℃「基準は水な。凍る温度が0、沸騰する温度を100とするわ」
ワイ「はえ^~ 美しい」
°F「めっちゃ寒かった日の家の外の温度が0、ワイ(ファーレンハイト)の体温を100とするわ」
ワイ「はえ^~ クソ」
これは確かにw
このほど発表された論文によると、地球は宇宙ハリケーンの直撃を受ける見通しだ。およそ100個の恒星が、大量の暗黒物質を伴って太陽系に接近している。それを食い止める術はない。
ただし、このハリケーンに危険はない。むしろ、まだ観測されたことのない暗黒物質を検出する絶好のチャンスになるかもしれない。
矮小銀河はとてつもない量の暗黒物質を伴うことがある。暗黒物質はまだ観測されていない仮説上の物質だが、宇宙の謎の多くを説く鍵になるとされ、宇宙全体で普通の恒星やガスや惑星の質量の5倍の量が存在していると考えられている。
論文を発表した研究チームは、現存する観測装置と提案されている観測装置を使って暗黒物質を発見できる可能性を計算した。暗黒物質のうち、質量の重い「WIMP」は質量の特定範囲を検出できる可能性があり、質量の軽い「アクシオン」を検出できる可能性はさらに大きいとしている。
結局、暗黒物質の正体って何なんですかね
廃棄されたバイオプラスチックの処理方法は3通りが考えられる。埋め立て処分にするか、石油由来プラスチックと同様にリサイクルするか、堆肥化処理(コンポスト化)するかのいずれかである。
多くのバイオプラスチックは生分解性をもつため、堆肥化が可能だ。ただし堆肥化には、バイオプラスチックを十分高温にして、微生物が分解できるようにする必要がある。十分に加熱せずに、土に埋めたり家庭用堆肥化容器に入れたりしても、短期間では分解されない。バイオプラスチックが海に流れ込んでも、結末は石油由来プラスチックと同じだ。分解に何十年もかかるため、細かく砕けマイクロプラスチックになり、海洋生物を危険にさらすことになる。(参考記事:「人体にマイクロプラスチック、初の報告」)
「PLAはバイオプラスチックですが、流出しても海では生分解が起きません」とジャムベック氏は話す。「石油由来プラスチックとなんら変わりません。処理場で堆肥化できますが、もし町に処理場がなければ、なんの意味もないのです」
青山学院大学の春山純志准教授(研究当時:東京大学物性研究所)と勝本信吾教授、カリフォルニア大学のRuqian Wu教授らの研究グループは、グラフェンをトポロジカル絶縁体に変化させることに成功した。
グラフェンは炭素のみで構成される原子一個の薄さしかないシート状の物質で、極めて丈夫かつ電気伝導性が良く、外部から加えた電圧で制御できるため、次世代電子デバイス材料として注目されている。一方、トポロジカル絶縁体は界面にだけ金属的な状態が現れる物質で、スピントロニクスへの応用が期待されている。
グラフェンは理論的に初めてトポロジカル絶縁体が予言されたモデル物質だが、現実には構成原子が軽いため、トポロジカル絶縁体に必要な強いスピン軌道相互作用を持たない。そこで本研究では、ビスマスとテルルという重い原子で構成された超微粒子をグラフェンの上に微量に分布させることで、スピン軌道相互作用の導入を試みた。微量な微粒子なのでグラフェン由来のバンド構造は残しているが、炭素格子と微粒子の間に量子トンネル効果を通してスピン軌道相互作用が導入され、外部から加える電圧を制御することで、トポロジカル絶縁体状態が発現するという。 これを、電気伝導測定、状態密度測定、さらに第一原理計算により検証した結果、グラフェン内でトポロジカル絶縁体状態が生じていることが初めて確認された。
太陽に最も近い単一の恒星を公転している「スーパーアース(Super Earth、巨大地球型惑星)」を発見したとする研究論文が14日、発表された。地球近傍の系外惑星の研究に光を当てる革新的な発見だという。
惑星は、太陽系からわずか6光年の距離にある赤色矮星(わいせい)のバーナード星(Barnard's Star)を公転しており、現在のところ「バーナードスターb」と呼ばれている。地球から2番目に近い太陽系外惑星で、主星の周りを233日で1周するという。
バーナード星と言えば、ダイダロス計画で目標とされたあれだろうか?
名古屋大学の伊丹健一郎教授、瀬川泰知特任准教授、ポビー・ギョム博士研究員らは、約60年前に理論的に提唱された筒状(ベルト状)の炭素分子「カーボンナノベルト」の合成に世界で初めて成功した。同じ筒状の炭素物質であるカーボンナノチューブ(CNT)より短い構造を持つ。このカーボンナノベルトを鋳型に使えば、所望の構造のCNTが得られるため、CNTの普及が一気に進む可能性がある。
カーボンナノベルトには歪みがあるため不安定で、これまで有効な合成手段がなかった。合成したカーボンナノベルトは直径約0・8ナノメートル(ナノは10億分の1)。各種分析により、このカーボンナノベルトがCNTに似た構造や性質を持つことが分かり、CNTの部分構造であることが示された。
プレスリリース
マイクロプラスチックに危険性があるとしたら、人間等の生物になんらかの害が発生するというよりは、自然環境に大量の微細なプラスチックが存在することでプラスチックを高速で分解する細菌が発生してきて『プラスチックは普通にすぐ腐るもの』になって利便性がガタ落ちする可能性ではないか。
実際プラスチックを分解する微生物は発見されており、「プラスチックが腐ってしまう」というリスクが現実化する可能性は高まりつつある
今月、英国の科学者スティーヴン・ホーキング博士の遺作が出版された。
『大いなる問いへの簡潔な答え(Brief Answers to the Big Questions)』と題されたこの本は、生前、博士がさまざまな場面で繰り返し聞かれた質問への答えをまとめたものだ。
今月出版?
