備
- 引用元投稿の未再現:
- 本件投稿は引用リポストの形式でなされ、「この人たち」の指示対象を決定するのは引用元の内容である
- 文書は引用元を著者による要約でしか提示しておらず、読者は最も重要な文脈を検証できない
- 解説文書としての決定的な欠落である
- 出典表示の欠如:
- 皇族費の金額、伊藤氏に関する事実、麻生氏が養子制度を推進してきたという事実は、すでに報道されている通り等とされるのみ
- 媒体、日付は示されていない
- 具体的に示された出典:
- 岡部喜代子氏の発言と日付、改正条文の逐語引用、御厨貴氏の寄稿の媒体と号数は具体的に示されており、この点は評価できる
- 引用が果たす効果:
- 岡部氏の発言は養子制度一般の問題点についてであり、麻生氏に関するものではない
- 御厨氏の記述は一政治学者の評価にすぎない
- 前者は文脈の異なる引用の並置により、後者は権威論証により、主張が補強されているように見せる効果を持つ
- 引用と表記の精度:
- 岡部氏の引用中の「家同志の争い」は「家同士」の誤りと見られる
- 本文中の「自身の係票を優遇しようとする」は明らかな誤記であり、公式の解説文書としての精度を損なう
■ 10. 二重基準と結びの威嚇
- 内心推定の二重基準:
- 文書全体は、投稿に書かれていない内容を恣意的に読み込むなという要求で貫かれている
- 著者自身は麻生氏について、自らと遺伝子を共有する血縁者を優遇しようとする内心の意図を証拠なく帰属させている
- 他者の内心は自由に推定してよいが、自らの投稿は文面と切り離した自己申告どおりに解されねばならないという非対称な基準である
- 論点先取:
- 冒頭の恣意的に解釈した批判、末尾の曲解を交えた非難という記述は、批判が曲解であることを論証の出発点に置いている
- 曲解であるとする根拠は著者の意図表明であり、その正しさを支えるのは著者自身である
- 先決問題要求の構造を持つ
- 威嚇による締め:
- 末尾の、非難を行った者自身の責任が問われる結果になりうるという警告は、論証ではなく法的責任の示唆による抑止である
- 自らを公人、権力者への正当な批判と位置づけながら、自らへの批判者には責任追及を予告している
- 批判の自由に関する基準が対象によって切り替わっており、論証不足を補償する結論の誘導にあたる
- 責務否定の前置き:
- Xへの投稿に関して解説する責務を投稿者は負っていないという前置きに、根拠は示されていない
- 以後の説明を義務ではない譲歩として提示し、説明の不十分さへの追及をあらかじめ弱める働きを持つ
■ 11. 評価できる点
- 構成の明快さ:
- 投稿の提示、背景事実、意図の説明、個別の非難への反論、留保という順序は追いやすい
- 具体的情報の提示:
- 改正条文の逐語引用、有識者ヒアリングの発言と日付、寄稿の媒体と号、皇族費の具体的金額を複数提示している
- この種の弁明文としては具体性が高い部類であり、少なくとも読者が事実確認に着手できる
- 争点の明示:
- 差別、誹謗中傷、「遺伝的要因」の語という三つの主要な非難を列挙し、個別に応答する形式をとっている
- 応答の中身には重大な問題があるが、争点を逃げずに名指しする構成自体は評価できる
- 限定的な自省:
- 表現の最適性に検討の余地があること、短文媒体のリスクに今後もいっそう注意を払うことを述べている
- この自省は読者側の一方的な曲解という全体の主張と整合しておらず、活かされていない
■ 12. 採点結果
- 論理構造 2/5:
- 配列と可読性は良好だが、投稿文から主張する意味への導出という中核の論証が欠落している
- 「この人たち」の指示対象が最後まで未特定であり、第一文と第二文で対象が入れ替わる不整合も解消されていない
- 説得力 2/5:
- 背景に同意する読者以外を説得する力は乏しい
- 決定的な語義の説明が自己申告に留まり、末尾の威嚇がかえって文書の防御的性格を印象づけている
- 主張の妥当性 2/5:
- 対象は麻生氏のみという中心的主張が、著者自身による第二文の説明および麻生氏やその親族という記述によって否定されている
- 証拠の質 2/5:
- 条文、発言、金額など具体的提示がある一方、決定的な争点に関する証拠はゼロである
- 出典表示も報道されている通りに留まる箇所が多い
- 論理的健全性 1/5:
- ストローマン論法、人身攻撃、論点のすり替え、論点先取、連座の誤謬、選択的事実提示、威嚇による結論の補強が同時に確認される
- 自己整合性 1/5:
- 自らの投稿には厳格な文面主義を要求しながら、他者の内心は自由に推定する二重基準である
- 文面の多義性を認める記述と、読者の解釈を一律に恣意的と断ずる記述が同居している
- 反論への応答の公正性 2/5:
- 争点を列挙する姿勢は評価できるが、いずれも最も強い形の批判ではなく、定義操作または批判者の属性攻撃によって処理されている
- 容姿以外の解釈可能性は未応答である
- 合計 12/35
■ 1. 発端
- 皇族費倍増の報道:
- 宮内庁が三笠宮彬子さまの皇族費を倍増し2135万円とする概算要求を出した
- 皇室典範改正により男性皇族と同額になり、概算要求全体では減額となる
- 改正案への批判:
- 天皇家乗っ取り改正案を通す際に、麻生の身内である彬子の皇族費をついでに倍にした
- 彬子は皇籍離脱させるべきであり、麻生の血筋から天皇を出すことは許されない
- 本田由紀の投稿:
- この人たちを目にするたびに遺伝的要因のおそろしさを感じる
- 露出の増加が逆効果になるかもしれない
■ 2. 批難の声
- 名誉を汚す暴言:
- 東京大学、ひいては日本国の名誉を汚す暴言であり、当人と世間に謝罪すべきである
- 特定の個人に嫌悪感を持とうと、人には許される発言と許されざる発言がある
- リベラルのダブルスタンダード:
- 極左ほど多様性推進やルッキズム批判を好むが、自分は差別も排除もルッキズムも許容する
- 実生活上の立場に影響がないため、ある意味で無敵の人でいられる
- 優生学的差別との指摘:
- どストレートなナチスの優生学的差別に見える
- 日本の左派リベラルは共産主義思想の世俗化を基盤とする
- ナチスと同じく一神教系の千年王国思想がルーツのため、選民思想がポロポロと表出する
■ 3. ブーメラン
- 5年前の自身の投稿:
- 本田由紀は2021年8月に、意図が違った、誤解を与えたら申し訳ない、軽率だったと反省している、では済まないと投稿していた
- この過去の投稿が5年物のブーメランとして提示された
■ 4. キャンセルの悪循環を断て
- 解雇に反対する立場:
- 優生思想の発露表現をした東大教授は解雇されるべきではない
- あちらがキャンセルされたのだからこちらもという論は泥沼であり、表現の自由や学問の自由を窒息させるだけである
- 表現の自由が守られなければならないという原理に、フェーズも立場も関係ない
- フェーズ論による反論:
- 相手が反省すればよいが反省しない、というのが現在のフェーズである
- 左翼だけが表現の自由、左翼だけが学問の自由であるなら、そのような自由はもう要らない
- 一方的な自由への懸念:
- 現状ではリベラル側にだけ表現の自由が守られる
- 敵と見た側をオープンレター等のキャンセルカルチャーで好き放題潰せるフェーズを容認しかねない
- エロは表現の自由に守られず、左翼に反する思想の持ち主は発言で仕事を追われるディストピアである
■ 5. オープンレターへの批判
- 加害者による和解要求:
- 他人を思いきり殴った直後に報復の連鎖を断ち切ろうと言うのは虫が良すぎる
- 呉座勇一との不均衡:
- キャンセルカルチャーには賛同しないが、呉座勇一が追われて本田由紀が追われないのは意味が分からない
- 一度キャンセルされなければ理解できないのではないか
- 悪循環は断てないという見方:
- 今それをやってもオープンレター側は自分たちが正義だと勘違いして増長し、キャンセルカルチャーを過激化させるだけである
- 行くところまで行かなければ悪循環は断てない
- オープンレターの署名者の大半を贄として捧げるほかない
- 一貫性の要求:
- 自分たちが散々やった行為の対象になった途端、自分たちは対象になるべきではないと主張するのは特権にすぎない
- 信念があってやったのなら、自分たちにも適用するだけの一貫性を見せるべきである
- 復讐否定への反発:
- 復讐は何も生まないというのは、殴られたことのない人が言う言葉である
■ 6. おきさやかの火消し
- 朝日新聞の報道:
- 東大教授のSNS投稿が差別的と批判され、日本教育学会が対応を検討している
- 朝日新聞の論調への批判:
- 当該発言の是非とは別に、朝日新聞の論調は危うく、個人攻撃に加担している
- SNSの発言が誤解を生んだなら謝罪して削除で済む話を、大きくしている人達がいる
- 批判者の動機:
- 批判者の目的は特定の皇族の人権擁護ではなく、伝統すらどうでもよい
- リベラルな女性教授の発言を撤回させるゲームに興じたいだけである
- さもなければ、皇族の権利を侵害してきた現行の法制度に黙っているはずがない
- 言論の自由との切り分け:
- 本田由紀は昔からこうした攻撃の標的であり、数十年受けてきた言論攻撃の烈しさに思いを馳せるべきである
- 発言への評価は倫理委員会等に任せるが、発言者の言論の自由や人権は別の問題である
- 呉座勇一支援者の関与:
- 今回のバッシングを先導している人の中に、呉座勇一の支援者が含まれている
■ 7. 本田由紀の解説とその反応
- 解説文書の投稿:
- 本田由紀がXへの投稿に関する解説を2枚組の画像で公開した
- 謝罪拒否との受け止め:
- 自分が正義であり自説を曲解した者は許さないという内容の長文である
- 過ちを認めすらしない以上、キャンセルする以外にどうしようもない
- 就業規則違反の指摘:
- 大澤昇平特任准教授は中国人に関する投稿が問題視され、2020年1月15日付で懲戒解雇となった
- 本田由紀の発言も就業規則違反を問われないのはおかしい
- 左翼だから、女性だからという優遇や忖度があるならダブルスタンダードである
- 全面反論による踏み絵:
- 同じ大学教授ですら擁護のしようがない、謝罪と削除で済む話という線で擁護していた
- 本人が差別と言う者こそ差別だと真正面から全面反論したため、朝日新聞や日本教育学会は無理筋の反論を丸呑みするかの踏み絵を迫られる
- 謝罪に見せかける構造:
- 対外的には謝ったように見え、対内的には謝っていないという絶妙な線を突いた内容である
- 外野に謝罪したと代弁させ本人がノータッチを貫けば、正しい本田と粘着するネトウヨという構図を維持できる
- 言い訳への酷評:
- 東大リベラルらしい言い訳であり、アカデミアの印象をさらに悪化させる
- 4日かけてもその程度の言い訳しか書けないのは、謝ったら死ぬ病である
■ 1. 陰謀論と民俗の連続性
- 民俗学が見つめる「俗」:
- 近代社会が不合理だと切り捨ててきた神話、民話、都市伝説を対象としてきた学問
- 現代の陰謀論もその延長線上に位置する
- カオスからノモスへの変換:
- 人間は恵みをもたらす一方で猛威も振るう自然というカオスに耐えられない
- 荒れる自然や災いに意味付けをして秩序へ変換しようとしてきた
- その帰結としてカミとして祭り、妖怪や異界の話として語り継いできた
- 日常行動に表れる境界意識:
- 畳の縁を踏まない、軒下や敷居などの境目を気にするといった行動が該当する
- 理屈はないが脳がそう反応してしまう
- 警戒が必要なカオスにさらされ続けることに耐えられず、境界を設けて防衛線を張る
■ 2. システム1に基づく認知
- 認知科学における思考の分類:
- システム1: 直感的思考
- システム2: 事実を調べ熟考する論理的思考
- ファクトを求めない脳:
- 民俗学が扱ってきた非科学的認知は認知科学のシステム1(直感的思考)を基盤とする
- そこに事実があるかどうかは関係しない
- 村社会のファクトチェック不在:
- 昔の村社会の人々はファクトチェックなどせずに生きてきた
- 寺や家の言い伝えは都合よく変わってきたが、人々はそれを自然に信じてきた
- 近代システムと脳の乖離:
- 人間の脳は1万年以上前からほとんど進化していない
- ファクトが重視されるようになったのは、たかだかここ200年程度にすぎない
- 近代の制度はファクトを前提に動くが、人間の脳がそのシステムに追いついていない
■ 3. 陰謀論の危険性
- お話として消費される段階:
- 都市伝説などが物語として消費されているうちは問題ない
- 集団的な力を持つ段階:
- 陰謀論として肥大化し集団を巻き込んで力を持つと、人の命や医療に関わる
- 現実の行動を動かすところまで来たら向き合わねばならない
■ 4. 拡散を加速させる要因
- SNSによる時間の圧縮:
- かつてのフォークロアは時間をかけてじわじわ広がった
- 「口裂け女」のような都市伝説でも全国に広がるのに半年から1年かかった
- 今は一瞬で拡散し、しかも強い言葉ほど目につく
- 政治家への投影:
- 社会への不満を抱える人が政治家などに自分自身を投影する心理的側面が掛け合わさる
- AIによる思考の省略:
- AIが心地よい答えをすぐに出してくれる
- 事実を調べ熟考する論理的思考のシステム2が必要とされない時代になっている
- 認知の負荷を下げるため安易な答えに飛びつき、考える筋力が落ちてきている
■ 5. 啓蒙の限界
- 「社会」概念の不在:
- 学問は社会を大前提にして考えるが、世の中の多くの人は社会という概念をあまり持たない
- 日々の暮らしの感覚からすれば「社会のために」と言われてもピンとこない
- 陰謀論を信じる人にシステム2の言葉で論理的、啓蒙的に語りかけても全く通じない
- 反ワクチンと防衛本能:
- 「体の中に悪いものを入れたくない」という感覚は玄関にお札を貼るのと同じ防衛本能に近い
- 外と内の境界を守りたいという感覚である
- 頭ごなしに否定し上から目線で接しても分断を生むだけとなる
- システム2を放棄しない前提:
- 生きている限り社会と接点を持つため、システム2の論理性を完全に放棄はできない
■ 6. システム1.5という落としどころ
- 直感と論理の中間の確保:
- システム1と2の間にある「1・5」のような落としどころを確保することが大切
- 直感的な「俗」の声を拾い上げながら、取捨選択をして論理につないでいく
- 民俗学はずっとそういう回路を扱ってきた学問である
■ 7. メディア不信と言葉のあり方
- 兵庫県知事選で生じた不信:
- うわさ話や真偽不明の情報を報じなかったことで「メディアは隠している」と受け取られた
- 判断材料としての中間領域:
- 上からテンプレートのような形通りの事実だけを示しても判断材料にならない
- 下の混沌としたシステム1だけでも判断できない
- メディアが提供すべきは自分で判断できる材料であり、その間の領域である
- 四角い言葉と丸い言葉:
- 柳田國男は新聞などの制度的な大文字の言葉を「四角い言葉」と呼んだ
- 庶民の世間話は「丸い言葉」と呼ばれた
- 柳田は丸い言葉を手放しに評価せず、心の機微を表現できる良い言葉を選び取った
- 選んだ言葉を標準語のような四角い言葉の中に混ぜていく発想を持っていた
- 俗の言葉を拾う目的:
- 迎合のためではなく、制度の言葉を現実に即したものへ鍛え直すためである
- 世間話と公共:
- 柳田が重視した「世間話」の世間は、近代の文脈では公(公共)という意味合いに変わった
- 人々がふだんから雑談を交わし、整わないなりに意見を言い合う
- そうした日常の言葉が公共について考える出発点になる
■ 8. つなぐ言葉の獲得
- 判断材料とプロセスの提示:
- 教条的な言葉で結論だけを上から伝えることではない
- 取材のプロセスも含めて判断材料を示し、受け手が自分で考える余地をつくる
- 「つなぐ言葉」の必要性:
- システム1の言葉の機微を拾い、システム2をより良いものにするための言葉である
- 陰謀論や都市伝説があふれる時代だからこそ、そこが今いちばん問われている
■ 1. 沖縄県知事選を覆う認知戦
- 県外発の言説が支配する選挙:
- 9月13日投開票の沖縄県知事選で、SNSを舞台とする認知戦が激化している
- 沖縄タイムスの8月のX投稿分析では、発信地の約9割が県外と推定される
- 「自民党」への言及や、玉城デニー知事を「極左」とする投稿が目立った
- 県外投稿の意味:
- 県外からの投稿が多いこと自体は、組織的な工作の証拠にはならない
- ただし県民が知事を選ぶ選挙で、県外から流れ込む言説が議論を大きく形作っている
- 拡散したショート動画の不正確さ:
- 8月末、玉城氏が米軍基地の完全撤去を中国の意向と結びつけて語るかのような4分余りの動画が拡散した
- Xで約2万7000件、Instagramで約2万2000件の「いいね」を集めた
- 玉城氏は米軍基地の完全撤去を求めておらず、名護市の安和桟橋の事故を「辺野古で起きた」とするなど事実誤認が複数含まれる
- 県がガードレール設置を「抗議活動がやりにくくなるから」拒否したとの説明にも事実はない
- 事故をめぐって玉城氏が笑ったように見せた映像は、事故と無関係なやり取りの切り取りである
- 沖縄タイムスは、事実と誤りが混在する動画全体を「不正確」と判定した
■ 2. 認知戦と闘わないという選択
- 情報拡散が生む反応の分岐:
- 内容を事実だと信じ切る人、検証によって誤りを指摘する人が現れる
- さらに投稿の背後に敵対勢力や外国の工作があると断定する者も現れる
- 答えは異なるが、いずれも流通する物語の正体を突き止めようとしている
- 全体像は見極められるのか:
- SNS上で増殖する物語の全体像を、本当に見極められるのかという疑問がある
- 個々の事実は検証するとしても、物語の真相や黒幕まで見極めようとすることをやめる選択肢がある
- 提案:
- 認知戦に対し「闘わない」という選択を提案する
■ 3. 1枚の生成AI画像が招いた混乱
- 発端となった投稿:
- 8月21日18時28分、日本保守党の北村晴男参院議員がXで、玉城デニー県政を終わらせることこそが国益に叶うと主張した
- 約1時間後、県外在住を名乗る古謝玄太候補の支持者が、返信として「国益にかなう沖縄をつくる」と書かれた古謝氏のポスター風画像を投稿した
- 作成者の意図:
- 作成者は後に、沖縄だけでなく日本のためにこの人が良さそうだと本土から応援したかっただけだと説明した
- 本人の説明によれば、画像を作った意図は攻撃ではなく応援であった
- 界隈内での自然な行為:
- SNS上の支持者の集団のなかで、仲間の士気を高める画像や動画が投稿されること自体は珍しくない
- 生成AIにより、専門知識のない個人でもそれらしい宣伝素材を短時間で容易に作れるようになった
- 今回の画像も、その一つだったと考えるのが自然である
- 拡散による意味の反転:
- 画像が界隈を超えて拡散した瞬間、その意味は様変わりした
- ポスターのように見える画像は古謝氏側の公式発信と受け取られ、沖縄県民より国益を優先するのかという批判を招いた
- 古謝氏を勝たせるための画像が、古謝氏を落選させるための材料へ変わった
■ 4. 意味と物語の連鎖的生成
- 三つ目の意味の発生:
- 22日夜、古謝陣営に入っていた自民党の新垣淑豊県議が、画像のようなフレーズは使ったことがないと否定した
- その結果、たちまち「左派が偽情報に飛びついた証拠」という新たな意味が生まれ、一部の利用者に活用された
- 意味から物語への膨張:
- 新しい意味が生まれることで、往々にして敵と味方が峻別される物語が膨らむ
- 意味だけでなく物語までもが次々と生成されたことになる
- その後の経緯:
- 24日には古謝氏側も関与を否定し、25日には作成者が謝罪した
- 26日には、画像に生成AI由来の電子透かしが含まれ古謝陣営の作成ではないと日本ファクトチェックセンターが報じた
- 隠蔽なしでも生じた混乱:
- 労せず生成AI画像だと判明したように、巧妙な隠蔽工作はなされていなかった
- それでも一つの画像が三つの物語を生成し、多数のインプレッションを稼ぎ出した
- 意図的かつ精巧に作られ、痕跡も作者も分からず複数アカウントが同時拡散していたら、投票日までに正体を突き止められたとは思えない
■ 5. 情報環境そのものの偽造
- 想定しうるより高度な工作:
- 自民党関係者を装う架空の人物に加え、後援会や地元メディアを装う複数アカウントが生成AIで作られ数カ月活動する事態が想定される
- その人物が問題の画像を投稿し、偽の後援会や地元メディアが好意的に反応すれば、自ずと真実味を帯びる
- たとえ自民党が関与を否定しても、何が真実かを見分けるのは容易ではない
- ドッペルゲンガーの実例:
- 2024年9月4日、米司法省はロシア政府主導とされる情報工作「ドッペルゲンガー」に使われた32のドメイン差し押さえを発表した
- この工作は2024年米大統領選を含む各国の選挙や世論への影響を目的とした
- ワシントン・ポストなどに似せた偽サイト、米国人を装うSNSアカウント、AIで作成した広告を利用していた
- 工作の本質:
- 現代の情報工作は偽情報の拡散にとどまらない
- 発信者、報道機関、支持者まで偽造し、情報が本物に見える環境を丸ごと作っている
■ 6. 黒幕なきキメラとしての物語
- 参加者の多様性:
- 情報が広がれば、政党関係者、指示を受けていない支持者、収益を求めるインフルエンサー、分断を狙う外国勢力が物語形成に加わる
- 候補者を勝たせるため、広告収入のため、社会不信を広げるためと目的は異なる
- しかし結果として、いずれもインプレッションを増やす方向に作用する
- 生成AIが画像、動画、文章の量産を可能にし、物語の作成と拡散を加速させる
- 作者の不在:
- 物語を作ったのが誰かという問いの答えは、誰でもあり誰でもないとしか言いようがない
- 発端の情報に作者がいたとしても、継ぎ接ぎされた物語全体に固有の作者は存在しない
- ばらばらの意図を持つ人間、生成AIの出力、アルゴリズムの選択が混ざり合い、誰にも制御できないまま成長した
- それは作者が混在したキメラだといってよい
- 黒幕捜索の無意味さ:
- 物語全体の真相や黒幕を見極めようとすることは、いるはずのない一人の作者を探し続ける行為に等しい
- ある時点で物語を主導していた者を発見しても、たちまち別の作者たちが物語を作り変える
- 国家が認知戦に備えるのは当然だが、一人ひとりが黒幕を捜索しても仕方がない
■ 7. 日常という足場への回帰
- 認知戦から降りる意味:
- 認知戦から降りることは、事実の追求を諦めることではない
- 政治を判断する足場を、SNSから自分の人生に戻すことにある
- 吉本隆明の大衆の原型:
- 戦後最大の思想家と評された吉本隆明は、大衆の原型を、明日の魚をどう売るかという日常的な問題しか考えない魚屋の姿で説明した
- これは上から目線の話に聞こえるが、決してそうではない
- 大胆に解釈・応用すれば、魚屋なら魚屋のプライドをもって、その持ち場から一票を投じろということである
- 吉本思想への留保:
- 吉本の政治思想にはかなり過激な部分があり、共感できない点も沢山ある
- ただし、自分が生きる日常から社会を考える姿勢は、日常から切り離された物語が力を持つ今日だからこそ大きな価値を持つ
- 判断材料として残るもの:
- 投票先を考えるときは、生成AIもアルゴリズムも外国勢力の分断工作もインフルエンサーもすべて締め出してよい
- そこに残るのは、毎日魚と向き合い、客と話し、商売を続けるなかで見えてきた現実である
- 魚を売る営みについては、そこいらの評論家や政治家よりも自分のほうがはるかに詳しいはずである
■ 8. 闘う場所と判断する場所
- SNSで闘う必要のなさ:
- 最もよく知り、最も得意とし、最も誇りを持つべき場所から離れる理由はない
- 人智を超えたAIが暗躍するSNSへ出向き、真贋を見極める必要はない
- そんな戦場で闘う必要は一切ない
- 許容される投票判断:
- 極端にいえば、当選すれば魚がいちばん売れそうな候補者に投票してもかまわない
- 長年の接客で培った勘から、信用できそうな人間を選んでもかまわない
- 自分の足で立つ判断:
- そこには誤りもあるが、SNS上で生まれた物語に身を委ねず、自分の足で立ち自分の頭で判断している
- その選択を支えるのは、自分の持ち場で懸命に働くなかで得られた経験知である
- 結論:
- 闘う場所と判断する場所を間違ってはならない
- 魚屋は、明日も魚を売るその場所から、プライドを持って一票を投じるべきである
■ 1. 本稿の位置づけ
- 対象記事の性格:
- 沖縄県知事選のSNS情報環境を素材に、認知戦の黒幕探しをやめ生活の持ち場から投票せよと説くオピニオン
- 記述の達成:
- 生成AI画像が応援素材から炎上材料、さらに左派叩き材料へと三度意味を変える過程の記述は具体的で鋭い
- 物語には固有の作者がいないとする「キメラ」の比喩には一定の独自性がある
- 全体評価:
- 観察の質に対し、そこから処方箋を導く論証が著しく弱い
- 中核概念「闘わない」が節ごとに揺れ、結論部では前段の留保を自ら踏み越えている
■ 2. 中核主張「闘わない」の多義性
- 三通りに揺れる主張:
- (a) 物語の真相や黒幕まで見極めようとすることをやめる
- (b) 投票を考えるとき生成AI、アルゴリズム、外国勢力の分断工作、インフルエンサーをすべて締め出す
- (c) 政治を判断する足場をSNSから自分の人生に戻す
- 三者は論理的に独立:
- (a) を認めても (b)(c) は導かれない
- 黒幕が特定できないことと、候補者の公約や実績を調べないことは無関係
- 多義語の濫用:
- 受け入れやすい (a) で合意を取り付け、最も強い (b) へ移行する構成になっている
- 論証の負荷が (a) から (b) へ密輸されている
- 留保との不整合:
- 「個々の事実は検証するとしても」という留保は、曖昧さを緩和せず (b) との矛盾を際立たせている
- 限定解釈の余地:
- (b) をSNS由来の物語だけの遮断と読む余地はあるが、列挙対象が情報流通経路そのものである以上、本文から判別できない
- 評価:
- 重大な問題であり、主張の同定ができない時点で論証全体の検証可能性が損なわれている
■ 3. ドッペルゲンガー事例の自己矛盾
- 最も深刻な瑕疵:
- 唯一の実証事例である2024年9月の米司法省による32ドメイン差し押さえが、結論と正反対の内容を含む
- 事例が示す事実:
- 主体がロシア政府主導とされる形で特定されている
- 偽サイト、偽アカウント、AI広告という構造が解明されている
- ドメイン差し押さえという具体的な対抗措置が実行されている
- 選択的事実提示:
- 情報が本物に見える環境を丸ごと作る点だけを抽出し、帰属特定に成功した側面を扱っていない
- 沖縄事例でも同型の矛盾:
- 著者自身が労せず生成AI画像と判明した、巧妙な隠蔽工作はなかったと書いている
- 日本ファクトチェックセンターが電子透かしから出自を確定させた経緯も記述されている
- それにもかかわらず結論では見極められないとされる
- 評価:
- 重大な問題であり、提示された二つの証拠がいずれも結論を支持せず反証方向に働いている
■ 4. 反実仮想による危機の水増し
- 回避手段としての仮定:
- 意図的かつ精巧に作られていたら、複数アカウントが同時拡散していたら、後援会や地元メディアを装うアカウントが数カ月活動していたら、といった仮定を積み上げている
- 仮定はすべて未発生:
- 実際は一支持者が応援目的で作り、5日で謝罪し、電子透かしで出自が確定した事例にすぎない
- 仮定による拡張で危機の規模を作り出しており、滑り坂論法かつ論証の飛躍にあたる
- 不適切な類推:
- 国家主導で数十ドメイン規模かつ数年運用された対米大統領選工作と、県知事選で一個人が投稿したAI画像は主体、資源、規模のいずれも異なる
- 前者の実在は、後者が前者に発展することの根拠にならない
- 感情的訴求:
- 「もはや人智を超えたAIが暗躍するSNS」という表現は、労せず判明したという自らの記述と直接矛盾する
- 人智を超えた相手だから闘うなという結論を導くためにAIの能力が誇張されている
- 評価:
- 重大な問題
■ 5. 偽ジレンマ: 消された第三の選択肢
- 提示された二択:
- SNS上で生まれた物語に身を委ねるか、自分の足で立ち自分の頭で判断するかの二者択一になっている
- 存在する第三の選択肢:
- 選挙公報、公約集、議会答弁記録、政策討論会、新聞やテレビ報道、ファクトチェック機関の検証がある
- これらはSNS上の物語でも魚屋の経験知でもなく、二分法の濫用にあたる
- 本稿にとって致命的:
- 沖縄タイムスの投稿分析や動画検証、日本ファクトチェックセンターの報道という本稿の事実基盤自体が、消された第三の選択肢の産物である
- 自らが依拠する情報源のカテゴリを結論部で読者の選択肢から除外している
- 国家か個人かの二分法:
- 国家の備えは至極当然だが個人が黒幕を捜索しても仕方がないという整理にも同型の二分法が現れる
- 報道機関、ファクトチェック団体、プラットフォーム事業者、選挙管理委員会、研究者という中間層が存在する
- 本稿の事例はほぼすべてその層の仕事で解明されており、言及の欠落は結論を誘導する働きを持つ
- 非対称な帰結:
- 個人には撤退を勧める一方、国家による認知戦対処は無批判に肯定されている
- 国家が言説の真偽や発信主体を判定する権限は表現の自由と緊張関係に立ちうるが、その論点に触れていない
- 評価:
- 重大な問題
■ 6. 検証者と陰謀論者の等置
- 論証構造の起点:
- 事実だと信じ切る人、検証して誤りを指摘する人、工作だと断定する者を、いずれも物語の正体を突き止めようとしていると一括している
- カテゴリーの誤り:
- 証拠に基づいて命題の真偽を判定する行為と、証拠なしに背後の意図を断定する行為は認識論的に異なるカテゴリに属する
- 等置の帰結:
- 三者を同列に置くからこそ、いずれもやめるべきという提案が自然に見える
- 区別していれば黒幕断定はやめ事実検証は続けよという穏当かつ強い結論に到達したはずである
- その結論のほうが沖縄タイムスとJFCの検証が機能した事例と整合するが、著者はより弱い結論を選んでいる
- 評価:
- 重大な問題であり、結論の不当な誘導に直結している
■ 7. 吉本隆明の援用
- 権威論証:
- 戦後最大の思想家と評されたという修飾は主張の妥当性に寄与せず、誰の評価かも本稿の論点をどう支えるかも書かれていない
- 権威の内容の否認:
- 私なりに大胆に解釈する、吉本の政治思想には共感できない部分が沢山あると著者自身が述べている
- 権威に依拠しながらその内容の大半を退ける構成であり、援用の正当性が自ら掘り崩されている
- 大胆に解釈した結果が吉本の議論から支持されるかは一切示されていない
- 記述から規範への転換:
- 大衆の原型は大衆の在り方を捉える記述的概念であるのに、持ち場から一票を投じろという規範に転換されている
- 移行が無論証で行われており論証の飛躍にあたる
- 上から目線ではないという一文は飛躍を弁明せず、予想される反発を先回りして打ち消しているにすぎない
- 評価:
- 問題ありであり、この節を削除しても論旨は成立するため実質は修辞的装飾として機能している
■ 8. 処方箋の空虚さ
- 提示された二基準:
- 当選すれば魚がいちばん売れそうな候補者に投票してよい、接客で培った勘から信用できそうな人間を選んでよいとされる
- 前者の自壊:
- どの候補が地域経済や水産業に有利かの判断には各候補の経済、観光、漁業政策の知識が要る
- それは公約や報道からしか得られず、日々魚を売る経験知の外部にある
- 締め出したはずの情報を密かに前提としている
- 私益に基づく投票であり、自分の持ち場のプライドという建てつけとも整合しない
- 後者の自壊:
- 候補者と対面接客する有権者はほぼおらず、有権者が接するのはメディアを経由した候補者像である
- 排除を求めたメディア環境を通した像に勘を働かせることになり、SNS由来の物語の遮断手段にならない
- 印象操作された像への直感的判断の推奨は、認知戦への脆弱性をむしろ高めうるが、その可能性は検討されていない
- コスト評価の欠落:
- 誤りもあるだろうという一句のみで処理されているが、投票は集合的帰結を持つ以上コストの評価は避けられない
- 評価:
- 重大な問題であり、提案が処方箋として機能していない
■ 9. 魚屋モデルの適用範囲
- 争点との不適合:
- 沖縄県知事選の主要争点には米軍基地、辺野古移設、安全保障が含まれ、定義上、個人の職業的経験知の外部にある
- 欠落した論点:
- 日常の経験知に還元できない争点をどう判断するかについて何も述べていない
- 基地問題を争点とする題材を自ら設定している以上、この欠落は特に目立つ