ホーキング、最後に語る:多宇宙をめぐる博士のメッセージのことではないのか。
国際的な天文学者のチームがこのほど、誕生からわずか20億年後の宇宙に無数の銀河が集まった「超銀河団」と呼ばれる巨大な構造が存在していたことがわかったと発表した。
構造の形状を円筒に置き換えると、底面の円の直径がおよそ2億光年、高さがおよそ5億光年の距離と、とてつもない大きさになる。
大きさもさることながら、ハイペリオンで特筆するべきはその古さだ。宇宙の誕生はおよそ140億年前とされるが、ハイペリオンの形成はそれから20億年後。宇宙の時間軸では、ほんの一瞬が経過したに過ぎない。
地球外生命体がいる可能性めちゃくちゃ高いのでは???
海水にマイクロプラスチックが大量に含まれているなら、海水を原料とする食塩にもそりゃ当然含まれてるよなぁ...
とはいえ、食塩はつまるところ塩化ナトリウムの結晶。分別できそうな気もするが。
というか、製塩後に加熱すればプラスチックだけ溶けて蒸発するのでは。
紫外線をあてると緑色に光る「GFP」と呼ばれるたんぱく質をクラゲから分離することに世界で初めて成功し、ノーベル化学賞を受賞したア メリカのボストン大学名誉教授の下村脩さんが19日、老衰のため亡くなりました。90歳でした。
oh...
鹿児島県・奄美大島で、外来種のマングースの駆除が進んでいる。国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアマミノクロウサギなど固有種の捕食が問題化。環境省奄美自然保護官事務所は、2000年の1万匹から50匹以下にまで減ったと推定しており、当初は「夢物語」(同事務所)とされてきた根絶が見えてきた。
人類の狩猟圧ってやっぱ凄いな
キノコがリグニンを分解する酵素を備えたために、もう二度と石炭紀はやってこない、という論文を昔みかけた。そういうキノコが生えない地 域では新規に(泥炭などが)作られるがそうでない場所では木が枯れたらすべて分解されてしまうようになってもう何億年か経つらしい。
つまり、石炭が枯渇するともう何億年待っても復活はしない、と...
化石燃料系が枯渇する前に核融合と別の惑星への進出を果たさなければならないな。
↓がその論文の模様。
リグニン分解酵素の進化が石炭紀の終焉を引き起こした-担子菌ゲノム解析コンソーシアムの共同研究成果がScience誌に掲載 | 東京大学大学院農学生命科学研究科
カリフォルニア工科大学の科学者たちが作った新しい装置は、10兆フレーム毎秒という度肝を抜く速さを実現した。これは光が進むところを捕獲できるという意味だ——しかも彼らはこれを100倍速くすることを計画している。
1秒に10兆個のデータキューブを1秒間記録できる速さのストレージアレイは存在しない。このため、今のところ連続して捕獲できるフレーム数は限られている——ここで見ることのできる実験では25フレームだ。
しゅごい
Twitterを見ていると,「研究はハイインパクトな論文に載せて世界最先端を目指して行うべきだ」みたいな意識の高い人が多いので,「やりたいことをやって,出た結果が結果的に世界から評価されたらそれでええやん」という意識低い系研究者を目指していきたい.
がんばってほしい
ある湾からクラゲがいなくなるほどの量のクラゲを捕まえてきては「なぜ光るか」を研究してる人がいて、何の役に立つのかと聞くと、興味深いからとしか答えない。ノーベル賞への投資が、そういう人にも研究費を出すことだとすると、「事前に価値のある研究を選択」は無理なんじゃないかなあ。
お偉い様方にはセレンディピティというものに一定の理解を示してほしいものであるな
環境省の公募事業「平成30年度熱を活用した次世代型蓄エネルギー技術実用化推進事業」の採択を受けて実施する。同社の公表資料によると、回転発熱機で電気を熱に変換し、溶融塩に高温で蓄熱しておき、必要に応じて溶融塩を熱源に蒸気を作り、タービン発電機を回す。
ふむ。熱を溶融塩に蓄熱というのは、溶融塩を常時加熱するイメージなのだろうか?
電力を熱にする変換する時点でかなりの損失が発生するけど、そもそも太陽光/風力発電は出力が不安定なので一度熱に変換して蓄えておいた方が安定した電力供給が可能になるということなのだな。
夜間や無風時などエネルギー供給がされない場合はどのぐらいの時間蓄熱が可能なのだろうか?
今後の超伝導物質探索は、研究者のカンと経験に依存して試料を絨毯爆撃のように合成するのではなく、データ科学を活用して候補物質を絞り込み、最小限の実験によって進める形態へと移行していくことが予想されます。
カブトムシがお亡くなりになったため、お墓を作ろうと娘が言い出したので、うっかり卵やらダニやらが本来いない場所にバラまかれかねないから、普通にゴミで燃やしてもらうのがいいらしい、と告げたら「レンチンしてからお墓に埋めればいいんじゃない!?」と、そうなんだけど心情的にムリな提案が来た
娘氏つよい
米航空宇宙局(NASA)は12日、無人太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」を打ち上げた。金星の力を借りて史上最も近い距離まで太陽に接近し、コロナに突入して大気の探査を目指す。
探査機は、これまでどの探査機も経験したことのない高熱と放射線に耐える必要がある。太陽についての理解が深まれば、地球に関する理解や太陽系の中の地球の位置についての理解も深まると研究者らは期待する。
太陽周辺では厚さ約11.4センチの炭素複合材でできた太陽熱シールドが、セ氏およそ1370度の高熱から探査機を守り、内部を計器が正常に動作できる温度に保つ。
探査機に搭載された「ソーラープローブカップ」と呼ばれるセンサーは、太陽熱シールドの外に張り出して太陽の大気のサンプルを採集することによって、実質的に太陽に「接触」する。
ミッション終了後の探査機は、いずれ推力を使い果たす。「10~20年以内には、炭素製の円盤が太陽周辺の軌道を浮遊する状態になり、太陽系が終わるまでそこにとどまり続けてほしい」。ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理学研究所の専門家はそう解説している。
そんなテラヘルツ波を活用して、1個の分子がピコ秒単位で振動している様子を観測する手法を東京大学 生産技術研究所(東大 生研)の研究グループが開発した。同成果は、東大 生研 光物質ナノ科学研究センターの平川一彦 教授、物質・材料研究機構 エネルギ ー・環境材料研究拠点の濱田幾太郎 主任研究員(現 大阪大学 准教授)を中心とする研究グループによるもの。詳細は学術誌「Nature Photonics」に掲載された。
一部のゴキブリってメスが存在しない環境に長く置かれると一部のオスがメスの振りをし初め、禁欲状態のオス数匹にレイプされほとんどが内蔵損傷して死に至るって研究結果が出てるけどなにがしたいんだ君たち。
カブトムシも似たような行動をする(やはりメス役は死ぬ)。
今回、広島大学大学院理学研究科の西原禎文准教授、加藤智佐都博士らを中心とする研究チームは、本来強誘電性が出現しないとされていた単一分子で、強誘電体特有の自発分極と分極ヒステリシス(メモリ効果)を発見した。
今回の発見は、従来の強誘電理論に則った一般的な強誘電体とは発見機構が異なり、単一分子でメモリ効果があることを示す材料となった。研究グループによると、今回の物質をメモリとして実装できれば、既存の1Tbit/平方インチの1,000倍となる、1Pbit/平方インチの記録密度を実現できるとしており、HDDやフラッシュメモリの超小型化などを期待している。
1分子=1bitになるとしても現状の1000倍が限界なのか。磁気メディアの物理的限界は近そう。
・これまで実験的に観測が困難だった「ヒッグス粒子がボトムクォーク対へ崩壊した事象」を5σ(シグマ)以上の確度で観測しました。
・ヒッグス粒子と、ボトムクォーク(注2)の結合、トップクォーク(注3)の結合、タウ粒子(注4)の結合の3つが確定し、物質を構成する粒子の質量の起源が「ヒッグス粒子」であることが解明され、素粒子研究のマイルストーンと言える結果です。
・素粒子研究の大きな謎の一つである「世代(注5)の起源」が、ヒッグス粒子との結合の強さの違いで生じていることの示唆が得られました。
本成果によって、ヒッグス粒子がボトムクォークと結合する新しい相互作用(湯川結合)が存在することが実験的に初めて確認されたことは、物質を構成する素粒子であるフェルミ粒子の質量起源やヒッグス機構(注8)の全容解明への大きなマイルストーンと言えます。
しゅごい
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター合成生物学研究チームの上田泰己チームリーダー(東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻システムズ薬理学教授)、丹羽康貴基礎科学特別研究員(研究当時)、神田元紀研究員、山田陸裕上級研究員らの国際共同研究グループ※は、レム睡眠に必須なニつの遺伝子を発見し、レム睡眠がほぼなくなっても生存するマウスの作製に初めて成功しました。
本研究成果は、レム睡眠の誘導や睡眠覚醒における神経伝達物質アセチルコリン[1]の役割の理解と、その異常により引き起こされる睡眠障害の病態解明や治療法の開発に貢献すると期待できます。
レム睡眠が無くても生物は生きていけるのか
井原辰彦・近大教授(無機材料化学)と大阪市のアルミ箔(はく)製造会社「東洋アルミニウム」などのチームは、直径5ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の小さな穴が無数に開いたアルミ製フィルターを開発。トリチウム水を含んだ水蒸気をフィルターに通すと、トリチウム水だけが穴に残り、「条件によるが、ほぼ100%分離できた」(近大チーム)という。
完全除去は無理でも、多少でも除去できるなら言い訳としては上出来であるな
イカ、子供の頃見た図鑑では、祖先は立派な殻つけてたのに、いつの間にか無くなってて「一体どうしたんだ」と思ってたが、最近読んだ本によると、殻付きのイカは、鯨の祖先に超音波ソナーで狩り出され、殻ごと食われていたらしい。殻は音をよく反射するので、殻の無い方が安全という厳しいお話だった
クジラの祖先はその為に超音波ソナーをその身に実装したのかもしれんな
今回、東大の研究チームは、従来の研究とは異なり、カノニカル分布などの統計力学の概念を使うことなく、多体系の量子力学にもとづいて第二法則を導出。さらに、「ゆらぎの定理」と呼ばれる熱力学第二法則の一般化を、同様の設定で証明することにも成功した。
この成果は、量子力学だけにもとづいて、不可逆性の起源、つまりなぜ時間の矢が生まれるのかを理解する大きな足がかりとなるとしている。
なるほどわからん。
「論文に馴染みのない人が最初に読む科学論文として何が丁度良いだろう」と思って、ノーベル賞とかNatureとかざっくり眺めてみたんだけど、散々色々吟味したところ「イグノーベル賞の受賞論文が全体的にめっちゃ良い」という結論に到達したことをご報告します。ニョロ。
なるほど
プラナリアくんが切っても切っても再生するってのは最近結構有名な話ですが
こいつら
他のプラナリアを共食いすると
ソイツの記憶を
自分の記憶に取り込む事ができるっていう
アニメ顔負けの特殊能力がある事は
あまり知られていない
プラナリアさんヤバすぎでは
京都大学は、三重大学と共同で、白金(Pt)を極めて薄い膜にしたとき、シリコン(Si)などの半導体で実現されるトランジスタ特性(材料の抵抗を外部電圧で制御する特性)が現れることを発見したと発表した(ニュースリリース)。さらに、Ptがスピンを電流に変換する「スピン軌道相互作用」と呼ぶ機能を大幅に変調・制御できることも示した。これらの発見は、「金属材料を使ってトランジスタを作ることはできない」という従来の理解と、「スピン軌道相互作用は材料固有である」という固体物理学における理解を共に覆すものだとする。
湖は深さ1.5キロの地中に存在し、氷床下の厳しく極寒の環境にあり、泳いだり飲み水として利用したりはできないという。水温は純水が凍る温度よりも低いとみられるが、マグネシウムやカルシウム、ナトリウムの存在により液体の状態が保たれている。
生命が存在できるかは不明で、専門家の中には、水温が非常に低く塩分濃度も高いことや、水中に多くの鉱物が溶け込んでいることから、生命存在の可能性を疑問視する声もある。(c)AFP
超ミネラル水という感じだ
同小水力発電装置に採用されている「相反転方式」は発電機の磁石を回転させて発電する従来の技術と異なり、磁石の外側にあるコイルも同時に回転(磁石とは逆回転)させる機構となっている。
この機構を採用したことにより、モーター部の回転数を上げ、小落差でも効率良く発電することが可能となった。また、この機構は回転方向に発生する力が相殺される特性を持つため、強固な設置工事は不要で、簡易で短期間に設置できるという。
ほほぅ
これまでに知られている準結晶は複雑な合金だったが、今回の研究で実現した準結晶の材料は炭素のみだ。炭素の2次元物質(厚さが原子1個分の薄膜)であるグラフェンは、炭素原子が蜂の巣格子に並んだ結晶。今回特別な合成方法により、グラフェン2枚が互いに30度で重なった系を生成することで、12回対称を持つ準結晶を実現した。12回対称とは360度回転させる間に同じ絵が12回現れる構造をいう。グラフェンの電子は、相対論的ディラック粒子とよばれる、質量のない特殊な粒子として振る舞う。今回の研究でディラック粒子による準結晶という新しい物理系を実現した。