- 隠れた前提:
- 重要な政治的争点は個人の生活経験から判断可能であるという前提が、論証も明示もされずに置かれている
- 評価:
- 問題あり
■ 10. 証拠の質と一次データの扱い
- 単一ソース依存:
- 投稿分析と動画検証という中核的事実の出典が沖縄タイムスと日本ファクトチェックセンターに一元化されている
- 沖縄タイムスは基地問題の論争で一方の立場を持つと広く見なされる媒体であり、独立検証なしの依拠は出典の偏りにあたる
- これは同紙の分析が誤りだという指摘ではなく、独立の裏付けが示されていないという手続き上の指摘である
- 分析手法の不記載:
- 発信地の約9割が県外という推定の手法、サンプル数、抽出期間、抽出クエリのいずれも示されていない
- 強い数字が検証不能な形で提示され、冒頭で読者の認識枠組みを設定するアンカリングとして機能している
- 量から影響力への飛躍:
- 投稿量が多いことと議論を形作っていることは別の命題である
- 導出にはリーチ、有権者の閲覧実態、投票行動への影響が必要であり、確かだという断定はデータに対して過大である
- 中核事例の規模が未数値化:
- AI画像について投稿数、表示数、拡散範囲のいずれの数値も示されず、多数のインプレッションとあるのみ
- 比較対象のショート動画にはX約2万7000件、Instagram約2万2000件のいいね数が示されており不記載が目立つ
- 多数という形容だけで大混乱に相当する規模が成立したと読ませる構成になっている
- 誠実な留保:
- 県外からの投稿が多いこと自体は組織的工作の証拠にならないという一文は適切な留保で評価できる
- ただし直後に量から影響力への断定が続くため、留保の効果は減殺されている
- 評価:
- 中程度であり、事実自体に誤りは見当たらないが数値の扱いに問題がある
■ 11. 事例選択の偏りと中立性
- 三事例の方向:
- 玉城氏に関する不正確なショート動画、古謝氏支持者による生成AI画像、左派が偽情報に飛びついたという反撃の物語の三つ
- いずれも反デニー側の内部の出来事か反デニー方向の偽情報である
- 選択的事実提示の疑い:
- 玉城氏支持側、県政擁護側から発信された不正確情報の事例はゼロである
- 論旨が政治的立場に中立な一般命題として提示されている以上、片側の事例のみの構成は疑いを生む
- 加担とまでは言えない事情:
- 反デニー側内部から生じた反撃の物語にも触れており、単純な一方への加担ではない
- 当該期間に反対方向の顕著な事例がなかった可能性も否定できないが、本文にその説明はない
- タイトルと本文の乖離:
- タイトルは特定方向の攻撃の異様な実態の暴露を予告するが、本文の主題は認知戦から降りよという処方箋である
- 実態暴露はほぼ行われておらず、媒体編集部による付与の可能性はあっても成果物の瑕疵である
- 評価:
- 中程度の問題
■ 12. 自己申告の扱いの非一貫
- 善意推定の確定:
- 本土から応援したかっただけという作成者の説明が、そのまま意図の認定に用いられている
- 本人の説明によればという限定の直後、考えるのが自然だろうで善意が確定され、以降の論述がその上に組み立てられている
- 自然だろうは論証ではなく著者の心証の表明にすぎない
- 前提との非対称:
- 本稿は自民党関係者や後援会、地元メディアを装う偽装、すなわち自己申告が虚偽である事態を主要な脅威として描いている
- 工作者は当然応援したかっただけと説明するため、善意認定には謝罪の経緯や電子透かしの解析結果、活動履歴などの根拠が必要だが示されていない
- 自己申告は信用できないという前提で危機を語りながら、自らの事例分析では自己申告を信用しており、その非対称に自覚的な記述がない
- 自説に適合する解釈を検証なしに採用する確証バイアスにあたる
- 中心命題への影響:
- 作成者が善意でも悪意でも、物語の増殖が単一の作者に帰属しないという観察は成立する
- ただし巧妙な隠蔽工作がなされていなかったという判定が自己申告に部分的に依存する以上、反実仮想への接続にも影響する
- 評価:
- 中程度の問題
■ 13. 評価できる点
- 変転過程の記述:
- 応援素材から古謝氏批判の材料、左派批判の材料へと変転する過程が、8月21日投稿から26日のJFC報道までの時系列とともに具体的に追跡されている
- この記述部分に論理的瑕疵は見当たらない
- キメラの比喩:
- 意図の異なる複数主体が同一の物語形成に寄与する現象を的確に捉えており独自性がある
- 比喩から黒幕探しは無意味を導く推論は成立しないが、比喩そのものの価値は損なわれない
- 動機と帰結の区別:
- 目的は異なっても結果としていずれもインプレッションを増やす方向に作用するという指摘は分析として的確である
- 過剰解釈への自制:
- 県外からの投稿の多さ自体は組織的工作の証拠にならないという留保は、この種の論説で省略されがちであり誠実である
■ 14. 採点結果
- 論理構造 2/5:
- 中核概念が三通りに揺れ、優秀な記述部分と脆弱な提言部分が論理的に接続していない
- 作者不在から個人は黒幕を探すなまでは辿れるが、日常の経験知で投票せよへの移行は無論証
- 説得力 3/5:
- 生成AI画像の変転を追う記述は具体的で説得力があり、キメラの比喩も効果的である
- 提示された証拠がいずれも結論と逆方向に働くため、読み込むほど説得力が減衰する構造になっている
- 3点は一読しての納得感への評価であり、論証としての強度への評価ではない
- 主張の妥当性 2/5:
- 黒幕断定を控えよという限定版なら妥当である
- 実際の主張は代替基準が機能せず、主要争点をカバーせず、かえって印象操作への脆弱性を高めうる
- 証拠の質 2/5:
- 事実記述自体に誤りは見当たらず日時の特定は具体的である
- 約9割の推定手法とサンプルと期間の不記載、拡散規模の数値欠落、単一ソース依存、投稿量から言説形成力への飛躍、自己申告のみによる意図認定が問題
- 論証の要となる拡散規模と作成意図がいずれも検証不能な形で提示されている
- 論理的健全性 2/5:
- 多義語の濫用、選択的事実提示、滑り坂論法、不適切な類推、二分法の濫用、カテゴリーの誤り、権威論証、感情的訴求、確証バイアスが検出された
- 複数かつ結論誘導に直結するため2点、事実記述に虚偽がなく留保が随所に置かれているため1点ではない
- 中立性・客観性 3/5:
- 事例が反デニー側の情報に偏り反対方向の事例が皆無だが、反デニー側内部の反撃の物語にも言及があり断定的な政治的加担は避けられている
- タイトルと本文の乖離は減点対象
- 独自性・視点の鋭さ 3/5:
- 認知戦に闘わないという逆張りの角度と作者混在のキメラの概念化は明確な独自性があり、本稿の最大の価値である
- その角度が最後まで押し切られず日常礼賛に着地した点が減点
- 提言の実行可能性 1/5:
- 魚が売れそうな候補という基準は締め出したはずの政策情報を必要とする
- 接客の勘という基準は候補者と対面しない有権者には適用できない
- 基地や安全保障という主要争点への適用可能性も示されず、行動指針として成立していない
- 合計:
- 18/40
■ 15. 総括
- 記述と提言の落差:
- 5日間で三つの意味に変転する過程の追跡と作者混在のキメラという概念化は質が高く独自性がある
- 観察から処方箋への橋渡しが成立していない点が問題である
- 最も深刻な矛盾:
- ドッペルゲンガーの摘発と電子透かしによる出自確定は、いずれも帰属特定と対抗が成功した事例である
- 両者は見極められないから降りよという結論の反証として機能している
- 事実検証と陰謀論的断定を同一カテゴリに括ったことが、この矛盾を隠蔽している
- 到達すべきだった結論:
- 黒幕の断定は控えよ、ただし事実検証は機能しているのだからそれに依拠せよ、という結論のほうが強く事例とも整合する
- 著者はそこに至らず検証それ自体を放棄する方向へ議論を進め、代替手段を欠いた提言に着地した
- 最終判断:
- 素材と観察の質に対し、結論が不当に弱く、かつ実行不能である
■ 1. 高市首相の初訓示と官邸動画
- 防衛省での初訓示:
- 9月2日、高市早苗首相が防衛省で開かれた自衛隊指揮官幹部合同に出席し、はじめて訓示を行った
- 首相官邸Xの投稿映像:
- 同日に首相官邸のXアカウントが訓示の様子を伝える映像を投稿したことで、発言内容が波紋を広げた
- 約1分半の映像には弦楽器による壮大なBGMが付けられている
- 映像の構成:
- 冒頭で日本国旗のまえに立ち、信頼を勝ち得た自衛隊と隊員は日本の誇りであると発言
- その後カメラは「防衛省」の銘板を撮影し、同省のまえに整列した自衛隊員らの姿を映す
- 再びカットが割られ、訓示を行う高市首相のバストショットに移行する
- 演出の内容:
- 問題の発言中、整列した自衛隊員の前を歩く高市首相と小泉進次郎防衛大臣をスローモーションで映す
- その後、自衛隊員ひとりひとりの表情を近くから横移動でとらえる映像に切り替わる
- 上官が号令をかける姿を見守る首相の映像には、訓示の音声がアフレコされていた
- アフレコされた訓示内容:
- 防衛分野の知識、経験、判断力を遺憾なく発揮しつつも、常に広い視野を持つよう求める
- 新しい知見を貪欲に取り入れ、これからの時代に必要な防衛力とは何かを考え抜き、果敢に行動に移すよう求める
■ 2. 物議を醸した発言
- 問題視された発言:
- 昨日までの平和は明日からの平和を保証しない、と発言した
- 変化を恐れず積極果敢に新たな世界へと飛び込む決意なくして、国民の命と平和な暮らしは守れないと続けた
- ネット上の反発:
- 言っていることが怖すぎる、との意見があがった
- 昨日までの平和を明日に繋げていく、と言うべきではないかとの批判が出た
- なぜ明日の幸せを保証できないのか、以前の総理からこうした言葉を聞いたことがない、との声があがった
- 昨日までの平和を守るよう外交努力をしてほしい、との要望が出た
■ 3. 防衛政策をめぐる背景
- 武器輸出の解禁:
- 26年4月には殺傷能力のある武器の輸出が解禁された
- 防衛予算の過去最高額:
- 8月に公表された27年度の防衛省予算は概算で過去最高額となる8兆8908億円を計上した
- この予算は今後さらに膨張する見通しであり、防衛費の増額は留まるところを知らない
- 発言が波紋を広げた理由:
- こうした近年の背景から、外交よりも軍事力の強化を優先するニュアンスを読み取る人が少なくない
- 国民の平和を保証すべき首相が明日からの平和を保証しないと発言した点も、波紋の一因となった
■ 4. 切り取りとする擁護論
- 文脈を踏まえるべきとの声:
- この動画では最初の一文だけが大きく切り取られている、との擁護の意見も出た
- 訓示全文から読み取れる意味:
- 首相官邸のホームページには訓示の全文が公開されている
- 明日からの平和を保証しないという文言は、国民を守らないという意味ではない
- 昨今の国際情勢や技術革新を鑑み、これまでの平和が当たり前に続くとは限らないという現状確認の意味合いが強い
■ 5. 編集がもたらした齟齬
- 広報用動画の成り立ち:
- この広報用動画は、全体で約10分におよんだ訓示を編集によって広報用に作り替えたものである
- 誤解が生じた要因:
- 壮大なBGMや映像演出と共に当該発言が冒頭に置かれたことで、実際の発言との齟齬が生まれた
- その結果、多くの人に好戦的なニュアンスを与えてしまった可能性がある
最近、よくXやはてなで就職氷河期世代の苦労話や昔のブラック地獄といった話をよく目にする様になった
世代は違えど全部日本人からの意見のやりとりしかなくて、実際の所、外人から見たら就職氷河期世代ってどう映ってるんだろう?という疑問なんかも見かけたので、
もうコロナ直前の時代になるが、当時オーストラリアに留学していたことがあってそこで仏・露・米・豪の所謂インテリ層の方々と就職氷河期時代の話になったことがあって、よく記憶に残ってるので、こんな感じって意見の一つとして書いておこうと思う。
いきなり就職氷河期世代の話になったわけではない、ちょうど大学のマクロ経済学とミクロ経済学の講義が交互にあり、その中で日本経済の話で失われた30年が主軸になった中で、
ディスカッションという形でメインの主題としてそういう話題になった。
ちょうど俺は、小学校ん時からネットやってて、2chとかまとめサイトとかで折に触れて話題に上がったり、当時の書き込みのまとめサイトみたいなのを見たことがあったのと、Xやここでよく就職氷河期でバズってるような内容を思い出した限りで「当時の状況はこんな感じだったらしい」という形で議題を出した
野比YRPの携帯電話開発の話とか、当時は東大、京大、早慶レベルであろうとパチンコ屋か特定派遣かチェーン店飲食しか就職先がなかったとか、「全然足りねーじゃん」とかで有名なあの動画とか、公務員試験の倍率が合格率1パーセントくらいになるくらい集中した話とか、
大卒である事を隠して「逆学歴詐称」をしてまで入ろうとした人たちがたくさんいた話とか、その他諸々の当時の話。
マクロ経済的にどうすべきだったとか、何がダメだったのかとかそういう正直俺には月並みだから話半分で聞いていたのだが、ミクロ経済学の話となって、雑談レベルの幕間の話で教授陣とか周りとぶっちゃけ話になった時、こういう意見だらけになった
「正直な所、なぜ彼らはそんな酷い状況やもう法律を無視した様な仕打ちを受けているのに、その窮状をデモなどで政府へ訴えかけなかったのですか?」
当然、氷河期世代はその辺の返答もネットでいくつもしているわけだから、俺は「氷河期世代も当時にはそのような声もあったのだが、自己責任だとか自業自得だとか、デモや政府に窮状を訴えようという風潮は公安に監視されて逮捕されるとか、左翼活動をすれば警察に目をつけられてますます就職が出来なくなる、という様な恐怖があったらしい」
「また、当時は日本政府は新自由主義を標榜していて、そういった声を上げたところで何らの補償も譲歩もなかったという」と答えた。
「そんな酷い状況、本当かどうか信じがたいのだが、もしそうだとしたら何故サボタージュなり抵抗運動や妨害行為などで改善を訴えかけようと行動しなかったんだ?政府にすら見捨てられてるってわかってたんだろ?」
「いや、破壊活動だとか抵抗運動とか言われたって、ガンダム00とかコードギアスじゃないんだから…」
「あんなのは抵抗運動や政治的活動でなく、もはや反乱じゃないか、同じじゃないよ、まぁ私たちだったらそんな目に遭ったら最終的にそこまで視野にいれるけども」
「そもそも、そんな知識やノウハウなんて日本にはないんですよ。逆に聞きたいんだけど、アメリカだとかフランスだとかロシアではそんなの当たり前に勉強できる何かでもあるのか?」
「いやいや、普通に歴史の授業でやるでしょ、小学校とかからロシア革命前の話とか第二次世界大戦の時のレジスタンス運動の話とか、ベトナム戦争の時の反戦運動とか」
「何だったら博物館に見学とか、図書館でジュブナイルの本でWW2のフランスレジスタンスの少年破壊工作員とか、ロシア革命前の少年革命団の本とか普通にいっぱいあるもんね、逆に日本そういうのないの?あんなに毎年大河ドラマとかやってるのに」
俺はなんかもう世界観のスケールが違い過ぎて会話に窮してしまったのだが、当たり前の様に「政府に見捨てられたら戦うっしょ普通」みたいなノリで、
日本の就職氷河期は大学の教授から見ても「全く持って意味不明で理解ができない存在」の様に感じているらしい。
いや、抵抗運動とかやったところで警察とか社会にあっという間に潰されて死ぬよりひどい目にあうだけなのでは…と俺は普通に思ってたのだが、欧米では全くそうではないっていうカルチャーショックがすごかった。
実際ん所、それが正しいかどうかはわからん。というか何であいつら当たり前に戦うことを視野に入れているんだ、戦闘民族過ぎるだろ、と思った。
■ 1. 国宝への液体かけと略式起訴
- 事件の概要:
- 奈良市の薬師寺で国宝「仏足石」に液体をかけた行為が問題となった
- 行為者は台湾の俳優で司会者の五熊(本名蔡宜臻)
- 略式起訴と罰金:
- 文化財保護法違反罪で9月2日付で略式起訴された
- 罰金50万円の略式命令を受けた
- NHKなど日本メディアの報道により判明した
- 警察に説明した動機:
- 感動した物があったら液体をかけていた、と話した
■ 2. 本人による謝罪と反省
- 謝罪の投稿:
- 9月3日に自身のフェイスブックを更新し、中国語と日本語で謝罪した
- 自身の無知と行動によって薬師寺と日本の人々に迷惑をかけたと述べた
- 釈放の経緯:
- 9月2日夕方、日本での一連の調査を終えて釈放された
- 調査を受けている間、自分自身の行動について深く考える時間を持った
- 反省の内容:
- 当時どのような思いや動機があっても、異なる国の文化や歴史、法律をより慎重に深く理解しておくべきだった
- 長い歴史の中で守り継がれてきた貴重な文化財には、より一層の敬意と配慮を持って接するべきだった
- 自分の無知を言い訳にするつもりはない
- 台湾の人々への謝罪:
- 自身の行動によって台湾の人々にも多くの心配と迷惑をかけたと謝罪した
■ 3. 五熊の経歴
- 2015年に台湾のテレビ番組賞「ゴールデン・ベル・アワード」(電視金鐘奨)で児童少年番組司会者賞を受賞している
■ 1. 『The Nerd Reich』の登場
- 日本での話題化:
- SF作家の堺三保氏の投稿をきっかけに、ギル・デュラン『The Nerd Reich: Silicon Valley Fascism and the War on Democracy』が日本でも話題になった
- 著者デュランの経歴:
- ジェリー・ブラウンの報道官やカマラ・ハリスの広報担当として政治に携わったジャーナリスト
- 2024年から同名のニュースレターを執筆し、シリコンバレーのテック右派をナチスの第三帝国になぞらえる舌鋒の鋭さで知られていた
- マスクによるX追放:
- 『テクノロジカル・リパブリック』を22項目に要約したパランティアの投稿に「TLDR: Fascism」と返信した
- これがイーロン・マスクの怒りを買い、デュランはXから永久追放された
- 書名の由来:
- 「The Nerd Reich」はデュラン自身の造語ではない
- 2024年にバラジ・スリニヴァサンについての記事を書いて執拗な攻撃を受けた際、クリプト界隈の著名人が何年も前からそう呼んでいるとDMで教えたことに由来する
- ベストセラー入りへの感慨:
- 「ファシズム」を副題に入れた本がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリスト入りするにいたり、現実は遂にそこまで来たかと思わずにはいられない
- 柳澤田実氏が会田弘継氏との対談で強く戒めていた「テックの悪魔化」だという批判は避けられない
■ 2. テックファシズムという告発
- 「ファシズム」は誇張ではない:
- デュランは「ファシズム」という表現は決して大げさではないと主張する
- MAGA運動の性格:
- ドナルド・トランプのMAGA運動はファシズムの条件を満たしている
- 不条理でシュールなプロパガンダを通じて敵を悪魔化し、排除しようとする「怒りのカルト」である
- 超富裕層の共犯性:
- ビッグテックのCEOたちが就任式に馳せ参じた
- マスクが政府効率化省(DOGE)で連邦職員の大量解雇の大なたを振るった
- パランティアのAI駆動型監視技術が移民・関税執行局(ICE)による強制送還を可能にした
- クリプト業界がトランプとその家族の蓄財を助けた
- 政権と結託したシリコンバレーの超富裕層も共犯であり、ファシスト的だとデュランは断じる
- 「Nerd Reich」の定義:
- クリプトやAI、ますます重要性を増す監視技術や防衛技術を利用して民主主義を打破し、世界的な権力を握ろうとするシリコンバレーの億万長者たちのカルト的思想基盤
- 民主主義破壊は目的そのもの:
- 破壊は富や利益追求の巻き添えかという問いに対し、デュランは間違いなく破壊自体が目的だと答えている
■ 3. 思想的源流
- 『The Sovereign Individual』:
- 1997年刊行のウィリアム・リース=モグ、ジェームズ・デイル・デヴィッドソンの著作をデュランは思想の出発点として挙げる
- シリコンバレーのリバタリアンの間で支持されており、2020年の再刊時にはピーター・ティールが序文を寄せた
- 同書の予測内容:
- 情報技術による権力構造の変化で国民国家が衰退する一方、情報時代の新しいエリート層が国境を越える富と知力で国家から自立する個人になると予測した
- 21世紀には「サイバー通貨」と「高度な自動化」が国家の権力を弱体化させるとあり、現在の言葉に置き換えれば「暗号資産」と「AI」になる
- 衰退を利用する思想的道筋:
- 単に国家の衰退を予見しただけでなく、その衰退を前提として利用し勝ち組になる道筋を示した点が重要である
- 国家を強化するのでなく、国家権力を迂回したり弱体化させることで、国家より力を持つ個人や企業になるという発想である
- カーティス・ヤーヴィンの影響:
- 民主主義を時代遅れのシステムとみなし、「大聖堂」と呼ぶ大学やメディアなどのリベラルな民主的制度の破棄を主張する
- 君主制や企業CEOによる独裁国家への移行を唱え、それがマスクの率いたDOGEによる官僚機構の一掃につながる
- 皮肉にもヤーヴィン自身はDOGEを「中途半端」と酷評している
- ネットワーク国家構想:
- 既存の国家からの脱出を志向するバラジ・スリニヴァサンの「ネットワーク国家」もまた、民主主義国家からの離脱の試みの一つである
■ 4. 国家権力への接続
- ヴァンス副大統領の擁立:
- ピーター・ティールは舎弟である元ベンチャーキャピタリストのJ・D・ヴァンスを副大統領として政権に送り込むことに成功した
- ティール人脈の浸透:
- 2025年にブルームバーグが、ティールやその関連企業とつながる少なくとも16人の男性がトランプ政権内で要職に就いていると報じた
- 政府からの受益:
- ティール、マスク、アレックス・カープ、マーク・アンドリーセンは共和党最大の献金者になった
- 同時に、かつて解体しようとしたまさにその政府から多大な恩恵を受ける存在となっている
- デュランの見立て:
- 『The Sovereign Individual』とヤーヴィンの思想が、民主主義からの離脱と国家をどう乗っ取るかという政治戦略となった
- トランプの存在が、ティールをはじめとするテック右派を国家権力に接続する好機を提供した
■ 5. 本書の最終的な主張
- テック寡占者という現実:
- テクノロジー自体が民主主義と偶然もしくは必然的に衝突しているのではない
- 民主的な手続きを制約と見なし、それに縛られない「効率的な」統治を可能にすべくテクノロジーを利用するシリコンバレーのテック寡占者が存在する
- 民主的な政治権力のみが対抗手段:
- 彼らを止められるのは民主的な政治権力だけである
- さもなくば、国家の主権者が市民でなくなる「テクノ封建制」の下で支配される
- 億万長者か民主主義かという二択への違和:
- デュランは億万長者か民主主義かの選択を迫られており両方はありえないと煽る
- これはティールの「私はもはや自由と民主主義が両立するとは思っていない」を想起させる点で、あまり好ましくない
■ 6. ハッカー文化の変質
- 堺三保氏の嘆き:
- おたくやハッカーは大企業に立ち向かう側だったのに、という嘆きが投稿にあった
- スティーブン・レヴィの告解:
- 『ハッカーズ』以来テック業界を取材し続けたレヴィの「あなたが知っていたシリコンバレーの終わり」を連想せざるをえない
- 記録してきたダビデたちの恐れ知らずな情熱を、レヴィは人格だと勘違いしていたと述懐している
■ 7. シリコンバレーのSF理解への疑問
- テック富裕層とSF:
- ティールやマスクをはじめとするテック富裕層の多くがSFの愛読者であり、SF作品を引き合いに出すのは自然な連想である
- SF理解の歪み:
- シリコンバレー人種のSF理解はおかしいのではないかという疑問は以前より投げかけられている
- 「TESCREALふたたび」でも取り上げており、ニューヨーク・タイムズ紙にも同趣旨の記事が出ている
- SFは警告である:
- チャールズ・ストロスが書くように、SFは目指すべき目的地ではなく警告の役割を果たすことが多い
- 『スノウ・クラッシュ』や『侍女の物語』のような未来は実現できるが、あれはディストピアであり絶対に目指すべきものではない
- 悪役を選ぶ不可解さ:
- テックエリートが隔離された場所からすべてを支配する構図はSF作品によく見られ、通常彼らは悪役として描かれる
- なぜテック人種があえてSFの悪役のような振る舞いを公然と選ぶのか理解できないとデュランは語る
- 富が正気を奪うという指摘:
- 人間に巨万の富を与えると正気を失うという事実が明らかになりつつある点がより大きな問題である
- 民主主義を終わらせ、合衆国を転覆させ、ディストピア的なSFファンタジーの世界に住みたいと考えるほど常軌を逸する者もいる
- 富ゆえに口で言うだけでなく現実にすべく行動を起こす
- 政界の誰もこの問題に答えたがらない、選挙資金の面でこうした人物たちに深く依存しているからである
■ 8. ディック的現実というビジョン
- ファレルとダン・ワンの寄稿:
- フィナンシャル・タイムズ紙の「シリコンバレーはフィリップ・K・ディックの夢を見るか?」がシリコンバレーとSFの関係を論じている
- アシモフではなくディック:
- シリコンバレーはアシモフやクラークが人類の星々への進出を描いた1950年代SFの輝かしいイメージで自らの野心を飾り立てる
- 実際に突き進む未来は、1960年代のディックが薬物の影響下で描いた作品群が予見したものに似通ってきている
- そこには正気を失った億万長者、意識を主張する機械、幻覚のような世界、政治的崩壊が満ち溢れている
- マスクらは自らをアシモフ作品の超天才と見ているが、実際にはディックの宇宙から抜け出してきたように見える
- 『ユービック』の現在性:
- 開閉の対価として5セントの支払いを契約書を盾に要求し、ナイフでこじあけられると訴えてやると脅すドアの描写は現在的である
- 笑えないレベルの親和性:
- 終末論に執着し反キリストについて講演してまわるティールがディック的である
- 「ファシスト宣言」の主著者を「守護聖人」として持ち出すアンドリーセンもディック的である
- Metaの従業員とやり取りできる自身のAI版の開発に取り組むザッカーバーグもディック的である
- トランプ政権下の政治的不安定が、ディック的な現実崩壊感を確かなものにしている
- ディックから得る3つの教訓:
- ビジネス界や政界のエリートたちは警戒心が足らない、あるいは警戒心を間違った方向に向けている
- テクノロジーは依然として人間の味方になりうる
- 我々の目的は、テックエリートが夢想するSF的未来像に惑わされることなくボトムアップで構築されるべきである
- 抵抗の指針:
- ディック作品から教訓とは正気かとも思ったが、『The Nerd Reich』が呼びかける億万長者への抵抗の指針になりそうだと思った
- もっともそれは、自分自身が正気を失っていなければの話である
■ 1. 全体評価
- 記事の性格:
- ギル・デュラン『The Nerd Reich』の紹介を主軸に、シリコンバレーとSFの関係論へ接続した個人コラムである
- 評価できる点:
- リンクによる出典明示の密度が高い
- デュランの二分法的煽動を「あまり好ましくない」と切って捨てる自己批判性を備え、単なる同調的な紹介文には堕していない
- 最大の弱点:
- 大半がデュランの主張の伝達に費やされ、その主張を支える論拠が本文中に提示されない
- 読者は「デュランがそう言っている」以上の判断材料を得られない
- 出典と反論の扱い:
- 参照される出典がテック右派に批判的な媒体にほぼ一元化されている
- 本文中で自ら言及した「テックの悪魔化」批判が一切検討されないまま放置されている
- 構成上の欠陥:
- 後半のディック論は前半との論理的接続を欠き、全体として結論のない併置に終わっている
■ 2. 「ファシズム」というラベルの正当化
- 定義と当てはめの欠如:
- 中核概念である「ファシズム」「Nerd Reich」が、定義と当てはめの手続きを経ずに使用されている
- MAGA運動の認定:
- 「ファシズムの条件を満たしており」とあるが、その条件が何であり、どの事実が充足するのかは一切書かれていない
- 結論だけが提示され論拠が省かれ、読者には著名ジャーナリストの断定を信用するか否かの選択しか残されず、権威論証に近い構造である
- 共犯者の列挙からの飛躍:
- 就任式への参列、DOGE、ICEとパランティア、クリプト業界の列挙のみでは、ファシズムというカテゴリーの充足を導けない
- 癒着・監視・大量解雇はファシズム以外の統治形態でも生じうるため、識別条件になっていない
- ナチスとの類比の未検討:
- 「Nerd Reich」という語の由来という逸話のみが紹介され、第三帝国との類比の妥当性は検討されていない
- 命名の来歴は命名の妥当性の証拠ではなく、感情的訴求による論理の補強にあたる
- 内心の目的の断定:
- 「間違いなく破壊自体が目的だ」という回答は他者の内心についての断定であり、行動の記述から意図は確定できない
- 根拠も、断定であること自体への留保も置かれていない
■ 3. 反論の言及と不検討
- 反論の呼び出しと放置:
- 「テックの悪魔化」批判を明示的に呼び出しながら、その内容を要約せず逆接の接続詞ひとつで処理し、以降一度も回収していない
- 公平性の外観だけを取得して実質的な検討を回避する構造であり、確証バイアスの典型的な現れ方である
- ヤーヴィンの扱い:
- 民主主義を時代遅れとみなし独裁国家への移行を主張する、と要約されるのみで論拠が提示されない
- 批判対象の議論を最も弱い形でしか提示しておらず、批判が対象に届いているかを検証する術がない
■ 4. 思想的系譜の因果構造
- 状況証拠にとどまる結合材料:
- 『The Sovereign Individual』からトランプ政権に至る系譜の根拠は、リバタリアンの支持とティールの序文執筆のみである
- 序文の執筆や愛読は政策実行の原因であることの証明にはならず、因果と相関の混同の疑いを免れない
- 自壊する記述:
- ヤーヴィン自身がDOGEを「中途半端」と酷評しているという括弧書きは、直前の主張と正面から緊張関係にある
- 反証になりうる事実を提示しながら仮説を修正していない
- 後知恵的な読解:
- 「サイバー通貨」「高度な自動化」を暗号資産とAIに置き換える読みは、的中部分のみを抽出した後知恵である可能性を排除できない
- 外れた予測への言及がなく、選択的事実提示にあたる
■ 5. 人脈の列挙と共謀の含意
- 「16人」という数値の位置づけ:
- ブルームバーグ報道は出典が明示された事実として価値がある
- ただし人脈の存在は影響力を示唆するのみで、同一目的への協調行動の証拠ではない
- 16人が何をしたかは書かれておらず、数値の提示が論証の代替になっている
- 最も切れ味のある批判:
- 反国家を掲げる勢力が、解体しようとした政府から多大な恩恵を受けるという矛盾の指摘は妥当性が高い
- ただし具体的な受益の内容や規模は示されない
■ 6. 内部矛盾の未処理
- 処方箋と診断の非両立:
- 止められるのは民主的な政治権力だけであるという処方箋が提示される
- 一方で政界の誰も答えたがらない、選挙資金の面で依存しているという診断も引用される
- 両者はそのままでは両立しないが、緊張関係に一切言及がない
- レビューなき通過:
- 紹介対象の議論に含まれる論理的空白を、検討せずに通過させている
■ 7. 出典の一元性
- 情報源の方向性:
- ガーディアン、NPR、ブルームバーグ、The Verge、ニューヨーク・タイムズ等はいずれも信頼性が高い
- しかしテック右派への評価軸では概ね同方向であり、対象側の主張を対象自身の言葉で示す出典はほぼ存在しない
- 立場ではなく構成の問題:
- コラムという体裁上、特定の立場を取ること自体は瑕疵ではない
- 問題は対立する立場の論拠を読者に提示しない構成にある
■ 8. デュランの二分法への批判
- 的確な検出:
- 億万長者か民主主義かというデュランの結語に距離を取り、ティールの発言との構造的相似を理由に挙げている
- 二択を装った誤った選択肢の提示に対する的確な検出であり、本稿で最も評価できる箇所である
- 批判の限界:
- 「好ましくない」という感想の水準にとどまり、代替となる定式化は示されない
■ 9. ハッカー文化の変質という主張
- 不完全な帰納:
- レヴィの引用は取材者本人の自己批判として重みがあるが、一人の観察者の後知恵的な再解釈である