なんか凄そう
霧や空気中の水分を液体の水として取り出す装置を、マサチューセッツ工科大学とカルフォルニア大学バークレー校の研究者がそれぞれ発表した。
レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、会長兼社長:大坪 清)は、セロファンの製造技術を応用した新しいセルロースナノファイバー「ザンテート化セルロースナノファイバー(XCNF®)」を開発いたしました。
セルロースナノファイバーは、木材のセルロース繊維を化学的あるいは機械的処理により、セルロースをナノレベル(※)にまで微細化した繊維状物質です。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度を持つといわれており、自動車等の軽量化などさまざまな用途に応用可能な次世代素材として、近年大きな注目を集めています。(※ 1ナノメートル=100万分の1ミリメートル=10億分の1メートル)
当社では、武生工場で生産しているセロファンの製造技術に着目し、その中間生成物であるザンテート化セルロースから、セルロースナノファイバーを製造する技術を独自に開発いたしました。XCNFは、セルロース分子内にザンテート基を有していますが、簡単な処理でこれを脱離させ、純粋なセルロースから成るセルロースナノファイバーに転換することも可能です。
対人関係の構築が苦手な自閉スペクトラム症の男性にオキシトシンというホルモンを鼻からスプレーで投与する臨床試験の結果、人とのコミュニケーションの障害を改善する効果は確認できなかったと、浜松医大の山末英典教授らのチームが29日、専門誌に発表した。
患者103人を2グループに分け、表情や声の調子を話し相手に合わせるといった振る舞いの改善度合いをオキシトシンと偽薬で比べたが、両者に差はなかった。一方、同じしぐさや言い回しの繰り返しが減るなど、一部の症状は改善した。
物凄い期待がかけられてたけどダメだったか
8日の地震で強い揺れに襲われた大阪大超高圧電子顕微鏡センター(大阪府茨木市)では、1台約23億円する電子顕微鏡2台が損傷し、復旧に1年以上かかる見通しだ。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の心臓病治療を目指す阪大の研究も遅れが心配されるなど、世界トップクラスの研究が停滞する懸念が出ている。
悲しみ
近年、電子・光学デバイスの材料として2次元単原子層結晶が大きな注目を浴びている。中でも、炭素原子一層だけからなるグラフェンは、曲げやすくて壊れにくいだけでなく、見かけの質量がゼロであるディラック電子を有するため、世界中で研究が展開されている。ディラック電子は不純物や欠陥をものともせず「動き続ける」性質を持つことから、次世代デバイスの最有力候補として注目を浴びてきたが、信号のオン・オフ比を大きくすることが困難であり、実用化に大きな課題を残していた。
この問題点を解決するものとして、同グループはオン・オフ比が大きく出来、赤外域にバンドギャップを持つ「黒リン」に注目した。黒リンが適した素材かどうかを知るために、光吸収により生じた伝導電子を直接観察し、電子の「たたき上げの有無」と「たたき上げ状態の持続時間」を調べた。通常の金属では、照射した光は反射され、電子のたたき上げはなかなか起こらない。起こったとしても数ピコ秒の持続時間であると言われているが、本研究で、黒リンに近赤外光パルスを照射すると、電子がたたき上げられ、それがナノ秒に迫る長い持続時間を示すことを世界で初めて明らかにした。
超音波を脳に照射してアルツハイマー病の悪化を防ぐ新たな治療法の実用化に向け、今月中に臨床試験(治験)を始めると東北大の研究チームが19日、発表した。超音波を使った認知症の治験は世界初。軽度の患者が対象で、早ければ5年後の実用化を目指す。
使うのはチームが見いだした特殊な超音波で、脳を刺激する効果がある。照射すると脳内に新たな血管が生まれ、血流が改善。アルツハイマー病の原因物質の一つとされる「アミロイドベータ」というタンパク質の生成を抑制し、症状の進行を抑えるという。
アルツハイマー病を人工的に発症させたマウスの実験では、3カ月後でも健常なマウスとほぼ同等の認知機能を維持した。手法が安価で簡易なのも特徴だ。
ストレスや鬱病で脳が萎縮した人にも効果があるのでは?
ある人が仕事で過剰なストレスを抱えていたり、燃え尽き症候群になったりする恐れがあるかどうか、簡単な唾液テストですぐに判明するという論文がオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。
論文によると、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌量を一日に何度か測定すれば、血液検査などの複雑な方法によりも正確にストレスレベルを判定することができるという。
それによると「仕事に関するストレスのレベルが高いとされた人は、日中も夜もコルチゾールの値が著しく高かった」という。また、「これらの数値を使って燃え尽き症候群になるリスクが高い人をあらかじめ特定することが可能」で、実験の結果はほぼ「100%正確」だったという。
ほぼ100%ってすごいな。
カナダのカーボン・エンジニアリング社は、低コストで大気から二酸化炭素を回収し、それを水素と合成して液体燃料を製造することに成功、エネルギー専門誌「Joule」に論文を発表した。
これは、2つの点で有意義な技術である。一つは大気中の二酸化炭素を回収できること、もう一つは回収した二酸化炭素を使ってガソリンや軽油、ジェット燃料を製造できることだ。大気で作った燃料なら、二酸化炭素を排出してもプラスマイナスゼロ、つまり「カーボン・ニュートラル」だ。
CERN(欧州原子核研究機構)の大型加速器「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」を使った実験で、最も重い2つの粒子であるトップクォークとヒッグス粒子が一つの陽子衝突から同時に誕生したことを示す発見がありました。これは世界で初めて観測されたもので、この宇宙に「質量」というものが存在する起源を理解する上で重要な発見となります。
ほぇー
今回開発した菌体内反応系は、常温常圧の温和な条件下で、ベンゼンを直接的、かつ選択的にフェノールに変換できることから、フェノールの新規合成法としての応用展開が期待できる。また、酵素を活性化する疑似基質を用いることにより、天然に存在する酵素をそのまま利用できるため、遺伝子操作で酵素自体を改変する必要がない。さらに、菌体の培養液に疑似基質を添加するだけで、ベンゼンを水酸化可能になる全く新しい概念の反応系を開発した。
この細菌が環境に漏出したら世の中のベンゼンがフェノールに変換されてしまう...
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ふむふむ
CNTは、炭素原子が6角形のハニカム状に配列したシートであるグラフェンから成る中空の繊維状物質(炭素の同素体)。導電性や熱伝導性、機械的強度に優れる。新しいCNTは、4~10層のグラフェンが同軸管状になっている。直径は2mm程度で、長さは最大で2mmまでのmmオーダーと長い。これに対し、リチウムイオン2次電池の導電助材などに使われている現行のCNTは長さが数十~100μm程度と短い。
フェルトみたいに布っぽくできるのかしら
AWCは今月、中部アリススプリングズ(Alice Springs)の北西約350キロにある同委員会が所有する土地に、外来の捕食動物が侵入できないよう、広さ94平方キロ、全長44キロにわたる電気柵を設置した。
AWCのアティウス・フレミング(Attius Fleming)代表はAFPに対し、オーストラリアでは効果的なネコ対策が実施されていないとして、「この国で特に絶滅が危惧されている動物たちを救うために私たちにできる唯一の方法は、保護柵を設置してネコが入ってこられない広大な区域を設けることだ」と話した。
人類はブラックバスを殺処分できても、猫を殺処分することには躊躇う生物である。
2018年は大学全体で5,000件分の論文が利用できますが、1件あたり2000円弱かかります。抄録等を必ず読んで本当に必要な論文のみを利用してください。
Nature商法の弊害が…
大学の予算云々以前に1件あたり2000円はやはり法外なのでは。
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抄録を良く読んで本文の要・不要の判断をお願いします。
しかも罠が多くて使いづらそう。
20世紀ごろに,雷放電に関した電磁波が電話線に混信して口笛のように聞こえることが分かった。口笛に似ていることから,これを「ホイスラー波」と呼ぶようになった。
口笛の振動数はだいたい4000Hzなので,この電磁波はVLFに分類される。
この波はプラズマ中では減衰してしまうが,地球には南から北に向かって地磁気が存在するので,地磁気にそってこの電磁波は伝播することができる。
つまり,南半球で起こった雷による電磁波が北半球で観測されるのだ!
ふむふむ
ホイスラー波とは、自然界では電離層で見られる、稲妻によって生み出される電磁パルスのことで、南半球で起こった稲妻が、北半球で口笛のような雑音として捕らえられる現象として知られています。
このホイスラー波がトカマク型核融合炉のプラズマの中で発見され、“Physical Review Letters”誌で発表されました。ホイスラー波は高速になった電子を拡散・妨害できるので、トカマク型原子炉内から逃げ出した電子によって炉がダメージを受けるのを防ぐ新たな方法を生み出すことができるはずです。
ネッシーの写真を持ち込んだおっさんが死ぬ直前に捏造だと自白して死んだのが前世紀の話なんだが、まだやってるのか...
研究チームによると、陽子の中心部では外側に向かって1035Paの超高圧力が働いており、超高密度天体である中性子星の中心部よりも高い圧力になっている。その一方で、陽子の周縁部にはもっと弱い圧力が内側に向かって働いているという。陽子内部におけるこのような圧力分布は、3個のクォークを結合している強い力によって決まると考えられている。
コーネル大学の研究チームは、超急速充電が可能な新構造の二次電池を提唱している。ブロック共重合体の自己組織化現象を利用して電極構造をナノスケールまで微細化するというものであり、実現すればほぼ一瞬で充電が完了するという。研究論文は、英国王立化学会発行「Energy and Environmental Science」に掲載された。
通常の二次電池は、正極と負極をセパレータが隔てる構造になっており、両極間でのイオンの移動を利用して充放電を行う。一方、今回提唱されている新構造の二次電池では、こうした電池の構成要素を結合して三次元らせん構造を自己組織化的に形成する。
ケーララ州保健部の発表によると、アラビア海に面する港町コーリコードや周辺のマラプランでは、今月19日、ニパウイルスに感染して3人が死亡。これまでに患者の治療にあたっていた31歳の看護師を含む計6人の死亡が確認されている。
致死率はマレーシアの40%より高く、60〜74%で、ヒトからヒトへの感染の可能性もあるとみられている。
治療は日本脳炎に準ずるが、ワクチンなどによる予防法はなく、日本国内では診断した医師はただちに最寄りの保健所に報告しなければならない「4類感染症」に指定されている。
oh...
再生医療に使えるヒトのES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)をつくることに成功し、全国の研究機関に提供する準備が整ったと、京都大が22日、発表した。ES細胞は、iPS細胞と同様に体のあらゆる組織に変化できる「万能細胞」。再生医療の研究に使ってもらい、様々な病気の原因解明や治療法の開発につなげていくねらいがある。こうした取り組みは全国で初めて。
おぉー
米航空宇宙局(NASA)が太陽系の外にある地球型惑星を探すために4月に打ち上げた新しい宇宙望遠鏡「TESS」が約20万個の星をとらえた画像を地上に送ってきた。NASAが19日発表した。
TESSは生命存在の可能性がある「第2の地球」を探すために4月18日に米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。5月17日には月の重力を使って軌道を変える「フライバイ」を成功させた。4台の高性能カメラを搭載し、ケプラー宇宙望遠鏡などによるこれまでの観測領域の400倍以上となる天空のほぼ全域を観測できる。観測領域が最大になる軌道に入るための最終軌道修正を5月30日に行い、6月中旬には本格的な観測を始める。
画像、しゅごい...
論文の中では研究者チームは「地球外ウイルスが地球生物の進化において何らかの役割を果たしたことを示すエビデンスが、頭足類の遺伝子とトランスクリプトームのシークエンスの中に暗示的に存在しています」と述べ、何らかの外からの影響が遺伝子に及んでいることを述べています。
暗示的なのか...