- ハッカー文化全体が変質したという一般命題の証拠としては不完全な帰納である
- かつての反権力性がどの程度実在したのかという検討はない
- 接続の欠如:
- この論点は前半のファシズム論とも後半のディック論とも論理的に接続されず、連想による話題転換として機能している
■ 10. ディック論と全体構成
- 二部の併置:
- ファレル/ダン・ワンの議論紹介は独立した話題であり、前半との関係はシリコンバレー批判である以上に規定されていない
- 統一されたテーゼが存在しない
- 教訓の空疎さ:
- テクノロジーは人間の味方になりうる、ボトムアップで構築されるべき、はいかなる具体的行動も含意しない一般論である
- 立場を取らない結末:
- 著者は留保を置き末尾を中断して閉じており、誠実な自己相対化ではある
- 結果として自ら提起した「どう抵抗すべきか」という問いに何の立場も取らずに終わる
- 人身攻撃的引用の無留保な採用:
- 「正気を失った億万長者」、巨万の富が正気を失わせるという表現は批判対象の精神状態に言及するレトリックである
- 論証としては機能しない部分を、留保なく論調の強化に用いている
- 反証不能な比喩:
- ディック的であることの認定基準が示されない
- 終末論への執着、SF的比喩の使用、AI分身の開発という異質な事象が一括され、当てはまらない事例が存在しうるのかが不明である
■ 11. 表現・可読性
- 評価できる点:
- リンクによる出典明示が徹底され、引用と地の文の区別も明確である
- ペイウォール記事について断りを入れ、著者本人による要約を代替として提示する処理も誠実である
- 難点:
- 一文が長く、複数の事実を読点で連結する箇所は可読性を損なっている
■ 12. 採点結果
- 論理構造 2/5:
- 統一テーゼを欠き、内部矛盾も未処理のまま通過している
- 説得力 3/5:
- 事例の具体性と出典の豊富さは寄与するが、中核概念の論証が本文に存在しない
- 主張の妥当性 3/5:
- 癒着や国家依存の指摘は妥当性が高いが、ファシズム認定は本文の記述からは支持されない
- 証拠の質 3/5:
- 事実関係の追跡可能性は高いが、出典が批判側に一元化され対象側の論拠が提示されない
- 論理的健全性 2/5:
- 権威論証、論証の飛躍、因果と相関の混同、確証バイアス、選択的事実提示、内心の目的の断定、人身攻撃的引用の無留保な採用が併存する
- ただし著者自身がデュランの二分法を検出・批判している点は加点要素である
- 独自性・視点の鋭さ 4/5:
- 紹介対象の詭弁を紹介者が名指しする姿勢と、ハッカー文化とディック的現実を接続する連想は独自性が高い
- 中立性・多角性 2/5:
- 反論の不検討と出典の一元性により、多角的検討はほぼ機能していない
- 表現・可読性 4/5:
- 出典明示と引用処理は誠実だが、一文の長さと情報の詰め込みに難がある
- 合計:
- 23 / 40
滋賀県警草津署は22日、夫(35)にメチルアルコールを飲ませて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで滋賀県栗東市出庭、無職森崎愛美容疑者(33)を逮捕した。「飲ませたことは間違いないが、殺そうとはしていない」と容疑を一部否認している。夫は退院したが、視力が低下するなどの症状があるという。
逮捕容疑は2023年9月ごろ、自宅で夫にメチルアルコールを入れた飲み物を飲ませ、メチルアルコール中毒にして殺害しようとした疑い。草津署は22日、森崎容疑者を送検した。
署によると、23年10月に医療機関から「入院している患者を検査した結果、メチルアルコール中毒だった」と署に相談があり、経緯を捜査していた。
メチルアルコールはメタノールとも呼ばれ、無色透明で独特の臭気がある。人体に有害で、飲むと失明する恐れがある。経口致死量は、30~100ミリリットルで、毒劇物法で劇物に指定されている。署が入手経路や動機などを調べている。
滋賀県栗東市の当時の自宅で2023年、夫にメタノールを飲ませて視力障害を負わせたとして傷害罪に問われた妻森崎愛美被告(36)=同県湖南市=の判決で大津地裁(徳井隆一裁判官)は3日、無罪を言い渡した。求刑は懲役9年だった。
公判で被告は「そのような事実はない」と無罪を主張。弁護側は犯行を裏付ける客観的な証拠はないと主張していた。
被告は23年9月21~23日ごろ、メタノールを飲み物に混ぜるなどして夫に飲ませ、メタノール中毒で回復の見込みのない視力障害を負わせたとして起訴された。
検察側は、被告が事件前にメタノールを主成分とする燃料用アルコールを購入していたとし、第三者が飲ませる機会はなかったと指摘していた。
中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党の合流協議が白紙に戻るなか、立憲の田名部幹事長は次期衆議院選挙には立憲としても候補者を擁立する考えを示しました。
立憲民主党 田名部幹事長
「我々も衆議院のいない立憲民主党というのを、これ以上長く続けていくわけにはいかないと思っているので、1つの党の中に衆議院と参議院がある形を作っていくことが大事だと思っています」
ことし1月、立憲と公明の衆議院議員によって中道が結党されたことから、現在、立憲には参議院議員のみが所属している状況です。立憲の田名部幹事長は、中道の立憲系と公明系とで分党に向けた協議を行っていることを念頭に、中道の判断を待った上で、立憲としても次期衆院選に候補者を擁立する考えを示しました。
ただ、これについて立憲の幹部は、「中道や公明と次期衆院選で戦うということでなく、選挙でも連携していくつもりだ」、「最大の力を発揮できるよう、野党の力の結集を丁寧に進める」などと説明しています。
■ 1. 論争の構図
- 堀口対暇空の対立:
- 堀口英利は暇空茜と喧嘩している人物
- 暇空が堀口を学歴詐称ではないかと攻撃している事象が起きている
- 双方の刑事上の立場:
- 堀口はストーカー規制法違反容疑で逮捕され21日ほど拘束されたが釈放された
- 今の情勢では罪はないと見るが、捜査が続いて起訴される可能性は残る
- 暇空はがっつり起訴されている
- つまり起訴されている人と、起訴されるかもしれない人の喧嘩である
- 発端はXでの学歴の応酬:
- 近畿大学かキングス・カレッジ・ロンドンかという学歴の話から始まった
- 互いに思うところがあり、永遠に続く争いになっている
- Grokに情勢を尋ねた理由:
- GrokはXやnoteをかなりモニターしており、特にXに詳しく今の情勢が分かる
- Geminiではここまでたどり着けない
- 資料のテキストはすべてGrokが生成したものである
- ネット上での断定は禁物:
- 「堀口は学歴詐称だ」とネットに書いてはならない
- 書けば負けるし、そういう判例も出ている
■ 2. 学歴詐称の型と堀口の学歴
- 争点は卒業ではなく在籍:
- 卒業の詐称なら卒業証明書を出させれば一瞬で終わる
- 在籍中の証明は難しく、学生証を出しても偽造だと言われると手詰まりになる
- 堀口の学歴経歴:
- 2016年から2019年まで大学の法学部政治学科に在籍し、ハラスメント被害を理由に中途退学した
- 2019年9月から2020年8月までSOAS、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院のインターナショナル・ファウンデーションに在籍した
- 2020年9月からキングス・カレッジ・ロンドン社会科学公共政策学部戦争学科の学部課程に在籍している
- 典型的な詐称とは型が違う:
- 卒業ではなく大学生であることを、本人はこれまでも隠していない
- 存在しない学位を卒業扱いにする、別大学出身を偽るといった典型的な型とは異なる
- 東大にも開成出身だと偽っていた者がいたが、そうした高校詐称とも型が違う
■ 3. 詐称を主張する側の根拠
- 清谷氏の主張:
- 軍事評論家で、暇空以前に堀口とレスバをしていた人物である
- 学歴詐称だとして訴えていた
- 堀口が学歴の証明として出したのは入学許可のものであり、すでに退学しているのではないかという主張である
- 暇空の主張:
- 学生証や構内写真、在学証明がサマースクールやオープンキャンパスのものではないかと疑う
- この細かい点は暇空側を見るしかないが、自分はあまり信じていない
- 暇空の番組づくりの手法:
- 証拠があるわけではなく、疑わしいのではないかという段階を番組にするタイプである
- 確定してからやるなら番組は1つしか作れない
- この論法で無限に番組を作っている
- 追及に費やされる膨大な時間:
- 資格取得には弁護士で3000時間から8000時間、公認会計士で4000時間かかる
- 暇空対堀口を追う時間があれば税理士や公認会計士の資格が取れる
- 日本で一番追っている人はすでに4年やっており、今から追いつくのは不可能に近い
- 冷静な議論の担い手:
- ある程度冷静な議論をして追っているのは自分たちだけである
- オイドンや赤木レイアは暇空を叩くための動画を作っている
- 赤木レイアや取材相手は元は暇空側だったが、今は堀口側として暇空を叩く仕事のようになっている
■ 4. 司法の判断状況
- 清谷訴訟の認定:
- 原告は清谷氏で、堀口が訴えられた訴訟である
- 積極的に学歴を詐称する意図はなかったとされた
- 学歴詐称という指摘は真実性を満たさないと裁判官が判断した
- 東京地裁の削除命令:
- 暇空の記事がKCLの学歴を詐称しているという印象を与え名誉を毀損すると判断された
- 記事の公共性と攻撃目的は認められず、削除が命じられた
- シークレットシューズ疑惑の写真など、どう見ても中傷目的の記事だったと見る
- Xの削除訴訟:
- 補助参加人側の「学歴詐称は真実だ」という主張が排斥されたと堀口側が報じている
- 補助参加とは、Xが訴えられた訴訟に暇空が参加させろと申し出て加わる仕組みである
- 立証責任は詐称を主張する側にある:
- 現時点の立証で「学歴詐称だ」と公然と書くのは違法である
- 清谷や暇空が出している証拠では詐称を立証できない
- 真実だと言えなければ名誉毀損になる
- 裁判所は在学を認定していない:
- 裁判所がKCLに在学して順調に履修していると確認したわけではない
- 現時点の証拠では詐称と言えないという判断にとどまる
- 裁判所がそれを明らかにする必要もない
- 資料の残し方の差:
- 堀口は自分に有利になるものをnoteに資料として残していく
- 暇空はそれをやらず、YouTubeとXの信者だけが基盤である
■ 5. 真実を知るのはKCLのみ
- 大学は情報を出さない:
- 個人情報を理由に問い合わせには答えない
- 裁判所に提供しろと言われても嫌がることがある
- 出したせいで負けたと言われて訴えられうるので、出さないほうが問題にならない
- 第三者が問い合わせても、大学が教える必要はない
- 堀口が公開した在学証明:
- KCLからエンロールメントの証明を取得したとして公開している
- 学籍番号や学年はマスキングされ、ダウンロードは有料である
- 有料でダウンロードした人は周囲にいないため内容を確認できていない
- 証明を出しても疑いは残る:
- 暇空は疑う前提で細かいところまで見る、疑い抜くタイプである
- そのため証明を出しても争いが終わらない
■ 6. 学籍ステータスの分類
- 在籍のまま欠席が多い状態:
- 休みがちなだけで学生であり、中退はしていない
- インタラプション・オブ・スタディーズ:
- 中断中を意味し、休学に近い
- 休学中は在学しており退学ではない
- サスペンション:
- 停学を意味し、大学が懲戒や調査中などを理由に就学を止める状態である
- 停学の場合でも在籍はしているので学歴詐称にはならない
- 堀口は停学を取り消せという趣旨でKCLを訴えているが、note由来の情報のためGrokは把握していない
- ウィズドローンとディスコンティニュエーション:
- 本人か大学が籍を消した除籍に近い状態である
- 籍が消えている状態で在学していると言えば、多少は詐称に近づく
- ただし、いつの時点の発言かという問題も残る
- ターミネーション・フォー・ノンエンゲージメント:
- 出席や課題提出がない状態が続くと大学が籍を切る
- 結果として退学扱いになる
■ 7. 在籍年数と通学実態の解釈
- 日本の大学の在籍年数:
- 東大は前期2年後期2年に分かれ、それぞれ4年まで在籍できる
- 早稲田はシステム上8年在籍でき、単位を1つも取らなくても8年まではいられる
- 8年で単位が足りなければ退学になる
- 自分自身は前期で1年、後期で2年留年し7年在籍した
- コロナ特例の可能性:
- KCLがどの基準で籍を切るのかは不明である
- コロナで通学できず単位が取れなかった学生に2年の猶予を認める特例があってもおかしくない
- 本国に帰らざるをえなかった、勉強どころではなかったという事情もありうる
- 3年課程が6年近くに伸びている:
- 本人も停学があり通っていない期間があると主張している
- 6年なら日本の常識でもまだ在籍できる範囲である
- コロナ特例があればさらに2年ほど在籍できる可能性がある
- 10年前ならもういないと言えるが、絶妙な線である
- 通学実態の薄さと退学は別:
- 通学の実態が少ないことは明らかで、日本にいた事実もある
- コロナ期はリモートがあったため、日本にいながら在学することもできた
- 通学していないことは退学の原因にはなるが、退学の事実そのものではない
- 確認すべき点:
- 現在の学籍がどの状態で大学に登録されているかを確認する必要がある
- 入学もしていなかったなら、それで勝負あり
■ 8. 8月30日から9月1日の新展開
- 証拠が暇空に渡った:
- 堀口と仲の良いハブ氏が資料を暇空に送った
- 暇空は罠だと言わずに内容を見て、メンバーシップで検証した
- メールの解析結果:
- 堀口が大学の証明として出したメールはKCLから届いた本物だと認めた
- 宛先には堀口の名前が出ている
- 堀口が語ってきた学歴は証明できず、むしろ疑惑が強まったと主張している
- サスペンデッドの記載:
- 在籍が停止・停学とあると書かれている
- 学生番号付きメールアドレスがあることを、普通に通っているBA学生ではない根拠と読んでいる
- BAはバチェラー・オブ・アーツで、文系学部の学士を指す
- 主張の切り替え:
- これまではメールの証明書を偽物・偽造だと言っていた
- 本物だが内容が学歴の証明には届かない、という形に釣り替えた
- 負けて批判され反撃を受けても攻撃自体は変わらないのが暇空流である
- 新たな改ざん主張:
- フォントの一部が歪んでいる、Cの字が歪んでいるなど改ざんの兆候があるとAIが言ったと述べている
- 疑わしいと思うのは自由だが、それは証明しなければならない
- 疑わしいというだけで番組が作れる構造であり、徳川の埋蔵金やツチノコと同じである
- 堀口側の反論:
- サスペンデッドの記載こそ、正規のフルタイム学生として学部課程にいる証明だと読む投稿もある
- 堀口は在籍も停学も事実として相手側に認めさせている
■ 9. 世論と勢力図
- 法廷では堀口が勝ち越し:
- 侮辱などで勝訴を重ね、横浜地検が暇空を侮辱罪で起訴している
- 請求は500万円だが認容は10万円から30万円程度が多い
- 違法とされるのは表現の仕方:
- 暇空の追及が全部違法とされているわけではない
- 断定の仕方と表現の反復が名誉毀損・侮辱になりやすい
- 拡散力は暇空が優勢:
- YouTube視聴と反復配信の定着では暇空が上である
- 学歴詐称・証明系の動画は数万再生に達する
- 証明の組織、停学通知、年数の長さ、通学の薄さを分かりやすい疑惑として固定した
- 暇空の思考様式:
- 自分がこうだと思ったことを言い続けるうちに、それが真実として定着していく
- 絶対的な証拠を突きつけないと変わらない
- 修正する際も誤りを認めず、ちょこちょこと話をそらしていく
- 物書きとしては悪い点だが、YouTuberとしては有利な点である
- 負けを認めない強み:
- 負けを認めないので抗争が続き、裁判でも止まらない
- 何度負けても同じテンションで向かう最高のヒールとして人気を得ている
- 裁判で負けても疑惑は変わらない
- 暇空の世界観と支持層:
- クジラの大きさを200mと述べるなど事実誤認がある
- 視聴者は物知らずな面より、堀口に対する推理小説的な楽しみを求めている
- その興行では暇空が一番の売れっ子であり、他の追及者は訴えられて消えていった
- 証拠の販売:
- 暇空は堀口の詐称の証拠を10万円で売り、役場ハル氏がそれを買った
- その翌日に同じものを無料で公開した
- 支持層の反応:
- 偽造という主張が変わったことで、支持層は更新された感を得ている
- 停学・中断なら通っている学生ではない、という以前の疑問と接続しやすい
- 堀口を下げたい人にとっては、詐称かどうかより通っていないことが重要である
- 堀口側の発信:
- 本人はXよりnoteで古い勝訴判決の解説を量産している印象が強い
- 既存の勝訴判決の再掲が中心である
- かつてのカルプス軍団は仁藤夢乃に名指しで批判されて以降、勢いを失った
■ 10. 未解明の本丸
- 2020年9月に戦争学のバチェラー・オブ・アーツへ正規入学したのかどうかが未解明である
- 現在の学籍がエンロールドかインタラプテッドかサスペンデッドかウィズドローンかが未解明である
- 郵送の原本とメール文書に食い違いがあるかどうかも争点になりうる
- KCLが裁判所の調査に何と答えたのかは公開されていない
- 情報が全部出ない理由:
- 堀口側に言いたくない何かがあって全部は出さない可能性がある
- 疑って騒ぐ側に余計なことを言わせるため、ちょこ出ししている可能性がある
■ 11. Grokの予想オッズ: 学籍の実態
- 前提条件:
- メールは本物だがエンロールドかサスペンデッドか不明という材料である
- 調査は非公開で、日本の民事は堀口の勝ち越しを前提とする
- 籍はあるが長期の中断・停学・未就学:
- 1.8倍で最も低いオッズの本命である
- 正規BA入学の事実が薄い:
- 3.5倍である
- ファウンデーションや条件付きオファー、短期、別ステータスをBA在学として見せている可能性である
- 2020年から問題なくBAに在籍:
- 8倍の穴である
- 遅延は病気と裁判だけで説明できるという想定である
- 学籍そのものが存在せずメールも偽物:
- 20倍の大穴である
- 本命の根拠:
- 追及側がメールを本物と認め始めたこと、停学の文言、3年課程が6年近く伸びていることが同じ方向を向いている
- 大学メールが本物なら、完全な幽霊学生は買いづらい
- 勝敗との対応:
- 上位2つなら暇空の勝ちで、詐称と言える
- 下位2つなら堀口の勝ちで、詐称ではない
■ 12. Grokの予想オッズ: 司法
- 詐称と書いてはいけないという堀口有利の判決が続く:
- 1.6倍で本命である
- 表現の反復による認定がすでに蓄積している
- メール文書がKCL発信と裁判所に認められる:
- 追及側が本物と言い始めたため倍率は低い
- 郵送の原本が偽造と裁判所に認定される:
- 3.2倍で暇空側の勝ちとなる
- 暇空が学歴の点で民事の本訴に勝ち真実性まで通す:
- 4.5倍である
- 調査嘱託が決定打になれば跳ねる
- 日本の判決が堀口の学歴詐称を積極認定する:
- 6倍である
- これまで複数の判決が詐称の主張を排斥している
- 法廷の点数と入学の事実は別レース:
- 堀口は裁判で勝ち続けて既成事実化する戦い方である
- 暇空は入学の事実を証明して一発逆転する戦い方である
- 暇空は勘は鋭いが論証過程が伴わないため負ける
■ 13. 1年以内に起きそうなこと
- 調査嘱託の中身が判決に一部出てくる:
- 通っている事実が出れば堀口が裁判で無双となる
- 暇空にはかなり厳しくなる
- KCLがSNS向けに公式コメントする:
- 個人情報を理由にほぼありえず15倍である
- 堀口が卒業したと発表する:
- 12倍である
- 3年課程で6年在籍しているため、いつ卒業してもおかしくない
- 双方の大型和解で学歴訴訟が終わる:
- 10倍でなかなか起きない
- 論争が2027年以降も続く:
- 1.5倍である
■ 14. 総括
- 本命は籍が緩く残った停学・中断型:
- 学生ゼロでも優等なBA学生でもない
- 一行にまとめたオッズ:
- 通学の実態が薄いのが1.3倍である
- それが日本の司法で学歴詐称になるのは5倍前後と薄くなる
- 暇空の「入学すらしていない」が全部通るのが3.5倍である
- 焦点はサスペンデッドの読まれ方:
- 偽装か本物かではなく、サスペンデッドの位置づけを裁判所がどう読むかが焦点である
- そこが動いた瞬間、オッズの表はまとめて書き換わる
■ 15. 大学教育と問いの力
- オックスブリッジ型の問い:
- 『東大はクイズを教えない』はオックスフォードとケンブリッジの難問に東大卒が挑む企画である
- この学校に行って何を学ぶのかという点に焦点を当てている
- 「あなたにとって悪い本とは何ですか」「幸せだとはどういうことですか」といった問いを扱う
- 「あなたは自分を利口だと思いますか」「あなたならりんごをどう説明しますか」といった問いも扱う
- りんごの説明という難問:
- 果物で赤いと答えたら終わってしまう
- 事実の説明だけでは、その大学で学ぶ知性を持っていると証明できない
- 前提と相手の設定:
- 誰に説明するかによって答えが変わる
- 視覚に障害のある方に言語で説明する場合を想定するなど、前提や定義にこだわる回答が多い
- 実業界寄りの回答:
- 鳥井氏は、正直に言えば食えば一発で分かると答えた
- 聞くより見ろという発想であり、実のある説明である
- 文化人類学的な回答:
- りんごが人類の中でどういう共有イメージを持って共感されているかを抽出する必要がある
- りんごは神話にも登場する通り、極めてポジティブなイメージを持つ
- 原初の人間が果実を見つけ、エネルギーを得て生存できるという希望を抱いた背景がある可能性がある
- その結果、栄養価が高く生命を長らえさせる象徴として人類に広く伝えられた
- 相手別の説明の例:
- りんごを知らない国の人に、貿易のために勧める説明ができる
- 果物を食べる習慣のない同世代には、食物繊維やビタミンCなど栄養学的に勧める
- 栽培したい人や農家志望者には専門知識が必要で、説明が難しくなる
- 「運命とは何か」という問い:
- 運命は宗教の話であり、宗教観によって変わる概念である
- 日本人の運命と欧米の人の運命は違うという地点から論じる
- そのうえで自分が運命をどう考えるかを、現在の事業の話と結び付けて答えた
- 「おのずから」と「みずから」:
- 学部では竹内整一の『「おのずから」と「みずから」の思想』を扱った
- 同じ「自ら」の字でありながら、意味は逆である
- 「みずから」は自分で主体的に行うことを指す
- 「おのずから」は勝手にそうなることを指し、神様寄りで敬虔さに通じる
- 絶対者はこちらが働きかけるのではなく、祈っているだけで自然にやってくれるものである
- 大学教育への肯定:
- 入学時にはできなかった答え方が、卒業時にはできるようになっている
- 日本の大学教育、東大を含めた教育は間違っていない
- 日本の大学入試を経た人はオックスブリッジの入試問題が苦手だが、出るときにはできるようになる
- 堀口も「運命とは何ですか」に答えられるはずである
- 議論で鍛えられた経験:
- 宗教学の合同ゼミ後の飲み会で、40人の前で神について一人ずつ意見を述べさせられた
- 2ちゃんねるでお宝動画を出した人が神と呼ばれることを、日本古来の神のイメージと結び付けて論じた
- AIとレポート:
- レポートをAIで書くため、真面目に書く学生が減っている
- 慶応の教員は、AIには読めて人間には読めない形で必ず入れる文を仕込むトラップを作った
- AIがその文言を入れてくれば、AIの使用が判明する
- レポートをAIに書かせても、自分で説明できなければ意味がない
■ 1. 発端となった堀口君の主張
- メールによる証明の提示:
- 堀口君がメールでもらったと言っている証明書は偽物であり、原本ではない
- 昨日メールでこういう返事をもらえたと言っている日付が示されている
- 原本提出日との食い違い:
- 原本が提出されているのは7月14日
- 堀口君が言及したのは3月7日と8月11日の書類
- 対象となる2枚の書類:
- 3月7日のものは堀口君が10万円で売っている証明書
- 8月11日のものは調べた結果、神原先生に提出した書類だった
- 8月11日のものはキングス・カレッジ・ロンドンにいた証拠として神原先生に出した証拠
- 証明の対象範囲:
- 堀口君が証明しようとしたのは、俺に出していない3月の書類と神原先生越しに出した8月の書類の2枚のみ
■ 2. AIによる7月・8月書類の比較
- AIによる検証の着手:
- 何かあると考え、AIに書類を調べさせたところ、極めて奇妙な事実が判明した
- 卒業予定日の行の消失:
- Expected Completion Date、すなわち卒業予定日の記載が7月にはあるが8月にはない
- 8月になるとこの行が消えている
- 追加加工の疑い:
- 増えている1行について、傾きや滲みが他のフォントと異なり、追加で加工された可能性が高いとAIが指摘
- 肉眼ではほぼ判別できないが、確かにわずかな差がある
- 行間の不一致:
- 同じものに1行を足したのではなく、行の隙間そのものが異なる
- 原本と提出証拠の食い違い:
- 原本の7月と、神原弁護士に出した8月とで、この行が変わること自体が非常におかしい
- 双方とも裁判所に提出された正式なものであり、片方は原本として提出されている
■ 3. 文字単位で検出された異常
- 傾きの検出:
- Complete以降の文字列が少し傾いているとAIが指摘した
- 傾きが異なる可能性があるという指摘は、線を引いて確認すると実際に確認できる
- 線を引いた検証結果:
- Completeから右上に浮いている
- Cの下が欠けており、右側が下がっている
- 横に並んでいるはずが右へわずかに上がっている
- 配置の不自然さ:
- 配置が完全に他から浮いており、mの頂点や上の数字と比べると傾いて見える
- 同一文字の形状差:
- ExpectedとCompletionで同じ小文字のPの末端形状が異なる
- 片方の書類ではSやDの末端、スラッシュの末端が揃うが、もう片方では揃わない
■ 4. 綴りと大文字小文字の不統一
- Full Time Studentの表記揺れ:
- フルタイムの綴りが書類ごとに変わり、大文字小文字が1ヶ月で入れ替わっている
- In War Studiesの表記揺れ:
- Iの大文字小文字が書類間で異なる
- その他の語句の表記揺れ:
- OF ARTS、Program of Study、Confirm、Term Timeでも差異がある
- 文法上の意味の相違:
- Term Timeは名詞、Termは形容詞であり意味が異なる
- 網羅的な不一致:
- 1つとして同じもののない書面であり、1、2、3、4、5、6行目と差異が連続する
- 10個程度は差異がありそうな状態である
- 逆説的な違和感:
- これだけ表記が揺れていながらスペルミスがない点も、かえって違和感がある
■ 5. 記号とレイアウトの不統一
- 句読点記号の不一致:
- 文末のキングス・カレッジ・ロンドンがコロンとピリオドで異なる
- ピリオドの有無が複数箇所で入れ替わっており、コロン、ピリオドなし、ピリオドありが混在する
- 黒塗り後の表記差:
- 黒塗りの後にJapanが付くものと付かないものがある
- 語の位置ずれ:
- On 3/1 2023のOnの位置がずれており、that normallyの下にある
- 改行位置の相違:
- 本文1行目の改行位置が異なる
- 全体の改行位置も一致しない
- 表題と宛先の順序:
- Confirmation of Study Letterという表題と宛先の順番が入れ替わっている
- 書式の根幹であり、変わるはずのない箇所である
- 箱と判子の位置:
- 1番下の箱が7月のものには表示されていない
- 判子はより下に押されている
■ 6. 大学発行文書としての不自然さ
- 発行元の一貫性:
- キングス・カレッジ・ロンドンが書類ごとに綴りを変えることはあり得ない
- Fランクの大学でも書式はそれくらい共通している
- 手打ち作成の疑い:
- 提出用書類を手打ちでタイピングして作成しているとしか考えられない
- 目コピで作成してもここまで間違えるはずがない
- テンプレート不使用への疑問:
- テンプレートを使わず一件一件作成しているのであれば、活版印刷よりレベルが低い
- 活版印刷は、手で写す写本の時代のミスを、版木を組み合わせて同じ字を印刷できるようにした印刷の始まりである
- 例外説明の否定:
- 特例措置で書式が異なるという説明は成り立たない
- 発行している組織が書類ごとに違ってよいはずがない
- 作成主体の推測:
- 違う業者に投げた、あるいは違う人間に作らせた可能性がある
- ミスの多いものと少ないものが混在している
■ 7. AIを用いた検証と公開
- AI活用の方針:
- 差異は1個ずつ手作業で追うのではなく、手元でAIに調べさせるのが無難である
- Grokにツイートの回答をかけるだけでもかなりの差異が出てくる
- 視聴者への共有:
- Xに画像をポストしたので、視聴者も各自AIに読み込ませて探すとよい
- 検証題材としての適性:
- AIの性能チェックの題材としてちょうどよく、間違い探しとして成立する
- AIが作った疑いのある書類をAIが検証する構図になっている
- 自身の校正能力:
- 日本語の校正であればパッと見ただけで違和感が浮いて見えるが、英語の校正は弱い
- 最初は8月の書類のおかしさだけを指摘するつもりだったが、AIの指摘から差異が次々に見つかった
■ 8. 3月・8月の書類が持つ意味
- 3月書面の位置づけ:
- 3月の書面は裁判所に一切提出されていない
- 堀口君は俺との裁判で出していない書面を証明しようとした
- 3月書面の内容推測:
- サマーコースか何かの書類を、詐欺にならないよう黒塗りにしたものだと考えられる
- あるいは完全に詐欺目的のものである可能性もある
- 8月書面の位置づけ:
- 神原弁護士に出したものは事前に提出済みである
- 提出先の推測:
- 3月のものはおそらく父親か誰かに出したものである
- 証明の宛先:
- 俺に出していないことを証明しようとしている以上、メールでの証明は俺ではない誰かに向けたものである
■ 9. 偽造に関する結論
- 少なくとも片方は偽物:
- 7月と8月を見比べるだけで、少なくとも片方は偽物である
- 誰がどう見ても片方は偽物である
- 両方偽物との判断:
- 片方が偽物である以上、両方偽物だと考える
- 本物を出せるのであれば偽物を作る必要がない
- 判別不能な状態:
- 片方が完璧で片方がミスだらけならミスの方を偽物と判断できる
- しかし双方にミスがあるため、そのような判別ができない
- 刑事的な問題:
- より偽物らしいものが原本だとして提出されている以上、それ自体が罪となる
- メールを書くだけでは、本物の書類を所持していることの証明にはならない
- 検証の結果:
- 2つを見比べるだけでこれほどの問題が見つかることは想定外だった
■ 10. 堀口君の状態と今後
- 躊躇のなさの意味:
- 躊躇なく提出してきた以上、すでに一線を越えた後だと考えられる
- まともな神経であればビクビクし、何度も見直すはずである
- 常習性の推測:
- 偽物で人を騙すことに慣れている
- おそらく2021年頃から続けている
- 引き返し不能点:
- ポイント・オブ・ノーリターンは想定よりも前の地点にあった
- 自首の勧め:
- この国の仕組み上、自首すれば罪が減る可能性はゼロではない
- 堀口君を心配しているのではなく、全てが明らかになってほしいため、警察に自首して保護されるべきだと考える
- 身の危険への言及:
- 堀口君が抱えている事情次第では、襲われても関知しない
- 明日にでも堀口君が大変な目に遭ったとしても同情しない
- 結論:
- 堀口君については警察に任せる
例の高校教師の自殺だけど、キリスト教系の学校なので本人もキリスト教徒だった可能性が高いんだけど(それが教員の正規雇用の条件とする学校が多い)、実際にキリスト教徒だったなら、キリスト教の理念に基づいた学校で教える立場だったのに自殺しちゃうんだって呆れる。
キリスト教はほとんどの宗派で自殺は大罪。死後に地獄に落ちるか、少なくとも天国(神様の側)には永遠に行けなくなる。どんなに慈悲深いローマ法王猊下でも残念だけどそれはそう自殺者に救いは無いと回答する。死後の世界への信仰心が薄かったのかね?