頭足類には、他の同等の生物に比べて大きな脳と洗練された神経系が存在することや、ピンホールカメラのような仕組みを持つ眼、柔軟性の高い身体構造や体の表面の模様を周囲に合わせて変えることができる能力など、他の生物とは大きく異なる性質が備わっています。これらの特徴は進化の歴史の中で突如として出現したという特異性を持っており、通常の進化でこのような変化がもたらされるとは考えにくいものとされるとのこと。
そこで論文では、この変化の起源を、何億年も昔に地球にやって来た氷の隕石の中に閉じ込められていたウイルスに見いだそうとしています。氷漬けになった地球外ウイルスが海に落ち、海水に溶け出した後にすでに生息していた生物の体に何らかの形で入り込むことで、遺伝子に何らかの影響を与えた可能性が指摘されています。
ふーむ。
Q.熱音響現象はどんな現象?
熱音響自励振動は古くから知られていた現象であり,気柱管の一端を加熱することで自然に発生する気柱振動を指す.一方,音波により多孔体の軸方向に温度差が生じる熱音響冷却現象が明らかになったのは比較的最近のことである.当初は流体力学の問題として研究がスタートしたが,1980年代後半からはもっぱら熱機関の観点から,定在波音波に関連する熱音響現象の基礎と応用研究が世界中で行われている.進行波音波に関わる研究は21世紀になってようやく始まったばかりであるが,新しいエネルギー技術として注目されている.
Q.熱音響デバイスとは?
熱音響自励振動を利用すると動力を音波の形で発生する音波エンジンが可能になる.音波を動力源とする音波クーラーも実現している.どちらも部品点数が著しく少なく,組み立て,維持管理も容易である.低コスト化も可能.廃熱利用,宇宙,砂漠,海洋での利用が期待される技術である.
Q.他との共通点、相違点は?
スターリングエンジンは圧力振動を伴う流体の振動運動を利用する点で熱音響デバイスと類似の熱機関である.スターリングエンジンは高い熱効率が特色の熱機関である.進行波音波を用いた熱音響デバイスは,スターリングエンジンの対向ピストンの代わりに音波を利用する点が異なる.
「ドラキュラ」の論文はまだ発表されていないが、ドイツのアルトミュールタール恐竜博物館には、復元した実物大の骨格標本がすでに展示されている。それによると、地上からの高さは3.5メートル、翼開長は12メートル弱となっている。しかも、肩や翼などの骨の形からすると、この巨大な動物は飛べなかった可能性があるという。
「島というのは、変わった生き物を生み出すことがよく知られています。ハツェグからは不思議な恐竜がたくさん見つかっていますが、飛び抜けて大きな肉食動物は見当たらないため、翼竜がティラノサウルスのような地位にあったのだと思います」
東北大学は、同大の研究グループが、人間の視覚系が無意識に周りの環境を学習し脳内にモデルをつくることで、直接見ることができない頭の後ろの情報も処理をしていることを明らかにしたことを発表した。
今回の研究を通じて、同グループは、繰り返し見る環境に対しては、周囲の環境に対する脳内モデルが無意識的にできあがることを示した。実際に見えている正面の情報から自身の周囲全体を知覚可能になり、視野の外側にある背後のものも「見える」視覚処理が実現していると締めくくった。
眼というよりは脳の機能では。
西暦紀元には以下の問題点があることが指摘されている。
- 西暦紀元は基点となる年をイエス・キリストの出生年に置いているとされていたが、現在の研究により、その年は出生年ではないとされている。
イエス・キリストの出生年は、完新世の始まりに比べて自然科学的な意義が薄い。
紀元前は数値が大きくなるほど古くなり、また西暦紀元0年が存在しないため紀元前後にまたがる年代の比較や計算がしにくい。しかも、紀元前後にまたがる出来事は決して少なくない。
これらの問題を解決するため、人類紀元はその基点を紀元前10000年に置いている。この年は完新世の始まりに近く、人間の文明の始まりにも近い。したがって歴史上に記録された年はすべて正の数となり、年代の比較や計算が容易である。また現在4桁の西暦紀元の冒頭に1を加えて5桁にするだけでよいため、西暦紀元から人類紀元への年数換算も容易である。
なるほど
自動車のタイヤを分解し、天然ゴムを効率よく取り出すのに利用できる可能性があるキノコを公立鳥取環境大の研究チームが見つけた。リサイクルが進んでいない古タイヤの再資源化に役立つと期待される。
研究チームは鳥取県内のキノコを調査。枯れ木などに生えるシハイタケとシロカイメンタケから、硫黄の結合を選択的に分解する能力を持つものを見つけた。
天然ゴムを分解する微生物は確か存在したはずだから、組み合わせれば古タイヤの山を消滅させることができそう
遺伝子組み換えにより、既に絶滅したマンモスと、現生生物のゾウの交配種を作り、北極圏に送り込もうという計画がある。目的は、北極圏の永久凍土に閉じ込められていたメタンが温暖化で漏れ出し、地球環境に壊滅的な影響をもたらす「メタンの時限爆弾」を防ぐことだ。
意味がわからない。
世界一流の科学論文誌であるNatureは、Machine Intelligence(機械知能)の出版物を発行する計画を発表したが、研究者らは喜んでいない。この分野はオープン・アクセスの論文誌がうまく回っている ーー 何十年もの間誰もが避けようとしてきた有料アクセスモデルに今更かきまわされたくない。2000人以上の研究者が、投稿しないと宣言する書類に署名した。
「機械学習分野は無料でアクセス自由な研究環境の先端を走ってきた。将来の機械学習にとってクローズドなアクセスや著者手数料のかかる出版物の出番はない。この新しい雑誌を機械学習コミュニティーの記録保管場所として認めることは、後戻りだと私は信じている」
それでもNatureは強い影響力を生かして論文を集めるかもしれないが、この分野のかなりの人数の研究者から無視されることになりそうだ。読者の中に賛同する人がいれば、リストに名前を追加されたい。
おっ
三葉虫「今まで気づかなかったんだけど、俺たちの間には触ることも振動もない波が満ちてて、他のやつから反射されたそれを読み取る器官をつければ物体に触らなくても居場所が分かるんじゃね?」
他の原始生命「お前何言ってんの……狂人かよ」
まさに先見の明
科学誌ネイチャーのウェブサイトに25日掲載された注釈記事で、セスタン教授と他の米国を代表する神経科学者15人は、研究の指針となるはっきりとした規則を求めた。
「もし研究者が自らの研究室で、意識的経験もしくは主観的な感覚状態を持つと思われる脳組織を作ることができたら、その脳組織は人間や動物の実験対象に通常与えられてきた保護を少しでも受けるべきではないのか?」と研究者たちは注釈記事で述べた。