職場はキリスト教徒だらけで大学に神学部があり聖職者も周囲にいたろうに誰もこの人を救えなかったんだな。どんな大悪人であっても悔い改めてイエス様を救い主として受け入れれば赦されるという教義は、まさに今回の事件のような世間が絶対に許さない個人では償えない罪を背負った人間に救済を与える教えだろうに、現実に苦難に直面した人を救えなかった。
■ 1. バスローブ会見の発端
- AIデータセンター会見:
- 8月6日、秋田県が日本最大級のAIデータセンター建設に関する記者会見を開催
- 米国のAI関連企業と秋田市のIT関連企業が、秋田市北部の工業団地に建設を進める計画
- 県発表ではない急な説明:
- 県のウェブサイトに発表資料は掲載されておらず、地元紙は当該企業2社が計画を明らかにしたと報道
- 報道を受けた急な説明であり、秋田県からの発表ではなかったと見られる
- 問題視された映像:
- オンライン出席した県産業労働部の企業誘致推進監(当時)の男性が、カメラをオンにしていなかった
- 他の県職員に促された末に映ったのは、スマートフォンと思しき縦長の画面
- メガネをかけた男性が白いバスローブ姿で隣の人物と談笑し、時折鼻からタバコの煙のような白いものを吐いていた
- 県の当初説明:
- 翌7日に産業労働部長が記者会見を開き謝罪
- 8月5日に東京で公務があり、翌日秋田に戻り、体調不良で自宅療養していたと説明
- 横にいたのは妻であり、タバコは無意識に1本吸ったと説明
- SNSでの炎上:
- 県の幹部職員がバスローブにタバコ姿で会見に臨んだ点に批判が集中
■ 2. 訂正と処分の内容
- 14日の二度目の説明:
- 男性は自宅ではなくホテルにおり、配偶者ではない女性=不倫相手と一緒にいたと訂正
- 6日の勤務については、7日になってから提出された休暇申請を事後承諾したと明らかにした
- 寄せられた苦情:
- 8月14日午前8時半までに、県へ145件の苦情が寄せられた
- 県が課した処分:
- 停職6カ月と、課長級から主幹への2段階降格
■ 3. 橋下徹の「重すぎる」
- 庁舎外の行為はプライベート:
- 8月17日放送の関西テレビ番組で、庁舎外でバスローブを着て他の女性といた点はプライベートの問題であり構わないと橋下徹氏が発言
- 非難対象は虚偽の休暇:
- 非難されるべきはウソをついて休んだ点であり、そこだけを見れば処分は重すぎると橋下氏は主張
■ 4. 人事院指針との照合
- 秋田県に量定基準なし:
- 教職員向けの懲戒処分の基準は教育委員会が公表しているが、県職員の具体的な量定基準は確かめられない
- 教職員と同じく、人事院の「懲戒処分の指針」等を参考に量定を決定していると思われる
- 虚偽報告の量定:
- 指針では、今回の処分対象と思われる虚偽報告は減給又は戒告とされている
- 停職に相当する事案:
- 正当な理由なく11日以上20日以内勤務を欠いた長期の無断欠勤や、他の職員への暴行による職場秩序の混乱が該当
- 秘密漏洩、入札談合への関与、セクハラなど、刑法犯として罪に問われかねない事案も停職に当たる
- 半年間は短くない:
- 県条例では停職期間は1日以上1年以下と定められているが、半年間は短いとは言えない
■ 5. 専門家の見解と県の主張のズレ
- 加重を認める弁護士見解:
- 谷真介弁護士は、記者会見の姿が地方公務員法第33条の「信用失墜行為」に当たると解説
- 県幹部として責任者的な立場にあったことも、処分を加重し得る「加重事由」となり得ると解説
- 県が挙げた処分理由:
- SNSなどで様々な情報が発信され批判が殺到し、社会的に大きな影響を及ぼすに至ったと県は説明
- その後の聞き取りでも職員が虚偽の説明を繰り返した点を、重大な信用失墜行為と位置づけた
- 判明しているウソの範囲:
- 聞き取りの詳細が明らかにされていない以上、メディアに出ている限りでのウソは限定的である
- 自宅ではなくラブホテルだった点と、妻ではなく配偶者ではない女性だった点に留まる
■ 6. 不透明なプロセスへの不信
- 反復された虚偽の未説明:
- その後に繰り返されたという虚偽の説明の中身を、県は説明しなければならない
- 説明がない以上、その職の信用を傷つける行為=信用失墜行為が何なのか分からない
- 休暇申請の事後受理:
- 批判された会見の翌日に提出された休暇申請を事後的に受理した県の姿勢は問われる
- 休暇中だったから問題はないという言い訳で、事案をやりすごそうとした可能性がある
- 処分内容の未公表:
- 県のウェブサイトに今回の処分についての説明は見つけられない
- 人事院の公表指針では、職務遂行上の行為に係る懲戒処分は公表するものとされている
- 社会的に大きな影響を及ぼした以上、多くの人に分かる形で公にしなければならない
■ 7. ネット批判と処分の加重
- 加重の説明がつかない:
- 虚偽の説明=減給又は戒告に虚偽説明の反復=信用失墜行為が加わったとしても、6カ月の停職まで重くなるとは考えにくい
- 後者は県のサイトに公表されておらず、報道を見る限りでも詳らかではない
- 空気に抗えない行政への疑い:
- 批判が殺到する結果を行政機関が重く見て、処分の検討にあたって考慮した可能性がある
- 法令を最も遵守すべき行政機関が、減給又は戒告では炎上を鎮火できないと慌てて加重した可能性がある
- 問うべき論点:
- 県がどの事情をどの程度考慮したかという内部過程が不明である以上、SNSが処分を重くしたと断定はできない
- 問うべきは断定ではなく、SNS上の批判を行政機関が懲戒処分の理由としてどこまで考慮してよいかである
■ 8. 炎上はSNS以前から存在
- SNS悪玉論ではない:
- SNSが行政を歪めたと言いたいわけではなく、四半世紀以上前にも同様の幹部職員の炎上があった
- 長野県の名刺折り曲げ事件:
- 2000年10月、長野県知事選挙に当選した田中康夫氏の初登庁時、挨拶回りで名刺を配布した
- 当時の企業局長は、社員に名刺を渡す会社は倒産する会社だと知事に応じた
- それでも名刺を渡した知事に対し、企業局長はなかったことにしてよいかと言いながら名刺を折り曲げた
- 苦情殺到と知事の対応:
- やりとりがテレビカメラの前で行われ全国に報じられると、長野県庁には苦情の電話が殺到し、今で言えば炎上した
- 4日後に企業局長は辞表を提出したが、田中氏が慰留し、その職にとどまった
- 今回とは逆に、集まった苦情を逆手にとって知事がみずからの器の大きさを示した事案である
■ 9. 秋田県知事の対応の変化
- 「ガチャン」の前知事:
- クマの駆除への抗議電話を切るポーズを見せた佐竹敬久前知事は強気であった
- プレジデントオンラインの取材に対しても、その「ガチャン」を再現していた
- 謝罪する現知事:
- 鈴木健太知事は、県民に大変不快な思いをさせたことを深くわびるとコメントした
- 苦情件数の比較:
- 145件の苦情は、時代の違いを考慮した上でなお、2000年に長野県へ寄せられた1万件よりはるかに少ない
- 20日後に残る疑念:
- 批判が殺到してから20日ほど過ぎた今、橋下徹氏や谷真介氏らにより重すぎる、やや重い印象との疑念が呈されている
■ 10. 行政の原則と歯止め
- 炎上は短命、処分は長期:
- SNSで様々な情報が発信される状況はうつろいやすく、忘れられやすい
- ニュースそのものへの関心よりも、処分の妥当性のほうが今なお注目されている
- 炎上は短命だが処分の傷は長く残り、男性職員にとっては職を失うほどのインパクトを持つ
- 右往左往する行政の危うさ:
- こうした状況に右往左往していては、行政の原則はいくらでも捻じ曲げられてしまう
- 十分すぎる社会的制裁:
- 日本では大きく話題になった事件の刑事裁判で、社会的制裁を受けているとして量刑上考慮されるケースが少なくない
- 今回も実名でさんざん報道されており、十分過ぎるほどに社会的制裁を受けている
- 県がとるべき対応:
- 秋田県はまず処分の妥当性について、ウェブサイトなどを通じて広く理由を明らかにすべきである
- それが難しいのであれば、さまざまな基準に照らしてあらためて考え直すべきである
- 加重の歯止め喪失:
- ネットリンチに遭うだけでなく、リンチそのものが処分をさらに重くするなら、加重に歯止めがきかなくなる
2024年11月、埼玉県さいたま市西区の私立埼玉栄高校のグラウンドで、同校生徒らがグラウンド整備用の車を運転して横転させ、助手席の男子生徒=当時(17)=が死亡した事故で、男子生徒の両親が同校を運営する学校法人佐藤栄学園、同校教諭、運転していた男子生徒らを相手取り、計約1億3662万円の損害賠償を求めて、さいたま地裁に提訴することが31日、関係者への取材で分かった。9月1日にも提訴する。
事故は24年11月16日夜に発生。同校男子サッカー部のグラウンド整備用の軽乗用車に生徒ら4人が乗車し、のり面に乗り上げた際に助手席側を下にして横転し、助手席の男子生徒が死亡した。県警は昨年11月、車を運転していた男子生徒を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検。今年3月、サッカー部の男性教諭とコーチの男性教諭を業務上過失致死傷の疑いで、さいたま地検に書類送検していた。
訴状によると、両親が原告となり、学園、理事長、校長、サッカー部の部長や監督、コーチなど学園側と、運転していた男子生徒、同乗していた生徒とその親らを被告として損害賠償を求めている。
原告側は訴状で、車の管理体制に不備があったと指摘。鍵は監督室内で管理されていたが、23年3月以降は無施錠の車内に保管することが常態化していた。事故当時は車内に置いてあり、誰でも鍵にアクセスできる状態だった。生徒による無断運転も常態化し、事故の約1カ月前にも同じ場所で同じ生徒が車を運転して横転させる事故が発生していたが、学校側は調査や再発防止策を講じていなかったとしている。
ほかにも生徒らが生活をしていた寮はオートロック式だったが、寮生が無断外出することが容易であり、無断外出を放任していたとして舎監も責任を負うとしている。
今年2月に公表された第三者委員会による事故の調査報告書では、生徒や車両に対する学校側の管理体制の不備が野放しにされていたことが事故の背景にあると指摘されていた。訴訟では学園側が報告書が出た後も保護者への説明の場を設けず、遺族に対しても説明を行っていないことなどは国が学校設置者に求める対応の最低限の水準に達していないとした。これらの不誠実な事後対応は遺族の精神的苦痛を一層深めるもので、慰謝料の増額に十分酌量されるべきだとしている。
自由と民主主義を謳歌しているはずの日本人にもどこか権威主義をあがめる気持ちがあって、
ユーラシア大陸東側のロシア、中国といった権威主義大国に巻かれたいという気持ちがあるんだと思うよ。
元々忖度大好きだし、今ですら大日本帝国に自らのアイデンティティーを重ねる人も少なくないようだし。
まあ、日米同盟の保護下にあって、台湾とならんで西側諸国の一員として自由の恩恵を大いに被っているわけだから、
鞍替えなんてのは自分の立場を貶めることがあったとしても高めることはないわけだが。
ウクライナと同じように自由という理念のために西側の防波堤となって戦えるか、といわれると
米国や NATO のウクライナに対する支援が限定的なのを見ていると、
実際の所は足がすくんでしまう卑怯者の心理もある。
自由という理念にそこまで心酔しているわけでもない。
ウクライナとは違って、日本には日米同盟があり自衛隊に加え在日米軍もいる。
一方で中国はロシアよりははるかに強いだろうから、米国の関与に生殺与奪をゆだねている不安定な状態であることには変わりない。
ということで、有事のときにあわよくば平和裏に西側から東側に鞍替えできないか、ということを日本人は無意識に考えているのだと思う。
沖縄県名護市の辺野古沖で、研修旅行で訪れていた同志社国際高校の生徒らを乗せた船が転覆した事故をめぐり、研修旅行に関わっていた高校の教師1人が亡くなっていたことがわかりました。
名護市辺野古沖で3月、同志社国際高校の生徒らを乗せた小型船2隻が転覆し、高校2年生だった武石知華さんと船長の金井創さんが死亡しました。
きのう開かれた同志社国際高校の保護者説明会で、高校側は研修旅行に関わっていた教師の1人が今月23日に亡くなったと明らかにしました。自殺とみられます。
亡くなった教師について、「事故後はうつろな様子だった」とする保護者の証言があるほか、関係者によりますと、「事故について生徒に謝罪をしたい」と、教職員に相談していたということです。
高校はABCテレビの取材に対し「本校教員に関する個別の質問にはお答えできません」と回答しています。
中道改革連合・立憲民主党・公明党が31日午後、国会内で、党首会談を行い、現段階で、3党の合流を正式に断念することとした。
3党の党首会談は、中道改革連合の小川代表、立憲民主党の水岡代表、公明代表らが集まって、30分ほど行われた。
会談後、3党首は揃って記者会見に臨み、小川代表は「3党の合流がこの時点で実現しないのは残念なことだと思う」と述べた。
その上で「中道精神が揺らぐものではない、中道勢力と、政権交代に向けて再起動する新たな形態を目指していきたい」と述べた。
新たな形態については、秋の臨時国会に向けて、迅速かつ丁寧な対応を検討するとして、小川代表は衆議院で統一会派をめざす考えを示した。
水岡代表は、合流見送りについて「高市政権にどう対峙していくか改めて協議をしたい、との話し合いで『再起動』という言葉が出たが、改めて今後のスタートとしたい」と述べた。
竹谷代表は「公明党としては参議院も中道改革連合に合流を目指して努力してきた、合流した場合の地方組織の準備もしてきた」と述べたが、立憲民主党が合流を見送る中「公明党のみが合流することは控える」と述べた。
巨大与党への対立軸を目指した、野党勢力の結集は、1月の中道結成から7カ月あまりで中断することとなった。
沖縄県名護市辺野古沖で3月、研修旅行中だった同志社国際高(京都府京田辺市)の女子生徒ら2人が死亡した小型船転覆事故を巡り、同高は30日夜、校長の交代に伴う保護者説明会を開き、西田喜久夫校長の解任や、今年度の沖縄での研修旅行の中止を明らかにした。
出席した複数の保護者によると、学校側は同旅行を中止するとした上で、校外活動を再開する場合は、別の地域での実施を検討するとした。女子生徒の遺族が業務上過失致死傷容疑などで刑事告訴した引率教員らについて、2学期から生徒たちと直接関わらない配置に変更するとしたという。
学校側は、研修旅行に関わっていた別の教員1人が23日に事故で亡くなっていたことも明らかにした。学校側は「学校法人や学校としては生徒や保護者だけでなく、教員の心のケアについても努めていく」と説明したという。
■ 1. 買う側の勧誘処罰の新設案
- 検討会の報告書案:
- 法務省の「売買春に係る規制の在り方検討会」が公衆の面前で買う側が勧誘する行為を処罰する規定の新設を盛り込んだ報告書案を公表
- 背景には大都市の繁華街における路上売春、いわゆる「立ちんぼ」の社会問題化がある
- 拡張に反対する立場:
- 売春防止法第5条の非対称性の是正や風紀の維持として肯定されがちな動きである
- 他害性を基準とする危害原則や刑罰の謙抑性に照らせば、抽象的法益を理由とする刑事罰の拡張には慎重であるべき
■ 2. 現行法の非対称性とリーガル・モラリズム
- 売春防止法第5条の構造:
- 売る側である女性の公然勧誘や客待ち行為のみを6カ月以下の拘禁刑か2万円以下の罰金と定めている
- 条文上は主体が限定されていないが、判例は客である男性からの勧誘行為は該当しないとする
- 過去の改正構想の根拠:
- かつて買う側の処罰も射程に含める改正案が構想された
- その根拠は売買春の交渉が「社会の風紀」を害し支配的な道徳に反するという「リーガル・モラリズム(法的道徳主義)」であった
■ 3. 売春の定義と風営法との矛盾
- 「売春」の限定的な定義:
- 売春防止法が違法とする「売春」は性器間の(膣)性交に限定されている
- 風営法のもとでは店舗型・無店舗型の性風俗営業において「性交類似行為」の有償提供が合法的に容認されている
- 一律禁止ではない現状:
- 性的なサービスの売買そのものが一律に絶対悪として刑事法的に禁止されているわけではない
- 営業規制の枠組みで合法な性的行為が認められている
- にもかかわらず路上における勧誘や交渉のみを「風紀の乱れ」として刑事罰の網にかける構図になっている
■ 4. ハーム・プロダクションの危険
- 保護の名目と実態の乖離:
- 買う側の勧誘処罰は一見女性を保護する制度に見える
- 実際には最も脆弱なセックスワーカーの安全を脅かす「ハーム・プロダクション」につながる危険性がある
- 地下化による身体的リスク:
- 法を犯すことをいとわない悪質な客が残り、交渉が地下へと潜伏する
- 女性側が危険性を見極める時間的な余裕を奪われる
- 暴行や避妊具不使用、薬物摂取の強要といった身体的なリスクにさらされる
- 買う側を標的とした犯罪:
- 処罰を恐れる男性を標的とした美人局(つつもたせ)や恐喝が急増する懸念がある
■ 5. 議論すべきは売る側の勧誘罪の廃止
- 廃止こそが本筋:
- 規制の不均衡を問題にするなら、勧誘処罰の拡大ではなく売春防止法第5条の完全な廃止を議論すべき
- 現行法は困窮する女性らを問題にし、警察や福祉への安全なアクセスを阻害してきた
- 真のジェンダー平等と現場の安全を両立させるというなら勧誘罪そのものを撤廃すべき
■ 6. 刑事罰以外の代替手段
- 既存のソフトな規制枠組み:
- 一般市民の生活環境との調和や公衆の平穏を確保する規制としては都道府県の迷惑行為の防止や軽犯罪法がすでに存在する
- これらのよりソフトな行政的・警察的な規制枠組みに委ねるべき
- ゾーニングの有効性:
- 刑事罰による威嚇ではなく、場所や時間帯を限定・隔離するゾーニング(空間的・行政的棲み分け)が有効で合理的な手段として機能する
- 一般の住環境や青少年の健全育成を守ると同時に、地下化を防止して当事者の安全な労働環境や福祉的介入の経路を確保する建設的な調停策となり得る
■ 7. 被害者なき犯罪と国家の役割
- 抽象的法益による処罰の危険:
- 売買春はいわゆる「被害者なき犯罪」であり、第三者に具体的な危害を加えるものではない
- 「風紀」という主観的・抽象的法益のために重い刑罰を科すことは性的自己決定権やプライバシーを侵害する
- 刑罰の謙抑性を逸脱して国家による道徳の強制へと至る危険性が高い
- 国家が取り組むべき課題:
- 風紀の乱れは刑事罰を正当化する理由になり得ない
- 勧誘行為の刑罰を使った路上からの排除ではなく、貧困や虐待等に対する実質的な福祉的・労働法的支援こそ検討すべき課題である
■ 1. 想像可能な「野党のいない政治」
- 自民党一色の政治報道:
- 日本の政治報道は基本的に、ずっと与党の中心を占めてきた自民党を扱ってきた
- 野党政治家が週刊誌記事のトップを飾るのは、ごくたまに起きるスキャンダル程度しかない
- 有権者の野党認知:
- 一般庶民は自民党はそこそこ知っているが、野党は選挙のときに思い出す程度である
- 新興政党が現れては消える近年の状況下で、野党の認知度はますます低下している
■ 2. 中道改革連合の結成
- 総選挙後の勢力図:
- 今年2月の総選挙で自民党が歴史的圧勝を遂げ、野党の存在感はますます希薄になった
- 衆議院野党第一党は、公明党と立憲民主党が合同した中道改革連合で、50議席程度を有する
- 立憲と公明の連携協議:
- 昨年末より立憲民主党と公明党は連携協議をすすめていた
- 党勢が低落し刷新しなければ瓦解しかねない立憲と、連立政権から離脱し新たなパートナーを探していた公明党の思惑が合致した
- 高市総理の電撃解散:
- 連携に危機感を抱いた高市総理が今年1月に電撃的な解散を打った
- 立憲と公明は慌てて衆議院だけを合流し、中道改革連合を結成して総選挙に挑んだ
- 結果は惨敗だったが、1000万票を獲得したこの新しい器を拠点に野党を再建していくと思われていた
■ 3. 合流の破談
- 立憲の躊躇:
- 参議院と地方議員が残されていた立憲民主党は、総選挙の惨敗を受けて合流を躊躇するようになった
- 以後半年間、衆院と参院にまた裂き状態の公明党は統制の維持に必死で、早期の合流を促していた
- 今月28日の通告:
- 立憲が「やっぱり合流できません」と中道、公明に通告し、合流は破談となった
■ 4. プロセスへの無関心
- 有権者とメディアの反応:
- 有権者は結果をみるのであって、こうしたプロセスには興味がない
- 実際、週刊誌もこのプロセスにほぼ関心を示していない
- 予想される報道と読者の反応:
- 来週の週刊誌は、立憲民主党の無能さをはじめとする中道改革の混乱を面白おかしく取り上げる
- それを読んだ読者が「結局野党ダメじゃん」とさっさと頁をめくる姿が目に浮かぶ
■ 5. 2026年体制
- 解体後の野党第一党:
- 中道改革連合が解体し、衆議院議員が立憲系と公明系に分かれた場合を想定する
- 野党第一党は28議席の国民民主党と、同じく28議席の公明党になる
- 野党第一党が28議席しかない事態は、戦後初である
- 55年体制:
- 1955年の保守合同以降、自民党が過半数をもち、社会党が4分の1程度をもつ体制を指す
- ネオ55年体制:
- 2010年代の、自公政権が過半数を維持し、立憲民主党が4分の1程度をもつ体制を指す
- 2026年体制:
- 自民党が3分の2の議席を獲得し、あとは20議席程度の野党が散在する体制になりかねない
■ 6. 野党消滅がもたらす腐敗
- 存在感の喪失:
- 55年体制、ネオ55年体制では、野党第一党は週刊誌に取り上げられ、駄目だと言われながらも存在感があった
- 2026年体制では取り上げられることもなくなり、駄目とすら思われなくなるかもしれない
- 与党の変質:
- 自民党は政権陥落の心配が一切なくなり、結束よりも内部の権力闘争に専念していく
- スキャンダルがいくら出ても、代わりがいないから平気になる
- 野党の抑止機能:
- ダメな野党でも、存在していたから与党は襟を正さなければならなかった
- 野党がいなくなれば、政府与党は腐敗していく
- 中道改革連合の解体は、日本の議会制民主主義が壊れゆく引き金になりかねない
- 被害を負うのは国民:
- 来週の週刊誌では、なにもやらずダラダラ時間を浪費した立憲執行部の醜態が暴露される
- しかし、かれらの無能の被害を被るのはわたしたち国民である
■ 7. 公明党への要望
- 大局的判断の要請:
- 公明党は、立憲民主党が約束を破ったことに怒り心頭だろう
- しかし愚かな立憲を見捨てることが、衆院野党第一党の解体につながり、議会制民主主義の破壊に加担することを自覚してほしい
- 個々の政党の利害ではなく、日本の民主主義を守るという観点からの大局的判断をしてほしい
- 報じられることの価値:
- 「ダメな政党だな」とあきれられても、まだ読んでもらえるだけマシである
■ 1. 3党早期合流の断念
- 早期合流の断念:
- 立憲民主党が中道改革連合と公明党への早期合流を断念する方針を、8月27日の3党幹事長会談で伝達
- 地方組織などから反対意見が相次いだことを踏まえた判断
- 中間整理で優先された2案:
- 立憲と公明が解党ないし分党して中道と合併する「存続合併」
- 両党の議員が離党して中道に入党する「離党・入党」
- 7月末の中間整理で組織手続き上効率的な方法として優先し、8月末をめどに結論を得ることも確認
- 立憲執行部はその2案がいずれも困難だと判断
- 統一会派案の提示:
- 各党を存続させたうえで国会での統一会派を含む連携を模索する案を、水岡俊一代表が28日の3党党首会談で示す見通し
- 統一会派と合流の違い:
- 国会内の数の論理でいえば3党合流とほとんど同義
- 国民に与える印象はかなり異なり、過去15年と同じく「決められない野党」という印象を強くする
- 「大きな塊」形成の困難:
- 早期合流の断念は、野党側で急場に「大きな塊」をつくることの難しさを改めて示した
■ 2. 地方組織が合流を拒んだ理由
- 東京都連の反対表明:
- 8月上旬、所属議員143人を対象としたアンケートの結果を踏まえ、3党合流に反対する意向を党本部に伝達
- 回答したのは半数近くで、そのうち約8割が明確に立憲の存続を求める内容
- 公認作業との矛盾:
- 川名雄児会長は来年の統一地方選に向けた公認作業に触れ、公認したのに党がなくなったのでは説明がつかないという趣旨を語る
- 理念ではなく実務の問題:
- 地方議員にとって党名は看板であり、後援会や支援団体に対して説明してきた言葉そのもの
- 統一地方選まで残り7か月あまりで看板が架け替われば、説明を一からやり直すのは党本部の幹部ではなく候補者本人
■ 3. 財政難という逆方向の圧力
- 政党交付金の激減:
- 今年1月に衆院議員が離党して中道に移った結果、立憲の国会議員は参院の39人のみとなった
- 今年の政党交付金は31億1800万円まで減少
- 収入構造の崩壊:
- 2024年の収入は90億9400万円で、うち政党交付金が70億5600万円と8割弱を占めていた
- 繰越金が40億円超あるとはいえ、統一地方選以降の資金繰りは難しい
- 二律背反の構図:
- 合流しなければ資金が細り、合流すれば地方が離れる
- 今回の合流断念は地方の側を選んだ結果
■ 4. 有権者の突き放した反応
- 世論調査が示す「元に戻せ」:
- 共同通信が8月22日と23日に実施した調査で「合流は全て取りやめ、元の立民と公明に戻すべきだ」が51.0%と過半数
- 「全員が中道に合流し、1つの政党になるべきだ」は19.0%
- 「参院議員らは合流せず、今のまま3つの政党を残すべきだ」は17.9%
- 極めて低い政党支持率:
- 産経新聞社とFNNが8月8日、9日に実施した合同世論調査で中道1.7%、立憲2.0%、公明1.4%、合計5.1%
- 同じ調査で野党トップの国民民主党5.2%に3党を足しても届かない
- 「支持政党なし」は40.2%
- 3党側の説明:
- 行政を厳しくチェックし、実効性のある政策を提案して実現する力を備えた「中道勢力の大きな塊」をつくると説明
- 理屈としてはわかる
- 求められているのは塊ではない:
- データを踏まえれば、有権者が塊を求めているとはとても思われない
- 選択肢にはないが「興味がない」が多数派とも思われる
- 組織論理への不信:
- 再編が政策の中身より組織論理で動いている印象を有権者に与えている
- 目的の不明確さ:
- 政権交代を目指すのか、2月の衆院選で「溶けた」と形容された支持層の固め直しが主眼なのかが不明
- 目的が党内外で周知されないままでは、今後新党をつくっても信頼や党勢の回復にはつながりにくい
■ 5. 繰り返される野党再編の既視感
- 同じ経路をたどる10年:
- 2016年3月の民進党結成、2017年秋の希望の党をめぐる分裂、2020年9月の新しい立憲民主党と国民民主党の結成
- 野党第一党をめぐる再編はおおむね同じ経路をたどってきた
- 無党派層の離反:
- 有権者、特に無党派層の関心はそれぞれの政党からさらに離れていく
- 政党と政治家の双方が「社会と国民のために何ができるのか」を早く示す必要がある
■ 6. 公明と中道の立場
- 公明の完全合流要求:
- 公明党は完全合流を求め、衆参両院にまたがる国政政党を結党することで合意しているという立場
- 立憲が示す統一会派案は、公明からすれば約束の反故に近い
- 「議員引き揚げ」論:
- 公明内では、協議が調わなければ中道から公明出身の衆院議員を引き揚げるべきだという声も出ている
- 中道代表の難色:
- 小川淳也代表は8月24日、合流が困難な場合に立憲と公明が参院で統一会派を組む案に難色を示す
- 合流を頂点としてどのような連携がありうるかを議論している段階であり、慎重で丁寧な対応が必要という趣旨
- 三者すべてが望まぬ結論:
- 立憲の着地点は公明にとって約束の不履行であり、中道にとっては求心力の喪失
- 政治は妥協の産物とはいえ、なかなか難しい帰結
■ 7. 候補者調整と選挙協力への影響
- 選挙協力の方向転換:
- 次期国政選挙に向けた候補者調整や選挙協力の方向性も大きく変わる
- 公明との関係では、他党と候補者の棲み分けや推薦のあり方が改めて問われる
- 国政と地方の乖離:
- 9月の沖縄県知事選ではすでに3党の対応が割れており、国政での枠組みと地方での実際が乖離している
- 個別調整の負担:
- 合流がなくなれば個別調整は一件ずつ積み上げるほかなく、大変なコストとなる
- 地方議員や総支部は独自擁立か選挙協力かの判断を急ぐ必要が生じ、後援会や支援団体への説明責任も生じる
- 中央と地域の時間差:
- 候補者調整は党本部の大きな方針が決まらなければ動かない
- 一方で有権者との関係は地域で積み上がるものでもある
■ 8. つぶされる中道の若手候補
- 中道の総支部体制:
- 今年1月の結党時に衆院選の小選挙区と比例代表ブロックごとに総支部を置き、候補者がそれぞれ総支部長に就任
- 落選と総支部解散:
- 2月の衆院選では立憲民主党出身者を中心に180人以上が落選
- 8月上旬までに総支部の解散は30を超えた
- 活動拠点の消滅:
- 総支部は落選者にとって次の選挙までの活動拠点であり、その解散は政治活動の足場そのものが消えることを意味する
- 選挙区に地盤も知名度もないまま新しい看板で立候補した若手には、より大きなインパクトを持つ
- 若者を消費してきた野党:
- 野党は意欲ある若者に必ずしも優しくも手厚くもなく、むしろ消費してきた経緯がある
- 看板を掲げるときには「新しい顔」として前面に出し、選挙が終われば処遇の議論から抜け落ちる
- 若手処遇を考える必要:
- 野党はそもそも小さな存在だけに、若者たちの行き先と今後の処遇を各党で丁寧に考えるべき
- 人が入ってこなくなった組織が、あとから塊になれるはずもない
- 若者は将来の可能性そのもの
■ 9. 問われるべき論点
- 「誰と組むか」から始まる議論の限界:
- 日本の野党再編の議論はいつも誰と組むかから始まる
- 有権者が知りたいのは、組んだ先に何ができるのか
- 党首会談への警鐘:
- 8月28日の党首会談で語られるのがまたしても手続きと組織の話にとどまれば、無党派層の関心は離れていくばかり
■ 1. 訴訟の経緯
- 松竹伸幸氏の除名訴訟:
- 2023年に党首公選制の導入や自身の立候補について記した著書を出版した後、日本共産党から除名処分を受けたことに端を発する
- ジャーナリストである松竹氏が元党員として処分の是非を争っている
- 党側の位置づけ:
- 書籍で松竹氏が党首公選制を訴えたことなどが党規約に違反する
- 松竹氏側の反論:
- 著書の中でこれらが規約に反しないことを丁寧に説明しており、処分は違法である
- 8月27日の証人尋問:
- 東京地裁で午前10時30分から午後5時ごろまで、丸1日をかけて4人に対して行われた
- 都内での会見は同日に開かれた
■ 2. 結論ありきの処分決定
- 本を読む前に固まっていた方針:
- 処分を決定した党側の証人は、著書を1月20日から2月5日の判断までの間に読んだと述べた
- 一方で除名の方向性自体は1月20日には固まっていたことがうかがえる
- 出版前からの動き:
- 原告側の伊藤建弁護士は、書籍の出版前から除名に向けて動いていたことが明らかになったと指摘する
- 出版前のインタビュー記事などから、党はすでに処分の方針を決めていたというのが原告側の見立て
- 松竹氏の実感:
- 党中央の決定は常に正しく、それを貫くためにどうするかという立場で物事を組み立てている
■ 3. 再審査手続きの実態
- 再審査の建前と実際:
- 再審査は党大会で行うとされている
- 党大会に出席する648人の代議員は、松竹氏の除名を再審査することを事前に知らされていなかった
- 実際の審査は「大会幹部団」と呼ばれる21人に委ねられていた
- 株主総会になぞらえた説明:
- 原告代理人の平裕介弁護士は、大会幹部団を取締役や株主総会を運営する立場、代議員を株主になぞらえる
- 株主総会であれば株主に資料を配布し、株主がその資料を見て議題について判断するのが普通である
- 拍手による却下:
- 松竹氏の再審査では、急に幹部団の決定が一方的に代議員に報告された
- 代議員による決議をとることもなく、拍手で再審査の却下が決定された
- 一般社会と比べて非常に特殊な方法であり、重大な手続き上の瑕疵がある
- 松竹氏の受け止め:
- 再審査とは処分した側と処分された側の双方の意見を聞いて審査するものだと思っていた
- 実際にはそのようなことはなく、これが党のやり方かと知った
■ 4. 山下芳生筆頭副委員長の事前面会
- 代議員との面会:
- 党の“ナンバー2”である山下芳生筆頭副委員長の証言も焦点となった
- 松竹氏の処分に反対していた代議員1人と、党大会の10日ほど前に面会していた
- 山下氏の回答:
- 審査する側がそのような不公正なことをしてはいけないのではないかと問われ、会わなければならないと思っていたと答えた
- 平弁護士の評価:
- 裁判にたとえれば裁判官が事前に証人に会うようなものであり、ありえない
- これで松竹氏が不公正な手続きを経て除名処分されたことが明らかになった
■ 5. 弁明機会をめぐる争点
- 党規約上の二段階の機会:
- 調査の段階と、処分を決める前に弁明する段階で、それぞれ本人が異議を唱える機会が与えられるはずである
- 松竹氏への適用:
- 同じ時期に除名された党員には両方の機会が付与された
- 松竹氏には一度の機会しか与えられなかった
- 党側証言の食い違い:
- 一度だけしか機会が与えられなかった点は証人尋問で認められた
- 松竹氏が権利を放棄したという証言と、一度の手続きで2回分の機会を与えたという証言があり、言い分が食い違っている
■ 6. 党の変質
- かつての共産党:
- 2000年代に党規約が新しくなってからは、犯罪を犯したから除名といったケースはあった
- 政治的な見解の違いを理由に除名になる例は記憶になく、自由に意見が言える普通の政党になりつつあった
- 意見が違うからという理由で党員を排除する党ではなかった
- 空気の逆転:
- 普通の常識的な党になりつつあると思っていた空気が逆転しつつあるのを、今回の裁判で見せつけられた
- 党員の権利をどう尊重するかは考えられていない
- 中央の決定したことは正しいから従え、という政治になりつつある
■ 7. 今後の見通し
- 次回期日は12月10日で、双方が最終準備書面を提出したうえで結審する見込み
- 早ければ年度内にも判決が出る可能性がある
■ 1. AfDの躍進と州議会選挙
- ザクセン・アンハルト州議会選挙:
- ドイツ東部の同州で9月6日に投開票される
- 強硬右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が掲げる公約が波紋を広げている
- 世論調査で首位:
- AfDが主導する初の州政府が誕生する可能性がある
- 支持拡大の背景:
- ドイツ国内の景気悪化や移民の急増などに対する不満
■ 2. ナチスを想起させる公約
- 公約の過激さ:
- 障害児教育の見直しや「非ドイツ的」な活動への支援停止など、ナチスを想起させる内容
- 障害児教育をめぐる主張:
- 障害児と健常児が同じ教室で学ぶという実験は失敗した
- 障害児は授業の進行を妨げる
- 選挙公約の具体的内容:
- 全ての子供が共に学ぶ仕組みを廃止する
- 特別支援学校を強化する
■ 3. 教育現場の動揺
- 校長が受けた衝撃:
- 州中部の町のギムナジウム(日本の中学・高校に相当)のマルコ・ラーデビヒ校長(44)が公約を読んで強い衝撃を受けた
- 社会から特定の集団を排除する、まるでナチスの政策だと受け止めた
- 同校の実情:
- 生徒約750人のうち身体障害や学習障害がある生徒は約1割に上る
- 障害を持ちながら勉強する生徒と、その境遇を理解し支える同級生の姿は当たり前の光景
- ラーデビヒ氏の反論:
- AfDが主張するような不利益などない
- 生徒は障害を抱える仲間への配慮を通じて、社会は多様だと学べている
- 保護者の不安:
- 障害を持つ生徒の親から、AfDが勝利した場合でも通い続けられるのか不安の声が上がっている
担当者の「私信」を晒したという事が問題にされているが、
記事にある文面がそのままなのだとしたら、どう見ても私信ではなく、団体としての公式な返答なんだよね。
こういった返答をネットに上げるのが駄目だとは知らなかった。
当事者団体にも届いた「アニメ化に抗議して」 「みい山」めぐる担当者の「私信」晒されSNSでも拡散
漫画「みいちゃんと山田さん」巡り「啓発的な側面も」と返信 「私信」晒された担当者が明かす3つの根拠
「私信」の定義については、
し‐しん【私信】
1 私用の通信。個人的な手紙。
2 内密の知らせ。内報。
なので、団体への問い合わせの返答が私信に当たるという認識がなかった。
あと、「晒す」もスラングであって、記事の見出しに使うような言葉だとは思っていなかったので、その点についても違和感。
自分は企業のカスタマーサポートみたいな不特定多数からの問い合わせに対する返信って公的なものだと思っていたし、他者の個人情報を含むとかでなければネットに上げても何ら問題ないと思ってたよ。
問い合わせの返答を匿名掲示板のスレに書き込む事は、ゲームなんかの界隈だと珍しくないと思う。
自分自身が直接上げた事はないけれど、他人の書き込みに対して感謝したり質問したりした事はあるので、同罪かもしれんな。
しかし、何処までなら許されるんだろう。名誉毀損罪の例に倣うと、不特定又は多数人に見せるのが駄目なのか?
匿名掲示板は駄目として、SNSはアカウントに鍵をかけていたらいいのか?その場合もフォロワーが多数いたら駄目?何人から多数?
口頭なら?友達10人以上とかでも駄目なのか?