これは確かにそうだ。
ブレイクモア教授は自身が、脳に新しい体を与えるため、手術方法が進歩するまで自らの脳を保存することを考えている人々による「不老不死の探求には非常に神経をとがらせている」と語った。
「地球は既に人口過剰だ。若い人や新しい思考のための場所が必要で、人類を永遠に生きながらえさせることを可能にするいかなる仕組みにも必死で執着するという考え方は、私は非常にまずいと思う」
不老不死が可能になったら、その処置の代償として宇宙開拓に従事することが義務付けられるとかどうだろうか。
イェール大学の神経科学者であるNenad Sestanが率いるチームが行なった実験が話題になっています。それは豚の頭部を身体から切り離し、外部の”維持装置”と接続することで脳に36時間、正常な活動を続けさせることに成功したというものです。
身体から取り除かれた脳はBrainEXと呼ばれる複雑な閉鎖系システムと繋げられ、酸素が十分に含まれた温かい人工の血液が脳の必要な部分へと送り込まれたそうです。脳細胞を調べたところ、通常の活動を維持していることが判明。その状態を36時間、続けることができたそうです。
果たしてこの状態で脳には「意識」があったのか?身体から取り除かれて生命活動を維持させられた豚の脳は「思考」していたのか?という疑問が浮かびますが、脳の膨張を防ぐための化学物質を投入していたため、おそらく思考はできなかっただろうというのが研究チームの考えのようです。
oh...
そこで今回、同研究グループは、樹木セルロースナノファイバーからなる新しい「透明な紙」と、セルロースパルプ繊維からなる従来の「白い紙」を併用することで、電子ペーパーの一種であるエレクトロクロミック(EC)ディスプレイを開発した。従来の紙は絶縁性で透過性を持たないが、導電性高分子またはイオン液体を複合化することにより、透明性に優れた電極と視認性に優れた白い電解質を作製することに成功した。そして、それらを組み合わせてフレキシブルな“紙”の電子ペーパーを実現した。
この成果により、今後、紙に手書きや印刷だけでなく、電気で情報を表示することも可能になる。また、本研究グループは、これまでに、紙ベースのメモリ、トランジスタ、アンテナ、スーパーキャパシタといった様々な電子デバイス素子を開発することにも成功している。これらの技術を統合すれば、将来、紙の電子書籍も実現すると期待される。
タイトルから溢れ出る虚構新聞感
脳内の情報のやり取りは、ほとんどが電気信号。なので脳内の電気信号のやり取りの仕組みを、そのまま電子回路で再現できるはず。そういう根拠で研究が進んでいるのが、マインド・アップロード。人間の意識をそのままコンピューターにアップロードしようという研究領域だ。
ところが数年前に、脳に保存液を注入することで脳のコネクトームを保存できる新しい技術が開発された。コネクトームとは、ニューロンを結びつけるシナプスの地図のようなもの。神経学者Ken Hayworth氏によると、特定の個人の意識を再現するにはコネクトームの地図が不可欠だという。保存された脳を蘇生できるかどうかは分からないが、少なくともコネクトームのデータがあれば、コンピューターで意識や性格を再現できる可能性があるというわけだ。今は無理だが「100年後には可能になっているかもしれない」とHaywarth氏は前向きに評価する。
Linnarsson氏は「根本的にネクトームはまったく誤った考えに基づいています。(マインド・アップロードは)まったく起こり得ないことです」「非常に非倫理的です。どれほど倫理に反することか言い表せないほどです。医学研究としてすべきことではありません」と、かなり怒っている様子。
ふーむ。
Graphene has been incorporated into traditional concrete production by scientists at the University of Exeter, developing a composite material which is more than twice as strong and four times more water-resistant than existing concretes.
既存の製法と比較して強度は2倍・耐水性は4倍以上のコンクリートが作成できる模様。
グラフェンがコンクリートのつなぎとして作用するということなのかしら?
繊維補強コンクリートと用途や効果が被ってる気がするが。
最大の問題はグラフェンを建築資材として大量投入できるほどの生産体制はどこにもないということだな。
新油田が発見されたのはバーレーン西部沖のハリージ・バーレーン(Khaleej al-Bahrain)。サルマン・ビン・ハマド皇太子(Crown Prince Salman bin Hamad)が委員長を務める政府の委員会は声明で、「非常に大量のタイトオイル(軽質原油)と深層ガスが埋蔵されていると予想される。バーレーンの現在の(確認)埋蔵量を大きく上回る」と説明した。
少なくとももう暫くは石油は安定供給されるものと見込んでよいという事なんだろうか
――今後の研究の課題は
「今回開発した技術をどのように広げられるかだ。その一環として考えているのが、タイヤの主原料であるブタジエンの生産。シェールガスの中に含まれていないので、これから確実に不足することになるからだ」
「イデオネラ・サカイエンシス(Ideonella sakaiensis)」として知られるこの細菌は、プラスチック製容器に広く使用されているプラスチックの一種「ポリエチレン・テレフタレート(PET)」のみを常食とするとみられている。現在のプラスチックが発明されたのは1940年代のため、日本の研究者らは、この細菌が廃棄物リサイクル場でかなり最近に進化したと考えている。
研究チームの目標は、サカエンシスが持つ酵素の一つ「ペターゼ(PETase)」の構造を明らかにして、作用の仕組みを理解することだった。しかし、査読学術誌の米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載の論文によると「チームは結果的にさらに一歩先を行き、PETプラスチックの分解能力がさらに優れた酵素を偶然作製した」という。
おぉー
モニュメント「プラスティカス(Plasticus)」には250キロのプラスチックが使われており、これは1秒間に世界中で海に流れ出るプラスチックの量に相当する。
↓の技術と組み合わせると海洋ゴミを回収して資源に変えることができるだろうか?