「何者かになれる」と言う言葉を「有名になれる」「サクセスできる」と同義語だと思い込んでる人もいて。それだと真意は伝わらないなあ。
■ 1. アニメ化をめぐる経緯
- 差別・偏見への懸念:
- 亜月ねね氏の漫画「みいちゃんと山田さん」(講談社)のアニメ化発表をめぐりSNS上で懸念が相次いだ
- 特定の障害や立場の人々への差別や偏見につながるのではないかという指摘
- 製作委員会と作品公式が声明を出す事態にまで発展した
- 協会に寄せられた要望:
- アニメ化への抗議を求める要望が「発達障害当事者協会」にも寄せられた
- 対応した担当者は抗議等の予定はないと返信した
- 作品自体が差別的であるとは考えておらず、「啓発的な側面もある」とも記した
- 私信の拡散:
- その私信の全文が匿名掲示板に公開され、SNS上でも拡散した
- 協会は、この文面が団体としての公式見解ではなく担当者個人による回答だったと説明する
- 取材の対象:
- 要望に対応した担当者本人と別の担当者、ADHDとASDの診断を受けた当事者に話を聞いた
■ 2. 作品が描く時代背景
- 舞台は2012年の歌舞伎町:
- 現在から10年以上前の時代を描いている
- みいちゃんと山田さんはいずれも21歳という設定
- みいちゃんが小学1年生だったのは1997年だと作中で明記されている
- 2010年代前半の認識水準:
- 発達障害に対する認識が現在ほど進んでいなかった
- 2005年に発達障害者支援法が施行されたが、それと同時に社会の理解が深まるわけではない
- 発達障害を適切に診断できる医師の数も少なかった
- 誤診された会員の存在:
- 協会の会員には、当時「統合失調症」と誤診され効果が出ない薬を10年以上処方され続けた人が多数いる
- 1990年代後半の学校現場:
- みいちゃんが小学生だった当時は、まだ発達障害者支援法も施行されていない
- 知的な遅れが見受けられる児童も、身体障害がある児童とともに「特殊学級」に編入させられるケースが多かった
- 90年代後半には「発達障害」という言葉すらなかった
- 担任の描写への評価:
- 作中には、担任がみいちゃんの認知や言語の遅れに気付き保護者に「特殊学級」への編入を勧める場面がある
- SNS上では、担任はより慎重な説明を行うべきだったとの意見も見られた
- 当時の時代状況を考えれば、教師が特性に気付きこのように伝えたこと自体が奇跡的である
■ 3. 当事者・長嶋さんの経験
- 診断までの経緯:
- ADHDとASDの当事者である長嶋さん(仮名・30代後半)は23歳のときに診断を受けた
- それまでアルバイトはどれもうまくいかず、周囲からも自分自身でも努力不足だと考えていた
- 出会い喫茶での就労:
- 大学4年生のときに出会い喫茶で働き、店長から働きぶりを褒められて嬉しく感じた
- 収入が物足りなくなり、別の出会い喫茶でも働くようになった
- そこではより高い値段で性行為もするようになった
- 客が喜ぶことで、今まで役に立たなかった自分が役に立っていると思えて嬉しかった
- 新卒入社後の挫折:
- 新卒で入社した会社は、仕事をうまくこなせず朝の起床も難しくなり3か月で辞めた
- 退職後は一時的に入院したが、このときは発達障害だと診断されなかった
- デイケアと夜職:
- 退院後は2年間ほどデイケアに通ったが浮いてしまい、スタッフからひどいことを言われることもあった
- やり場のない思いを抱えて街中を歩いていたときに声をかけられ、キャバクラで働くようになった
- 給与が適切に支払われないこともあったが、ここでしか働けないと考え、必要とされる以上は金銭を主張しなかった
- 半年ほど在籍した後、店で暴れて解雇され、以降は長期にわたりスナックで働いた
- 癇癪への自己投影:
- 作中ではみいちゃんが癇癪を起こす場面がたびたび描かれる
- 長嶋さんは、自身もみいちゃんのように暴れてしまったと重ねて語る
- 福祉とのつながり:
- 福祉制度に詳しい現在の夫がきっかけで、自立支援などの制度を知ることができた
- 精神科入院中の友人からは障害者手帳の取得を勧められた
- 当初は障害者だと認めることになると思い悩んだが、生活に支障が出ていると指摘され申請を決断した
- 当時こうして手を差し伸べてくれる人は非常に珍しかった
- 作品への受け止め:
- 作品には自分と重なる部分が大きく、2012年当時21歳のみいちゃんとは年齢も近い
- 安定剤を飲みながら漫画を読み過去の記憶を想起して涙が出るが、読み終えると少し心がすっきりする
- 作品をきっかけに当事者がやゆされたり攻撃されたりすることは自分も嫌である
- 生い立ちは一人ひとり違い、いろいろな意見があって当たり前である
- 作品が嫌いだったとしても、作品が存在すること自体は認めてほしい
- こういう辛い時代があったということを伝えてほしい
■ 4. 「啓発的な側面」の3つの根拠
- 返信の趣旨:
- 時代背景を踏まえ、作品を通じて現状の課題を社会に問いかける啓発的な側面もあると認識していると返信した
- 根拠1: 救いたい姿をしていない弱者:
- 福祉業界の格言として知られる「真の弱者は救いたい姿をしていない」という現実を正面から描いた
- 従来の作品には最後に困難を乗り越えて克服する展開が多く、支援からこぼれ落ちる人々を描いた作品は少なかった
- みいちゃんに対しては、腹立つ、暮らすのは無理、社会的な常識が一切なくイライラするといった読者コメントも多い
- こうした姿を見て石を投げる人たちは必ず現れるため、作品の広まりを危惧する人たちがいるのも十分理解できる
- 一方で、作品が描くような現実を知ってもらうことも重要である
- 根拠2: 家族の無理解:
- 家族の無理解により適切な支援を受ける機会が奪われる現実を描いた
- 担任が「特殊学級」への編入を勧めるが、母親と祖母が激しく反発しみいちゃんが小学校に通わなくなる
- この場面は1999年から2000年にかけての時代にあたる
- 当時は、自分の子どもを「特殊学級」に通わせることへの抵抗感が根強かった
- 根拠3: 障害認定と福祉申請:
- 障害者手帳の交付を受けるには、医師の診断や専門機関の判定が必要になる
- 福祉制度は、自分から手続きを行わなければ支援にはつながらない
- 作中には、みいちゃんと対照的なムウちゃんという人物が登場する
- ムウちゃんは刑務所からの出所後に療育手帳を取得し、みいちゃんに福祉センターへ行こうと提案する
- みいちゃんは「障害」ではなく「個性的」なのだと拒む
■ 5. 差別・偏見誘発への懸念と協会の要請
- 侮辱的な用法の発生:
- 担当者は、作品が差別や偏見を誘発する可能性があるとも捉えている
- すでに特定の人々を「みいちゃん」「みいちゃん枠」などと呼び侮辱する事例もある
- 講談社への要請:
- 啓発的な側面がある一方で、不特定多数がそう受け取るわけではない
- 差別や偏見を誘発しないような作品処理と、ゾーニングやレーティングの検討を求めた
- 表現の自由の範囲:
- 担当者本人も協会の公式見解も、作品自体に直接的な差別表現はないという立場である
- そのため、作品は「表現の自由の範囲にある」と結論付けている
- 製作委員会の対応:
- 協会が講談社に一定の対応を要請した後、製作委員会と作品公式が7月27日に声明を発表した
- 担当者の一人によれば、製作委員会は当初から監修を入れる方針だった
■ 6. 協会の立場と本来の活動
- 過去の抗議事例:
- ADHDやASDの当事者を動物のイラストで表現した書籍には抗議した
- この書籍は露骨に差別や偏見を助長する内容だった
- 本作を抗議対象としない理由:
- 作中でみいちゃんに知的障害・発達障害があると明示されているわけではない
- 作品が彼女を差別的に描いているわけでもない
- 作品を読んで特定の人々を「みいちゃん」と呼ぶのは問題だが、それは作品自体の問題ではない
- 私信拡散後の反発:
- 勝手に代表してコメントしないでほしい、こんな甘いものじゃない、といった意見も寄せられた
- 本来の活動内容:
- 抗議は協会の主な活動ではない
- 当事者の自助会を開く人たちを支援し、発達障害の理解が進むような啓発を行っている
- アンケートなどを通じて当事者から声を集め、広く社会に発信することを目的とした団体である
■ 7. 取材時点に関する注記
- 取材日:
- 一連の取材は2026年7月28日に行った
- 反映されていない論点:
- 取材後に作者や編集者の過去の言動がSNSで問題視されたが、この論点は反映されていない
- その後の意見書:
- 「全国手をつなぐ育成会連合会」が8月19日にアニメ化に対する意見書を公表した
- 「全国『精神病』者集団」が8月21日にアニメ化に対する意見書を公表した
■ 1. 「みいちゃんと山田さん」の概要
- 作品の完結と実績:
- 亜月ねね氏の漫画「みいちゃんと山田さん」(講談社)が2026年8月16日に完結
- 電子を含む累計部数は300万部を突破し、27年にはアニメ化も控える話題作
- 「このマンガがすごい!2026」オトコ編で第4位に選出
- 作品の内容:
- かわいらしい絵柄とは対照的に、夜の世界で働く女性たちの人間ドラマを描く
- 山田さんがみいちゃんの墓参りに訪れる場面から始まり、2012年の東京・歌舞伎町へさかのぼる構成
- キャバクラで働く女子大生の山田さんが新人のみいちゃんと出会い、みいちゃんが殺害されるまでの12か月間を描く
- みいちゃんの人物像:
- 仕事に意欲を示す一方で同じミスを何度も繰り返す
- 来店客に本名や住所を教え、彼氏の存在を明かすなどキャバクラのルールを破る
- 周囲から注意を受けても自分のやり方に強くこだわる場面がある
- みいちゃんの境遇:
- 複雑な家庭環境で育ち、小学生の頃から勉強についていけずクラスメイトとも衝突
- 担任教師が「特殊学級」(現在は特別支援学級)への編入を勧めたが、母親と祖母が激しく反発
- その結果みいちゃんは小学校に通わなくなる
- 対照的な人物ムウちゃん:
- 何度も万引きを繰り返し刑務所に入る
- 出所後に福祉事務所を紹介され、知的障害がある人に交付される「療育手帳」を取得
- その後、風俗の仕事からも身を引く
- そのほか作中では、壮絶なDVや性的な搾取なども描かれる
- 連載中盤からSNS上で注目を集め、作品内容や登場人物への感想が目立つようになる
■ 2. アニメ化発表をめぐる賛否
- 発表のタイミング:
- 最終話の公開を目前に控えた26年7月26日に、27年のアニメ化が発表される
- 賛成派の主張:
- 多くの人に届いてほしい、社会的意義があるといった声を上げる
- 反対派の主張:
- みいちゃんを広めないでほしい、差別や偏見を助長するといった声を上げる
- 特定の障害や立場の人々への差別や偏見につながるとの懸念が相次ぐ
- アニメ化への反対署名活動もインターネット上で行われる
■ 3. 製作委員会と作品公式の声明
- 製作委員会の声明:
- 27日にXで発表し、さまざまな懸念や意見を真摯に受け止めていると表明
- アニメーションで表現する意義があると判断してアニメ化を決定したと説明
- 原作のテーマやメッセージを尊重し、偏見や誤解を助長しないよう配慮すると記載
- 専門家の助言等も得ながら、適切なレーティングや注意喚起を記載し慎重に制作を進める方針
- 作品公式アカウントの声明:
- 同日に発表し、特定の障害や立場の人々を差別・蔑視する意図で制作したものではないとの見解を示す
- 製作委員会と同様に、倫理的な配慮を行いながらアニメ制作を進めると報告
■ 4. 当事者団体への抗議要望と担当者の返信
- 発達障害当事者協会:
- 15年に設立され、発達障害の当事者や支援者から構成される団体
- アニメ化への抗議を求める要望が同協会にも寄せられる
- 要望の内容:
- 知的障害・発達障害があると示唆されるみいちゃんの行動や失敗が、嘲笑や侮辱を招きやすいように描写されていると指摘
- すでにインターネット上で特定の人々をみいちゃんと呼び侮辱する事例が広がっているとも伝える
- 担当者の返信内容:
- 現時点では作品自体が差別的であるとは考えていないと回答
- むしろ作品を通じて現状の課題を社会に問いかける「啓発的な側面もある」と認識していると記載
- 問題の本質は作品そのものではなく、それを差別的に取り扱う一部の人々の行為にあるとの立場を示す
- 協会として本件に関して抗議等の予定はないと結論づける
■ 5. 私信の流出と炎上
- 匿名掲示板への公開:
- 要望を寄せた人物がスレッドを立て、返信の内容が残念だったと投稿
- 返信の全文が公開され、900件を超えるコメントが殺到
- 放火を促す書き込み:
- 要望を寄せた人物に対し、協会のビルへの放火を促すような書き込みも現れる
- 担当者の一人によれば、スレッドを見た人物からの問い合わせで文面のスクリーンショットの拡散を把握
- 放火に関する書き込みについては警察に相談
- 後日、要望を寄せた人物本人からも謝罪の連絡が来る
- SNSへの転載:
- 一部の投稿者が今回の私信をXにも転載
- あたかも当事者全体が作品は差別的でなく啓発的な側面もあるとの立場を示しているかのように発信
- 転載後の論争:
- 賛成派はこの文面を反対派批判の論拠として紹介し、過剰な反発が起きていると主張
- 反対派は一団体の見解に過ぎず当事者の総意のように扱うのは問題だと反論
- 一部には協会そのものに批判を向ける投稿も見られる
■ 6. 協会の公式見解
- 私信の位置づけ:
- 不特定多数への公開を想定していない、問い合わせに対応した担当者個人による回答であると説明
- 匿名掲示板等を通じて流布することは想定しておらず、協会としての公式見解ではないと明言
- 総意扱いへの反論:
- 個人の回答が本人の意図しない形で拡散し、知的障害・発達障害当事者全体の総意であるかのように扱われているケースがあると指摘
- それを事実と異なるものとして受け止めていると説明
- アニメ化の是非については、特定の作品についてコメントする立場にはないとの姿勢を示す
- 原作漫画への見解:
- 救済を目的とした描写ではないにせよ、弱者を揶揄する意図を持ったものではないと認識
- 表現の自由の範囲にあるとの見解を示す
- 現実の当事者への影響:
- 作品をきっかけに現実の当事者が揶揄され、不愉快な思いをする人がいることも承知していると言及
- 課題の存在を踏まえ、講談社に対して一定の対応を要請したと明らかにする
■ 7. 今後の焦点と時系列
- 講談社の対応が焦点:
- 差別を誘発しない表現をアニメ制作に反映するなど、出版元である講談社の対応が問われる段階
- 協会としては追加の対応を予定していないとの方針を示す
- 一連の時系列:
- 協会が講談社に一定の対応を要請した後、製作委員会と作品公式が7月27日に声明を発表
- 担当者の一人によれば、製作委員会は当初から監修を入れる方針だった
- 取材は26年7月28日に行われた
■ 1. 堀口英利の入学に関する事実
- 2020年の入学実績なし:
- 堀口英利は2020年に入学できていない
- 学費で揉めた通り、ファンデーションコースに行ったとおそらく主張した
- 学内IDの取得時期:
- 学内ログインシステムにログインし学校のIDを手に入れたのは2021年6月15日
- 6月15日までログイン画面を出さなかったのは、その時点までIDを持っていなかったため
- 実際に受講したコース:
- 2021年9月からのファンデーションコースに通うと言いつつ、実際はサマーコースだった
- AIによる裏取りの容易化:
- 英語のサイトやキングス・カレッジ・ロンドンの公式ページから制度を調べられ、確認が容易になった
■ 2. KCLの学生ID付与制度
- 付与はコース開始1ヶ月前:
- 受講するコースの開始1ヶ月前に学内ID、生徒IDが付与されるのはKCLの制度として共通
- 学部生の場合:
- 確定オファーや確定の成績を持っていても、システム的にIDが解放されるのは8月
- ファンデーションコースの場合:
- 開始の1ヶ月前にあたる7月中旬に付与される
- 6月中旬付与の意味:
- 6月中旬にコースが付与されるのはサマーコースだけ
■ 3. 学費と奨学金の疑い
- 2020年の学費振込:
- 入学していないにもかかわらず、2020年にファンデーションコースの学費の振り込みがある
- 資金源への疑義:
- 奨学金か親の支援かであり、奨学金を詐取した可能性が非常に高い
■ 4. 学生証と偽造書類
- ぐるぐる巻きの学生証:
- 学生証は現地に行くまで受け取れず、公開されたのは10月
- 受け取っておいて隠していた可能性がある
- 隠蔽の意図:
- ぐるぐる巻きで見えないようにされており、この時点から人を騙す気持ちが満点
- 偽造書類が示すもの:
- 本当に入学しているのなら偽造の書類を出す必要はない
- 偽造書類を錦の御旗のように掲げる時点で、入学すらできていないことは確定的に明らか
■ 5. 調査嘱託で仕掛けた罠
- 同意を装う画策:
- 調査嘱託そのものを成功しないようにさせる画策をしつつ、全部断ったら露見するため同意するふりをする
- 停止の想定ルート:
- 調査嘱託を外務省か何かで止めるやり方であり、これが分からない者は頭が悪い
■ 6. コメント欄の工作
- 入学を認める書き込み:
- 堀口が入学については調べていいと言っているのを見て、入学はしていたと述べる者がいた
- 連動した削除:
- 1件消すと怪しい書き込みが3件ほど消えたことから、工作員とみなす
■ 7. コメント主マルコポロへの追及
- 要領を得ない問いかけ:
- それが本当かどうかは違うのでは、という趣旨のコメントに対し、何を指すのかの説明を求めた
- 説明なき沈黙:
- 説明しなければブロックすると通告したが、コメントは返ってこない
- アカウントの不自然さ:
- アカウント作成は11年前でありながら初コメントであり、コメントの付け方も変
- 誘導への感度:
- 誘導されようとすると、かえって違和感として顕著に見えるタイプである
- 沈黙が示す性質:
- ただのバカであれば謝罪して弁明を始めるはずが、完全に固まっている
- なぜ目をつけられたか、なぜ浮いているか、なぜ咎められているかが分からないタイプである
■ 8. マルコポロの正体推測
- アカデミー系との見立て:
- 逮捕が迫るほど切羽詰まった層ではなく、名前を出されたら怖いという程度の距離感のコメント
- 何か自分にできることはないかと考えてつい書き込んだ類とみなす
- 名前からの推測:
- 男は「マルコ」という名前をつけない
- マルコから連想されるのはちびまる子ちゃんかマルコ・ポーロ程度である
- 「ポーロ」でなく「ポロ」:
- 綴りPoloを現地発音に寄せてカタカナ化することを洒落と考えるのは、大体アカデミー系の女性という偏見に基づく
- 田中東子との類似:
- 言葉だけで相手に言うことを聞いてもらえるタイプでなければ出てこない文章である
- 田中東子ではないかと勘で思うが、決めつけているわけではない
■ 9. 田中東子と堀口のつながり
- 5000円のカンパ:
- カルピス軍団に5000円をカンパするといいと聞いたとして、5000円をカンパしたと誇らしげに発信し、アーカイブに残っている
- 5000円という情報の出所:
- 5000円の件は支持者も、おかしな発言をし始めた文長すら言わず、堀口しか言っていない
- 田中東子は5000円というメッセージを堀口から聞いたとしか思えない
- その他の痕跡:
- 似た人物が並んで写る動画も残っており、堀口とのつながりがあると考える
■ 10. 裏アカウント黒沢子の言動
- 傲慢さの表れ:
- 自分の言っていることは理解してもらえるという驕りが見える
- 親の立場によるマウント:
- ジャニーズのS君の親が経産省の官僚だという話題に、その人物の父は自分の父の部下だったと割り込んだ
- 自分のことならまだしも親の立場でマウントを取る点に、上級国民の驕りと苦労のなさが表れている
- サインをめぐる逸話:
- 父はとうに退職しているが嵐デビューの頃だったのでサインをもらっておくかと母に言ったところ、田中はジャニーズに興味がないと返され、母の目は節穴だと思ったと述懐している
- 性格の悪さがにじみ出ている
■ 11. コメント主の誘導意図
- 疑義の連鎖による誘導:
- 6月にログインできたことも本当ではないかもしれない、スクショも偽物かもしれない、ゆえにサマーコースではない、という誘導
- 原本をめぐる擁護:
- 原本が折れるのを嫌ってコピーを出したかもしれない、という意味不明な擁護
- 本人は原本と称し、カ原先生にまで原本と書かせている
- 誘導の破綻:
- なぜ堀口のこの発言だけが信じられるのかを理解していない
- 6月15日に入手した途端にログインしたとしか思えない
- 近すぎる立場:
- ここから疑えばうやむやにできると考えており、対象に近すぎて見えていない
■ 12. 配信の扱い
- メンバーシップ限定で公開し直し、3日後ぐらいに一般公開する設定にする
昔とある女性コスプレイヤーに粘着して開示請求されて慰謝料を支払ったことのある女です
りくりゅうを叩いている人への反応として「なんでりくりゅうを叩くの?」「嫉妬か?」みたいなポストをよく見かけるので、私自身の認知行動療法ついでにその心理を解説したいと思います
幸い私は精神科への通院とカウンセリングによっていまではある程度症状が寛解したのですが、とはいえりくりゅうを見ると普段抑え込んでいる何かが疼き出してXで暴言を吐きたくなります
それがなぜなのかを紐解いて自分の精神の安定の糧にしたいと思います
まず前提として、
私を含めてりくりゅうを叩きたくなるような人というのは大変な抑圧を受けて育ってきた経験があります
私の場合は両親が厳格かつ夫婦仲が非常に悪く、幼少期から人の顔色をうかがう癖がつきました
ここに中学時代に開花したオタク趣味が合わさって、いわゆる女オタクの村ルール的なものを内面化させてしまいました
平たく言えば自己肯定感が低く自他境界があいまいな上に精神的には潔癖症で、とにかく人の和を乱す行為が許せない、暗黙のルールを破る奴が許せない
自分を許せないのと同じくらい人に対しても潔癖さを求めるクソめんどくさい人格が形成されました
おそらくりくりゅうを叩いている人も両親からの精神的な虐待とか学校でのいじめとか男子からのからかいとか思春期にそういう抑圧をたくさん受けてきた人なのだと思います
私が開示請求を受けたのはとあるコスプレイヤーを愚痴垢で叩きまくっていたからですが、この行為は上記の人格に由来します
そのコスプレイヤーは私の好きなゲーム作品のとあるキャラについて露出の多いコスプレをよく投稿していました
その光景を見て私のインナーチャイルドが暴れてしまったのです
「なんでキャラを汚すの?」
「ていうか普通鍵垢にしない?」
「なんでおっぱいを晒してインプ稼ぐの?」
「なんで恥ずかしいと思えないの?」
「ゲームの制作者に失礼だと思わないの?」
「お前のせいでこのゲームのファンの品位が落ちているんですけど?」
「ゲームの純粋なファンの名声を落として楽しいの?」
自分で書いていて恥ずかしい限りですが自他境界があいまいすぎて、このコスプレイヤーを叩くことはゲームのファンのためでもありキャラを守るためでもありみんなのためなのだと本気で思っていました
実態としては自分と他者の境界が曖昧なため、そのコスプレイヤーの行動を自分の体験としてシミュレーションしてしまい、「自分みたいなデブスがもしそんなコスプレを披露したら周囲からどう批判されるか」「ネットでどんなふうに叩かれるか」という恐怖心や羞恥心に苛まれ、その不快感に耐えられず攻撃に走ってしまっていただけです
りくりゅうを見ているときに感じる苛立ちもこれに非常に近いです
りくりゅうは人前でイチャつきます
それが私みたいな人格の人間には耐えられないのです
「普通そんなイチャつかないよね?」
「普通みっともないって思うよね?」
「別に興味ない人からしたら不快なだけなんですけど?」
「婚約発表して幸せアピールですか?」
「それって性格悪くない?」
「品位にかけるよね?」
といったように「周りの人が迷惑なんですけど!?」といった皮を被って攻撃したくなります
この皮をめくって自分の心理を分析すると、「私のようなデブスがりくりゅうみたいに公然とイチャついたらデジタルタトゥーとして一生残る」「バカみたいな勢いで晒し者にされてぶっ叩かれる」という羞恥と恐怖心が立ち表れてきます
お察しの通り私の両親は性的な面についても厳格で、それゆえに思春期からR18のBLをある種の背徳として隠れながら楽しんできました
人前でイチャイチャするのはとてもとても恥ずかしいことだという抑圧を強固に内面化してしまっています
これに自他境界のあいまいさが合わさってりくりゅうペアと自分が重なってしまい、羞恥心と恐怖心に耐えられず攻撃性が立ち上がってしまうのです
私の場合はコスプレイヤーの方に訴えられたという経験がある種の劇薬になってりくりゅう叩きをせずに済んでいます
最近知ったことですが、普通の人は駅前とかでカップルが公然とイチャついていても殺意を抱かないそうですね
私は未だに羞恥と恐怖からそのカップルをぶん殴りたくて仕方なくなります
というわけで、りくりゅう叩きについて一概に「嫉妬」だとまとめるのは正鵠を射ていないと思います
認知行動療法ついでのn=1の経験談ですがなにか参考になれば幸いです
■ 1. 田久保前伊東市長の新たな闘争
- 学歴詐称騒動の当事者:
- 静岡県の田久保眞紀・前伊東市長は学歴詐称騒動で世間の注目を集めた
- その田久保氏が新たな闘争を始めた
- 直撃取材の場面:
- 8月上旬、伊東市内の関係先に現われた田久保氏に声をかけた
- 逡巡の末、田久保氏は自ら語り始めた
■ 2. 住民訴訟と訴訟参加への逡巡
- 市民二人による住民訴訟:
- 7月30日、伊東市民二人が静岡地裁に訴訟を提起した
- 市議選費用約4950万円を田久保氏に請求するよう市に求める内容である
- 訴訟に至る経緯:
- 除籍の事実を隠して東洋大学卒と偽ったとして、田久保氏は昨年9月に不信任決議を受けた
- 田久保氏は議会を解散し、翌月に市議選が行われた
- 訴訟参加をめぐる本人の態度:
- 田久保氏はこの事態に非常に驚いていると語る
- 利害関係や当事者適格があれば訴訟参加制度で第三者も裁判に参加できると説明する
- 自分にも資格はあるが、参加すればまた注目を集めるため迷っていると述べる
■ 3. 学歴詐称に対する本人の認識
- 卒業したと思っていたという弁明:
- 田久保氏は自分も大学を卒業したと思っていたため、特に問題を感じていなかったと語る
- 堀江貴文氏の発言の援用:
- 堀江貴文氏が「東洋大なんてFラン」で除籍か卒業かなど誰も気にしていないと言っていたと引用する
- 田久保氏はその見方が本当に正しいと同調する
■ 4. 母親が語る学歴問題の経緯
- 卒業アルバムの違和感:
- 大学から卒業アルバムを購入できるという案内が来て、母親は1万円を払って購入した
- そのアルバムに眞紀が写っておらず、母親は違和感を抱いた
- 除籍の連絡がなかった事実:
- 除籍になるなら大学から保証人に連絡が来るはずだが、それがなかったのも事実だと母親は語る
- 学費の支払い:
- 母親は4年分の学費をきちんと振り込んでいた
- 今となっては知らぬは親ばかりだったのかと母親は振り返る
■ 5. バイク便時代の回想
- 大学卒業後という言い間違い:
- 田久保氏は大学を出てと言いかけ、出ていなかったと言い直して笑う
- バイク便の仕事:
- 田久保氏は個人事業主として業務委託でバイク便の仕事を始めた
- 週2回、貸切ライダーとして『週刊新潮』と『FOCUS』の仕事も担当した
- 主に写真のフィルムの運搬を受け持っていた
- スピード違反による免停:
- スピード違反で免停となり、バイク便の仕事は3〜4年で辞めることになった
- ご成婚パレードの思い出:
- 免停の直前にあたる1993年6月、今上天皇のご成婚パレードがあった
- カメラマンと共にベタ張りしたことを懐かしい思い出として語る
■ 6. 刑事処分の状況と再出馬の意向
- 三つの容疑での不起訴:
- 今年6月、田久保氏は公職選挙法違反など三つの容疑に関して不起訴となった
- 有印私文書偽造・同行使罪などでは在宅起訴されている
- 地元での再出馬のうわさ:
- 地元では早速、再出馬のうわさがささやかれている
- 政治家へのこだわりの否定:
- 田久保氏は今のところ再出馬は考えていないと語る
- 強制終了されたが、流れに乗って市長になっただけで政治家へのこだわりはないと述べる
- 現在の日課:
- 来たる裁判に備えて資料を作り、誹謗中傷対策に取り組む毎日である
■ 7. 誹謗中傷対策としての削除要請
- 四六時中パソコンに向かう日々:
- 眞紀は四六時中パソコンを見ていると母親は明かす
- 自分の写真を無断で使ったり誹謗中傷したりするユーチューバーやSNSを見つけている
- 片っ端からの削除要請:
- 見つけたアカウントに片っ端から電話などをして削除要請を行っている
- 個人情報を勝手に使って金儲けするのは許せないというのが本人の言い分である
- もう1000件くらいは削除したと本人は話している
■ 8. 伊東市民の受け止め
- 不屈か懲りないだけなのかは判然としない
- 伊東市民の悩みの種は尽きない
■ 1. 日本人裁判官への米制裁
- 制裁対象となった日本人:
- ICC(国際刑事裁判所)所長を務める日本人裁判官の赤根智子氏が、アメリカ政府から経済制裁を受けている
- 2026年8月18日、トランプ政権が赤根所長を制裁対象に指定した
- 赤根氏はテロリストでも犯罪組織幹部でもない:
- 日本で長く検察官を務め、日本政府の推薦でICC裁判官となり、現在はそのトップを務める人物
- 問題の本質:
- 一人の裁判官の処遇にとどまらず、「法の支配」に関わる問題である
■ 2. ICCとは
- 重大な国際犯罪を裁く常設国際裁判所:
- ジェノサイド、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪など、国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪を対象とする
- 犯罪を犯した個人の刑事責任を追及するためにつくられた
- 発足と日本の加盟:
- 2002年に発足し、日本は2007年に加盟している
- 日本政府自身もICCを「法の支配」を推進する重要な存在として一貫して支持してきた
- ICJとの違い:
- ICJは国家と国家の争いを扱い、ICCは重大な国際犯罪を犯した個人の刑事責任を扱う
- どちらもオランダのハーグにあり名前も似ているため混同されやすい
- ICJは国連の主要機関の一つだが、ICCは「ローマ規程」という条約に基づく独立した裁判所で国連の一機関ではない
- ICCの最大の特徴:
- 相手が国家元首や軍の指導者であっても、重大な国際犯罪について「一人の人間」として責任を問える
- 当然ながら、それを快く思わない国家も存在する
■ 3. 赤根智子の経歴
- 刑事司法の専門家:
- 1956年愛知県生まれ、東京大学法学部卒業後に検察官となる
- 法務省法務総合研究所長、国際司法協力担当大使、最高検察庁検事などを歴任した
- 日本政府による正式指名:
- 2016年、日本政府が赤根氏をICC裁判官選挙の候補者として正式に指名した
- 外務省は理由を、我が国が重視する国際社会における法の支配の推進にも寄与する、と説明している
- 選出とICC所長就任:
- 2017年のICC裁判官選挙で第1回投票88票を獲得し、トップ当選した
- 2024年3月、日本人として初めてICC所長に選出された
- 日本政府による歓迎:
- 政府はICCの役割がますます重要になっているとして就任を歓迎した
- 国際社会における法の支配の推進に積極的に貢献していくと表明している
- 本人は当初消極的だった:
- 自ら裁判官になりたいと手を挙げたわけではなく、日本政府・法務省側から出馬を強く要請された
- 迷った末に引き受けたとインタビューで語っている
■ 4. 制裁の実態
- 制裁の内容:
- 米国内の資産凍結、米国への入国制限、米国人・米国企業との取引禁止などが科される
- アメリカに行かなければ済む話ではない:
- 現在の世界経済は、米ドルやアメリカ企業のサービスと切り離して生活することが非常に難しい
- 赤根所長への実害:
- 8月26日のインタビューで、すでにクレジットカードが使えなくなっていることを明らかにしている
- 他のICC判事の事例:
- 2025年に制裁を受けた別のICC判事は、AmazonやGoogleのアカウントが突然停止した
- 購入済みの電子書籍まで利用できなくなった
- 制裁の性質:
- ある日突然クレジットカードやGoogle、Amazonが使えなくなり、場合によっては銀行取引にも影響する
- 一人の人間を世界規模の経済・情報インフラから締め出す力を持つ制裁である
■ 5. 制裁の背景にある逮捕状
- ネタニヤフ首相らへの逮捕状:
- ICCは2024年11月、イスラエルのネタニヤフ首相と当時のガラント国防相に逮捕状を発付した
- ガザでの戦争犯罪や人道に対する犯罪の疑いによるものである
- ICCの判断内容:
- 民間人を飢餓状態に置くことを戦争の手段として用いた戦争犯罪、殺人、迫害などの人道に対する犯罪について、両氏が刑事責任を負う合理的な根拠があると判断した
- 民間人に対する攻撃を意図的に指揮した戦争犯罪についても責任を問うている
- イスラエルと米国の反発:
- イスラエルと同国を強く支持するアメリカが猛反発した
- そもそもアメリカはICCの加盟国ではない
- 大統領令による制裁:
- トランプ政権は2025年2月、ICCへの制裁を命じる大統領令を発出した
- 大統領令にはネタニヤフ首相とガラント元国防相への逮捕状を根拠のないものと非難する文言が明記されている
- 制裁の背景にネタニヤフらへの捜査・逮捕状があることは、アメリカ政府自身が認めている
- 制裁対象の拡大:
- トランプ政権はICCの検察官や裁判官らを次々と制裁対象に指定した
- 2026年8月18日、対象がついにICCのトップである赤根所長にまで及んだ
- 裁かれる側ではなく、裁こうとした側が制裁されている
- プーチン大統領への逮捕状:
- 2023年、ICCはウクライナ占領地域からの子どもの違法な移送・追放に関する戦争犯罪の疑いでプーチン大統領に逮捕状を出した
- この逮捕状を出した3人の裁判官の一人が赤根智子氏だった
- その後、ロシアは赤根氏を指名手配した
- 赤根氏の立ち位置:
- プーチンであろうがネタニヤフであろうが、国家の力とは関係なく国際法に基づいて判断するICCの最前線にいた人物である
■ 6. 批判の自由と制裁の別問題性
- ICC批判そのものは否定しない:
- 米国側はICCを政治化された裁判所などと批判している
- ICCの判断を批判する自由はあり、逮捕状の妥当性を議論することもできる
- 司法機関だからといって、その判断が絶対に正しいわけでもない
- 批判と個人制裁はまったく別の話:
- 気に入らない司法判断をした裁判所の裁判官個人に、国家が経済制裁を科すことは別次元の問題である
- 赤根氏自身が何か犯罪を犯したわけではなく、国際司法機関の裁判官として職務を遂行しただけである
- その結果、世界最大の経済大国から個人として制裁され、実際にクレジットカードまで使えなくなっている
- 制裁の広がり:
- ICCの18人いる裁判官のうち9人が、アメリカの制裁対象となっている
■ 7. 日本政府の関与と対応
- 日本はICCを支持してきた国:
- 2007年の加盟以来一貫してICCを支持しており、外務省のページにも日本はICCを強く支持していますと明記されている
- 高市首相の支援表明:
- 今年1月7日、赤根所長は首相官邸を訪れ高市早苗首相と会談した
- 高市首相は、日本は法の支配を重視しており、ICCがその役割を果たせるよう日本政府としてICC及び赤根所長を力強く支援していく、と伝えた
- わずか数か月後の制裁:
- 日本政府が送り出し、法の支配の象徴として支援してきた日本人が、日本最大の同盟国から制裁された
- 政府の公式声明:
- 8月19日、日本政府は今回の措置は大変残念です、との声明を出した
- 関係国等と意思疎通を取りつつ、国際社会における法の支配の強化に取り組んでいくとした
- 高市首相も大変残念と述べた
- その後の表現の強まり:
- 日本の立場と相いれるものではない、大変深刻に受け止めている、と表現を強めている
- 高市首相は制裁発動前に赤根所長を対象にしないよう米側に累次にわたりぎりぎりまで働きかけたと説明している
- 事前の働きかけと事後対応の違い:
- 高市首相の説明はあくまで日本政府側の説明であり、重要なのは制裁された後である
- 少なくとも現時点で、日本政府がアメリカ政府に正式に抗議した事実は確認できない
- 制裁を撤回するよう正式に要求した事実も確認できない
- ハシゴ外しではないか:
- 本人が躊躇していたICC入りを強く後押ししておきながら、実際に制裁されれば正式な抗議も撤回要求も確認できない
- わずか7か月前に力強く支援すると本人に伝えた日本人であり、大変残念で終わっていい話ではない
- 自ら国際社会へ送り出した日本人すら守り切れないなら、誰が安心して国の要請に応えられるのか
■ 8. 赤根所長が日本に求めたこと
- 日本記者クラブでの会見:
- 8月26日のオンライン会見で、繰り返し語ったのが法の支配だった
- 日本政府への評価:
- これまでの日本政府の対応そのものを否定しているわけではなく、日本からの支援に感謝を示している
- 日本への要請:
- ICCと世界の法の支配を守り抜くための最大限の努力を求めている
- 日本はアメリカの同盟国だからこそ、ICCの重要性と正当性をアメリカに伝え、これ以上の制裁のエスカレートを防いでほしい
- 日本が中心となることへの期待:
- アジアの大国としてアメリカと太いパイプを持つ日本が中心となって動いてほしい
- 締約国と連携しながら、アメリカの強い制裁に対して抗う手段を提供してほしい
- 各国の態度を見るにつけ、日本に頼りたいし頼るしかないとの思いを強めている
- 世界が見ている:
- 日本が圧力に負けるのか、周辺国と協力してICCを支えるのかが問われている
■ 9. 法の支配か力の支配か
- 法の支配は相手を選ばない:
- 相手が日本最大の同盟国であるアメリカになった途端に大変残念で済ませるのは、都合のいい相手にだけ適用する態度である
- 相手が強大であればあるほど、法によって権力を縛る必要がある
- それこそがRule of Law、法の支配という考え方である
- 個人制裁が常態化した先にあるもの:
- 気に入らない司法判断に関わった裁判官を経済的に締め上げることが当たり前になれば、裁判官は法律に照らして正しいかではなく、この判決を出したら大国から何をされるかを考えざるを得なくなる
- それは司法ではなく、力の支配である
- 普通の人間にも及ぶ影響:
- 遠いハーグにある国際機関だけの話ではない
- 権力より法が上にあるという原則が崩れれば、その影響を最後に受けるのは権力を持たない普通の人間である
- 分岐点:
- 法によって力を縛る世界を守るのか、力のある者が法までねじ伏せる世界を許すのか、その分岐点にいま私たちは立っている
■ 10. 署名活動への呼びかけ
- 赤根所長の言葉:
- 8月26日の会見で、ICCは決して負けませんと語った
- 最後に英語でJUSTICE WILL AND SHOULD PREVAILと続けた
- これは正義は勝つだけでなく、正義は勝たなければならないという言葉である
- 正義は自動的に勝たない:
- 正義は黙って見ていれば勝手に勝ってくれるものではない
- 署名活動の開始:
- 赤根所長への制裁撤回と、日本政府に支持・保護の具体的行動を求める署名活動が始まっている
- 宛先は高市首相、茂木外相、平口法相、そしてアメリカ政府である
- 要求内容は制裁の即時撤回、日本政府による具体的な支持・保護、ICCの独立性を守るための行動である
- 署名への反響:
- 8月26日の時点で署名は8万を超えた
- 赤根所長自身が毎朝毎晩署名サイトを見ており、市民から寄せられる声について時々涙が出るほどうれしいと語っている
- 呼びかけ:
- 一人の市民として、日本政府には赤根所長を守ってほしいと声を上げたい
- アメリカ政府には、赤根所長をはじめとするICC関係者への制裁を撤回してほしい
- 賛同する方はぜひ署名に参加してほしい
- 署名の意味:
- 一人の日本人を応援するためだけの署名ではなく、法よりも力が強い世界にしないための署名である
■ 1. 下地幹郎の不出馬と構図の変化
- 下地幹郎の不出馬表明:
- 沖縄県知事選の告示前日に自身のXで不出馬を表明し、自民党と政策協定を結んだ
- 従来の構図:
- 現職の玉城デニーと対抗馬の古謝玄太の二択に、第三極として下地が出馬表明していた
- 三つ巴なら玉城有利:
- 下地に当選の確率はほぼないが一定の支持基盤があり、現政権以外の側で票が割れる
- 票が割れれば現職の玉城デニーがかなり有利になる情勢だった
- 下地の合流先:
- 自民党と政策協定を結んだ以上、古謝側に入ったことになる
- 玉城陣営へのサプライズ:
- 下地の支持者が全員そちらに乗るかは難しいところだが、玉城陣営にとっては驚きの展開
- 古謝優勢の空気:
- ざっくり言えば古謝玄太が行けるかもしれないという空気感がこの時点で出てきた
■ 2. 自民党内部調査が示す情勢
- 門田隆将による公表:
- 保守系ジャーナリストの門田隆将がXやYouTubeで自民党の独自調査結果を入手したと公表した
- ネット上の驚き:
- 玉城デニーがリードするという数字に、この期に及んでまだ優勢なのかと驚きが広がった
- 8月15日・16日調査の数字:
- 玉城デニー45.5%、古謝玄太41.1%、下地6.0%
- ポイント差の推移:
- 7月上旬は9ポイント差
- 7月中旬と8月上旬は6ポイント差
- 8月中旬は4ポイント差
- 情勢の解釈:
- わずかな差で玉城がリードするが、その差は着実に縮まり古謝玄太が追い上げている
■ 3. 下地の政局的判断
- 自民党総裁選のような展開:
- 地方の選挙では珍しいパターンとなった
- 当選見込みのない立場の活用:
- 下地は沖縄の有力者だが、知事選に関しては当選の見込みがない
- いったん出馬を表明して一定の支持基盤を示せば、どちらに味方するかで絶大な恩を売れる
- レバレッジ効果:
- 出馬してから取りやめることで自分の実力にレバレッジを効かせ、次の知事に恩を何倍にもして売れる
- 判断のタイミング:
- 直前までどちらが勝つかを見極め、古謝が追い上げる情勢を踏まえて古謝陣営に乗った
- 勝算の確証:
- 自分の支持者や人脈をフル動員して古謝に乗れば勝てるという確証を得たからこその決断
- 結果の不確実性:
- 実際の結果は蓋を開けてみなければ分からない
■ 4. 自民党の総力戦
- 選挙の構図:
- 自民党などが推薦する新人で前宜野湾市副市長の古謝玄太(42歳)が、3選を目指す現職の玉城デニー(66歳)に挑む
- 日程:
- 27日告示、投票は9月13日
- 高市首相の号令:
- 25日の党役員会で推薦候補をしっかり応援していこうと呼びかけた
- 首相と選対委員長の面会:
- 西村康稔選挙対策委員長と2人で面会し、勝利に向けてやれることを全てやると強調した
- 自民の構え:
- 県政奪還の好機と見て総力戦の構えを見せ、告示後には党幹部が続々とてこ入れに入る予定
■ 5. 日本対中国の戦い
- 沖縄の地政学的位置づけ:
- 国防の最前線にならざるを得ないお国柄
- 分断のリスク:
- 自民党政権と沖縄が分断された状況では、中国がまた入り込んでくるためまずい
- 選挙の本質:
- 玉城デニー対古謝玄太の戦いではなく、日本国政府ないし自民党と中国共産党の戦い
- 勝敗の必要性:
- どう考えても日本に勝ってもらわないと困るため、自民党政権は絶対に勝たなければならない
■ 6. 両陣営の勢力
- 古謝陣営の推薦:
- 自民と日本維新の会のほか、国民民主、参政、日本保守の各党から推薦を得た
- 公明党県本部も推薦し、自民県連幹部は保守勢力が結集する玉城包囲網だと語る
- 玉城陣営の勢力:
- 立憲民主党や共産党などのオール沖縄勢力
- オール沖縄への評価:
- 全然オールではないと散々繰り返し指摘されている
- 立憲や共産といった左翼の人たちであり、普通に考えたら終わっている
■ 7. 沖縄の情報環境と同調圧力
- 数字に表れる難しさ:
- 世論調査や自民党独自調査を出しても、現職の玉城デニーにかなり有利な数字が出てしまう
- 情報源の違い:
- ネット社会になっても、沖縄の高齢者には昔から言われてきたことや沖縄で作られた常識が効いている
- 沖縄のメディアの影響がいまだ強い
- 基地問題の空気:
- とにかく基地反対と言っておかないといけないという同調圧力が極めて強い
- 議論の偏り:
- 正しい情報に基づくフェアな議論ではなく、最初からかなり偏向し歪んでいる
- その結果、ただの反基地活動家たちに引っ張られやすくなっている
■ 8. 物理的圧力と現職の権力
- 応援先による報復:
- 玉城デニーを応援しないとひどい目に遭う、古謝玄太を応援するなら知らないという話が割とリアルにある
- 選択の困難:
- 純粋にどちらがよいか選べる状況なのかが難しい
- 現職の権力:
- 現職知事は絶大な権力を持ち、沖縄の特殊なお国柄も加わる
- 反基地の絶対化:
- 盲信的な反基地活動が絶対的な正義として長年ずっと言われてきた
■ 9. 玉城県政の行き詰まり
- 異常な情勢:
- 今年春の辺野古での同志社国際高校の悲惨な事件があってなお、玉城デニーに当選の目があるのは異常
- 本来あるべき結論:
- 反基地は頭がおかしい、中国に乗っ取られる、玉城デニーに任せてよいわけがないという結論が当たり前
- これまでの不祥事や事件も玉城デニーの責任という結論に、普通の議論が行われていれば至るはず
- 国との訴訟での敗訴:
- オール沖縄は2014年の知事選から普天間飛行場の辺野古移設反対を全面に掲げ、勝利を重ねてきた
- 23年に移設先の設計変更を巡る国との訴訟で県が敗訴し、工事阻止の手立てを失った
- 反対派の詰み:
- 無理なことを掲げても無理なものは無理であり、反対派は論理的にも現実的にも打つ手がゼロ
- 玉城の板挟み:
- 手立てを失い基地問題には触れたくない状況でも、今まで言ってきた以上は言わなければならない
- 選挙での後退:
- 24年に県議会で少数に転じ、今年2月の衆院選では県内全4選挙区で自民党に敗北した
- 抗議船の転覆事故:
- 3月に玉城氏を支援する移設反対団体のヘリ基地反対協議会が運航した船が抗議中に転覆した
- この事故で女子高生らが死亡した
■ 10. 普天間移設反対の論理矛盾
- 移設が必要な理由:
- 普天間飛行場の周囲に市街地や施設ができ、住民が多く住み学校も近い
- 事故が起これば住民が犠牲になるため、住民を守る必要がある
- 市街地の基地の危険:
- 市街地の中に基地があれば騒音がひどく、事故の確率もあり危ない
- 移設合意の経緯:
- 日米で合意してより安全な場所を選定した結果、現実的に辺野古への移設という形になった
- 反対の矛盾:
- 危険だからどこかへ行けと言っていたのも左翼であり、右左に関係なく物理的に危ないなら移設した方がよい
- 移設に反対するなら普天間はそのままでよいと思っているのかという話になる
- 命の軽視:
- 論理的にも現実の政治としても意味が分からず、人の命を何だと思っているのかという話
- 継続期間:
- 意味の分からない主張を10年、20年ほど続けている
■ 11. 沖縄への呼びかけ
- 共産党への見方:
- 本音では日本が潰れて中国の属国になった方がよいと本気で思っていそう
- 議論の無意味さ:
- 日本人が中国に占領されればよいと内心思う相手に、日本や沖縄のためと真面目に提案しても意味がない
- 危機としての認識:
- 議論するまでもなく、こうした勢力に権力を持たせる危険を日本の危機として沖縄の人たちにも考えてほしい
- 今回の見通し:
- 古謝玄太が追い上げる中で下地幹郎が乗ったインパクトは大きい
- まだ油断はできないが、結構いけるのではないか
大学の卒業証書を偽造した罪などで在宅起訴されている静岡県伊東市の田久保真紀前市長のパソコンから、偽造された卒業証書のデータが見つかっていたことが関係者への取材で新たに分かりました。近く始まるとされる裁判の重要証拠になるとみられます。
田久保前市長は去年、インターネットで注文した東洋大学学長ら印鑑を使って卒業証書を偽造し議長らに見せた有印私文書偽造などの罪で在宅起訴されています。
捜査関係者によりますと田久保前市長の自宅から押収したパソコンをサイバー捜査により解析したところ偽造した卒業証書のデータが見つかったということです。
この事件に関する裁判は間もなく始まるとされていますが、田久保前市長側が無罪を主張する方針を固めたことも分かりました。
現在、事件の争点や証拠を事前に整理する「公判前整理手続き」が行われていますが、田久保前市長側は24日、「本人は(卒業証書を)作成していない」という旨の主張を書面で裁判所に提出したということです。
田久保前市長側は、学長などの印鑑を自ら注文したり受け取ったりした事実はなく、印鑑などが注文されたのは学歴詐称疑惑が公になる前で偽造する動機がないした上で「卒業証書が偽物だとすれば第三者が作成したものである」と主張する方針だということです。
また、百条委員会で虚偽陳述した地方自治法違反罪に関しても無罪を主張する方針です。
チラ見せした卒業証書を巡っては県警が任意で提出を求めていましたが田久保前市長側は「押収拒絶権」を主張し、提出を拒否しています。
■ 1. 証拠公表後に起きた事象
- 学歴詐称の証拠公表:
- 堀口英利の学歴詐称の証拠をメンバーシップで8月18日に公表した
- 直後に始まった爆破予告:
- 翌8月19日の朝9時から、自分の名前を使った爆破予告が各所に飛んでいる
- 8月19日から20数日にかけて爆破予告が急に活発になったらしい
- アンチスレッドの荒らし:
- 5ちゃんねるの自分に対するアンチスレッドが、IPを変えながらの荒らしで埋まっている
- 幕末の長州の比喩:
- 暗殺の犯人が長州で確実という状況で、なぜか長州の屋敷の近くでぼや騒ぎが起きる
- そこで「長州は被害者だ」と主張する構図と同じである
■ 2. 擁護側から出ている言い訳
- 提示されている二つの弁解:
- 秋パンスレやアンチスレで「原本と勘違いしただけ」という主張が出ている
- 「原本を折ってはいけないのでコピーしただけではないか」という主張も出ている
- 突拍子もない弁解:
- ある意味で論理的思考力テストのようなものである
- 弁解が出る背景:
- KCLの発行実態が判明した以上、こうした言い訳が出てくること自体は理解できなくはない
■ 3. KCLの証明書発行の実態
- 公式用紙への印刷:
- KCLは証明書を印刷して出す場合、必ず公式の書面、公式の用紙に印刷する
- 厚紙などではない
- 押印と署名は手作業:
- 押印と署名を手で行うことが明らかである
■ 4. 2025年9月18日付の訴訟書面
- 引用の位置づけ:
- 堀口が神原弁護士をつけて自分を訴えた訴訟で、2025年9月18日に出された書面である
- 裁判所に残っている記録であり、当時動画で扱ったがその動画は現在消えている
- スペルミスへの反論:
- フォームにドットやコロンがついたりスペルミスが生じている点を偽造ミスだと指摘した
- これに対し、ドットやコロンがつく程度のスペルミスは通常あり得る動きであり本物だと反論された
- 神原弁護士の逃げ道:
- 「偽造とまでは言うことはできない」と述べ、本物であるとは断言していない
- 直筆でない署名への反論:
- 直筆の署名によるものではなく偽造であるという指摘に対する反論が書面にある
- 大学が必ず透かしのセキュリティをするという決まり事はないと主張している
- 住民票の写しだって1個1個判は押さないと主張している
- 厚紙への反論:
- その種の厚紙を使用することも偽物である根拠にはならないとまで言っている
■ 5. 「コピー」という保険の消滅
- 原本であると主張済み:
- 「本当に原本なのか、厚紙はおかしくないか」という指摘に対し、すでに原本であると答えてしまっている
- コピー説は成立しない:
- 「原本は原本のコピーである」という言い訳はもはや通用しない
■ 6. 残る言い訳の候補と不成立
- 想定される弁解:
- 国際郵便という設定であるため、配達した郵便局がすり替えたという説がある
- 郵便物を受け取った時に心身喪失状態にあったという説がある
- KCLが特例の嫌がらせをしたという説がある
- すり替え説の破綻:
- 受け取って開封した瞬間に厚みかどうかは見られたはずである
- その後すり替えられたという主張は通用しない
- 結論:
- 挙げた候補の中で現実的にあり得るものは一つもない
■ 7. 犯罪の確定
- 確定という判断:
- 学歴詐称はすでに確定しており、ついでに犯罪も確定した
- 主張をさせた狙い:
- 神原弁護士を使ってこうした主張をさせ、裁判所で認定させれば偽造も犯罪もバレなくなる
- 嘘の押し通しの帰結:
- 嘘をついている者はその嘘を押し通そうとする
- 結果として犯罪がより硬くなっただけである
■ 8. 神原弁護士の関与
- 偽造への関与はない:
- 好き嫌い.comに神原弁護士が証拠を偽造したという話があるが、偽造はしていないと考える
- 堀口が「国際郵便で受け取った本物です」と言って渡した以上、神原弁護士に偽造の余地がない
- 騙された立場:
- 神原弁護士はあくまで堀口に騙された側である
- 弁護士としての責任:
- 責任があるとすれば、一般的社会人としてありえない主張をした点が弁護士としていかがなものかという話になる
- クライアントを信じる前提に立つとしても、無理があるという点で争うのなら理解できる
- 共犯の可能性:
- 偽造証拠で行こうというやり取りの証拠が堀口から出てくれば、共犯として一緒に追及する
- 現時点でそれを見込むことはなく、堀口1人の犯行だと考える
■ 9. 結び
- 今のうちにシャバを楽しんでおけ
リベラル派がリベラルでなくなってしまっている原因は、大きく内的要因と外的要因に分けられます。
■ 1. 自殺相談事業の補助金不正受給
- 不正受給の内容:
- 東京都の自殺相談事業でNPO法人が補助金を不正受給し、約3780万円の返還請求を受けた
- 相談窓口や出前授業の実施回数、人件費を水増しして請求した
- 作文コンクールの審査員に対し、実際には支払っていない謝礼の架空の領収書を提出した
■ 2. 若年被害女性等支援事業との比較
- コラボの実績不足:
- 若年被害女性等支援事業では、コラボが原則週1回程度のアウトリーチ活動で受託した
- 実績は34件であり、1年52週に対して12回程度不足している
- 個別に精算していないだけで、計画通りに実施できなかった活動があっても満額を受け取っている
- 両事業の構造的同一性:
- 自殺相談事業は相談や授業の回数を水増しして請求した
- 若年被害女性等支援事業は不正受給ではないと主張されている
- どちらもやっていない分の金を請求しており、大きな構造としては同じ
- 判断を分ける唯一の差:
- 自殺相談事業は「やった」と嘘をついた
- 若年被害女性等支援事業は「やらなかったけどお金ください」が通っている
- 東京都に嘘をついたかどうかが判断の違いになっている可能性がある
- 納得できないため住民訴訟を提起している
■ 3. 破産による返還逃れと偽装解散疑惑
- 破産を理由とする返還拒否:
- 当該NPOは既に破産しており返還できないとしている
- 代表者に返金させるべきである
- 実質的に同一の後継団体:
- いじめ自殺防止国民運動本部なる団体が、はっきりとNPO法人再チャレンジ東京を名乗っている
- 新宿区のNPO活動団体登録簿では、代表者・平林とも、ホームページ、創立日がいずれも同一である
- ほぼ偽装解散に等しい
- 東京都に求める対応:
- 別名義の事実上同一団体と見られるが、資産や資金の移動の有無をまず調査すべきである
- その上でNPO法人再チャレンジ東京から返還させるべきである
■ 4. 代表者と公明党のつながり
- 平林とものプロフィール:
- 公明新聞記者を務め、月刊『公明』の編集長であった
- 公明新聞では1面コラムを15年担当していた
- 参院選出馬歴:
- 1989年の第15回参議院議員選挙の全国比例に、同じ誕生年で同名の平林ともが公明党公認で出馬し落選している
- 同じ年に生まれた同姓同名の別人が偶然2人いたのでなければ同一人物である
- 補助金利権としての性格:
- 自公政権の頃は自公利権と批判していた層が、公明党が立憲と合流すると市民の側に変化した
- これは補助金利権の類いである
■ 5. 弁明への批判
- 「持ち出しを埋めるためで、私腹を肥やしたわけではない」は何の免罪にもならない
- 赤字を埋めるためなら架空の事業を報告し領収書を偽造してよいわけではない
- 私腹を肥やしていないのではなく、自分たちの赤字事業を都民に無断で税金で穴埋めさせている
■ 6. 東京都の監督責任
- 再発防止より先にすべきこと:
- まず不正の全容を説明すべきである
- 平林ともとその周辺の関係者を明らかにすべきである
- 対応の遅れ:
- 返還請求の発表は2026年8月24日だが、不正の発覚は2024年までの聞き取りで浮上していた
- 2025年に破産して逃げられており、疑いの把握から現在まで黙って破産手続きを待っていたに等しい
- 債権届出もしていないはずである
- 被害者ではなく監督行政の問題:
- 東京都と小池百合子は騙された被害者ではない
- チェックできない補助金制度を何年も運用した
- 疑惑把握後も回収不能になるまで処分できなかったのは監督行政の問題である
- 活動継続への批判:
- 平林ともは2026年6月に平気な顔で茨城県教育委員会に出てきている
- 不正を行った人物に、学校や子供を相手に活動する資格は残っていない
■ 7. 名義貸しの責任
- 呼びかけ人と支援団体・企業:
- いじめ自殺防止国民運動本部には呼びかけ人や支援団体・企業として著名人や企業が並んでいる
- どうせそのうちシレッと名簿から消してもらって終わりになる
- いつ何を確認しどのような支援をしたのかを明らかにすべきである
- 名義貸しの実質:
- 無名の団体が自殺防止活動を名乗っても、行政や学校や記者は警戒し詐欺師と区別がつかない
- 著名人や大企業の名前が並べば、これだけの人が支えているならきちんとした団体だという信用が生まれる
- 名義貸しとは名前だけの提供ではなく、自分たちが長年築いてきた社会的信用を貸す行為である
- 確認義務:
- 団体の会計も運営体制も確認せず、自殺防止やいじめ撲滅という耳当たりの良い看板だけで協賛してはならない
- 「善意で応援しただけ」という説明も免罪にはならない
- 大義を掲げる団体こそ危険:
- 警戒されにくいのは、最初から悪そうに見える団体ではなく誰も反対しにくい大義を掲げる団体である
- 子供の命、いじめ防止、自殺防止、困っている人を救うといった大義が該当する
- だからこそ不正を試みる者も同じ大義を掲げる
- 大義の立派さではなく、会計や実績を確認しなければならない
- 相互のイメージ商売:
- 自分の善人イメージを団体に貸し、団体の善人イメージを自分の宣伝に利用している
- 社会的影響力のある人間が影響力だけ貸し、結果には責任を負わない構図である
- 著名人の名前が悪質な団体の信用調達のためのフリー素材になっている
- 呼びかけ人が負うべき責任:
- 不正受給そのものの責任があるとまでは言わない
- 十分な確認もせずに社会的信用を貸した責任がある
- 問題発覚後にその信用を回収する責任がある
- 自分の名前によって団体を信用した人々に説明する責任がある
- 名前だけ貸して問題が起きれば「私も騙された」で済ませる社会貢献は、むしろ社会悪になり得る
■ 8. リベラル側のダブルスタンダード
- リベラルは普段、自民党に対して同じことを言っている
- 世界平和統一家庭連合という名前だけは平和を願っていそうな団体に協賛を呼びかけられ、実態を知らずに応じた自民議員がいた
- その議員に「お前らは共犯者だ」と言っていた態度はクソである
■ 9. 今後の見通し
- 同種のニュースはどうせすぐ出る
- 補助金利権、公金チューチューは蔓延りすぎている
告発人・関川永子さん:
事務所金庫にある卒業証書らしきもの。これを早い段階に公表していれば、長きにわたりこの問題が長引くことはなかったと確信している
静岡県伊東市の市民が開いた会見。
前市長・田久保眞紀 被告の代理人である福島正洋 弁護士が証拠を隠滅したとして、東京地検に刑事告発しました。
田久保被告はニセのハンコを作って東洋大学の卒業証書を偽造し、議長たちに見せた罪などで在宅起訴されています。
卒業証書とされる文書は福島弁護士が事務所の金庫に保管していると主張していました。
当初警察への提出も示唆していましたが、強制捜査の際には・・・
福島正洋 弁護士:
今の時点で捜査側に話をして供述調書を作られても、こちらから証拠を渡しても、なにもいいことはない。もしこちらから何か出すとすればそれは公判段階
告発では、福島弁護士が卒業証書が偽造された可能性を認識したうえで、証拠を隠滅したと指摘しました。
告発人・関川永子さん:
公人であった田久保前市長の説明責任を回避するアドバイスをし、市民の知る権利を奪った
東京地検は告発を受理するかどうか検討するということです。
大学の卒業証書を偽造したなどとして在宅起訴された伊東市の前市長田久保真紀被告について、押収したパソコンから偽造に使われたとみられる卒業証書のデータが見つかっていたことがわかりました。
田久保被告は、伊東市長選の当選直後に東洋大学卒業と学歴を偽る目的で、インターネットで発注した学長や法学部長の印鑑を押した卒業証書を偽造したうえ、議長・副議長に“チラ見せ”した罪などに問われています。
県警は2026年2月に自宅へ家宅捜索に踏み切りましたがサイバー捜査の結果、押収した田久保被告のパソコンから偽造したとされる卒業証書のデータが見つかっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
一方、田久保被告側は裁判で無罪を主張する方針を固めたということです。
卒業証書を「本人は作成していない」とした上で「第三者が作成した可能性」を主張するとみられています。
今後、証拠や争点などを整理する公判前整理手続きが行われる見通しです。
■ 1. 山本太郎の政界引退
- 引退の直接理由:
- 大幅な速度超過による道路交通法違反
- 健康上の問題
- 理由だけでは語り尽くせない政治家:
- れいわ新選組(現・いのちの党)代表として、なぜあれほど人々の心をつかんだのかという問いが残る
- 政治家になるまでの経歴:
- 高校生のときから約20年、俳優として芸能界で生きてきた
- 2011年の東日本大震災に伴う原発事故を機に反原発運動へ身を投じ、芸能界での活動が困難になった
- 12年衆院選に初出馬して落選し、13年、38歳のときに参院選で初当選した
■ 2. 鮫島浩の評価: 理想の政治家を演じた俳優
- 7年間演じ続けた俳優:
- 政治ジャーナリストの鮫島浩(54)による評価
- 本当は俳優の世界に戻りたかったはずだが戻れない
- だかられいわ新選組の立ち上げ以降、思い描く理想の政治家像を徹底して演じ切ろうとした
- 俳優だからこそ貫けた理想像:
- 政治の世界でもどこか居心地の悪さを感じていた
- しかし俳優だったからこそ、自分が思い描く理想の政治家像を貫くことができた
■ 3. 四象限マトリックスと「左下」のポジション
- 政党の立ち位置を四象限で捉える枠組み:
- 「左」はリベラル、「右」は保守
- 「上」は権力や既得権を持つ層、「下」はそこから取り残された大衆
- 各象限に対応する政党:
- 「右上」は経済界と結びつきが強い自民党
- 「左上」は財務省寄りの旧民主党系
- 「右下」は既存政治への不満を取り込んだ右派大衆の参政党
- 「左下」は社会的弱者や生活者の側に立つ左派大衆のれいわ新選組
- 世界的潮流としての二大政党の凋落:
- 従来の二大政党は右も左も“上級国民”の代弁者となり、庶民の怒りを買ってボロボロになっていた
- 日本で「左下」が空いた経緯:
- かつては共産党が「左下」にいた
- 党中央のエリート化によって実質的に「左上」へ吸い寄せられていった
- そのぽっかり空いた「左下」に山本太郎が近づいていった
- 19年参院選が象徴した「政治はドラマ」:
- 19年4月にれいわ新選組を立ち上げ、同年7月の参院選で自身は約99万票を集めながら落選した
- 一方で重度障害者の木村英子と舩後靖彦を国会に送り込んだ
- この結果こそ「上」に不満を抱く人々の支持を引き寄せた成功例である
- 選挙と権力への理解:
- 政治家にとって一番大事なのは、選挙で勝って議席を増やし、最後は権力を取って政策を実現すること
- 山本太郎はそのことをよく分かっていた
■ 4. 現実路線への軸足移動と原点
- 政策の軸足の移動:
- 反原発では支持が広がらないと判断した
- 労働問題や消費税廃止へと政策の軸足を移していった
- 同時に炊き出しや能登半島地震の被災地支援など、弱い立場の人に寄り添った
- 原点にあった母親の存在:
- 母親はフィリピンの貧しい子どもたちを支援するボランティア活動に携わっていた
- 子どものころから何度も母親と一緒にフィリピンを訪れ活動を手伝った
- 男性に対する極度の警戒感:
- 母子家庭で女性に囲まれて育った
- 永田町の威圧的な年上男性や同世代の男性ライバルには心を開かず、絶対に本音を言わなかった
■ 5. 大石晃子の加入という転換点
- 転換点としての大石晃子の加入:
- 大石晃子(7月末に離党)は21年の衆院選で初当選した労働運動出身の議員
- 選挙で議席を積み上げて政権を目指す政治よりも、理念や社会運動を重視する政治スタイルだった
- 路線の傾斜:
- れいわは大衆の支持を広げる現実路線から、理念や運動性を前面に押し出す路線へ傾斜した
- その結果、選挙での敗北を招き、内部の不協和音を生む負のスパイラルに陥った
- 敗北した組織で起きる典型的現象:
- 選挙に負けると議席が減り、政党交付金などの資金も減る
- 職員を減らしたり組織を縮小したりする必要が生じる
- 当然不満がたまり、スキャンダルが表面化する
- 表面化した疑惑と報道:
- 今年3月、れいわの元国会議員の告発をきっかけに公設秘書の給与搾取疑惑が浮上した(党は違法性を否定)
- 元秘書の証言で、高級レンタカーでのスピード違反や秘書にきつく当たっていた実態が報じられた
■ 6. ブランド剥落とドラマの終焉
- 決定的だったのは秘書給与問題ではない:
- それまで築き上げてきた政治家像と異なる一面が表に出たことが決定的だった
- 高級車のレンタルや身近な人間への接し方が公になった
- 「弱者に寄り添う政治家」というブランドイメージが一瞬にして崩れた
- 普通の政治家との違い:
- 普通の政治家ならスキャンダルがあっても復活できる
- 山本太郎は理想の政治家像を7年間かけてつくり上げ、演じ続けてきた
- つくり上げたイメージが剥がれれば、同じ役を演じ続けることはできない
- 政界復帰の見通し:
- 本人の中では「山本太郎というドラマ」は完結した
- 自ら劇場の幕を下ろした以上、政界には戻らない
■ 7. 雨宮処凛の評価: 空気を読まないバカ
- 「空気を読まないバカ」という褒め言葉:
- 作家で反貧困ネットワーク世話人の雨宮処凛(51)による評価
- 世の中のために「空気を読まないバカ」であることを13年間徹底してくれた人である
- ほとんどの人が国なんか変えられないと思っているなか、自分の人生を横に置いて活動してきた
- 出会いと第一印象:
- 2人の出会いは12年、東京都杉並区で開かれた脱原発のイベント
- 芸能界での仕事を失うリスクを顧みず「原発を何とかしたい」と熱弁を振るう姿を見た
- 計算をしない、今どき珍しいほどまっすぐな人という強い印象を受けた
■ 8. 貧困問題への視野の広がり
- ワンイシューからの脱却:
- 当初は「原発ワンイシュー」だった
- 雨宮処凛や支援者から貧困やロスジェネ世代の困窮について学んだ
- 当事者の声を聞くなかで視野を広げていった
- 池袋の炊き出しで受けた衝撃:
- 15年の大みそかに雨宮処凛の案内で東京・池袋の年越し炊き出しに参加した
- 自分と同世代の人たちが「1週間前から野宿です」と言って列をつくる姿に衝撃を受けた
- そこから貧困問題への取り組みを深めていった
- 現場での姿勢:
- 現場で当事者の話を聞くたびに、こんなに苦しんでいる人がいるのかと本気でショックを受けていた
- 常に「教えてください」というスタンスの人だった
■ 9. 国会議員としての実績と捨て身の姿勢
- 取り組んだ政策:
- 舩後靖彦や木村英子ら重度障害のある当事者を国会に送り出した
- 生活保護制度の運用改善に取り組んだ
- 被災地での災害支援制度の見直しに取り組んだ
- 見放された人々への意味:
- 政治から見放されたと思っていた人たちが、初めて自分たちの側に立ってくれる政治家がいると感じられた
- 特にロスジェネ世代にとってその意味は本当に大きかった
- 自らを不利にする行動:
- 批判を覚悟で牛歩戦術に踏み切るなど、自らの立場を不利にする行動も辞さなかった
- 周囲から浮くことや政界での居場所を失うリスクを背負いながら、信じることを訴え続けた
- 幾度も円形脱毛症になりながら政治活動に打ち込んだ
- 先々のキャリアを捨てた選択:
- 5年後、10年後の政治家としてのキャリアや身の安泰を考えれば、あのようなやり方はできない
- 折に触れて「あと5年」といった言葉を口にしていた
- 言葉に力があった理由:
- 捨て身だったからこそ人の心を打った
- 自分を守ることよりも、目の前で困っている人の声を届けることを優先してきた
- 現場で人々の声を聞き続けた積み重ねから湧き上がってきた本物の言葉だった
■ 10. ロスジェネに与えた希望
- 最大の功績:
- 政治で世の中を変えられるかもしれないという希望を多くの人に与えたこと
- ロスジェネ世代への気づき:
- 政治に冷笑的で何をしても無駄だと感じていた世代に、声を上げれば世の中は変わると伝えた
- 苦しいのは自己責任ではなく政治が見捨ててきたからだと気づかせた
- おかげで生きる動機や救いを得られた人がたくさんいた
■ 11. 左派リベラルの行方
- 自民党との対比で見える限界:
- 自民党は権力の座に居続けることを第一目的として団結している
- 左派リベラルは個別に譲れない一線がそれぞれにあり、そこに限界を感じる
- それでも必要な存在:
- 世の中がよくなる要素は見えない以上、既存の政治に緊張感を生み出す存在は必要である
- 山本太郎のようにあそこまでの闘い方ができる人はなかなかいない
- 再び出番が来るときがあるかもしれない
■ 12. 分かれる評価と残した足跡
- 理想を演じ切った俳優か、空気を読まぬ「バカ」であり続けた闘士か:
- その評価は分かれる
- だが日本の政治に強烈な足跡を残したことだけは間違いない
詐欺師の思考って面白いよね
「人を騙してお金取ろう」みたいな単純なものじゃなくて
・自分は努力してる
・世の中のためになることをした
・挑戦している
・だから何が悪いんだ
って感じで本人たちは罪の意識なんて1ミリもなくて善意でやってるんだよね
いや、厳密にいえば潜在的に罪の意識があるが、
このくらい大丈夫だろう、
他の人もやっている
と自分の中で言い訳してるうちに、
善悪の境界がわからなくなってしまったのではないかな
■ 1. 補助金交付決定の取り消し
- 東京都による交付取り消し:
- 自殺防止に取り組む民間団体を支援する都の補助金事業を巡り、不正受給が判明
- 都保健医療局は24日、NPO法人への補助金約4900万円の交付決定を取り消したと発表
- 対象法人:
- 東京都新宿区のNPO法人「再チャレンジ東京」、平林朋紀理事長
■ 2. 不正の手口
- 補助事業の内容:
- 補助金を受け、自殺防止をテーマにした作文コンクールと学校での出前授業、個別相談を実施
- 謝礼の架空計上:
- 2018〜24年度に毎年、実際には支払っていない審査員や講師への謝礼を架空計上
- 回数の水増し:
- 授業や相談の回数を水増しして補助金を不正に申請
- 領収書の偽造:
- 偽造した領収書が都に提出されていた
■ 3. 発覚の経緯
- 事前説明会の視察:
- 2025年1月、都の担当者が個別相談の事前説明会を視察
- 外部の相談員の説明と法人の事業計画が食い違っていることに気付いた
- 個別相談の実態:
- 法人はその後、この個別相談を62日間開催したと報告