ゴミ回収専門だと、船を一回出す分の燃料費すら賄えないだろうからビジネスにはならなそうだけど、通常の漁に加えてゴミを回収してくると助成金が交付される建付けにすると多少は実現可能性が出てきたりしないかしら。
2017年01月の記事。
ハーバード大学の研究チームは、水素に超高圧をかけることによって「金属水素」と呼ばれる状態を作り出すことに成功したと発表した。金属水素は、超高圧をかけられた水素が、金属光沢や導電性といった金属特有の性質を示すようになるもの。金属水素は、常温で超伝導体として振舞うと理論的に予想されていることもあり、高圧物理の分野では長年にわたり金属水素を作る実験が続けられている。研究論文は、科学誌「Science」に掲載された。
今後これらの理論予測が実験的に確認された場合には、室温超伝導という夢の技術が現実のものとなるかも知れず、期待が膨らむ。電気抵抗ゼロの状態で電流を回し続ける画期的なエネルギー貯蔵技術や送電網の超低損失化、超伝導リニアなどの磁気浮上式移動システム、超高効率電子デバイスの実用化など、室温超伝導の実用化が社会に及ぼすインパクトは計り知れないものがある。
金属状態の保持をどうするのか気になる
めちゃくちゃ硬くて高価なエンジニアリング・プラスチック。これで刃物とか作れないだろうか。
今回の研究では、AとB以外にも熱浴などの物体が存在する場合(混合状態)に対しても適用できる、大幅に一般化された公式を発見しました。それは「AとBの間に共有される量子ビットの情報量(相関)は、AとBをつなぐトンネルの最小断面積に等しい」という内容です。この公式は、量子ビットの理論と重力理論をつなぐ新しい道具を提供し、超弦理論のさらなる理解に役立つと期待されます。
なるほど、わからん。
エタノールを微生物で生産する「バイオリファイナリー」技術を積水化学工業が確立した。原料となるゴミを一切分別せずにエタノールに変換でき、「都市」のゴミは「油田」に変わる。2019年度から実用プラントの稼働を計画しており、原油に依存しない未来に一歩近づいた。
都市鉱山ならぬ都市油田
研究グループが今回開発した手法では、酸化セリウム触媒と2-シアノピリジンを用いて、CO2と1,4-ブタンジオールを130℃という比較的温和な条件で反応させることで、CO2と1,4-ブタンジオールが交互重合したポリカーボネートを97%という高収率で得ることに成功。さらにこの手法は近年活発に研究されているバイオマス由来のジオールを用いることから、化石資源を利用しないグリーンポリマーの合成を可能にするものともされている。
しゅごい
「保全って目標がないとしんどくて、本来の生態系がどうだったのかを知るのはそういう意味で大切です。例えば、生態系の回復プロジェクトとしてやっている聟島(むこじま)列島での実践を通して、外来のヤギを駆除するとどういう海鳥が戻ってくるか、ネズミを駆除するとどうかといったことが分かってきているんですけど、かといってすでに絶滅した種もいますし環境も変わってしまっているので完全に元通りには出来ません。だとしたら、そこに出来ている生態系がちゃんと本来持っていた機能が揃っていて、今、絶滅せずに残っている在来の生物たちが維持できるのであれば、次善の策としてオリジナルの状態でなくともいいと思うんですよね。でも、リファレンスとしてオリジナルを知らないと、目指すべき状態になっているのか判断できないですよね」
「ちょっと前まで、外来生物を取り除くこと自体が目的化していたところがあるんですけど、実はそれは単なる手段であって、手段として外来生物のコントロールをするんだという認識は共有できるようになって、悪夢のような時代は終わったと思います。もちろん、侵略性を発揮していない外来種は、そこまで手が回らないっていうのが一番大きいんですけどね。でも考えてみてください、絶滅してしまった生き物がいた生態系などでは、その機能を別の生き物に担ってもらわないと生態系の復元もできないんです。外来生物が在来種を脅かさずに新しい生態系の中で役割を担っているなら、それはよしとしなければならないことがありますね」
ブライト-ホイーラー過程は、1934年に物理学者グレゴリー・ブライトとジョン・ホイーラーによって予想された物理現象であり、2個の光子が高エネルギーで衝突することによって物質粒子である電子と陽電子が1個ずつ生成される。
研究リーダーのStuart Mangles博士は「この実証に成功した場合、宇宙誕生後の最初の100秒間で起こったプロセス、また宇宙物理学上の大きな謎であるガンマ線バーストなどを再現したことになる」とコメントしている。
ワッハマンの設定を思い出すなど
熊本県八代市の県営荒瀬ダムの撤去工事が今月下旬に完了した。
本格的なコンクリートダムの撤去は全国初となる。悪臭や水質悪化の要因となっていたダム湖が姿を消して球磨川に清流が戻り、生物の種類も増えた。
役目を終えたという事なのか、最初から大した価値が無かったのか
コロラド州立大学(CSU)の研究チームは、ナノワイヤをレーザー加熱することによって微小な規模での核融合反応を引き起こすことに成功したと発表した。
核融合炉開発に向けた通常のレーザー核融合実験では巨大なレーザー装置が使用されるが、今回使われたのは研究チームが自作した卓上サイズのパルスレーザーである。
巨大装置を用いたレーザー核融合は発電用途で研究が進められているが、今回のような微小規模の核融合は高効率の中性子発生源としての利用が想定されている。
土に有機物が交じっていると、発酵して熱が出る。畑の肥料にするため牛のふんを積み上げておくと、発酵で発熱して湯気が出るのと同じだ。
で、この発酵熱で卵を孵していたと。
鉄建建設は3月15日、水深の浅い水路や流速の遅い水路、流量の少ない水路でも発電できる新型タービンを搭載した小水力発電装置を開発したと発表した。
水量に応じて開閉する16枚の可動翼を採用した可動翼タービンを開発した。可動翼は、上流側で水圧を受け止めて開くことで、タービンの回転力に変換する。その後、下流側に回転した可動翼は水圧を利用して閉じ、逆向きのエネルギーを受け流す仕組み。
可動部多いな
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