- 都の聞き取りに応じた相談員によれば、実際には1回も実施されていなかった
■ 4. 被害額と都の対応
- 回収の見込みなし:
- 補助金のうち約3800万円は交付済み
- 法人は既に破産しており、回収の見込みはない
- 警察への相談:
- 都は警視庁新宿署に被害を相談
■ 5. 関係者の説明
- 都の担当者の説明:
- 書類上は正規のものと同じであり、不正に気づけなかった
- 法人関係者の説明:
- 補助金が足りず、不正受給で事業費を補った
■ 1. 同志社理事長の引責辞任
- 八田英二理事長の辞任意向:
- 学校法人同志社(京都市)の八田英二理事長(77)が理事長職を辞任する意向を示した
- 沖縄県名護市辺野古沖で3月に起きた小型船転覆事故の責任を取る形での辞任
- 辞任意向の伝達:
- 複数の法人関係者によれば、八田氏は21日に開かれた臨時理事会で辞任の意向を伝えた
- 辞任の時期:
- 事故の対応や安全対策、教職員の処分などにめどをつけた後に退く
- 遅くとも今年度中に理事長から退くとみられる
- 辞任後も残る役職:
- 法人が運営する14校園の教学を統括する総長の職にはとどまる
- 理事の職にもとどまる
■ 2. 辺野古沖の転覆事故
- 事故の発生:
- 事故は3月16日に発生し、小型船2隻が転覆した
- 犠牲者と負傷者:
- 同志社国際高(京都府京田辺市)2年の女子生徒と男性船長が死亡した
- 14人が負傷した
- 事故時の状況:
- 死亡した女子生徒らは研修旅行中だった
■ 3. 八田氏の説明
- 責任と辞任の熟考:
- 法人として責任があり、以前から辞任を熟考してきたと読売新聞の取材に答えた
■ 4. 同志社国際高の校長人事
- 校長の退任:
- 同高の西田喜久夫校長は8月末に退任する
- 後任の校長が就任する見通し
■ 5. 八田氏の経歴
- 同志社大学長:
- 1998年から2013年まで同志社大学長を務めた
- 理事長職:
- 2011年から2013年に1期目の理事長を務めた
- 2017年に理事長に再任され、総長も兼務している
- 学外の役職:
- 2015年から2021年には日本高野連会長を務めた
消費者庁は24日、インターネット上で消費者を巧みに誘導し、事業者に望ましい行動を選ばせる「ダークパターン」の規制を強化する方針を明らかにした。同日の有識者会議で特定商取引法の改正を視野に入れた中間取りまとめ案を公表。悪質な広告表示や煩雑な解約手続きが対象で、違反となる具体的な事例は政省令やガイドラインで示し、手口の変化に速やかに対応する。
従来は特商法や景品表示法で一部の手法を制限してきたが、ダークパターン自体を包括的に規制する法律はなかった。IT企業などでつくる「ダークパターン対策協会」は、国内の被害額が最大年間約3兆2千億円に及ぶ可能性があると推計。被害相談も相次いでおり、消費者庁が対策に乗り出した。来年の通常国会へ関連法案の提出を目指す。
取りまとめ案はダークパターンを「オンライン上で心理誘導を活用した画面表示により、消費者を契約に誘導する手法」と定義。消費者が意図しない条件で契約を結ぶのを防ぐため、広告、契約、解約の各段階で規制を設ける。
■ 1. 両親の初会見
- 「まずは抱きしめたい」:
- 辺野古沖の転覆事故で亡くなった同志社国際高校2年、武石知華さん(17)の母親が絞り出した言葉
- 7月30日、霞が関の司法記者クラブで両親が初会見に臨み、娘に何を伝えたいかと問われて答えた
- 母親が語った娘への思い:
- いまでもおにぎりを握って夜食を作り、墓に花を替えに行っている
- 巡り合ったことが奇跡と思えるくらい良い子だった
■ 2. 告訴に踏み切った理由
- 関係者11人を告訴:
- 事故から4か月後、両親が校長ら学校関係者と「ヘリ基地反対協議会」の関係者計11人を業務上過失致死傷容疑で告訴した
- 父親が語った動機:
- このまま時間が過ぎれば、最悪の場合、誰も法廷で刑事責任を問われることなく終わってしまう
- それは耐えられないという思い
■ 3. 学校の責任
- 海の事故の捜査の限界:
- 死亡の直近の原因から遡って捜査されるため、現場の海にいなかった学校関係者に手は届かない
- 父親はこれに異を唱え、学校も生徒の「船長」ではないかと述べた
- 事故を防ぐ機会は少なくとも4層:
- 下見をする、安全の打ち合わせをする、計画を立てる、当日は教員が同乗する
- 1つでも実行されていれば知華さんが命を落とすことはなかったのではないか
- 代理人弁護士の指摘:
- 唐澤英城氏は、危険はあの日突然現われたのではなく前から見えていたとした
- 当たり前のことがなされていれば、この事故は防げていたと断じた
■ 4. 第三者委員会の報告と新事実
- 最大の原因は安全管理体制の不備:
- 7月31日に第三者委員会が報告書を公表し、安全管理体制などの不備こそが最大の原因とした
- 抽選に外れて調査船へ:
- 知華さんはボートコースへの変更を希望しながら抽選に外れ、転覆した調査船に乗ることになった
- 両親は気持ちを整理できないと語る
■ 5. 校長の沖縄県庁訪問
- 事故2日後の知事面会:
- 同志社国際高校の西田喜久夫校長は事故のわずか2日後、自ら沖縄県庁に足を運び、玉城デニー知事と面会していた
- 「今後も同様に訪問させていただき、研修を継続していきたい」:
- 面会の議事録に西田校長の発言として記されている
- 3月18日という日付:
- 開示された原本を私も読んだ
- 知華さんの司法解剖が行なわれた日であり、その日に知事に会って研修旅行の継続を口にするとは神経を疑う
■ 6. 在校生への配慮と今後の取材
- 母親が告訴に迷った理由:
- 知華さんは学校が大好きだった
- 7月に急いだのも、学期中ではなく夏休み期間にと考えたから
- 校長への問い:
- 娘を奪われてなお在校生を気遣う母親と同じ配慮が、校長にあったか
- 辺野古での再取材:
- 7月30日から3日間、私も再度辺野古に入り、地元の目撃者に話を聞いた
- 転覆した「平和丸」とほぼ同じ船で当時の航路をたどった
■ 1. 麻生泰氏への懲戒処分
- 学会からの処分報告:
- 東京美容外科統括院長で医師の麻生泰氏が2026年8月16日、日本美容外科学会(JSAPS)からの懲戒処分を受けたことをXで報告
- JSAPSの公式発表:
- JSAPSは4日、公式サイトで「会員に対する懲戒処分について」との発表を実施
- 会員の懲戒に関する規程に基づき審議を行った結果、下記会員に対し懲戒処分を行ったので報告するとの文面
- 処分対象と内容:
- 麻生氏の本名である「金福泰会員」を対象として戒告処分を実施
- 処分日は26年7月27日、効力発生日は懲戒書の到達日である28日
- 文書には門松香一理事長の署名が添付
■ 2. 戒告処分の位置づけ
- 懲戒の種類:
- JSAPSが公開している「会員の懲戒に関する規程」では、懲戒の種類を「戒告」「会員資格の停止」「除名」の3種類と規定
- 戒告の内容:
- 口頭にて将来を戒め、併せて戒告文書を交付するもの
- 規程上、3種類の中では最も軽い処分に該当
■ 3. 処分理由
- JSAPSの非開示:
- JSAPSの発表では戒告処分となった具体的な理由は非開示
- 麻生氏本人の説明:
- 二年前のグアムでの解剖検体の前でのドクター達の記念撮影をXで擁護した件で処分を受けたと16日にXで報告
■ 4. グアムでの献体撮影騒動
- 騒動の発端:
- 当時、東京美容外科の沖縄院院長を務めていた黒田あいみ氏のブログ投稿が発端
- 黒田氏の投稿内容:
- 24年12月2日公開のブログで、今回は fresh cadaver (新鮮なご遺体の解剖)で勉強をしにきているとし、グアムで撮影した複数の写真を公開
- 公開された写真:
- 解剖が行われている様子を背景に複数の医師らで並んだ記念撮影写真
- 解剖中の献体の頭部画像
- 批判の広がり:
- 絵文字付きのコメントを添え、インスタグラムにも投稿していたことから、黒田氏の倫理観を問う声が相次いだ
■ 5. 当時の麻生氏の対応
- 批判への反論:
- 批判の声に対し、謝罪しつつ反論を連投
- 黒田氏の処遇に関する当初の判断:
- 炎上でトカゲの尻尾切りのように解雇する事はできないと判断したとして処分を否定
- 対応の転換:
- その後、関連投稿をすべて削除し謝罪
- 同院は公式サイトを通じて黒田氏の解任を報告
■ 6. 麻生氏の反省表明と反応
- 騒動の振り返り:
- 自分の発言の影響力で拡散し、ここまでの事態を引き起こし、写真に写っていた医師達にも迷惑をかけたとつづった
- 反省の言葉:
- 現在はこの点については非常に反省しており、申し訳なかったとしている
- 厳しい反応:
- 投稿には、あれだけ煽っていたのに何があったのか、「この点については」という言い方では反省しているように思えない、などの反応が相次いだ
- 追加の謝罪:
- 反省なんかしている訳がない、とのリプライに対し、申し訳なかったと謝罪
托卵を男女反転してミラーリングすると「産院で自分の産んだ子と不倫相手の子をすり替えられて自分の産んだ子はとっくの昔に遺棄されて死んでる」になります。バレなきゃ問題ないと言ってる女性は私はこれを許容しますと言ってるのと同じです。
そしてこれをやったのが夫なのがポイントだからね。第三者じゃなくて自分が夫がやるの。
■ 1. 戦争があぶり出すアイデンティティー
- 敵国側に立つ人々:
- ロシアによるウクライナ侵略では、敵国側に協力し母国の「裏切り者」となることを選ぶ人たちもいる
- 近い両国ゆえの複雑さ:
- 歴史的にも文化的にも近い両国による4年半に及ぶ激しい戦争が、両国民の心の奥底にある複雑なアイデンティティーをあぶり出している
■ 2. 母国と戦うブズマコフ
- ロシア義勇軍団の一員:
- 露中南部ノボシビルスク出身のバレンティン・ブズマコフ(23)は、ウクライナ国防省傘下の「ロシア義勇軍団」の一員として母国を相手に戦っている
- キーウ郊外の基地の軍事訓練で手にした年季の入ったカラシニコフ銃は、露軍兵士を捕虜にした時の戦利品
- 参戦の動機:
- ロシアをまともな国にするためには、ウクライナが勝たなくてはいけない
- 反政府への傾斜:
- 父は露内務省の元高官で、子どもの頃から将来は露当局の特殊部隊で働くことを期待されて育った
- 政治的意見は反政府に傾き、反政権運動指導者ナワリヌイ氏の支持集会や反戦集会に参加するようになった
- 法の支配への絶望:
- 大学では弁護士を目指したが、法の支配が効かないロシアでは裁判はコイントスと同じだと気づき、実業家志望へ転向した
- 国内世論の変化:
- 開戦当初は露国内にも戦争に反対する声が多かった
- その後、反対の声を上げていた人たちの多くは国外へ出て行った
- 残った人たちは圧倒的なプロパガンダに影響を受け、次第に戦争を受け入れ始めているように見えた
- 出国とウクライナ入り:
- 自分はそうなりたくないと考え、23年4月にロシアを出て隣国カザフスタンに渡った
- 25年1月にウクライナへ入り、ロシアと戦う決意は固まった
- 特殊作戦の任務:
- 25年1月以降、ウクライナ東部ドネツク州などで困難な任務を遂行する「特殊作戦」を担ってきた
- 露軍に包囲された部隊を救出するリスクの高い作戦を成功させ、表彰も受けた
- 露兵を殺害せぬ戦い方:
- これまで露兵を殺害したことはなく、銃を向け合う状況になると露兵側が降伏する
- 露軍の無線に味方のふりをして入り込み、待ち伏せして捕虜にしたこともある
- 自然なロシア語話者だから成せた業であり、ロシア人が犬死にする前に助けているとの自負もある
- 捕虜になる恐怖と覚悟:
- 常に恐れるのは露軍の捕虜になることで、ロシアにとって「裏切り者」の自分がどう扱われるかはロシア人だからこそよく分かる
- その時がきたら、手投げ弾を抱え自決すると覚悟している
- 歴史に残す小さな足跡:
- ロシアという大国を変えるのは簡単ではなく、次世代になるかもしれない
- それでもこの歴史の局面を傍観はできない
- 将来ロシアが今よりいい国になって国民がこの時代を振り返る時、自分が小さな足跡を残せていたらそれでよい
■ 3. 同じ部隊のデミド
- 家庭への反動:
- 露西部トベリ出身のデミド(21)は、父親がスターリンを礼賛し母親がプーチン大統領を支持する家庭で育った反動か、政府を懐疑的な目で見てきた
- 開戦時の判断:
- 22年2月の侵略開始時、プーチン氏が大義を語るのを見て、それはウソでありロシアにとっても誤った戦争を止めなければと思った
- 捕虜が示した戦場の現実:
- 前線で捕虜にした露軍兵士たちは、水も食料もなくただ突撃を命じられた人たちだった
- 生活費が必要で軍に入ったが本当は戦いたくないと話し、戦場の現実がこの戦争の誤りを証明していた
- 帰れぬ故郷への夢:
- 「裏切り者」とされ、もう母国には帰れないかもしれない
- もし帰れたら、大好きな故郷の市長になり地元の人々を幸せにしたいという夢がある
■ 4. 反逆罪で服役する女性たち
- 女性刑務所の収容者:
- 中南部クリビー・リフ近郊の女性刑務所には、露側のためにスパイ行為をした反逆罪などで服役する女性受刑者が約130人収容されている
- 受刑者の傾向:
- 刑務所長ウォロディミル・ツィフカ(54)によれば、約8割が大卒の年配者で、ソ連時代をいい思い出として記憶している人たち
■ 5. イリーナ・ボルコバの動機
- 罪状と経歴:
- 大学卒業後に南部ヘルソンで旧ソ連内務省に勤務した経験があり、ウクライナ軍の部隊や武器の位置に関する情報を露側に提供した罪で禁錮11年となった
- ソ連時代への誇り:
- ソ連時代は世界から恐れられる偉大な国であり、規律が重んじられる国だった
- 独立後への不満:
- 独立後は路上にホームレスや売春婦、薬物依存者があふれ、あっという間に堕落した
- それが長年の不満として残っていた
- 情報提供の理由:
- ウクライナは美しい国なのに偉大な指導者がいない
- 罪の否認:
- 近い将来、露政府が民間人の身柄交換で引き取ってくれると信じている
- 自分がしたことは間違っていない
■ 6. オクサナ・オレルの立場
- 罪状:
- ドネツク州出身のオクサナ・オレル(53)は、ウクライナ軍の位置情報などを露側に提供し禁錮15年となった
- 露軍を支援した理由:
- ロシアの方がウクライナよりも文化が近く、親しみが持てる
- 言語への反発:
- 地元では主にロシア語が話されるが、ウクライナ独立後はウクライナ語での読み書きや会話を求められる機会が増え、押しつけられている気がした
- 戦勝記念日への思い:
- 5月9日の対独戦勝記念日も祝われなくなり、祖父が戦った戦争が軽んじられたようで悲しかった
- ドンバス人という意識:
- 自身は東部2州のドンバス人という意識が強い
- 今の戦争は「兄弟」の殺し合いであり、犠牲があまりに大きすぎる
■ 7. 和平交渉をめぐる懐疑
- ベブズ補佐官の認識:
- ウクライナ代表団メンバーのオレクサンドル・ベブズ大統領府補佐官は、真の和平交渉の再開には懐疑的との認識を示した
- 停滞する米仲介交渉:
- 米国の仲介によるロシアとの和平交渉は2月以降停滞している
- ロシアの冬季攻撃準備:
- ロシアは冬季にエネルギー関連施設を狙った大規模攻撃を行う準備をしている
- 次の冬を重要な社会基盤への攻撃に使い、ウクライナに最後通告を突き付けようとしている
- 昨冬同様に厳冬期に電力やガスの供給を途絶えさせ、国民の士気を低下させて大幅な譲歩を迫る戦略を描いている
- 無人機攻撃の限界:
- ウクライナも無人機による長距離攻撃でロシアに経済的打撃を与えている
- 戦闘を続けるコストが侵略終結より大きいことを認識させるまでには十分ではない
- 米側への新提案:
- 交渉再開が見通せない中、ウクライナは戦闘終結に向けた新たな提案を米側に伝えた
- 詳細は明らかにしていないが、エネルギー関連施設への攻撃停止や、穀物輸送に欠かせない黒海での部分停戦といった措置が含まれる
- 露側からの回答は得られていない
- 北方領土訪問への非難:
- プーチン露大統領の北方領土訪問は緊張を高めることを狙ったものだと非難した
- 共通の脅威に直面する日本からの支援強化に期待を表明した
■ 1. 調査嘱託の記録確認
- 記録確認で判明した異常:
- ゴマサバ・ランドセル・学歴詐称裁判の調査嘱託について記録を確認したところ、おかしなことが判明した
- 堀口君のすごさとして共有する
- 学歴詐称の確定:
- 学歴詐称が確定したのだから、ゴマサバ側も刑事告訴されてはどうか
- 証拠は無料で渡してあるので、あとはなるようになる
■ 2. 裁判所の調査嘱託決定
- 決定の時期:
- 裁判長が調査嘱託を実施する決定を出したのは今年の1月
- 対象範囲:
- SOSも対象になっているが、ここではKCLだけを見る
- KCLへの4つの質問:
- 堀口の入学の有無、時期、学部、専攻(コース)
- 原告が停学や退学をしたなら、その大学・大学院における有無、時期
- 原告が何らかの修了(サマーコース等)をした有無、時期
- 原告が提出した在籍証明レターは本物か
■ 3. 3月末に提出された同意書
- 提出の経緯:
- 堀口英利の同意書が3月末頃に出ている
- ギリギリまで粘ったのか、裁判所の要請で出すことになったのかは不明
- 同意書の記載内容:
- KCLが答えることに同意する項目として、入学の有無・時期・学部・専攻を挙げる
- 次に何らかの修了の有無、時期を挙げ、停学・退学に関する項目が抜けている
- 在籍証明レターの真贋を挙げ、そこに番号「4」が振られている
- 2号を4に書き間違えたものと見られる
- 回答範囲の限定:
- 答えることを許可するのは1、2、3の事項に限るとしている
- 違反時の警告:
- この縛りを破った場合、日本の法またはイングランド及びウェールズの法により損害賠償請求その他の法的措置を講じる権利を留保すると記載
- 決定との齟齬:
- あえて2を抜いた上で1、3、4だけとし、これ以外に答えたら責任を負えという趣旨の書面を提出している
- 裁判所が決定したのだからそれに従うべきなのに、なぜか違う同意書を出している
- これに対する裁判所等の判断は記録に出ていないため細かくは分からない
■ 4. 大使館で止まっている可能性
- 停滞の所在:
- 聞いた話では大使館で止まっており、止まっている原因は裁判所ではない
- レターパック送付の予想:
- 堀口君が大使館にレターパックを送り、裁判所の決定と自分の同意書は相違するのでくれぐれも従わないようにと伝えたのではないか
- 完全にただの予想であり、大使館が答えるはずもないので裏付けは取れない
- 予想の根拠:
- 堀口君が余裕を持って調査嘱託など取るに足りないと言い出したのは逮捕前の4月頃
- 同意書を出した後に何かをやったという予想になる
- 同意書だけでは安心できない理由:
- わざと2を抜いて停学・退学の要素を外し、2に答えた場合は責任を取れという脅しを加えただけでは効果は確定しない
- この方策が裁判所に飲んでもらえるか分からない状況なら不安なはずである
- それにもかかわらず余裕を見せた以上、他にも手を回したのではないか
- 前提としての異常さ:
- そもそもこんな同意書を出す時点でおかしい
■ 5. 学歴詐称の確定と刑事告訴
- 学歴詐称の確定:
- 堀口英利の学歴詐称は確定した
- 別ルートで、彼の出した原本がKCLの回答により偽物と確定した
- 刑事告訴の状況:
- 書類偽造と学歴詐称の両方について自分が刑事告訴している
- 進捗については教えない
- これが許されるわけがないと考えている
- 堀口君への呼びかけ:
- 在宅捜査になるのか、2ヶ月後ぐらいに大阪府警が来るのかは分からない
- 心当たりがあるなら、今のうちにできることをやっておくべきである
■ 1. AIによる捏造疑惑の指摘
- AIの指摘精度:
- 前提情報を何も与えず「退学の証拠を出せ」という文章だけを渡した
- キングス・カレッジ・ロンドンの捏造疑惑が出力され、AIの性能に驚かされた
■ 2. 提出された退学関連メール
- 提出の趣旨:
- 堀口君が裁判に、実際にKCLに在籍していて退学になったという弁明の証拠を出した
- メール本文の内容:
- 学生不服申し立てチーム宛に、2025年8月26日の通知書への回答として書面による意見表明を添付したという内容
- 即時退学への意見表明に加え、バックスキャッターエラーメールやバウンスバックメールの膨大な証拠を含む2つ目のPDFも添付したとされる
- メールなりすましキャンペーンの被害者であるという主張を裏付け、悪質なメールについて責任がないことが証明されると確信すると締められている
- 「キャンペーン」という表現の不可解さ:
- なりすましが組織的な「キャンペーン」であるとなぜ判断できるのか不明
- 機械翻訳の痕跡:
- 文面は機械翻訳であり、締めが「ご検討よろしく」となっている点は失笑に値する
■ 3. 黒塗りアドレスの不自然さ
- KCL側アドレスを隠す意味の欠如:
- 自分のメールアドレスを黒塗りするのはまだ理解できる
- 送信先であるKCLの問い合わせ窓口のアドレスを黒塗りする理由は皆無
- 黒塗りによる検証不能:
- 黒塗り部分は自由に入力できる任意の文字列であり、そのアドレス宛のメールには何の意味もない
- KCLに送られたことが明らかになるよう宛先を示し、返事も併せて添付すべき
- 返信の信頼性:
- 返事があったとしても、どうせ偽造である
■ 4. 61件の添付ファイル
- 本文と添付数の矛盾:
- 本文の記述からはファイルが2個しか添付されていないようにしか見えない
- 実際には61個の添付ファイルがついており、社会経験がなさすぎる
- 非常識な添付方法:
- 不当に退学させられた事情を相手に説明し理解してもらいたい立場である
- 証拠は1件ずつではなくPDF等の1つの文書にまとめて送るのが常識であり、61件の個別添付は常軌を逸している
- 堀口君の行動特性:
- ストーカー事件のリクルートメールにも同じ傾向が表れており、61件添付は彼の真骨頂
- 無視された可能性:
- 仮に本物だとしても、自分から不利な証拠を送ってきたと判断され無視された可能性がある
- カタカナのファイル名:
- 英語で運用されている英国の機関宛に、カタカナのファイル名で送っている
- 仕事ができなさすぎる
■ 5. ポストマスターのエラーメール
- エラーメールの性質:
- 添付ファイルにはポストマスターからのエラーメッセージが含まれる
- マイクロソフトのサポートページによれば、間違ったアドレスに送った送信者に対して返されるエラーメッセージ
- 転送という言い訳が通らない理由:
- Outlookから発せられているため、転送されたという言い訳は通用しない
- EMLファイルである以上、本人宛に届いたメールである
- 犯人がなりすまし送信の失敗エラーをわざわざEMLで転送してきたとでもいうのか
- 添付が偽造でないと考える理由:
- 黒塗りの下は届かないアドレスであり、そのエラーメールが返ってきている
- そうでなければ黒塗りにする理由がない
- 既出の指摘:
- メーラーデーモンから返ってきているのはおかしいという指摘は既になされており、二番煎じになる
■ 6. 学歴詐称と虚偽告訴
- 在籍の事実がないこと:
- そもそも在学していないため、退学になったという主張自体が嘘
- 公開済みのポストおよびメンバーシップ動画の通り、学歴詐称は確定した
- 虚偽告訴の成立:
- 学歴詐称を前提とした虚偽告訴も、それを主張した上での起訴も事実
■ 7. 捜査と今後の見通し
- 神奈川県警との連携:
- 既に神奈川県警とやり取りをしており、これ以上は明かせない
- 証拠隠滅の恐れがない理由:
- 堀口君のパソコンは今年5月の逮捕時に押収され、まだ返却されていない
- 仮に返却されていたとしても、警察には写しが残っている
- 押収以降、同種の大それた行為は実際には行われていない
- 告訴を公言できる理由:
- 証拠隠滅の恐れが完璧にないため、この件で告訴することを大っぴらに述べられる
- 証拠は既に警察と裁判所に出ており、今から隠蔽できるものではない
- 逃亡の恐れ:
- 証拠隠滅の恐れがなくとも逃亡の恐れはあり、証拠が固まった時点で逮捕される可能性がある
- 起訴の見込み:
- 在宅捜査であっても、この件の捜査が進めば堀口君は起訴される
- さすがにやりすぎである
- 本人の姿勢:
- 留置場は大したことがないという趣旨の態度を示しており、タフであるため問題ない
- 示談の拒否:
- 自分との示談は成立しない
■ 1. 学歴詐称の確定
- 偽造文書という結論:
- 堀口英利の学歴詐称は確定した
- 裁判所に提出された原本が偽造文書であることが証拠となる
- KCLの公式回答と現物の不一致:
- KCLの回答は公式用紙、手書き署名、インクによる作成
- 堀口英利が提出した原本は市販の厚紙、印刷された署名、印刷された公印
- 署名も印鑑も用紙も偽物であり、この時点で決着している
■ 2. 堀口英利の逮捕
- ストーカー規制法違反での逮捕:
- 中原署は2026年5月18日、ストーカー規制法違反の疑いで自称大学生の堀口英利容疑者28歳を逮捕した
- 住所は横浜市中区相生町3丁目
- 逮捕容疑の内容:
- 1月10日と2月6日に計3回、20代女性に対しSNSやネット上で依頼した郵便を用いた
- 面会や交際などを要求し、つきまといを繰り返したとされる
- 要求の具体的内容:
- 2024年10月の電話の録音が存在し、その録音では食事に付き合えと要求している
- 食事の要求が交際の要求に当たるかは判断が分かれるが、交際の要求と解しうる
- 送付された文章の全容は未確認
- 捜査の端緒と本人の供述:
- 女性が3月に別の相談で署を訪れ、その捜査の過程で発覚した
- 中原署によれば堀口英利は否認する供述をしている
■ 3. 原本提出に至る経緯
- 多数の裁判での主張:
- 堀口英利とは2桁後半に及ぶ件数の裁判をしている
- その中で堀口は学歴詐称をしており書類も偽造であると主張した
- 裁判官の指示と提出:
- 裁判官が原本を提出するよう促した
- 堀口英利はこれを出せばよいという態度で原本を提出した
■ 4. 提出された原本の実態
- 本人による原本との説明:
- 堀口英利は証拠説明書に郵送で送られてきた原本であると自ら記載した
- 他の証拠との相違:
- 他のプリントアウトされた証拠類と異なり、わざわざ厚紙に印刷されている
- 裏表はペンで黒塗りされ、修正液で透かして見えないよう隠す加工がされている
- 現物確認の結果:
- 判子とサインは拡大すれば分かるとおり完全に印刷である
- 現物の写真とスキャンの双方を入手し、市販の厚紙であることを確認した
- 判子もサインも手書きや手押しではなく印刷であることを確認した
■ 5. KCLへの照会と回答
- 個人情報保護法による制約:
- 堀口英利が在学しているかを直接尋ねても回答は得られない
- そのため原本の疑わしさを踏まえ、用紙に関する質問に絞って照会した
- 照会した内容:
- デジタルのPDFではなく印刷物を郵送などで発行するサービスの有無を尋ねた
- 特別な用紙の使用の有無や申請元の確認可否についても尋ねた
- 学生サービス課からの回答:
- 希望があれば郵送やデスクでの手渡しで印刷版を渡している
- 文書はKCLの公式レターヘッド付き高級耐久性用紙に作成される
- KCLの印と担当者の手書きの署名が付される
- 導かれる結論:
- 堀口英利が裁判所に原本として提出したものは偽造書類であることが確定した
- 偽造書類を提出する以上、学歴も詐称である
■ 6. 在学期間ルールとの矛盾
- 自称する入学年:
- 堀口英利は2020年入学と自称し詐称している
- KCLの在学期間の上限:
- 留学生は4年が限度であり2020年入学なら2024年でアウトとなる
- 英国の学生でも6年で上限に達する
- 大学が特例で認めた場合でも8年が上限となる
- 卒業見込みに関する規定:
- 卒業見込みがなくなった時点で在学資格を失う
- 堀口英利が今年卒業だと主張してくる可能性がある
- 2026年時点で必要な条件:
- 2026年現在、9月からロンドンで通学しなければ退学となる
- 退学になったと今更言い張る可能性もある
- 奨学金への波及:
- 堀口英利は奨学金を受給しているという話を裁判所で出している
- その受給の扱いがどうなるかは気になる点である
- 卒業の見通し:
- 堀口英利がKCLを卒業することは、英国王室レベルのコネでもない限り不可能である
- 元から不可能であり、普通に考えればここでアウトとなる
■ 7. 神原弁護士の責任
- 代理人としての主張:
- 神原弁護士はこの厚紙の証明書について、あの紙でも違和感はないと主張していた
- 調査義務への疑義:
- 偽造が確定して逮捕や起訴に至れば、弁護士として調査したのかが問われる
- 散々指摘されながらその点を調査せずに書類を提出したことになる
- 判決への影響:
- この主張は神原弁護士がついて勝った裁判で行われたものである
- 犯罪に当たる偽造書類を提出してまで得た判決がどうなるかが今後の焦点となる
■ 8. 成立しうる犯罪
- 証拠偽造罪:
- 民事裁判の証拠として偽造証拠を提出すると証拠偽造罪に当たる
- 罪の重さの定義が古く、ほぼ適用されたことのない刑法である
- 刑事告訴で偽造がばれるような書類を出す者は通常存在しない
- 刑事告訴での提出:
- 堀口英利は刑事告訴でも偽造書類を提出しており、学歴詐称でも刑事訴訟をしている
- 刑事裁判に偽造書類を提出していたことは確認済みである
- 該当する罪名:
- 虚偽告訴罪に当たる
- 裁判所への提出は有印私文書偽造罪に当たる
- 訴訟詐欺という類型の詐欺罪にも当たる
- 今後の対応:
- いただいたカンパを全額使ってでもきっちりやり切る
■ 9. 証明書に関する常識
- 大学が発行する証明書の水準:
- 大学は透かし入りの証書を普通に発行する
- 市役所レベルでも透かし入りの証明書を発行している
- 英国における事情:
- 学歴詐称が国家的な問題となっている英国において、透かしのない厚紙の証明書はありえない
- そのようなものが提出された時点で敗訴としてほしい水準である
- 一般的なイメージ:
- 通常の学校が出す証明書は特別な透かしが入り、偽造が困難な紙を使う
- 卒業や証明書取得の経験がないと、この水準は分からないのかもしれない
■ 1. 「WiLL」購入の経緯
- 近代の個人主義への関心:
- 「現代人の孤独」というテーマに関心を持っている
- 共同体の希薄化:
- 現代社会は誰もが当たり前に持っている共同体が薄い
- 共同体に代わる友人や恋人といった関係は自ら動かなければ獲得できない
- コミュニケーション能力や行動力の有無によって大きな差がついてしまう
- 自身はコミュ力が高い方ではなく、今の社会での人間関係構築の難しさを感じている
- 保守側の論考との共通点:
- 早稲田大の保守系政治サークル・国策研究会前幹事長の藤井雄太が「近代の個人主義」の論を発表していた
- 保守的な考えの人でもリベラルな自分と共通点があることに驚いた
- リベラルの個人主義がもたらす反動:
- 現代のリベラルは個人の尊重、自由、平等をうたってきた
- その反動で個人の心のよりどころがあやふやになっている面がある
- 個人主義への問題意識はリベラル側よりも保守側の方がリアリティーがあるとさえ感じる
- 購入の直接のきっかけ:
- 藤井の最新原稿が「WiLL」に掲載されていると知ったこと
- 初めて購入し、現代人の孤独についての論考に共感できる部分が多かった
- 立場に関係のない発信:
- 「WiLL」や「Hanada」は右翼雑誌と呼ばれ、特にリベラル界隈では排他的に評価されている
- 立場に関係なく面白いと感じたものは面白いと発信すべきだと考えてXに投稿した
■ 2. 炎上とリベラルからの批判
- リベラル側からの批判の殺到:
- リベラルの有名なインフルエンサーが投稿を引用ポストし、揶揄するような内容を書いた
- フォロワーの多いインフルエンサーの立場で「WiLL」を紹介するのはおかしい、差別的な扇動を肯定するのかといったメッセージが届いた
- 排除は村八分と同じ:
- 同じくリベラリズムに共感する一個人同士でありながら、一つの投稿だけで異質な存在だと分析して排除している
- 読まずに批判する態度:
- 読んでもいないのに批判する姿勢は好きになれない
- 一面だけを切り取って自分の主張と違う考えを悪だと切り捨てている
- その姿勢はエコーチェンバーを加速させ、人が歩み寄ることを難しくする
■ 3. 炎上がもたらした発見
- 閉ざされたコミュニティー:
- 普段の投稿を見るのは自分の考えに共感してくれる人たちで、閉ざされたコミュニティーが形成されていた
- コミュニティーが開かれた実感:
- 今回の投稿は普段見なかった層からの反響が大きく、保守的な考えの人も新たにフォローした
- これまでの発信は合わないと思っていたがこの投稿には共感できる、という反応が届いた
- 柔軟な考えを持っていたことは過去のメディア露出では分からなかった、という反応も届いた
- SNSでの歩み寄りの可能性:
- SNS上でも違う考えの人と歩み寄って意見を交わすことが可能だと感じた
■ 4. 対話の先にある連帯
- 相手を拒絶しない姿勢:
- 政治的な思想や立場が違っても相手を拒絶したくない
- 相手の考えを排除せず、まずお互いを尊重することの重要性を再確認した
- デモ参加者が連帯したい相手:
- 戦争反対のデモの取材で誰と一番連帯したいかを聞くと、家族、友人、恋人といった身近な存在を答える人が多い
- デモには参加できても、一番身近な人には自分の考えを伝えられず理解もされていない
- 排他的態度に陥るリベラル:
- 身近な共同体と連帯したい気持ちがあるのに、どうせ理解されないからと排他的な態度を取る例がリベラルの一部にみられる
- 大きな目標への偏り:
- 「多様性」や「自由」といった大きな目標ばかりを意識しすぎている
- 現在の自分の環境や身近な人に目を向けられていない
- 考えが合うかどうかに関係なく、互いの考えを尊重した対話の先に連帯がある
■ 5. 保守とリベラルの関係
- あるべき社会の構図:
- 保守が規範をつくり、こぼれ落ちた人々をリベラルがすくい上げる構図であるべき
- 保守とリベラルが互いに存在して一つの社会が成り立つため、双方の立場がしっかりしないといけない
- リベラルであり続ける理由:
- 父が中国人で母が日本人というルーツを持つ
- 高校時代に挫折して教室に入れず図書室にしか通えない日々があった
- コミュニティーの外側に置かれる孤独感に悩んだ経験がある
- 保守がつくる規範の外で苦しんでいる人の助けになりたいという気持ちを持ち続けている
- 双方に欠けているもの:
- 「人を人として対等に扱う」という人間としての根本的なあるべき姿が、保守もリベラルも欠けている
- その欠落がSNSなどで目立つ
- 源流の共通性:
- 保守とリベラルは過程や表現が異なるだけである
- どちらも源流では人としてのあるべき姿を求めており、大きな違いはない
- 対話の重要性を思い出すことが社会を良くする第一歩となる
■ 6. 対話の実践
- 「なぜそう思うようになったのか」に目を向ける:
- 自分と違う考えに対して間違っていると決めつけない
- 人種差別的な思考を持つ知り合いへの対応:
- 有無を言わせず差別はだめだと教え諭すことは短絡的だと考えた
- まず話を最後まで聞き、なぜその考えを持つに至ったかを掘り下げた
- 雑談も交えて関係を深めると、社会観、経歴、雇用環境からその考えに至る必然性が見えてきた
- 対等な同志としての会話:
- 最後まで聞き、分からなければ質問し、そのうえで自分の考えを伝える
- どちらかに矯正するための会話ではなく、自分なりの考えを持つ同志として対等に話す
- 一市民が背負う負担の限界:
- 仮に思想に正解と不正解があったとしても、そのたびに身近な人を正そうとすれば人間関係が壊れかねない
- 一人の市民がそのようなリスクと負担を背負う必要はない
- 尊重し合う関係性が積み重なることで社会は少しずつよくなる
■ 7. 発信を続ける理由
- 自らの立場の活用:
- 特別なことをしているわけでも特別な人間でもない
- 若い女性、学生、リベラルという珍しい立場から注目を集められているなら、それも利用する
- 社会の議論を硬直させないように発信を続けていく
- 批判による負荷:
- 投稿がバズると批判を浴びて心をむしばまれたり人間不信になったりしそうなときもある
- 「Z世代の論客」としてメディアに取り上げられ、影響力の点で役割を果たせる立場にあるかもしれない
- 硬直した社会への懸念:
- 議論のない硬直した社会になると多数派にばかり傾いて社会の均衡が取れない
- 発信が議論を起こして制度からこぼれ落ちた人を救えるなら何よりもうれしい
■ 8. 強さの源泉となった挫折
- 文武両道の王道コース:
- 幼少期から勉強と運動に力を入れ、受験を経て宮城教育大付属小・中から仙台二高へ進んだ
- 高校での落ちこぼれ:
- 高校に入って落ちこぼれ、文武両道にとらわれていたからこそ自分には価値がないと思った
- 「この国の学校制度を考える会」:
- 落ちこぼれた仲間と連帯するために結成した
- 社会に親しみを持ってもらうため、選挙の仕組みを解説するポスターを校内に掲示した
- 活動による孤立:
- 活動はメディアに取り上げられ、SNSでは肯定的な意見も多く得られた
- 学校の中では政治的な考えの強い左翼だという評判が流れ、周囲から浮いて孤立した
- 長年の友達とも距離ができてとてもつらかった
- 使命感の源泉:
- 孤独感に悩んだ経験が、人の助けになりたいという使命感の源泉となっている
■ 9. 目指す社会の形
- 保証された人間関係の希薄さ:
- 現代の課題は誰にでも当たり前に保証された人間関係が希薄であること
- 保証されているものがないため、コミュニケーションの力などで人間関係の構築に格差が生まれる
- 共同体の制度的保証:
- 誰もが属せる共同体を制度の面から保証する必要がある
- 「こども食堂」のような民間の試みにも可能性がある
- 若い世代の役割:
- このような社会を作るためには若い世代が重要になる
- 保守やリベラルにとらわれず、互いの意見を尊重して対等に話し合える人間としての当たり前を取り戻す
- 同年代に感じる共通性:
- 同年代と話すと、保守的な人であっても「個人の尊重」という点では共通性が多い
- 市民に言葉を届ける:
- 誰もが当たり前に所属できる共同体の保証を街頭で訴える
- 市民に言葉を届けて広げていくという風潮を起こしたい
■ 10. 略歴
- 2004年生まれ、慶応義塾大学総合政策学部に在学しジャーナリズムを専攻
- 宮城県出身で、県下有数の進学校である仙台二高に通った
- 選挙の仕組みを解説するポスターを校舎の壁にはり、学校からはがすように指導された
- その経緯をSNSに発信して注目を集め、後に学校側が謝罪して張り出しを認めた
■ 1. 本日の死刑執行
- 大阪拘置所での執行:
- 本日、大阪拘置所において1名の死刑が執行された
- 高市内閣発足および平口洋法務大臣就任後、初めての執行である
■ 2. 死刑の刑罰としての異質性
- 生命権を剥奪する刑罰:
- 死刑は基本的人権の核をなす生命権を国が剥奪する刑罰である
- 近代人権思想の中で残された、もっとも苛烈な刑罰である
- 刑罰制度のあるべき姿:
- 刑罰制度は犯罪への応報にとどまるべきではない
- 罪を犯した者の更生により社会全体の安寧に資するものであるべきである
- 拘禁刑への移行が示す転換:
- 2025年6月、懲役刑と禁錮刑を一本化し新自由刑(拘禁刑)に再編する改正刑法が施行された
- これは応報を主眼とする刑罰制度から更生と教育を主眼とする刑罰制度への移行を意味する
- 拘禁刑の理念との矛盾:
- 死刑は日本の刑法典の下で、罪を犯した者の更生を指向しない唯一の刑罰である
- 拘禁刑の理念と相容れない異質なものである
■ 3. 国際的な廃止の潮流
- 廃止国の広がり:
- 国際的には多くの国が既に死刑制度を廃止している
- 過去10年以上執行していない事実上の廃止を含めれば、2025年末時点で145か国に及ぶ
- 世界的な死刑廃止の流れは更に進んでいる
■ 4. 当連合会のこれまでの取組
- 2016年の人権擁護大会宣言:
- 長年の議論を経て、第59回人権擁護大会において死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言を採択した
- 国に対し死刑制度の廃止と刑罰制度全体の見直しを求めてきた
- 2022年の代替刑提言:
- 2022年11月15日付けで死刑制度の廃止に伴う代替刑の制度設計に関する提言を取りまとめた
- 死刑制度の廃止と代替刑としての終身拘禁刑の創設を、政府、国会及び社会全体に提言している
■ 5. 世論調査を理由とする存置論への反論
- 世論調査の結果:
- 2025年2月に結果が公表された世論調査では、死刑の存続はやむを得ないとの回答が8割以上であったとされる
- 国際人権機関からの勧告:
- 国際人権(自由権)規約委員会等から、世論調査の結果にかかわらず死刑制度の廃止を考慮するよう、我が国は何度も勧告を受けている
- 同調査が示す廃止受容の余地:
- 同じ世論調査でも別の質問への回答において、死刑に代えて導入される刑罰の内容次第では死刑制度の廃止も受け容れられる余地があることが示されている
■ 6. 懇話会報告書の提言
- 懇話会の設置:
- 2024年2月29日、日本の死刑制度について考える懇話会が設置された
- 構成員は国会議員、学識経験者、警察、検察出身者、弁護士である
- 経済界、労働界、被害者団体、報道関係者、宗教家及び文化人らも加わっている
- 報告書の公表:
- 十分な情報をもとに活発な議論を行い、2024年11月13日に報告書が公表された
- 全会一致の結論:
- 委員16名全員の一致で、現行の日本の死刑制度とその現在の運用の在り方は放置することの許されない数多くの問題を伴っていると指摘した
- 現状のままに存続させてはならないとした
- 早急に国会及び内閣の下に、死刑制度に関する根本的な検討を任務とする公的な会議体を設置することを提言している
■ 7. 執行への抗議と要求
- 提言を顧みない執行への遺憾:
- 懇話会の提言に真摯に向き合うことなく本日死刑が執行されたことは、大変遺憾である
- 本日の執行への強い抗議:
- 当連合会は本日の死刑執行に対し強く抗議する
- 求める措置:
- 死刑制度を廃止する立法措置を早急に講じることを求める
- 死刑制度の廃止についての結論が出るまでの間、全ての死刑の執行を停止することを改めて求める
■ 1. 総評
- 結論と構成の一貫性:
- 死刑執行への抗議と制度廃止要求という結論は一貫しており、段落構成も整理されている
- 中核論証の脆弱性:
- 拘禁刑への再編と死刑の非整合性という中核の論証は、隠れた前提と規範的飛躍に依存する
- この論証はそれ自体では廃止という結論を支えない
- 検証可能性の欠如:
- 世論調査、懇話会報告書、国際的統計のいずれについても出典、数値、設置主体が示されない
- 提言と要求のずれ:
- 懇話会報告書の提言内容である公的会議体の設置と、本声明の要求である廃止立法との差を埋めないまま並置している
- 存置論への無応答:
- 応報感情、抑止、確定判決執行の法的位置づけという主要論拠に一切応答せず、説得力を大きく損なう
- 個別事案情報の皆無:
- 抗議対象である個別の執行事案についての情報がなく、個別執行への抗議という形式と整合しない
■ 2. 拘禁刑への再編を根拠とする異質性論
- 本声明の理論的中核:
- 最も瑕疵が多い部分である
- 立法趣旨解釈の飛躍:
- 2025年6月施行の改正刑法による懲役刑と禁錮刑の一本化を、応報主眼から更生・教育主眼への移行と読む記述は著者の解釈にすぎない
- 一本化は自由刑の種別統合であり、立法者が刑罰体系全体の理念転換を意図した証拠は示されていない
- まして死刑の位置づけ変更を含意した証拠も提示されておらず、改正の射程を自由刑内部から刑罰体系全体へ無断で拡張している
- 「唯一の刑罰」という断定:
- 死刑が更生を指向しない唯一の刑罰との記述は、そのままでは成立しない
- 罰金、科料、没収といった財産刑も更生プログラムを伴わず、更生を主眼とする刑罰とは言い難い
- 更生を指向しないの意味を受刑者の将来そのものの消滅と読めば死刑固有となるが、その定義は文中に示されていない
- 多義語の濫用であり、唯一という強い限定語が定義の曖昧さによって支えられている
- 異質性から廃止への飛躍:
- 死刑が拘禁刑の理念と異質だとしても、そこから直ちに廃止すべきとの結論は導かれない
- 体系的整合性の欠如は、異質な要素を除去する理由にも、体系側の理念の適用範囲を限定する理由にもなりうる
- 異質性の指摘を廃止の理由とするには追加の規範的前提が必要だが、それが明示されていない
- 論証なき当為命題:
- 刑罰制度は更生により社会全体の安寧に資するべきとの命題は、応報刑論を検討せずに退けた上での前提設定である
- 応報刑論は刑法学上なお有力な立場であり、これに触れずに更生主義を自明の前提とするのは結論ありきの前提選択に該当する
■ 3. 国際的な廃止の潮流
- 多数論証:
- 多くの国が廃止済みであり世界的な流れが進むことから日本も廃止すべきとする含意は、他国の採用数を規範的根拠とする
- 制度の是非は採用国数からは導かれない
- 選択的な事実提示:
- 事実上の廃止を含めれば145か国という2025年末時点の数値を示す一方、法律上の全面廃止国の数は示されていない
- 母数を大きくする集計方法のみを提示し、より厳格な基準による数値を併記していない
- 出典の欠落:
- 統計の調査主体や公表資料名が一切示されておらず、読者は数値を検証できない
- 国数のみによる像の構成:
- 存置国側の人口規模や法域の性質には触れず、潮流の像を国数のみで構成している
■ 4. 自身の過去の宣言・提言の援用
- 自己引用の限界:
- 2016年の人権擁護大会宣言および2022年の提言の引用は、日弁連の立場の一貫性を示す説明としては機能する
- ただし自己の過去の主張の再掲であり、外部の読者に対する独立した論拠にはならない
- 声明という文書形式上ある程度は許容されるが、論証としての強度は低い
- 代替刑の妥当性の未検証:
- 代替刑としての終身拘禁刑の創設に言及しながら、それが生命権剥奪の代替として妥当である理由は一切示されていない
- 仮釈放の余地なき終身刑は、それ自体の人道性が国際的に議論されている
- 基準の非一貫使用:
- 死刑批判に用いた更生を指向するか否かという基準を、自らの代替案には適用していない
■ 5. 世論調査の取扱い
- 不利なデータの明示:
- 死刑の存続はやむを得ないとの回答が8割以上であったという自説に不利なデータを示した点は、記述として誠実である
- 権威論証と論点のすり替え:
- 国際人権(自由権)規約委員会等から世論調査の結果にかかわらず廃止を考慮するよう勧告を受けているとの応答は、世論調査が示す事実を別種の権威で相殺しようとするものである
- 世論の重みそのものへの反論にはなっておらず、勧告の法的性質にも触れていない
- 検証不能な引用:
- 代替刑の内容次第では廃止も受け容れられる余地があると示されたとの記述は、調査名、質問文、選択肢、回答率のいずれも示していない
- 読者は余地の程度を判断できない
- 提示方法の非対称性:
- 同一調査について、不利な設問は8割以上と数値付きで、有利な設問は数値なしの定性的表現で提示している
- 確証バイアスに基づく選択的提示である
- 調査への評価の揺れ:
- 8割が存続やむを得ないとした同じ調査を、直後に世論の可変性の根拠として用いている
- 当該調査の信頼性に対する評価が場面ごとに揺れている
■ 6. 懇話会報告書の援用
- 設置主体の不開示:
- 日本の死刑制度について考える懇話会について、公的機関と民間の任意団体のいずれが設置したのかが記載されていない
- 国会議員から文化人まで幅広い委員構成の列挙により公的性格を帯びた印象を与えるが、その根拠は本文にない
- 委員の選定基準と選定主体も不明であり、委員16名全員の一致という強調は母集団の代表性が不明なまま結論の重みだけを主張する
- 提言内容と要求内容のずれ:
- 引用された提言は現状のままに存続させてはならないことと公的な会議体を設置することであり、死刑制度の廃止ではない
- にもかかわらずこれを廃止要求の直前に配置し、末尾では提言に真摯に向き合わない執行を遺憾としている
- 会議体設置の提言を廃止立法の要求を支える論拠として流用しており、論点のすり替えに当たる
- 因果の断定と隠れた前提:
- 提言に真摯に向き合うことなく執行されたとの記述は、執行の事実から検討の不在を推認している
- 政府が提言を検討していないことを示す独立した証拠は提示されていない
- この非難は政府が提言に応答する義務を負うという前提に立つが、懇話会の法的地位が示されない以上、前提は論証されていない
■ 7. 個別執行への抗議としての情報不足
- 当該事案情報の欠落:
- 大阪拘置所において1名の死刑が執行されたという冒頭の記述以外、罪名、確定時期、再審請求や恩赦出願の有無、訴訟能力に関する問題の有無が一切ない
- 制度一般への反対論のみが展開され、この特定の執行に固有の問題は何ひとつ指摘されていない
- 個別執行への抗議という形式と記載内容が対応していない
- 執行の位置づけへの非言及:
- 死刑執行は確定判決の執行手続として法制度上位置づけられているが、本声明は執行が違法であるとは述べずに強く抗議している
- 適法な職務行為に対する政策的抗議なのか、手続上の瑕疵の主張なのかが判別できず、論理構造上の問題である
- 反対論への応答の欠如:
- 被害者遺族の応報感情、凶悪犯罪の抑止効果、確定判決の実現という法治国家の要請といった存置論の主要論拠を一つも取り上げていない
- 一方の論拠のみを積む構成であり、対立する立場の読者を説得する設計になっていない
- 自説に有利な論点の欠落:
- 死刑廃止論の最も強力な論拠である誤判・冤罪のリスクと執行の不可逆性にも言及がない
- 自説に有利な論点すら網羅しておらず、論証の設計自体が不十分である
- 政治的文脈の付加:
- 高市内閣発足と平口洋法務大臣就任後初の執行であるとの記述は、事実として正確でありうるが制度そのものの是非に何ら寄与しない
- 制度批判を特定の内閣と特定の大臣に帰属させる効果を持ち、制度論と個人・政権への非難とを混在させている
■ 8. 記述形式と検証可能性
- 文書としての明確性:
- 段落ごとの主題は明確であり、廃止立法の早急な措置と結論が出るまでの全執行停止という要求事項も末尾で具体的に特定されている
- 参照資料の不備:
- 世論調査、規約委員会の勧告、懇話会報告書、廃止国統計のすべてについて、正式名称、公表主体、参照先の一部または全部が欠落している
- 読者が原資料に当たって記述の正確性を確認する手段がない
- 感情的訴求への依存:
- 基本的人権の核をなす生命権、近代人権思想の中で残された最も苛烈な刑罰といった表現は、評価を事実記述の形式で提示している
- これらが論証の代替として機能している
■ 9. 採点結果
- 論理構造 3/5:
- 段落構成と要求事項の特定は明確だが、拘禁刑論から廃止結論への接続と懇話会提言から廃止要求への接続に飛躍がある
- 説得力 2/5:
- 存置論の主要論拠に一切応答せず、既に廃止論に立つ読者以外を動かす設計になっていない
- 主張の妥当性 3/5:
- 廃止立法と執行停止という要求自体は明確で団体の従来方針とも整合するが、代替刑の妥当性が未検証のまま残る
- 証拠の質 2/5:
- 参照資料の出典が全面的に欠落し、有利な調査結果のみ数値なしで提示するなど提示方法が非対称である
- 論理的健全性 2/5:
- 多数論証、権威論証、論点のすり替え、選択的事実提示、確証バイアス、結論ありきの前提選択が複合的に見られる
- 検証可能性 2/5:
- 統計、調査、勧告、報告書のいずれも原典を特定できず、読者による事実確認が不可能である
- 反対論への応答 1/5:
- 応報刑論、抑止論、被害者感情、執行の法的位置づけのいずれにも言及がなく、一方向の立論に終始する
- 記述の明確さ 4/5:
- 用語と文構造は平明で、要求の名宛人と内容が特定されている
- 合計 19/40
− 海外で流行ってるからうちもそうしよう!は流石に主体性無さ過ぎだろ
【8月21日 AFP】香港の裁判所は21日、1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する集会を主催していた活動家2人に、「国家転覆を煽動」した罪で有罪を言い渡した。
報道陣に配布されたプレスリリースの要約によると、李卓人被告(69)と鄒幸●(●は丹にさんづくり)被告(41)は、「国家権力を転覆させる目的で、不法な手段により行為を組織、計画、実行、または参加するよう他者を煽動した」とされる。
両被告には最高で拘禁10年の刑が科される可能性がある。量刑は後日言い渡される予定となっている。
李被告は、民主派団体「香港市民支援愛国民主運動連合会」の会長、鄒被告は同連合会の副会長を務めていた。
検察側は、両被告が「人権の名を借りて国家安全保障を脅かした」と主張。弁護人をつけず自ら弁護を行った鄒被告は今年5月の公判で、「裁かれているのは法律そのものだ」と訴えていた。
両被告の裁判は今年1月に始まり、24日間にわたって審理が行われた。3人目の被告で、同連合会の副会長である何俊仁(アルバート・ホー)被告(74)は、1月に罪状を認めている。(c)AFP
労組にいた頃「軍需産業関連企業や、その技術に支えられたサービスをボイコットしよう」と言い出した人がいて、思いつく限りの製品をあげてって言われたので「焦げ付かないフッ素加工のフライパン」をあげて「関係無いだろ」と言われ、戦闘機のエンジン焼き付き防止が起源だと言ったら会が終わった。
この話にはキモが2つあって、「フライパンが出た時点で会を終わらせた」ことも大切なんですよ。左右に限らず言い訳がましい人っていますからね。
あと反戦運動が労組の中に組み込まれた根本の原因は「戦争になったら労働条件が悪化した」事実によるものなので(月月火水木金金♪ がその象徴でしょう)、そこは無関係とかなどと否定してはいけないという気もしますよ。
■ 1. 高市政権の支持層と右派市民
- 支持層の変化の兆し:
- 高市政権を支えてきた支持層に変化の兆しが見え始めている
- 7月29日の朝日新聞の報道によれば、高市早苗首相への好感度が低下している
- 好感度低下は保守層と女性層でとくに目立つ
- 「右派」イメージへの疑問:
- 私たちが思い描く「右派」のイメージが現実を映しているとは限らない
- 書籍『「右派市民」と日本政治』は右派市民の実像をデータで解き明かしている
■ 2. 社会階層と穏健な保守層
- 社会階層の定義:
- 社会学では職業、学歴、収入などからなる地位・資源の違いを表す
- 底堅い自民党支持層の分布:
- 極端な立場を取らない穏健な保守層は自営業者・経営者・管理職に多い
- 地方の農林水産業従事者にも多いという傾向が指摘されてきた
- 支持を支える互助的関係:
- 自民党および地域の保守政治家は、地域経済を直接的に担う人々に向けた政策を重視してきた
- そこに互助的な関係が成り立っていた
- 地方の伝統的権力関係:
- 地方では伝統的な権力関係が残存する傾向が強い
- 地域をあげて保守政治家を応援することがごく自然とされた
■ 3. 欧米の極右研究が示す仮説
- 経済的脆弱層が極端な主張に引き寄せられる仮説:
- 欧米の極右研究やポピュリズム研究からの発想である
- 経済的に脆弱な人々が社会や政治に対する不満や怒りから極端な主張にひきつけられるとする
- アメリカの事例:
- 衰退産業の労働者たちが、以前とは異なりトランプのような極端な主張をする政治家に期待するようになった
- ヨーロッパの事例:
- グローバル化のなかで恩恵にあずかれない人たちが、不満のはけ口を政権やEUや移民に見出しているという議論がある
- 実際に効いている要因:
- 経済的な要因が直接影響するのではない
- 移民の文化的脅威や伝統重視といったことが影響していることが多い
- いずれにせよ階層的な地位の低い人々が中心である点は変わらない
■ 4. 日本での知見
- 階層的弱者による支持という説明の否定:
- これまでの調査研究では、日本において階層的な弱者による支持はおおよそ否定されてきた
- 階層の広がり:
- 諸外国と比べるとさまざまな階層にまんべんなく広がっているというのが現在までの知見である
- 支持層を特定しにくいという了解がある
■ 5. 大規模データの必要性
- 従来研究の限界:
- 極端な考え方を持つ少数の人々をとらえるには、それなりに大規模の調査データが必要となる
- 人数が少ない場合は結果が不安定になり、はっきりした特徴をとらえきれない
- 本書のデータの利点:
- 本書が用いるデータならば、ある程度まとまった形で右派市民をとらえることができる
- 対象とする4タイプの右派市民の階層的特徴を掘り下げられる
■ 6. 属性の影響を統制する分析
- 交絡への注意:
- 階層的特徴を検討する際は、性別や年齢といったほかの属性の影響に注意しなければならない
- 学歴をめぐる例:
- 右派市民に中学・高校卒が多いという結果が出ても、学歴自体の違いによるのかは判然としない
- 高年層に大学卒の人が少ないことによる可能性がある
- 職業をめぐる例:
- 右派市民に無職者が多いという結果が出ても、無職か有職かの違いによるのかは判然としない
- 高年層に退職者が多いことによる可能性がある
- 求められる見極め:
- 性別や年齢という条件を一定にした場合に社会階層の違いがあるのかないのかを見極める必要がある
■ 7. 12カテゴリの設定
- カテゴリの構成:
- 性別・年齢・学歴の組み合わせで12のカテゴリを作成した
- 年齢は若年(20〜30代)、中年(40〜50代)、高年(60〜70代)の3区分とした
- 学歴は大卒(短大・大学卒以上)か非大卒(中学・高校卒)かの2区分とした
- カテゴリ設定の効果:
- 「高年層に高学歴層が少ない」といった影響を除外した結果としてみることが可能となる
- 表3は4タイプそれぞれにどのカテゴリの人がどの程度含まれるかを示している
■ 8. 表3から読み取れる右派市民の姿
- 愛国主義者と若年大卒男性:
- 愛国主義者には若年大卒男性が18パーセント含まれる
- 調査回答者全体では若年大卒男性は14パーセントであり、愛国主義者に相対的に多い
- 伝統主義者と若年大卒女性:
- 若年大卒女性は全体の10パーセントを占める
- 伝統主義者には1パーセントしか含まれず、目立って少ない
- 右派市民の性別構成:
- 右派市民は男性が中心であり、女性は少なめである
- とくに若い大卒の女性が構成比からすると目立って少ない
- 若年大卒女性はもっとも右派市民と縁遠い社会層である
- 女性内部の学歴差:
- 女性については大卒よりも非大卒層(中学・高校卒の人々)のほうが右派市民と親和的である
- あくまでも大卒女性と比べた場合の傾向である
■ 9. 参照文献
- 保守支持層の階層的傾向:
- 三宅一郎『現代政治学叢書5 投票行動』東京大学出版会、1989年
- 欧州の排外主義における文化的要因:
- 中井遼『欧州の排外主義とナショナリズム 調査から見る世論の本質』新泉社、2021年
- 日本の排外主義とネット右翼:
- 樋口直人『日本型排外主義 在特会・外国人参政権・東アジア地政学』名古屋大学出版会、2014年
- 樋口直人ほか『ネット右翼とは何か』青弓社ライブラリー、2019年
- カテゴリ作成の参考:
- 吉川徹『日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち』光文社新書、2018年
- 表の表示基準:
- 太字は全体の傾向と比較して割合が多いカテゴリ、グレーは少ないカテゴリを示す
- いずれも統計的な基準によって判断しており、以降の図表でも同様の基準を用いる
■ 1. 新政治団体の結成発表
- 政治団体「護憲リベラル共生」:
- 略称はゴリラ
- 近く結成すると発表
- 会見の主体:
- 2月の衆院選で落選した立憲民主党出身の前衆院議員3人
- 8月19日に国会内で記者会見を実施
- 団体の目的:
- 憲法9条の堅持などを掲げる
- リベラル勢力の結集を目指す
■ 2. 参加する顔ぶれ
- 執行部の構成:
- 共同代表は川内博史、阿部知子の両氏
- 幹事長は平岡秀夫元法相
- 3氏の経歴:
- いずれも中道改革連合から衆院選に立候補して落選
- 阿部、平岡の両氏は中道を離党
- 参加の広がり:
- 3氏のほかに13人が参加の意思を示している
- 13人には立民の現職参院議員が含まれる
■ 3. 掲げる基本政策と方針
- 皇室典範改正:
- 女性・女系天皇に道を開く改正を基本政策に掲げる
- 沖縄県知事選への対応:
- 9月の沖縄県知事選で立民と同様に現職を支援する方針を示す
- 狙い:
- 中道・立民内のリベラル派の受け皿になることを企図
■ 4. 合流協議への影響
- 3党協議の現状:
- 中道、立民、公明の3党は8月末をめどに合流協議の結論を出す方針
- 立民内の反発:
- 地方組織を含めて合流への慎重論が根強い
- 中道側の受け止め:
- 党関係者は新団体の狙いを合流に遠心力を働かせることだとみる
「男の性欲が無くなれば女性への優しさが無くなる」
この話に男性がリアリティを感じるのって
性に目覚めていない幼少期、同世代の女子をどう思っていたかが答えなのじゃ
体力も無いし趣味も合わないし、すぐピーピー泣くノロマだと思ってたじゃろ?その状態になるだけじゃ
■ 1. 弁護人への刑事告発
- 告発の主体と日付:
- 伊東市の前市長・田久保眞紀 被告の学歴詐称問題で発足した市民団体のメンバーである伊東市民が19日に告発
- 告発の内容:
- 偽造したとされる「卒業証書」について、捜査機関からの提出を拒否し金庫に保管していたとする証拠隠滅の疑い
- 告発先は東京地方検察庁
- 告発の対象:
- 田久保 被告の代理人弁護士である福島正洋 弁護士
■ 2. 学歴詐称問題の経緯
- 学歴詐称の内容:
- 大学を除籍されていたにもかかわらず、経歴調査票や市の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記載
- 失職に至る経過:
- 二度にわたる不信任の議決の末に失職
- 在宅起訴された罪状:
- 3月に偽の卒業証書を作成し市議会の正副議長などに見せたとされる有印私文書偽造・同行使
- 市議会の百条委員会で虚偽の証言をしたとされる地方自治法違反
■ 3. 押収拒絶権を盾にした提出拒否
- 卒業証書の保管状況:
- 田久保 被告が市議会の正副議長に示した偽造したとされる卒業証書は、代理人の福島弁護士に預けられている
- 福島弁護士が所属する法律会計事務所の金庫に保管
- 提出拒否の根拠:
- 福島弁護士は刑事訴訟法に規定された「押収拒絶権」を盾に捜査機関への提出を拒否
- 証拠としての位置付け:
- 告発状では、この「卒業証書」は事件の構成要素として重要かつ決定的証拠だと説明
- 福島弁護士の自負:
- これまでのテレビ静岡の取材に対し、押収拒絶権について日本の弁護士で一番研究している自信があると強い自負をのぞかせていた
■ 4. 弁護方針への批判
- 弁護方針の帰結:
- 福島弁護士は議会や捜査機関と徹底的に対立する弁護方針を立てた
- 結果として二度の選挙により8000万円以上の公費を無駄にした
- 依頼人である田久保 氏は失職・起訴され、不幸に導かれた
- 元凶の所在:
- そのすべての元凶は、意味不明な弁護方針の策定にあると考えられる
- 責任の不均衡:
- 全て裏目に出て結局大惨事を招いており、その大惨事の責任は被告発人である福島弁護士にある
- にもかかわらず田久保 氏のみが責任を負い、被告発人が何ら責任を負わないというのは許されず、厳罰を求める
■ 5. 制度を利用した脱法行為との指摘
- 告発状での指摘:
- 押収拒絶権の行使という名目で事件の証拠を隠匿することは、合法的に証拠を隠滅できる制度を利用するために弁護士を雇ったようなもの
- 制度を利用した脱法行為である
■ 6. 弁護士会への懲戒請求
- 懲戒処分の請求:
- 告発した市民は、福島弁護士が証拠隠滅罪に相当する行為をおこなうなど弁護士職務基本規程に違反したとして、東京弁護士会綱紀委員会に懲戒処分を請求
■ 1. 事案の概要
- 架空女性による政治活動:
- 生成AIで作られた女性が実在する政党名を掲げ、性暴力被害や妊娠、出産の経験を語りながら政治活動を続けていた
- アカウントの内容:
- X上のアカウント名は「中村りほ@立憲民主党」
- プロフィールには性暴力から妊娠、出産を経験し女性が安心して暮らせる社会を目指すと記されていた
- 女性支援、子育て支援、農業振興、地域活性化、福祉の充実などを掲げていた
- 実在しない人物:
- 「中村りほ」という女性は実在せず、アカウントを作成し投稿を続けていたのは立憲民主党の党員である実在の男性だった
- 取材への回答:
- 8月19日に書面で回答が寄せられ、架空の人物を実在する政治活動家であるかのように見せたことを「非常に軽率だった」と反省した
■ 2. 発信された架空の体験
- 物語としての発信:
- AIで作った女性の画像を掲載するだけでなく、存在しない女性の人生や家族、政治活動に関する物語が具体的な体験として発信されていた
- 出産報告の投稿:
- 8月14日に「お産後初の政治活動」として鹿沼市内の住宅を訪ねたと投稿
- 15日には5月2日午前2時30分に3620gの女の子を出産したとする報告を掲載し、陣痛から出産までの経過も具体的に記していた
- 男性名義の別アカウント:
- 「中村りほ氏(25)」が性暴力による望まない妊娠と出産を経験し、その経験を政治の場に届けるため選挙への挑戦を決意したと紹介していた
- 自身の後援会から「中村りほ後援会」へ移行すると発信していた
- 実在すると受け取られる状態:
- 複数アカウントの投稿が重なることで、実在の女性が将来の立候補を視野に政治活動を行っているかのように受け取られやすくなっていた
- 明示の欠如:
- 人物が架空であることや画像がAI生成であることが、受け手に明確に伝わる形では表示されていなかった
■ 3. 立憲民主党側の対応
- 問い合わせの発生:
- 筆者のSNSに実在する人物なのか、本当に立憲民主党に所属しているのかといった問い合わせが寄せられた
- 県連への取材:
- 8月18日に立憲民主党栃木県連へ電話取材し、小川事務局長がアカウント作成者は同党の党員である男性だと説明した
- 公認の不在:
- 男性は党から公認を得て政治活動を行っているわけではなく、党本部も状況を把握しアカウント名などに「立憲民主党」と記載しないよう連絡している
- AI利用への通達:
- AIで人物画像を作り政治活動の発信に使用する行為も不適切だと伝えて対応を求めており、対応に苦慮している様子が窺えた
■ 4. 架空の人物を作った理由
- 発信への問題意識:
- 女性や子育て、性暴力被害などの問題について発信したい思いがあり、架空の人物を設定して発信を始めたと男性は説明した
- 誤解を与えた自覚:
- 実在する人物であるかのような見せ方となり、見る方に誤解を与える発信になってしまい、非常に軽率だったと反省している
- 発信方法の重大な問題:
- 実在しない人物が自らの体験として性暴力被害や妊娠、出産、子育てを語り、現実の場所で政治活動を行っているかのように見せる方法は、受け手に重大な誤解を与えるものだった
■ 5. 政党名を掲げた問題
- 男性の説明:
- 自身が立憲民主党の党員であり、党の政策や考え方に共感していたため党名を表記したと説明した
- 誤解を招いた認識:
- 架空の人物のアカウントに党名を付けることで実在する党関係者であるかのような誤解を招き、党や関係者に迷惑をかける行為だったと認識している
- 党員であることとの区別:
- 党員であることと、架空の人物を党関係者や候補予定者であるかのように発信することは別の問題である
- 受け手の受け取り方:
- 政党名が付いたアカウントを目にした人は、その人物が党から公認、推薦、支援を受けている、あるいは少なくとも党が存在を把握していると受け取る可能性がある
- 現実への影響:
- 党の政策を応援する意図だったとしても、結果として党の信用や実際に活動する党員、地方議員、候補予定者にも影響を与えかねない発信となった
■ 6. 性暴力被害を語らせた問題
- 男性の意図:
- 被害者や、妊娠、出産、子育てで困難を抱える人を支援する政策を発信したかったと回答した
- 正当化されないとの認識:
- その目的があっても架空の人物を実在する政治活動家のように見せる方法が正当化されるわけではなく、発信方法について深く反省している
- 当事者の経験の重み:
- 性暴力被害や望まない妊娠、出産は、実在する当事者が深い葛藤や危険を抱えながら、時に覚悟を持って公にする経験である
- 境界の曖昧化:
- 存在しない人物の実体験として政治的発信に利用すれば、実際の当事者の声と架空の物語との境界が曖昧になる
- 当事者の経験を借りた架空の一人称で共感や支持を得ようとする手法は慎重に検証されなければならない
- 取るべきだった方法:
- 重要な問題だからこそ、架空の体験を作るのではなく、当事者への取材や公開されている統計、支援団体の活動、具体的な政策の検証を通じて伝える必要があった
■ 7. AI生成の明示
- 男性の痛感:
- AIで作られた人物や情報が受け手にとってどれほど真偽を判断しにくいものになるのかを、自分自身の問題として痛感した
- 明示の不可欠性:
- AIを利用する場合には、AI生成であることを明確に表示するなど誤認させないことが不可欠だった
- 分けて考えるべき論点:
- 生成AIで架空のキャラクターを作ること自体と、そのキャラクターを実在する人物のように見せて政治的主張や架空の被害経験を発信することは分けて考えなくてはならない
- 政治的発信で示すべき情報:
- 人物が架空であること、画像がAI生成であること、運営者が誰なのか、実在する政党から公認や推薦を受けていないことを一目で判断できる形で示す必要がある
- 表示と倫理の分離:
- 「AI生成」と表示すれば架空の性暴力被害や出産体験を政治的な説得材料として利用してよいことにはならず、表示の問題と発信内容の倫理性は別々に問われる
■ 8. アカウントの現状と今後の対応
- ログイン不能:
- 男性は現在、問題となったアカウントにログインできない状態であり、原因は自身でも正確に把握できずXのサポートに問い合わせている
- 原因について推測で答えることは控えるとしている
- 再発防止の表明:
- 今後は同様の方法による発信を行わず、AIを使用する場合にもAI生成であることが明確に分かる形にすると回答した
- 取材対応の評価:
- 取材に回答し自らの行為を認め、正当化されないと明言したことは問題を検証するうえで重要である
- 取材中、男性は憔悴した様子で反省の弁を繰り返していた
- 求められる事後対応:
- アカウントへのアクセスが回復した場合には、人物が架空だったことや過去の投稿内容が事実ではなかったことを閲覧者に明確に伝える対応も必要になる
■ 9. 政治的発信の透明性
- 発信の自由と重要性:
- 政治的な意見を発信する自由は誰にでもあり、女性支援や子育て支援、性暴力被害者の支援を訴えることも重要である
- 偽ってはならない前提:
- だからこそ発信の土台にある人物や体験が実在するのか架空なのかを偽ってはならない
- 突きつけられた課題:
- 生成AIによって存在しない人物の顔だけでなく、経歴、家族、被害経験、政治活動まで容易に作り上げられる時代になった
- 今回の出来事は発信者だけでなく、政党、プラットフォーム、報道機関、情報を受け取る私たちに政治的発信の透明性をどう守るのかという課題を突きつけている
私事ですが、私に対して出されていた公用文書毀棄の有罪判決が確定し、弁護士としての活動はできなくなりました。リンク先の解説は非常によくまとまっていて分かりやすいです。
「虚偽書かれ立腹」と主張も…裁判記録破った弁護士に有罪判決 大阪地裁7月16日産経中道一政弁護士 – 弁護士自治を考える会
びっくりした。男性から性欲がなくなると女性に一切優しくしないしプレゼントも渡さない、話もしないし多くの産業が衰退するって……。男性は人として男女関係無く性欲なく楽しく付き合う事ができない人間宣言ですか?男性は怒った方が良い。皆が性欲だけで生きてるポルノ脳男性と一緒にするなって。